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新政Colors 純米 生成(エクリュ)

本日の家飲み 新政Colors 純米 生成(エクリュ)

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 秋田県秋田市のお酒です。
 家飲み、外飲みは何度もしてますが、このシリーズのお酒をブログで紹介するのは初めてですね。

 新政酒造は現在業界で最も注目されている酒蔵の一つなのではないでしょうか。
 東大出の佐藤祐輔社長の最近のメディア露出っぷりは、獺祭の桜井社長を彷彿とさせる勢いです。
 その関係で最近売り切れも早いですね…、ただ、限定品系に比べてこの「Colors」ラベルは割と量があるように思います。

 ラインナップや名前がコロコロ変わる印象の新政ですが、今年も色々と変更があったようですね。
 特にこの白いエクリュラベルは、昨年は高スペックのお酒に貼られていたものかと思います、非常にわかりにくい。
 まあ今年、「Colors」ラベルは酒米のカラーをやまユと合わせて整理したみたいですし、今後は少なくとも定番品については方向性を固定して欲しいところです。


 上立ち香は乳酸らしい感じの爽やかな香がそこそこに。
 含むと、個性的な甘酸の旨味が固まりで入ってきて、酸で唾液腺を刺激しながら染みこんできます。
 旨味は甘味と酸味が拮抗する印象の、乳酸菌飲料っぽい味わいで、雑味が皆無で透明感があるところが見事。
 後味はその酸がしっかりと引き上げていきます。

 山廃系らしい甘酸の魅力を、やさしく丁寧に伝えてくれる、コスパ抜群のお酒でした。
 最近飲んだ「穏」とかなり似ている感じですね、今風の山廃系という意味で共通している感じ。
 それにしても、このお酒がこの値段というのは凄いなあ、やまユが高くなったのに合わせて、このシリーズの酒質を凄く上げてきた印象です。
 今の新政なら、どのお酒でもそれぞれ楽しめるのだなあと、信頼を強めてくれたお酒でした。

 なお、燗を付けるとやっぱり酸味が増しますが、びっくりするほど甘旨味も濃厚になってきます。
 これはどう飲んでも旨いお酒ですね…、菌の力強さを感じるという印象。

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名称:新政Colors 純米 生成(エクリュ)
精米歩合: 麹米:40% 掛米:60%
酒米:酒こまち
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,259円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 新政 純米

2015年04月05日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

刈穂 純米吟醸 六舟

本日の家飲み 刈穂 純米吟醸 六舟

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 秋田県大仙市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験はあったようななかったような…

 刈穂はあまり飲んだことが無いのですが、個人的には辛口のイメージが強いお酒です。
 その理由は何といっても、「超弩級 気魄の辛口」という商品の存在が大きいでしょう。(リンク先は酒屋さん商品紹介)
 日本酒度+25は通常の純米酒としては最高クラスだったと思います。

 私は甘味重視派なのですが、ここまで突き抜けていると一度試してみたいなあと思っていました。
 が、ぼやぼやしているうちに行きつけの酒屋さんの気魄の辛口は売り切れに…。
 代わりといってはなんですが、スタンダードなスペックのこちらのお酒を購入してみた次第です。
 できる限り先入観を捨てていただきます。


 上立ち香は優しい感じのお米っぽいアルコール臭がほどほどに。
 含むと、落ち着いた印象の旨味が自然な口当たりで入ってきて、絶妙な酸味を伴いつつじんわりと染みこんできます。
 旨味は基本よくあるお米っぽい旨味なのですが、そこに程良い酸味が絡みつくことで個性が生まれている印象。
 後味はその酸味がしっかりと引き上げる形でキレます。

 酸辛と旨味のバランスの良い、ほっと落ち着けるような旨酒でした。
 イメージに反してこのスペックはそんなに辛さは強くなかったですね、程よくスッキリという感じ。
 まあ甘味は控えめなのですが、それをネガティブに感じさせない完成度がありました。
 刈穂、次はやはり超辛口もいただいてみたいと思いました。

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名称:刈穂 純米吟醸 六舟
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:秋田清酒株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 刈穂 純米吟醸

2015年03月24日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

山本 純米吟醸 瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵 秋田酒こまち

本日の家飲み 山本 純米吟醸 瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵 秋田酒こまち

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 秋田県山本郡八峰町のお酒です。
 家飲みでも外飲みでも何度もいただいています、もはやお気に入り銘柄ですね。

 いつもは生原酒ばかりをいただいていたので今回はあえて火入れにしてみました。
 「瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵」とのことですが、ある程度詳しくないとチンプンカンプンではないかしら。
 日本酒の火入れについては、南部美人のwebサイトにとても詳しく載っていましたので、マニアならご一読をお勧めします。
 はしょると、瓶詰してから高温殺菌するのでタンクごとやるより冷却が早く、高温による品質劣化を抑えられているということでしょう、その後の保存もしっかり低温でしていることも表していますね。
 
 スペックは前にもいただいている秋田酒こまちを利用した純米吟醸です。
 山本は他にも米違いや酵母違いでカラフルなラベル商品を色々と出しており、それも気になっていたのですが、タイミング的にこちらをセレクトすることになりました。
 
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 上立香はセメダイン系の硬い香りが控えめに。
 含むと、バランスの良い印象の旨味が少々のアルコール感と共に入ってきて、若干の渋味と辛さで引き締められながら染み込んできます。
 旨味は全体では引き締った印象なのですが、果実様の甘味もしっかり存在感があります。
 火入れらしい落ち着きもありスイスイいってしまう感じ。
 後味は結構な辛さでしっかりキレます。

 全体として非常にまとまりの良い、芳醇で落ち着いた旨味のあるお酒でした。
 山本はやっぱり個性よりも全体の完成度で勝負するお酒だと思います。
 ただ、それが単に飲みやすいだけでなく飲みごたえがしっかりあるのが魅力、火入れでもそれはしっかり保たれていました。
 今度こそ米違いもいただいてみたいと思います。

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名称:山本 純米吟醸 瓶燗火入れ 急速冷却低温瓶貯蔵 秋田酒こまち
精米歩合: 麹:50% 掛:55%
使用米:酒こまち
アルコール度:16%
日本酒度:+1
蔵元情報:山本合名会社
購入価格(税抜):1,481円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年03月16日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)青やまユ 生酒 25BY

名称:青やまユ 生酒 25BY
飲んだ場所:麹町市場

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 まあ何度もいただいているやまユなのですが、ポイントは飲んだのが出荷から半年経っていることです。
 店長さんと意見が一致したのですが、新酒のときより木香がはっきり出てきていました。
 それも安物の樽酒のベニヤ板みたいな香りでなく、やさしく深みのある香りでしたね。
 味わいにも素直にコクが出てきていて、全体の印象も新酒より良かったです。
 やまユは正直木桶じゃない時代の方が好みなのですが(値段・入手性含む)、このお酒には木桶の可能性を感じました。

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2015年02月16日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

角右衛門 純米 しぼりたて 生酒 直汲み

本日の家飲み 角右衛門 純米 しぼりたて 生酒 直汲み

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 このブログでも何度か紹介していますね。

 この蔵元さんのお酒がiwc2012のチャンピオン・サケに輝いたことや、それを受けて事業の再編を行ったことについては既に書きました
 今までにいただいたお酒はどれも当たりだったので、今年も新酒をいただくかと思い今回セレクトしました。

 今回はラベルを一新して風変わりな見た目になっていますね。
 しかし、ただでさえ受賞ブランドの「福小町」との関係がわかりにくいうえ、ラベルまでコロコロ変わってしまうのはいかがなものかという気もします。
 「喜多屋」にも感じることですが、鍋島みたいにブランドは一本化した方が良いのでは…、というのは余計なお世話かなあ。
 スペック的には飯米の「めんこいな」の70磨きということで、割合お安め。

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 上立ち香は少し甘目な吟醸香がそこそこに。
 含むと、芳醇フレッシュな甘旨味がグワッと入ってきて、ほんの少々の新酒らしい苦味で輪郭を保ちつつ染みこんできます。
 旨味はいかにも新酒という感じの芳醇フレッシュな甘旨味が主役ですね、精米歩合の割には整った印象。
 ガス感は意外とそこまで強くは感じませんでした、フレッシュ感を添える程度。

 新酒の味わいをストレートに楽しめる、非常にコスパの高い芳醇酒でした。
 磨きすぎないことで味わいの存在感をキープしている印象。
 まあ逆に言うとちょっと飲み疲れる感もあるので、ほどほどにいただくのが良さそうです。
 角右衛門は、激戦区秋田でも引き続き十分に戦っていけそうだと思いました。

 開栓二日目は少し驚くほど甘味が出てきたような。
 これは早めに飲まないとダレそうな気もします、新鮮なうちに飲み切るのがオススメ。

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名称:角右衛門 純米 しぼりたて 生酒 直汲み
精米歩合:70%
酒米:めんこいな
アルコール度:18%
日本酒度:+6
蔵元情報:木村酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 角右衛門 純米

2015年02月01日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

本日の家飲み 陽乃鳥(ひのとり) 純米仕込み 貴醸酒 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 桃やまユに続き、連続での新政酒造のお酒紹介となりました。

 このお酒、商標の関係で前年まで「茜孔雀」という名前だったものを、商標保持者の許可を得て初期の名前「陽乃鳥」に戻したという経緯が裏ラベルに書いてあります。
 その商標保持者はなんと私の愛する「風の森」の蔵元さんとのこと。
 自分のお気に入り銘柄が面白いところで繋がっていたことに面白さを感じました。

 さて、このお酒の特徴は何といっても「貴醸酒(きじょうしゅ)」であることです。
 貴醸酒とはwikipediaの記載によると、まあざっくり言って水の代わりにお酒で仕込んだ酒らしいですね。
 私が飲んだことのある貴醸酒は笑四季酒造のモンスーンがありますが、甘口派の私でも閉口するぐらいの超甘口だった記憶が残っています。

 ちなみにこちらは桃やまユと共に酒屋さんの冷蔵庫に並んでいて、高価なこともありしばらく迷ったのですが、前行きつけの居酒屋さんに「今期の陽乃鳥はまるめちさんの好みかと思います」と言われたことを思いだし、結局両方買ってしまいました。
 陽乃鳥に関しては「オーク樽貯蔵」という面白いことをやっているものもあるのですが、こちらは普通の方ですね。 

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 上立ち香はやはり甘酸を感じる、しかしスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑で新しい旨みがググっときて、酸とほんの少々の辛苦さっぽい刺激で輪郭を整えたまま入ってきます。
 旨味は独特な甘味中心ながら、甘ったるさはあまり感じずむしろ酸味と辛苦さの切れの良さが印象的です。
 これは個性的ですね、そして結構こなれている完成度があると思います。
 後味は濃厚さが嘘のように見事に酸辛苦で力強くキレます。

 甘酸主役の個性的な旨味を、見事なまでに自然に引き締める、個性派旨酒でした。
 貴醸酒は鬼のような甘さが特徴と思っていたのですが、このお酒では全然そんなことは無かったですね。
 ただ、鬼のように濃厚ではあると思います、それだけにキレの良さが心地良い。
 ちょっとお高めなのはしょうがないとして、陽乃鳥も亜麻猫等同様ロングセラーになりそうな予感がします。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/16992245.html

名称:陽乃鳥 純米仕込み 貴醸酒 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:65%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2014年11月10日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃やまユ 改良信交 火入れ

本日の家飲み 桃やまユ 改良信交 火入れ

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 秋田県秋田市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログでの個別の紹介は3回目。

 こちらは桃色ラベルのやまユなのですが、写真ではまったく色がわかりませんね…(ちなみに実物も色は薄いです)
 やまユも、而今などと同じくラベルの色ごとに使用米が違い、桃は「改良信交」という酒米を使っています。
 この改良信交については名物杜氏佐藤祐輔氏のブログに詳細な解説がありました
 亀ノ尾とたかね錦の子供の品種ですから、なかなかのサラブレッドですね、他では「くどき上手」や「白露垂珠」が使っているみたいです。

 さて、25BYから木桶仕込となったやまユですが、私は既に家で白(酒こまち使用)の生酒をいただいています
 どうしても比べてしまう上にお値段も高めなので、飲む前のハードルも上がってしまうのですが、いかがでしょうか。

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 開栓時には栓が飛ばないまでもプシューッと強めにガスが出ました。

 上立ち香は甘酸を感じる、木香とは離れた香りが控えめに。
 含むと芳醇フルーティーな甘旨味が滑らかな舌触りで滑りこんできて、優しい酸味と共にじんわりと染みこんできます。
 旨味は白やまユ同様上品な感じの甘酸を感じるフルーティーなものです、特に独特な酸味が特徴かな。
 やはり火入れらしくフレッシュさは少し引っ込んでますが、それでも芳醇で個性的な旨味は健在。
 後味も酸味が引き上げていく感じでキレます。

 個性的で綺麗な甘酸味が魅力の、やさしい芳醇旨酒でした。
 白同様非常に飲みやすくてスイスイいってしまいます、これはガスにも秘訣がありそうですね、少し風の森に似ている気がします。
 ただ、個人的にはやまユはやっぱりフレッシュな生が好きかなあ(あとは値段が…)。
 飲めるかどうかはわかりませんが、いつか青と緑もじっくり飲みたいと思いました。

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(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同スペックの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/17012543.html

名称:桃やまユ 改良信交 火入れ
精米歩合: 麹米:40% 掛米:55%
酒米:改良信交
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,852円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: やまユ 新政

2014年11月06日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

白やまユ 酒こまち 生酒 25BY

本日の家飲み 白やまユ 酒こまち 生酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 やまユは外飲みでは見かけるたびにいただいていて、このブログでも24BYのものを取り上げています。

 今期のやまユは「木桶」を使って仕込んでいるということが最大の特徴とのこと、詳しくは例によって裏ラベルを参照してください(記事下部のサムネをクリックして拡大すればたぶん読めると思います)。
 それが原因か不明ですが、今回いつも以上に流通が少ないらしく、入手に非常に苦労しました。
 最近は亜麻猫や天蛙なども結構売り切れが早いので、やまユというよりは新政酒造の人気が急上昇中なのだろうと考えます。

 それ以外のスペック的には麹を40まで磨いているのが目に留まります。
 亜麻猫・改でもそうだったことを考えると、麹を多めに削るところになにかポイントがあるのかも。

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 上立ち香は控えめで木香のようなものはあまり感じず。
 含むと、上品な甘旨酸がほんの少々のガス感と共にスルリと入り込んできて、じわじわと広がっていきます。
 旨味は柑橘系果実のように甘酸のバランスが良く、フレッシュさと飲みやすさも相まってガンガン進んでしまいます。
 木香は最後までハッキリとは感じられませんでしたが、確かに味わいに独特の柔らかさがあるので、これが木桶の力なのかしら。
 後味はその酸味で自然にキレる感じ。

 アルコール度低めだということだけではない飲みやすさと、心地良い甘旨味のあるお酒でした。
 正直なところ、いくらでも飲めてしまいそうで止め時を見つけるのに非常に苦労してしまいました。
 毎回言っているような気がしますが、佐藤祐介氏は本当に天才だと思います。
 少しお高いのと入手難易度が玉に瑕ですが、やまユはやっぱり追い続けたいです。

 なお常温になるとガスが弱くなり、味わいは相変わらずしっかりしているのですが喉越しが自然になりますね。
 驚くことにさらに飲みやすくなってしまいます、これは危険だなあ…。

 さらに二日目以降になると、木香らしい独特な旨味も出てくるような…。
 グレープジュースのような面白い甘味も出てくるし、凄く面白いですね。
 いやあ色々な魅力があります、凄いお酒だ。

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名称:白やまユ 酒こまち 生酒
精米歩合: 麹米:40% 掛米:55%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,851円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2014年09月17日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

角右衛門 特別純米 金 

本日の家飲み 角右衛門 特別純米 金 

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 当ブログでは昨年時点で2本紹介していますね。

 前にも書きましたが、こちらを醸す木村酒造は代表銘柄「福小町」が世界最大級のワインコンペティションである「IWC2012」の日本酒部門で頂点に輝いて以来、世間での注目度が格段に上がった蔵元さんです。
 当時は蔵自体はスポンサーの一部門として「ナショナル物産株式会社 木村酒造工場」という名義だったのですが、2013年にブランド強化のため日本酒事業が分社化され、晴れて蔵元単独の一株式会社となったようです。
 (経緯は共同通信の記事に詳しく出てました)
 
 当然ながら増産も図る方向とのことで酒質の維持がちょっとだけ心配だったのですが、今年の「IWC2014」でも大吟醸部門で見事金賞を受賞されたようです
 去年実際に飲んだ時の印象も良かったですし、自分の信頼度はかなり高まっております。

 今回頂くのは美山錦60の、割とスタンダードな火入れの特別純米です。
 ラベルの銘柄名が金の箔押しなのがインパクトあります、蔵元さんオススメなのかしら。

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 上立ち香は爽やかな吟醸香がそこそこに。
 含むと、甘さ控えめでキリッとした苦味主体の、ただバランスの良い旨味が自然に入ってきて、そのまま染みこんできます。
 旨味はフレッシュ感のある五味のバランスが良い正統派という印象のもので、
 後味は苦味がキッチリと引き取って素晴らしくキレます。

 しっかりとした味わいがありながら、見事にキレの良いお酒でした。
 これは万能ですね…、食中酒としても単品としてもいけますし、飲み飽きなさが凄いです。
 甘味控えめなので個人的にはストライクゾーンから外れるところもあるのですが、それでもこの完成度には平伏してしまいます。
 蔵元の実力をひしひしと感じた一本でした、福小町を含め、今後も注目していきたいと思います。

 ちなみに常温になると口当たりが優しくなりました。
 このお酒はどう飲んでも旨いと思われます。

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名称:角右衛門 特別純米 金
製法情報:
精米歩合:60%
酒米:美山錦
アルコール度:16.5%
酵母:秋田酵母 No.12
日本酒度:+5
蔵元情報:木村酒造株式会社(秋田県湯沢市)
製造年月:2014/3(25BY)
購入価格(税込):1,257円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2014年05月11日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亜麻猫・改 生酒

本日の家飲み 亜麻猫・改 生酒

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 秋田県秋田市のお酒です。
 当ブログでは同蔵の「やまユ」について何度か紹介していますね。

 こちらを醸す新政酒造は、現在通常に使われている協会酵母のなかで最も古い「6号酵母」発祥の地としても有名な、由緒正しい蔵です。
 しかし、今この蔵が日本酒好きから注目を集めている所以はその「伝統」ではなく、前回にも書いたような佐藤祐輔杜氏の多岐にわたるチャレンジングスピリットによるものと言えるでしょう。

 このお酒もその精神を体現するような一種変態的なスペックのお酒です。
 通常焼酎に用いられるタイプの麹である「白麹」を主に用いている、通常の日本酒の2倍の「酸度」を持つお酒になっています。(ここらへんの用語を噛み砕くと長くなるので、興味がある方はググってください…)
 それに加えて、麹米を4割まで削っていたり、20%半ばと麹歩合を細かく調整しているあたり、深い研究と試行錯誤をされているのだろうと想像させますね。
 例によって裏ラベルの解説も充実しているので必見です。

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 上立ち香はやっぱり酸を感じる甘い果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味をまず感じますが、じょじょに強烈な酸味が出てきて唾液腺を刺激されるような甘酢っぱい味わいが広がります。
 旨味は通常の亜麻猫ややまユに感じるような甘味中心でマスカット様のキレイなものですが、それに酸味が思いっきり絡みつく感じですね。
 後味はその酸っぱさで口がすぼまる感じでキレます。

 オンリーワンの、濃厚ながらキレイな味わいの甘酢っぱ酒でした。
 このお酒の凄いところは表現しづらいのですが、これだけ強烈な酸味という個性がありながら、一つの個性派酒として「完成されている」ように感じられることです。
 凄いところでバランスが取れていて、飲み飽きないというか飲み進めるほどに魅力が伝わってくる感じですね。
 佐藤祐輔杜氏の恐ろしいまでのセンスをひしひしと感じました。

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名称:亜麻猫・改 生酒
製法情報:生酒 原酒
精米歩合: 麹40% 掛65%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社(秋田県秋田市)
製造年月:2013/3(25BY)
購入価格(税込):1,400円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 亜麻猫 新政

2014年05月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

阿櫻 純米吟醸 美郷錦

本日の家飲み 阿櫻(あざくら) 純米吟醸 美郷錦

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 秋田県横手市のお酒です。
 外飲みでも家でもいただいてますが、意外とブログでは初めてですね。

 このお酒で使っている「美郷錦」は、山田錦に美山錦を交配させた、秋田県発祥の酒米のようです。
 山田と美山とは、まさにサラブレッドという感じですね。
 酒こまちほどではないにせよ、秋田県の酒蔵で結構使われているイメージがあります、緑やまユあたりが有名でしょうか。

 今回はその美郷錦を50まで磨いた純米吟醸です。
 光沢を持たせたラベルの文字はなかなかインパクトがありますね(写真写りは悪いですが…)。

 上立ち香は米の香がほんの少し。
 含むと、くせの無い上品な旨味が、自然な感じで入ってきます。
 旨味は、米の旨味と果実っぽい甘味の両方を感じるような濃厚なものですが、重い感じではなくむしろ辛さとスッキリ感が引立ちますね。
 後味はその辛さで見事なまでにスパッとキレます。

 濃厚でバランスの良い甘旨味と、後味のしっかりとしたキレを両立させたお酒でした。
 うーむ、ボキャ貧で表現が難しいのですが、派手さと対極の大人の完成度を感じます。
 まあ、たまに飲む火入れだからということもあるでしょうが、それでいて古臭い感じはせずフレッシュ感もあるし…、うーん凄いお酒だなあ。
 他のスペックも試してみたいところです。

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名称:阿櫻 純米吟醸 美郷錦
製法情報:
精米歩合:50%
酒米:美郷錦
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:阿桜酒造株式会社(秋田県横手市)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込):1,640円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 阿櫻 純米吟醸

2014年03月22日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

NEXT FIVE "Shangri-La 2013"

本日の家飲み NEXT FIVE "Shangri-La 2013"(ネクストファイブ シャングリ・ラ)

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 秋田の新進蔵元集団「NEXT FIVE」の共同醸造酒2013年バージョンです。
 昨年バージョン「ECHO 2012」に続き、今年も手に入れることができました。

 新政酒蔵専務ブログによると、共同醸造5年目の今回でホスト蔵が一巡することもあり、「総括」的なスタイルで醸したお酒とのこと。
 来年どういう形になるかはわかりませんが、一つの節目となる、「理想郷」の名を冠したこのお酒をいただけるのはうれしいですね。

 スペック的にはアルコール度15度と低めなことと、白瀑蔵発見の新しい酵母が使われていることが特徴でしょうか。
 肩掛けラベルは南国調(?)で極彩色。
 ボトルデザインも相まって、インパクト抜群です。

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 上立ち香は…、うーんなんだろう、米の甘味を感じるようなフルーティーなような、結構不思議な香りがします。
 含むと、個性的な甘味の固まりが、びっくりするほどスルリと摩擦ゼロな感じで入ってきます。
 旨味はフルーティーかつ上品な甘味が中心で、これまた綺麗な酸味が寄り添って白ワインを思い出させますね、ちょっと先入観もあるかもですが。
 とにかく味わいの綺麗さが印象的なのですが、少しフレッシュさと共に固さも感じます。
 後味は新酒らしい苦酸味が出てきつつも、綺麗にキレます。

 非常に上品な甘旨味が印象的な、フレッシュ芳醇酒でした。
 これが55%精米って凄いなあ…、40ぐらいと言われても納得してしまうかも。
 また旨味のタイプとしては山間に近いような、とにかくフレッシュで個性的です、個人的には去年より今年の方が好き。
 NEXT5の次なる挑戦に期待を抱かせる、そんな一本でした。

 開栓後はフレッシュさが減退しますが、口当たりが滑らかになるような。
 フルーティーながらなかなか力強いお酒だと思いました。

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名称:NEXT FIVE "Shangri-La 2013"
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:15%
酵母:白瀑蔵の新酵母と秋田酵母No.12のブレンド
日本酒度:不明
蔵元情報:山本合名会社(秋田県山本郡八峰町)(5蔵共同醸造)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込)1,500円/500ml
お気に入り度:8.2/9.0 (値段も考慮に入れて)

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タグ: NEXT5 純米吟醸

2014年02月10日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

ど 純米 にごり生

本日の家飲み ど 純米 にごり生

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 秋田県山本郡八峰町のお酒です。
 こちらの蔵元の通常銘柄は「白瀑(しらたき)」ですね、このブログでは限定ブランドの「山本」を以前紹介しています

 もう写真を見れば個性派なことは一目瞭然ですね。
 この蔵元さんはお酒にいろいろな色をつけた「どピンク」「どくろ」「ブルーハワイ」などインパクト抜群のお酒を世に出していますが、この「ど」はその原点のように思えます。
 酒屋さんの冷蔵庫でも一際目立つその見た目は「白瀑」という銘柄を知らなくても、印象に残っている人もいるのではないでしょうか(私がそうでした)。

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 穴あき栓のおかげか、吹き出すことはありませんでした。
 にごりっぷりはそう滅多にないレベル、まさに真っ白です。

 上立ち香は濃厚なお米の臭いがそこそこに。
 含むと、米のとろみ…というか粉っぽさ及び少々のガス感と共に、スッキリした感じの旨味が広がりますが、しばらくすると苦渋にいじめられてしぼんでいきます。
 旨味はまさに米のサイダーといった印象の、酸を伴った爽やかなものなのですが、粉っぽさがちょっと足を引っ張っているかも。
 長く口に含んでいると苦さが口に残ってしまうので、これは一気にクイッと飲み下すのが良い飲み方なのでしょう。
 そうやって飲めば、まあ少々粉は残りますが後味スッキリでいただけると思います。

 見た目と舌触りに違えて、苦酸によるスッキリ感が面白いにごり酒でした。
 個人的にはもう少し甘味があると嬉しいのですが、これがこのお酒の方向性なのでしょう。
 コスパも良いですし、一度は経験してみることをオススメします。

 何となく面白そうだったので燗もつけてみました(寒いし)。
 不思議なことに粉っぽさがとろみに感じれられるようになり、全体的に濃厚な感じになりますね。
 予想通り面白い変化です、一度試してみるのも良いかと思います。

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名称:ど 純米 にごり生
製法情報:生酒 にごりざけ
精米歩合:65%
酒米:めんこいな
アルコール度:15%
酵母:不明
日本酒度:-10
蔵元情報:山本合名会社(秋田県山本郡八峰町)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込):1,200円/720ml
お気に入り度:7.6/9.0

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2014年01月15日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雪の茅舎 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ) 純米吟醸 生酒

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 秋田県由利本荘市のお酒です。
 ここでは以前秘伝山廃を紹介しました。

 肩にかけている札には「日本酒ヌーボー」なる文言が。
 ヌーボーとは新しいという意味らしいので、まあ新酒という意味ですね。
 雪の茅舎はIWCにも積極的に出品してますし、ワインや世界を意識している感じなのでしょうか。
 しかし、筆文字でヌーボーというのはなかなかシュールな気もします。

 スペックは速醸の生、まさにしぼりたてという感じですね。

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 上立ち香は整った心地よい果実香が強めに。
 含むと、意外にも落ち着いた印象の旨味が、生酒らしい若干の渋味を伴いつつじわじわと広がります。
 旨味は程良い甘味のあるフレッシュなフルーツ系の、生酒としては非常にスタンダードな印象を受けるものでした。

 生酒らしいフレッシュさ、青臭さ、濃厚さ、固さと、色々な要素がうまいこと共存しているようなお酒でした。
 なおこれも、常温の方が旨味が早く開くと思います。
 個人的には、やっぱり山廃の方がこの蔵の特徴がでるのかな…、というのが現時点の認識かも。
 とはいえ完成度は折り紙付きなので、今後も山廃速醸両方試していきたいと思います。

(実はこのお酒の感想はメモ一部紛失によりちょっと短めです、ご了承ください…)

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名称:雪の茅舎 純米吟醸 生酒
製法情報:生酒
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店(秋田県由利本荘市)
製造年月:2013/12(25BY)
購入価格(税込):1,575円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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2014年01月11日 秋田の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

春霞 特別純米 雄町

本日の家飲み 春霞(はるがすみ) 特別純米 雄町

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 秋田のお酒です、最近はNEXT5の一員として名前を見ることが多くなってきました。
 私は家でも外でも数度いただいていますが、ブログでは初ですね。
 
 今回頂くスペックは割と特徴的なラベルです、私はすっかり花火だと思い込んでいたのですが、実際は毬栗をあらわしたデザインだとか…。
 一度火入れ、しかも10月出荷なので実質的にはひやおろしだと思うのですが、その記載はなぜか無し。
 他のお米でひやおろしを名乗っているのがあるので、こちらはあえて書かないのでしょうか…、詳細は不明です。

 私は何度か頂いて、共通して「とてもやさしい味」というイメージを春霞には持っています。
 雄町は初めてですが、いかがでしょうか。

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 上立ち香は米の香りがそこそこに。
 含むと、穏やかながらしっかりとした旨味を、優しい酸味が形づくる感じ。
 旨味は、五味のバランスがよく、まろやかながら芳醇。
 濃厚ながら全体的には優しい味わいという印象がありますね、裏側に確かな甘味も感じるのが好印象。
 それでいてキレは酸味が引き取って自然に、見事にキレます。

 まろやかで優しく、バランスの良い旨酒でした。
 強烈な個性ではなく、全体の完成度というか、一体感で勝負するお酒かと思います。
 ただ春霞は他のスペックでもこの「味わいのやさしさ」をはっきり感じましたので、そういう方向での個性を持っているといえるのでしょう。
 パンチの効いたお酒が続いた後などに、春霞はとてもオススメです。

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名称:春霞 特別純米 雄町
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:雄町
アルコール度:16%
酵母:KA-4
日本酒度:+-0
蔵元情報:合名会社栗林酒造(秋田県仙北群美郷町)
製造年月:2013/10(24BY)
購入価格(税込)1,470円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 春霞 特別純米

2013年11月14日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白やまユ 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 白やまユ 純米吟醸 生酒

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 秋田酒3連発のとりを飾るのはやまユです。
 こちらを醸す新政酒蔵の佐藤祐輔専務は、今地酒業界で一番注目されている人なのではないでしょうか。
 ブログ「蔵元駄文」では酒造りについて積極的に情報発信されてますし、白麹菌を利用した「亜麻猫」、低アルコールの「碧蛙」などなど、チャレンジ酒を意欲的に世に出しています。

 「やまユ」はそんな佐藤祐輔専務の名前の頭文字を冠した、特別ブランドです、ラベルも特徴的ですね。
 通常であれば白以外にも緑、青、桃など各色発売されるのですが、各所の情報によると24BYの生は今のところこの白しか売られていないようですね。
 どうやら出来に納得が行かなかったとか…、ここらへんのこだわりは個人的に山間と被るように思えます。

 今回、白の再入荷の情報を聞いて、居てもたってもいられずに買ってきてしまいました。
 相変わらず裏ラベルにはびっしりとお酒の解説が。
 アルコール度を14度に抑えた原酒というのがポイントですね、早速頂きます。

 上立ち香からして、甘くて心地良いフレッシュで濃厚な果実香が漂っています。
 含むと、いかにも生といった濃厚ながら優しい甘旨味がじわりと広がる感じで、苦渋味は皆無。
 旨味は甘味中心で、個人的にはマスカット様に感じるかな…。
 ラベルのイメージもあって白ワインを彷彿とさせる上品な旨味です。
 低度数に加えて酸味が働き飲みくちは軽快で、すいすいイケてしまう危険さがありますね。
 後味は、最後になってほんの少々でてくる渋味を残しつつ、しっかりとキレます。

 濃厚でフレッシュな甘旨味と、クセのない飲みやすさを兼ね備えた美酒でした。
 日本酒離れした個性に最近飲んだソガを思い出しました、比べると酸味がちょい抑えめでより甘味が立っている感じです。
 やっぱりやまユは個人的なストライクゾーンにドンピシャだなあ、本当は他の色も飲みたかった…。
 まあ火入れを待つことといたしましょう。

 なお今回二日で飲みきってしまったのですが、二日目がまた旨かったです。
 綺麗なままで落ち着いてくる感じでした、一升瓶でもじっくり楽しめたかもしれません。


 しかし、今回の秋田酒は3本とも素晴らしく自分好みでした。
 今までも注目はしていましたが、自分の中で秋田酒の株が暴騰した今日この頃。

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名称:白やまユ 純米吟醸 生酒
製法情報:生酒 原酒
精米歩合:50%
酒米:秋田酒こまち
アルコール度:14%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社(秋田県秋田市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,650円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2013年05月18日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸

本日の家飲み 雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ) 秘伝山廃 純米吟醸

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 秋田酒第二弾は、言わずと知れた有名銘柄、雪の茅舎です。
 特に意識したわけではないのですが、角右衛門に続きIWC関連銘柄となりました。
 NEXT5を始め若手の勢いがすごい秋田にあって、雪の茅舎はベテランの存在感を示す銘柄というイメージがあります。
 ちなみに茅舎とはかやぶきの家のことだそうです、雪に覆われた日本の村を想起させる趣き深いネーミングですね。

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 私はなぜか飲みはぐれてしまうことが多く、家飲みは実は初めてだったりします。
 山廃に対する想いが強い蔵のようなので、ちょっと上のランクの秘伝山廃をセレクト。
 回数はわかりませんが、火入れされているようです。

 上立ち香はむしろフルーティーな印象の吟醸香。
 含むと、透明感のある甘旨味が、自然な感じて広がっていきます。
 結構濃厚な甘味がありながら、とても上品な味わいですね…。
 山廃でイメージされるようなクセは皆無ですが、旨味に寄り添うやさしい酸味が山廃ならではなのかな。
 その酸味のためか飲み口は軽快なイメージすらあります。
 後味はほんの少し辛さを感じさせて、綺麗にキレていきます。

 秘伝の名にも頷ける、完成度の高いクセのない芳醇旨口酒でした。
 私はどちらかと言うと新興蔵というか、今風の日本酒を好むのですが、こういう歴史の重みを感じさせるお酒も好きです(単純な端麗辛口は論外ですが)。
 なんというかホッとするような印象を受けるんですよね…。
 日本人のDNAに語りかけてくるような味わいに、日本酒の良さをじっくりと感じたひとときでした。

 で、味わいからしてこれはやっぱり燗だろうと思い、試してみました。
 いやあ、飲み口がとてもやわらかくなって、とても良い感じ。
 しかも熱燗~燗冷ましまでの温度変化それぞれが楽しめて、隙がないのです。

 なお、開栓後の変化も味わいがまろやかになり良くなる感じですね。
 どう飲んでも旨いっていうのは本当にすごいなあ。

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名称:雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸
製法情報:山廃
精米歩合:55%
酒米:不明
アルコール度:16%
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社齋彌酒造店(秋田県由利本荘市)
製造年月:2013/2(24BY)
購入価格(税込):1,785円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2013年05月15日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

角右衛門 特別純米 生原酒 直汲み

本日の家飲み 角右衛門(かくえもん) 特別純米 生原酒 直汲み

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 今回たまたま秋田のお酒を3本集中的に買ってしまいました。
 折角なので感想も連続で書こうと思います。
 第一弾は先日もいただいている角右衛門です。

 先日は中取りの純吟ということで、透明感のある美しい味わいに悩殺されました。
 今回はあえて違う方向性と思われる、特純の直汲みをセレクトしています。
 ちなみに精米歩合は同じ55%です、こちらは食用米(吟の精 めんこいな)を使っているので名称を変えているのかな。
 お値段はほぼ同じ。

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 上立ち香はフレッシュで甘い吟醸香がそこそこに。
 含むと、いかにも直汲みといった強いガス感と、少し固く感じるぐらいにフレッシュな甘旨味がまっすぐに来ます。
 甘味は濃厚ながら、ガス感と新酒らしい渋味がそれを引き締めて、全体としてはとてもスッキリとした印象です。
 感じとしては柑橘系の甘味といったところかな。
 で、やっぱり旨味が綺麗ですね…、濃厚さと透明感の両方を感じるあたり、技術力の高さをビンビンに感じます。
 後味はガスの刺激てスパっと文句なくキレます。

 直汲みらしいフレッシュな甘旨味をとても純粋に感じられる、洗練された一本でした。
 中取り純吟は中取りらしく、こちらは直汲みらしく、それぞれの魅力がありながら両方とも完成度は非常に高いと思います。
 やっぱりここはすごい蔵だなあ…、いつか福小町も飲みたいものです。

 ちなみに二日目でも、開栓時にプシューと音がなるくらいに活きは良いです。
 とはいえさすがにガス感は後退して、旨味がちょっと濃厚になる感じです。
 これに関しては、初日の超フレッシュな感じが個人的には好きかな。

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名称:角右衛門 特別純米 生原酒 直汲み
製法情報:生原酒 直汲み
精米歩合:55%
酒米:吟の精 めんこいな
アルコール度:17.5%
酵母:協会1801号
日本酒度:+2.5
蔵元情報:ナショナル物産株式会社 秋田木村酒造工場
     (秋田県湯沢市)
製造年月:2013/4(24BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2013年05月13日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

角右衛門 純米吟醸 無圧上槽中汲み 生原酒

本日の家飲み 角右衛門 純米吟醸 無圧上槽中汲み 生原酒

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 秋田県のナショナル物産(株)木村酒造事業部が醸すお酒です。
 同じ蔵元さんが醸す「福小町」はIWC2012でチャンピオン・サケに選ばれ、前年受賞の鍋島に続き日本酒飲みの間では一躍脚光を浴びている銘柄かなと思います。

 そして「角右衛門」は特約店限定流通の“純米系”ブランドとのこと。
 さらに今回は「無圧上槽中汲み」という限定品です。
 ついつい期待してしまいますが、いかがでしょうか。

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 上立ち香はフレッシュな吟醸香が割りと強めに。
 含むと、濃厚ながら透明感のある旨味が感じられ、そのまま伸びていきます。
 内容は、甘酸苦が拮抗した結果少し裏にまわり、表ではフレッシュで太い旨味が独演するような感じ。
 華やかなフルーティータイプではなく、お米の旨味どっしりタイプでもなく、丁度中間地点に居る味わいです。
 また特筆すべきはその口当たりの柔らかさで、これだけ濃厚なのに高精白酒のようにとてもまろやかできれいな印象を受けます。
 後味もほんの少し苦味が出てきてスッと消えていく、理想的なタイプ。

 生原酒の濃厚さがありながら、非常に上品な口当たりとのど越しを感じられる極めて完成度の高いお酒です。
 お値段を考えると破格のコストパフォーマンスだと思います。
 派手さはないのですが、飲み進んでいくごとに綺麗な旨味が染み渡っていく感じですね、旨いです。

 さらに、開封後もちょっと熟成感が出てくるものの味が崩れず、後味はあくまでスッキリ。

 この上品さが「無圧」「中取り」というこのスペック固有のものなのか、ブランドに共通するものなのかはまだわかりません。
 ただ、この確かな技術を思わせる味わいに、福小町・角右衛門も鍋島同様スター街道を突き進むことになるのではないかと感じさせられました。

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名称:角右衛門 純米吟醸 無圧上槽中汲み 生原酒
製法情報:生原酒 中取り
精米歩合:55%
酒米:美山錦
アルコール度:17.5%
酵母:協会1801号
日本酒度:+3
蔵元情報:ナショナル物産株式会社 秋田木村酒造工場
     (秋田県湯沢市)
製造年月:2013/1(24BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2013年04月12日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

NEXT FIVE "ECHO 2012"

本日の家飲み NEXT FIVE "ECHO 2012"

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 秋田の若手蔵元集団「NEXT5」の共同醸造酒2012年バージョンです。
 昨年は家飲み用にキープし損ね、居酒屋さんで旨さと悔恨を噛み締めたので、今年は速攻で入手しました。
 各担当作業などの概要は新政酒造専務ブログに詳しく載っているので、そちらをご参照ください。

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 NEXT5は、日本酒好きにはもうその名が知れ渡っているように思えます。
 私もこの5蔵のお酒は、つい最近飲んだ山本など全体的に好きな味わいが多いです。
 今回も楽しみです。

 上立ち香はフレッシュで心地良い、いわゆる吟醸香。
 含むと、濃い目かつバランスの良い甘旨味が主役を演じます、フレッシュながらコクのある感じですね。
 個人的に好みの、マスカット系かな…。
 若干の渋味や苦味はあくまで裏方に徹しているようです。
 後味はスッキリと抜群にキレます。

 五味のバランスの良い、完成度の高い純米吟醸です。
 いろいろと新しいことを試みているとは思えない、きれいにまとまった味わいでした。
 かなり細かく分業しつつこのような酒を醸せるということに、杜氏さんたちの仲の良さが伝わってくるようです。
 まさに「フレッシュでフルーティーな味わいの「新世代の日本酒」」だと思いました。

 ただ、500mlはやっぱり物足りないかな…。

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名称:NEXT FIVE "ECHO 2012"
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:55%
酒米:美山錦
アルコール度:16%
酵母:亀山酵母
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社栗林酒造(秋田県仙北群美郷町)(5蔵共同醸造)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込)1,500円/500ml
お気に入り度:8.0/10 (値段も考慮に入れて)

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タグ: NEXT5 純米吟醸

2013年01月19日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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