五人娘 発芽玄米酒 「むすひ」 

本日の家飲み 五人娘 発芽玄米酒 「むすひ」 

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 千葉県香取郡神崎町(こうざきまち)のお酒です。
 ブログでは同蔵の「醍醐のしずく」を以前紹介しています。


 お酒のうんちくを語る際の数値としては、「精米歩合」が良く出てくるものと思います。
 この精米歩合については、「よりお米を削る」高精白への方向では前から激しく競争が行われており、今年はついに精米歩合1%(つまり99%削ってから醸造)のお酒「光明」を楯野川が出しました
 こちらの方向だと精米歩合0.1%とかでも理論上は可能であり、まさに際限無い争いになってしまうのですが、逆方向の「磨かない」方向だと、理論上精米歩合100%、つまり玄米で醸したお酒が究極系ということになります。
 今回紹介するのはまさにそれですね、寺田本家は結構前から商品化に成功していたと思います。
 
 このお酒については蔵元ホームページにも細かい解説があって面白いです。
 今回のロットのアルコール度数は8.5とかなり低め、分類は清酒でなく「その他醸造酒」になっていますが、原材料名は米・米こうじと所謂純米スペックですね。

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 前回の醍醐のしずく同様、色はえらいことになっています。
 ちなみに、開栓時はあやうく噴き出しそうなほど、がっつり発泡していました。

 上立ち香は…、いやあこれはタクワン的な強烈に酸が主張する香りが気持ち強めに。
 含むと、まさに発酵系の酸をグワーッと感じさせる味がシュワシュワなガスと共に攻め込んできて、最後まで酸を中心に口中に突き刺さってきます。
 味わいは…、やっぱり強烈なタクワン的酸が最初から最後まで主役を演じ、どう考えても日本酒とは思えない漬物的な味がずっと続いていきます。
 後味も酸味と独特の匂いを残しつつ、何とか引き上げていきます。

 知らずに飲んだら「これ悪くなってない?」と思ってしまいそうな、超個性派酢っぱ酢っぱ酒でした。
 ちなみに鼻を摘んで飲むと割りとゴクゴク飲めたりします、本末転倒な感じですが…
 まあこれは健康食品として青汁的な感覚で飲むのが良いでしょう、味については断然醍醐のしずくの方をオススメします。
 実際一緒に飲んだ母君様は半杯でギブでしたし…
 ただ、なんとなくこの強烈な酸味と合う料理はどこかにありそうな気もします、油系かな…
 ともかく、寺田本家の「只者ではない」感を味わえた一本でした、次は「香取」あたりを狙おうと思います。

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名称:五人娘 発芽玄米酒 「むすひ」 
精米歩合:100%
使用米:不明
アルコール度:8.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社寺田本家
購入価格(税抜):1,403円/720ml
購入した酒屋さん:白鳥屋酒店(川口市)
お気に入り度:評価不能

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タグ: 五人娘 むすひ

2017年10月01日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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お疲れ様です~
僕も五人娘を飲みましたが、生もと仕込の純米酒の方をいただきました。
かなり濃い琥珀色でタクワンの風味と乳酸の酸味がファーストアタックにきますね。
冷やだとこの味が強烈にでますが、秋ごろの常温だとまったりとして少し抑えられるので、チビチビ楽しめましたね。
香取は日本酒を知らない友達に「香取は個性的すぎるから初心者は手を出したらダメ」って忠告したら、
人間、チャレンジしてしまうんですよね…
しかし、友達はタクワンの風味と乳酸の酸味がカマンベールチーズの味わいになって美味しい!
と、香取にハマってしまいました(笑)
ある意味、十四代より探すのが難しいので、この友達には山廃の日本酒を勧めてますが、なかなかピンっとくるのがないようで、
友達いわく、香取は日本酒の中では、どこにも属さないオンリーワンのカテゴリーだそうです。

2017年10月05日 debo URL 編集

>debo様、コメントありがとうございます。
通常の五人娘はじっくり家飲みした経験はないのですが、やっぱりそういう感じの味わいなのですね。
こういうお酒については、やっぱり常温ですよね~ この辺り、日本酒結構扱っている居酒屋でもわかっていない所が結構多くて、残念に思ったことがあります。

香取にハマるとは、お目が高いご友人で(笑)
まあでもわかる気がしますね、ああいう個性酒は完全に相性の世界ですし。そういう出会いは本当に幸せなことかと思います。
確かに香取というか、寺田本家のお酒は本当にオンリーワンですね…
「酵母無添加生もと」みたいなことをやっている蔵自体はそこそこあると思うのですが、それに低精白とか色々な要素が相まっているからか、とんでもなく個性的で、私も似ているお酒が思いつきません…

2017年10月07日 まるめち URL 編集












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