獺祭 「試」 Tameshi

 本日の家飲み 獺祭 「試」 Tameshi

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 言わずと知れた獺祭ですが、今回は割と珍しいタイプの限定品です。
 ラベルには精米歩合すら記載のない「清酒」なのですが、中身は最高級品「二割三分」のために削られた山田錦のうち、破砕してしまったなどの原因で規格外となったお米で醸されたお酒とのこと(火入れもしているらしい)。
 理屈でいうと、成分は二割三分並の純度がありつつ、形の不揃いさ故に発酵の進み方に少々難があるということなのでしょうか。

 まあ正直、私のような素人にはわからない世界です。
 しかも、私は貧乏舌なせいか、獺祭は三割九分より普通の50の方が好きだったりするので、多少不安もあったりして…。
 兎も角、目の前にあるお酒を純粋に味わって見ることにいたしましょう。

 上立ち香は上品な感じの吟醸香。
 含むと、しばらくは水のように淡い味わいに感じられますが、しばらくすると割合濃厚な旨味がにじみ出てきます。
 旨味はいつもの獺祭に通じるバランスの良いリンゴ系の甘旨味で、ほのかに渋味も混じりスッキリとした印象。
 そして特筆すべきはやはり口当たりですね、少し恐ろしくなるくらいアルコールを感じさせません。
 後味はいわゆる高精白大吟醸の、スーッと消えていく抜群のキレ。

 試作品とはいえ、十分お値段以上に上等な味わいを感じられました。
 私は貧乏性なのでいつもよりお金を出したときは明らかに舌が厳しくなるのですが(笑)、これなら納得です。
 高精白らしいキレがありつつ、あくまで旨味はしっかりしているところは獺祭らしさを感じました。

 値段を考えると、私は三割九分よりも断然こちらを選びます。
 ただ、個人的好みでは50の常に安定した味わいや、寒造早槽の濃厚フレッシュな味わいのほうが好きかな…。
 これはもう好みというか、獺祭に対する私のイメージ的な話なのですが。

 なお、上品さ故に味が濃いものと一緒だとバランスが崩れるように思えます。
 純米大吟醸を飲むつもりで心配りしつつ飲むことをオススメします。

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名称:獺祭 「試」 Tameshi
製法情報:
精米歩合:不明(基本的に23%のはず)
酒米:山田錦
アルコール度:15度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:旭酒造株式会社(山口県岩国市)
製造年月:2013/3(24BY)
購入価格(税込):1,838円/720ml
お気に入り度:8.0/10

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タグ: 獺祭

2013年04月14日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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自分も獺祭50のパフォーマンスは好きですが
この試(ためし)ってのも
飲んでみたいっすね~

2013年04月17日 明@由紀の酒 URL 編集

明@由紀の酒様、コメントありがとうございます。

この試は、コストパフォーマンスでいうと50に匹敵すると感じました。
ただ、酒屋さん曰く「今年だけなんじゃないかなあ…」とのこと。
かなり量も限定されているようなので、居酒屋さんとかでも見かけたら飲んでみて損はないと思います。

2013年04月18日 まるめち URL 編集












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