梅津の生もと 生原酒 玉栄 26BY

本日の家飲み 梅津の生もと 生原酒 玉栄 26BY

20170706121315197.jpg  20170706121325106.jpg

 鳥取県東伯郡北栄町のお酒です。
 外飲みは確か経験あったかと思いますが、家飲みは初めて。

 日本酒をグループ分けする方法はいくつもありますが(例:薫爽醇熟)、個人的には一つの分け方として「早飲み推奨のお酒」と「熟成上等のお酒」というグルーピングも割と有りなんじゃないかと思います(もちろん厳密に分割できるものじゃないですが)。
 当ブログとしては、今まで圧倒的に前者を中心に紹介してきましたが、昨年生熟酒を一つの重点テーマとして取り上げ自分としても十分楽しめた経験を経て、今期は後者の系統として知られる銘柄も試していこうと思っています。
 少々予告してしまうと、秋鹿、杜の蔵、睡龍、日置桜、蛇形、益荒男、竹鶴などを既に購入済みです(一部は熟成無しの新酒)、感想記事はゆっくり上げていきますのでお楽しみに…

 というわけでまずはこちら、梅津の生もと(うめづのきもと)です、なんか初っ端からラスボスが出てきた感じになってしまいました(笑)
 「どっしり系生もと」として定評のある銘柄という印象です、もう佇まいからしてオーラありますね。
 使用米は玉栄の60、26BYということで、2年以上の熟成を経た生熟酒になります、アルコール度数はガッツリ20度。
 
20170706121335969.jpg

 上立ち香は酸と熟感とアルコールが混ざった感じの香りがそこそこに。
 含むと、カラメル感のある熟した旨味が力強い酸を纏ってグワッと入ってきて、唾液腺を刺激しながら最初から最後まで強烈な存在感を示しつつゆっくりと流れ込んできます。
 味わいは、やはりパワフルな酸味が純然たる主役ですね、それと熟した旨味が絡み合ってカラメル・レーズン的な奥深い風味を演出しますが、意外にもあまり重くはなく飲み飽きない印象。
 後味も、酸味がガッと引き取って、力強くキレます。

 かなりの熟感と、強烈な酸味、そして非常に野太い旨味がしっかり共存している、力強い芳醇旨酸酒でした。
 思いっきり力強いを連呼してしまいましたが、やはりある意味想像どおりの、生もとのパワーを感じさせるようなお酒でしたね。
 いわゆるフルーティー系とは一線を画した味わいなので、もしかしたら日本酒飲み始めの頃では拒否反応が出ていたかも…、私としては最近ようやくこういうお酒も楽しめるようになった気がします。
 梅津の生もと、次はまた他のスペックも試してみたいと思いました。

 そして、これなら熱めに燗するのが鉄板だろうとやってみたところ…、ぎゃー辛い!
 正確には旨辛甘酸がそれぞれ激しく主張して、非常に面白い味わいになりますね、甘味も割と存在感が出てきます。
 ちなみに香りは完全にレーズンになります、そして燗冷ましでも甘味は減退しません、いやあ面白いなあ。

 そして、折角だからと開栓後ちょっとだけ残して二週間ほど放置してみましたが、これがまた全然崩れませんね。
 むしろ酸が柔らかくなってとても良いです、もうちょっと残しておけばよかったと思うレベル。
 今後こういうお酒についての家飲み経験値も蓄積していって、より良い飲み方ができるようになりたいと思った今日この頃でした。

20170706121407063.jpg
20170706121356494.jpg  20170706121345564.jpg

名称:梅津の生もと 無濾過生原酒 玉栄 26BY
精米歩合:60%
使用米:玉栄
アルコール度:20%
日本酒度:不明
蔵元情報:梅津酒造有限会社
購入価格(税抜):1,571円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(奈良・通販)
お気に入り度:8.5/9.0(燗上がり、変化も考慮に入れて)

関連記事

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2017年07月14日 鳥取の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

<< 星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 Prototype9 | 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP | 松みどり 特別純米酒 生原酒 >>

どうもです。「早飲み推奨のお酒」と「熟成上等のお酒」というグルーピングいいですね。後者を「骨太純米系」とか「純米燗映え系」とか勝手に言ってましたが、前者を指し示す言葉が見つからなくてモヤモヤしてたんです。今後使わせていただきます!
個人的には、「早飲み推奨」をあえて熟成させてみるという実験を去年くらいから始めてますが、結果が出るまでにはいかんせん時間がかかりますね…(笑)
蛇形は飲んだことないので記事楽しみにしてます。

2017年07月20日 アイオライト URL 編集

>アイオライト様、コメントありがとうございます。
同意いただけて嬉しいです。あの新政は早飲み推奨をよく明記してますね、そういう風にスタンスをハッキリするのは情報開示的に重要かと… 当然獺祭なんかも基本こちらに入ると思います。
が、単純に「速醸だから」「生だから」「高精白だから」みたいな理由で安易に分類できないところが難しいところですね。結局やってみないと分からないわけで、アイオライトさんのその実験は極めて貴重なデータになるかと(笑)

蛇形は全国数店舗しか扱いがないとか… 実際「ようやく私もこういうお酒が楽しめるようになったか…」とある種の感慨を抱いた印象深いお酒でした(笑) 例によって結構先になると思いますが、お楽しみに。

2017年07月21日 まるめち URL 編集












管理者にだけ公開する