豊香 辛口特別純米酒 しぼりたて無濾過生酒

本日の家飲み 豊香(ほうか) 辛口特別純米酒 しぼりたて無濾過生酒

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 長野県岡谷市のお酒です。
 外では何度もいただいていますが、家飲みは確か初めてですね。

 このお酒も前回さんざんディスった(笑)辛口標記のお酒ですね。
 ちなみにこれについても、「本当に辛口なんでしょうか」と聞いたところ、店長さん曰く「いわゆる辛口酒って感じではないと思う。おそらく日本酒度が高めなのでそういう表記にしているのではないか(要約)」とのこと。
 うーむ、蔵元の意図はともかく、世の一般ピープルの認識っていまだに「辛口≒淡麗辛口」だと思うんですよね、そういう相手に「日本酒度が高め」なお酒を安易に「辛口酒」と表して売ることは果たして適切なのかな…
 まあ「とりあえず辛口」派がまだまだ支配的である現状、売り文句としては間違っていないとも思うのですが、どこか釈然としないものがあります。
 (逆に「甘口」って明記して売り出しているお酒には、蔵元のある種の「覚悟」を感じるんですよね。)

 といいつつ、実はこのお酒については裏ラベルに「スピード感のある味わいとキレ」というワードの記載があるので、割と意図することは伝わるような気もします。
 アルコール度数15度と低め(多分加水あり)なことと合わせると、スッキリキリリ系の辛口酒であることを想像しますが、さていかがでしょうか。

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 上立ち香は酸を感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、軽やかながら存在感のある甘旨味が勢い良く入ってきて、しっかりとした酸と裏方の苦味で見事に引き締められつつ、最後までキリリと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青リンゴ的なフレッシュフルーティーな甘旨味が芯にあり、それに強めの酸が伴うことで、濃厚さと軽さを見事に両立させていますね、そしてありがちな苦味や渋味は完全に裏に回っているのが素晴らしい。
 後味は酸が必要限度に引き取って、結構優しく引き上げてくれます。

 どんどんイケてしまいそうな良い意味の軽さと長野酒らしい優しい甘味を兼ね備えた、コンセプトのハッキリしたお酒でした。
 個人的には「スッキリキリリ感」よりも「優しい甘味」に惹かれるものがあるので「辛口」と標記することには賛同しかねますが、このお酒なら確かに「ああ辛口だね」と言う飲み手は多いのかもしれません。
 でも、同蔵のスペックの中、あるいは長野酒の中では比較的辛口だとしても、全国区で売るときにあえて辛口表記にする必要はあるのかなあ…(しつこい)
 ともかく、豊香の味わい自体は私の好むところであること自体ははっきりしました、他のスペックも是非いただいてみたいと思います。

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名称:豊香 辛口特別純米酒 しぼりたて無濾過生酒
精米歩合:59%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社カネタ玉田酒造店
購入価格(税抜):1,297円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 豊香 特別純米

2017年05月19日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

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2017年05月21日 編集

まるめちさんが辛口表現に疑問を持つように、僕も1つ納得のいかない疑問を持つ表現があります。
ラベル等には直接目にはしませんが「この日本酒、水みたいに呑めますね」です。

たぶん、アルコール特有の引っ掛かりもなく、スッキリサッパリ呑める、キレイな日本酒ですよって言いたいのでしょうが、それって美味しいの?

味になんの変化もなく、ただ喉の奥に流し込むだけ。
日本酒って、ちゃんと奥行きのある、甘味と苦味や旨味など、いろいろ複雑な味わいのある奥の深いものなんですよ。それらのバランスが自分好みの銘柄を呑む時は最高の一時ですね!

だから、「水みたいに~」って日本酒を表現する人は、あんまり日本酒を呑んだことないんだな。
と、残念に思いますね。

日本酒も、もっといろんな味わいがあることを広めて欲しいですね。

2017年05月21日 debo URL 編集

コメントありがとうございます。
いやあ、酒の会のお酒拝見しましたが、これは素晴らしいラインナップですね!そんじょそこらの銘酒居酒屋が逃げ出すレベルかと(笑)
味わいの傾向もしっかり広範囲をカバーしていますし、相当配慮されたセレクトということが伝わってきます。うーん素晴らしい。

いやあ実際豊香も長野酒らしい上にバランスの良い、素敵な銘柄かと思っております。美寿々も含め、高評価なら嬉しい限りです。

こういうお知らせは大歓迎です!
今後とも宜しくお願いします。

2017年05月21日 まるめち URL 編集

>debo様、コメントありがとうございます。
ああ、「水みたい」ですか…、ほぼ同意です(笑)
ただ、こっちに関してはあまりプロは使っていない気もするのですよね。そこは多分意識しているのでしょう。実際私も基本使いません。(ただ、「アルコール感を消す」ことを意識しているお酒についてはある意味当たっている表現でもあるので、難しい…)
素人さんが使う分には仕方ないとも思うのですが、それこそ上善如水的な、固定的な発想が敷衍していることの証左であって…、非常に根が深い問題だと思います。

ただ、個人的には「辛口」のほうが危うい表現だと思いますね。正直「水みたい」という表現は、褒め言葉として受け取らなければいいだけですが、辛口は本当に意味がわからない表現なので。
辛口を希望する人に「ばくれん」とか飲ませて、果たして何割くらい満足するのか…

2017年05月22日 まるめち URL 編集












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