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屋守 仕込九号 純米中取り 無調整生酒 28BY

本日の家飲み 屋守(おくのかみ) 仕込九号 純米中取り 無調整生酒 28BY

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 東京都東村山市のお酒です。
 当ブログでの登場は実に6回目、毎年いただいていますね。

 屋守は私が日本酒飲み始め以来のお気に入り銘柄でしたが、昨年(27BY)のおりがらみの味わいは、実のところファンとしてはハテナマークが浮かぶような方向性のものでした。
 最近28BY最初あたりの花陽浴を飲んだ時も思ったのですが、信頼している銘柄の味わいが予想外であったとき、私は失望感というより「あの味わいには二度と出会えないのでは…」という恐怖感を覚えます。(花陽浴はその後のスペックで戻ってきたのでほっとしました…)
 まあ日本酒は年によってある程度味わいにブレが出るのは当然とも言えるのですが、蔵の方針転換や人的要因での味の変化については取り返しがつかないですからね。(木桶じゃない「やまユ」なんてのはまさにこれ)

 今回は、前回抱いたその恐怖感を払拭するためセレクトした次第です。
 スペックはエキセントリックなラベルカラーのものではなく、当ブログでも以前紹介して「お気に入りに追加」している純米中取り。
 恐る恐る、ただできる限り先入観を排除して開栓してみます。

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 上立ち香は若干硬質なパイン系の香りが気持ち強めに。
 含むと、フレッシュな甘酸味に独特の苦渋味が絡み合った複雑な旨味が勢い良く入ってきて、尻上がりに強まる酸苦でギッチリと引き締められつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんとなく木香を感じるような、そこそこの甘さと酸味に青い渋味が伴う独特なもので、ほどほどに濃厚ながら飲み飽きない印象。
 後味は酸渋が表に出てきて、キッチリとキレます。

 中濃度の甘旨味とフレッシュ感、そして酸渋による奥深さが特徴の、杯が進みやすいお酒でした。
 なんとなく草っぽい、他の銘柄で恐縮ながら「山間」っぽい風味を個人的には感じましたね。
 去年のおりがらみよりは味も出てる感じで、私の思う「屋守らしさ」も結構あり、低レベルなお酒では無いと思います。
 が、私にはやっぱり甘旨味が足りない…、そして昔感じた楽しさや感動はこのお酒では味わえず、恐怖感を払拭するには至りませんでした。
 屋守、今後はニュートラルな視線で動向を追っていきたいと思います。

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名称:屋守 仕込九号 純米中取り 無調整生酒 28BY
精米歩合: 麹米:50% 掛米:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社豊島屋酒造
購入価格(税抜):1,460円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 屋守 純米

2017年05月05日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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