根知男山 純米吟醸原酒 根知谷産五百万石

本日の家飲み 根知男山 純米吟醸原酒 根知谷産五百万石

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 いろいろなところで話を聞くに、今の日本酒界にはまだまだ「新潟産ブランド」が根強く残っているように思えます。
 個人的にはそもそも新潟酒の特徴といわれる「端麗辛口」からとっくに決別している上、大して個性も無いお酒にでかでかと「新潟地酒」と書いて贈答品用として高値で売ってるようなのも経験してしまったため、むしろ後ろ向きのイメージすらもっていたりするのですが…。

 根知男山はそういった売らんかなブランドとは一線を画して、地元根知谷の水田を守るという理念の元にそこで自社栽培したお米でお酒を醸し、その米作りからのこだわりで価値を創るという姿勢とのことです(昨年のdancyu情報)。
 そのためかスペックの割には割高ですね。
 私は通常買わない価格帯ですがその理念を買ったのと、オープン当日でにぎわっていた銀座君嶋屋さんの雰囲気に押されて(笑)、買ってみました。

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 ただ、ラベルの情報量がちょっと少ないのは気になるところです。
 日本酒度や酵母の記載はありませんし、年月絡みでは「製造年月24.8」とあるだけ。
 恐らく23BYで搾って、8月まで蔵内熟成、現在まで酒屋さん保管だと思うのですが、想像の域を出ません。
 ブランド化を目指しているのなら、これはいかがなものかと思ってしまいます。

 上立ち香はまろやかな吟醸香が強めに。
 含むと、まずはとても上品な熟成感と穏やかな米の旨味を感じます。
 旨みは甘さ控えめながら太くしっかりとしていて、火入れ技術の高さが伝わってきます。
 熟成感と濃厚さがあるのに、透明感を感じるところはさすがの完成度といったところ。
 その後は徐々に渋味と辛さがでてきて、ちょっと口が痛くなるほどです。
 それだけに、後味はまさにスパっと、辛口らしいキレ。

 良い感じで熟した芳醇辛口酒というのが私の印象でした。
 冷やしたときのキレも良いけど、私にはちょっと辛すぎるかな。
 常温のほうがまろやかさを感じられて個人的には好きです。

 ただ、理由はわかるとはいえやっぱり高いなあ…、貧乏性なので飲んでる最中も気になってしまうんですよ(笑)。
 正直、いつも飲んでいる4合1,500円近辺のお酒と決定的に違うものは感じられなかったです。
 まあそれだけ今の日本の地酒のレベルが高いということだとも思うのですが…。
 次に飲むときは、冷静に味わうためにも、純米クラスにしようと思います。

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名称:根知男山 純米吟醸原酒 根知谷産五百万石
製法情報:原酒
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:17~18%
酵母:新潟G9
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社渡辺酒造店(新潟県糸魚川市)
製造年月:2012/8
購入価格(税込):2,100円/720ml
お気に入り度:7.3/9.0 (値段も考慮に入れて)

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2013年03月11日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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