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MUNEMASA 本生 純米吟醸-15

本日の家飲み MUNEMASA 本生 純米吟醸-15

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 佐賀県西松浦郡有田町のお酒です。
 以前外でいただいた時に好印象だったので、今回家飲み用に購入。

 このお酒を語るなら、佐賀県酒造組合の主催するイベント、「酔っても美味い!九州S-1グランプリ」のことを抜きにはできないでしょう。
 このイベントは九州の40蔵が出品するお酒を一般公募のお客さんがブラインドで評価し、トーナメント形式で一位を決めるというものなのですが、なんとMUNEMASAは2012・2013と二年連続でグランプリに輝いたのです。
 規模としては大きくありませんが、一般の飲み手が先入観無しに選んだ結果なのですから、現在の飲み手のニーズをばっちり捉えているお酒であることは間違いないでしょう。

 また、このイベントは料理を食べながらそれに合わせる形でお酒を評価することも特徴で、食中酒としての完成度が高い酒が選ばれることになります。
 しかしこのお酒は日本酒度-15の「超甘口」、いわゆるプロの評価では、このお酒が食中酒として評価されることはなかったのではないでしょうか。
 先入観を排除した日本酒の評価が、どれだけその可能性を広げるものであるかということを、身をもって証明してくれたお酒であると思います。

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 上立ち香は若干のセメダインを感じるフレッシュで独特な香りが少々。
 含むと、とろみを感じさせるぐらい極めて濃厚な甘味が、若干の酸味で輪郭を整えつつ入り込んできます。
 旨味は濃厚ながら上品というか優しい甘味が主役で、いわゆる和三盆のような印象という感じ。
 後味は必要最小限の酸味でこの濃厚な甘味をきっちり引き上げます、そこが見事。

 強烈とも言えるほどの濃厚芳醇な甘味を、ダレない形で見事にキレさせる新しい形の食中酒でした。
 この上品な甘味は射美や村祐を思い出させますね…、でもやっぱりそれぞれの個性があるところが面白い。
 ただ、前回飲んだ火入れの方がバランスが取れていた気もするので、これは今年の火入れも是非飲んで比べてみたいところです。

 ともあれ、食中酒≒端麗辛口という先入観を見事に打ち消してくれるようなこのお酒が、一般の評価を受けてグランプリを取ったことは、最近の日本酒の一つの傾向を象徴しているかと思います。
 MUNEMASA、超要注目銘柄として追っていくつもりです。

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名称:MUNEMASA 本生 純米吟醸-15
製法情報:生酒
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:15%
酵母:協会不明
日本酒度:-15
蔵元情報:宗政酒造株式会社(佐賀県西松浦郡有田町)
製造年月:2014/3(25BY)
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2014年05月16日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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