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奥播磨 純米生 仕込第二十九號 袋しぼり 28BY

家飲み記録 奥播磨 純米生 仕込第二十九號 袋しぼり 28BY

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 兵庫県姫路市のお酒です、ブログ登場は5回目。
 
 芳醇フレッシュ甘口派を自認する私ですが、最近は山陰系に代表されるような、いわゆる「芳醇辛口」酒にもかなり惹かれるものを感じています。
 個人的には芳醇辛口というと、火入れ熟成で加水して燗するようなお酒が主流なのかなあという印象があります。
 が、私が好むのは、やはり無濾過生原酒、そして数年生熟成に耐えるような旨味(と酸味)が野太いタイプ。
 このお酒の系統は確かにあって、そういうお酒を揃えた酒屋さんもあるのですが、芳醇辛口以外で、「○○系」というビシっとした呼称が思いつかないのが困ったところだと思います。(あえていうと「しっかり系生熟酒」って感じでしょうか)

 さて今回いただくのは、個人的にそういうお酒の典型例の一つというイメージがある奥播磨です。
 全量山田錦、精米歩合は55%の袋しぼりと、割と豪華なスペックですね。
 製造年月が平成31年2月になっていますが、28BYとのことなので、恐らく蔵元で一年以上生熟期間を経てからの出荷であろうと思います、なお実際に開栓したのはさらに後の8月。

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 上立ち香は酸があって、熟成をほんのりまとった感じの落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、程よい熟感のある旨酸味が極めて飲みごたえのある濃度で、しかしキツさ皆無でグググッと入ってきて、びっくりするほど自然にじわじわと染み入ってきます。
 味わいは、旨味と一体化した感じのまろやかな酸味が非常に心地良い、甘味控えめながら、味乗りした旨味の存在感を最初から最後まで素直に楽しめるもので、かつ非常にガッチリ引き締まっている印象。
 後味は、ほんのりとした熟感の余韻を残しつつ、見事に引き上げていきます。

 お米の旨味を、生熟らしいまろやかさと押出の強さを兼ね備えつつ味あわせてくれる、まとまりの良い芳醇辛口酒でした。
 やっぱり袋しぼり的な口当たりの良さは明らかにあるんですよね~、そして熟感が非常に丁度良い印象。
 酸味もいい感じに落ち着いていますし実にちょうどいいタイミングの出荷だったのでしょう、しっかりと自社製品の生熟に関する知見を集積していっているということなんでしょうね。
 奥播磨の株を、自分の中でまた上げてくれた一本でした。

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名称:奥播磨 純米生 仕込第二十九號 袋しぼり 28BY
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,800円ぐらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月30日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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H25byの場合は知っていますが、28byだとこんな感想なんですね。

H25byだとまるめちさんの好みの甘味が増えて甘旨味で柑橘系酸味が追いかけてくるような味わいですね。
酸味と旨味も角が取れた味わいなので、割りと飲み心地は良いと思いますよ。

上の記事の春心は友達がよく行く日本料理屋で私に合うだろうと勧めてくれるお酒ですが、まるめちさんの感想を見ると、さらに飲みたくなってきましたね。

2020年02月01日 龍力大好き URL 編集

>龍力大好き様、コメントありがとうございます。
どうもです、なんとなくコメント貰えそうな予感がしていました(笑)
25BYか~、甘味が増えるのは素敵で、良さそうですねえ。実は別スペックの26BYも飲んでるんですが、ニアミスでしたね…

春心は実際龍力大好きさん向けだと思いますよ。せっかくオススメされているわけですし、是非一度じっくりやってみてください。

ちなみに何とか頑張って雪彦山を通販で発注しました。届くのが楽しみです…

2020年02月03日 まるめち URL 編集












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