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吾有事(わがうじ) 純米吟醸 中取り生 30BY

家飲み記録 吾有事(わがうじ) 純米吟醸 中取り生 30BY

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 銘柄としては2回目の登場となりますね、同蔵の他銘柄に「奥羽自慢」があります。

 本銘柄は、前回の記事で紹介した通り、20代の醸造責任者と販売責任者によるものらしいです。
 若手の造り手と言えば、新潟の荷札酒・あべ、岩手の赤武などが浮かびますね。
 ベテラン杜氏の安定感のあるお酒とはまた違った、モダンさと個性がある銘柄が多い印象があります。
 個人的にはそういう方向性のお酒が好きなので、積極的に攻めていきたいところ。

 ラベルのスペック情報が貧弱なのは残念ですが、購入したいまでやのページを見ると、山形県産の美山錦を使っているようです、精米歩合は55%。
 2月製造を7月頭に開栓しているので、数ヶ月の生熟期間を経たコンディションになってます。


 上立ち香はバニラ感のある甘くてフレッシュな香りが気持ち強めに。
 含むと、実に濃厚な甘旨味が若干のガス感を伴って力強く入ってきて、一瞬後に出てくる苦味があくまで裏方として働いて輪郭を整えつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、うーん甘味と奥深さをマシマシのクリームソーダ的な甘味が主役ですね、濃度がかなり高い上に、若干の青さは感じるものの苦味がしっかり抑えられているので、その甘味の魅力をどストレートに楽しませてくれます。
 後味は、やはり苦味が引き取る形で、見事なまでにしっかりキレます。

 個性的かつ存在感のある、バニラ感を纏った甘味が非常に心地よい、良バランスの濃厚フレッシュ甘旨酒でした。
 前にもバニラを感じていたので、おそらく「らしさ」はかなり確立されているのでしょう、それは素晴らしいことだと思います。
 なお、私は甘味に焦点を当てていますが、人によっては引き締まりとキレに魅力を感じると思います、それほどに力強くも良バランス。
 前回(28BY)、今後に期待できる味わいだなあと思ったのですが、これは期待以上でしたね、きっかけがあれば荷札、赤武に追いつき追い越すぐらいの銘柄になるんじゃないかしら。
 吾有事、今後超注目していきたいと思いました。

 ただ、開栓後数日経つと、割と甘味が引っ込んできたかな…
 個人的には早飲み推奨。

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名称:吾有事(わがうじ) 純米吟醸 中取り生 30BY
蔵元情報:奥羽自慢株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年12月03日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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