FC2ブログ

松の井 吟醸 火入れ

家飲み記録 松乃井 吟醸 (2017年10月製造)

20191014132301898.jpg  20191014132331480.jpg

新潟県十日町市のお酒です。
同蔵のお酒は家飲み経験有りですが同銘柄は初めて、こちらも遠州屋酒店さんで買えるお酒です。

遠州屋酒店さんの素敵なところその③として、「製造年月が古い掘り出し物のお酒がある」ということがあると思います。
一般的な食料品の感覚では、古いものは悪いものというふうに考えがちだと思いますが、日本酒に関しては、場合によってはワイン的な感覚で、熟成によってより旨くなるということがザラにあるわけです。
ただ、蔵元での管理された熟成と違い、例えばスーパーでの売れ残り酒なんかはだと、管理状態が悪い・または酒質が熟成に向かない等の理由で、単に「老ね」て嫌な匂いが出てくることも多いんですよね。
しかし、遠州屋酒店さんでの取り扱い銘柄は基本的に酒質が「強い」熟成に向くお酒が多いので、割と安心して買えるというのは非常に大きいと思います。

今回いただくのは約1年半前に製造されたものですね、使用米は山田錦の50%精米、アルコール添加有になってます。
火入れということもあり、熟成的にはまだまだ序の口といったところでしょうか。

20191014132341781.jpg  20191014132352379.jpg

上立ち香は実に落ち着いた、果実っぽくも甘さが抑えられた香りが控えめに。
含むと、やはり落ち着いた印象の存在感のある旨味が実に自然な口当たりで入ってきて、火入れ的な含み香を伴いつつも、最後までまとまりを保ったまま染み込んできます。
味わいは、実に柔らかい砂糖菓子のような甘味を纏った、しかしお米を感じる旨味が中心、苦渋もしっかり存在するのですが不思議な程に裏方に徹している印象、アルコール的辛さも浮かずに一体となっている感じですね。
後味は、アルコール的辛さが受け持ちつつも、実に自然な感じで引き上げます。

落ち着いた柔らかい完熟系の旨味を、辛さが最小限の役割を果たして引き上げる、アル添の良さを感じられるお酒でした。
飲み始めに火入れっぽい香りが伴うのが私には若干マイナスではあります、ただそれ以外の部分は素晴らしいバランス。
実際飲みごたえがあるのにどんどん飲めるんですよ、これはやっぱりアル添の利点が最大限に発揮されているように思えますね。
実は松乃井は3スペックほどまとめて入手したので続けてご紹介します。

20191014132403173.jpg

紹介:「きたろーの酒ノート」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://sakenotes.hatenablog.jp/entry/2017/11/02/214941

名称:松乃井 吟醸 (2017年10月製造)
蔵元情報:株式会社松乃井酒造場
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.4/9.0

関連記事

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 松乃井 吟醸

2019年10月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

<< 松乃井 「SUPER HONJOZO」(スーパー本醸造) | 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP | 豊久仁 純米 責め 生原酒 >>

拙ブログへの言及ありがとうございます!
吟醸はスッキリしているのにちゃんと飲みごたえもありますよね。
自分は食中酒に冷やして飲むのが気に入ってます。

残念ながら先日蔵元の社長がお亡くなりになったそうです。
いち消費者としては飲んで応援&周りの人に勧めて応援をしたいところです。

2019年10月31日 きたろー URL 編集

>きたろー様、コメントありがとうございます。
無断リンク恐縮です!ちなみに次回もうちょっと触れる予定だったりします(笑)
こちらは本当にバランスが良くて、まさに万能というか、それぞれの楽しみ方で飲めるお酒だと思いました。

ああ、そうなんですね… 蔵元さんの訃報を聞くとなんともやるせない気持ちになります。
私も、また遠州屋酒店さんに行けたときには是非買いたいと思います!

2019年11月01日 まるめち URL 編集












管理者にだけ公開する