FC2ブログ

村祐 紺瑠璃 本生(平成31年4月製造)

家飲み記録 村祐 紺瑠璃 本生(平成31年4月製造)

20190910125522375.jpg  20190910125544747.jpg

 新潟県新潟市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 村祐については今まで、茜、常盤、黒ラベルは家飲みしたのですが、この紺瑠璃はまだだったのでセレクトしました。
 村祐の特徴として「スペック非公開」というところがありますが、最近それに似た形で一部スペック(や特定名称)を非公開にする蔵が増えているように思えます(たかちよとか山の井とか)。
 ただ、やっぱりここほど徹底しているところはそうはないんじゃないでしょうか、原材料名、アルコール度、製造年月、そして「要冷蔵 本生」表記だけですからね、本当に法令が許すギリギリでしょう。
 
 それでいて、メインのラインナップはラベルの色違いというシンプルなものであることも、個人的には特筆すべきだと思います。
 日本酒銘柄(地元向け除く)で「獺祭」と同レベルに分かりやすい商品構成にしているのはここぐらいなんじゃないかなと思ったりしますね、その割り切りはやっぱり凄いことかと。
 

 上立ち香は砂糖を感じる実に甘く、ただクドくはない香りが控えめに。
 含むと、薄いヴェールを纏ったような口当たりの甘味がヌルりと入ってきて、一瞬差で出てくる酸味と、少々の苦味で最後まで一種の柔らかさを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、柑橘系果実らしい酸味と砂糖的な甘味が絡み合った実に個性的なもので、程よい落ち着きと飲みごたえを両立させてますね、苦味も含めキツさが無いのが流石。
 後味は、やはり酸味が引き取る形で必要最小限な感じで引き上げます。

 甘酸っぱい感じながらも、他に似たお酒が考えつかない、蔵元の確固たるスタンスが伝わるような芳醇甘酸旨酒でした。
 ちょっとヌルっとした甘味と酸味のコラボっぷりが面白いというか楽しい感じなんですよ、いわゆる新酒生酒の強い香りとかキツい苦味が苦手な人に飲んで欲しい甘口酒ですね、この方向性は実に面白いと思います。
 そして今回強く感じたのは、茜→紺瑠璃→常盤→黒という通常ラインナップが、いわば味わいのグラデーションとでもいいましょうか、一つの線上に並んでいるということですね。(具体的には、黒に近づくほど甘味の強さ・純度が高くなって、逆に茜に近づくほど酸味が強くなる印象)
 この一貫性は流石の一言!
 改めて村祐の商品ラインナップの完成度を思い知らされた一本でした。

20190910125603082.jpg  20190910125623610.jpg

名称:村祐 紺瑠璃 本生(平成31年4月製造)
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,575円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

関連記事

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年09月14日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

<< 【レポート】「SAKE100」の試飲会に参加させていただきました! | 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP | たかちよ 「あるひ ぴんくのくまさんが」 SPARK 無ろ過生酒 >>












管理者にだけ公開する