憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山
家飲み記録 憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山

奈良県奈良市のお酒です。
「たつみ清酒堂 東京」さんで購入した憲の、米違いの二本目になります。
こちらを醸す奈良豊澤酒造のホームページを見ると、「現代の名工」に選ばれている藤沢忠治杜氏が造りを行っていることを売りにしているようです。
現代の名工と言えば、かの農口杜氏や山影杜氏、引退してますが綾菊の国重杜氏など、錚々たる方々が選ばれています。
そちらの方面から追う形で、「現代の名工が醸したお酒」を飲み比べて行くというのも面白いかもしれませんね。
今回いただくのは愛山を55%まで削って醸した無濾過生原酒、スペックの割には良心的なお値段だと思います。
店頭には前回の山田錦とこの愛山に加え、TYPE-2として雄町が並んでいたのですが、今回はスタンダードな山田錦と割安な愛山で飲み比べてみた次第です。
8月製造、11月開栓。

上立ち香はベリー系(?)のちょっと甘を感じる香りが仄かに。
含むと、なかなかに複雑な旨味が、しかし重すぎない感じで力強く入ってきて、割と華やかな含み香ともいい感じでバランスを保ったまま、割と息の長い感じで染み込んできます。
味わいは、甘酸渋苦がしっかり一体となって絡み合ったような、若干イチゴ風味のあるフルーティーかつ奥深いもので、濃度・飲みごたえももバッチリ、かつ粗さも無くて複雑味ゆえの飲み飽きなさもありますね。
後味は酸渋をあくまでほんのりと残しながら、実に自然に引き上げてくれます。
愛山特有の複雑さの有る甘旨味を、素直かつ力強く楽しませてくれる、いい感じの生熟芳醇酒でした。
山田錦と飲み比べて強く感じたのは、憲はお米の個性を引き出すのが上手いってことですね(若しくはしっかりお米のイメージ通りに仕上げてくるというべきか)。
同蔵の3本を飲んだ限りでは、儀助よりも憲が、さらに山田錦よりも愛山がより好みでした。
憲、次は是非飲み残した雄町もいただいてみたいと思います。
名称:憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山
蔵元情報:奈良豊澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0
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