FC2ブログ

菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY

家飲み記録 菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY

20190408152015465.jpg  20190408152050757.jpg

 愛知県稲沢市のお酒です。
 ブログでの登場は以外にもまだ2回目。

 菊鷹は山本杜氏の移籍以来確実に固定ファンを増やしている印象ですね、私も好きですし外飲みでは良くいただくのですが、如何せん一升瓶しかない関係で家飲み回数は中々増えません。
 個人的に菊鷹には山廃のイメージがあるのですが、今回は速醸です、特筆すべきは酵母に「協会8号」を使っていることかと思います。
 この酵母についてはWikipediaによると、「やや高温性で、酸多く濃醇酒向きとされた。淡麗辛口ブームが始まったころ、1978年(昭和53年)に時代の流れに合わないということで発売中止となり~」との記載が。
 私の様なアンチ淡麗辛口派(笑)からすると激おこ案件ですね…、ただ今の時代には方向性的に合ってるんじゃないでしょうか。

 他のスペックとしては、麹米に富山県山田錦、掛米に兵庫県夢錦使用というなんとなくこだわりを感じる組み合わせが目を引きます、精米歩合は65%。
 29BY、3月製造を10月に買って開栓しています、たぶん瓶詰保存後秋越えた辺りを狙って出荷って感じかなあ。
 
20190408152033496.jpg

20190408152101297.jpg  20190408152112137.jpg

 上立ち香は結構ハッキリとしたアルコール香に乳酸的な香りが混じったものがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立った旨味が力強く入ってきて、唾液腺を少々刺激しつつも、そこそこの熟感や甘味の柔らかさも伴って、独特のバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、ほんのりとした甘味を酸がしっかり引き締める、果実感とケミカル感の両方を感じる押しの強い旨味が主役、渋味は若干あって複雑さを添えていますね。
 後味は完全に酸が受け持って素晴らしくキレます。

 少々熟感もありながら、まだまだ伸びそうな気配も強く感じる、速醸でも菊鷹の強さは健在といった趣の芳醇旨酸酒でした。
 基本的に杯を重ねて、温度が上がってきてから伸びるタイプですね~、甘味と酸味がいい感じに融合してくる感じ。
 これは一升瓶を適当に横においてちびちびやるスタイルが合うかと思いました。
 しかし、こういうお酒を飲むと、8号酵母はもっと広まってもいいんじゃないかと素朴に思ってしまいますね(使う側からすると色々あるのでしょうが…)
 菊鷹の安定した実力を感じた一本でした、次はまた別スペックをいただいてみたいと思います。

 なお四合瓶に移しつつも、常温保存でやっても全くダレません、蛇形とかそっち系の生酒ですね。
 しかしこういう超力強いお酒と、吟醸的な繊細なお酒って、完全に別カテゴリの魅力が有りますよねえ、日本酒の多様性って凄い。

20190408152122412.jpg

名称:菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY
蔵元情報:藤市酒造株式会社
購入価格(税抜):2,900円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

関連記事

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2019年04月16日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

<< 【続報】日本酒「薄青瓶問題」について | 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP | 霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY >>












管理者にだけ公開する