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出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分

家飲み記録 出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分

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 山形県天童市のお酒です。
 有名銘柄ながら、当ブログでの登場はまだ2回目。

 出羽桜は山形を代表する大手地酒蔵、そこが、近年県が開発して鳴り物入りでデビューした酒米である「雪女神」を初めて使って売り出したのがこちらのお酒になります。
 聞くところによると、米の性質等に関ししっかり調べ、周到に準備してからの発売だとか…、ブランドの維持に対する意識の高さが伺えますね。
 ちなみに当ブログでは2年前に同じお米を使った栄光冨士の試験醸造酒を紹介しています、こちらはフットワーク軽くいち早くチャレンジしたって感じでしょうか。
 どちらが良いという話ではないですが、スタンスの違いがなかなか面白いと思いました。

 ちなみに組合のホームページによると、少なくとも29BYについては雪女神は必ず50%より精米して醸造しなくてはいけないという規則になっているとのこと。
 まあもともとの酒米開発コンセプトが高精白酒向けということらしいので、自然な流れではありますね、原状ほとんどの蔵が四合瓶3,000円を越えるような高級酒に使っている状況のようです。
 で、このお酒も精米歩合48%と結構削っているのですが、お値段はなんと税抜1,600円。
 多分今のところ雪女神で一番安いんじゃないかな…、蔵元ホームページによると、「山形酒米の集大成「雪女神」をより気軽に楽しんでいただきたいとの願い」から仕込んだとのこと、なんと素敵な心意気なんだ…(感涙)

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 上立ち香はうーんフルーティーと唸りたくなる青リンゴ的フレッシュな香りが気持ち強めに。
 含むと、割とインパクトのある甘旨味が、しかし自然な口当たりで若干のトロ味を纏いつつ入ってきて、吟醸的苦味でしっかり引き締まりつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさに高精白純米の王道オブ王道といった印象、かつ濃い目のリンゴ的甘旨味が厳然たる主役、苦味も典型的ながら役割をしっかりわきまえている感じですね。
 後味は苦味が引き取りつつも、非常に上品に引き上げてくれます。

 極めて上品かつ香り高いまさに純米大吟醸!という風合いながら、非常に濃厚な感じが心地よい、フルーティー系の王道を往く芳醇高精白酒でした。
 なんというか、獺祭に少し飽きてきた日本酒初心者に飲んでもらいたいといいますか、わかりやすさと複雑さの両方を感じます、この辺りのバランス感覚が絶妙な印象。
 火入れ有りながら瓶火入れということで後ろ向きな古臭さが皆無なのも良いですね、これがこのお値段というのは実に良心的だと思いました。
 出羽桜の実力を改めてビンビンに感じた一本でした。

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名称:出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分
精米歩合:48%
使用米:雪女神
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:出羽桜酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年12月25日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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