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甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生

家飲み記録 甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生

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 千葉県印旛郡酒々井町のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は2回目ですね。

 こちらを醸す飯沼本家のメイン銘柄は「甲子正宗」、他に以前当ブログでも紹介している「一喜」というブランドを県外で売り出していましたが、立ち上げに深くかかわった杜氏さんの移籍に伴い、そちらは生産終了したようです。
 今回いただくのはその限定品というか変わり種系の商品ですね、77号酵母というリンゴ酸を多く出す酵母を使っているため、それっぽい味わいになるとか。
 実は柏の日本屋さんでがっつり試飲をさせてもらい、極めて好印象だったので購入しました。

 こちらのような日本酒離れした味と思われるお酒の場合、こういう分かりやすい見た目にするというのはユーザーフレンドリーで良いですね。
 ただ酵母以外のスペックについての記載は貧弱、精米歩合55%の生酒です。
 裏ラベルが透明なので、見た目は良いのですが写真写りは厳しい…

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 上立ち香はむしろ梨っぽい印象の爽やかな酸の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとした甘酸味が割と軽やかな口当たりで入ってきて、最後まで自然さと勢いを保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かに言われるとリンゴジュース的な、酸っぱいまで行かない感じの爽やかな甘酸味が主役、嫌な苦味等が皆無で透明感すら感じさせるまとまり・バランスがあります。
 後味は、酸が最後まで自然な感じで引き取って、爽やかに引き上げてくれます。

 コンセプト通りの林檎的甘酸味の魅力を、極めて高次元のバランスで楽しませてくれる、日本酒の新しい可能性をビンビンに感じさせてくれるお酒でした。
 いやこれはまさにいくらでも飲めちゃいますね…、甘酸は確かに魅力的なのですが、本質は雑味の無さにあるような気がします(その意味では花陽浴と似てるかも)
 色物と見せかけて、オーソドックスな部分で極めて完成度が高いお酒だと思います、そういう意味では同じリンゴ酸系でも三芳菊の対極にある印象。
 この甲子林檎は【超】お気に入りに追加ですね、来年も飲みたいなあと思わせてくれる一本でした。

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紹介①:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの昨年同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/16570963.html

紹介②:「20代から始める日本酒生活」さんの昨年同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-83.html

名称:甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社飯沼本家
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年12月13日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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近くの酒屋で売ってましたが、買うか悩む種類なんですよねえ、アップルは。純米酒は飲むのですが、旨口系ほぼ専門の私には甘口系は少しハードル高めなので。

アップルは関西でも売っているので、結構日本酒飲まない人でもいけるやつなんだと思います。残草蓬莱とか木戸泉は売ってませんしね。甘口系は普段飲みしないので、今日の記事は参考になります。
ただ、日曜日に日本酒、ワイン爆買いしてしまったので、次に奥丹波買う時についでに購入しようかなと思います。

甲子とか寒菊とか木戸泉やら結構個性的ですよね。関東の農業県というのが納得出来るなと感じます。

2018年12月13日 龍力大好き URL 編集

>龍力大好き様、コメントありがとうございます。
いやあ龍力大好きさんとしてはそりゃあ畑違いなお酒であることは間違いないでしょう。ただ、こっち系としては非常に完成度が高いと私は感じました。
「たまにはいつものと違う系統のお酒も飲もうかな」と思ったときには飲んでみて良いと思いますよ。私も冷蔵庫に悦凱陣とか秋鹿とか入れてますし(笑)

千葉酒についてはおっしゃる通り実は結構個性派が揃っている印象です。何より寺田本家というラスボスが居ますからね… もうちょっと全国でも知られてほしいと、地元民としては思うところです。

2018年12月15日 まるめち URL 編集












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