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三光天賦 生もと純米 無濾過生原酒 雄町 28BY

家飲み記録 三光天賦 生もと純米 無濾過生原酒 雄町 28BY

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 岡山県新見市のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒の紹介は3回目になります。

 今まで飲んだ同蔵のお酒は「克正」「蛇形」という限定品で、両方とも高垣克正杜氏の手によるものでした。
 このお酒は同杜氏の引退に伴い、後を引き継いだ「山上道広」杜氏が醸したものだそうです、その辺りも含めラベルに詳細な記載があるのは、個人的にはありがたいところ。
 克正や蛇形はとんでもなくパワフルなお酒で、「克正イズム」のようなものを強く感じる味わいでしたので、その辺りがどう受け継がれているかを気にしつついただきたいと思います。

 スペックは雄町を65%まで磨いた生もとの無濾過生原酒ということで、やはりいかにも力強そうな感じ。
 28BYと明記があり、製造年月29年10月のところを30年8月に開栓ですので、1年半以上生熟期間を経たものだと思われます。

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 上立ち香はかなり強めの熟感と酸を感じる濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、やはり強烈な旨酸がドドドと入ってきて、唾液腺を強く刺激しつつ、最後までその存在感を保ったままグググと胃に入り込んできます。
 味わいは、強烈ながらもどこか柔らかみのある乳酸系の酸味が中心にあって、そこに熟感を纏ったカラメル的甘味が絡みついている感じですね、辛さというかアルコールの刺激感も有って、全体的にはガッチリと引き締まっています。
 後味は当然のように酸辛が引き取って力強くキレます。

 お酒としての「パワー」をビンビンに感じるような、それでいて優しい側面もある芳醇旨酸辛酒でした。
 やっぱり明らかに克正や蛇形と同系統のお酒ですね~、山陰の芳醇辛口酒にも近いと思いますが、より酸味寄りで濃厚という印象。
 克正イズムがしっかりと受け継がれたことは間違いないと思います、「こういう酒」が飲みたいときにしっかり応えてくれる銘柄と言えるのではないでしょうか。
 三光天賦、今後も体がこれ系を求めたときに是非いただきたいと思いました。

 ちなみに開栓後常温保存にしましたが、一週間程度ではヘタれる気配すらしませんね。
 酸が落ち着いて、これまた克正や蛇形と同タイプの上がり方を魅せてくれます。
 そして当然のように燗も良いです、面白いのが甘味が表に出てくるところですね、実に私好み。

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名称:三光天賦 生もと純米 無濾過生原酒 雄町 28BY
精米歩合:65%
酒米:雄町
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:三光正宗株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年12月17日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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