FC2ブログ

土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟

家飲み記録 土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟

20180710103028424.jpg  20180710103046084.jpg

 高知県安芸郡芸西村(あきぐんげいせいむら)のお酒です。
 ブログでの登場は…、意外にもまだ2回目でした、外飲み回数は多分2ケタいってるかと。

 コメントでいただいた情報を元に初来訪した、神楽坂「ぼっちりや」さんで購入しました、このスペックはそこの女性店長さんが蔵に希望して特別に寝かしてもらっているものだそうです。
 店頭で冷蔵庫を睨んでいると、その店長さんがかなり積極的に突っ込んだ説明をしてくれて、普段は避けがちな一升瓶の購入に踏み切った次第です(まあそもそも生熟好きですしね)。
 で、その時の会話の流れで「銀座の高知のアンテナショップってお酒充実してますよね~」みたいな話題を私から振ったところ、店長さんより「私そこの立ち上げスタッフの一人ですよ」という驚きの返答が。
 いやあ納得感ありますね、ああいうお店ができるのには、絶対裏に土佐酒が好きで好きでたまらない人が居たんだろうという気がしていましたが、目の前の店長さんからはまさにその「土佐酒愛」がビンビンに伝わってきていました。

 さて、スペック的には高知の酒米「吟の夢」を55まで削った純米吟醸生。
 「一年囲い」の名の通り、蔵元で1年生熟させているそうです、28BYということになるかと。
 
 ちなみにこのお酒の感想を既に「日本酒感想日誌」さんが上げてらっしゃいます(かなりの高評価)。
 いやあ一店舗しか扱ってないのに偶然って凄いなあと思ったのですが、どうやら私のtwitter情報を参考にしていただいたようで…、流石のアンテナの高さと行動力というべきでしょう。
 で、まさか先を越されると思っていなかった私は、泡を食って記事を仕上げておる次第です。

20180710103055735.jpg

 上立ち香はセメダイン混じりの柑橘系果実といった、熟成感をほぼ感じさせない香りがそこそこに。
 含むと、がっつりと味が乗った印象の甘旨味が力強く入ってきて、そこに尻上がりに強まる辛さが絡まることでバッチリ引き締まりつつ、最終的にはキリリと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、非常に濃厚かつまろやかな、あえて言えばメロンクリーム的な甘旨味が最初に来るのですが、時間さで出てくるアルコール臭くない辛さがダレ感を完璧に抑えてくれます、なお雑味やカラメル的熟成香は皆無。
 後味はその辛さが濃厚さを嘘のように引き取って、バッチリキレます。

 生熟の最適解の一つを示してくれた感のある、ストレートに味が乗った甘旨味と、不思議なまでの飲み飽きなさを両立させた、極めて高次元の「土佐酒らしさ」を感じさせてくれたお酒でした。
 後味は一瞬私にはスパルタ過ぎるかなという感もあったのですが、でも杯が進んでしまうということは、やはりこれが最適バランスなのでしょう。
 以前安芸虎でも感じましたが、土佐酒の「辛さ」はしっかりと「甘旨味」と両立してくれる印象があって、日本酒は単に「甘口」「辛口」で語りきれるものでは無いということを実感として教えてくれますね。
 後、今回結構セメダインを感じたので新酒だと結構硬かったんじゃないかしら、こういう強いお酒を年単位で生熟させるセンス、いやあ本物だと思いましたね。
 土佐しらぎくの実力を再認識させるとともに、新たな側面も感じさせてくれた一本でした、来年もやろうかな…


 ちなみにこのお酒、開栓後三日目でも開けるときに栓が「ポンッ」と飛びました。
 どころか、四合瓶に移した最後の一杯分でも、ちょっと温度上げてから空けたら「プシュー」といい音が。
 昔(一升瓶)の風の森を思い出しますね…、いやあこれほど強いお酒は滅多に出会えないかと。
 (なお、飲んだ時のガス感自体はそんなに強くないです)

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2421.html

20180710103109405.jpg

名称:土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟
精米歩合:55%
酒米:吟の夢
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仙頭酒造場
購入価格(税抜):3,240円/1,800ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.7/9.0

関連記事

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年07月12日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

<< 越の初梅 雪中貯蔵酒 純米吟醸 生原酒 | 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP | 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生 29BY >>

気に入っていただいて光栄です。ここの雰囲気の良さを共有出来て嬉しいですね。食品も日本酒と合わせるには申し分ない所ですし。
ここのお酒の会の雰囲気も良かったです。

ただ、このお酒はお店限定なのは残念です。東京には今居ないので。
龍力とは全く方向性は違いますが、程よい甘さの中にキレがあってしらぎくは個人的にはお気に入りです。

神楽坂には少し前まで居たので、ここのお店以外に八海山のこうじやにもお世話になりました。お酒ではなく甘酒や他の食品も目当てですが。

アンテナショップにまるめちさんも興味があるならば、秋葉原のちゃばらやにも行ってみてください。たまに蔵元直々に売りに来たりもします。お嫌いかもしれませんが、菊水のコーナーもあってタンク直詰めやあまり見かけない菊水の日本酒も置いてます。菊水運営の蔵元バーみたいなものもあったりして面白いですよ。後はつまみも色々ありますし、私はスモーク豆腐や日本酒カクテルの素とかで楽しんだりしてました。

2018年07月12日 龍力大好き URL 編集

まるめちさん、某SNSでお世話になってますが初めてこちらにコメントさせて頂きました。
去年の秋に出た3年熟成大吟醸などしらぎくさんは熟成にも力入れてきてますね。

こちら高知でも純吟吟の夢50の1年生熟が出ています。
そちらは店舗限定みたいですが、こっちは多分流通してると思いますのでぜひ飲んでみて下さい!

2018年07月12日 tmrry07 URL 編集

>龍力大好き様、コメントありがとうございます。
すみません、誘導しておいてすっかり返信遅れてしまいました…
いやあ本当に良いお店のご紹介ありがとうございます!今度はお酒の会か、じっくり立ち飲みもやりたいですね。

まあ限定スペックに関してはしょうがないかと… 
いやあ土佐酒のキレは良いですよね、個人的にはしらぎく以外もそういう傾向があるように感じています。

こうじや、ちゃばらやも正直全くノーチェックだったので、情報参考になります!いやあ、マニア的な盲点といいますか、地酒屋は頑張って調べるんですが、アンテナショップは情報入りにくいんですよね。つまみの事も含め、興味出てきちゃいましたね…多分近日中には行っちゃうと思います(笑)

2018年07月16日 まるめち URL 編集

>tmrry07様、コメントありがとうございます。
すみません、返信遅れてしまいました…
いやあどうもです、SNSからブログに来てもらえるのは私としては凄く嬉しいです。やはり自分の中ではブログメインですので…

へー、しらぎくが熟成に力を入れているとは、実はあまり意識していませんでした。3年熟成大吟醸とか、相当気合入っているスペックですね!

私としては、生熟がドンドン出てきてくれるのを強く希望しますね。酒質的に凄く向いていると思うので、そっち方面にどんどんいって欲しいです。
お話があったスペックも探してみます!

2018年07月16日 まるめち URL 編集












管理者にだけ公開する