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加茂錦 BRILLIANCE 備前山田錦 純米大吟醸 生酒

家飲み記録 加茂錦 BRILLIANCE 備前山田錦 純米大吟醸 生酒

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 新潟県加茂市のお酒です、「荷札酒」を含めると当ブログでもかなり頻出の銘柄ですね。

 荷札酒はデザインが特徴的な若手蔵元の造るお酒として個人的にかなり信頼しているお酒ですが、先日飲んだ加茂錦「ゴールドラベル」はさらにその期待の上を行くような素晴らしいお酒でした。
 「BRILLIANCE(輝き)」の名前に違わず、見た目はなかなか高級感ありますね、お値段も税抜2,254円と若干お高め。
 私は原則として四合瓶二千円以上のお酒は買わないと決めているのですが(歯止めがきかなくなるので…)、今回はそのゴールドラベルの記憶と、日本酒仲間からのオススメ情報によりセレクトしております。
 
 備前岡山といえば雄町なので、「備前山田錦」というアピールは珍しいですね、敢えて明記しているのでしょう。
 精米歩合40%と高精白で、原酒ながらアルコール度数は低めの15度にとどめています。

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 上立ち香は青りんご的で上品かつフレッシュな香りが意外にもかなり控えめに。
 含むと、しっかり存在感がありつつ極めて上品な甘旨味が絹のように滑らかな口当たりで入ってきて、裏方に徹した苦味で輪郭を整えつつ、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、青りんご的爽やかな風味が有りつつ、酸味控えめ甘味多めという感じのもので、苦味も柔らかい感じなのが凄いですね、そして兎にも角にも摩擦・雑味を感じさせない高級感が素晴らしい。
 後味は、キツさを全く感じさせないまま、デクレシェンドな理想的引き上げ。

 存在感がありつつ爽やか、そして上品な甘旨味を、素晴らしく高純度のバランスで楽しませてくれるお値段以上の美酒でした。
 ただちょっと繊細過ぎて苦味が勝ち気味なのが気になるかな~、もうほんのちっと甘味が強ければより私の好みになりそう。(ゴールドラベルがそんな感じだったような…)
 まあ本当に期待を裏切らない銘柄であるとは思います、この上品さは出品酒クラスと言っても過言ではないかと…
 加茂錦の安定感をひしひしと感じた一本でした。

 ちなみに開栓後数日置いたらさらに甘さがダレ、苦味がキツくなったかも。
 個人的には、開栓直後のバランスが好きなので、早めの飲みきりをオススメしたいところです。

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名称:加茂錦 BRILLIANCE 備前山田錦 純米大吟醸 生酒 
蔵元情報:加茂錦酒造株式会社
購入価格(税抜):2,254円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年05月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒

家飲み記録 射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒

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 岐阜県揖斐郡大野町のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 射美は明らかに「甘さ」が主役をはる銘柄として個人的どストライクだったのですが、最近はもうほとんど買えないですねえ。
 こうなると数年前(初飲みは23BY)からキャッキャと「旨い旨い」と言っていた行為が、自分の首を絞めることに繋がっていたのではないかと若干忸怩たる思いが有ったりして(まあ実際には影響なんてほぼ無いんですが)
 毎回言ってますが、好みがハッキリ出る銘柄なので、一度飲んでみて(外飲み含む)気に入らなかったら、是非スルーして好きな人に回して欲しいところです…
 なお今回は数年振りに店頭に並んでいたものを見かけ、ラスト1本を慌てて確保した次第です。

 ラベルは能面がメインのモチーフになっていますが、色合いの関係で随分エキセントリックな印象ですね(蔵元自筆らしい)。
 裏ラベルの文章は一応商品について書いているのでいつもよりまともですね(笑)、使用米はいつもの揖斐の誉。

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 上立ち香はお米っぽいフレッシュな香りが仄かに。
 含むと、濃厚かつバランスの良い甘酸味が若干とろっとした口当たりで入ってきて、最後まで雑味を感じさせないまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、砂糖や米由来を思わせる極めて濃い甘味が厳然たる主役、そこにレモン汁的な酸味が寄り添う割と今風のバランスですね、高純度な上に強烈な甘さをダレ一歩手前で踏みとどまっているのは流石だなあ。
 後味は、流石にほんのり甘味の余韻を残しつつ、酸がしっかり引き上げます。

 射美特有の超絶的甘さを爽やかな酸味がほどよく引き締める、個性派フレッシュ超芳醇甘旨酒でした。
 う~ん、悔しいけど好きな味わいですねえ…、相変わらずこの甘さはオンリーワンですわ。
 ただ、酸があるのがちょっと意外ではありました、こうなると昔低酸だった個人的殿堂入りスペック「特別純米」を久しぶりに飲んでみたいんですが…はあ。
 射美、久しぶりにその個性を感じさせてくれた一本でした。

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名称:射美 並行福醗酵 連鎖 無濾過生原酒
蔵元情報:杉原酒造株式会社
購入価格(税抜):1,660円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年05月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:- コメント:-

楽の世 山廃本醸造 無濾過生原酒 おりがらみ 02BY

家飲み記録 楽の世 山廃本醸造 無濾過生原酒 おりがらみ 02BY

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 愛知県江南市のお酒です、前回の山廃純米に引き続いてのご紹介。

 純米同様、今年はおりがらみの四合瓶が出てきていたので、セレクトしました。
 同蔵はホームページが無く、ラベルの情報も貧弱なのでなかなかブログ書き泣かせなんですよね~
 銘柄情報としては地酒屋こだまさんの紹介が一番まとまっているかと思います。(今回こちらで買ってないので恐縮ですが…)
 そちらによると、現在この楽の世を造っている伊沢広海さんは、以前長野で「今錦」を造られていたとか…、腕の有る方は都道府県をまたいで活躍されますねえ。

 今回いただくお酒の特徴はなんと言ってもアルコール度数「20度」ということでしょう。
 無濾過生原酒のなかでもなかなか20度超えは無いですからね~、昨今の低アルブームを一顧だにしないその姿勢、個人的には素敵だと思います。

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 上立ち香は若干ケミカル感が混じったパイン的果実香がそこそこに。
 含むと、非常に強いインパクトの酸味とそれに負けない甘旨味、そしてアルコールの辛さと一種の軽さを感じさせる独特の口当たりで入ってきて、勢いよく胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、甘さと酸味が強烈に主張しつつ割とトロピカルな感じのパインの風味を感じさせる個性的なもの、ただアルコール感が一種の軽さも演出して、独特なバランスが取れていますね。
 後味は、後味は酸味と辛さが相まって、びっくりするほど自然にキレます。

 非常に強い存在感の甘味と酸味がありつつ、アルコール感とせめぎ合うことで絶妙なバランスを保つ、超個性派芳醇酒でした。
 まあ20度ですからね~、そりゃあ強烈ですよ、ただこれは明らかにアル添ならではのまとまりを狙っている感じですね。
 いやあこれは好みだなあ、満足感が凄いというか、
 楽の世、完全に「お気に入りに追加」したいと想います。

 ちなみに純米と比べるとアルコールの辛さによる軽さがある分こっちのほうがバランスが良いというか、一般受けしそうな気がしますね、お値段も安いですし。
 が、純米の崩れる一歩手前とも言える野太い存在感も魅力的なんですよね~、これは一度は両方飲んでみて欲しいお酒かと。

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名称:楽の世 山廃本醸造 無濾過生原酒 おりがらみ 02BY
蔵元情報:丸井合名会社
購入価格(税抜):1,264円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年05月24日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楽の世 山廃純米 無濾過生原酒 おりがらみ 02BY

家飲み記録 楽の世 山廃純米 無濾過生原酒 おりがらみ 02BY

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 愛知県江南市のお酒です、

 去年飲んだときに、そのインパクトと個性に魅了されたお酒です。
 「おりがらみ」は去年も出てましたが、お店には一升瓶しかなかったんですよね~
 私は何年も前から言ってますが、生酒(要冷蔵)で一升瓶限定スペックというのはもはや個人に売る気がないと思っております。(だって冷蔵庫に入らないもの…)
 コロナで飲食店需要が激減して、ずっと一升瓶しか出してこなかったお酒(飛露喜とか)も四合瓶が増えてますが、私から言わせると正直個人消費者を舐めた態度だと思いますね、ほんと「そういうとこやぞ」と言いたい。

 閑話休題、今回いただくのは山廃純米の無濾過生原酒、度数18でおりがらみなんですから、これはもう濃厚さに期待が高まります。
 裏ラベルの情報は去年同様貧弱なので、これはどうにかして欲しいかな…

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 注ぐと見事に色づいてますね~新酒には見えないというか、寺田本家的というか。

 上立ち香は濃厚で酸の立つ熟れきったパイン的香りがそこそこに。
 含むと、やはり強烈な存在感を放つ酸とそれに負けない甘旨味がせめぎ合う味わいがドドドと入ってきて、しかし不思議なことにぬるっとした柔らかさも感じさせながら胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、かなり刺激的な柑橘系の酸味が厳然たる主役、それが甘味と絡み合うことで若干熟れ過ぎなぐらいの果実の印象が有りますね、しかしそれも個性として魅力的に感じられるのが見事。
 後味は、やはり酸味が引き取る形で、嘘のようにスッキリキレます。

 ちょっとクセはあるけど力強くバランスがとれている、病みつきになる系の超芳醇甘旨酸味酒でした。
 いやあこういう方向性がはっきりしたお酒は良いですよね~、好きな人は好き、苦手な人は苦手って感じ。
 去年も書いたのですが、この熟れきった果実の存在感と酸味のバランスは、克正を思い出しますね、私は大好きっす。
 楽の世、次回は同時に飲み比べた別スペックをご紹介します。

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名称:楽の世 山廃純米 無濾過生原酒 おりがらみ 02BY
蔵元情報:丸井合名会社
購入価格(税抜):1500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年05月22日 未分類 トラックバック:0 コメント:2

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 02BY

家飲み記録 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 02BY

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です、

 こちらは通常入手できるお酒の中(早い話が而今以外)では個人的ベストにごり酒であり、今年で5年連続でいただいています。
 いやあほんと好きなんですよ…、昨年もマイベスト日本酒10選に入れていますし、甘辛の好みを問わず自信を持ってオススメしている一本になります。
 今年も今か今かと新酒を待ち望んでいたのですが、いつもなら年明け早々には飲めていたのに、今年はやはりコロナ禍の影響で出荷が遅れ、私がいつも購入している伊勢元酒店さんには3月入荷でした。(入荷案内後即購入)
 
 昨年に引き続き掛米には「やまだわら」なる飯米を使ってますね。
 実はうちのレマコムに昨年の同じお酒を保管してあり、今回飲み比べ(垂直飲みというやつですね)と洒落こんでみました。

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 上立ち香は露骨にお米っぽさとガスを感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、非常にオリの濃度が高く存在感が強い旨味が、ガスの働きでとろとろというよりシュワシュワな口当たりで入ってきて、青さはありつつ最後までバランスを保って胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、お米的存在感と、カルピス的甘旨味が合体した感じのもので、そこにフレッシュなインパクトが加わりながら、全体的に山陰酒らしい硬質かつ筋肉質なまとまりを感じさせるもの。
 後味は、ガスと酸に加えほんの少々柔らかい苦味で力強くキレます。

 極めて濃度の高いオリ由来の旨味の飲みごたえと、山陰酒特有の引き締まり、飲み飽きなさが見事にに一体化する、超完成度のフレッシュにごり酒でした。
 いややっぱ旨いっすよこれは…、ガッツリ甘いわけではないのですが、旨味の濃度が高いので満足感が素敵なんですよね~
 今年もマイベストにごり酒継続ですねこれは、改めて出会えたことに感謝。
 玉櫻、来年も何としてでも飲みたいと思いました。

 なお、同時に飲み比べた01BYのお酒は、旨味の存在感や複雑さが増しつつシュワピチ感は健在で、これまた旨い!
 ほぼほぼ理想的な生熟を経た感じですね~、穴開き栓(セロテープ貼ってましたが)でこの強さは見事ですねえ。
 ほんの少ししつこい感じも出てきた感はありましたが、魅力が増した面もあって、新酒とも甲乙付けがたい逸品でした。

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名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 02BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

■飲み比べ記念写真
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2021年05月19日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

たかちよ 「SunRise」 扁平精米無ろ過生原酒 オレンジラベル

家飲み記録 たかちよ 「SunRise」 扁平精米無ろ過生原酒 オレンジラベル

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 新潟県南魚沼市のお酒です、前回に引き続き当ブログのド定番銘柄。

 今回はひらがなたかちよシリーズです、それも「Seven」に続いての新色。
 Sevenは黄緑ラベルでメロンイメージでしたが、今回はそのまんま橙色でオレンジイメージみたいですね。
 初登場は前期だったようですが、試験的な醸造だったのか数が少なく買い逃してしまいました…、今回満を持して購入。

 シリーズの常として扁平精米で、精米歩合の記載はなし。
 しかし、たかちよは今までほぼ「無調整生原酒」表記でしたが、最近はこのお酒のように無ろ過生原酒表記がでてきましたねえ、なにか使い分けのポイントがあるんだろうか…謎です。

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 上立ち香はほんのり酸を感じるフレッシュな香りが仄かに。
 含むと、酸をハッキリ感じる濃厚な旨味が力強い口当たりで入ってきて、その酸の引き締まりを最後まで感じさせながら、胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、まあ見事なまでに柑橘系果実っぽさのある甘酸っぱいもので、たかちよらしい太さというかクリーム的なヌルリとした存在感が特徴的ですね、苦味は奥深さを添える程度でダイナミックなバランス。
 後味は、やっぱり酸味が引き取る形で見事にキレます。

 柑橘系の甘酸っぱさと、たかちよ的なクリーム的存在感が不思議に両立する、コンセプトそのままのお酒でした。
 いやあ、何気にたかちよのラインナップって、味わいがわかりやすい日本酒ブランドとして理想的とも言えるんじゃないでしょうか。
 メロンのときにも思いましたが、初登場のときはともかく、二期からは見事にコンセプトの果実っぽさを出してくるんですよねえ、これはまさに職人芸でしょう。
 個人的には酸より甘味重視なので、他の色のほうが好きではありますが、これは完全に狙った味わいかと。
 たかちよの実力を感じた一本でした。

 ちなみに開栓後数日立ったほうが酸が落ち着いて良いですね。
 この辺りは難しいなあ…、単純に酸っぱいから置けば良いわけでもないし…、うーむ。

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名称:たかちよ 「SunRise」 扁平精米無ろ過生原酒 オレンジラベル
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年05月17日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

59Takachiyo 純米吟醸 無調整生原酒 愛山

家飲み記録 59Takachiyo 純米吟醸 無調整生原酒 愛山

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 新潟県南魚沼市のお酒です、当ブログのド定番銘柄ですね。

 ひらがな「たかちよ」は私にとって殿堂入り日本酒の一つなのですが、このアルファベットと漢字のブランドはあまり飲んで来ませんでした。
 というのも、「芳醇無尽」がコンセプトのひらがなに比べちょっと濃度が抑え気味なんですよね、前回飲んだときもそういう印象でした。
 ただまあ、凄く好きな蔵のお酒ですし、4年ほど間も空いたので久しぶりにやるかと今回セレクトしました。

 使用米は酒米としては実に高級品なイメージのある愛山で、精米歩合は名前通り59%
 必然的に500mlで1,300円とちょっとお高めですね。
 前は特定名称とか書いていませんでしたが、今回は純米吟醸無調整生原酒と明記されていますね、個人的には歓迎。

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 上立ち香はベリー系の甘さを感じるそこそこにフレッシュな香りが気持ち強めに。
 含むと、想像通りフレッシュフルーティーな密度の高い甘旨味が力強く入ってきて、謎の硬質さでダレを防ぎつつ、最後まで尖りを感じさせずに染み込んできます。
 味わいは、ベリー系の、ちょっと渋味を纏って非常に高密度な印象の果実的甘酸旨味が厳然たる主役、
 後味は、渋味の余韻を舌に残しつつ、ゆっくりと引き上げます。

 渋味が個性を添えつつも、基本的には実に直球勝負の甘酸フレッシュフルーティー酒でした。
 なんとなく一般的な愛山のイメージをしっかり忠実に再現したような印象がありますね、やっぱりこの甘さは魅力的。
 ただ、いかんせん高いこともあり、やっぱり普通の「たかちよ」の方が満足感は高いかなあ(あくまで相対的に)
 Takchiyo、そのコンセプトを改めて確認した一本でした。

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名称:59Takachiyo 純米吟醸 無調整生原酒 愛山
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/500ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年05月15日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菱湖(りょうこ) 純米大吟醸酒 生 備前雄町

家飲み記録 菱湖(りょうこ) 純米大吟醸酒 生 備前雄町

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 新潟県新潟市のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 こちらは「越の三梅」の一つに数えられる峰乃白梅酒造の限定ブランドです。
 ぐぐってみると、同蔵はホームページでなくFacebookを通じて情報発信しているみたいですね、なかなか割り切っていて面白いかも。
 今回いただくのは「備前雄町」ということで、岡山からお米を取り寄せて醸しているようです。
 前回いただいた「山酒4号(玉苗)」も新潟の蔵があまり使っているイメージが無いお米でしたね、ブランドコンセプトとしてあえて新潟米以外を使っているんでしょうか。

 実はこちらも群馬の酒屋さんで購入したので、岡山産米を使って新潟で醸されたお酒を群馬から千葉にお取り寄せしたという、なかなか面白い状態だったりします。
 こういうお酒の楽しみかたができるのは、日本酒史上今が初めてしょうね、その有難みを噛み締めつついただきます。

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 上立ち香は甘くフレッシュなブドウ的香りが控えめに。
 含むと、実に甘味の押し出しが強いフレッシュな旨味が、程よい酸味を伴い力強くも荒くない口当たりで入ってきて、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、割と香りの印象通りのブドウ的な甘味を軸にしつつ、みずみずしい酸味が新酒らしい魅力をビンビンに感じさせてくれますね、程々の苦味も相まって、まさに新酒無濾過生としてお手本のような完成度ですね。
 後味は、あくまでほんのりと苦味の余韻を残しつつ、見事にキレます。

 新酒特有インパクトのある甘旨味をしっかりまとまった感じで楽しませてくれる芳醇甘旨フレッシュ酒でした。
 いやあこれは好きなタイプですね、雄町らしい濃厚な甘旨味を、新潟らしい丁寧なまとまりで仕上げている印象。
 こういうお酒を飲むと、地元産米にこだわるテロワールとはまた違った、お米が県を跨ることによるダイナミズムも面白いなあと思いますねえ。
 菱湖、三梅の実力をまざまざと見せつけられた一本でした。

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名称:菱湖(りょうこ) 純米大吟醸酒 生 備前雄町
蔵元情報:峰乃白梅酒造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2021年05月12日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楯野川 「無我」 ブラックボトル 純米大吟醸 生酒

家飲み記録 楯野川 「無我」 ブラックボトル 純米大吟醸 生酒

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 山形県酒田市のお酒です、当ブログ登場は驚くべきことにまだ2回目。

 かつての旭酒造に続く全量純米大吟醸蔵として有名なところですね、外飲みでは相当飲んでますが、何となく家飲みは間が空いてました。
 久しぶりに蔵元ホームページを見ると流石に充実してますね~(買える店一覧があるのが素晴らしい!)
 特に商品紹介がきちんと整理されていて、(限定品含めた)ブランド紹介がまずあり、そこからブランドコンセプト説明・個々の商品の簡単なテイスティングコメントに続き、さらに見たい人は詳細スペックが確認できるようになっています。
 う~む、初心者からマニアにまで分かりやすく、情報公開として理想的なんじゃないでしょうか。

 今回いただく「無我」に関しても当然詳細な説明がありました。
 一言で言うと「フレッシュさ」にこだわったブランドみたいですね、他蔵でたまに見る「槽口直汲み」と同様の位置付けかと。
 

 上立ち香は奥深くフレッシュなブドウ的な香りが気持ち強めに。
 含むと、実にキレイな印象の甘旨味が若干の渋味を伴いつつスルスルと入ってきて、程よく引き締まりながら最後まで摩擦を感じさせずに喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、白ワイン的な酸渋味がありつつも、主役はあくまで日本酒的な甘味という感じの非常にバランス良く透明感のあるもので、兎にも角にもガンガン飲めてしまいますねえ。
 後味は、ほんのり渋味の余韻を残しつつ、極めて自然に引き上げていきます。

 極めて上品で、かつ存在感もしっかりある、お値段以上の完成度のフレッシュフルーティー酒でした。
 いやあこれは楯野川の限定品として納得感が有りますね、奇を衒わずにこれだけ「らしさ」を出せるのは見事。
 獺祭とはまた似て非なる方向性で、純米大吟醸の魅力をバッチリ伝えてくれていると思います。
 楯野川、そして無我、今後も期待していきたいですね。

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名称:楯野川 「無我」 ブラックボトル 純米大吟醸 生酒
蔵元情報:楯の川酒造株式会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年05月09日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三戸のどんべり 家傳田舎仕込み 純米にごり酒

家飲み記録 三戸のどんべり 家傳田舎仕込み 純米にごり酒

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 青森県八戸市のお酒です、家飲み・外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す八戸酒類の別銘柄には「八鶴」「如空」等があります、当ブログでは以前新聞紙に包まれた「はちつる」をご紹介しています。
 ドンペリならぬ「どんべり」ということで、ネーミングも見た目もユニークな印象がありますね。
 蔵元ホームページの商品紹介によると「完全受注品のため発売からすぐに品薄になるほどの人気シリーズ」とのこと。
 まあそれは宣伝文句かもしれないと思いつつ、「甘く濃醇」であるらしいことや、地酒屋さんが取り扱っていることから期待できると思い、セレクトしました。

 要冷蔵の表記がないのでおそらく二回火入れですね、お値段は税抜1,250円とお手頃。
 何となくスーパーに並んでそうな佇まいですが、糖類等の添加の無いれっきとした純米酒です。
 
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 開栓すると若干泡が登ってきますね、ガスが残っているのでしょう。

 上立ち香はまさにお米って感じのオリっぽい香りがそこそこに。
 含むと、バランスの良いと印象の甘旨酸味が優しい口当たりでトロリと入ってきて、最後までその印象を保ったまま、ゆるゆると胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、割とフレッシュ感もある、実に濃厚かつ滑らかなお米の旨味を中心に乳酸的な風味が伴うもので、少々の苦味とアルコール感が奥深さを添えつつ、兎にも角にも柔らかな感じ。
 後味は、オリの濃厚さをしっかり酸味が引き取って、スッキリキレます。

 実に高濃度なオリによる旨味を、程よい鮮度で乳酸味のアクセントを添えて楽しませてくれる、まとまりの良いにごり酒でした。
 いやあ、火入れながらもおそらくガス由来でフレッシュ感が残っているのと、古臭さが皆無なのが良いですね。
 それでいて甘い口当たりとバランスの良さで、15度とは思えないぐらいにグイグイ飲んでしまいます。
 (ただこうなると生を飲んでみたい…)
 三戸のどんべり、固定ファンがつくのもうなずける完成度でした、まだまだ面白い地酒があるなあ…

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名称:三戸のどんべり 家傳田舎仕込み 純米にごり酒
蔵元情報:株式会社株式会社町田酒造店
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年05月07日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

群馬泉 舞風 山廃もと純米 生 01BY

家飲み記録 群馬泉 舞風 山廃もと純米 生 01BY

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 群馬県太田市のお酒です、ブログでは初登場ですね。

 群馬泉は群馬の地酒のなかでも全国区でしられている銘柄の一つなんじゃないでしょうか、個人的にはなぜか高松出張のときに小瓶を買って、機内で美味しくいただいたことが印象に残っています。
 個人的には、山廃でしっかりしたお酒を造る所で、そちら系を好む固定ファンがついているイメージがあります。
 蔵元ホームページを見ると割と今風なデザインになってますが、取扱い店一覧がないのが寂しいなあ。

 今回いただくのは「舞風」という群馬で開発された酒米を使用しているお酒です、当ブログでは貴娘酒造の風の詩というお酒で既に紹介したことがありますね。
 裏ラベルに系統図があるのですが…、いやあこれは熱い山田錦の酷使って感じですねえ、エルコンドルパサーもびっくりのインブリードかと(ウマ娘で知ったネタ)
 アルコール度数的に加水は有りでしょうが、このスペックで四合瓶1,200円は良心的ですねえ、当然生をセレクト。
 なお、製造年月は2020年4月、約一年後に開栓しています。

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 上立ち香は落ち着いた、しかし青さも残した感じのメロン的果実香がそこそこに。
 含むと、やはり青い感じの甘味が山廃らしい酸味を伴いつつ自然な口当たりで入ってきて、そのままスルスルと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、一年の熟を全く感じさせない、しかし程よく丸くなった感じの青い果実的な甘味が主役、ほんのり草的な個性と苦味もあり、雑味を感じさせないまとまりと相まって力強くもスイスイいけますね。
 後味は、その草感と苦味がスースー感を演出しながらしっかりキレます。

 生熟的な落ち着きがありながら、ダレをかけらも感じさせない、極めてまとまりの良い旨酸スルスル酒でした。
 いやあこれは酒質が強い!山陰の辛口系銘柄と同様の匂いを感じますね、1年ぐらいじゃダレの片鱗すら見せてくれません。
 如何せん甘味が控えめなのは寂しいですが、食中酒としての万能感も含め、素晴らしい完成度かと思います、固定ファンが居るのもわかるなあ…
 群馬泉の実力をビンビンに感じさせてくれた一本でした。

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名称:群馬泉 舞風 山廃もと純米 生 01BY
蔵元情報:島岡酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年05月05日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

まる福 純米吟醸 直汲み生原酒

家飲み記録 まる福 純米吟醸 直汲み生原酒

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 群馬県北群馬郡吉岡町のお酒です、家飲み、外飲み含め始めていただきます。

 群馬からのお取り寄せ酒が続きます、これは完全初見銘柄ですね、こういうのを買えるのがお取り寄せの真骨頂かと。
 こちらの酒蔵の通常銘柄は「船尾瀧」とのことですが、これも東京では見ませんね~、本当地酒は追っても追っても追いきれない…
 ただ蔵元ホームページは結構立派ですね、そこにはこのお酒のラベル同様「榛名の水と生きる酒」とのフレーズを大きく主張しています。
 水は酒蔵にとってある意味米以上に重要なものらしいですからね、そこへのこだわりをアピールするのはしっくりくる感じがします。

 さて、今回のお酒については裏ラベルにびっしりとコンセプトが書いてありますね。
 「やりたかったを商品に!」というフレーズは素敵ですねえ、杜氏の想いががっつり伝わってきます。
 スペックを見るに、地元向け中心の銘柄が、今風スペックにチャレンジしたということなんじゃないかと想像します。

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 上立ち香はかなりハッキリとバニラを感じる甘くフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、青さをまとったしっかりとした甘旨味が力強い口当たりで入ってきて、そこそこのほろ苦さでキリリと引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、フレッシュなメロン的甘味にバニラ感が寄り添うクリームソーダ的な風味を中心にしつつ、苦味が複雑味と日本酒らしさを添えるもの、若干草感もあって個性とまとまりをしっかり両立させていますね。
 後味は、苦味が引き取る形でしっかりキレます。

 濃厚かつ青くクリーミーな甘旨味に、日本酒特有の複雑味が寄り添う、個性派芳醇甘口酒でした。
 いやあやっぱりこの甘味の存在感が好みですね、スルスル飲める系では無く、単体で飲めるクセになる系。
 苦味がマイナスな感じでも無いですし、バニラ感も本当好きな人にはドンピシャでくる感じかと、これは良いですわ…
 個人的には是非この路線を継続していって欲しいところ!やりたいことをやって欲しいですね。
 まる福、今後の可能性をビンビンに感じさせてくれる一本でした。

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名称:桂川 亀口 無濾過生原酒
蔵元情報:柳澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:きくや酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年05月03日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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