FC2ブログ

越後雪紅梅 純米 初しぼり 無濾過生原酒

家飲み記録 越後雪紅梅 純米 初しぼり 無濾過生原酒

20210314183820010.jpg  20210314183829175.jpg

 新潟県長岡市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらは最近のマイスマッシュヒット銘柄である金鶴と同様、御徒町の吉池で購入しました。
 同店は新潟銘柄、それも東京の地酒屋ではほぼ見ないような銘柄がゴロゴロあり、もちろん定価で買える、いわゆる穴場だと思っております。
 基本的に日本酒が冷蔵陳列なのも良いですね、最近は生酒も増えてきた印象がありますし、他の階で肴も買えるという素敵な場所なので、お酒好きなら一度は覗いてみることをオススメします。

 閑話休題、今回は未飲銘柄の無濾過生原酒ということで衝動買いした一本になります。
 いかにも新潟酒らしいネーミングですねえ、というか正直なところ、三梅以外のこういう紛らわしい銘柄名にはあまり良い印象がなかったり…
 まあ、名前は名前、味は味ということで、なるべく先入観を廃していただきます。

20210314183838557.jpg  20210314183849133.jpg

 上立ち香はフレッシュフルーティーなバナナ的香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュで生酒らしいインパクトのある甘旨味が力強く入ってきて、控えめな苦味と酸味で輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、バナナやメロンを感じさせる新酒無濾過生原酒として割とスタンダードな印象の青く濃い甘味が主役、それでいて苦味やキツさがある程度抑えられているバランス系ですね。
 後味は、少々苦味の余韻を残しつつ、スッキリとキレます。

 新酒らしいインパクトの有る味わいが有りつつ、全体としてはバランス良くキレが良い感じのお酒でした。
 あまり個性的という感じでなく、いかにも新潟らしいまとまりって感じですね~
 個人的には甘味の面でちょっと物足りない感触ですが、キレ重視でフレッシュ感を楽しみたい方には強くオススメできるかと。
 越後雪紅梅、また機会があればいただいてみたいと思いました。

20210314183905318.jpg  20210314183858328.jpg

名称:越後雪紅梅 純米 初しぼり 無濾過生原酒
蔵元情報:長谷川酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白雪姫 純米吟醸 無濾過生原酒 ひだほまれ

家飲み記録 白雪姫 純米吟醸 無濾過生原酒 ひだほまれ

20210310185037787.jpg  20210310185047129.jpg

 岐阜県大垣市のお酒です、外飲み・家飲み外飲み含め初めていただきます。
 長らく紹介してきた鴨下酒店さんでの購入酒のトリになります。

 これまた全く知らない銘柄でしたね~、正直同店を訪ね自分の知識もまだまだだと思いました。
 ちなみに、来訪時に店長さんから色々話を聞いたのですが、こういう銘柄セレクトには聖地「小山商店」さんが近くにあることが影響しているとか。
 確かにあのお店と銘柄被りを避けようとしたら相当大変でしょうね…
 ただ、単にマイナーなだけでなく実力があるお酒をしっかりセレクトしていること、お店として小規模蔵を応援したいという想いが感じられることも併せ、非常に素敵なお店になっていると感じました。

 閑話休題、今回の蔵の代表銘柄は、蔵元ホームページによると「美濃錦」みたいですね。
 女性杜氏とのことで「白雪姫」というネーミングのようですが、なかなか思い切ったというか、ストレートな感じですねえ。

 スペック上の特徴は岐阜県の酒米「ひだほまれ」利用というところでしょう。
 今まで同米を利用したお酒として、鯨波天領恵那山を飲んで極めて印象が良かったので、個人的には期待が膨らむところです。

20210310185055598.jpg
 
 上立ち香は華やかというよりは濃縮されて甘い感じの、りんご的な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ程よく落ち着いた甘味がトロリとした口当たりで入ってきて、少々の酸味も感じさせながら、じんわりゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、青リンゴに蜂蜜を加えたような、強い甘味の存在感がありつつどこか爽やかさもあるもので、苦味が程々に抑えられていることも併せ、ついつい杯を重ねる魅力がありますね。
 後味は、酸味と甘味の余韻を少々残しつつ、嫌らしさなく引き上げていきます。

 しっかりとした甘味の魅力を、程よい落ち着きとフレッシュさ、一体化した酸渋と併せ飽きなく楽しませてくれる、個性派芳醇酒でした。
 いやあこれは好みですねえ!個人的経験としては、やっぱりひだほまれのお酒は個性と甘味の点でストライクゾーンに来ることが多いです。
 さらにこのお酒については、甘味の存在感と全体のバランス、有名銘柄と十分張り合えるレベルに思えますね、こういう出会いは嬉しい限りで、酒屋さんに感謝。
 白雪姫、今後ガッチリ注目していきたいと思います。

20210310190445346.jpg

名称:白雪姫 純米吟醸 無濾過生原酒 ひだほまれ
蔵元情報:渡辺酒造醸
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー:今回購入酒の記念写真
20210326111424522.jpg
 正直、この銘柄の半分でも飲んだことのある人は相当少ないんじゃないでしょうか…、とても面白い品揃えでした。
 ちなみに言葉音(コトノハノオト)だけまだ未開栓だったりします、いつ開けようかなあ。

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

La+ YACHIYO(ラプラスヤチヨ)  ROOM 純米吟醸

家飲み記録 La+ YACHIYO(ラプラスヤチヨ)  ROOM 純米吟醸

20210310184802724.jpg  20210310184811646.jpg

 山口県萩市のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 これまた鴨下酒店さんでの購入酒。

 こちらのお酒は見た目が印象に残ることもあり、SNSで見かけて以来一度飲んでみたいと思っておりました(割と評判も良かった印象)
 蔵元ホームページはちょっとわかりにくいというか情報が少ないですね…、どうやら通常銘柄は「八千代」みたいです。
 この「ROOM」については、まえにクラウドファンディングをやっていたようで、そこに色々詳しい情報が載っていますね
 個人的には、東洋美人の澄川酒造で修行した女性杜氏が醸しているというところが目に留まりました。 

 今回いただくのは、シリーズの中ではスタンダードだと思われる、山田錦の火入れです。(本当は生が欲しかったのですが品切れ…)
 裏レベルによると、製造所が澄川酒造場になっていますね、これはそこの設備を使ったってことなのかな…、「横山五十」と同じパターンなんでしょうか。

 上立ち香は桃?ベリー?的な甘い果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着いた甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、結構華やかな印象を感じさせつつ抑えもきいたバランスで、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、割と香りの印象通りの桃を思わせるしっかりとした甘味が中心、香り系っぽい雰囲気なのですが苦味は僅少でギリギリのところで浮かないバランスを保っていますね。
 後味は、苦味が引き取る形で、火入れらしく優しくキレます。

 程よく落ち浮いた甘味と香りの魅力を、最初から最後まで素直に楽しませてくれるお酒でした。
 個人的には低酸なところが良いですねえ、火入れの桃の里と若干通じるところがあるかも。
 ただ、やっぱりこの方向性なら生が飲みたい!私は生が飲みたいんじゃ!(発作)、どうしても火入れ特有の香りが混じっているが気になるんですよね…
 というわけでROOM、次は生を狙いたいと思いました。

20210310184819376.jpg

名称:La+ YACHIYO(ラプラスヤチヨ)  ROOM 純米吟醸
蔵元情報:八千代酒造合名会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: ROOM 純米吟醸

2021年03月26日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ほしいち フォレスト 山廃仕込み 特別純米 無濾過生原酒

家飲み記録 ほしいち フォレスト 山廃仕込み 特別純米 無濾過生原酒

20210310184908197.jpg  20210310184916886.jpg

 長野県大町市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます、
 引き続き鴨下酒店さんでの購入酒。

 こちらを醸す蔵のメイン銘柄は「市野屋」ですね、個人的にはまだ飲んでいない長野銘柄として前々から狙っておりました。
 今回鴨下酒店さんでようやく同蔵の特別ブランドであるこの「ほしいちフォレスト」に出会えたので喜んで購入した次第です。
 ほしいちフォレストのブランドコンセプトについてはしっかりと蔵元ホームページに解説がありますね、こういう、蔵元の気合が伝わってくる感じの解説は素敵(「買える店」が掲載されているのも素晴らしい!)
 個人的には 「酒米の最高の産地から選りすぐった原料米のみを使用」という部分が気になるところ。

 さて、今回いただくのは長野県産美山錦使用の精米歩合59%、山廃というのも大きいポイントでしょう。
 確かに、美山錦なら長野が一番というのにも納得。

20210310184924326.jpg  20210310184931937.jpg

 上立ち香はメロン系ですね~、甘くて青い感じのものが気持ち強めに。
 含むと、高密度の甘旨味が強目の酸味と渋味を伴ってインパクトのある口当たりで入ってきて、尻上がりに苦味も感じるような実に複雑な印象で、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、メロンシロップ的な濃厚で青い甘味を軸にしつつ、キリリとした酸味と渋味、嫌らしくない苦味、蒸留酒的アルコール感の辛さが絡み合ってオンリーワンの世界を創り出していますね。
 後味は、その複雑な余韻を若干残しつつ、酸やアルコール感でガッツリ引き上げます。

 極めて高密度かつ複雑な味わいを、個性的なまとまり方で味あわせてくれる、山廃ならではの超芳醇旨味酒でした。
 面白いですね~これは、どうしても新酒しぼりたてって似たような方向性になりがちなのですが、このお酒は完全に一線を画している印象。
 是非ともこの方向性で洗練していって、首都圏に浸透していって欲しいですね。
 ほしいちフォレスト、是非また他のスペックもいただいてみたいと思いました。

20210310184938487.jpg  20210310184946603.jpg

名称:ほしいち フォレスト 山廃仕込み 特別純米 無濾過生原酒
蔵元情報:株式会社市野屋
購入価格(税抜):1,540円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月24日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

力士 本醸造 直汲み 生酒

家飲み記録 力士 本醸造 直汲み 生酒

20210310184953476.jpg  20210310184959943.jpg

 埼玉県加須市のお酒です、同銘柄については家飲み・外飲み含め始めていただきます。
 引き続き鴨下酒店さんでの購入酒。

 何となく直球勝負という感じの銘柄名ですね、以前飲んだ同蔵の別銘柄「英雄」同様のインパクトがあります。
 あまり東京の酒屋では見ない印象ですが、蔵元ホームページは充実していてちゃんと通販もできるみたいですね。
 そちらによると、ワイン酵母のお酒造っていたりして、色々と挑戦しているのが見て取れます。
 
 今回いただくのは、マイブームであるアル添新酒生。
 精米歩合68%の本醸造規格ですが、お値段は税抜1,000円ポッキリと普通酒並のお安さです。

20210310185008920.jpg  20210310185016531.jpg

 上立ち香はほんのり甘く、割とアルコール感のある香りが仄かに。
 含むと、やはりしっかり甘く、アルコール感もありながら、一種の柔らかさも感じる旨味が実に力強く入ってきて、ピリピリした刺激と苦味が引き締め役をこなしつつ、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、砂糖的な甘さに果実的な渋味と苦味が絡み合い、それをアルコールの辛さが引き締めるもので、力づくながらもしっかりバランスがとれていますね、実に個性的な印象。
 後味は、苦味や渋味の余韻を結構息が長い感じで残しつつ、ゆっくりと引き上げます。

 アル添しぼりたてらしさがありつつ、甘味と苦渋味のせめぎ合いが非常に個性的な世界を創り出す、非常に面白いお酒でした。
 いやあ色々と飲んでいるとやっぱりこういうお酒には惹かれるものがありますね、コスパも十分。
 ただ、やっぱり純米とは明らかに違うジャンルなんだろうとは思います、このお酒の場合はインパクトの代わりにちょっとキツさが残る系ですね。
 力士、是非ともまた他のスペックものんで見たいと思わせる一本でした。

20210310185027192.jpg

名称:力士 本醸造 直汲み 生酒
蔵元情報:株式会社釜屋
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 力士 本醸造

2021年03月22日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

萬勝(ばんしょう) 純米酒 はねぎ搾り 生原酒

家飲み記録 萬勝(ばんしょう) 純米酒 はねぎ搾り 生原酒 

20210310184827994.jpg  20210310184835369.jpg

 長崎県南島原市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。
 引き続き鴨下酒店さんでの購入酒。

 これまた非常に小規模蔵で、東京での取扱店は極めて少ない銘柄かと思われます。
 ラベルにもある通りポイントは「はねぎ搾り」ということでしょう、以前都美人の記事で触れた通り、今ではほとんどの蔵が止めてしまった昔ながらの搾り方になります。
 この辺りは蔵元ホームページにも、「伝統を守り続けます」という文脈で紹介されていますね、蔵としてのこだわりが見て取れます。
 また同蔵の特徴としては「花酵母」を醸造に使用しているということがありますね。
 
 今回いただくのは五百万石利用の新酒生原酒。
 原酒ながらアルコール度数15%と低めなのが気になるところです。

20210310184854070.jpg

 上立ち香は木香に似た、若干ケミカルさもある個性的な香りが割と強めに。
 含むと、甘渋酸が一体化したようなフレッシュかつ個性的な味が割と力強く入ってきて、渋味がメインの引き締まり役を演じつつ、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、甘さ控え目で、生酒らしくフレッシュながらも紅茶やキャラメルを彷彿とさせる個性的かつ複雑なもので、渋味が見事に芯になって、浮いた雑味を感じさせない極めて独特な纏まり方。
 後味はその渋味に酸味も加わって、極めてスッキリとキレます。

 キリリとしつつも、非常に個性的かつ飲みごたえをガッツリ感じる、クセになる系の旨渋酒でした。
 わかりやすく甘旨!ではないのですが、複雑で個性的な上に後ろ向きな部分が抑えられていて、ついつい飲んじゃいますね。
 いやあこれぞ地酒って感じですねえ、そして完成度としては東京の最前線で戦えるレベルだと思います、やっぱり日本酒って…、面白!
 萬勝、次は是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

20210310184900804.jpg

名称:萬勝(ばんしょう) 純米酒 はねぎ搾り 生原酒
蔵元情報:合資会社 吉田屋
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 萬勝 純米

2021年03月19日 長崎の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

千代緑 純米大吟醸 槽口瓶詰 若菜 01BY

家飲み記録 千代緑 純米大吟醸 槽口瓶詰 若菜 01BY

20210310184733329.jpg  20210310184740198.jpg

 秋田県大仙市のお酒です、家飲み外飲み含め始めていただきます。
 引き続き鴨下酒店さんでの購入酒。

 出羽の冨士に続き初飲みとお伝えした秋田酒なわけですが…、実は両銘柄ともかの「秋田旬吟醸2020」に含まれていて、私はそれを楽しむお酒の会で、一杯は飲んでいたりします。
 が、正直記憶が無いので初飲みとしました!(ヤケ)

 …さて、千代緑ですが、こちらもちょくちょくSNS上で見る銘柄で、以前より目をつけてはおりました。
 今回、出羽の冨士と共に、取扱いのある鴨下酒店さんに狙いをつけて行った感じです。

 できればにごりが欲しかったのですがタイミングが合わず、一年生熟成のこちらをセレクト。
 使用しているUT-2酵母については、ググったら秋田県総合食品研究センターの解説ページが出てきました。
 とりあえず、それによるとAKITA雪国酵母という愛称で、オフフレーバーが抑えられていることが特徴の酵母だとか…、まあ先入観無しでいただきましょう。

20210310184748464.jpg

 上立ち香はケミカルと果実の中間をいくような、フレッシュさのある香りが控えめに。
 含むと、酸味主体のシャープな旨味が自然な口当たりでスルスルと入ってきて、あくまでほんのりと甘さを感じさせながら、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、柑橘系果実的な、かつ透明感のある酸味が厳然たる主役、甘味僅少、苦味は皆無でちょっとした渋味がアクセントですね。
 後味は、酸味が根こそぎ引き取って、素晴らしいキレ。

 透明感のある酸味にケミカル感と渋味が寄り添って、無限のフレッシュさを感じさせるクイクイイケる系の個性派酒でした。
 いやあ何気に一年経ってこのフレッシュ感は凄いですねえ、むしろまだ固いのかもしれない、そっち系のお酒です。
 正直個人的には甘味と旨味が控えめすぎて好みでは無いのですが、しっかり個性とまとまりはあるお酒だと思いますね。
 千代緑、次は甘めのスペックか、やはりにごりをいただいてみたいと思いました。

20210310184755131.jpg

名称:千代緑 純米大吟醸 槽口瓶詰 若菜 01BY
蔵元情報:株式会社佐藤酒造店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月17日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

出羽の冨士 特撰 無濾過生 特別本醸造

家飲み記録 出羽の冨士 特撰 無濾過生 特別本醸造

20210310190550153.jpg  20210310190557863.jpg

 秋田県由利本荘市のお酒です、家飲み外飲み含め始めていただきます。
 引き続き鴨下酒店での購入酒。

 実は鴨下酒店さんに遠征した理由であるお酒の一つがこちらです、twitterで推してる方の話が気になりまして…
 やっぱり東京で取り扱い店が一つしかないみたいな銘柄で、かつ評判が良いともなれば私のような人間としては飛びつくしか無いわけです。
 蔵元ホームページによると従業員数6名とのことで、紛うことなき小規模蔵ですね。
 「出羽」というと日本酒マニアは「出羽燦々」から山形を連想してしまいがちだと思いますが秋田酒です、そもそも鳥海山の異名から取った銘柄名らしいですね。

 今回いただくのは、またも新酒のアル添生。
 美山錦利用で精米歩合麹50%、掛55%とかなりしっかりしたスペックながら、お値段は千円ちょっとと非常に良心的。

20210310190605441.jpg  20210310190543166.jpg

 上立ち香はかなりセメダイン的で、奥に複雑な雰囲気があるものがそこそこに。
 含むと、かなり高濃度かつ複雑な印象の有る甘旨渋味が、そこそこのアルコールの辛さを伴って力強く入ってきて、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、若干謎の粉っぽさを感じる、砂糖的甘さと果実的渋味がせめぎ合う極めて個性的なもので、アルコールのキレと複雑味が相まって濃厚ながらも飲み飽きずにちびちび飲んでしまいますね。
 後味は、渋味の余韻をほんのりと残しつつ、アルコールのキレでガッツリ引き上げます。

 古臭さのない晩酌酒として極めて魅力的な、個性的かつ複雑な味わいをちびちび楽しめる超コスパ酒でした。
 いやあ、こういうお酒を飲むと、ひたすら同じ銘柄を飲み続けるスタイルもわかる気がします、薄くないのに飽きが来ないまとまりが非常に魅力的。
 それでいてこのお値段というのも素敵ですねえ、地方蔵は実力あるのに良心的な値付けなところが多くてありがたいとともに、立ち行くのか若干心配になります(笑)
 出羽の冨士、是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

20210310190632987.jpg  20210310190624689.jpg

名称:出羽の冨士 特撰 無濾過生 特別本醸造
蔵元情報:株式会社佐藤酒造店
購入価格(税抜):1,185円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月15日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

富鶴 しぼりたて 限定直汲み

家飲み記録 富鶴 しぼりたて 限定直汲み

20210310184655812.jpg  20210310184706266.jpg

 滋賀県愛知郡愛荘町のお酒です、家飲み外飲み含め始めていただきます。

 こちらはつきよしの同様、府中の「鴨下酒店」さんで購入しました。
 私は未飲銘柄を年がら年中探し求めているわけですが、同店の取り扱い銘柄に興味のあるものが何種類あったので、頑張って遠征したんですよね。
 で、実際訪問してみると無茶苦茶珍しい銘柄があるわあるわ…、問答無用で持てるだけまとめ買いしてしまいました。

 今回いただく富鶴も完全初見でしたね、小規模蔵ながらホームページは結構しっかりしてますね。
 最初、滋賀県の蔵なのに「愛知酒造」とはなんぞやと思ったのですが、滋賀県に愛知郡っていうところがあるんですねえ、また一つ勉強になりました。
 スペックはアル添ありの普通酒規格のしぼりたて直汲みという、マイブームのもの。

20210310184712743.jpg  20210310184727035.jpg

 上立ち香はほんのうっすらセメダイン的な、爽やかな果実香が控えめに。
 含むと、強いフレッシュ感のある苦酸味を纏った旨味が力強い口当たりで入ってきて、尻上がりに酸味がさらに強まることで、非常にキリリとした印象を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュかつ苦酸味の存在感が強いグレープフルーツ的なもの、ただお米的な旨味も濃くて軽くないですね、徹底的に引き締まった印象。
 後味は、酸メイン、苦味サブでガッツリキレます。

 苦酸味を中心にして芳醇ながらキレの良い、しっかり系フレッシュキリリ酒でした。
 ある意味では、新酒アル添しぼりたてとして納得感のある方向性ですね、安っぽくなくて飲みごたえ有ります。
 個人的には甘味が少ないのが寂しいところですが、キレ重視の方にはオススメしたいところ。
 富鶴、次はまた他のスペックをいただいてみたいと思いました。

20210310184719072.jpg

名称:富鶴 しぼりたて 限定直汲み
蔵元情報:愛知酒造有限会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月13日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

つきよしの 特別純米無濾過生原酒 はつしぼり おりがらみ

家飲み記録 つきよしの 特別純米無濾過生原酒 はつしぼり おりがらみ

20210307183602641.jpg 20210307183612038.jpg

 長野県上田市のお酒です、ブログでの登場は初めて。

 つきよしのは実は以前にも家飲みをしたことが会ったのですが、それはいわゆる薄青瓶問題を意識するきっかけの一つとなった、不幸な出会いでした。
 初家飲みでそういうことになってしまったため早めに再チャレンジしたいという想いはあったのですが、近所に特約店がなくあれよあれよと数年が経ってしまい…
 今回、色々と珍しい銘柄が置いてある「鴨下酒店」さんで久々に出会えたので、喜んでセレクトした次第です。

 スペックは前回紹介した信州亀齢同様、ひとごこち使用、精米歩合59%の無濾過生原酒。
 日本酒はこれだけ材料が被っていても、銘柄ごとで味わいが全然違うのが面白いですよねえ。


 上立ち香はフレッシュな青いバナナ的果実香がそこそこに。
 含むと、甘酸味と苦味がせめぎ合うスッキリフレッシュな旨味が勢い良く入ってきて、ほんの少しずつ苦味が優勢になっていくことでキリリとした印象を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュな完結系果実っぽい酸苦味にほんのりとバナナ的な香りが伴う、フルーティーかつしっかり引き締まったもので、しっかりした味わいながら永遠に飲めてしまいそう。
 後味は、苦味がほんのりと余韻を残しつつ力強く引き取ってキレます。

 フレッシュかつしっかり飲みごたえの有るフルーティーな甘酸旨味を、実にバランス良く楽しませてくれるお酒でした。
 いやあ良いですね、甘味がしっかりありつつも、苦酸味が全然嫌らしくなくて、非常にまとまり良し。
 リンゴ系が多い長野酒の中では結構珍しいタイプですねえ、静岡と長野の合いの子的といいますか。
 甘味を楽しみつつ、正直つい飲み過ぎちゃいましたねえ、いやあもっと早く入手に走るべきでした。
 つきよしの、今後注目度をぐっと上げていきたいと思います。

 しかし、豊賀、信州亀齢、つきよしのと、どれも私としては無茶苦茶旨かったなあ…
 やっぱり長野酒は大好きですね。

20210307183619550.jpg

名称:つきよしの 特別純米無濾過生原酒 はつしぼり おりがらみ
蔵元情報:若林醸造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:鴨下酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月09日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

信州亀齢 純米吟醸無濾過生原酒 ひとごこち 02BY

家飲み記録 信州亀齢 純米吟醸無濾過生原酒 ひとごこち 02BY

20210307184001292.jpg
 ちゃんとした写真撮り忘れました…

 長野県上田市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 豊賀に引き続き長野酒ですね、以前に美山錦山恵錦をご紹介しています。
 2本ともすこぶる印象が良かったので、今回よりスタンダードな印象のあるひとごこちをセレクトしてみました。
 実際評判良いですよね~、個人的には川中島幻舞に続く感じで、人気の面で長野酒の中から一歩抜きん出てきたように思えます。

 裏ラベルの写真撮り忘れましたが、精米歩合は59%とのこと。
 いかにも長野スペックって感じですね、十分に期待のハードルを上げていただきます。


 上立ち香は若干硬質でスッキリフレッシュな、ほんのり果実感のある香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚かつインパクトの強いフレッシュフルーティーな甘旨味がグググッと入ってきたかと思うと、徐々に強まる渋味と辛さが全体をガッツリ引き締めつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、長野酒らしいフレッシュなリンゴ感を中心に据えつつ、渋味による奥深さや、バニラクリーム的な濃厚さが個性を彩るもの、酸味控えめでアルコール的辛さが引き締め役なのも特徴かな。
 後味は、その辛さで濃厚さを嘘のように力強くキレます。

 長野酒の王道を行く濃厚フレッシュさと、しっかりと個性のあるバニラ的な風味がそれぞれ魅力を放つ芳醇甘旨酒でした。
 いやあやっぱり私のストライクゾーンドンピシャですねえ、複数のスペック、BYでこれだけ当たりばかりとなると、完全に好みの銘柄なのでしょう。
 花陽浴みたいに手に入りにくくなるのは嫌ですが、しっかり評価されて欲しいお酒だと思います。
 信州亀齢の実力を改めて感じた一本でした。

名称:信州亀齢 純米吟醸無濾過生原酒 ひとごこち 02BY
蔵元情報:岡崎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,482円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月07日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

豊賀(とよか) 純米大吟醸 中取り無濾過生原酒 01BY

家飲み記録 豊賀(とよか) 純米大吟醸 中取り無濾過生原酒 01BY

20210302184421095.jpg  20210302184430303.jpg

 長野県上高井郡小布施町のお酒です、ブログでの紹介は未だ3回め。

 豊賀は長野酒の中でもかなり好きな銘柄なのですが、いつの間にやら6年ぐらい家飲みが途絶えていたので今回セレクトしました。
 長野酒は全体的に好きな銘柄多いからなあ…、逆にどれを選ぶかに迷い、間が空きがちだったりします(幻舞とか相当飲んでない…)
 そういや、屈指の紛らわしい銘柄「豊香(ほうか)」も久しく飲んでいないですねえ、一つの肝臓には長野は蔵が多すぎる…

 使用米は美山錦、精米歩合は49%と、長野酒好きからはさもありなんといった「らしい」スペック。
 裏ラベルの情報の充実ぶりと、伝承の記載は相変わらず良い感じですねえ。

20210302184440067.jpg  20210302184451837.jpg

 上立ち香は生熟らしい落ち着いた完熟果実系の香りがそこそこに。
 含むと、実に素直に味乗りして存在感をいや増した甘旨味が力強い口当たりで入ってきて、若干の渋味とほんのりと感じる苦味があくまで裏方で引き締まり役をこなしつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、生熟した長野酒として王道な感じの、煮詰めたアップルティー的な程よく熟した甘渋味が中心(若干バニラ感もあるような)、全体として極めて高濃度ながら力強くバランスが取れてるのが素敵ですねえ。
 後味は、渋味がメインで引き取る形で、しっかりキレます。

 長野酒らしいリンゴ的な甘旨味が素直かつ高純度に味乗りした感じの、濃厚ながらもつい杯が進む超芳醇バランス酒でした。
 いやこれは私の好きな長野酒の魅力を凝縮したような味わいですねえ…、しみじみしゅきいという感じ。
 それでいてありがち感が無いのはなぜなんだろう、やっぱりバニラ感とか、蔵らしさもしっかり有るんですよね。
 豊賀、やっぱり大好きな銘柄だと再認識させてくれた一本でした。

20210302184502105.jpg

名称:豊賀(とよか) 純米大吟醸 中取り無濾過生原酒 01BY
蔵元情報:高沢酒造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2021年03月04日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |