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天穏 純米 無濾過 生原酒 02BY

家飲み記録 天穏 純米 無濾過 生原酒 02BY

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 島根県出雲市のお酒です、前回に引き続いての紹介で、ブログでの登場は3回目。

 天穏は前回、そのまとまりと燗上がりに唸ったお酒なわけですが、個人的には島根らしい火入れ燗向けで、生酒もあまり見かけないイメージがありました。
 が、先日通販するお酒を物色している際、この生酒を見つけ、その意外性に思わず即発注した次第です。
 実際、山陰の芳醇辛口系のお酒の「生」って好みのことが多いんですよね~、玉櫻、十旭日、ヤマサン正宗、千代むすびなどなど…
 いわゆるフレッシュフルーティー系に苦手意識がありつつ、熟成燗まではいかない日本酒飲みがハマる系統かと。

 スペックは裏ラベルにガッツリ書いてありますね~、個人的には7号酵母に好きなお酒が多いので期待が高まります。
 そして、公式ホームページの商品紹介がこれ以上に詳しく、テイスティングコメントまであります(しかもこのBY)、この情報発信姿勢は本当に素晴らしい!

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 上立ち香はなんというか穀物としか言いようがない個性的な香りがそこそこに。
 含むと、極めて存在感の強い甘旨味が複雑さを纏いつつトロリとした口当たりで入ってきて、最後まで味わいに色々な側面を感じさせながらじわりじわりと染み入ってきます。
 味わいは、穀物由来的な甘味、乳酸的な酸味、なんとなくワイン的な渋味、そして確固たる旨味がしっかりと溶け合って、個性的で奥深くも引っかかりを感じさせないバランスですねえ。
 後味は、酸がメインの働きで、不思議にパッと居なくなる素晴らしい引き上げ。

 個性的かつ複雑な甘酸渋旨味を、極めてバランスよく、キレよく楽しませてくれるお酒でした。
 上の感想書く前は公式テイスティングコメントを見なかったのですが、飲んだ後に見ると非常に納得がいきますね。
 「今までのこの五百万石の新酒生原で一番いい出来です。」とのコメントにも頷けます、燗向けだけではないんだぞということをビンビンに感じましたし、個人的にはこれが素晴らしく好み!
 天穏の実力を思い知らせてくれた一本でした。

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名称:天穏 純米 無濾過 生原酒 02BY
蔵元情報:板倉酒造有限会社
購入価格(税抜):1,380円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年02月27日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY

家飲み記録 無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY

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 島根県出雲市のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 天穏は前にレギュラー的なお酒を飲んでおりますが、今回はその限定ブランドをいただきます。
 こちらについては公式ホームページがガッツリ解説してくれているので、これは是非見てほしいですね。
 「山陰吟醸造り×突きハゼ三日麹×無添加 生もと山廃造り」というのがコアな部分らしいですが、それだけではなかなかわからないので…
 
 スペックは裏ラベルの情報がほぼ完璧ですね…、情報公開姿勢は本当に素晴らしい!
 ちなみに私としては超珍しく二回火入れです、山陰吟醸を名乗ってますがアル添無いので実質は純米吟醸ですね。
 なお、実際に飲んだのは2020年10月です。

 上立ち香は乳酸的、かつケミカル感を少々感じさせる落ち着きながらもスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた乳酸をまとった旨味が、自然かつ柔らかい口当たりでスルスルと入ってきて、少々の辛さも感じさせつつじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、モダン生もとの王道を行く優しい乳酸味を軸にしつつ、複雑味や熟感といった一種のトラディショナルさも感じさせるもので、苦味等の浮いた雑味が皆無なのが特徴的ですね。
 後味は、乳酸味の働きで、自然に引き上げます。

 生もと系らしい味わいのしっかりさがありつつ、実にモダンかつ自然な後味の良バランス酒でした。
 生酒ばっかり飲んでいる身としてはどうしても合わない部分はありますが、完成度の高さはビンビンに感じますね。
 流石に山陰吟醸を名乗るだけあって、いかにもその「らしさ」をしっかり体現している印象。
 天穏、実は次回もご紹介する予定です。

 燗をつけると…、いやあ素直に旨味が濃くなって良いなあ。
 冷酒~燗だとほんの少し感じる薬臭さ的な癖がキレイになくなるのもポイントですね、やっぱり燗向きです。

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名称:無窮天穏 山陰吟醸 生もと造り 30BY
蔵元情報:板倉酒造有限会社
購入価格(税抜):1,800円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.4(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2021年02月24日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

飛露喜 特別純米 かすみざけ 生

家飲み記録 飛露喜 特別純米 かすみざけ 生

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 福島県会津坂下町のお酒です。

 飛露喜は今まで無濾過生原酒を何度か家でいただいているのですが、もう一つの新酒スペックであるこの「かすみざけ」については影も形も捕まえることができていませんでした。
 が、今回偶然セット販売の入手機会が巡ってきたので思い切って発注した次第です、これもコロナ禍の影響なのかなあ…
 正直なところ、一時期に比べると入手困難銘柄への思い入れは薄れているのですが、流石に前から気になってたお酒については飛びついてしまいますねえ。
 まあこういう思いは、基本的には一度飲めばかなり落ち着くものだと個人的には思っております。

 ラベルは無濾過生原酒同様、昔から全然変わりませんねえ、裏ラベルも無く、精米歩合55%ということ以外は詳細不明です。
 おりの濃度はそこそこで、うすにごりといった風情。

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 上立ち香はスッキリとしたメロン的果実香がかなり控えめに。
 含むと、実にフレッシュかつ青い感じの甘旨味が、そこそこの苦味を伴ってキリリと入ってきて、若干の酸味も相まって最後まで引き締まった印象のまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、甘味、酸味、苦味、旨味がそれぞれ程よく主張する、メロンと青りんご的な風味を感じるフレッシュなもので、オリの濃厚さがありつつ全体的にはあくまで引き締まり強めの印象。
 後味は、苦味メイン、酸味サブで仕事をしてしっかりキレます。

 しぼりたてうすにごり酒として割とスタンダードな印象の、バランス系スッキリフレッシュ酒でした。
 味わいの濃厚さの割にしっかりキレるのは流石ですね、ただ苦味で引き取るタイプなので若干飲み疲れ感はあるかと。
 良くも悪くも、今風のスタンダードなフレッシュ甘旨酒って感じでしょう。
 飛露喜かすみざけ、一度家飲みできたので満足しました。

 ちなみに一升瓶ということもあってゆっくり飲んでたのですが、結構開栓後上がってくるタイプだと感じました。
 甘味がちょっと増して、口当たりがまろやかになると言いますか…
 ここらへんは流石、居酒屋需要を満たしてきた貫禄を感じましたね。

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名称:飛露喜 特別純米 かすみざけ 生
蔵元情報:株式会社廣木酒造本店
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年02月22日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙禽 「立春朝搾り」 純米吟醸 生原酒

家飲み記録 仙禽 「立春朝搾り」 純米吟醸 生原酒

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 栃木県さくら市のお酒です、ブログでの登場は7回目。

 まあたまには…ということで立春朝搾りです、確か2/4に東京駅グランスタのはせがわ酒店で見かけたので購入してみました。
 仙禽は今期雪だるまナチュールも飲んでますし、何だかんだで季節限定ものには惹かれてしまうものがあるんですよねえ。
 さて、いつもと違ったこのラベルは、「立春朝搾り」のいわば仕掛け人「日本名門酒会」の統一ラベルというやつですね
 名門酒会と立春朝搾りとの関係についてはSAKETIMESの記事にありました、約20年前から少しずつ盛り上げていって今年は全国44蔵で実施ということですから、日本酒の企画としてはかなり成功した部類なんじゃないでしょうか。

 同企画では個別の商品についても公式ホームページに解説が載ってますね、仙禽はこちら。
 そのページで「買える店」がガッツリ載っているのは素晴らしいことだと思います。

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 上立ち香は甘く、ほんのりバニラもあるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、極めてフレッシュな甘酸味が自然かつ軽やかな口当たりで入ってきて、摩擦を感じさせないままスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり仙禽らしく爽やかな酸味が純然たる主役、甘味はほどほどといった感じで、極めて純度が高いことも合わせ、素直にクイクイ飲めちゃいますね、いわゆる万能食中酒系。
 後味は、やはり酸が引き取る形で素晴らしく自然なキレ。

 透明度の高い酸味に、優しい甘味が寄り添う、お手本のようなモダン食中酒でした。
 いやあ、良くも悪くも私の仙禽へのイメージを見事に再現してくれるようなお酒でしたね、レギュラー品の「モダン仙禽」と同じ直線状にある感じだと思います。
 逆に言うと個性という意味では少し物足りない面もありますが、それはナチュールみたいな他シリーズに期待するべきなんでしょうね。
 仙禽、安定感のあった一本でした。

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名称:仙禽 「立春朝搾り」 純米吟醸 生原酒
蔵元情報:株式会社せんきん
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年02月19日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

流輝 純米吟醸 おりがらみ生 02BY

家飲み記録 流輝 純米吟醸 おりがらみ生 02BY

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 群馬県藤岡市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 ブログでは2014年に山田錦純吟を2015年にももいろをそれぞれ紹介していますが、実際は外飲みでもちょくちょくいただいている、個人的にはなじみが深いお酒です。
 味わいも飲むたびに向上している印象ですが、やっぱり銘柄名が印象深いんですよね~、毎回巡音さんを思い出します。
 (ちなみに、私の家のPCの壁紙は10年以上「星屑ユートピア」の背景だったり…(隙有自語))
 特に理由も無く家飲みは間が空いていたのですが、先日四ツ谷の「じきしん」さんでいただいたところ物凄く印象が良かったので、たまらずに通販時同梱した次第です。
 
 スペックは五百万石の精米歩合55%ということで、スタンダードなしぼりたてですね。
 おりは結構濃い目。

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 上立ち香はオリ的な濃厚さを纏ったフレッシュな梨的果実香がそこそこに。
 含むと、非常に濃厚でインパクトがありながら不思議と柔らかみもあるフレッシュな甘旨味が、しっかりとした口当たりで入ってきて、まとまった印象のママじわじわと染み込んできます。
 味わいは、フレッシュ爽やかかつ濃厚な梨的甘さが主役、酸味はサブ、苦渋は抑えめながらもしっかり脇役として奥深さを添え、ついつい飲み進めてしまう蠱惑さがありますね。
 後味は、全体の味わいがせめぎ合って見事に消えていく素晴らしい余韻。

 しぼりたておりがらみらしいフレッシュフルーティーな甘旨味を、一歩二歩先をいく完成度で魅せてくれるお酒でした。
 特筆すべきはフレッシュ感の残し方と苦味の抑え方、そして後味のまとまりですね、出来が素直に極めてハイレベル。
 いやあ良いなあ…、若干イキると私はこっち系のお酒をいやっちゅうほど飲んでいるので、その中で群を抜くまとまりなのは十分わかります。
 奇を衒わずにここまで完成度を高めるとは…、あえていうと花浴陽とか而今みたいな有名銘柄と十分張り合えるんじゃないかしら。
 流輝、今後ガッツリ注目していきたいと思います。

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名称:流輝 純米吟醸 おりがらみ生 02BY
蔵元情報:松屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年02月16日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い

家飲み記録 美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い

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 島根県松江市のお酒です、同蔵の登場は二回目。

 こちらを醸す米田酒造のメイン銘柄には「豊の秋」があります、私は以前袋入で面白い見た目のお酒を頂いたことがありました。
 今回はまた別ブランドなわけですが、こちらは蔵元のブログに色々と解説がありました。
 名前からして、女性杜氏さんの名前でも取ったのかなあと思ったのですが、実際は地元松江市の「美保神社」に由来するとのこと。
 島根らしさを感じさせつつ、なかなか意外性が有って面白いですね。

 スペックは地元産五百万石の精米歩合55%。
 割とオーソドックスなしぼりたて無濾過生原酒って感じですね。

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 上立ち香はフレッシュなパイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ割と華やかな印象の甘酸旨味が力強い口当たりで入ってきて、時間差で少々の苦味も感じさせつつ最後まで酸味が引き締め役をこなしつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいはまさにパイン缶の中のシロップ的な、強い甘味に酸味が寄り添うものを中心に据えつつ、香り系の苦味とその味わいの存在感がせめぎ合って、割と飲み飽きない印象。
 後味は、酸味と苦味の余韻を残す感じで、ゆるやかに引き上げていきます。

 方向性が非常にハッキリとした、華やかな甘酸味が魅力のパイン系芳醇酒でした。
 こっち系のお酒は好みではありますが、個人的には如何せん花浴陽と亀泉cel24という巨頭が頭にある関係上、そこまでにまだまだ越えるべきハードルがあるように思えてしまいますね。(濃厚さ、纏まり、キレ等に関して)
 とはいえ、この方向で行くと決めたなら、非常にポテンシャルの高さのあるお酒だとも思いますね。
 美保、今後に強く期待していきたいと思います。

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名称:美保 純米吟醸 無濾過生原酒 瓶囲い
蔵元情報:米田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 美保 純米吟醸

2021年02月14日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

笹祝 新潟印

家飲み記録 笹祝 新潟印

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 新潟県新潟士のお酒です、同蔵のお酒の登場は2回目。

 前回の鶴の友に引き続き、新潟県内以外であまり出回らない、一升瓶二千円を切る、常温保存可能普通酒になります。
 こちらは御茶ノ水の「名酒センター」さんで購入してます、吉池同様、所謂「地酒屋」とは一風変わった品揃えが面白いんですよね、試飲というか角打ちが充実しているのもポイント。
 同店は元々は浜松町店が有名でしたが、そちらは閉店してしまったとのこと、まあ実質移転ですね。
 ちなみに、その浜松町時代にこのお酒の感想を「しーたかの日本酒アーカイブ」さんが書かれてます、やはり手に入れにくいお酒に惹かれるのが日本酒ブロガーのサガか…

 さて、お値段は驚愕の一升瓶1,676円!パック酒に迫る勢いですね。
 それでいて紙にくるまれているという手間のかかるパッケージが素敵。
 また、裏ラベルの「品質:普通酒」という記載は実は超珍しい気がします、あえてそう名乗ることに蔵の想いが乗っているのでしょう。
 
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 上立ち香はアルコールとお米を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、柔らかく落ち着いて、かつ古臭さを感じさせない旨味が非常に素直な口当たりで入ってきて、一瞬あとに出てくるアルコール的辛さで程よく引き締まりつつ、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、あくまでほんのりとした甘味を伴ったお米的な純度の高い旨味が中心、濃度は程々で、アルコールの刺激は程よいぐらいに抑えられていて、浮いた苦味も皆無なので無限に飲めちゃいますね。
 後味は、辛さが引き取る形でびっくりするぐらい自然かつしっかりキレます。

 トラディショナルな日本酒の味わいから、見事なまでにマイナス要素が廃された感じの、永遠に飲める系超絶コスパ酒でした。
 正直いって、やっぱり生原酒に比べるとインパクトや濃度、飲みごたえの面では物足りない部分も多いです。
が、やっぱりこれはこれとして一つの完成形を感じさせてくれるんですよね…、一升瓶を適当に常温で手元でおいておく安心感というものを与えてくれるお酒です。
 鶴の友といい、新潟県民はやっぱり凄い環境にあるなあ…、それを理解していない若者は自省すべし!(老害並感)
 笹祝、次はまた生酒とか私向けのスペックをいただきたいと思います。


 ちなみに、開栓後常温数ヶ月保存で味は全く落ちませんでした。
 こればっかりは基本二回火入れ特有の長所でしょうね(まあ一部の生酒にも凄いのありますが)

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名称:鶴の友 上白
蔵元情報:笹祝酒造株式会社
購入価格(税抜):1,676円/1,800ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.4/9.0(コスパ、保管性、強さも考慮に入れて)

■最近いただいたスーパー普通酒記念写真

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 甘みの強さの面で個人的には鶴の友が好みでしたが、実際両方凄いお酒でした!

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2021年02月11日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鶴の友 上白

家飲み記録 鶴の友 上白

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 新潟県新潟市のお酒です、当ブログでの登場は2回目。

 こちらも、金鶴、君の井、白龍同様、御徒町の吉池で購入しました。
  「別撰」を飲んだときの記事でも書きましたが、この鶴の友は新潟県外にはあまり出回らない銘柄です、この辺りのお酒が入るのが吉池の面白いところですねえ。
 ちなみに売り場では「お一人様一本限定」となっていました、知る人ぞ知るお酒ということで、闇のルートで出回ったりもするんでしょうか…
 
 この「上白」は一升瓶で2,000円を切る常温保存可能なアル添火入れ酒ということで、堂々の普通酒カテゴリのお酒ですね。
 レトロラベルの佇まいはやはり一種の魅力がありますねえ、こちらの場合「鶴」と「鍵マーク」という象徴があるのも印象に残ります。

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 上立ち香はちょっとクラシックな、でも火入れ臭くないお米の甘味をしっかり感じる香りがそこそこに。
 含むと、優しい甘味が極めて滑らかな口当たりで入ってきて、最小限のアルコールの辛さを口中全体に感じさせつつも、最後まであくまで自然な感じで胃の中に収まってきます。
 味わいは、「これがお米の甘味だよ」と言うには不思議な綿菓子感がありつつ、でも納得もできるような甘味が中心、兎にも角にも粗さが無いのが凄いなあ。
 後味は、辛さとなんとなくの渋味が引き取って、自然かつガッツリキレ。

 しっかりとした、しかししつこくない甘味を自然に楽しませつつ、後味のキレが素晴らしい超次元コスパ酒でした。
 私が生酒に求めているインパクトや複雑味は抑えられていますが、加水火入れらしい魅力に溢れたお酒だと思います、そして私が嫌う(あえていうと神亀純米的な)酒臭さが皆無なのが素敵。
 そして、開栓後適当に常温保存で全然味が落ちないので、気が向いたときに飲めるっていうのがやっぱり良いですねえ。
 生酒やワインのように保存に気を使わず、焼酎のように割らず、ビールやチューハイのように冷やす必要すらない、何気にこの気安さはアルコール飲料としても唯一無二なんじゃないでしょうか。(しかもアルコール比で激烈に安い)
 鶴の友、新潟県民が羨ましくなるくらいの一本でした。

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名称:鶴の友 上白
蔵元情報:桶木酒造株式会社
購入価格(税抜):約1,900円(レシート紛失…)/1,800ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.6/9.0(コスパ、保管性、強さも考慮に入れて)

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2021年02月09日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鶴 純米 活性にごり酒 風和(かぜやわらか)

家飲み記録 金鶴 純米 活性にごり酒 風和(かぜやわらか)

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 新潟県佐渡市のお酒です、ブログでの登場は2回目。

 本醸造しぼりたてがあまりに衝撃的に素晴らしかった金鶴です、興奮冷めやらぬうちに同時購入したこのお酒を開栓しました。
 その記事でも、日本酒ブロガーさんが絶賛していた旨を書きましたが、今回のお酒については「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんもまさに飲まれていて、高評価でしたねえ。
  臭い言い回しになりますが、ここまでくるとまさに「日本酒ブロガー絶賛!」というお酒になるでしょう。
 日本酒ブロガーというのは、それぞれの好みが有りつつ、大量の銘柄を家飲みしている存在なので、その推しがここまで一致するということはかなりのことだと個人的には思いますね。
 
 今回いただくのは純米の活性にごり、新酒の時期ならではのお酒ですね。
 「かぜやわらか」というネーミングと題字がなかなか特徴的。

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 上立ち香はオリ的な爽やかな香りにほんのりとセメダインが混じった感じで、控えめに。
 含むと、まずオリで濃度にブーストされたジューシーな甘旨味が、ほんのりとした苦味と強めのガスを伴いつつ、シュワシュワと力強い口当たりで入ってきて、最後までしっかりバランスを保ちつつ胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、お米の旨味とブドウ的果実的甘酸味が一体化したような、満足感を十分にあたえつつ非常にスッキリ感のあるもので、サイダーかのようにグイグイいけてしまいます。
 後味は、あくまでキリリとした苦味が若干の余韻を残しつつ、しっかりとキレます。

 爽やかながらも高密度な旨味を、極めて整ったバランスで勢いよく楽しませてくれる、飲み過ぎ不可避の芳醇酒でした。
 飲んでるとちょっと苦いかなとか思うときもあるのですが、飲み進めると不思議とそれすら心地よく、どんどん飲んじゃいますね。
 いやあ、この旨味の存在感とキレのバランスのとり方は本醸造でも感じたものなので、まさに金鶴は「らしさ」を確立した銘柄なんでしょうねえ、素晴らしいの一言。
 金鶴、今後は超お気に入り銘柄として、ストーキングしていきたいと思いました。

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名称:金鶴 純米 活性にごり酒 風和(かぜやわらか)
蔵元情報:有限会社加藤酒造店
購入価格(税抜):1,297円/720ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年02月06日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

君の井 純米 しぼりたて旬 無濾過生原酒

家飲み記録 君の井 純米 しぼりたて旬 無濾過生原酒

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 新潟県妙高市のお酒です、家飲み、外飲み含め始めていただきます。

 こちらは完全初見銘柄です、しぼりたて生という自分好みのスペックが吉池で並んでいたため、白龍と同様衝動買いですね。
 私はこちらをみて、「あれ、火事があった蔵だっけ」と思ったのですが、それは「加賀の井」でした。
 そして、「あれ、新潟にも同じ名前の銘柄なかったっけ」とも思ったのですが、それは「月の井」でした…
 他にも「松の井」「堀の井」もありますし、やっぱり伝統的な銘柄名だと似たものが多いですねえ、この場合は「井」戸という、酒造りに非常に関係深い文字というのも有るのでしょう。
 
 閑話休題、このお酒についてはちゃんと公式ホームページに商品紹介もありました。
 そちらによると使用米は王道の五百万石、蔵は山廃に力を入れているようですが、今回は速醸です。
 
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 上立ち香はスッキリフレッシュな柑橘系果実的香りがそこそこに。
 含むと、非常にキリリとした印象の酸旨味が割と勢いよく入ってきて、雑味をほぼ一切感じさせないまま、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、フレッシュながらもお米的な落ち着きのある酸旨味が厳然たる主役、甘味・苦味は僅少で万能食中酒といった趣ですね、飲み飽きとは真逆の筋肉質なまとまり。
 後味は、酸味が引き取る形で、とても無濾過生原酒とは思えない見事なキレ。

 フレッシュかつ非常に純度の高い旨酸味を最初から最後まで楽しめる、食中特化の淡麗旨口酒でした。
 同じ酸旨の白龍は甘味もあったのですが、こちらは本当にキリリな旨味で、食中に特化した感じですねえ、必然的に私の好みからは外れます・
 しかし実際無濾過生原酒でこの淡麗っぷりは物凄い技術だ思いますよええ、こっち系が好きな方にはぜひ飲んでみていただきたい逸品かと。
 君の井、別タイプのスペックがあれば是非いただいてみたいと思いました。

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名称:君の井 純米 しぼりたて旬 無濾過生原酒
蔵元情報:君の井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:吉池(御徒町)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 君の井 純米

2021年02月01日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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