にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 01BY
家飲み記録 にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 01BY
当ブログではデザインの変更前から何度も紹介しているお酒です。
前回は2年前にいただきましたが、非常に私好みの甘旨酒でした。
今期も飲んではいたので、すっかり遅くなりましたがご紹介します。
上立ち香は甘い感じの、炊きたてご飯的な香りが控えめに。
含むと、渋味と甘味と酸味をハッキリと感じる旨味が力強く入ってきて、渋味が全体を覆う感じで、若干口がすぼまる感じのまとまりのままじわじわと染み込んできます。
味わいは、いやあ実に日本酒離れした感じの、ポートワインとかを彷彿とさせる実に濃厚な甘渋を中心にしつつ、酸味が寄り添う感じ、ただちょっと今回は渋味がしつこい感じもするかな…
後味は、渋味をちょっと口中に残しながら、なんとかかんとか引き上げていきます。
かなり後を引く個性的な甘渋味が特徴の、超濃厚甘味酒でした。
今回は、ちょっと低精白っぽいしつこさが出ちゃったかなあ、多分甘味の少なさによるものだと思うんですが…
天候による米の出来の関係とか、そういうビンテージ的な要因によるものかもしれません、やっぱり一筋縄ではいかないんでしょうねえ。
ただ、キャラメル感もあるようなこの甘味の魅力はやっぱり素敵だとは思いますね。
しぜんしゅ、次は以前のような方向性に戻っていることを祈りたいところです。
名称:にいだしぜんしゅ 生もと しぼり生 01BY
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0