2020年上半期「今年の私的ベスト日本酒上半期10選」
もう完全に出遅れておりますが、日本酒ブログとしてはまとめ記事が重要であろうと思い、載せます。
Twitterでは「#今年の私的ベスト日本酒上半期10選」タグで皆さん挙げている内容ですね。
何だかんだで色々なお酒が出ていて、チェックするのは毎年楽しいです(新政のあまりの強さに若干ビビりましたが…)
さて、並び順は順不同、一銘柄一本で行きます。
ちなみに、ブログ内では大体「【超】お気に入り」タグか「お気に(殿堂入銘柄)」タグから追えるようにしているので、そちらもご承知おきください。
(といいつつ、まだブログで感想書けてないお酒があったりして…)
■三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ特別純米酒
濃厚さ、飲みやすさ、上品さ、飲み飽きなさ、矛盾しがちな要素を見事にまとめる、素晴らしいバランスの芳醇甘旨酒。
■加茂錦 純米大吟醸 無濾過生原酒
高精白らしい雑味の少なさと口当たりの滑らかさがありつつ、飲み疲れ感を見事に廃した欠点が見当たらないお酒。
■信州亀齢 山恵錦 純米吟醸 無濾過生原酒
芳醇フレッシュフルーティーながらも、非常にバランスが良くてグイグイイケてしまうお酒。
■黒龍 貴醸酒
濃厚な甘味を極めて柔らかく、かつ高純度で楽しませてくれる、異次元のまとまりの甘口酒。
■栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~ (2020年2月製造)
思いっきり力強い甘口ながらも、上品さや純度の高さをしっかり感じさせる、栄光冨士らしいハイスペック酒
■玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 01BY
お米由来の、優しい甘味と硬質な旨味を同時に楽しませてくれる、高密度シュワとろにごり酒。
■花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 01BY
存在感の濃いパイン的甘酸味と、苦味すらを心地よく楽しませてくれる、異次元の芳醇バランス酒。
■たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 01BY
「花浴陽が無ければたかちよを飲めばいいじゃない」と言いたくなるような、甘口派にもろハマる芳醇甘酸旨味酒。
■桃の里 純米吟醸 おり酒 生
濃厚さ、フレッシュさ、複雑さをガッツリ感じさせつつ、甘さが純然たる主役なのが嬉しい傑作酒。
そして、MVPはこちら!
■亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 うすにごり 01BY
甘味、酸味、苦味、ガス感、フレッシュ感、そしてオリ由来の米的旨味が繊細かつ力強くハーモニーを奏でる芳醇超絶バランス酒。
いやあ、今年は見事なまでに甘口ばっかりですね、当ブログお馴染みのお酒と初飲みがちょうど半々ぐらいになりました。
日本酒の「甘さ」に魅力を感じる方には、自信をもってどれも超オススメできると思います。
中でも注目はやっぱり亀泉cel24うすにごりですね~、何かわからんが無茶苦茶旨かったんですよええ。
一種変わり種のお酒であることは間違いないですが、それだけに好みにピッタリハマる人には素晴らしいお酒といえるでしょう。
私としては通常品のcel24はそんなには好きでもなかったので、ここまで印象が違ったことにもビックリでした。
なお、次点として以下のお酒を挙げたいと思います。
■風の森 ALPHA TYPE7
■THE REBIRTH Time-Machine TOKI-ROMAN 朱鷺浪漫 (記事未作成)
■甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生(2018年6月製造)
■土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟 30BY
他には「シャムロック」「天下錦」「光栄菊」「楽の世」「御山杉」あたりは、超要注目銘柄として挙げたいですね。
必ずしも甘くないので私の好みドンピシャではないものの、是非是非色々な好みの方に飲んでもらいたい、それぞれキラリと光る魅力を持っているお酒でした。
(まだのやつは頑張って早めに感想書こうかと…)
以上、遅ればせながら参考になれば幸いです!