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風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

家飲み記録 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 前回に引き続いての風の森です、これまた特別な一本なので急いで更新。

 この雄町の精米歩合60%の商品は、私が風の森を飲み始めた当初からある定番品であり、最も好きなスペックでもありました。
 が、「FINAL EDITION」と銘打たれているように、なんと今回分の出荷で終売らしいです…
 裏ラベルにもありますが、そもそも「純米吟醸」自体をラインナップから外すらしいですね、蔵元ホームページの商品紹介を見ると、よりブランドコンセプトをハッキリさせるための整理という意味合いが強そうです。

 しかし、蔵元の想いは重々承知の上で、やっぱり私にとっては痛恨事ですね…、君子豹変して早めに復活させてくれないかなあ。
 もしくは「風の森シリーズの中で最もスウィートな設計」であるこのお酒の、代替的な商品を示して欲しいと切に希望しますね。
 現状甘さの強さだけでいうと「ALPHA TYPE5」とか「鷹長 菩提もと」とかはありますが、方向性が全然違いますしねえ、総合的には愛山純米が近いかしら…

 5月製造、6月開栓でいただいております。

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 上立ち香は、ガス混じりの割と硬質な香りが控えめに。
 含むと、実に濃厚な甘旨味がシュワシュワと入ってきて、一瞬後に出てくる苦味で割としっかり引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、インパクトの強いクリームソーダ的な甘旨味が厳然たる主役、苦味は結構強めですねえ、ただ「香りより味」なバランスで、全体としては賑やかな味わいをガスがまとめている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、力強くキレ上げます。

 クリームソーダを彷彿とさせる濃厚クリーミーな甘旨味を、ガスと苦味で引き取る力強いバランスのお酒でした。
 いやあやっぱり好きですねえ…、この甘味の個性とインパクトは替えが聞かないと思います…
 一応このお酒はもう一本買ってある上、笊籬採りも一本キープしてあるのですが、勿体無くてなかなか飲めそうにないです。
 風の森雄町純米吟醸、一ファンとしては復活を願い続けたいと思いました。

 ちなみにガスが抜けても苦味が引き続き引き締まり役をこなすので、ダレはしませんでした。
 このあたりはまさに風の森が最も得意とする設計なのでしょう、お見事。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 こちらは、恐らく今期限定の完全予約商品のお酒となっております、裏ラベルにもありますが、コロナを受けて発売したお酒ですね。
 コロナ禍については、各蔵の「アマビエラベル」や、東洋美人の格安酒「醇道一途」、黒龍の飲食店限定の小瓶「命保水」など、色々な商品が出てきていますが、このお酒もその一つということになります。
 まあ風の森の限定品ということで私としては当然即決予約・購入しておりました、予約限定なのでこれから入手は厳しいかもしれませんが、時世ものということで早めにご紹介します。
 (実は、しーたかさんが先に記事を書いているのを見て、あわてて書いていたり…)

 使用米は風の森を象徴する地元産の「秋津穂」、ただ精米歩合は60%ということで、他のレギュラー品とは微妙に変えてますね。
 当然のごとく無濾過無加水ですが、アルコール度数は15度と低め。

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 上立ち香はちょっとセメダイン混じりの硬質でスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、実に爽やかかつみずみずしい印象の甘酸味が強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、少々の渋味をが奥深さを添えつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、たしかに梨っぽい、実にみずみずしい印象のフレッシュな甘酸味が中心、ただ甘味はほどほどで、嫌味のない渋味が見事に飲み飽きなさを添えてくれますね、ガスも相まってとにかく永遠に飲めてしまう感じ。
 後味は、ほんのりと渋味の余韻を残しつつ、酸とガスで極めてスッキリとキレます。

 フレッシュかつ程よい濃度の甘旨味を、実に風の森らしい酸とガスで極めて勢いよく楽しませてくれるお酒でした。
 いやあこれは飲み進め易さ特化って感じですねえ、ただ薄くも軽くもないのが実に風の森らしい。
 じつは若干懺悔してしまうと、途中からポテチと合わせてしまったらやめられないとまらないでして…、結局一袋と2合ぐらい飲んでしまったような。
 これは普通に人気出る味わいだなあ、私もしーたかさん同様、一回きりでは勿体無い出来だと思いますね。
 風の森の安定感を感じた一本でした。
 
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■紹介:「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの同スペックの記事

名称:風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白老 純米酒 若水65% 槽場直汲み生原酒

家飲み記録 白老 純米酒 若水65% 槽場直汲み生原酒

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 愛知県常滑市のお酒です、ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらは名古屋出張時、駅近くの「岡田屋」さんで購入しました、以前には同店で購入した虎変を紹介していますね。
 出張時、あまり時間がないときにはやはり駅近くが便利なんですよね~、私は大体毎年出張先が決まっているので、最近はどこを訪ねるかの候補も固まってきました。
 で、そういう時は東京で売ってない銘柄(の生酒)を選ぶのがセオリーなのですが、今回はタイミング的にあまり生酒が無かったのでこちらのセレクトになりました。
 白老は以前飲んだ印象も良かったですし、じわじわと固定ファンも増えている実力派銘柄という認識です。

 お米についての情報含め、結構しっかり裏ラベルに情報があるのは嬉しいですね。
 蔵元ホームページもちゃんと更新されてますし、情報発信をしっかりしている印象です。

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 上立ち香は、かなり甘さ控えめのメロン的とセメダインを感じる、スッキリとした香りが仄かに。
 含むと、高密度かつ硬質な、そこそこの酸渋を纏った旨味が力強く入ってきて、少々のガス感を感じさせつつ、最後までその引き締まりを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、実にフレッシュかつ酸渋の働きで非常にカッチリとした感じながら、ほんのりとしたメロン的甘さもある、単独・食中両対応な感じのもの、まあ苦味も若干あるので全体的に濃厚かつ引き締まってますね。
 後味は、やはり苦味が引き取る形で、力強くキレます。

 色々な意味で「硬い」味わいが特徴的な、ほんのり甘さのキリリ系フレッシュ酒でした。
 如何せん甘さ控えめなので私の好みからは若干離れますが、イヤな苦み等はしっかり押さえられているので、完成度は高いと思います。
 また、開栓後はじわじわと甘味が乗ってきた気がしますね、相変わらず引き締まりは凄いので、甘口好きならじわじわ飲んだ方が良いかも…、そして生熟適正も高そうな予感。
 白老は今後も追っていきたいと思いました。

 今年度出張時購入酒は取りあえず弾切れ、次からはいつも通りに戻ります。

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名称:白老 純米酒 若水65% 槽場直汲み生原酒
蔵元情報:金虎酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:岡田屋(名古屋)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー①:帰りの車内飲み

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 確か駅ビルの百貨店で買いました、直飲みでグビグビ。

■おまけギャラリー②:「リカーワールド21 シバタ」さんで買った初亀

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 なんか感想記事がどっか行っちゃったので、写真だけ載せときます…

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タグ: 白老 純米

2020年06月25日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

きよつる 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒 30BY

家飲みプチ記録 きよつる 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒 30BY

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 大阪府高槻市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 こちらも忍者同様浅野日本酒店さんでの購入酒です。
 実はこのお酒については帰りの新幹線車内で3/4ほど飲んでしまいました…(あたおか)、なので写真が特殊な感じになっております。
 ブログでは以前同スペックをご紹介している上他の年にも一度買っているのですがその時は車内で一本飲み切ってしまったので記事が書けなかったんですよ。
 今回はちゃんと感想メモを取ったので、以下にそれを乗せる次第。

 ちなみに、何で毎回このお酒を車内で飲んでいるかというと、酒質が力強くてお値段が安いので、生酒の割にはいい意味で雑に飲めるんですよ。
 適当なつまみで、毎度非常に楽しい帰り道を演出してもらっております。
 

 上立ち香は結構酸を感じる濃厚な果実的が仄かに。
 含むと、まさに完熟という感じの濃厚そのものの甘酸味がグワっと入ってきて、かなり強めのアルコール的刺激が舌先を刺激しながら引き締まりを受け持ち、力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、結構熟感を伴った非常に濃い甘味に、強めの酸、そしてアルコールの刺激がこれでもかと主張しあってバランスを取る感じ、苦味も若干あるのですが完全に裏方に追いやられてますね。
 後味は、酸とアルコールがしっかり引き取って、賑やかさをしっかり黙らせてキレます。

 非常にインパクトの強い甘酸辛が、それぞれ主張してバランスを取る、ストロング系芳醇酒でした。
 製造年月の写真を取り忘れましたが新酒ではなかったはずです、実際そんな味わいでしたがダレや過熟感は皆無。
 割と荒々しいので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、色々なお酒を結構飲み慣れてきた私には非常に魅力的でした。
 清鶴は、大阪のお酒の中で一番好きかも…

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名称:きよつる 純米酒 あらばしり 無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:清鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):1,100円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:浅野日本酒店(大阪)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月23日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

忍者 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 忍者 純米吟醸 無濾過生原酒

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 滋賀県甲賀市のお酒です、家飲みは初めてですね。

 こちらは、銀盤購入と同じ大阪出張時、浅野日本酒店さんで購入したお酒になります。
 大体毎年寄らせてもらってますね、やっぱり試飲させてもらえるのは、未飲銘柄チャレンジの際には非常にありがたいです。
 しかし甲賀市で「忍者」とは直球勝負のネーミングですねえ、海外で人気になりそう(小並感)
 酒造名でググると、更新停止しているっぽい蔵元ホームページと、最近できたらしい忍者専用のオンラインストアが出てきます、このあたり整理したほうが良いんじゃ…
 
 使用米は滋賀県のお酒では良く見る「吟吹雪」、精米歩合60の無濾過生原酒です。
 11月製造、12月開栓。

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 上立ち香はレーズンクリーム的な落ち着いた果実香が控えめに。
 含むと、いかにも生熟といった雰囲気をまとった濃厚な甘旨味が、強めながらも浮いていない渋味と一体となって力強く入ってきて、危うくも崩れないバランスのままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、生熟らしいレーズンやカラメル感に、しっかりとした甘さが伴った旨味が中心、苦味は控えめ、渋味が奥深さと引き締まりを添えています、なんかちょっとウイスキーボンボン的な雰囲気を感じますね。
 後味は、熟感の余韻を残しつつ、渋味が働いて自然に引き上げます。

 生熟的なニュアンスが強くありつつ、それに負けない甘旨味、そして渋味と絡み合い、一種のまとまりを感じさせるお酒でした。
 いやあこのコンディションだと露骨に生熟って感じですね、しかも元々結構フルーツに甘かった雰囲気があるタイプ。
 ハッキリ言って好みは分かれると思います、私は凄く好きですが、モッタリ感を感じる人もいるんじゃないかなあ。
 ただ、製造年月をみると、蔵元的にもこの味でイケると出したのでしょう、私としては英断だと思います。
 忍者、次は是非他のスペックもいただいてみたいですね。

 ちなみに燗をつけると甘味がハッキリと表に出てきて良いですね~
 まさにカラメルって感じながら、素直に飲み進めてしまいます。

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名称:忍者 純米吟醸 無濾過生原酒
蔵元情報:瀬古酒造株式会社
購入価格(税抜):1,507円/720ml
購入した酒屋さん:浅野日本酒店(大阪)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月21日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

銀盤 純米吟醸 しぼりたて生原酒 「すーっ ふわっ」 

家飲み記録 銀盤 純米吟醸 しぼりたて生原酒 「すーっ ふわっ」 

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 富山県黒部市のお酒です、家飲みは初めてですね。
 
 こちらは大阪出張時、阪神百貨店でやっていた試飲販売にて購入しました。
 銀盤は富山酒の中でも知られているブランドなんじゃないでしょうか、個人的には明らかに辛口酒指向のイメージを持っています。
 ただ、やはりこのご時世経営は厳しいようで、Wikipediaによると、2016年に阪神酒販に全株式を譲渡したと思ったら、翌2017年からは盛田株式会社の子会社になっているとか。
 銀盤ぐらいのブランド価値があると、しっかりと買い手が付くということだとは思いますが、完全にM&Aの荒波にもまれている感がありますねえ、地方大手蔵にはよく有りそうなお話だと思いました。

 公式ホームページの商品紹介によると、使用米は「てんたかく」という飯米らしいです。
 原酒ですが、アルコール度数は16度と低めですね。

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 上立ち香はまさにスッキリフレッシュで、ほんのりと甘さやセメダインのある香りがそこそこに。
 含むと、全面に酸を感じさせる軽い味がスルスルと入ってきて、アルコールの辛さやほんのりとした苦味でさらに引き締まりを増しつつ、そのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさにわかりやすくスッキリ系の酸味主体の旨味が中心、甘味は本当にほんのりある程度で、新酒らしいフレッシュ感や苦味が強く、辛さもあるのでとにかく
 後味はほんのりとした辛さの余韻を残しつつ、ガッツリキレます。

 フレッシュかつキリリ、そしてスルスルという感じの、引き締まり特化の辛口生酒でした。
 すーはともかく甘味が少な過ぎて…、まあどっしり系と比べたらギリギリ旨味はふわっとは感じるかも。
 これこそ銀盤らしさなんでしょうね、新酒生酒ですら完全に食中酒志向と言いますか、わかりやすく辛口。
 銀盤の個性をハッキリと感じた一本でした。

 しかし、最近ご紹介した羅生門、福正宗、国士無双とある意味「キレ重視」という点で共通するものを感じますねえ。
 東京ではともかく、まだまだ日本酒全体としては「辛口信仰」が絶対的な多数派であることを肌で感じたような気がします。
 フレッシュフルーティーなんて、まだまだ少数派ですわ本当に。

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名称:銀盤 純米吟醸 しぼりたて生原酒 「すーっ ふわっ」 
蔵元情報:銀盤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:阪神百貨店(大阪)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 銀盤 純米吟醸

2020年06月18日 富山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

国士無双 純米 生原酒

家飲み記録 国士無双 純米 生原酒

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 北海道旭川市のお酒です、家飲みは初めてですね。

 こちらは札幌出張の際、新千歳空港の土産物屋で購入しました。
 あまり詳しくはないのですが、北海道の蔵の中では大手なんじゃないでしょうか、割とよく見る気がしますし、ホームページも立派です。
 そこで個人的に面白いと思ったのが「髙砂酒造の歩み」コーナーですね、年表の中に「低迷期」というのがあって、「酒造業として堅調に醸造を続けていましたが、弊社が所有していたゴルフ場がバブル経済崩壊の余波を受け倒産。」という生々しい記載が。
 多角経営できる規模の日本酒蔵だとあの時期こういうことは良くあったんでしょうねえ…、日本清酒(メイン銘柄:千歳鶴)の子会社としてですが、銘柄ともども生き延びれたことは何よりだと思います。

 スペックは、北海道を代表する酒米の一つ「彗星」を60%まで削った生酒。
 ラベルに特徴がつらつらと書いてあるのはある意味ユーザーフレンドリーですね。
 
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 上立ち香はなぜかヨーグルトっぽい、フレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、甘、旨、酸をそれぞれ感じるような味わいが、割と軽さを感じさせる口当たりで入ってきて、あくまでほんのりと苦味の雰囲気を纏いつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりなんとなくヨーグリーナ的な乳酸感を伴う旨味が中心で、アルコール的辛さや少々の苦味も相まって、存在感がありつつもドンドン飲めてしまう印象ですね。
 後味は、ほんのりとした苦味の余韻を残しつつ、酸辛でしっかりとキレます。

 フレッシュな乳酸風味を最後まで自然に楽しませてくれる、キレのよい新酒生酒でした。
 いやあ、バランス良くて、飲みやすさも素敵なのですが、いかんせん私の好み(濃厚甘旨)とは離れたタイプでした…
 とはいえ、当然こちらが好きな方は多いと思います、新酒生でこれだけ荒さを抑えているのには、貫禄のようなものを感じましたね。
 国士無双、次はまた別の商品もいただいてみたいと思いました。

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名称:国士無双 純米 生原酒
蔵元情報:高砂酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:新千歳空港の土産屋の冷蔵庫
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 国士無双 純米

2020年06月16日 北海道の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

福正宗 丸福 冬 芳醇純米 生酒 しぼりたて

家飲み記録 福正宗 丸福 冬 芳醇純米 生酒 しぼりたて

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 石川県金沢市のお酒です、家飲みは初めてですね。
 
 こちらを醸す福光屋の他銘柄としては「加賀鳶」「黒帯」があります、良く聞く銘柄を抱えた大手というイメージがありますね。
 今回は金沢出張時に金沢駅ビル内の「金沢地酒蔵」で購入しました。
 昨年は同店で「加賀鶴」を購入しています、やっぱり時間が限られる出張時には、駅ビル内で地酒が買えるのは嬉しいところですね。
 同店にはあまり大きくないものの冷蔵庫がちゃんとあって生酒が売っているので、そこをピンポイントで狙ってセレクトした次第です。

 細かいスペックは裏ラベルに記載があります、精米歩合70%で加水有、税抜1,200円。
 商品としては、季節限定で、生酒をお求めやすい価格で出すという感じのコンセプトなんじゃないかなと思います。
 10月製造を11月開栓でいただいています。

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 上立ち香は割と落ち着いた感じのりんご的果実香が控えめに。
 含むと、程よい濃度の引き締まった旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、最後までその自然なバランスを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さや酸味は控えめ、旨味と苦味が拮抗しつつも生酒らしいインパクトのあるもので、ちょっとケミカル感もありますね、結果としてちょっと癖っぽくも飲み飽きない感じになっているかと。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ引き上げるタイプ。

 苦味とケミカル感でガッツリ引き締まりつつ、バランスの良さを感じさせる口当たりでグイグイ飲めるお酒でした。
 個人的にはいかんせん甘味や旨味が細いのが合わない感じでしたが、全体のバランスの良さは魅力的です。
 比較的低価格であることを考えると、やはり大手らしく良くも悪くもスッキリ系として無難に仕上げている印象がありますね。
 福光屋については、次は加賀鳶など別の銘柄もやってみたいところです。

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名称:福正宗 丸福 冬 芳醇純米 生酒 しぼりたて
蔵元情報:株式会社福光屋
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:金沢地酒蔵
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 福正宗 純米

2020年06月14日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白糸 純米 「シライト70」

家飲み記録 白糸 純米 「シライト70」

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 福岡県糸島市のお酒です、同銘柄自体はは初飲み。
 こちらも福岡出張時の住吉酒販(本店)での購入酒です。

 こちらを醸す白糸酒造の他銘柄としては「田中六十五」があります、やはりこちらのほうが関東では有名ではないかと。
 田中六十五も面白いラベルデザインでしたが、こちらはまたオシャレですねえ、最近のやまユ同様、写真写りとしては厳しいものがありますが(笑)
 さらに蔵元ホームページが偉くシュッとしたデザインでして…地酒蔵とは思えない雰囲気を醸し出していますね。
 蔵元にそっち系に強い方が居るのか、デザイナーが絡んでいるのかわかりませんが、地酒蔵が見た目にキッチリこだわるのは非常に良いことかと思います。

 使用米は前回の美田同様、全量糸島産山田錦ですね、精米歩合も同じく70%で、お値段も税抜1,134円とやはりお安め。
 あまり詳細なスペックは書いてないですが、アルコール度数15度と低めで要冷蔵表記ないので、多分加水火入は有りでしょう。
 9月製造、11月開栓。

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 上立ち香は乳酸ぽさの奥にちょっとケミカル感のある割と個性的な香りが控えめに。
 含むと、実に柔らかく、しかししっかりと存在感の有る、乳酸感を纏った甘旨味が実に自然な口当たりで入ってきて、終わり際にほんの少々裏方に苦味を感じさせつつ、最後まで摩擦なく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さはほどほどで、スッキリ感の強い乳酸菌飲料的な優しい旨味が中心、苦味も全くキツさはなく、どんな料理にでも合わせられそう、かつグイグイ飲めてしまいそうな万能感がありますね。
 後味は、苦味の余韻を極小で残しつつ、あくまで柔らかくも見事に引き上げます。

 飲みごたえのある乳酸味を感じさせつつ、見事なまでに飲みにくさが廃された、素晴らしい完成度のモダン食中酒でした。
 いやこの値段でこの味わいはヤバいの一言ですよ、好みが濃醇生に振れている私でも、十二分に楽しませてもらえるバランス。
 そういえば古臭い系の火入れっぽさは皆無でしたね~、やっぱり最近評価されている蔵は、火入れの仕方にも相当気を使っているのでしょう。
 どうしても田中六十五が目立つ同蔵ですが、個人的にはこの白糸70をこそもっとガンガン売っていいんじゃないかしらと思いましたね、購入機会があったら、どんな好みの人にでも一回は買ってみて欲しいお酒です。
 白糸酒造の実力をビンビンに感じさせてくれた一本でした。

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名称:白糸 純米 「シライト70」
蔵元情報:有限会社白糸酒造
購入価格(税抜):1,134円/720ml
購入した酒屋さん:住吉酒販(福岡)
お気に入り度:8.5(値段も考慮に入れて)/9.0

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2020年06月12日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

美田 山廃にごり 糸島産山田錦

家飲み記録 美田 山廃にごり 糸島産山田錦

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 福岡県三井郡大刀洗町のお酒です、同蔵のブログでの登場は2回目ですね。
 今回も福岡出張時、住吉酒販さん(本店)での購入酒です。

 こちらを醸す「井上合名会社」の別銘柄には「三井の寿」があります、関東では圧倒的にこちらの方が知られてますね。
 洒落た見た目のラベルが多い三井の寿に比べ、こちらはなんというかいかにも地酒という趣があるように思えます。
 ラベルに加え、なんとなく「山廃にごり」っていうのにオーラを感じるんですよねえ、何でしょうこの感覚。

 精米歩合は70%に留めてあり、アルコール度数は14%と低め、恐らく加水ありでしょうね、そのためかお値段は税抜1,150円とお安め。
 純米記載はありませんがアル添は無し、今回は火入れですがググると生酒も有るみたいですね、本当はそっちが欲しかった…
 8月製造、10月開栓です。

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 上立ち香は完全におり由来のお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、やはりにごり酒っぽい旨味が山廃らしい乳酸風味を伴いつつ、割と勢い良い感じで入ってきて、その酸が引き締め役をこなしつつにごりを感じさせない軽さで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあ山廃にごりとして本当にスタンダードな感じの旨酸味が中心、特筆すべきは純度の高さですね~、雑味的なものをほとんど感じさせないまとまりがあります。
 後味は、酸が引き取る形でにごりを感じさせない見事なキレ。

 にごりの存在感と、山廃らしい乳酸の柔らかさを、極めて高純度で融合させた、バランス系旨酸酒でした。
 いやあ、これぞ米を発酵させた酒!って感じの力強い味わいなんですよね、それでいてバランスはしっかり取れている。
 正直なところ、菊姫のにごりとかなり近しいものを感じました、純米なだけにもうちょっと柔らかいかも。(コスパは一歩譲りますが)
 美田にごり、次は是非生を飲んでみたいですねえ。

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名称:美田 山廃にごり 糸島産山田錦
蔵元情報:井上合名会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:住吉酒販(福岡)
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年06月10日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

岩の蔵 純米吟醸

家飲み記録 岩の蔵 純米吟醸

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 佐賀県小城市のお酒です、同銘柄の登場は2回目。

 こちらは福岡出張時に住吉酒販(本店)で買ってきました、ここ数年毎年寄ってますねえ。(やはり品揃えが楽しい)
 そしてこの岩の蔵は、前年も買っていたりします、「七田」を出している蔵の別銘柄。
 岩の蔵は、九州酒に強い飲み仲間が強く推しているのですが、どうやら前回買った低アルの「#13」はイマイチらしくない味わいみたいなんですよね。
 今回はいわばそのリベンジとして、スタンダードっぽい純米吟醸をセレクトした次第です。

 裏ラベルにはあまり詳細スペックはないですね、恐らく加水・火入れはしているでしょう。
 味の特徴としては「含み香がたっぷり」で「ジューシー」とのことなので、恐らくそっち系の味わいと想像されます。
 9月製造10月開栓。

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 上立ち香は落ち着いた印象のリンゴ系果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着きながらもかなり濃厚な甘旨味がグググッっと入ってきて、程々の苦味で輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、香り系純米吟醸として典型的な青りんご的甘旨味が厳然たる主役、特に甘味がちょっとトロっとして濃厚なのが良いですね、含み香は華やかで、必然的に苦味も強めながらある程度抑えられてはいます。
 後味は苦味の余韻を口中に残しつつガッツリ引き上げる感じ。

 香り系のド王道を往くような感じながらも、甘味の存在感で力強くバランスを取る、華やか旨味香り酒でした。
 あまりこういう言い方はなんですが、獺祭の濃縮版というか、甘旨味強化版というか、派手さもありつつバランスの取り方が見事な印象。
 ただこうなると、バランスなんてどうでもいいからこの生原酒を飲みたいと思ってしまいますねえ、まあ私の業のようなものですが…
 岩の蔵、七田も含め、また飲みたいと思わせてくれる一本でした。

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名称:岩の蔵 純米吟醸
蔵元情報:天山酒造合資会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:住吉酒販(福岡)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年06月08日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

羅生門 鳳凰吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 羅生門 鳳凰吟醸 無濾過生原酒

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 和歌山県和歌山市のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 当ブログではほぼ毎年恒例になっていますが、出張等で遠出したときに地元の酒屋さんで購入したお酒の感想が今年も溜まってきましたので(実際飲んだのは2019年ですが)、まとめて紹介していこうと思います。
 (昨年の最初の記事はこちら)
 トップバッターは、用事があって和歌山に行った時に、「酒やの鍵本」さんで購入したこちらのお酒です。
 同店はホームページを一見すれば分かる通り、非常に充実した品揃えのお店ですので、一度行ってみたかったんですよね。

 「羅生門」については、関東ではあまり見ない銘柄なんじゃないでしょうか。
 和歌山市内にはデカイ看板があったり、大阪の百貨店で見かけたりしたので、恐らくは地元重視系の大手なんじゃないかなあと予想しております。
 そういう銘柄の生酒、特に無濾過生原酒は私にとっては「買い」一択ですね。

 あまり詳細なスペック記載はないですね、アル添ありの吟醸酒です、4月製造7月開栓。

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 上立ち香は濃厚かつ若干落ち着いた果実香がそこそこに。
 含むと、若干の青さや薬臭さを纏った旨味が程よい濃度と口当たりで入ってきて、時間差ででてくるアルコール的な辛さでしっかり引き締まりつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、全体として青く草っぽい風味を感じる旨味が中心にありますね、甘味は程々で、若干の辛さも含め、飲み進めやすさ重視のバランスだと思います。
 後味は、苦味と辛さが引き取る形でしっかりとキレます。

 地酒的なクセっぽい風味が特徴的な、スースー系辛口酒でした。
 割とこれが地方酒のスタンダードなのかなあという印象がありますね、正直生酒でも草的クセや古臭さがあるような気がして、個人的には苦手な風味です。
 これが全国区のお酒には無いんだよなあ、それが「洗練されている」と評すべきなのか…
 ただこのクセは一種の飲み進めやすさを加えてもいるので、ハッキリ需要があるんでしょうね、地酒的な雰囲気・個性を帯びるのも一種の魅力ではあります。
 羅生門、いつか県外向けにチューニングしたお酒も造ってみて欲しいですね。

 開栓後は問題のクセがかなり和らいで来ましたね。
 そうなると甘味旨味が素直に感じられるようになって、かなり印象が上がりました。

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名称:羅生門 鳳凰吟醸 無濾過生原酒
蔵元情報:田端酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒やの鍵本(和歌山)
お気に入り度:8.3(開栓後変化も考慮に入れて)/9.0

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タグ: 羅生門 吟醸

2020年06月06日 和歌山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田林(でんりん) 特別純米 生もと おりがらみ生原酒

家飲み記録 田林(でんりん) 特別純米 生もと おりがらみ生原酒

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 宮城県加美郡加美町のお酒です、同蔵のお酒の登場は2回目。

 前回のラジオ正宗同様、遠州屋酒店さんでの購入酒です、そして以前ご紹介したシャムロックと同蔵で、盛川泰敬杜氏の手によるもの。
 生もとの生原酒で、アルコール度数が14~15度と低いということがスペック的に目を引きますが、実はこれは秋田の某銘柄を意識した設計になっているとか…
 ガッツリ試飲させていただいた上で、非常に好印象だったので迷わずセレクトした次第です。
 
 裏ラベルは必要最低限の記載しかないですねえ、このスペック自体は、遠州屋酒店さん限定らしいです。
 何か他の情報は無いかと蔵元ホームページもみたのですが、メイン銘柄の真鶴の記載しかなく、田林やシャムロックは影も形も無いのがちょっと寂しいところですね。

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 香りはスッキリとした、かつフレッシュ感じの酸の香りが控えめに。
 含むと、なるほどキレイな感じの酸をしっかり伴った甘旨味が軽めの口当たりで入ってきて、その勢いを保ったままスルスルと胃の奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘旨酸をそれぞれ感じるマスカット風味のものですね、みずみずしさとある程度の落ち着きを両立させた感じで、かつ変な苦味が皆無、おり由来の飲みごたえもあるので単体でも食中でもイケますね。
 後味は見事に酸が引き取る形でスッキリキレてくれます。

 みずみずしい酸味を中心にしつつ、心地よい甘味と旨味を高純度で楽しませてくれる、万能系甘酸酒でした。
 いやあ、コンセプトは実にそれっぽいですね、何気に苦味が皆無なのも見事な造りだなあと感服した次第です。
 ただ、某銘柄と比べると、明らかに力強いんですよねえ(笑)、方向性はともかく根っこはやっぱり別物ですわね、ただ、どちらが好みかは飲んでみないとわからないかと(個人的に甲乙付けがたい)
 田林、これは是非他のスペックも試してみたいですね。

 これは燗もイケるだろと思ってつけてみると、甘味・旨味マシマシでこりゃいいっすわ。
 実にモダンなんですが力強いですね~、完全にファンになりました。(まさに今現在シャムロックが冷蔵庫にあったりして)

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名称:田林(でんりん) 特別純米 生もと おりがらみ生原酒
蔵元情報:株式会社田中酒造店
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月04日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

志太泉 純米吟醸 生もと造り ラヂオ正宗 無濾過生原酒

家飲み記録 志太泉 純米吟醸 生もと造り ラヂオ正宗 無濾過生原酒

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 静岡県藤枝市のお酒です、ブログでの登場は以外にもまだ2回目。

 特徴的な名前のお酒ですが、これは裏ラベルにもある通り、志太泉が戦前用いていた「ラジオ正宗」の銘柄名をあえて復刻させて用いているということらしいです。
 他では「スキー正宗」とか「アルプス正宗」とかもありますし、正宗つければ何でもあり的なイメージありますね、むしろその無理やり感が新しい気さえします。
 志太泉は「にゃんかっぷ」 とか「シダシードル」なんて商品も出してますし、その辺り発想の柔軟さとセンスの良さを感じますね。

 裏ラベルの「生もと造りのイメージを変えるモダンな酒質を志向」というのも気になるポイント。
 多分一升瓶しかないと思うのですが、生もとですし、遠州屋酒店さん扱いなんだから「強い」酒質であろうと、信頼の一升瓶買いを敢行しました。 
 4月出荷、10月開栓。

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 上立ち香は梨っぽい落ち着いた香りが仄かに。
 含むと、まさに旨味たっぷりといった印象で、甘味、酸味、苦味はあくまで裏方、ただしっかり存在はしていて、奥深さを感じさせつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、何というかアミノ酸そのものといった感じの旨味が中心、そこに程よい熟感とキツくない渋みが複雑さを添えつつ、苦味等を全く感じさせず、極めて強い飲みごたえとダレなさを両立させている感じ。
 後味は、これがまた良くわからないレベルで、全体のバランスで自然に引き上げます。

 かつてないほどの高濃度、高純度の旨味の魅力を、どストレートで楽しませてくれるお酒でした。
 甘いっていうか完全に旨味なんですよね、甘さは、お米をがっちり噛んでようやく出てくる感じのものかと。
 いやあこれだけ濃いと、普通ならダレというかしつこさを感じると思うのですた、それが全く無いのは本当に凄いと思いますね(個人差あるとは思いますが)、苦味も皆無で濃いのにガンガン飲んでしまう…
 ああ、今気づきましたが隠し味的に辛さも有るなあ、やっぱり旨辛酒かも。
 ラジオ正宗、というか志太泉の実力を改めて感じさせてくれる一本でした。

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名称:志太泉 純米吟醸 生もと造り ラヂオ正宗 無濾過生原酒
蔵元情報:株式会社志太泉酒造
購入価格(税抜):レシート紛失…/1,800ml
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(鶴見)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月02日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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