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星泉 無濾過生原酒 No.8

家飲み記録 星泉 無濾過生原酒 No.8 

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 愛知県知多郡阿久比町のお酒です、同蔵のお酒の登場は4回目。
 
 最初に飲んだひらがなの「ほしいずみ」が無茶苦茶好みだったため、長期的に追っているお酒です。
 で、商品ラインナップの中に、それぞれ違う酵母を使ったシリーズがありまして、今まで9号、7号と買ってきているので、これは8号も買わねばなるまいとセレクトした次第です。
 8号使用のお酒はかなり珍しいと思いますね、当ブログでの過去の紹介酒でも、多分菊鷹のハミングバードだけだったかと

 裏ラベルには詳細なスペックの記載がありますね、実は購入時あまり意識していなかったのですが、アルコール添加ありです。
 そのためかお値段は抑えられていて、無濾過生原酒ながら四合で1,200円(税抜)となっています。

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 上立ち香は若干セメダイン感もある、実に青い漢字の香りがそこそこに。
 含むと、割と荒々しくガッツリ青い感じの甘旨味がガガガっと入ってきて、舌先にチリチリした刺激と、全体にほろ苦さを感じさせつつゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、皮が多めに混じったメロン的な、青い感じの甘苦の果実的なもので、非常にインパクトが強いですね、熟感は皆無でケミカル感があって、むしろこれから数年寝かせてみたい感じ。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ、割と自然に引き上げてくれます。

 割と強烈な青さや苦味を感じさせつつ、甘味も相まって賑やかな印象を与えてくる良コスパ芳醇酒でした。
 いやあこれはまた意外というか、かなり好みが分かれる印象の味わいでしたね、これが酵母の特性なのかな…
 こうなると、「らしさ」がどこにあるのか気になってきてしまいます、色々な酵母使いつつ、個性を確立するのは相当難易度高いことなんじゃないかしら。
 星泉、次はどれを試そうかなあ…、日本酒ブログを巡って情報収集したいと思います。

 ちなみに開栓後数日経つと、全体のまとまりが出てきて、辛さっぽいキレも増したような。
 これはやはり熟成向けなのでは…、う~む、日本酒の難しさを感じてしまうなあ。

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名称:星泉 無濾過生原酒 No.8
蔵元情報:丸一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年05月31日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 完全発酵 30BY

家飲み記録 玉櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 完全発酵 30BY

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 島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)のお酒です。

 玉櫻といえば、私は「とろとろにごり(の生)」が無茶苦茶好きでして、どうしてもそればっかり買ってしまっていました。
 が、やはりにごりをこんだけ気に入っているんだから、他のお酒も飲んでみるべきだろうと、今回セレクトした次第です。

 裏レベルには非常に詳細なスペックの記載がありますね、個人的にはありがたいところ。
 「完全発酵」と謳っているだけに、日本酒度+13.5と、酵母が糖分を食い尽くしたであろう数値にになっております。
 私はあまり買わないタイプなのですが、まあ山陰の辛口酒には良い印象もあるので、期待していただきます。
 なお、製造年月2019/1で、飲んだのは2019/11なので、少なくとも十ヶ月以上の生熟期間を経た状態でした。

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 上立ち香は全く熟感の無い引き締まった酸の香りが控えめに。
 含むと、やはり酸でガッチリと引き締められた印象の旨味が割と自然な口当たりで入ってきたかと思うと、強めの渋味でさらに口がすぼまる感じを与えつつ、そこそこ勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いかにも山陰酒だなあと言う印象の梨っぽい風味を纏った、キリリ感と飲みごたえをそれぞれ強烈に感じる、なんというか「強さ」をビンビンに感じるもの。
 後味は、酸がしっかり引き取る完璧なキレ。

 生酒らしい風味の中で、旨・酸・渋が力強く主張しあう、実に山陰らしい芳醇辛口酒でした。
 いやあこれは一年冷蔵保存ぐらいじゃ全くへこたれないですね、普通に常温放置すべきだったかも。
 こっち系(酒質が強い辛口生)のお酒としては非常に完成度が高いと思います、そういうのが好きな方々には激オススメ。
 玉櫻の実力を感じた一本でした。

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名称:玉櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 完全発酵 30BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 玉櫻 純米吟醸

2020年05月28日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生(2018年6月製造)

家飲みプチ記録 甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生(2018年6月製造)

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 この甲子アップルは1年ちょっと前に飲んだ時無茶苦茶気に入って、【超】お気に入りかつ2018年「今年の私的ベスト日本酒10選」にも選出したお酒です。
 今回、2年近く生熟期間を経たものが柏の日本屋さんの冷蔵庫にあったので、「これは一発試してみたい!」とセレクトしました。

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 上立ち香はほんのり熟感を纏った、やはりリンゴ的な果実香がそこそこに。
 含むと、しっかり味が乗りつつも爽やかさが十分に残った甘酸味が柔らかさも感じさせつつ入り込んできて、間差で出てくるほんのりとした苦渋味が複雑さを添えつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいはやっぱりアップルリキュールって感じですね~、完熟感の有る濃厚な甘味を酸がしっかり引き締めるのに加え、飲み飽きない程度の奥深さもあってもうガンガン飲めてしまいます。
 後味は、ほんの少し渋味の余韻を残しつつ酸がスッキリと引き取る形で見事なまでにしっかりキレます。

 まさに完熟リンゴ的な甘酸味を、力強くもさっぱりと楽しませてくれる、グイグイいける生熟酒でした。
 いやあ、しっかり甘い酸味酒として、この甲子アップルはガチでオススメできますね~、イロモノっぽく見えますが、日本酒らしい複雑味や飲み応えがちゃんとある上で個性的なのが素晴らしい。
 今回、生熟もイケることが判明したので、より信頼性が増しましたね、一升瓶買いでも良いかも。
 次は他の甲子正宗のお酒も飲んでみようかなと思わせてくれる一本でした。

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名称:甲子林檎 (きのえねアップル) 純米吟醸生(2018年6月製造)
蔵元情報:株式会社飯沼本家
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年05月24日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 01BY

家飲みプチ記録 金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 01BY

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 ここ最近毎年購入している「食べる日本酒」です。
 昨年はとんでもなく酸っぱくてで閉口したのですが、懲りずに今年も買ってしまいました。
 いやあ、開栓が大変なことも含め何となくクセになるお酒なんですよね~、密閉栓を買える店は結構限られると思いますが、一度は経験して欲しい一品だと思います。

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 今年も開栓直後は問答無用で噴き出しましたね~、しばらく瓶下にボウルを置いて受けて、落ち着いてからいただきます。

 上立ち香は酸と米を感じる独特な香りが控えめに。
含むと、かなり強めの酸味と、形の残った米由来の旨味がせめぎ合う感じで、ドロドロというどぶろく的口当たりで入ってきて、粒粒の噛みごたえの楽しさを感じさせてくれます。
 味わいは、結構押し出しの強い乳酸的酸味が液体にありつつ、固形の米から出てくる旨味と少々の甘味と溶け合う、オンリーワンの面白さのあるもので、
 後味は、物理的に米の残骸を残しつつも、やはり酸が力強く引き取る形でキレます。

 どぶろくを超える個性的食感がとにかく面白い、「食べる」芳醇旨酸酒でした。
 去年は酸っぱすぎでしたが、今年は旨味もそこそこ強いので、バランス取れてますね。
 ちなみに、開栓はすごく大変なんですけど、ガス感はすぐに抜けます、しかも底の方が固形多いので、最後らへんはほんともぐもぐ食べる感じ。
 ただ、強く主張したいのは、ダレ的なものは無いんですよ、やっぱりハマる人はハマる感じの個性とある種のまとまりはありますね~
 金鼓濁酒、色々な意味で「楽しい」お酒だと改めて思いました。

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名称:金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 01BY
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年05月23日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 黒 本生 (令和元年12月製造分)

家飲みプチ記録 村祐 黒 本生 (令和元年12月製造分)

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 私が毎年購入している唯一の高級日本酒になります(といっても四合4,000円ですが)
 過去飲んだ感想としては、年毎の味わいの差が激しいという印象がありますが、さて今回はどうでしょうか…


 上立ち香はやはりレーズン感のある非常に独得な香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚な甘味を中心とする純度の高い旨味が自然な口当たりで入ってきて、おそらく酸の働きで、割とスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、レーズンやプルーンを思わせる非常に個性的な甘味が純然たる主役なのですが、濃度が当社比で控えめなのと、酸が若干あるのと、鼻に抜ける香りがなんか蒸留酒っぽいことが相まって、むしろスルスル飲めてしまう印象を受けます。
 後味は、諸々の味わいが不思議なほどに自然に引き上げていきます。

 やはりオンリーワンの甘味がありつつ、酸渋の具合で割と勢いよく飲めてしまう、バランス系甘旨酒でした。
 う~む悪くはないのですが、自分が好きなときの黒に比べると食中酒的というか、全体の飲みごたえが一歩引いちゃってる気がするなあ…
 それはそれで楽しめるとはいえ、私が黒村祐に求めているのはそれではないわけです。(求めているのは、圧倒的に高濃度で低酸なのにダレない唯一無二の甘味)
 お値段を考えると、当り外れがあるのも困りものなので、しばらく黒村祐からは離れようと思いました。

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名称:村祐 黒 本生 (令和元年12月製造分)
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):4,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年05月22日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 01BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 01BY

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 最近、入手難易度が高い人気銘柄を追うのを控えている自分ですが、花浴陽、それもこの八反錦48だけは何が何でも購入に走ってしまいますね。
 基本的に毎年買ってますが、おりがらみは希少なこともあり26BY以来の家飲みでした。
 その他の過去感想は「花浴陽」タグをご参照ください。

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 上立ち香は、まさにフレッシュパイン的香りが、おりで若干くぐもった感じで、気持ち強めに。
 含むと、実にフレッシュ濃厚かつバランスの良い印象の甘旨酸味が割と滑らかな口当たりで入ってきて、尻上がりにほどほど出てくる苦味で最小限に引き締め、しっかりバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、パインと、なんとなくキウイを彷彿とさせる非常にキレイな甘酸味が主役、苦味もそこそこあるのですが、それも含め兎にも角にもバランスが良くて、スイスイと飲み進めてしまいます。
 後味は苦味の余韻をほんのりと残しながら、酸の働きで、非常に自然に引き上げてくれます。

 存在感の濃いパイン的甘酸味と、苦味すらを心地よく楽しませてくれる、異次元の芳醇バランス酒でした。
 いやあ、甘口酒を飲み倒している私でも、この48磨きの花浴陽には毎回やられますわ…
 最近より洗練されてきているというか、インパクトよりバランス重視になっている感じがあるので、おりがらみの方が私には合っているのかも。
 花浴陽、やっぱり旨いっす!

 ちなみに、常温まで温度が上がってしまうと結構モッタリ感が出る気がしますね…
 個人的にはそこそこ冷やして(普通の冷蔵庫でOK)いただくのをオススメします。

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名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦 おりがらみ 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/1,800ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2020年05月21日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楽器正宗 本醸造 中取り 01BY

家飲みプチ記録 楽器正宗 本醸造 中取り 01BY

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 楽器正宗は出会ってから毎年飲んでますね、過去の感想は「楽器正宗」タグをご参照ください。
 特にこの本醸造は、純米派にオススメしたいアル添酒として筆頭に上がる、良バランスの超絶コスパ酒という認識です。
 定期的に味わいを追っていきたいのでセレクト。

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 上立ち香はなんとなくクリーム感のある甘く、ただスッキリさもある香りが控えめに。
 含むと、甘・旨・渋をそれぞれ感じる味わいが自然な口当たりで入ってきて、特に渋味によって最後まで存在感を保ったまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり洋梨や完熟マスカットを彷彿とさせる、渋味による奥深さを纏った甘酸味が主役、アルコール感は控えめながら、独得の飲み進めやすさがありますね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつゆっくりと引き上げていきます。

 福島酒らしい奥深い甘味と旨味を、自然に味あわせてくれる、超絶コスパアル添酒でした。
 ただ、今回は若干渋味がくどいかも…(必要な要素ではあるのですが)、最初の一口が一番美味かった気がします。
 とは言え、やっぱり甘味が心地良いので、完全にお値段以上のクオリティではありますね、相変わらずコスパは最強クラス。
 楽器正宗、今後もちょくちょくやっていきたいと思いました。 

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名称:楽器正宗 本醸造 中取り 01BY
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,100円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年05月20日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥播磨 山廃純米生 兵庫夢錦五十五 26BY

家飲みプチ感想 奥播磨 山廃純米生 兵庫夢錦五十五 26BY

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 伊勢元酒店さんの冷蔵庫ではやけにBYが古い生熟酒をちょくちょく見かけるのですが、大体素敵な味わいの掘り出し物なのでつい買ってしまいます。
 ただ、今回は製造年月を見る限り、蔵元熟成っぽいですね。
 過去の感想は「奥播磨」タグをご参照ください。

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 上立ち香は酸と熟感をハッキリ感じる若干刺激的な香りが気持ち強めに。
 含むと、やはりハッキリ酸っぱいレベルの力強い酸を纏った旨味が唾液腺を刺激しながら入ってきて、最後までガッチリ引き締まったまま、割と自然に喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに熟!酸!旨!がそれぞれ強烈に主張しつつも力強いバランスを保つ、野太くも粗さの無いもので、熟感あれどまったく枯れを感じさせないところが流石。
 後味は熟感の余韻を残しつつも濃厚さをガッツリ酸で引き取る、いかにも芳醇辛口酒的なキレ。

 4年という生熟年月をしっかり感じさせる、極めて力強く野太い、超芳醇熟旨辛酒でした。
 バランスが崩れているわけではないのですが、開けたて冷酒だとちょっと酸と熟がキツめに感じたので、ああ、こりゃ断然燗だわと思って、熱めに付けてみると…、やはり大正解!
 これまた熟酸旨なのですが、より一体感と濃度が高まって良いですわ…、食中酒としても、単体でもガンガンいけてしまいますね。
 奥播磨の個性をビンビンに感じた一本でした。

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名称:奥播磨 山廃純米生 兵庫夢錦五十五 26BY
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,582円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2020年05月19日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟 30BY

家飲みプチ記録 土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟 30BY

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 神楽坂の「ぼっちりや」さんでしか買えない超限定スペックの生熟酒です。 
 一昨年購入して物凄く好みだったのですが、昨年買い逃したので今回はガッツリ入荷チェックして購入しました。

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 上立ち香は落ち着きつつも良い感じのセメダインを纏ってスッキリとした果実香が気持ち強めに。
 含むと、いい感じに味乗りしてきた印象の甘旨味が、しっかり裏方に回った酸味と苦味で、最後まで見事に輪郭を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、生熟でしか出せない落ち着きと押し出しの強さ、そしてある程度の柔らかさを兼ね備えた甘旨味が中心、苦味酸味は全体に溶け込んでいる感じながらダレをしっかり防いでくれている印象ですね。
 後味は、濃厚さを見事にに引き取って、バッチリキレます。

 熟成香を押さえつつ実に素直に味乗りした、生熟の真骨頂を感じさせてくれる芳醇甘旨酒でした。
 生熟酒なのに杯を重ねる程に良くなってくるんですよ…、脇役に徹した酸苦の仕事なんでしょうが、それのバランス本当に凄い。
 やっぱ旨いわこれは…、ぼっちりやさんで一時期しか買えない、一升瓶限定品ということで入手へのハードルは激高ですが、お店のFBに毎年入荷情報は出ているようなので、興味があったら是非お試しください。
 土佐しらぎく、超実力派銘柄として今後も注目していきたいと思いました。

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名称:土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟 30BY
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年05月18日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

残心 特別純米 袋吊り 無濾過生原酒 30BY

家飲みプチ記録 残心 特別純米 袋吊り 無濾過生原酒 30BY

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 うのかわ酒店さんへ発注するときには必ず同梱する残心です。
 過去の感想は「残心」タグをご参照ください。

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 上立ち香はほんのり熟感を纏ったスッキリとしたセメダインがそこそこに。
 含むと、極めて高濃度かつ奥深い感じの甘味が力強くも自然な口当たりで入ってきて、落ち着いた酸味や渋味でしっかりと輪郭を整えつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、控えめながら存在感のある甘味を纏った、しっかり味乗りしてきた旨味が中心、酸渋もありつついい感じで落ち着き柔らか、う~んいいバランスだなあ。
 後味は、渋味メイン、若干酸が寄り添って、濃厚さをしっかり引き取ってキレます。

 程よい甘さの魅力に加え、複雑味と柔らかさを兼ね備えた、生熟酒の真骨頂という趣の芳醇旨口酒でした。
 いやあいいですよ、フルーティーとは明らかに一線を画した、確固たる個性と魅力があると思います。
 私が、「日本酒マニアにもまだ知られていない実力派銘柄」として、真っ先に思いつく銘柄の一つがこの残心ですね。
 残心、もっと取り扱い店増えて欲しいと改めて思ってしまった一本でした。

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名称:残心 特別純米 袋吊り 無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:林龍平酒造場
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月16日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)

家飲みプチ記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)

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 前回のver.3も飲んでおりますが、割と早めにリピートしました。
 というのも、裏ラベルにあるとおり、今回から生酒になったらしいんですよ、生酒フリークとしては試さざるを得ない。 

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 上立ち香はほんのり熟した洋梨的な香りが仄かに。
 含むと、フレッシュさと一種の熟感が面白いバランスで一体化したような甘旨味が、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
味わいは、全く古臭さのない熟感を纏っているのが特徴の、煮詰めた洋梨的な甘酸味が主役、苦味はあるのですが全体に溶け込んでいる感じなのが良いですね。
 後味はその熟風味の余韻を残しつつも、極めて自然にゆっくりと引き上げます。

 濃厚ながらクセのない、フレッシュかつ落ち着きがあり、奥深くも飲みやすい、様々な矛盾を内包しつつまとまっているお酒でした。
 燗専用という見た目で、味わいは明らかに冷燗両対応って感じですね、ラベル記載の35度にこだわらなくても、しっかり冷やそうが60度ぐらいに上げようが旨いっすわ。
 まあ蔵元推奨の飲み方を参考にしつつ、自分の好みの温度帯を探るのも面白いのではないでしょうか(個人的にはちょい冷やしたぐらいが好き)。
 なお、意外と前回からの違いは大きくは感じなかったです、恐らく、風の森の火入れの仕方が丁寧なのでしょうね。

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE7

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE7

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 面白かったので優先して速攻に記事にしてみました。

 上の写真で分かる通り、このお酒は箱入りの2本セット、そしてなんとビーカー同梱の商品となっております。

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 2本はそれぞれ「Full」と「Light」というタイプ違いのものになっています。
 この2つを、付属のビーカーを使って、色々な比率のブレンドで楽しんで欲しいという、日本酒としては前代未聞のコンセプトの商品なわけです。

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 そのあたりの説明はしっかりと同梱の解説ペーパーにも書いてありました。
 蔵元推奨のブレンド比率も書いてあったりして面白いですね。

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 とりあえず単品で飲んでみますと…
 ライトは確かにスッキリと甘さ控えめで、食中酒としては全然アリだけどちょっと物足りない軽いお酒って感じ。
 フルも大体解説通りですね、しっかり甘くてちょっと複雑味があるのを、ガスが引き取る濃醇系風の森の定番の雰囲気。
 いやあ確かに、同じ露葉風の精米歩合70%でも全然違いますねえ…

 それではいよいよ混ぜ混ぜしていただいていきます!

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 まずはフル1ライト2。
 いやあ、確かに明らかに単品よりバランス良くなった気がしますねえ、むしろフル単品より飲みごたえも増したような…
 ガスや酸味のすっきり感がしっかりありつつ、甘旨もあって、風の森の中でもかなり好きな部類であると感じました。

 で、フル2ライト1。
 う~む、旨いっすねえ…
 フルの味わいの見晴らしがよくなったとでもいいましょうか、甘さや存在感の強さはあまり変わらない印象のまま、飲みやすさやスッキリ感がマシマシって感じです。
 やっぱり私はこの比率が一番好きかなあ。
 
 ちなみに、一応1対1とか比率ちょろちょろと変えてみたのですが、酔いが回ることもあって途中からはあまり良くわからなくなってしまいました…
 温度が変わっていくというのも難しいポイントですね。
 正直唸りながら最適解を探そうとするより、ゆるい気分でいろいろな割合を試して、最後まで自分で味変できるお酒として楽しむのがオススメです(このあたりは人それぞれだとも思いますが)

 後、注意点としては、ビーカーは使う前に洗剤使ってしっかり洗ったほうが良いと思います。
 少し水洗いしただけだと、変な匂いが移っちゃう気がしまして…
 また、最近の風の森らしく、ガスが有ったほうが美味しいタイプかと思います。
 2本セットを、色々楽しみながら早めに飲みきっちゃうのが推奨ですね。

 ブレンドを楽しみつつ、バッチリ美味しく飲める、実に面白いチャレンジングセット酒でした。
 風の森、今後の新しい試みにも注目していきたいと思います!

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名称:風の森 ALPHA TYPE7
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,800円/720ml×2+ビーカー
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月12日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

光栄菊 「SNOW CRESCENT (スノウ・クレッセント)」 無濾過生原酒

家飲み記録 光栄菊 「SNOW CRESCENT (スノウ・クレッセント)」 無濾過生原酒

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 佐賀県小城市のお酒です、早くも二本目の登場。

 つい最近アナスタシアグリーンを飲んだばかりですが、好印象でしたし注目も高い銘柄だと思うので、早速2本目をセレクトしました。
 製品が出たのはアナスタシアよりこっちの方が先だったみたいですね、「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんが早速記事を上げています(絶賛と言って良いかと)。
 ちなみに私はなぜかこのお酒の名前を「スノウクレッシェント」と思い込んでいて恥ずかしい思いをしました…(クレシェンドと混ざった?)、まあどうでもいい話ですが。

 裏レベルを見ると例によって細かい記載はありませんね。
 兎にも角にも、アルコール度数14度の無濾過生原酒というのがポイントのお酒だと思います。
 そして、そこに積もったオリが風情を感じさせますねえ。

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 上立ち香は柑橘果実的な爽やかな果実の香りがそこそこに。
 含むと、ハッキリと酸味を纏った爽やかな甘旨味がスルスルと入ってきて、雑味を感じさせないまま、最後までその軽さを維持したまま、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりグレープフルーツ的な酸味を中心に据えつつ、マスカット的なみずみずしい甘味とほんのりとしたオリ由来の苦味が相まって、飲みごたえをしっかり感じさせつつもとにかくスルスル飲めてしまいます。
 後味は、酸味の余韻をあくまで上品に残しつつ、素晴らしく自然に引き上げていきます。

 爽やかかつ瑞々しい酸と、オリ由来の旨味と苦味が絶妙なバランスを保つ万能酒でした。
 アルコール感が低く、かつ甘旨味が強いとダレそうなもんなんですが、それを酸が見事に全体を整えています。
 アナスタシアグリーンは食中酒特化な雰囲気だったのですが、こちらはオリの存在感もあって食中でも単体でもイケる印象。
 ガスもあると思うんですが、そんなに強くは感じなかったですね、この銘柄の主役はあくまでキレイな酸なのでしょう。
 光栄菊、一期目にして安定感を感じさせるまとまりでした。

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紹介:お酒ミライ 日本酒レビューブログさんの同商品の記事
http://www.osakemirai.com/archives/31962426.html

名称:光栄菊 「SNOW CRESCENT (スノウ・クレッセント)」 無濾過生原酒
蔵元情報:光栄菊酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月10日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 吟風 01BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 吟風 01BY

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 埼玉県羽生市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の筆頭。
 
 花浴陽の久し振りの新商品ということで購入しました、五百万石以来でしたっけ。
 実は入手に出遅れたのですが、「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの感想を見て、居ても立ってもいられずに調達に走りました。
 吟風は北海道産の酒米ですね、最近の異常気象頻発に伴い、高温障害になりにくい北海道のお米は、道外の酒蔵でも採用が増えている様子。
 確かに花浴陽も、お米が不作だったらしい28BYでは明らかに味が変わってましたからね…、蔵元の危機感たるや相当のものだったのでしょう。

 精米歩合は48%、五百万石同様純米大吟醸シリーズでのデビューですね。
 ラベルは銀色で、吟風や北海道の雪のイメージに直結していていい感じだと思います。


 上立ち香は、ああ見事にパイナップルな花浴陽香が気持ち強めに。
 含むと、結構熟感を纏った感じの超濃厚な甘酸旨味が、その濃厚さを感じさせない滑らかな口当たりで入ってきて、ほんのりとした辛さ的な刺激も相まってバランスを保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりパイン系の極めて濃厚な甘酸味を中心に据えつつ、苦味を脇役に添え、キツくない程度の辛さも相まって、濃厚ながらも独特なバランスを保ってついつい杯を重ねてしまいますね。
 後味は、その辛さの余韻と酸味で完璧なまでに自然に引き上げてくれます。

 芳醇甘酸酒のインパクトと、芳醇旨辛酒のキレを兼ね備えた、花浴陽にしかできない力強いバランス酒でした。
 いやあ旨いっすねえ…、新商品でこれは素晴らしいなあ、特に引き上げ方が絶妙。
 ただ、このアルコールの刺激は花浴陽で初めて感じた気もします、純米なのにアル添的なキレを感じるという点で、いいとこ取りな印象と言いますか、とにかく良いです(語彙力消失)
 ちなみに、最初はなぜか熟感を感じたのですが、飲み進めると気にならなくなりました(気の所為だったのか謎)
 花浴陽の安定感に唸らされた一本でした。

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■紹介:日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!さんの同商品の記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-329.html

名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 吟風 01BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円ぐらい/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年05月08日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

初日正宗 純米吟醸 雫しぼり

家飲み記録 初日正宗 純米吟醸 雫しぼり

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 新潟県長岡市のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 日本橋高島屋日本酒まつりでの購入酒の7本目にして、トリを飾るお酒です。

 この銘柄については完全に初見で、イベント会場の試飲が初の出会いでした。
 そして、自分の中では唯一このイベントの試飲で衝撃を受けたお酒でもあったりします。
 正直、試飲でちょろっと飲んだだけではなかなか「これは!」というお酒に出会うのは難しいと思っているのですが、こちらはまさにそれでしたね。
 確か生酒も有ったと思うのですが、あえて一番グッときたこの雫しぼりをセレクトしました。

 どうやら蔵元ホームページを最近リニューアルしたらしく、今風の雰囲気になっています(特約店一覧が無いのは寂しいですが…)
 そちらを見ると、初日正宗以外に「越後雪紅梅」「越後長岡城」という銘柄も出しているそう。
 今回いただいたのは、越淡麗精米歩合55%の限定品袋しぼり(確か一回火入れ)で、値段はちょいお高めの2,000円。
 製造年月が10月なので、恐らく蔵元で夏を越えたお酒だと思われます。

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 上立ち香は濃厚な完熟りんご的果実香が気持ち強めに。
 含むと、まさに完熟果実といった感じのトロっとした甘旨味がなめらかな口当たりで入ってきて、あくまで裏方に徹した苦味が引き締め役をこなしつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、煮詰めたかのように濃厚なリンゴ的甘旨味が厳然たる主役、いい感じに味が乗りきったトロミが良いですね~、苦味もしっかりあるのですが旨味が勝って脇役に追い込んでいる感じですね。
 後味はそれでも苦味が引き取る形ですね、口中に若干残りつつイヤらしくはない感じ。

 トロリとした完熟果実の甘旨味がとにかく心地よい、完璧な味乗りの芳醇甘旨酒でした。
 いやこれは私のストライクゾーンど真ん中ですわ…、飲んだ時期も丁度良かったかも知れないですね。
 含み香が華やかで、それ故のケバさもあるのですが、甘味の存在感と袋吊り由来っぽい上品さのおかげでバランスは良いんですよ。
 そして火入れ感が全く無いんだよなあ…、生酒と言われて全く違和感無い存在感とモダンさ、素敵だなあ。
 新潟酒の懐の深さをまた思い知らされてしまった一本でした、長谷川酒造、マークしたいと思います。

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名称:初日正宗 純米吟醸 雫しぼり
蔵元情報:長谷川酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:今回の購入酒
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 錚々たるメンツと思いますが、個人的MVPは初日正宗!

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2020年05月06日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

丹澤山 山廃純米酒 備前雄町 「凛峰」 27BY

家飲み記録 丹澤山 山廃純米酒 備前雄町 「凛峰」 27BY

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 神奈川県足柄上郡山北町のお酒です、家飲みは初めてですね。
 引き続き日本橋高島屋日本酒まつりでの購入酒。

 丹澤山は、燗向けの銘柄として何度か外飲みでいただいた経験がありますね。
 今回、面白いことに日本酒まつりの中で「燗酒スペース」があって、そこで購入しました。
 確か他には菊姫とか天狗舞だったかなあ、百貨店のイベントスペースで燗酒が売られる時代になったとは…
 もちろん、しっかり燗してもらって試飲した上でのセレクトです。

 スペック情報は裏ラベルにしっかり書いてますね(写真見にくくてすみません…)
 山廃、火入れで約3年熟成を経ております、まさに燗向けって感じですね。

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 上立ち香は草やケミカルを少々感じさせる、スッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、独特なスースー感のある酸旨味がスルスルと入ってきて、渋味で奥深さを添えつつ、最初から最後まで引き締まりを保ったまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、草感のある爽やかな風味と、柔らかな乳酸味が絡み合う非常に個性的なもので、しっかり落ち着きつつ枯れた熟感は皆無、ただ引き締まり過ぎて若干もの足りない感はあるかも…
 後味はアルコールの辛さでしっかりキレます。

 で、まあこれは燗だろうと、少し冷酒で飲んでからすぐ移行。
 いやあびっくりするぐらい甘味が出てきますね~、ほんとどこに隠れていたんだ。
 それでいて辛さも若干柔らかさを帯びて、非常に良いバランスに。

 見事なまでに燗向けに特化した、柔らかな味わいの芳醇旨辛酒でした。
 これは確固たる方向性があるお酒ですね~、こういう個性は素晴らしいと思います。
 丹澤山、燗酒が飲みたいときの選択肢として、しっかり覚えておこうと思います。

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名称:丹澤山 山廃純米酒 備前雄町 「凛峰」 27BY
蔵元情報:合資会社川西屋酒造店
購入価格(税抜):1800円ぐらい(メモミス)/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年05月04日 神奈川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七水 純米吟醸55 雄町 30BY

家飲み記録 七水 純米吟醸55 雄町 30BY

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 栃木県宇都宮市のお酒です、同蔵のお酒のブログ登場は4回目。
 引き続き高島屋日本酒まつりでの購入酒。

 北関東3県は超実力派蔵がひしめいていると思っていますが、中でもこの七水は一歩抜きん出ている銘柄の一つという認識です。
 蔵元としても自信があるのか、いろいろな日本酒のコンペに出品しているようですね。
 瓶にはその結果が誇らしげに表示されています、IWC、kura master、雄町サミットともに結構知られたコンペなので、しっかり結果を出していることは確かにアピールしたいところでしょう。

 今回は、前回もいただいている雄町の精米歩合55%の、火入れバージョンですね。
 本当は生が欲しかったのですが、どうやら無さそうだったのでセレクトしました。
 製造2月、出荷10月、飲んだのも10月で、夏越しコンディションで飲んだ形になります。

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 上立ち香はそこそこ落ち着いた、なぜか乳酸っぽい?香りが控えめに。
 含むと、ほんの少々熟感のある、いい感じに纏まった甘酸旨味がググっと入ってきたかと思うと、少々の苦味を伴いつつ、溶けていくような感じで自然に染み込んできます。
 味わいは、割と硬質な印象のある、引き締まった甘酸味が中心にあって、苦味は裏方でほろ苦さを添える程度、全体として非常に高密度高濃度ながらグイグイいける感じですね。
 後味は、苦味をほんのりと残しつつ、極めて力強くキレます。

 高密度でインパクトのある味わいながら、全体のバランスと良質な酸苦でグイグイ飲めてしまうお酒でした。
 なんかガスそのものではないけどガスっぽい感じがあるんですよね、ミネラル感というやつかしら。
 ただ、やっぱり私はこれなら生が好きだなあ、日本酒まつりみたいなところだからこそ、やっぱりしっかり冷蔵保存の生酒を持ってきて欲しい!
 ともかく、七水は応援していきたいと思います。

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名称:七水 純米吟醸55 雄町 30BY
蔵元情報:株式会社虎屋本店
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 七水 純米吟醸

2020年05月02日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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