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百黙 純米吟醸

家飲み記録 百黙 純米吟醸

 兵庫県神戸市のお酒…、というか、菊正宗の蔵の限定ブランドです。
 こちらも高島屋日本酒まつりでの購入酒。

 今回写真撮り忘れたようで、文字だけ記事になってしまいました…
 まあこのお酒については、公式ホームページが非常に充実しているので、見た目やコンセプトについてはそちらをご参照ください。
 この辺りの情報発信は流石大手って感じですね。
 また、SAKETIMESにも記事がありましたので、興味があればこちらも…

 スペックも記事にある程度記載してありますが、特A山田錦の59%精米だそうです。
 2,000円と少しお高めですが、スペック的には割高とはいえないでしょう。


 上立ち香は実にスタンダードながらちょっと落ち着いたリンゴ的吟醸香がそこそこに。
 含むと、程よい濃度のフルーティーな甘旨味が割となめらかな口当たりで入ってきて、上品さのある苦味で輪郭を整えつつ、最後まで見事に刺激を抑えたまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、中心にあるのは実にスタンダードな青りんご的風味の甘旨味なのですが、特筆すべきはそのバランスですね、アルコールや苦味のキツさをいい感じで抑えている印象。
 後味は苦味の余韻を本当に仄かに残しつつ、実に自然に引き上げてくれます。

 いわば出品酒の廉価版って感じの、マイナス要素を丁寧に配した感じの香り系上品甘苦酒でした。
 う~む、これは獺祭と真っ向勝負って感じの味わいですねえ…、そして実際酒質としては遜色ないというか、より洗練された印象。
 ただ、コスパと入手性を考えるとなあ…、この方向性で獺祭と差別化するのは、例え大手蔵でもなかなか厳しいんじゃないかしら。
 とは言え、菊正宗の実力はしっかり感じさせてくれた味わいではありました、月桂冠の伝匠みたいに生原酒出してくれたら、また飲んでみたいなあと思います。

名称:百黙 純米吟醸
蔵元情報:菊正宗酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年04月30日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

恵那山 純米

家飲み記録 恵那山 純米

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 岐阜県中津川市のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 日本橋高島屋日本酒まつりでの購入酒です。

 前回飲んだ純米吟醸が非常に好印象だったので、今回純米も買ってみました。
 前回も日本酒まつりで買ったのですが、近所に特約店が無いので結局一年待ってしまいましたね。
 更に言うと、本当は無濾過生原酒が欲しかったのですが、それは見当たりませんでした…
 

 上立ち香はスッキリかつ柔らかめな酸の香りが仄かに。
 含むと、優しい感じの乳酸味を強く感じる旨味が力強さと軽さを両立させた感じで入ってきて、ほとんど雑味を感じさせないまま、最後まで自然な勢いで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、極めてスッキリとしたアルコール入り乳酸菌飲料といった趣で、程よい濃度でとにかく自然に飲める印象があります。
 後味は、その乳酸感主役で、柔らかくスッキリとキレます。

 優しい乳酸味で自然にスルスルと飲める、モダン系火入れ食中酒でした。
 上では乳酸味を連発しましたが、別に山廃ではないのでこの受け止め方は個人差あるかも…
 とにかく、気楽に飲める晩酌酒として非常に適正が高いお酒だと思います、どんな食事にも合うタイプですね。
 恵那山、次は是非とも生酒をいただいてみたいと思いました。

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名称:恵那山(えなさん) 純米吟醸 ひだほまれ
蔵元情報:はざま酒造株式会社
購入価格(税抜):1,385円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.4/9.0

ちなみに純米吟醸も買ったのですが、感想メモが消失してしまったので写真だけ置いておきます…

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タグ: 恵那山 純米

2020年04月27日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 1年熟成(29BY) 

家飲み記録 松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 1年熟成(29BY) 

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 栃木県塩谷郡塩谷町のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 こちらのお酒は日本橋高島屋の試飲販売イベント「日本酒まつり」で購入したものです。
 同イベントには2018年にも行っており、なかなか面白いお酒が飲めたり買えたりしたので今回(2019年)も会社帰りに寄った次第です。
 
 最初に紹介するのは、個人的にかなり信頼している松の寿です、前回も雄町の純米吟醸をいただいていますね。
 裏ラベルに製造年月と蔵出年月の両方が書いてあるため一目瞭然ですが、今回は蔵で一年生熟成というスペック。
 面白そうだったので試飲させてもらい、好印象だったのでセレクトしました。

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 上立ち香は熟感ありつつ全く枯れていない果実的な香りが仄かに。
 含むと、非常に高濃度かつ色々な味わいが絡み合った印象の旨味が力強く入ってきて、口中に辛さの刺激を与えることで感覚的にしっかりと引き締まりを演出しつつ、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、うーんあえて言うなら煮詰めた洋梨的な甘渋味が中心ながら、旨味・酸・苦も確かにあって、極めて賑やか、かついい感じでまとまっている印象のものですね、そして生熟らしい古臭くない熟感も心地よし。
 後味は、渋みが力強く引き取る形でしっかり引き上げます。

 生熟らしい力強さと賑やかさ、そして良い感じの熟感がありつつ、全体のまとまりが素晴らしい芳醇酒でした。
 これは私のストライクゾーンです…、甘味押しというより、濃厚さがツボって感じですね。
 いやあ、生熟じゃないとこの雰囲気は出ないと思います、この方向性って未だにマイナーな志向だと思うんですが、もっと評価されて欲しいなあ…
 松の寿の奥深さを改めて感じさせてくれた一本でした。

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名称:松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 1年熟成(29BY) 
蔵元情報:株式会社松井酒造店
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:日本橋高島屋(日本酒まつり)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー
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 おばさま方が高そうなお酒の発送依頼をしているなか、これだけの本数を担いで帰りました…

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2020年04月24日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2019年3月製造)

家飲み記録 旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2019年3月製造)

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 徳島県那賀郡那賀町のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 前回家飲みした印象がすこぶる良かったので早めのリピートです、信頼の一升瓶買い。
 その記事でいただいたコメント情報によると、生産量は相当少ないみたいです。
 あまり機械化されていない設備で少量仕込み、そして圧倒的な個性、まさに「ザ・地酒」と呼ぶにふさわしい銘柄だと私も思います。
 先日紹介した御山杉や桃の里なんかもそうですが、小規模蔵らしい個性が自分の好みにハマった時の喜びはひとしおですね。
 ただ、そういう蔵は、いつ味が変わったり、はたまた廃業してしまったりするか分からないという危機感もあり…、本当に地酒は一期一会の世界だと思います。

 今回いただくお酒は雄町使用で、精米歩合は70%に留めています、そしてアルコール度数は圧巻の20度。
 2019年3月製造で、同年9月末にいただいています。

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 上立ち香は若干カラメルを纏ったちょっとツンとくるアルコール香がそこそこに。
 含むと、ちょっと粉っぽさのある極めて高密度の旨酸味がグググッと入ってきて、舌上に硬質なアルコール感を感じさせつつ、存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控え目で、ブランデーとかの蒸留酒的な奥深い旨味を中心にしつつ、強めの酸味とアルコール感がむしろ濃厚さをガッチリ引き取ってついつい飲み進めてしまうような、日本酒の可能性を感じさせてくれるもの。
 後味は、やはり酸とアルコールの辛さが濃厚さをガッツリ引き取ってキレます。

 超高密度の旨味が強烈なアルコール感と一体になって、酸辛とともにオンリーワンの世界を構築するお酒でした。
 正直なところ、流石にアルコール感にキツさも感じるのですが、旨味の存在感が負けてない結果、独特のバランスが取れていますね。
 いやあやっぱり世界観ありますよこのお酒は…、実に複雑ながらも不思議なほどに飲み疲れない。
 白状しますと、私は一升瓶開栓したときについつい四合ぐらい飲んでしまい、家飲みなのに翌日グロッキーという失態を晒してしまいました…
 旭若松、是が非でも今後も造りを続けていって欲しいと、切に思わせてくれた一本でした。

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名称:旭若松 純米 無濾過生原酒 雄町 (2019年3月製造)
蔵元情報:那賀酒造有限会社
購入価格(税抜):4,100円/1,800ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年04月22日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒

家飲み記録 南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒

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 奈良県吉野郡吉野町のお酒です、このお酒は初飲み。
 同蔵の他銘柄としては「花巴」が知られていますね、そちらはブログで何度か紹介しています。

 同蔵は私お気に入りの水もと×水もとを始め、色々と珍しい造りで超個性派酒を出しており、このお酒も例外ではありません。
 「精米歩合80%」の「山廃」に加え「酵母無添加」、さらに「四段仕込み」らしいです。
 細かい解説は省きますが、どの要素にもパワーを感じますねえ、まさにオーガニックな造りですし、味わいにも反映されていそうに思えます。

 見た目も趣ありますね~、裏ラベルによると職人による手漉き和紙だとか。
 個性派酒はどうやっても好みは分かれると思うので、500mlの小瓶なのはありがたいですね。 
 4月製造、10月開栓なので、若干生熟コンディションですが、まあそう簡単にヘタレるお酒ではないでしょう。

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 上立ち香は落ち着いた果実と米を両方感じる酸の香りが控えめに。
 含むと、酸、甘、旨をそれぞれハッキリと感じる、実に奥深い味わいが、トロミを感じさせるぐらいの濃度と柔らかさのある口当たりで入ってきて、息が長い感じでじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、まさに完熟という感じの蜂蜜的な高濃度の甘旨味が主役、しかし酸味も強くてダレた感じではないですね、甘酢っぱ系ながらヨーグルト的な風味もあって、一言では言い切れない複雑さで楽しませてくれます。
 後味は、甘味の余韻を残しつつもやはり酸がしっかり引き取ってくれます。

 トロピカルフルーツ的な甘酸味が、しっかり落ち着いて、かつ日本酒的な複雑さと奥深さを孕む、超個性派芳醇甘酸旨酒でした。
 いやあ、やっぱり花巴は面白いなあ…、変態酒という形容が正しいかはともかく、明らかに通常の日本酒の範疇を越えた味わいだと思います。
 やっぱり結構水もと×水もとに似ている印象ですね、こっちの方が純度は高いかもですが、コスパはあっちが上ですねえ。
 花巴、この個性は、未経験の方には是非一度体験して欲しいと思います。

 ちなみにガッチリ冷やすと酸が主役に出てきて、常温付近だと甘味が出るお酒だと思います。
 その辺り温度はかなり自由度が高いと思いますね、ただ500だと燗まで試す余裕が無かった…

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名称:南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税抜):1,360円/500ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年04月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伊勢の杜の御山杉(みやますぎ) 純米酒 生

家飲み記録 伊勢の杜の御山杉(みやますぎ) 純米酒 生

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 三重県三重郡朝日町のお酒です、家飲み・外飲み含め初めていただきます。

 こちらも上野の「酒のサンワ」さんでの購入酒です。
 同店もやっぱりこだわりを感じるセレクトなんですよね~、この御山杉なんて全く見たことも聞いたこともない銘柄でした。
 蔵元ホームページを見る限り、生産量も相当少なそうですね…石高どのくらいなんだろう。
 個人的には店頭でこういう銘柄(の生酒)に出会うとアガリます、今回も問答無用で購入!

 裏ラベルのスペック情報は貧弱ですね、精米歩合は65%で使用米は不明。
 2019年3月製造で10月開栓なので、結構な生熟コンディションでいただいています。

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 上立ち香はむしろ青さすら感じるセメダイン的な香りがそこそこに。
 含むと、程よい熟感を纏ったバランスの良い旨味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした辛さが裏方で引き締め役をこなしつつ、しっかりと輪郭を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、米と果実の中間といった趣の落ち着いて、日本酒的な奥深さをしっかり感じさせてくれるもので、浮いた苦味等は皆無、それでいてピリっとした辛さで非常に飲み飽きない印象を与えてくれます。
 後味は、その辛さが表に出てきて、あくまで自然に、見事なまでにキレます。

 味わいに浮いたところのない、ついつい杯を重ねてしまうモダン系芳醇辛口という感じのお酒でした。
 いやあ、こういういぶし銀的とでも言うべき、インパクトや個性をあえて抑えているようなお酒って、感想が難しいんですよね~
 でもこのお酒は本当に良くできていると思います、落ち着いていながら古臭さがないところが実に自分好み。
 御前杉、その名を記憶に刻みつけておきたいと思いました。

 そして開栓後も全く崩れないですね~、常温時もバランス良し。
 コスパ含め、是非オススメできるお酒でした。

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名称:伊勢の杜の御山杉(みやますぎ) 純米酒 生
蔵元情報:有限会社稲垣 稲垣酒造場
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年04月17日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

東魁盛(とうかいさかり) 純米吟醸 山田錦55 生原酒

家飲み記録 東魁盛(とうかいさかり) 純米吟醸 山田錦55 生原酒

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 千葉県富津市のお酒です、ブログでの登場は2回目。

 以前特純無濾過生原酒を上野の「酒のサンワ」さんで見かけて衝動買いしたら好印象だったので、久しぶりに同店に訪問したときに再購入してみました。
 こういう、「このお店に行ったらこの銘柄は買おう」的なものが有るのは何となく楽しいものですね。
 まあ私の場合、それがどんどん増えていって若干収集つかなくなっている感もありますが…
 
 さて、今回は兵庫県産山田錦を利用した生原酒。
 7月製造、10月開栓ということでちょっとだけ生熟コンディション。

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 上立ち香は落ち着いたリンゴ的な香りが抑えめに。
 含むと、ほどほどの濃度の甘旨味が実になめらかな口当たりで入ってきて、一瞬後で出てくる控えめな苦味と最後まで自然にバランスを取りつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程よく落ち着いた、蜜多めの青りんご的なスタンダードな吟醸酒の甘旨味が主役、酸はかなり抑えめで、苦味もあくまで脇役という印象、全体としては存在感をあえて抑えて飲みやすさを重視しているように思えます。
 後味は、苦味が仕事をしつつも実に自然に引き上げていきます。

 飲みやすい吟醸酒、としてお手本のような完成度の、まさに中庸を体現したようなお酒でした。
 正直なところ、最初は前回の無濾過生原酒に比べてインパクトとか個性不足に思えたのですが、飲みすすめる程に、しっかりまとめていることが染み入ってくる感じでした。
 まあ私は露骨に好みが偏っているので無濾過生派ではありますが、こちらの方が好きな人の方が、正直多いんじゃないかという気もします。
 それほどにバランスが取れ、マイナス要素が廃されたお酒だと思います。
 東魁盛、やっぱりもっと評価されるべき銘柄だと感じました。

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名称:東魁盛 特別純米 無濾過生原酒
蔵元情報:小泉酒造合資会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年04月15日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

あべ 僕たちの酒 Vol.4 (酵母無添加生もと)

家飲み記録 あべ 僕たちの酒 Vol4 (酵母無添加生もと)

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 新潟県柏崎市のお酒です、ブログでの登場は6回目。

 すっかり人気銘柄として定着してきた感のあるあべです。
 この「僕たちの酒」のコンセプトは裏ラベルに記載の有るとおりですね、飲む側としては毎年コンセプトが違うということろがポイントかと。
 私が以前飲んで非常に好印象だったVol2は「低精白生もと仕込」でしたが、今回は「酵母無添加生もと」となっております。
 個人的には「酵母無添加生もと」って言われると寺田本家を思い出して若干ビビるものが有るのですが…、そこはあべ、きっとモダンに仕上げてきていることでしょう。

 使用米は新潟が誇る越淡麗、精米歩合の記載はありませんね。
 8月製造、10月開栓です。

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 上立ち香は実に爽やかな酸メイン、甘サブな感じの香りがそこそこに。
 含むと、やはり強めの酸と控えめな甘さを感じさせつつ、しかし柔らかさもある濃厚な旨味が自然な口当たりで入ってきて、最後までキツさを感じさせないままゆっくり染み込んできます。
 味わいは、グレープフルーツ的な爽やかな酸味が中心、しかし若干砂糖を加えたぐらいの甘味はあって、かつ苦味はしっかり抑えられており、全体としては実に良い感じでまとまっている印象。
 後味は、酸がしっかりと、かつ今風な感じでキレさせてくれます。

 しっかりと味わいがありつつ、酸の働きが全体のバランス、飲みやすさを与える、モダン系旨酸食中酒でした。
 単体でも割とイケるのですが、ちょっと甘旨味より酸が買っている印象なので、ラベル記載同様食事に合わせたときが真骨頂でしょうね。
 いややっぱり良いですよこれは、和洋問わず合わせられる食中酒として、本当に万能感があります。
 あべの実力が本物であることを改めて感じさせてくれた一本でした。

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名称:あべ 僕たちの酒 Vol4 (酵母無添加生もと)
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年04月13日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

Clockwork shamrock (シャムロック) 無濾過純米原酒 生酒

家飲み記録 Clockwork shamrock (シャムロック) 無濾過純米原酒 生酒

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 宮城県加美郡加美町のお酒です、ブログでの登場は初めて。

 こちらを醸す田中酒造店は他に「真鶴」「田林」という銘柄も出しています、シャムロックは限定品ですね。
 そもそもシャムロック自体、昔から盛川泰敬杜氏個人のブランドだったような…
 ちなみに当ブログでは、昔同氏が所属していた蔵で造った「タクシードライバー」をご紹介しております。
 そちらの蔵でもシャムロックと名付けたお酒を出していたと思うので、かなり長い間使っているブランド名になると思いますね。

 スペック的には「ササニシキ」を使っているのがポイント、「常温保存推奨」ってところが熱いっすねえ。
 エキセントリックな見た目ですが、裏ラベルを見ると完全に「時計じかけのオレンジ」ネタのラベルであることがわかります、私は観たことないのですが、ファンならそういう意味でも欲しくなるお酒ではないでしょうか。

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 上立ち香はなんとなくぶどうっぽい濃厚な香りがかなり控えめに。
 含むと、実に密度の高い印象の旨味が強めながらキツくない渋味を伴いつつ力強く入ってきて、最後までその存在感を保ったままじんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さは控えめながら若干ある感じ、渋味と落ち着いた酸味を伴った旨味が生原酒らしい飲み応えを感じさせてくれるのですが、浮いた苦味が全く無いのでいくらでも飲めてしまいそうなものになっています。
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、柔らかさも感じさせるぐらいの酸で、素晴らしく自然に引き上げてくれます。

 程よい存在感の旨味と、生酒らしいインパクト、そして酸がしっかり仕事をする、バランス系芳醇旨酸酒でした。
 ちなみに推奨通りの常温保存後はより柔らかくなりつつ、酸の働きでダレは皆無。
 いやあこの、旨味を出しつつ酸を効かせて生酒でも強くさせるって、一つのジャンルですよね。
 かつこちらのお酒は割とモダンというか、古臭い香りとかニュアンスが無いのがまた個人的には好きなポイントです、一切劣化を感じずに一升瓶をスルスル飲んじゃいました。
 シャムロック、盛川杜氏の実力をビンビンに感じた一本でした。

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名称:Clockwork shamrock (シャムロック) 無濾過純米原酒 生酒
蔵元情報:株式会社田中酒造店
購入価格(税抜):3,500円/1,800ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年04月10日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

新政 陽乃鳥 貴醸酒 30BY

家飲み記録 新政 陽乃鳥 貴醸酒 30BY

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 秋田県秋田市のお酒です、何だかんだで新政は結構飲んでますが、この陽乃鳥(ひのとり)の家飲みは初めてですね。

 すっかり人気銘柄になった新政ですが、個人的には昔やまユ含めて十分飲んだという意識があり(イキり)、基本好みの方向性でもないので最近はあまり家飲みしてなかったりします。
 ただ、亜麻猫の甘いロットとか、「甘い新政」についてはかなり好印象があるので、今回セレクトした次第です。
 裏ラベルには10周年と記載がありますが、この「陽乃鳥」は油長酒造(風の森の蔵)が所有していた商標に引っかかり、一時期「茜孔雀」という名前になっていたことがあります。
 が、最近、油長酒造から許可が出たということで、晴れて元の名前に戻したという経緯があったとか…、まあ豆知識。

 詳細スペックは裏に記載の通り、BYや製造年月、出荷年月が明記されているのは素晴らしいですね。
 はっきり「貴醸酒」を名乗っているので、新政酒造も貴醸酒協会に入っているものと思われます。

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 上立ち香は…、なんか蒸留酒的なアルコール臭がしますね、これがオーク由来なのかしら、ただ強さは控えめ。
 含むと、かなり強めながら柔らかい印象の甘味が、これまた存在感のある乳酸味、そしてオーク由来っぽい渋味を纏いつつ、最後までまろやかさを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり貴醸酒的っぽい、洋梨を煮詰めたような甘味が中心、そして酸味がやっぱり新政っぽいんだよなあ、渋味は意外と奥深さを添える程度って感じですね。
 後味は、ちょっと甘渋を口中に残しつつ、酸があくまで優しく引き取ります。

 貴醸酒らしい極めて濃厚な甘旨味と、酸味、渋味がトライアングル的なバランスを保つ、完成度の高い甘口酒でした。
 いやあ悔しいけど好きですよこれは(笑)鼻に抜ける香りがまさに新政特有、天蛙とかとも共通する乳酸風味のものなのですが、それと甘味とのバランスが非常に良いですね。
 ただ、流石に量を飲むのは厳しい感じではあります、日々の家飲みの最後に冷やして一杯やるというのが個人的にはオススメ。
 新政の魅力を再認識させられてしまった一本でした、貴醸酒の中でもかなりハイレベルな逸品かと…

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名称:新政 陽乃鳥 貴醸酒 30BY
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年04月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

原田 特別純米 無濾過生原酒 令和1BY

家飲み記録 原田 特別純米 無濾過生原酒 令和1BY

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 山口県周南市のお酒です、ブログでの登場は2回め。

 すっかり紹介が遅くなってしまいましたが、このお酒は2019年7月製造で、かつ令和1BYのものになります。
 令和は5月からなので、令和1BYを名乗るお酒としては最速クラスだったんじゃないでしょうか。
 こういうことができるのも、同蔵が四季醸造の蔵だからみたいですね。
 若手蔵人がわずか4人で四季醸造をやっているということが、SAKETIMESの記事に取り上げられていました。

 スペック情報は裏ラベルに詳細な記載がありますね。
 蔵自体が、「山口県県産」のお米を使った「純米」しか造らないそうで、当然このお酒も山口県産の、山田錦を使用しています。
 ちなみに実際の開栓は9月。

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 上立ち香は青りんご的なフレッシュな香りがかなり抑えめに。
 含むと、押し出しの強い甘酸旨味が力強く入ってきて、時間差で出てくる苦味で結構ガッチリ引き締められつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、新種生酒らしいフレッシュな青りんご的甘酸味が厳然たる主役、苦味はしっかり有るのですが、含み香が割と抑えられている関係であんまり飲み疲れ無いのが良いですね。
 後味は、甘味を苦味が引き取る形の、新酒生酒として典型的な引き上げ方。

 フレッシュフルーティーな生酒としてしっかりまとまった、素敵に季節外れの新酒でした。
 正直、新酒生酒としてはありがちというか、個性は感じなかったのですが、やはりこのお酒を9月に飲めるっていうのが嬉しいんですよね。
 それがハッキリと売りになっている時点で、お酒の売り方というか、ニーズがしっかりわかってるなあと個人的には感服しました。
 原田、今後も注目していきたいと思います。

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名称:原田 特別純米 無濾過生原酒 令和1BY
蔵元情報:株式会社はつもみぢ
購入価格(税抜):1,450円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 原田 特別純米

2020年04月05日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

光栄菊 「Anastasia Green(アナスタシアグリーン)」 無濾過生原酒

家飲み記録 光栄菊 「Anastasia Green(アナスタシアグリーン)」 無濾過生原酒

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 佐賀県小城市のお酒です、銘柄としては初めていただきます。

 このお酒は、先日ハミングバードの記事で書いた通り、愛知の蔵で「菊鷹」を造っていた山本克明杜氏が佐賀の光栄菊酒造に移籍して造ったお酒です(1年目)。
 昨今注目を集めている銘柄なので、最近浅草橋の「SAKE Street」さんに買いに走り、急いで記事にしてみました。
 その筋の情報によると、新生ハミングバード的な位置付けになるとか…

 裏ラベルのスペック情報は非常に貧弱、というか精米歩合や特定名称の記載すらないので、これは意図的に情報削ってそうですね。
 ただ、無濾過生原酒でアルコール度数14度ということ自体が、お酒の特徴を雄弁に語っているとも言えるでしょう。
 菊鷹と違い四合瓶があるのは、買い易くて非常に良いと思います。

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 上立ち香は酸・セメダイン・フレッシュな、爽やかな香りが控えめに。
 味わいは、最初にまずキレイな印象の酸を感じますね、そして最後までその純度を高く保ったまま、勢いよくかつ自然に喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、ほんのりとした甘さを纏った、柑橘的な青く爽やかな酸味が中心、浮いた苦味は皆無で、とにかくモダンかつライトな印象ですね。
 後味はその酸味が、実に自然かつスッキリと切り上げてくれます。

 モダンかつ万能な食中酒として極めて完成度が高い、薄くない軽やか酸味酒でした。
 いやあ、杜氏が「低アル無濾過生原酒」でどういうお酒を造りたいかと言うのがストレートに伝わってきますね。
 実は今まで私は「新政」ファンに勧められるお酒をずっと探していたのですが、今までなんだかんだで見つからなかったんですよ。
 あまり他銘柄と比べるのも何ですが、これはかなり方向性が近いんじゃないかしら…、新政ファンには是非一度飲んで試してみて欲しいところです。
 光栄菊、前評判以上に今後要注目銘柄だと、思わせてくれる一本でした。

 なお、開栓直後は甘みがあまりに少なくて食事と合わせないと若干物足りないなあと思ったのですが、開栓後少しずつ甘旨味が出てきて酸といい感じのバランスになってきました。
 これは多分バリバリで伸びるタイプですねえ、強さも健在ということは素晴らしいと思います。

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名称:光栄菊 「Anastasia Green(アナスタシアグリーン)」 無濾過生原酒
蔵元情報:光栄菊酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:SAKE Street(浅草橋)
お気に入り度:8.5(変化も考慮に入れて)/9.0

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2020年04月02日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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