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和心 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY

家飲みプチ記録 和心 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY

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 岡山県津山市のお酒です、ブログでの登場は7回目。
 過去の記事は「和心」タグをご参照ください。

 かなり好きだった銘柄なのですが、直近に飲んだ雄町純吟が個人的には肩透かし的味わいだったので、確認のためにセレクトしました。
 製造から半年以上経った、生熟コンディションでいただいています。

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 上立ち香はまさにりんごが熟した感じの香りがそこそこに。
 含むと、熟感よりも落ち着きを感じる甘苦旨味が力強くも柔らかみのある口当たりで入ってきて、強めの含み香と苦味でギッチリと引き締まりつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんとなくアップルティーを彷彿とさせる若干枯れた、かつ苦味マシマシのリンゴ的な甘旨味が主役、熟感はいい感じの落ち着きでとどまってますが、苦味が香り系でちょっとしつこいかな…
 後味は、やはり苦味の余韻を残しつつ、なんとか引き上げてくれます。

 吟醸的な甘苦味と、紅茶的な熟感が合体したような、香り系生熟酒でした。
 甘旨味自体は割と心地良いんですが、私にはどうにも細い印象ですね…、その分香りが勝ってしまっているような。
 少なくとも30BYは、私のイメージとは違う味わいになっていたようです、これは一時的なものなのか永続的なものなのかが気になるところですねえ。
 和心、ある程度時間が経ってから、またいただこうと思いました。

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名称:和心 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY
蔵元情報:難波酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年03月31日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

珠韻 (平成31年3月製造)

家飲みプチ記録 珠韻 (しゅいん) (平成31年3月製造)

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 山形県山形市のお酒です、前回の感想はこちら。
 前回飲んだのは4年前ですが、それから毎年出ているようなので、店舗限定とはいえ結構知られている
 ただ、個人的には外飲み経験も含め、最初に飲んだのが一番美味しかったような…、このあたりは記憶に基づくのでなんとも言えませんが。

 火入れはされているはずですが、3月製造12月開栓なので、ちょっと蔵元の意図しているコンディションではないかも…

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 上立ち香は甘くスッキリとしたりんご系の果実香が意外と控えめに。
 含むと、上品かつ存在感のある甘旨味が、極めてなめらかな口当たりでスルスルと入ってきて、割と華やかな含み香とそれに伴う苦味の主張もありつつ、最後までまとまりを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、青りんご的な甘味を中心にしつつ実にかつ濃いめ、含み香は強めながら味の存在感も負けずに良いバランスですね、ただ苦味がかなり強し。
 後味は、苦味の余韻を結構残す形ながら、ダレずに引き上げます。

 非常に上品かつなめらかな甘旨味と、含み香由来の苦味がせめぎ合う、一種独特な香り系芳醇酒でした。
 やっぱり苦いなあ、今となっては、万人受けというより一部の人に刺さりそうな印象のお酒に思えてきました。
 ただ、この値段帯のお酒でこの上品さを味わえること自体がオンリーワンだとは言えるでしょう。
 次はまた他の秀鳳も飲んでみたいと思いました。

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名称:珠韻 (平成31年3月製造)
蔵元情報:有限会社秀鳳酒造場
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年03月30日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長陽福娘 雄町 純米吟醸 うすにごり 生酒

家飲みプチ記録 長陽福娘 雄町 純米吟醸 うすにごり 生酒

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 山口県萩市のお酒です、ブログでの登場は4回目。
 両方とも矢島酒店さんで取り扱いがあることもあり、何となく長陽福娘は自分の中で鶴齢と同様の鉄板銘柄なイメージがあります。
 過去の感想は「長陽福娘」タグをご参照ください。

 今回は未飲スペックであり、「雄町」の「うすにごり」「生酒」という自分の好きな要素が固まっていたのでセレクトしました。
 
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 上立ち香はフレッシュながらも青くはない、オリと果実の両方を感じる香りがそこそこに。
 含むと、しっかり引き締まった印象の甘酸味が、少々のチリチリしたガス感と、オリ由来の苦味とまろやかさをそれぞれ感じさせつつ、しっかりまとまって喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、キウイを彷彿とさせる酸強めのフレッシュな甘味が中心にありますね、酸苦で割とガッツリ引き締まった印象ながら、生熟らしく苦味が丸くなっているのがグッド。
 後味は、その酸苦がガッツリ引き取って、完璧なまでのキレ。

 フレッシュな甘酸味と、落ち着いた酸苦味が一体化した感じの、キレ重視の芳醇酸旨酒でした。
 これは食中酒でも単品でもいける系のお酒ですね~、そしてそれを支えているのは明らかに酸の働きでしょう。
 そういえば全体的に草っぽい感じもありますね、とにかく薄いわけではないスッキリ感が魅力かと。
 長陽福娘、しっかりと「らしさ」のあるお酒だと思います、またやりたいですね。

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名称:長陽福娘 雄町 純米吟醸 うすにごり 生酒
蔵元情報:岩崎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年03月29日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鶴齢 純米酒 山田錦 生原酒 30BY

家飲みプチ記録 鶴齢 純米酒 山田錦 生原酒 30BY

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 ブログでの登場は以外にもまだ4回目ですが、ド安定な印象がありますね。
 過去の感想は「鶴齢」タグをご参照ください。

 裏ラベルには、製造年月は2019/3、蔵出し年月は2019/11としっかり記載があります。
 やはりこういう風に書いてもらうと、生熟コンディションということが一目瞭然で素晴らしいですね、なお開栓も11月でした。

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 上立ち香は落ち着きつつも爽やかさのある青りんご的な果実香が控えめに。
 含むと、いかにも生熟って感じの、一種の重さと落ち着きと味乗りを感じさせる旨味がキツさのない口当たりで入ってきて、裏方にしっかり苦渋を感じさせつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、いやあまさに芳醇甘酸系の生酒が実に素直に熟した印象の、熟しきった青りんごという矛盾した表現が似合うもので、力強くもしっかりバランスが取れている印象。
 後味は、とにかく裏方に徹した酸苦が引き取る形ながらも、いい感じのさばけ感でキレてくれます。

 甘酸バランス系生熟酒のお手本という感じの、味乗りとバランス、そしてキレを見事に両立させたお酒でした。
 生熟酒の入門酒としてももってこいなんじゃないでしょうか、ダレやもったり感が皆無なのは見事。
 ただ、やっぱり生熟特有の熟感が苦手に人には厳しいでしょうね、そして私にはちょっと細すぎるというか、優等生過ぎるというか、贅沢な不満があったりして。
 (折角生熟原酒なんだからもっと旨味がでっぷりしてて欲しいという…、まあ好みの問題です)
 鶴齢の安定感が、生熟でも変わらないことを教えてくれた一本でした。

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名称:鶴齢 純米酒 山田錦 生原酒 30BY
蔵元情報:青木酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 鶴齢 純米

2020年03月28日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 山廃 (2019.09製造)

家飲みプチ記録 田酒 純米吟醸 山廃 (2019.09製造)

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 青森県青森市のお酒です。
 何だかんだでかなりの本数飲んでますね~、以前飲んだ同スペックの感想はこちら。
 他の感想は「田酒」タグをご参照ください。

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 上立ち香はスッキリと乳酸風味の香りが控えめに。
 含むと、乳酸を纏った甘旨味が力強い感じで入ってきて、若干華やかな含み香とそれに伴う苦味を感じさせつつ、そこそこスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに乳酸的山廃と、香り系吟醸酒の合いの子という趣の独特な甘酸旨味が主役、苦味もあってやはり飲み疲れ感もありますね、ただ甘旨味自体は非常に柔らかくて心地よい感じ。
 後味は、苦酸の余韻を口中に残しつつ、割と自然に引き上げます。

 山廃らしい乳酸味と、吟醸酒らしい香りがせめぎ合う、極めてストレートに「山廃純米吟醸」という感じのお酒でした。
 方向性としては雪の茅舎とかと似ている印象ですね、いわゆるモダン山廃。
 ただ、定番スペックの特別純米の山廃が素晴らしく安定感があってスルスルイケるお酒であるのに比べ、香りが立って飲み飽きる上に若干お高いという印象が強く、現状敢えてセレクトする必然性に欠ける気がしてしまいますね…
 現状、田酒の限定品は当たり外れあるなあと思った一本でした。

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名称:田酒 純米吟醸 山廃 (2019.09製造)
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):1,755円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年03月27日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 ver.6.2 雄町50 無濾過生原酒 30BY

家飲みプチ記録 加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 ver.6.2 雄町50 無濾過生原酒 30BY

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 新潟県加茂市のお酒です、ブログでの登場はまだ3回目。
 色々と商品が出ているのに、つい自分の好み優先で、前回飲んだものと同じ雄町の生酒をセレクトしてしまいました…
 しかし、29BYがver.3だったのに、もうver.6.2になっているとは…、色々試行錯誤しているということなんでしょうか(それとも単にタンクで分けてるのかな)。

 裏ラベルには、「製造から2ヶ月以内に飲んでね」ってなことが書いてあるので、購入即開栓でいただいています。

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 上立ち香はメロンとバナナの中間的な果実香が控えめに。
 含むと、熟感と青さの両方を纏ったような甘旨味が柔らかな口当たりで入ってきて、そこそこの苦味が引き締め役を努めつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、炭酸抜きクリームソーダ的…というとマズそうですが、そこにアルコールの奥深みが加わることでしっかり甘口日本酒としてまとまっている印象のもの、苦味は結構強いのですが浮かずに溶け込んでいる感じですね。
 後味は、苦味がガッツリ引き取るタイプですが、どこか柔らかさもあるいい感じの引き上げ。

 柔らかく落ち着いた、しかし青さもある果実の甘旨味を、最初から最後まで素直に楽しめるバランス系芳醇甘旨酒でした。
 最初はちょっと苦いかなと思ったのですが、飲み進めるとより馴染んできますね、やっぱり辛口派が引くぐらいの甘さの存在感が良いんですよ。
 酸は仄かにあって裏方に徹してます、相変わらず有名銘柄のフォロワーっぽさは強いのですが、ここまでのバランスが良いのはちえびじん同様十四代に相当近いかも…
 荷札酒が進化し続けていることを感じた一本でした。

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名称:加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 ver.6.2 雄町50 無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:加茂錦酒造株式会社
購入価格(税抜):1,880円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年03月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ちえびじん 特別純米 雄町 生酒 30BY

家飲みプチ感想 ちえびじん 特別純米 雄町 生酒 30BY

 大分県杵築市のお酒です。
 四合瓶家飲みしたんですが写真が行方不明…
 せっかく感想書いたし、美味しかったんで一応アップしようかと。

 そして、随分前に飲んだ時の写真はこれ。
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 他の感想は「ちえびじん」タグをご参照ください。

 上立ち香は、フレッシュな果実って感じの酸のある香りがかなり控えめに。
 含むと、みずみずしくかつ濃厚な甘酸味が力強く入ってきて、そのクリアな酸に上品な渋味が伴うことで、輪郭をしっかり整えながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、マスカット的な甘酸味が中心ですね、非常にフレッシュでありながら生酒にありがちな苦味等のキツが完璧なレベルで抑えられていて、結構甘さがあるのに全く飲み飽きず、かつ食事にも合わせられるもの。
 後味は、酸が引き取る形ながら、極めて優しく引き上げてくれます。

 甘味の存在感、酸味のフレッシュ感、そして若干の落ち着きを見事に合わせ技で楽しませてくれる、極めて良バランスのお酒でした。
 酒屋さんが「ちえびじんならではの雄町」と仰っていたのですが、わかる気がしますね~露骨に芳醇というよりバランス系。
 これがちえびじんなんですよね~、単純に今風なだけじゃなくて、本当に素直に完成度高いと思います。
 たまに聴く、「ポスト十四代」という表現は的を射てるんじゃないかなあ…
 ちえびじんの実力を改めて感じさせてくれた一本でした。

名称:ちえびじん 特別純米 雄町 生酒 30BY
蔵元情報:有限会社中野酒造
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年03月25日 大分の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

至 純米 生原酒 30BY

家飲みプチ感想 至 純米 生原酒 30BY

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 新潟県佐渡市、佐渡ヶ島のお酒です、ブログでの紹介は3回目
 今までの記事は「至」タグをご参照ください。


 割と好きな銘柄なのですが前回飲んだのが3年前だったので、うのかわ酒店さんからの取り寄せ時に同梱しました。
 2018年11月製造で、飲んだのが2019年11月だったので、結構な生熟コンディションでいただいています。

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 上立ち香は熟しきった印象のりんご的果実香がそこそこに。
 含むと、ガッツリ味乗りした、しかしダレやしつこさを感じさせない太い甘旨味が、ほんの少々のトロミを伴って入ってきて、青い感じの渋味や熟成感が奥深さを演出しつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、熟した青りんごに蜂蜜を加えたような、熟感と青さを甘味が包み込むような一体感のあるもので、少々クセっぽさもありつつ、甘旨味の魅力が完勝している印象。
 後味は熟感の余韻がありつつも、面白いバランスで自然に引き上げてくれます。

 複雑さと一体感のある甘旨味が魅力的な、個性派芳醇甘口生熟酒でした。
 正直鼻に抜ける香りに若干の生ひね感というか、熟し過ぎ感もあるんですよ、ただ焦げっぽさとかも含め中々面白味があって好み。
 こういう個性的な魅力があるお酒を飲むと、やっぱり地酒っていいなあと思いますね、毎日とっかえひっかえ飲むのが非常に楽しい。
 至、またいつか機会があればいただきたいと思いました。

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名称:至 純米 生原酒 30BY
蔵元情報:花泉酒造合名会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.45/9.0

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タグ: 純米

2020年03月24日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

まんさくの花 純米大吟醸 一度火入れ原酒 「愛山酒」

家飲みプチ感想 まんさくの花 純米大吟醸 一度火入れ原酒 「愛山酒」

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 秋田県横手市のお酒です、ブログでの紹介は4回目。

 あまりに感想記事が溜まってきたので、しばらく既飲銘柄で記事ネタに乏しいものを簡易版で載せていこうと思います。
 
 こちらのお酒は愛山、精米歩合48%の一回火入れ原酒ということで、値段も税抜2,370円とお高め。
 日本屋さんで試飲したら美味しく、外すことはないということことで買いました。

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 上立ち香は甘く、しかし若干硬質な印象もある果実香が
 含むと、華やかな含み香を纏った濃厚な甘旨味が極めてなめらかな口当たりで入ってきて、程よく控えめな苦味で輪郭を整えつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり蜜たっぷりの完熟リンゴ的な甘旨味が厳然たる主役を演じますね、濃度はかなり高く旨味と香りが力強く拮抗する感じ、それでいて雑味皆無なところが素晴らしいですね。
 後味は、ほんの少々苦味の雰囲気を残しつつ、やわらかく、そして完璧なまでに自然に引き上げていきます。

 ド王道ながらも極めてバランスの良い、上品な華やか芳醇甘旨酒でした。
 いやあこれだけ甘味や含み香が強いお酒で、それぞれの要素をとんがらずにまとめているあたり、お見事って感じです。
 ちゃんとお高い理由がわかるお酒でしたね、「米を削ったから高い」というだけではない納得感があったと思います。
 火入れっぽさが皆無なのも個人的にはグッド。
 まんさくの花の安定感を感じさせてくれた一本でした。

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名称:まんさくの花 純米大吟醸 一度火入れ原酒 「愛山酒」
蔵元情報:日の丸醸造株式会社
購入価格(税抜):2,370円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.4(値段も考慮に入れて)/9.0

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2020年03月23日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊鷹 ~Hummingbird~ 純米 無濾過生原酒 30BY

家飲み記録 菊鷹 ~Hummingbird~ 純米 無濾過生酒 30BY

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 愛知県稲沢市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 最近、造り手の山本克明杜氏が移籍したことが話題になっている菊鷹です。
 (このあたりについてはSAKETIMESに記事が載っていました
 移籍先で醸した「光栄菊」はマニア間では早速話題になっていますね、概ね好評ですし流石の実力という感じでしょう。

 ちなみに私はブログ始める前に同氏が菊鷹の前に造りに関わっていた「天野酒」も飲んだことがあります(マウント)。
 その時の感想メモには…「上立ち香は微か。含むとスッキリだけどしっかりとしたフルーツ系の甘旨味。無濾過生原酒の良さをバッチリ引き出したお手本のような旨酒。クセもなく完成度高し。」との記載が。
 恐らくそれぞれの銘柄で味わいは変遷しているのでしょうが、安定してハイレベルであることが伺えますね。

 さて、スペックは裏ラベルに分かりやすく記載があるのでそちらを参照してください。
 個人的には、速醸酒母であること、アルコール度数が15度と低めであることがポイントかと思います。

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 上立ち香は酸、甘さ、セメダインをそれぞれ感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、キリリとした酸を伴ったバランスの良い旨味が力強く入ってきて、少々のケミカルな風味や苦味も相まって最後までしっかり引き締まりながら、息の長い感じで染み込んできます。
 味わい自体は、ケミカル風味な酸の存在が中心ながら、甘味を纏った旨味もしっかりあって、力強くせめぎ合う形でバランスを取る感じ、とにかくコシというか芯が強いのが特徴的ですね。
 後味は、浮いたところのない苦酸味がしっかり引き取って、力強くキレます。

 甘酸苦がそれぞれしっかり主張する、極めて密度の高く飲み飽きしない独特のバランス酒でした。
 セメダイン的な含み香は苦手な人もいるとは思いますが好きな人も多いと思います、後結構甘味がしっかりあるのが個人的には嬉しいですね。
 アルコール度数が低めでも、薄い感じがせず、むしろしっかりした味わいなのも流石ですねえ。
 光栄菊への期待を高めてくれる一本でした。
 (ちなみに菊鷹はもう一本買ってあり、常温熟成中だったりします)

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名称:菊鷹 ~Hummingbird~ 純米 無濾過生酒 30BY
蔵元情報:藤一酒造株式会社
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:天野酒家飲み時
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天野酒単品の写真を取り忘れたらしい…、2012年の写真になります。

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2020年03月21日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

伊勢五ロ万 純米吟醸 生原酒

家飲み記録 伊勢五ロ万 純米吟醸 生原酒

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 福島県南会津郡南会津町のお酒です、同蔵のお酒の登場は5回目。

 このお酒は、裏ラベルにもある通り、「ロ万」の伊勢五本店PB(プライベートブランド)製品になります。
 ロ万については、私は以前に鈴傳のPB酒をいただいており極めて印象が良かったので、一升瓶購入に踏み切りました(多分一升瓶限定)
 両方とも生熟酒なのがポイントですね、やはり味わいの特徴を理解して売らないと、「生酒=フレッシュ」という認識の買い手の期待を裏切ることになるため、信頼できる酒屋さんにだけ出しているんじゃないかと想像します。

 ロ万なので当然「もち米四段仕込み」 という特殊な製法を用いています、まあ濃くて甘くなるイメージですね。
 BYは店頭で聞いた気がするのですが忘れました…、大事な情報なのでできればラベルに書いておいて欲しいなあ。

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 上立ち香は程よく熟した感じの、しかし意外とセメダインを感じるスッキリした香りが仄かに。
 含むと、丸い感じに熟した印象の濃厚な甘旨味がまろやかな口当たりで入ってきて、そこそこの酸味と、意外と強めの辛さでしっかりとダレを防ぎつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、果実というよりはお米のって感じの実に柔らかく存在感のある甘旨味が中心、熟感は程よい程度でしっかり味が乗っている印象、ただ酸辛が割と素直に残っていて、全体の印象はバランス系かも。
 後味はその酸辛がしっかり受け持つんですよね~、実に良くできていると

 程よい熟感、柔らかい甘旨味、そしてキツくない酸辛が見事に同居する、素晴らしいまとまりの芳醇甘辛酒でした。
 ちなみに私がここでいう辛さは後味を引き締める刺激を指しています、ただこのお酒の場合アルコール感が控えめなのがまた凄いですね、アル添的な引き締まりながら純米的に柔らかい。
 いやこれは凄いですわあ、やっぱり蔵元がしっかり生熟適性を判断した上で出してくれるお酒には、良いものが多いと思いますね。
 ロ万の株をまた上げてくれた一本でした。

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名称:伊勢五ロ万 純米吟醸 生原酒
蔵元情報:花泉酒造合名会社
購入価格(税抜):2,838円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年03月19日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

無手無冠(むてむか) 純米生原酒

家飲み記録 無手無冠(むてむか) 純米生原酒

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 銀座日本酒巡りのラストを飾るこちらは、アンテナショップの中でも日本酒の品揃えでは他の追随を許さない「まるごと高知」での購入酒になります。
 地酒満載の冷蔵庫が5台ぐらい並んでいるのはいつ見ても圧巻ですね、加えて有料試飲や、小瓶での販売が充実しているのも地酒ファンには魅力的かと。
 いやあ実際東京でも、ここと神楽坂の「ぼっちりや」さんを抑えていれば、相当な範囲の土佐酒をカバーできると思います。
 
 さてこの無手無冠ですが、前に買ったものとはラベルが違っていて、モダンな雰囲気になってますね。
 前回は非常に個性的な甘辛酒で非常に好みだったのですが、さて今回はいかがでしょうか。

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 上立ち香は酸を感じるスッキリとした果実香がそこそこに。
 含むと、酸苦味を伴ったキリリとした、しかし若干まろみもある旨味が力強く入ってきて、最後の最後で辛さを感じさせつつ胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、草っぽく柔らかいケミカル感を纏った酸味(?)を中心に感じますね、甘味は僅少ながらお米的な旨味もかなり強く、芳醇辛口系の生酒特有の感じで、飲み飽きなさと飲みごたえを両立させている感じのもの。
 後味は、酸、苦、辛がそれぞれ主張して、見事に力強くキレます。

 しっかりとした旨味を、生酒的な苦味やケミカル感による引き締まりでガッチリ切る、個性派生辛酒でした。
 正直、この前飲んだときはもっと甘味があった気がするので、今回の味わいには若干肩透かし感がありますね。
 (というか、多分この前のが特別で、こっちが本来の無手無冠の味なんでしょう)
 ただ、フレッシュさを残した、いわゆる芳醇辛口酒としては非常に高い完成度だと思います、そっち系が好きな方にはオススメ。
 無手無冠、次はまた甘さのあるやつを狙いたいと思いました。

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名称:無手無冠(むてむか) 純米生原酒
蔵元情報:株式会社無手無冠
購入価格(税抜):1,385円/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:銀座巡り購入酒記念写真
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 もともとは信濃鶴買いに行っただけなのに…

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タグ: 無手無冠 純米

2020年03月17日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

有磯曙 純米酒 大漁旗 生

家飲み記録 有磯曙 純米酒 大漁旗 生

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 富山県氷見市のお酒です、ブログでの登場は2回目ですね。
 
 銀座購入酒が続きます、こちらは有楽町交通会館内のアンテナショップ「いきいき富山」で購入しました。
 交通会館で日本酒買うならまずは「むらからまちから館」が品揃え良いですが、このいきいき富山もちゃんと日本酒用の冷蔵庫があって、なかなか面白いお酒が置いてありますね(以前ここで買った「弥久」を紹介しています)。
 今回は、以前飲んで印象が良かったこの有磯曙の生酒があったため、セレクトした次第です。

 大漁旗ラベルということでインパクトある見た目ですね、土産物屋に置いてありそうと言いますか(笑)
 スペック情報は結構細かく裏ラベルに記載有り、富山らしく地元の五百万石利用で、精米歩合は60。
 恐らく加水有りで、アルコール度数は15と低めに抑えてあります。

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 上立ち香は少しケミカルなスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、バランスの良い印象の酸旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味を伴うことで良い感じの飲みやすさを保ちつつ、勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、マスカット風味のお米って感じ(?)の良くありそうで実は個性的な旨味が中心、苦味やケミカル感はあくまで裏方に徹していて引き締まり役をこなしていますね、飲みごたえと飲み飽きなさをバッチリ両立させています。
 後味は、ほんの少々の苦味の余韻を残しつつ、これが見事なまでに自然な引き上げ。

 色々な味わいの要素を感じさせつつ、それをしっかり収斂させる個性派バランス酒でした。
 いやこれ無茶苦茶完成度高いですよ、生酒として他としっかり差別化できてますし、ラベルに似つかわしくない本格派と言えるでしょう。
 甘味偏重派の私より、全体のまとまりを重視する飲み手にこそ飲んでみて欲しいお酒ですね。
 有磯曙の評価をまた一段と上げてくれた一本でした。

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名称:有磯曙 純米酒 大漁旗 生
蔵元情報:株式会社髙澤酒造場
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:いきいき富山「交通会館」
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 有磯曙 純米

2020年03月15日 富山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

嘉泉 特別本醸造 無濾過生原酒

家飲み記録 嘉泉 特別本醸造 無濾過生原酒

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 東京都福生市のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは銀座松屋で購入しました、ちなみに以前紹介した大七を、同じ時に銀座三越で購入していたりします。
 ザギンの百貨店でウインドウショッピングというとおセレブ感高いですが、地酒の場合は別に割高になるわけでなく、むしろポイント付いたりしてお得ですし、試飲できることも多いので、購入先としては強くオススメ。
 贈答用だけでなく、この本醸造の生酒みたいなマニア的スペックもありますしね。

 使用米等は不明ですが、精米歩合は60%と結構削っていますね、アル添有で度数も18~19度と高め。
 生原酒ながら、お値段も税抜1,250円と良心的です。

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 上立ち香は若干ツンとくるアルコール的な香りが仄かに。
 含むと、かなり強烈なアルコールの刺激を伴った個性的な旨味がギャギャギャーッと入ってきて、これまたハッキリとした苦味で強烈に引き締まりつつ、食道もチリチリさせつつ胃袋に流れ込んできます。
 味わいは、やはりアルコールのピリピリとした刺激が印象的ですね、ただ旨味も濃くて個性的なんですよ、メロン風味のお米的というかなんというか表現が難しい…
 後味はもう完全にアルコールの刺激でガッツリとキレます。

 痛いほどのアルコールの刺激が、旨味の魅力と力強くバランスを取る、芳醇旨辛酒でした。
 これは好き嫌いハッキリ分かれるでしょうね~、純米派憤死というか(笑)
 私も正直日本酒飲み初めのときの好みならキツかったと思いますが、今ならこういう系も結構面白いですね、コスパ良好ですし、やっぱり生らしいのが良いっす。
 嘉泉、次は他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:嘉泉 特別本醸造 無濾過生原酒
蔵元情報:田村半十郎
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:松屋(銀座)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 嘉泉 本醸造

2020年03月13日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

香取 純米90 生原酒

家飲み記録 香取 純米90 生原酒

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 千葉県香取郡神崎町(こうざきまち)のお酒です。

 寺田本家のお酒というと、泣く子も黙る超個性派オーガニック酒というイメージがあります、実際以前に飲んだ「醍醐のしずく」「むすひ」はまさにそんな感じでした(それぞれ個性の方向性は違う)。
 いつか通常銘柄の「香取」も飲んでみたいと思っていたところ、思いがけず銀座のIMADEYAで発見したので購入した次第です。
 いやあまさか銀座で香取の生原酒(しかも要冷蔵)に出会えるとは…、見た目も若干こざっぱりしてるのが何とも不思議な感じ。

 スペックの記載は貧弱ですが、精米歩合90%のアルコール度数20度って時点でただものではないことはわかるかと…
 6月に買ったものを9月まで引っ張って開栓しました。

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 上立ち香は若干たくあんの域に近づく酸っぱい香りがそこそこに。
 含むと、やはり強烈な酸味を伴う旨味…というかほぼ酸味な味がドドドと入ってきて、若干の苦渋味を裏方に感じさせつつ、唾液腺を刺激しながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味僅少でグレープフルーツとか青い果実的な酸味が兎にも角にも存在感を放つ、何というか「引き締まりしか無い」って感じのもの。
 後味は、酸の余韻をハッキリ残しつつ、最後まで強烈に引き上げます。

 硬いとかそういうレベルを超越した、口がすぼまる超絶酸味酒でした。
 まあ9割の時点で余程キレが良くないとしつこくなるとは思うのですが、これはまた凄いバランスの取り方というか…
 あべを超絶スパルタで玄人向きにしたって感じですね、ただ何となく共通する部分もあるのかも(酸の方向性とか)
 こりゃ数年常温放置とかイケルんじゃないかしら…、激烈に玄人向けというか、私としては飲むのが10年早かった気がします…
 香取の個性に悶絶させられた一本でした。

 開栓後数週間常温放置したら、なんか上立ち香がみたらし団子的な感じに…
 そして飲んでみるとやっぱり酸味がキツい…

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名称:香取 純米90 生原酒
蔵元情報:株式会社寺田本家
購入価格(税抜):1,475円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや銀座
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 香取 純米

2020年03月10日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

信濃鶴 「名田造」 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 信濃鶴 「名田造」 純米吟醸 無濾過生原酒

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 長野県駒ケ根市のお酒です、外飲みは何度もしてますが、ブログでの登場は未だ2回目。

 自分としては信濃鶴は、大好きな銘柄ではありながら、「大長野酒祭り」で毎回飲んでいたことや、「旨いに決まってる」と鉄板過ぎたこと、そして製品ラインナップが非常にシンプルで新製品があまり出ないことから、ここ数年家飲みに至っていませんでした。
 が、今回、信濃鶴誕生100周年記念ということで満を持して新スペックであるこのお酒が登場したため、慌てて買いに走った次第です(正直このために銀座まで行きました)。
 このお酒については、水戸の「リカーショップ キナセ」という酒屋さんのブログに非常に詳しい説明がありました。
 それによると「名田造(なたぞう)」とは信濃鶴創業者の次男の名前とのことです、米の産地か何かだと思ってたので意外でした…

 さて、スペックは美山錦、精米歩合49%の無濾過生原酒ということで、いかにも長野って感じですね。
 四合瓶が割高…というか一升瓶が割安だったので、迷わず信頼の一升瓶買い。

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 上立ち香は若干甘く、程よく熟した感じのリンゴ系果実香がそこそこに。
 含むと、高濃度・高密度の甘旨味が力強くも自然な口当たりで、そして少々のトロミを伴って入ってきて、そこそこ強めながら浮いたところのない苦味でちょうどよい感じで輪郭を整えつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱり長野酒らしいリンゴ的な甘味が主役なのですが、それが実に高密度かつ奥深く、ハッキリとある苦味と見事に一体化して、
 後味は、苦味が引き取る形ながらも見事に自然に引き上げてくれます。

 長野酒らしいストレートな甘旨味を、高密度かつ優しいバランスで楽しませてくれる超お買い得酒でした。
 まず含んだときの甘味が素晴らしく好みで、その後の苦味が強めながらもしっかり甘味とバランスを取って嫌な感じじゃ無いのが良いんですよ…
 鍋島の風ラベルを彷彿とさせる、直球勝負かつ極めて完成度の高いお酒でしたね、そして一度飲んだ経験で比べてしまうと、個人的にはこちらの方が好み。
 信濃鶴への信頼度をぐーんと上げてくれた一本でした、今年も飲みたいです。

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名称:信濃鶴 「名田造」 純米吟醸 無濾過生原酒
蔵元情報:株式会社長生社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年03月08日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

磐(バン) 純米 無濾過生原酒

家飲み記録 磐(バン) 純米 無濾過生原酒

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 岩手県一関市のお酒です、同蔵のお酒の登場は3回目。

 たつみ清酒堂さんでの購入酒が続きます。
 同店は満を持して銀座に進出してきただけあって、セレクトが個性的で素晴らしいんですよね~
 この岩乃井酒造のお酒も、いままではうえも商店さんでしか見たことがなかったので、選択肢が増えるのは嬉しいところです。
 通販もやっていて、在庫状況がある程度わかるのも素敵かと。

 さて、今回いただくのは岩手産ひとめぼれを岩手の酵母「ゆうこの想い」で醸した純岩手スペック。
 飯米利用なだけあって、税抜1,200円とお値打ち価格です。

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 上立ち香は若干青いバナナ的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり青い感じの、程々の濃度の旨味がググっと入ってきて、苦味酸味は割と控えめながらも裏方で引き締め役を演じつつ、ゆっくりと喉奥に入り込んできます。
 味わいは、どっちかというと青りんご的な甘味を感じるのですが、香りは抑えられていますね、全体的なバランスは取れていますが、若干旨味がモッタリしている感じはあるかも。
 後味は、苦味が受け持ちつつ、若干残る感じかなあ…

 生原酒らしいたっぷり、かつフレッシュ感のある旨味を気軽に味わえる良コスパ酒でした。
 さすがに飯米利用でそんなに磨いていないだけに、透明度やキレの面では一歩引く感じですね。
 ただ、生酒らしく古臭くなく、旨味が濃い割に変な雑味も無いので、十分にお値段以上のお酒と言えるでしょう。
 磐、百磐とともに、今後も注目していきたいと思います。

 ちなみに、燗を付けるとなんか軽くなってグイグイかつ心地よく飲めるようになりました!
 いやあ生酒だろうがなんだろうが燗上がりするお酒ってありますね~、ラベルに記載してもいいんじゃないかと思うほどでした。

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名称:磐(バン) 純米 無濾過生原酒
蔵元情報:岩乃井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米 岩乃井

2020年03月05日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳴海 純米大吟醸 直詰め生 山田錦 30BY

家飲み記録 鳴海(なるか) 純米大吟醸 直詰め生 山田錦 30BY

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 千葉県勝浦市のお酒です、ブログでの登場は5回目。

 千葉のお酒の中でも極めて私好みである、甘旨フレッシュフルーティーな、鳴海の直詰めです。
 今回は、私がたまにやる「銀座地酒購入巡り」にて、たつみ清酒堂さんで見つけたのでセレクトしました。
 前の記事でも書きましたが、現在の銀座界隈は地酒購入ゾーンとして非常に熱いです。
 特筆すべきは、「地酒屋」「アンテナショップ」「百貨店」と、それぞれ違うタイプで、ハイレベルな購入先が密集していることだと思いますね。
 それぞれ得意分野が違うので、ある程度の知識があると、回っていて非常に楽しいです。

 閑話休題、お酒自体は私が26BY28BYとちょくちょくやっている定番スペック。
 3月製造、8月開栓なので、若干の生熟期間を経たコンディションになっています。

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 上立ち香はフレッシュ感がまだ残っている甘酸的果実香が控えめに。
 含むと、凝縮感のある甘酸味がインパクトのある口当たりで入ってきて、苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、割と勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、熟しかけのベリー系って感じの濃厚な甘酸味が中心にあって、苦味が複雑さを添えつつ、全体としては割とオーソドックスな甘味フルーティー酒って感じですね、ただ密度とバランスが素晴らしいと思います。
 後味は、苦味の雰囲気だけ残しつつ、割と柔らかくキレてくれます。

 インパクトと落ち着きを見事に両立させた、極めてハイレベルなフルーティー甘旨酒でした。
 ガスはほぼ抜けていると思うのですが、口当たりのインパクトにその面影が残っている気がしますね、それでいて落ち着きもある感じが非常に良い感じ。
 程よい生熟感のある、こういう鳴海も良いなあ~、少なくともこの山田錦に関しては、いつ飲んでも大丈夫的な安定感があると思いますね。
 鳴海、今後もイチオシの千葉酒として追っていこうと思います。

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名称:鳴海 純米大吟醸 直詰め生 山田錦 30BY
蔵元情報:東灘醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年03月03日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 森のくまさん おりがらみ 「妙延」 純米大吟醸 無濾過生原酒

家飲みプチ記録 栄光冨士 森のくまさん おりがらみ 「妙延」 純米大吟醸 無濾過生原酒

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 栄光冨士を最近もう一本飲んでいたので、前回に引き続き簡単にご紹介します。
 こちらは、熊本県が生んだ高級食用米「森のくまさん」利用というのが最大の特徴ですね。
 「妙延」という名の由来については、蔵元がこんなツイートをしていました。



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 上立ち香は、キウイ的なフレッシュで爽やかな香りが控えめに。
 含むと、極めて濃厚かつフレッシュな甘酸旨味がインパクトのある口当たりで入ってきて、比較的抑えめな苦味を押しのけつつ、最後まで存在感を保ちながらもダレを抑えて喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、若干キウイ的な柑橘系の甘酸味が中心、どちらかというと甘味は控え目ながら、おりも相まって非常に密度が高いのが素敵ですね、苦味も浮いた感じがなくしっかり引き締め役にまわります。
 後味は、おりの苦味をほんのりと残しながら、酸の働きでわりとしっかりキレます。

 高密度の甘酸味と、おり由来の苦味が見事にバランスを保つ、単独でも食中でもイケる芳醇フレッシュ酒でした。
 いやあ、なんか栄光富士、最近また一皮むけたんじゃないかしら、八反錦にしろ、飯米のはえぬき、森のくまさんにしろ、多分そんなに使いやすい米でもないと思うのですが、しっかりまとまってますよええ。
 相変わらず「足し算の酒」って感じなのですが、若干「力づく感」がこなれて、飲み飽きなさすら感じるようになっているかと…(個人の感想です)
 栄光冨士へのファン度が、より一層上昇した一本でした。

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名称:栄光冨士 森のくまさん おりがらみ 「妙延」 純米大吟醸 無濾過生原酒
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,759円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年03月01日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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