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栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 七星 2019

家飲みプチ記録 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 七星 2019

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 山形県鶴岡市のお酒です、当ブログ常連銘柄ですね。
 一応初飲みスペックですが、裏ラベルに情報がこれでもかと載っているので感想だけアップします。
 個人的には、日本酒度-13の純米大吟醸で、「お食事と幅広く合わせていただける」としているところがポイントかと思います。

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 上立ち香は甘く少々フレッシュさのある洋梨的な香りがそこそこに。
 含むと、強烈な存在感を放つ華やかな甘旨味が、わずかにトロミを感じさせる口当たりで入ってきて、少々の渋味でなんとかダレを防ぎつつ、最後まで存在感を保ったまま胃袋に落ちていきます。
 味わいは完全に洋梨風味の蜜的な甘味が主役、酸渋はあくまで脇役で単調になるのを防いでいる印象で、いやあ兎にも角にも甘味の魅力をこれでもかと味あわせてくれますね。
 後味は何だかんだで甘味が自然に引き上げて、ダレを感じさせないのが見事。

 無茶苦茶存在感の強いトロっとした甘味を、日本酒的な複雑味でコーティングする、極めて意欲的な夏の食中酒でした。
 いやあ、これぞ「アンチ淡麗辛口」の食中酒ですよ、MUNEMASAとか遊穂とか、そっち系の流れに属する感じですね。
 「料理を邪魔しない」なんて後ろ向きなスタイルではなく、マリアージュの様な細かい知識も不要で、料理とお酒、それぞれの美味しさを気楽に楽しめる、そんな力強さを感じますね。
 栄光冨士のこの姿勢、私は断然指示していきたいと思いました。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 七星 2019
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,658円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年02月29日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒

家飲み記録 大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒

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 奈良県香芝市のお酒です、当ブログでは以前一度ご紹介しています。
 また、同蔵の他銘柄には「金鼓」があります、そちらのにごり酒は何度も紹介してますね。

 いろいろと「肩書」の多いお酒だと思います、「山廃特別純米」だけでもなかなか厄介なのに、さらにずらずらと…
 個人的には、
 「四段仕込み」→「甘くて濃い」
 「無濾過」「原酒」→「濃い」
 「中取り」→「雑味が少な目」
 ぐらいの感覚を持ってますが、ハッキリ言って銘柄ごとの違いの方が多いのであまり気にしてません。
 それでいて「生」の一文字が自分にとっては何より重要だったり…、まあこの辺りの感覚は人それぞれでしょう。

 スペック情報はラベルに非常に詳しく記載が有ります、情報公開としては素晴らしいですね。
 特筆すべきは「酸度2.6前後」かと思います、普通ではない高さなので、酸っぱくなりそうですが…いかがでしょうか。

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 上立ち香は山廃らしい穀物っぽい酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはりしっかりとした酸味に甘味が絡みつくような濃厚な旨味がドドドと入ってきて、最後まで存在感を発揮する酸味が少々唾液腺を刺激しつつもしっかりと全体を引き締めつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、果実的な甘酸味と、穀物的な旨酸の両方を兼ね備えた感じの極めて濃厚なもの、苦味等の雑味はしっかり追いやられている感じで、甘旨酸の魅力をしっかり楽しませてくれますね。
 後味は、当然のように酸が引き取って見事なキレ。

 どっしり系旨酸酒と果実系甘酢っぱ酒の中間を行くような、個性派芳醇旨口酒でした。
 甘・酸・旨が強烈に主張しつつバランスを取る、この個性は極めて奈良酒らしいですね~、そしてよく考えると大倉らしい木香を思わせる奥深さもあるような。
 また大倉はどうも合わないと感じていた自分でもこのお酒は楽しめました、相性が良い方ならもっとハマると思われます。
 大倉の懐の深さを感じた一本でした、今後もこういうお酒は追ってみたいですね。

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名称:大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年02月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一本義 柑潤系 純米吟醸 生酒

家飲み記録 一本義 柑潤系 純米吟醸 生酒

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 福井県勝山市のお酒です、当ブログでは以前一度限定銘柄の「伝心」をご紹介しています。

 「柑潤系」という言葉が目を引きますね、どうやら造語らしく、公式の商品紹介によると「あまうるおしけい」と読むとのこと。
 「辛爽系」という商品も出しているとのことで、どうやらペアみたいな位置付けになっているみたいですね。
 分かりやすくて面白いやり方だと思います、飲み比べもアリなのでしょうが、私としては問答無用で甘い方をセレクト。

 一目見てUVを完全カットしてくれそうな袋に入っているのも嬉しいですね。
 実はこういう袋は取っておくと、後で他のお酒を家熟させるときに便利だったりします。

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 上立ち香はバッチリ甘い感じのりんご的果実香が気持ち強めに。
 含むと、まさに芳醇な甘味を伴った旨味が少々のトロミを感じさせる口当たりで力強く入ってきて、時間差ででてくる苦味とにぎやかにバランスを取りつつ、ゆっくりと入り込んできます。
 味わいは、蜜たっぷりというかむしろ蜂蜜入りのような完熟リンゴ的甘旨味が主役、酸は少々、苦味はそこそこある程度であくまで脇役に徹してくれて、まさにかん潤という言葉を体現してくれますね。
 後味は、苦味が必要十分な仕事をしてダレずにキレてくれます。

 芳醇甘口酒として、まさにお手本のようなまとまりで、甘さの魅力をひたすら楽しませてくれるお酒でした。
 こういう風に、しっかりコンセプト通りに手堅く仕上げられるというのは蔵の実力の証左だと思っております。
 個人的にはこれに個性やまとまりがさらに加わってくれるとより好きになれそうですね~
 一本義、次はまた別スペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:一本義 柑潤系 純米吟醸 生酒
蔵元情報:株式会社一本義久保本店
購入価格(税抜):メモ忘れ/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年02月25日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七賢 風凛美山 純米 生酒 

家飲み記録 七賢 風凛美山 純米 生酒 

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 山梨県北杜市(ほくとし)のお酒です、ブログでの登場は2回目。

 山梨を代表する銘柄の一つですね、当ブログでは以前「絹の味」という純大をご紹介しています。
 実はこの「風凛美山」(の火入れ)も宴会で飲んだことがあり、印象が良かったので今回生酒をセレクトしてみました。
 しかし、この裏ラベルの分かり易い情報公開は素晴らしいですね~、大手酒では結構見る形式ですが、やはり表やイラストがあるとスッと伝わります。
 
 このお酒の特徴はなんといってもそのお値段ですね、税抜1,019円と普通酒並みといっていいほど。
 使用米等の情報は裏ラベルにありませんでしたが、蔵元ホームページの商品紹介にありました。
 というかそのページには、印刷物からとったっぽい、凄く細かい解説があるので一読を是非オススメ。

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 上立ち香はほんのり熟しつつ割とキリッとした果実香が控えめに。
 含むと、柔らかく熟した印象の甘旨味が、トロリとスルリの間ぐらいの感触で入ってきて、酸も程よく感じさせつつ、最後までバランスを保ったまま染み込んできます。
 味わいは、蜜ありの青りんご的なスタンダードな甘酸味が中心なのですが、とんでもないレベルでバランスが良く、しっかり飲みごたえを感じさせつつ、粗さやクセを全く感じさせない印象。
 後味は、熟感と酸の余韻を残しつつ、自然かつ柔らかく引き上げていきます。

 モダン純米生酒のド真ん中を行きつつも、その完成度が個性にまで昇華している、超絶コスパ酒でした。
 個人的な経験として、1,500円近辺と1,000円近辺のお酒って明らかにジャンルが違うと思っているんですが、このお酒は正直2,000円ぐらいで売られていても全く違和感がない完成度だと思います、それだけバランス良好。
 普通この価格帯と精米歩合なら薄かったり、苦味や渋味やアルコールがキツかったりで、バランスが崩れがちなのですが…ヤバイですよこれは。
 もちろん高級酒って感じでは無いのですが、普段純米生酒を飲み慣れている方ならこのお酒の凄味は重々わかると思います。
 七賢の実力をこれでもかと見せつけてくれたお酒でした、今後も注目していきたいですね~

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名称:七賢 風凛美山 純米 生酒
蔵元情報:山梨銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,019円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.7(値段も考慮に入れて)/9.0

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2020年02月22日 山梨の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

たかちよ Custom Made ホワイトデー ORIGARAMI 無ろ過生原酒

家飲み速報 たかちよ Custom Made ホワイトデー ORIGARAMI 無ろ過生原酒

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 バレンタインに引き続き、たかちよの限定品です。
 伊勢五本店さんのブログによると、こちらは「黒ラベル」と「ももラベル」のブレンドとのこと。
 ”ホワイト”デーだからか、おりがらみになってますね。
 今回は飲み比べのために、野暮ながら2月初旬に開栓してしまいました。
 
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 違いは一目瞭然。
 飲み比べでありがちな、酔っぱらって「どっちがどっちかわからなくなる」というのが無いのは有難いですね。

 上立ち香はフレッシュな、オリ的な香りが仄かに。
 含むと、オリ由来の濃厚さとまろやかさのある甘酸旨味が力強い口当たりで入ってきて、その酸で一種の軽さを感じさせつつ、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュな青りんご的甘酸味が中心、蜜的な甘味が強めなのが良いですね、苦味がちゃんと抑えられていて、濃厚ながらもスイスイイケる感じ。
 後味は酸が引き取ってしっかりとキレます。

 たかちよらしい濃厚な甘酸味がオリでブーストされつつ、ガスで引き上げる、良バランスの芳醇フレッシュ酒でした。
 中途半端な熟感が気になったバレンタインと比べると、こちらの方が「らしさ」がストレートですね。
 個人的には、飲み比べの軍配はホワイトデーに上げたいと思います。
 ただ、これを3/14まで引っ張って大丈夫なのかという一抹の不安もありますが…(酒質的には、購入即開けの方が良いんじゃないかしら)
 たかちよは限定品含め今後も追っていきます。

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名称:たかちよ Custom Made ホワイトデー ORIGARAMI 無ろ過生原酒
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/500ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年02月14日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ Custom Made バレンタイン 無ろ過生原酒

家飲み速報 たかちよ Custom Made バレンタイン 無ろ過生原酒

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 マイ殿堂入り銘柄のたかちよが、バレンタインラベルとホワイトデーラベルなるものを一ヶ月ずらしで発売していたので、バレンタインを家で一ヶ月寝かして同時開栓飲み比べと洒落こんでみました。
 折角なので、たまにはタイムリーな感想をお届けしたいと思います。
 ちなみに、購入先の伊勢五本店さんのブログによると、こちらは黒ラベル・赤ラベルのブレンドとのこと。

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 上立ち香は洋梨とかの完熟果実の香りがそこそこに。
 含むと、ほんのり熟感を纏った濃厚な甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、苦味と渋みでダレ感をある程度防ぎつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、若干砂糖入りのアップルティー的な、割と落ち着いて味乗りもしてきた印象の太い甘渋旨味が主役、苦味はそこそこながら、比較的酸味も抑えめなので、若干飲み疲れる感があるかなあ。
 後味は、甘苦味の余韻を口中に残しつつ、ゆっくりと引き上げていきます。

 熟感と甘、苦、渋が絡み合う、非常に存在感の強い芳醇甘口酒でした。
 発売1月で、2月初旬に開栓したのですが、結構熟感が出てきてましたね。
 やっぱり500mlというのも大きいんでしょうか、レマコム保存でこれなので、家庭の冷蔵庫ならもっと味変してしまいそうな…(もしかしてチョコと合わせさせるため、最初からこれor狙ってるのかしら…)
 次回はホワイトデーラベルを紹介します。

名称:たかちよ Custom Made バレンタイン 無ろ過生原酒
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/500ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年02月12日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十旭日(じゅうじあさひ) 純米生原酒 改良雄町70 27BY

家飲み記録 十旭日(じゅうじあさひ) 純米生原酒 改良雄町70 27BY

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 島根県出雲市のお酒です、ブログ初登場、本間酒店さんでの購入酒のトリになります。

 私には、前から家飲みしたいと思っていつつ、特約店に巡り合えずに数年ごしで飲み逃している銘柄がいくつかあります。
 この十旭日もその一つで、そもそも取り扱い店が少なくて…(蔵元ホームページの「取り扱い店」一覧は痛恨の準備中…)、今回買えたのは嬉しかったです。
 山陰は芳醇辛口酒のメッカというイメージがありますね、当ブログでもそういったお酒を多数ご紹介しております。

 島根特有の酒米、改良雄町の70%精米の生原酒、27BYなので3年以上の生熟を経ていますね。
 裏ラベルに詳細スペックありますが、蔵付き酵母の生もと、アルコール度19度超、日本酒度+11の酸度2.2ともうこれでもかって感じの辛口寄り。
 詳しい解説文も読み応えありますね。

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 注ぐと素敵な黄金色!

 上立ち香はチョコ感と酸が絡み合う濃厚な香りがそこそこに。
 含むと、しっかり熟した感じで、かつ酸が効いている極めて濃厚な旨味が、しかし結構柔らかさも感じさせる口当たりで入ってきて、見事なまでに濃度を保ったままゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、杏的(?)な酸味がしっかりとある、高密度の旨味が中心、チョコ的な熟感や若干の渋味もあるのですが枯れた感じは皆無で、ひたすらに押し出しが強い印象。
 後味は、酸渋が引き取る形ながらキツさが無いまましっかりとキレます。

 かなり強めの熟感がありつつも、それに全く負けない生酒的インパクトの旨酸が楽しい、個性派超芳醇辛口酒でした。
 いやあ、色々飲んでわかりましたが、甘口酒派の私でも、こっち系の芳醇辛口酒は全然好きですね。
 ポイントは「旨味」の濃さでしょう、若干苦手な要素があったとしてもそれを拭い去ってくれる「足し算の酒」であることは、濃厚系甘旨酒に通じるところがあります。
 十旭日、山陰辛口酒の真髄を見せてくれた一本でした。

 開栓放置しつつ常温で飲んでみると、随分乳酸感が増しましたね、結構印象変わるなあ…
 当然ながらダレは皆無で、非常に優しい感じになりました

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名称:十旭日(じゅうじあさひ) 純米生原酒 改良雄町70 27BY
蔵元情報:旭日酒造合名会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/720ml
購入した酒屋さん:本間酒店(笹塚)
お気に入り度:8.6(開栓後変化も含めて)/9.0

■おまけギャラリー:本間酒店さん購入酒記念写真
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 いやーどれも旨かった!
 ちなみに旭若松は自家熟成中だったりします…

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2020年02月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

妙の華 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 妙の華 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 29BY

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 三重県伊賀市のお酒です、同蔵のお酒の登場は3回目。
 引き続き本間酒店さんでの購入酒になります。

 こちらを醸す森喜酒造場の別銘柄には「るみ子の酒」、「英」があります、蔵元ホームページにも3銘柄が並んで載ってますね。
 当ブログでは前にるみ子の酒英を紹介しているので、これでいわばコンプリートになるかと。
 名前の由来もホームページに載ってますが、味わいのコンセプトは詳しくは書いてないような…、私の認識ではるみ子の酒はフルーティー、他2つは割としっかり系というイメージがあります。

 今回いただくのは29BYで、開栓が去年の8月なので、一年半以上の生熟を経たお酒になっています。
 雄町!山廃!無濾過生原!度数18!ということでいかにも太い味わいが期待できますが、いかがでしょうか。

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 上立ち香は落ち着いた印象の杏?的な果実香がそこそこに。
 含むと、しっかりとした印象の旨味が、しかし割と柔らかい口当たりで入ってきて、粗さを全く感じさせないまま、徐々に強まるアルコールの辛さで引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、あまり露骨に熟成香のしない、いい感じに味乗りしてきたお米的旨味が純然たる主役、そこに乳酸らしい酸味がキツくなく寄り添って完熟果実って感じになってますね、濃厚ながらしつこさは皆無。
 後味は、やはり酸が引き取る形ながら、優しくかつしっかりとキレます。

 程よく味乗りしてきた旨味を、非常に良いバランスで優しく味あわせてくれる、生熟の魅力が詰まった芳醇辛口酒でした。
 いわゆる旨口熟成系のお酒って、どうしても熟感(あるいは火入れ感)とかを後ろ向きに感じることも多いのですが、このお酒はそれが皆無なのが素晴らしいです、これぞ生熟の真骨頂って感じですね。
 人によってはもっとガッツリ酸が効いている方が好みかもとは思いますが、私はこの柔らかい感じのバランスも好きですね~、旨味の強さで苦味が引っ込んでるのはやっぱり素敵。
 妙の華、改めて蔵元の実力を感じさせてくれた一本でした。

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名称:妙の華 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 29BY
蔵元情報:合名会社森喜酒造場
購入価格(税抜):1,667円/720ml
購入した酒屋さん:本間酒店(笹塚)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年02月07日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

秋鹿 山廃純米 無濾過生原酒 自営田山田錦 29BY

家飲み記録 秋鹿 山廃純米 無濾過生原酒 自営田山田錦 29BY

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 大阪府豊能郡能勢町のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 引き続き、笹塚の本間酒店さんでの購入酒になります。

 ある程度熟成生酒の経験がある方なら、「お、秋鹿ね」とニヤリとするんじゃないでしょうか、このジャンルでは確固たる地位を築いている銘柄だと思います。
 本間酒店さんにはこの辺りの銘柄がずらっと揃っています、具体的な銘柄は「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんが、酒屋さん紹介記事に載せていますね(渋谷区)。
 単に揃っているだけでなく、BYなどの情報がしっかりわかるように陳列されているのもポイントで、冷蔵庫は実に壮観。

 今回のお酒のラベルにはスペック情報がびっしり書いていますね。
 確か秋鹿の「へのへのもへじマーク」は、自営田のお米利用のお酒限定で付けられるものだったと思います。
 2019年9月開栓なので、一年以上は生熟を経ているわけですが、秋鹿の中ではまだ若いと言えるかも。

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 上立ち香は落ち着いた酸を感じるお米由来的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いて、かつ非常にバランスの良い印象の旨酸味が、意外にも結構軽さもある口当たりで入ってきて、最後までド安定のまま胃袋に染み渡ってきます。
 味わいは、いわゆる芳醇辛口系って感じの旨酸味が主役なのですが、熟感・濃度・重みが全体的に中庸な感じで、見晴らしの良い感も相まって、本当にじんわりじんわり楽しめる感じ。
 後味は、アルコールというか米由来って感じの辛さ(?)が引き取って完璧なキレ。

 ほど熟芳醇辛口系無濾過生原酒として、素晴らしくまとまりの良い、貫禄を感じるお酒でした。
 なんとなく、もう少しインパクトのある飲み口を想像していたのですが、いやあこれは酸が立ちつつも実に上品。
 とにかく「あら」が全く無いんですよね、旨酸の純度が高くて、一種の完成形という印象を与えてくれます。
 これが数年生熟成となると、また違った面が出てくるんでしょうね、ポテンシャルの高さもビンビンに感じました。
 秋鹿、やっぱり素敵な個性のある銘柄だと思います。

 そして燗を付けると…、うわあこれは良いですね。
 酸がさらに柔らかくなって、旨味が増す感じ、流石だなあ…

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名称:秋鹿 山廃純米 無濾過生原酒 自営田山田錦 29BY
蔵元情報:秋鹿酒造有限会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/720ml
購入した酒屋さん:本間酒店(笹塚)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年02月05日 大阪の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

酒一筋 生もと 純米吟醸生原酒 27BY

家飲み記録 酒一筋 生もと 純米吟醸生原酒 27BY

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 岡山県赤磐市のお酒です、ブログでの登場は三回目。

 生熟酒が続きます。
 複数年生熟酒は現状なかなか市民権を得ているとは言い難く、地酒屋でも基本あまり見かけないと思います。
 が、あるところにはあるといいますか、力を入れている酒屋さんには大量にあるんですよね。
 私が知っている所では、尾久の伊勢元酒店、大塚の地酒屋こだま、鶴見の遠州屋酒店、この辺りは皆さんそれぞれ個性豊かなセレクトで、生熟酒だけでも目移りしてしまうレベルです。
 ただ、こと「特化」ということでいうと、やはり笹塚の「本間酒店」を外せないでしょう。
 今回同店に初訪問してまとめ買いしたので、しばらく続けて紹介していきます。

 まずはこの酒一筋、生もとの生原酒で、2015ということは恐らく4年程度の生熟成ですね、
 製造年月日は2019年なので、蔵元熟成でしょう、2019年8月開栓。

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 上立ち香は野太い感じの熟成香がかなり控えめに。
 含むと、やはりどっしりとした旨味が熟成香を纏いつつドドドと入ってくるのですが、とんがったところがなく、むしろまろやかさも感じさせる口当たりでじわじわと染み入ってきます。
 味わいは、チョコと言うかココアを彷彿とさせる、芯のある落ち着いた旨味が中心、甘味は旨味と一体化している印象で、酸味は抑えめながら裏方としてしっかり引き締め役はこなしていて、全体として独特のバランスを保っている感じ。
 後味は、ほんのりと熟感と酸の余韻を残しつつも、割と自然に引き上げていきます。

 ハッキリと熟成感がありつつ、枯れない旨味の魅力を素直に感じさせる、まろやか系しっかり旨口酒でした。
 これも個性より完成度で勝負するタイプのお酒ですね、熟感・酸・旨味のバランスが非常に良い感じ。
 何気に値段も特筆すべきかと…、明らかに手間も費用もかかっているのに極めて良心的だと思います。
 酒一筋、実に本格派というイメージがさらに強まった一本でした。

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名称:酒一筋 生もと 純米吟醸生原酒 27BY
蔵元情報:利守酒造株式会社
購入価格(税抜):1,575円/720ml
購入した酒屋さん:本間酒店(笹塚)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年02月03日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

春心 生もと造り純米酒 生酒

家飲み記録 春心 生もと造り純米酒 生酒

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 石川県小松市のお酒です、ブログ登場は2回目。
 
 こちらの春心については「dancyu」の記事がwebでも公開されておりまして、それによると蔵元杜氏はかの農口尚彦氏が杜氏を務めていた鹿野酒造で酒造りを学んだとのこと。
 となると、しっかりした生もと山廃系のお酒になるのはまあ必然と言えるんでしょうね。
 50石の小規模蔵で、地元産の米を使い、手造りにこだわるという、ある意味では時代に逆行する様な、むしろこの時代にこそ合っているような、スタンスを固めた酒造りであるようです。

 今回いただくのも、掛け米に地元産コシヒカリ使用で、手間のかかる生もと造りのなかでも特に難しいらしい酵母無添加型で造ったお酒になっています。
 前に山廃をいただいた時にも思いましたが、裏ラベルに酒造りの方針やオススメの飲み方をしっかり記載しているのは良いですね、この辺りは今風かと。

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 上立ち香はバッチリ酸を感じる爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸メインのしっかり引き締まった旨味が力強く入ってきて、かなり強めの渋味も相まって極めて筋肉質な印象を保ったまま、グイグイと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、かなり草っぽい、ケミカル感もある酸旨味が中心なのですが、変に浮いた感じはせず、全体として一種のまとまりがある感じで、一種の個性をしっかり確立させている印象。
 後味はもう渋味の雰囲気だけ残しながら酸味がガッチリ引き取って、素晴らしくキッチリキレます。

 存在感の強い酸味やハーブっぽい風味が、飲みごたえとキレの良さを両立させる個性派旨味酒でした。
 いかんせん甘味控えめかつ草感が若干クセっぽいので、人は選ぶと思いますが、ハマる人は絶対いると思います。
 なぜかしじみ汁というか、貝的な旨味のニュアンスを感じたのは私だけだろうか…まあとにかく個性とキレの良さは素敵かと。
 春心、今後の動向にも注目していきたいと思いました。

 ちなみに、裏ラベルの記載に従って、開栓後放置していくとどんどんケミカル感が旨味に溶け込んで、こなれた味わいになっています。
 常温の良さも相まって非常に良いですね、生酒ながら冬場なら室温放置で全然イケる、実に強いお酒でした。

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名称:春心 生もと造り純米酒 生酒
蔵元情報:合同会社西出酒造
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3(変化後は8.4)/9.0

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2020年02月01日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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