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奥播磨 純米生 仕込第二十九號 袋しぼり 28BY

家飲み記録 奥播磨 純米生 仕込第二十九號 袋しぼり 28BY

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 兵庫県姫路市のお酒です、ブログ登場は5回目。
 
 芳醇フレッシュ甘口派を自認する私ですが、最近は山陰系に代表されるような、いわゆる「芳醇辛口」酒にもかなり惹かれるものを感じています。
 個人的には芳醇辛口というと、火入れ熟成で加水して燗するようなお酒が主流なのかなあという印象があります。
 が、私が好むのは、やはり無濾過生原酒、そして数年生熟成に耐えるような旨味(と酸味)が野太いタイプ。
 このお酒の系統は確かにあって、そういうお酒を揃えた酒屋さんもあるのですが、芳醇辛口以外で、「○○系」というビシっとした呼称が思いつかないのが困ったところだと思います。(あえていうと「しっかり系生熟酒」って感じでしょうか)

 さて今回いただくのは、個人的にそういうお酒の典型例の一つというイメージがある奥播磨です。
 全量山田錦、精米歩合は55%の袋しぼりと、割と豪華なスペックですね。
 製造年月が平成31年2月になっていますが、28BYとのことなので、恐らく蔵元で一年以上生熟期間を経てからの出荷であろうと思います、なお実際に開栓したのはさらに後の8月。

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 上立ち香は酸があって、熟成をほんのりまとった感じの落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、程よい熟感のある旨酸味が極めて飲みごたえのある濃度で、しかしキツさ皆無でグググッと入ってきて、びっくりするほど自然にじわじわと染み入ってきます。
 味わいは、旨味と一体化した感じのまろやかな酸味が非常に心地良い、甘味控えめながら、味乗りした旨味の存在感を最初から最後まで素直に楽しめるもので、かつ非常にガッチリ引き締まっている印象。
 後味は、ほんのりとした熟感の余韻を残しつつ、見事に引き上げていきます。

 お米の旨味を、生熟らしいまろやかさと押出の強さを兼ね備えつつ味あわせてくれる、まとまりの良い芳醇辛口酒でした。
 やっぱり袋しぼり的な口当たりの良さは明らかにあるんですよね~、そして熟感が非常に丁度良い印象。
 酸味もいい感じに落ち着いていますし実にちょうどいいタイミングの出荷だったのでしょう、しっかりと自社製品の生熟に関する知見を集積していっているということなんでしょうね。
 奥播磨の株を、自分の中でまた上げてくれた一本でした。

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名称:奥播磨 純米生 仕込第二十九號 袋しぼり 28BY
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,800円ぐらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月30日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

美潮 純米吟醸 雄町 2018

家飲み記録 美潮 純米吟醸 雄町 2018

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 高知県安芸郡芸西村(あきぐんげいせいむら)のお酒です、同蔵のお酒のブログでの登場は3回目。
 こちらも「ぼっちりや」さんでの購入です。

 「土佐しらぎく」を醸す蔵の限定銘柄ですね、外飲み経験は何度もあったりします。
 全体的にハイレベルと感じる土佐酒ですが、個人的に特に好みに合う銘柄を列挙すると、安芸虎、桂月、文佳人、そして土佐しらぎくが真っ先に浮かびますね。
 これらは、キレの良さが特長の土佐酒のなかでも旨味甘味がしっかりしている印象(特に生酒)があります、私と好みが似ている方々には是非オススメしたいところ。

 今回いただく「美潮」は、蔵元ホームページによると、「2014年からスタートした新ブランド」で、「”蜜を思わせる様な上品な甘さ”をコンセプトにした純米吟醸シリーズ」とのこと。
 甘口好きとしては期待してしまいますねえ、雄町の精米歩合50%で、恐らく火入れはしているのかな。
 2018BYの7月製造ということは、ある程度蔵元で寝かせていたのかなあ、なお開栓は8月です。

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 上立ち香は落ち着いた甘い感じの果実香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘味に柔らかい感じの酸味が伴った感じの甘味が少々トロミを感じさせる口当たりで入ってきて、少々の苦味でしっかりと引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさに蜜たっぷりといった趣の、完熟りんごや桃的な甘酸味が純然たる主役、苦味はありますがあくまで甘味が優勢なのでキツさが抑えられているのが素敵に思えます。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ、落ち着いた酸が引き取って柔らかく引き上げます。

 蜜たっぷりの完熟果実的甘酸味を、柔らかく素直に感じさせてくれるバランス系芳醇甘口酒でした。
 いやあまさにコンセプト通りって感じですね、どちらかというと、個性よりも完成度で勝負するタイプに思えます。
 以前飲んだ「あらばしり生」は、実にあらばしり生っぽいフレッシュさ・荒々しさが有ったので、この辺りはそれぞれの商品ごとに狙ってしっかり仕上げているんだろうと、そんなことを感じました。
 美潮、土佐しらぎく同様、蔵の実力を感じさせてくれるお酒でした、引き続き追っていく所存です。

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名称:美潮 純米吟醸 雄町 2018
蔵元情報:有限会社仙頭酒造場
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月28日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐鶴 しぼりたて新酒 氷点下生貯蔵 上等酒 蔵酒生

家飲み記録 土佐鶴 しぼりたて新酒 氷点下生貯蔵 上等酒 蔵酒生

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 高知県安芸郡安田町のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 引き続きぼっちりやさん購入酒です、未飲銘柄の生酒だったので購入しました…、と思いきや、買ってから「生貯蔵酒」であることに気付いてがっくり…
 火入れ殺菌無しの生酒と、出荷前一回火入れの生貯蔵酒では、お酒の風味に極めて大きな違いがあるというのが私の認識です。
 確かに、生貯蔵の言葉はバッチリありますし、良く見たら「生酒を加熱処理」とまで書いてあるので、、一番でかい「蔵出生」の表記に引っ張られ過ぎた私の不注意ですね。
 が、私が常々抱いている「生詰・生貯蔵というわかりにくい表記なんて死滅してしまえばいいのに…」という思いをまた一段と強めた一事ではありました。
 (そうすれば、意識低い系居酒屋で生酒を頼んだら生貯蔵酒が出てくるみたいな悲劇もなくなるはず)

 閑話休題、今回のお酒はアル添有、糖類添加は無し、おそらく加水ありの普通酒ですね、ラベルでの記載は貧弱ですが、立派なホームページにしっかり商品紹介が載っていました。
 お値段は税抜885円と、私がいつも飲んでる価格帯の半額ぐらいになっています。

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 上立ち香はアルコールに砂糖的な甘さが混じったような香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた印象の甘旨味が若干ヌルりとした感じで入ってきて、苦味やアルコール感を奥の方に感じさせつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、若干古臭さ、モッタリ感を感じるものの、変な雑味を感じさせない、優しい甘味と必要十分な仕事をするアルコールの辛さが相まって、とにかく自然に飲めてしまうものですね。
 後味は、苦味の余韻をほんのりと残しつつも、しっかりと引き上げます。

 程よい濃度の甘味とアルコールの引き締まりで実にスルスルと飲めてしまう、お手本のような晩酌酒でした。
 う~む、やはり表記については釈然としないものが残りますが、今まで飲んできた生貯蔵酒の中では群を抜く勢いで旨かったとも思います、コスパ含め晩酌酒としては完璧ともいえる完成度じゃないかしら…
 間接的に、いかに高知の人たちが日ごろ旨い酒を飲んでいるかを伝えてくれる一本でしたね。
 土佐鶴、いつか別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:土佐鶴 しぼりたて新酒 氷点下生貯蔵 上等酒 蔵酒生
蔵元情報:土佐鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):885円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年01月26日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

安芸虎 純米吟醸 「素(そ)」 うすにごり生

家飲み記録 安芸虎 純米吟醸 「素(そ)」 うすにごり生

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 高知県安芸市のお酒です、前回に引き続いての紹介になりますね。

 このお酒ではまず使用酵母の「かんかん丸」というのが気になりました、他では全く聞いたことがない、しかもよくわからん名前なので…
 で、グーグル先生に聞いてみると、高知県文化生活スポーツ部文化振興課が出しているらしい文化誌「とさぶし」の「香る日本酒特集」なるページが出てきました。
 それによるとやはりこの蔵元が開発した酵母らしいですね、IT業界から転職してきた社員が既存の高知酵母を混ぜたものだとか…、なかなか面白い経緯だと思います。
 なおこの、「香る日本酒特集」、CEL24等他の高知酵母や高知の酒事情などにも触れており、日本酒マニアには非常に読み応えのあるもになってます、一読を強くオススメ。

 使用米は吟の夢、精米歩合は50とかなり削っていますね。
 アルコール度数は14と(日本酒にしては)低めで、日本酒度も-8.0とやはり低くなっています。

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 上立ち香はガスと柑橘系果実的な香りが混じり合ったものがそこそこに。
 含むと、やはり甘酸っぱい印象の旨味がかなり強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、最後まで雑味を感じさせないバランスのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに夏に飲みたい感じのスッキリ感の強い甘酸味が中心ですね、ただおり由来や日本酒らしい飲みごたえもしっかりとあって、やっぱり口中でじっくりと楽しみ倒せるのが素敵。
 後味は、やはり酸とガスが引き取って極めてスッキリキリリと引き上げてくれます。

 甘酸っぱ系微発泡ながら、本格派日本酒的な味わい深さもある、今風個性派酒でした。
 いわゆるビールやチューハイと夏に戦えるのはこういうお酒なのかな~、コスパも良いですし、是非一度は代わりに飲んでみて欲しいですね。
 さはさりながら、アルコール度数は14なので、そういうお酒同様グイグイやっちゃたら死ぬでしょう…、やっぱり日本酒らしくじっくり楽しむのが良いかと思います。
 安芸虎の懐の広さを感じた一本でした。

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名称:安芸虎 純米吟醸 「素(そ)」 うすにごり生
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,390円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年01月24日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒

家飲み記録 安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒

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 高知県安芸市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は4回目。

 CEL24飲み比べとして前回紹介した桂月は、神楽坂の高知酒専門店「ぼっちりや」(立ち飲み、名産品も有り)さんで購入しました。
 その際、他の高知酒も同時に購入したので続けて紹介していきます。

 トップバッターはこの安芸虎、私としては4年ほど前に限定酒「潦(にわたづみ)」を飲んで以来の推し銘柄です。
 蔵元ホームページは相変わらず手作り感溢れる感じですが、実はFacebook見ると割と最新情報載ってますね、小規模蔵ならそっち(SNS)優先の方が手間がかからず良いのかも。
 それを見ると、結構海外イベント参加が多く、最近の流れに乗っている印象を受けました。

 ラベルは虎の絵が格好良いですが、スペック情報は貧弱ですね、精米歩合は60%です。
 アルコール度数16度ということは、加水有なのかな…(詳細不明)、6月購入、8月開栓。


 上立ち香は酸を感じる爽やかな果実香が仄かに。
 含むと、実に濃厚かつみずみずしい甘酸味が割と勢いよく入ってきて、伴う渋味が複雑味を添えつつ、最後まで勢いと存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュなマスカット的な甘酸味が厳然たる主役ですね、甘も酸もしっかり主張するのですがバランスが良いので透明感があります、渋味も強めながらも浮いた感じはせず、ついスルスル飲んでしまう感じ。
 後味は、酸メイン、渋味サブで素晴らしくキレてくれます。

 存在感のある甘味を感じさせつつ、素晴らしくみずみずしい、ガンガン飲めてしまうフルーティー酒でした。
 いやあ良いですよこれは、若干加水感的な薄さもあるのですが、それが気になるのは私のような原酒マニアだけでしょう。
 いい意味での飲み易さや軽さと飲み応えをしっかり両立させていますね、多分絞ってからはある程度時間が経っていると思うのですが、熟感や重さが不思議に皆無なのも特徴的。
 安芸虎の実力を改めて感じさせてくれた一本でした、実は次回も安芸虎(今度は変わり種)をご紹介します。

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名称:安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,430円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月22日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒

家飲み記録 桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒

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 高知県土佐郡土佐町のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 桂月前回飲んだ純米大吟醸生の印象がすこぶる良く、個人的には土佐酒の中でも大注目銘柄です。
 そこがCEL24酵母を使ったこのお酒を出してきており、しかも亀泉と同時期だったため、一発飲み比べと洒落こもうと購入しました。
 ちなみに、ちょうど最近日本酒ブログ「日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)」さんが、CEL24使用酒を飲み比べた記事を載せていましたね。
 そちらによると、亀泉、桂月以外に、豊能梅、久礼も出してきているとのこと。
 飲み比べの感想は面白いので、興味があれば是非そちらの記事も読んでみるのをオススメします。

 使用米は高知の酒米「吟の夢」、精米歩合は50%でギリギリ純米大吟醸ですね、当然生酒。
 亀泉と違って日本酒度とかの記載が無いのは寂しいですね…、と思ったら蔵元ホームページの商品紹介にありました。
 日本酒度-4、酸度1.4とのことなので、亀泉に比べると随分大人しい数値になってます。

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 上立ち香はやっぱりパイン的なトロピカル香が強めに。
 含むと、香りの印象通りの甘酸味が強いインパクトで入ってきますが、あまり尖ったところがなく結構上品な印象、スルスルと喉奥に流れ込んでくる感じですね。
 味わいは、まさにパインジュースという雰囲気の甘酸味が厳然たる主役、苦渋は完全に奥の方に引っ込んで、透明感すら感じさせるバランスの良さが特筆すべきかと。
 後味は、酸がしっかり仕事をしつつ、割と自然に引き上げていきます。

 極めて存在感の強い甘酸味がありつつ、日本酒らしい複雑さと上品な透明感も感じさせる、個性とバランスを兼ね備えたお酒でした。
 いやあこれは花陽浴、それもちょっと昔の味が濃い時代を彷彿させる味わいでしたね、超自分好み。
 いきなりこのクオリティで出してきたということも含め、今回の飲み比べでは、個人的には桂月に軍配を上げたいと思います(出来不出来ではなく好みの問題)
 桂月は山廃とかも出しているらしいので、今後色々と試していきたいですね。

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名称:桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒
蔵元情報:土佐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月20日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY

家飲み記録 亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY

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 高知県土佐市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 個性がハッキリし過ぎている「甘酸っぱ系日本酒」として年々存在感を増しているお酒だと思います。
 私は6年前にも家飲みをしているのですが、そのときはりんご酢的な「酸っぱさ」が苦手に感じてしまいました。
 が、その後外飲みで数回飲んで、印象が変わってきたので今回改めてセレクトした次第です。
 この場合、自分の好みが変わったのか、お酒の味わいが変わったのかわからないのが、日本酒の難しいところですね…
 (ちなみに本当は、特定の居酒屋でしか飲めない「うすにごり」が、苦味やガス感と相まって非常に良いと思ってます。どうにか一般売りしてくれないかなあ)

 スペック的には相変わらずの日本酒度-15、そしてアルコール度14%とぶっ飛んだ数値。
 そしてその数値のインパクトを前面に押し出した、マニア受けするラベルも健在ですね。
 (最近出た、火入れ版のラベルは随分洒落た感じに変わってましたが)


 上立ち香は熟れたパイン的な甘さを強く感じるトロピカル香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚で甘酸っぱい感じの旨味が強いインパクトで入ってきて、最初から最後まで酸が引き締め役をしっかりこなしつつ、唾液腺を刺激しながら染み込んできます。
 味わいは、結構熟れた感じのパイン的甘酸味が厳然たる主役、濃度も高めでまさにアルコール入り濃縮還元パインジュースといった趣ですね、酸に少々お酢的なクセっぽさもありつつ、苦味等の変な雑味はしっかり抑えられている印象。
 後味は酸がガッツリ仕事をして濃厚さを引き取る形で引き上げていきます。

 非常にインパクトのある甘酸味を素直に楽しませてくれる、日本酒離れしたパイン系超個性酒でした。
 いや~これがお米からできてるとは思えないですよ本当、日本酒の可能性を感じさせてくれるという意味では最強クラスでしょう。
 ただ、昔ほどではないのですが、ちょっとお酢的な酸味の押し出しが自分には強すぎる感はあるかも(三芳菊的といいますか)。
 実は今回もう一本CEL-24酵母利用のお酒を買い、飲み比べてますので、次回はそちらを紹介します。

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名称:亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY
蔵元情報:亀泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,551円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 亀泉 純米吟醸

2020年01月18日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大七 純米生もと 生原酒

家飲み記録 大七 純米生もと 生原酒 

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 福島県二本松市のお酒です。
 ブログでの登場はまだ二回目。

 色々な蔵のお酒を飲み、「積極的に東京に出てくる地酒大手蔵のお酒のレベルの高さ」を最近強く感じています。
 地酒大手という言い方が正しいか微妙ですが、月桂冠みたいな超大手ではなく、梵、勝山、真澄みたいな、ちょっと日本酒に詳しい人なら大体知っているぐらいの規模のところですね。
 この辺りの蔵は実力に加え、商品ラインナップと情報公開が充実しているので、自分のストライクに入るようなお酒を探しやすいのも良いんですよ、梵初雪戦勝政宗の生MIYASAKAのCOREなんかは、明らかに自分向けのスペックで、実際素晴らしく好みでした。
 自分の中では大七もそのカテゴリに入るのですが、前回はなぜか「CLASSIC(火入れ)」を買ってしまい、「ああ、生を買うんだった」とずっと後悔しておりました…
 今回思いがけず銀座の三越でこの生原酒を見つけたので、リベンジということで飛びついた次第です。

 スペックの記載は貧弱ですが、ポイントは「扁平精米」で69%まで米を削っているというところでしょう。
 最近かの新政が扁平精米を採用したそうですが、大七はその先駆者として、ホームページに詳細な解説ページを作るこだわりようです。(個人的には扁平精米と言えば「たかちよ」ですが)
 6月製造、9月開栓。

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 上立ち香はフレッシュかつ若干酸を感じる爽やか系の香りが控えめに。
 含むと、濃厚かつ柔らかい感じの甘酸味が芯がある感じで入ってきて、最後まで雑味無しで見事に纏まったままな感じで、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、純度の高いマスカット的甘旨味が中心にあって、渋味が寄り添って奥深さを添える感じ、フレッシュ感は強めながら苦味がバッチリ抑えられているのが素晴らしいですね~
 後味は、酸が力強く引き取る形でしっかりキレます。

 生酒らしい力強い甘旨味を、生もと的な酸味でしっかり包み込む、お手本のような芳醇旨口酒でした。
 乳酸味、特にバニラ感も若干あるかな~、とにかく濃厚ながらしっかりバランスが取れているのが流石。
 これぞ大手の本気生原酒だよなあ、まさに期待通りで、前回クラシックなんて自分の好みから外れたセレクトをしてしまったことが申し訳なくなります。
 私に好みが似ている方ならやっぱまずこの生原酒をオススメしますね。
 大七への注目度を上げていきたいと思わせてくれた一本でした。

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名称:大七 純米生もと 生原酒
蔵元情報:大七酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:三越(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月16日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旦 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY

家飲み記録  純米吟醸 無濾過生原酒 28BY

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 山梨県大月市のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 は銘柄誕生直後から「伊勢元酒店」さんが積極的に扱っており、私も毎回そちらで購入しています。
 今回は28BYということで、購入した時点で2年以上の生熟期間を経ているもので、店頭ではしっかりBYが明示された上で新酒とならんでいました。
 同店ではこういう、蔵や店で数年熟成されているお酒がしれっとならんでるんですよね、火入れ酒(常温棚)だとよくあることですが、生酒(冷蔵庫)でこういうお酒を置いているところは限られると思います。
 そして大体それが旨いんですよええ、取り扱っているお酒への「強さ」に対する信頼と、理解度の深さが伝わってきますね。

 さて、今回いただくのは山田錦の精米歩合55%、速醸の純米吟醸になります。
 以前同スペックのひと夏越えコンディション(27BY)をいただいた時の印象は非常に良かったです、今回はいかがでしょうか。

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 上立ち香は濃厚かつ、落ち着いた酸を感じる果実系の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚かつ熟感を伴った旨味が力強く入ってきて、そこそこの酸味でしっかりと輪郭を整えつつ、息の長い感じでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、しっかりと熟感がありながら後ろ向きな老ねや熟成香を感じさせないもので、甘味はそこそこ、紅茶的な風味を纏った旨味が中心にあり、飲み応えと飲み飽きなさを両立させている印象。
 後味は、酸と若干の辛さが出てきて見事にしっかりキレます。

 甘味の枯れと旨味の乗りを同時に、しかも素直に楽しめる傑作生熟酒でした。
 いい感じのバランスなんですよね~、個人的にはこれ以上熟したら好みから外れていたかも。
 らしさでいうとバニラ感の残滓はあるかもですね、紅茶感に飲まれている感じですが、ある程度しっかり個性もある仕上がりになっていると思います。
 改めて、の生熟に可能性を見せてくれた一本でした。

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名称: 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY
蔵元情報:笹一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月14日 山梨の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

川亀 山廃純米 しぼりたて無濾過生原酒

家飲み記録 川亀 山廃純米 しぼりたて無濾過生原酒

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 愛媛県八幡浜市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前に飲んだのは約5年前でした、その時は一回火入れのひやおろしだったので、生も飲んでみるかと今回セレクト。
 蔵名でググると、どうやら蔵元単独のホームページは無いらしく、愛媛県酒造組合の紹介ページが出てきました。
 個人的に気になったのは「従業員数:3名」の部分ですね、まさに最小限というか、家族経営ということでしょう。
 日本酒蔵はそういうところも多いと聞きますが、それで作られたお酒が鑑評会金賞とったり、東京でもしっかり売られているというのは一種アツい部分かと思ったりします。

 スペック的には山田錦の精米歩合60%、山廃造りと、何となく本格派な雰囲気を感じますね。
 「しぼりたて」との標記ですが、製造5月、開栓8月なので、かなりの生熟コンディションでいただいています。


 注ぐと、おおいい感じの黄金色ですね~

 上立ち香はアルコール香に完熟果実的な雰囲気が寄り添った香りが控えめに。
 含むと、引き締まった旨味が極めて力強い密度で入ってきて、存在感がありながも柔らかな酸味で最初から最後までしっかり引き締まりつつ、存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーん言わば蒸留酒的な、アルコールのスースー感のある、しかし日本酒らしい米の旨味や若干の苦味、そして山廃らしい乳酸感をそれぞれ感じる、複雑かつ高密度ながらもついつい飲んでしまう感じのもの。
 後味は、酸味と抑えめの苦味がしっかり仕事をして力強くキレます。

 日本酒らしい旨味と蒸留酒的なアルコールのキレが両立する、個性派芳醇辛口酒でした。
 やっぱり山廃かつ高アルコール度数っぽい感じが出てますね、これは焼酎とか好きな方イケるんじゃないかしら。
 日本酒としては、もうちょっと寝かせたらどうなるのかというのも気になるところです、それで旨味が乗ってきたときが真骨頂なんじゃないかなあ。
 川亀の「らしさ」を感じた一本でした。

 ちなみに熱めに燗を付けますと、いい感じに開いてきましたね~
 冬ぐらいまで寝かせて熱燗でいただくというのがなかなか良さそうに思えました。

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名称:川亀 山廃純米 しぼりたて無濾過生原酒
蔵元情報:川亀酒蔵合資会社
購入価格(税抜):メモ忘れ…/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 川亀 純米 山廃

2020年01月12日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳳凰美田 荒押合併 「愛山」 純米大吟醸酒 無濾過かすみ本生

新春家飲み速報 鳳凰美田 荒押合併 「愛山」 純米大吟醸酒 無濾過かすみ本生

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今回、開栓前に写真撮り忘れました…

 昨年やった「山田錦」が無茶苦茶旨かったのでセレクトしました、今まで荒押合併は一升瓶しか見たことなかったのですが、今回から四合瓶が出ているようです。
 お値段は税抜1,800円しますが、同じ愛山の45磨きであるゴールドフェニックスが750mlで5,000円であることを考えると破格の値付けと言えるでしょう。
 購入先は出張帰りに覗いたはせがわ酒店グランスタ店です、同店はたまに面白いお酒が置いているのでつい見に行ってしまいますね。

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 上立ち香は甘く、華やかながら嫌らしさのない香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚な甘旨味が非常になめらかな口当たりで入ってきて、割と華やかな含み香と苦味を感じさせながら、最後まで摩擦無しで広がっていきます。
 味わいは、蜜マシマシの青リンゴ的な、ある意味スタンダードな甘酸旨味が主役なのですが、とにかく滑らかさが心地よいですね、苦味は若干飲み疲れ感がありますが、全体のバランスは崩れずにちゃんと上品な印象。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 極めて濃厚かつスタンダードな甘酸旨味を、滑らかかつ上品なバランスで楽しませてくれるお酒でした。
 完成度は非常に高いのですが、ネックになるのは全体的に出てくる吟醸的な苦味ですね。
 個人的には、甘さもしっかりあるのでそこまで気にならないのですが、苦手な人だと若干厳しいかも。
 ただ、香り自体は非常に好ましいもので、この価格帯では滅多に味わえない上品さのあるお酒であることは確かだと思います。
 鳳凰美田の荒押合併はやっぱりお買い得ですね、今後も見付けたら買っちゃうかも。

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名称:鳳凰美田 荒押合併 「山田錦」 純米大吟醸酒 かすみ無濾過本生
蔵元情報:小林酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(東京駅グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月10日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 01BY

新春家飲み速報 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 01BY

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 入手性やお値段を考慮すると、「個人的ベストオブにごり酒」、それぐらいに気に入っているお酒です、当然毎年購入。
 気になるのは、前回まで五百万石100%使用だったのが、今回「やまだわら」なるお米を81%使用しているようなんですよね(多分掛米に使っている)。
 やまだわらは飯米のようですし、私としては今までの味わいが好きだったので、「変わってくれるなよ…」と祈るような気持ちで開栓しました。

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 今回購入時に酒屋さんが穴開き栓にセロハンテープを貼ってくれまして、その後半月ほど家で保存していたところ、開栓に相当時間がかかるぐらいに発泡の元気が良かったです。
 こりゃ多分密閉栓にしたら爆発する系ですね…

 上立ち香はカルピスとお米的なものが混じったフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、実にカッチリとした、しかしお米の優しい甘味を確かにまとった酸旨味が、強めのガス感とともに力強く入ってきて、新酒的な苦味を脇役に押しのけつつ、最後まで存在感を保ったまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、優しい乳酸感を伴うお米の、厚みのある旨味が純然たる主役、苦味も結構あるのですが旨味の密度がハンパなく高いので全体のバランスは揺るがず、キツくないまま硬質に引き締まっている印象。
 後味は、物理的な粉をほんの少々残しつつも、見事に力強くキレます。

 お米由来の、優しい甘味と硬質な旨味を同時に楽しませてくれる、高密度シュワとろにごり酒でした。
 口当たりは確かにとろとろしているのですが、ガス感と酸味の働きで、属性としてはスッキリ系のにごりかなあと思います。
 ただ、甘味も確かにあるところが良いんですよええ(個人的にはもうちょっとだけ甘味があると嬉しいけど)、結果として単品でも食中でも、甘口派でも辛口派でもいけるお酒になっているかと…
 お米の違いによる味の変化も杞憂でしたね、多分初めてなのによくぞここまで再現してくれました。
 玉櫻とろとろにごり生、今年も激オススメ!

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名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 01BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年01月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2020」

新春家飲み速報 田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2020」

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 私としては唯一毎年買っている干支ボトルがこの田酒です、お手頃な価格が有難し。
 今年はねずみ年ということで可愛らしさ押しって感じですね、裏ラベルの「田酒でチュウ~」というフレーズの脱力感がいい味だしているかと(笑)

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 上立ち香はフレッシュかつなんとなく米っぽい甘さを感じさせる香りがそこそこに。
 含むと、味わいはまさにフレッシュな果実の甘旨酸が柔らかい口当たりで入ってきて、苦味等の雑味を全く感じさせないまま、自然かつゆっくりと口中から染み入ってきます。
 味わいは、新酒らしい、ちょっとオレンジ的にフレッシュな甘酸味が芯にありますが、不思議なことにまろやかさもあり、苦味が抑えめなことも相まって、飲みごたえがありながらもついつい飲み進めてしまう感じ。
 後味は、とにかく自然に、ゆっくりと口溶けて消え去っていきます。

 新酒らしいフレッシュな、しかし極めてまとまりの良い甘酸味がとにかく心地よい、一種独特の完成形を見せるお酒でした。
 いや~良いですね、これだけフレッシュ甘旨酸で、かつ個性と飲み飽きなさがあるというのは素晴らしい。
 やはり、新酒らしさに田酒特有の落ち着いた米由来っぽい旨味が寄り添っているからこそ、このバランスなんだろうと思います。
 最近田酒は生酒含め色々変わり種も出してきていますが、このNEW YEARボトルは実に安定して旨いです!

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名称:田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2020」
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):2,055円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年01月07日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 01BY

新年家飲み速報 鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 01BY

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 取り扱い店の関係で中々縁のない鍋島ですが、このニュームーンについてはやっぱり飲みたくなりますね。
 最近鍋島は高級ラインナップを充実させているので、正月ぐらいそっちという手もあるのですが、やはりここは自分の好みのお酒を飲むのが一番大事でしょう。

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 上立ち香は実にフレッシュで、どことなくオレンジっぽい甘酸のある香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュな甘酸旨味がかなりインパクトのある口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で割とキッチリと引き締まりつつ、最後まで存在感を保ちながら染み込んできます。
 味わいは、若干柑橘感のある酸味と苦味を伴った果実的甘味が中心、苦味はそこそこありながらイヤらしくなく、新酒らしい押し出しの強さと引き締まりを見事に両立させている印象。
 後味は、甘味をしっかり苦酸で引き取る、スタンダードな引き上げ。

 実に新酒らしいスタンダードな甘酸味を、しっかりとしたインパクトとバランスを兼ね備えた感じで楽しませてくれるお酒でした。
 いややっぱり、「新酒の魅力」というものをしっかり狙って出せるあたり、鍋島って凄いなあと思いますね。
 それでいて苦味が浮いていないところも見事、まさにお手本のような出来になっていると思います、新酒しぼりたてにもかかわらずこの安定感、素晴らしいの一言でしょう。
 鍋島の実力を、実にわかりやすく示してくれた一本でした。

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名称:鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 01BY
蔵元情報:富久千代酒造有限会社
購入価格(税抜):1,600円ぐらい/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年01月06日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 「油長酒造 創業300年記念酒」 純米大吟醸 無濾過無加水生酒

新年家飲み速報 風の森 「油長酒造 創業300年記念酒」 純米大吟醸 無濾過無加水生酒

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 記念酒というだけあって箱が豪華かつ凝っています、ブックレットも付いていたり。
 スペックは秋津穂の精米歩合30%の無濾過生原酒、アルファ2に近い雰囲気ですね。

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 上立ち香は風の森らしい果汁入りサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、割と硬質な、甘、渋、苦を感じる旨味が少々のガス感を伴い力強く入ってきて、苦味の働きメインで割とキッチリ引き締まり、若干の透明感を感じさせつつスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりいつもの秋津穂風の森的な、実に奥深い味わいの三ツ矢サイダー的なもので、甘味はほどほど、上品なバランスは素敵なのですが、ちょっと苦味と渋味が強いかな…
 後味は、やはり渋味の余韻をほんの少々残しつつも、実に自然かつしっかりキレます。

 飲みごたえのある奥深い旨味と、高精白らしい上品さ、風の森的な個性をしっかり兼ね備えたお酒でした。
 グラスで飲んだ一口目はなんじゃこりゃと思うぐらい苦かったのですが、空気に触れさせると落ち着いてきましたね。
 で、思い切って平盃に移し替えたら、なんとなくより良くなったような…、口当たりが優しくなります。
 しかしこれは「風の森は低価格ラインで十分問題」を実感してしまいますね、結構そういう意見聞きますし、今後蔵元がどう対処していくのか気になるところです。

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名称:風の森 「油長酒造 創業300年記念酒」 純米大吟醸 無濾過無加水生酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):5,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0(値段を考えるとどうしても…)

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2020年01月05日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

2020年の新年酒について

 あけましておめでとうございます!
 本年も当ブログを何卒よろしくお願い申し上げます。
 今年も正月用に色々とお酒を準備したので紹介しておこうと思います。
 なお、昨年の記事はこちら。

 早速ですが、今回用意したお酒はこちらになります。

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 ・風の森 「油長酒造 創業300年記念酒」 純米大吟醸 無濾過無加水生酒
 ・玉櫻 純米 とろとろにごり 生酒 01BY
 ・鍋島 「New Moon」 しぼりたて 純米吟醸 生原酒 01BY
 ・田酒 純米吟醸 生酒 「NEW YEARボトル 2020」
 ・鳳凰美田 荒押合併 「愛山」 純米大吟醸酒 かすみ無濾過本生

 田酒の干支ラベルと鍋島ニュームーンは本当に定番って感じですね。
 そういう意味では、実は7年ほど連続で正月近辺に而今のにごりを飲んでいたのですが、今回は外しました。
 まあ、正直言って簡単に買えるなら是非飲みたいところではあるのですが、抽選やら何やらに奔走するのも面等というか、そういうのに疲れてしまいまして…
 というわけで、今回は自分の信念に基づき、玉櫻のとろとろにごりに変更しております。

 後、目新しいのは風の森の記念酒ですね。
 結構なお値段するのですが、風の森ファンとしては、300年に一度ならまあ良いかと購入しました。
 今年、生酒と火入れの二種類が出ていたのですが、今回は生酒を開栓しています。(火入れはちょっと寝かそうかと…)

 ということで、今年も非常に素敵なお酒を揃えられたかと思います。
 なんと言っても、元旦からゆっくりお酒を楽しめる幸せを噛み締めたいですね。
 今年も良いお酒との出会いを期待したいと思います!

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2020年01月03日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:2

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