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松の井 吟醸 火入れ

家飲み記録 松乃井 吟醸 (2017年10月製造)

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新潟県十日町市のお酒です。
同蔵のお酒は家飲み経験有りですが同銘柄は初めて、こちらも遠州屋酒店さんで買えるお酒です。

遠州屋酒店さんの素敵なところその③として、「製造年月が古い掘り出し物のお酒がある」ということがあると思います。
一般的な食料品の感覚では、古いものは悪いものというふうに考えがちだと思いますが、日本酒に関しては、場合によってはワイン的な感覚で、熟成によってより旨くなるということがザラにあるわけです。
ただ、蔵元での管理された熟成と違い、例えばスーパーでの売れ残り酒なんかはだと、管理状態が悪い・または酒質が熟成に向かない等の理由で、単に「老ね」て嫌な匂いが出てくることも多いんですよね。
しかし、遠州屋酒店さんでの取り扱い銘柄は基本的に酒質が「強い」熟成に向くお酒が多いので、割と安心して買えるというのは非常に大きいと思います。

今回いただくのは約1年半前に製造されたものですね、使用米は山田錦の50%精米、アルコール添加有になってます。
火入れということもあり、熟成的にはまだまだ序の口といったところでしょうか。

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上立ち香は実に落ち着いた、果実っぽくも甘さが抑えられた香りが控えめに。
含むと、やはり落ち着いた印象の存在感のある旨味が実に自然な口当たりで入ってきて、火入れ的な含み香を伴いつつも、最後までまとまりを保ったまま染み込んできます。
味わいは、実に柔らかい砂糖菓子のような甘味を纏った、しかしお米を感じる旨味が中心、苦渋もしっかり存在するのですが不思議な程に裏方に徹している印象、アルコール的辛さも浮かずに一体となっている感じですね。
後味は、アルコール的辛さが受け持ちつつも、実に自然な感じで引き上げます。

落ち着いた柔らかい完熟系の旨味を、辛さが最小限の役割を果たして引き上げる、アル添の良さを感じられるお酒でした。
飲み始めに火入れっぽい香りが伴うのが私には若干マイナスではあります、ただそれ以外の部分は素晴らしいバランス。
実際飲みごたえがあるのにどんどん飲めるんですよ、これはやっぱりアル添の利点が最大限に発揮されているように思えますね。
実は松乃井は3スペックほどまとめて入手したので続けてご紹介します。

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紹介:「きたろーの酒ノート」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://sakenotes.hatenablog.jp/entry/2017/11/02/214941

名称:松乃井 吟醸 (2017年10月製造)
蔵元情報:株式会社松乃井酒造場
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 松乃井 吟醸

2019年10月30日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

豊久仁 純米 責め 生原酒

家飲み記録  豊久仁 純米 責め 生原酒

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福島県河沼郡会津坂下町(あいづばんげまち)のお酒です。
ブログでの登場は2回目ですね、今回も遠州屋酒店さんでの購入酒です。

これまた首都圏ではなかなか見ない銘柄ですね、前回いただいたときの印象が良かったこともあり、試飲させてもらった上でセレクトしました。
遠州屋酒店さんの素敵なところその②は、試飲できるお酒がとても多いことだと思います。
地酒は味のバリエーションが豊富なので選ぶ際試飲させてもらうに越したことはないのですが、種類が大量にあることもあり、お店にとってはなかなか試飲用に一本開けるというのも負担が大きいと思うんですよね。
それをあえてやってくれるというのは、非常にありがたいことだと思っております。

使用米は地元福島の酒米「夢の香」、農家と直接契約で調達しているパターンですね。
裏ラベルにはその旨がしっかりと記載されています、輸出とかも視野に入れて、いわゆるトレーサビリティをアピールできるこのやり方は、今後より増えていきそうに思えます。


 上立ち香は、セメダイン混じりの引き締まった果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着いた、かつ程よく引き締まった印象の旨味が自然な口当たりで入ってきて、一瞬後に続く程よい渋味も相まって、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実に福島酒らしい梨的コクのある旨味が中心、甘味や酸味は控えめで苦味は僅少、せめなのに変な雑味は抑えられていて、本当にガンガン飲めてしまう感じ。
 後味は、渋味の余韻をほんのり残しつつ、自然な印象で引き上げてくれます。

 奥深い旨味の存在感を、純度の高い渋味がしっかり引き取る、力強いバランスの旨渋酒でした。
 私個人は甘味が物足りないのですが、バランスと引き締まり重視派の方ならより楽しめると思います。
 そしてコスパも良いんですよね、「せめ」は基本安めになりますが、粗くないのでお得感が高いです。
豊久仁、やはり蔵の実力を感じさせてくれる一本でした。


 ああでも、温度が上がると渋味が強く出るかな…
 冷やしてスルスルいくのが、個人的にはオススメ。

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名称:豊久仁 純米 責め 生原酒
蔵元情報:豊国酒造合資会社
購入価格(税抜):1,358円/720ml
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 豊久仁 純米

2019年10月28日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

舞鶴 鼓 純米 しぼりたて生

家飲み記録 舞鶴  純米 しぼりたて生

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 新潟県長岡市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、こちらも遠州屋酒店さんで購入。

 新潟なのに舞鶴なんですねえ、そして金や小は知っていましたが、このは不勉強にて全く知りませんでした(新潟の蔵は追いきれない)。
 遠州屋酒店さんの素敵なところその①は、こういう首都圏の地酒屋でそう滅多に見かけない銘柄が揃っているところですね。
 多分どのお酒も地元ではある程度知られているんだろうとは思うのですが、ネット上の評判や、雑誌、流行りもの重視の酒屋情報だけでは中々出会えないですからね…
 旅行や出張の時に自分で探すのも楽しいですが、やっぱりプロの方がこういう銘柄を見出してくれるのはありがたいところです。
 
 油断していたら残念ながら裏ラベルがボロボロに…、しかも生は蔵元ホームページの商品紹介にも載ってないんですよね。
 ただ、何気に普通の純米が、一本〆の精米歩合48%って凄いなあ、多分これもそうだったかと。

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 上立ち香は何故かモンブランを想起させる極めて個性的な香りがそこそこに。
 含むと、割とハッキリ酸っぱさを感じる旨味が、しかし柔らかさもある口当たりで入ってきて、最後までその引き締まった印象のまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味控えめで、柑橘系果実っぽくもお米的なニュアンスもある酸味が純然たる主役、苦味渋味は見事なまでに抑えられていて、違和感なしでついついガンガン飲めてしまう感じ。
 後味は、当然のように酸が引き取って完璧な感じのキレ。

 いろいろな要素が中庸な感じで抑えられている、素晴らしく飲み飽きしない旨酸酒でした。
 これは私が前から主張している、酸味系万能食中酒ですね、大体なんにでも合いますが、特に肉や油ものと合わせると良い感じかと思います。
 しかも単体でも薄いわけじゃないんですよね、甘味控えめではありますが、これだけで飲める方もいるんじゃないかしら。
 、また新たな実力銘柄を見つけてしまった(というか教えてもらった)感じですね、またいただきたいと思います。

 なお、あんまり冷やしちゃうと酸っぱいばかりになってしまうので、基本常温近くまで上げちゃって良いと思います。
 本当は燗も試すべきだったのでしょうが、スルスル飲みきってしまった…

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名称:舞鶴  純米 しぼりたて生
蔵元情報:恩田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,329円/720ml
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米

2019年10月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

旭鳳 純米酒 新千本

家飲み記録 旭鳳 純米酒 新千本

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広島県広島市のお酒です。
家飲み、外飲み含め初めていただきます。

こちらは横浜市鶴見区の「遠州屋酒店」さんで購入しました。
同店は私の生息範囲からは結構離れており、なかなか行く機会がなかったのですが、最近縁あって訪問しました(そのあたりの事情はおいおい書く予定)
いやあ、実に個性的な品揃えで、私のようなマニアにはたまらないお店でしたね、とにかく酒質的に「強い」ものが揃っているのが特徴だと思います。
例によって何本かはまとめて買ったので、しばらくは連続して紹介していきます。

今回いただいたのは、私にとっては非常に珍しい火入れの、非要冷蔵酒になります。
名前はこちらではあまり見ないんじゃないかな…
使用米は中生新千本、これは飯米らしいですね、そのためかお値段は税抜1,000円とサイフに優しいです。

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 上立ち香は結構火入れっぽい雰囲気のモヤッとした香りがそこそこに。
 含むと、柔らかい感じの旨味が自然な口当たりで入ってきて、そのまま雑味を感じさせないまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、非常に上品な砂糖菓子的な甘味を伴ったお米的な甘味が主役、含み香がもっさりしているのが若干足を引っ張りつつも、味自体は極めてバランスが良くて自然な感じ。
 後味は、若干渋いニュアンスを感じさせつつ、見事に自然なまま引き上げてくれます。

 昭和感のある古臭い火入れ感がガッチリありつつも、明らかにお値段以上のまとまりがある晩酌酒でした。
 やっぱりこの香りは苦手ではありますね…、ただ、ある程度飲み進めるとなれるので、完成度の高さをストレートに楽しめるようになってくるとは思います。
 逆に言うと、この香りに違和感を感じない人にとっては、このお酒はとんでもなくコスパの高く、いくらでも飲めるようなお酒となるでしょう。
 旭鳳、是非次はまた違ったスペックをいただいてみたいと思いました。
 
 ちなみに熱めに燗を付けると、香りも落ち着いて旨味が増します、これは典型的な燗上がりですね。
 ああ、やっぱりこっち系のお酒は燗付けるべきだなあ…、ちょっと飲んだ時点で想像できるんだからさっさと移行すべきだった…

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名称:旭鳳 純米酒 新千本
蔵元情報:旭鳳酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.3/9.0(お値段と燗上がりを考慮すると8.4かも)

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タグ: 旭鳳 純米

2019年10月24日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

家飲み記録 風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は色々なお米を使用していますが、比較的最近登場したこの愛山は、個人的にかなり好きなんですよね。
 今までは、純米大吟醸笊籬採り真中採りと、色々なバリエーションを飲んでいますが、結構浮き沈みというかブレ(?)的なものは感じるものの、基本的には好みのラインでした。
 完全に同スペックのものを飲んだのは3年前ですが、自分にとってはすっかり鉄板セレクトになった感があります。

 スペックはもう愛山利用の精米歩合80%というのがそのまま特徴でしょう。
 後はいつもの風の森という感じですね、最近裏ラベルに味わいがかなり細かく書いてあるのは素敵。

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 上立ち香はミネラル感と甘さ、そしてバニラが混じったような結構個性的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に押し出しの強い甘旨味がチリチリとしたガス感を伴って入ってきて、苦味渋味も結構強烈に感じさせつつ、ゆっくりと口どけていきます。
 味わいは、ぶどうジュース的な甘渋、強めのガス感、そこそこキツい苦味が非常に賑やかにせめぎ合う、無濾過生原酒以外ではありえない強烈な存在感があるもので、重さ・雑味を甘ガスの魅力でねじ伏せる系ですね。
 後味は、苦渋の余韻を残しつつも、濃厚さをちゃんと引き取ってキレてくれます。

 甘・ガス・苦・渋がそれぞれ思いっきり主張してバランスを保つ、ストロングスタイルの重量級芳醇系甘旨酒でした。
 いやあこれは結構好み分かれるとは思いますね、あえていうと栄光冨士的なバランスといいますか。
 そして私は大好きです…、この甘味の心地よさで全てを受け入れてしまうんですよね、
 ただ、賑やかではありますが、苦渋もダメな香り系みたいに浮いていないことは申し添えます。
 風の森、またもや、やっぱ好きやねんと思わせてくれた一本でした。

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名称:風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年10月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天弓 純米吟醸 翠雨 生酒

家飲み記録 天弓 純米吟醸 翠雨 生酒

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 山形県南陽市のお酒です。
 前回の桜雨に続いての紹介。

 こちらも「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」管理人のすんさんに入手して貰いました。
 唐突な話ですが、私は日本酒ブログの利用の仕方として一番確実なのは「自分の好みと似ているブログを探して、そのオススメ銘柄を飲んでいく」という方法だと思っております。
 すんさんは私のブログを前から参考にしてくれていたようで、好みは完全に同系統なことは判明済み。
 そのオススメ銘柄というのは、まあ自分にとっては必然的に鉄板なわけです、いやあこれもまた、ブログやってて良かったと思えた一事でしたね。

 スペックは、これまた記載ないですが、出羽燦々利用らしいです、精米歩合は55%。
 こちらの特徴的な部分は「マロラクティック発酵」という、一般的にはワイン製造で利用される、特殊な発酵過程を経たものであるということですね。
 同様の製法のお酒として、当ブログでは以前に山形正宗の「まろら」を紹介しています。

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 上立ち香はスッキリフレッシュなライム的な香りがそこそこに。
 含むと、かなり濃度が高い甘酸味が、少々の苦味を伴って、ギリギリダレを防ぐバランスで、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、一種の爽やかさのある、程よく熟した柑橘系果実の甘酸味が中心で、少々クセっぽい苦渋味が何気に個性を添えています、いやあオンリーワンですね~
 後味は、苦渋酸が引き取る感じの、なかなか面白い引き上げ方。

 独特のスースー感が特徴の、なかなかに複雑な味わいの世界を感じさせる、インパクトのある芳醇甘口酒でした。
 何となくラベルのイメージに引っ張られて、ライムとかの青い柑橘系果実のイメージがありますね、ただ甘味がハッキリ強いのでメインはそれ。
 個人的にはこういう、甘味、個性、飲みごたえの三拍子揃ったお酒は大好きですね~
 そしてやはり何となく二兎に似てる気も…、ただこっちの方が甘味の押し出しが強い印象。
 天弓、今回の2本で自分好みと確信できました、来期は何とか自力入手したいなあ…

■紹介:「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-310.html

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名称:天弓 純米吟醸 翠雨 生酒
蔵元情報:東の麓酒造有限会社
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー:並べて記念写真
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今回はとにかくすんさんに感謝!

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2019年10月20日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

天弓 純米吟醸 桜雨 生酒

家飲み記録 天弓 純米吟醸 桜雨 生酒

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 山形県南陽市のお酒です。
 ブログでは初登場ですね、外飲みについては後述。

 こちらを醸す蔵の通常銘柄は「東の麓」ですね、そして限定品であるこちらの「天弓」については「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの推し銘柄ということで、数年前から狙っておりました。
 実際、外飲み(というかオフ会)で飲ませてもらったときの印象も良く、想いは募るばかりだったのですが、日本酒というものは、近くに特約店が無いとなかなか難しいんですよね…
 で、結局は同ブログ管理人のすんさんに買ってきて貰いました(2本)、いやあ持つべきものは酒友達ですね。

 裏ラベルのスペック情報は貧弱ですが、ググったところ使用米は美山錦らしいです。
 精米歩合は55%、アルコール度15%は結構低めですね。(私の感覚では)
 
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 上立ち香は甘くベリー系っぽい果実的なフレッシュな香りが気持ち強めに。
 含むと、やはり実に芳醇かつフレッシュな印象の甘酸味がグググッと入ってきて、そこそこ強めの苦味と拮抗しつつ、割と息の長い感じで存在感を保ちながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やっぱりベリー系の甘酸味が主役って感じですね、濃度がかなり濃くて、生酒らしい苦味を割と力尽くで裏方に押し込めるタイプですね、ただあまり重さを感じさせないバランス。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、割とスッキリキレてくれます。

 フレッシュフルーティージューシー系のお酒として極めてハイレベルな、キレの良い芳醇甘酸旨味酒でした。
 いやあ、上では苦味を強調していますが、実際はそれを本当に上手く使いこなしているんですよ、甘酸の存在感と相まって、王道ながらも繊細なバランスの取り方といいますか。
 あとなーんとなくミンティーな風味もあるかなあ…、そこは若干二兎と似ているかも。
 天弓、やっぱり自分好みだなあと思わせてくれた一本でした、次回はもう一本買ってもらったやつをご紹介します。

■紹介:「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-284.html

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名称:天弓 純米吟醸 桜雨 生酒
蔵元情報:東の麓酒造有限会社
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年10月18日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒

家飲み記録 賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒 

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 奈良県五條市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は4回目、また同銘柄は2回目の登場となります。

 前回(露葉風)の印象がすこぶる良かったので、ほぼ間髪入れずに別スペック(米違い)を発注しました。
 しかし、賀名生とは、地名由来の銘柄名ですが、結構インパクトはありますよね。
 Wikipediaには、南北朝時代に色々な事件があったようで、歴史的にも名を残している地名のようです(歴史マニアには常識なんでしょうか)
 奈良はこういうのがあるのが強みですよね~、むしろもっと前面に押し出してもいい気がします。

 スペックは、「吟のさと」を50%まで磨いたいかにも限定品的なもの。
 吟のさとで検索すると、「九州に適した栽培しやすい酒米」との情報が出てきますが、あえて奈良で栽培して、使用しているというのがなかなか面白い気がします。

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 上立ち香はなんとなくハーブを彷彿とさせる個性的な香りがそこそこに。
含むと、ガス感及びいわゆるミネラル感というやつをハッキリ感じる硬質な旨味が力強く入ってきて、口中でゆっくりと溶けていく感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり結構個性的な草的な含み香を纏った旨味が中心にありますね、ミネラル・凝縮感も特徴的で、甘味控えめながら飲みごたえバッチリ、ちびちび延々と飲めてしまう感じですね。
 後味は、ほんのちょっぴり苦渋の余韻を残しつつしっかり引き上げてくれます。

 ガスと密度と硬度をハッキリ感じる、濃厚ながら飲み飽きない超個性派ミネラル旨味酒でした。
 如何せん甘味がそれほどでもないので最初は物足りないかな~とも思ったのですが、飲み進めると満足感が増してきましたね。
 いやあやっぱり、「賀名生」に冠しては、完全に首都圏で勝負できるレベルの個性とまとまりがあると思いますね、今後是非売れて欲しいと思いました。
 賀名生、今後も追い続けていきます。

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名称:賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒
蔵元情報:五條酒造合名会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年10月16日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

家飲み記録 風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森の中で、「アルファ1」は「低アルコール」をコンセプトにしている商品ですが、今回いただくのはさらにその亜種というか、甘さ控え目の限定版になっています。
 ドライという表現は、個人的には辛口よりもわかりやすいというか、どういう味わいを志向しているかがハッキリしているので、個人的には良いと思いますね(というか「辛口」がぼんやりし過ぎ)。
 確か去年から出していたシリーズだと思うのですが、個人的にはやっぱり辛口系は後回しになりがちなのでスルーしておりました。
 しかし、各所の評判が良いのを聞いて(「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの感想とか)、結局居ても立ってもいられず調達に走った次第です。
 
 使用米は風の森が得意とする秋津穂、精米歩合は65%です。
 アルコール度は14度で、低アルドライというコンセプトなのに、あくまで無濾過生原酒というのが素敵ですね。

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 上立ち香は何となくバニラ感のある、上品な甘い感じの香りがそこそこに。
 含むと、確かに引き締まった、しかしほんのりと甘い旨味がチリチリとしたガス感を伴いつつ入ってきて、苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かにドライらしく甘味控えめなサイダーといった趣ですね、実に勢いよく、度数以上にスルスルと飲めてしまう危うさがあるかと思います。
 後味は、苦味とガスの働きで流石にスッキリとキレます。

 ”辛口の風の森”として非常に納得感のある、甘さ控えめのチリチリスルスル酒でした。
 私の感想からすると「薄いのでは」と誤解を与えてしまうかもしれませんが、日本酒らしさや飲み応えはしっかりある上で、いつもに比べるとスッキリと考えていただければと思いますね。
 コスパも含め、これなら最初の一杯としてビール等とも戦えると思いますよええ。(まあ入手難度が圧倒的に違うので、結局は代替品として勝負の場に立てないのですが…)
 風の森のチャレンジ精神を感じた一本でした。

紹介:「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの同スペックの記事

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名称:風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,130円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年10月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

竹泉 純米生酒 自然栽培米 兵庫錦 2017BY

家飲み記録 竹泉 純米生酒 自然栽培米 兵庫錦 2017BY

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 兵庫県朝来市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 「兵庫錦」という、割と最近開発された酒米を使っているのが特徴の一つだと思います。
 ググると「山田錦と西海134号の交配種に山田錦を掛けたもの。」らしいです、個人的には「75%山田錦やんけ!」とツッコミを入れたくなってしまいました(笑)
 名前の通り、現状ほぼ兵庫の蔵元で使われているみたいですね、当ブログでも以前紹介した、龍力のドラゴンラベルがこのお米を使用しています。
 また、自然米というのもポイントでしょうね、経験上やっぱり味わいのクオリティの信頼性も上がる印象。
 
 精米歩合は70%にとどめています、この辺りは磨きすぎない方が個性出しやすいんでしょう。
 製造年月は2018年5月ですが、開栓は2019年5月なので、1年以上生熟期間を経たコンディションでいただいています。 


 上立ち香は濃いセメダイン系のキリッとした香りがそこそこに。
 含むと、引き締まりと柔らかさを両立させたような不思議な旨酸味がヌルっと入ってきて、割とそのままバランスを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、柑橘系果実的な甘酸味が素直に落ち着いたような風味が中心にありますね、ただ主役は酸で甘味はあくまで脇役、苦味等の雑味はしっかり抑えられていて、ゆるゆると延々と飲めてしまう感じ。
 後味はやはり酸がしっかり、しかし自然に引き上げさせます。

 マイナス要素をしっかり廃している印象の、万能さを感じるバランス系完熟旨酸酒でした。
 ラベルには「瑞々しく」って書いてありましたが、流石に一年生熟なので私が飲んだところではしっかり落ち着いた系に思えましたね、ただ老ねとかのマイナス要素は皆無。
 ちなみにたまたまサンマ食べながら飲んだのですが、相性バッチリでした、やはり酸がしっかりしているので、油系の料理とは相性抜群の食中酒でもあります。
 竹泉の実力を感じた一本でした。

 そして燗をつけると、甘味が出てくるとともにピリピリする辛さが凄く増えました。
 これも良いですね~、完全に冷酒燗酒両対応なお酒かと思います。

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名称:竹泉 純米生酒 自然栽培米 兵庫錦 2017BY
蔵元情報:田治米合名会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 竹泉 純米

2019年10月12日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

家飲み記録 御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越

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 長野県佐久市のお酒です。
 家飲み経験は結構ありますが、意外にも家飲みは初めて。

 こちらを醸す武重本家酒造の他銘柄としては「牧水」というのもありますね、個人的には大長野酒まつりなどで何度かいただいた覚えがあります。
 が、地酒屋によく行く人に取っては、どぶろく「十二六」の醸造元としての方が有名なのではないでしょうか。
 最近は色々なところのどぶろくを東京の地酒屋で見かけますが、十二六はその中でもかなり早い段階から人気商品として扱われていたような記憶がありますね。

 今回いただくのは、精米歩合や特定名称の記載の無い、アル添有の火入れ普通酒です、が、特徴は何といっても「五夏越」というところでしょう。
 2013年醸造で、2017年9月瓶詰ですからね~、「ひやおろし」なんて目じゃないレベルの熟成期間になってます、その割にはお値段は千円ちょいなので良心的と言えるでしょう。
 さらに実際の開栓は2019年7月なので「六夏越」コンディションでいただいております(どうせなら後数ヶ月引っ張って「七夏越」にすれば良かった…)。
 
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 上立ち香はかなり熟感のある思いっきりアルコール的な香りがそこそこに。
 含むと、乳酸感が極めて強い超濃厚な旨味が結構な熟成感を纏って、しかし柔らかさもある口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくるアルコール的辛さでガッツリ引き締まりつつ、ドドドと胃に流れ込んできます。
 味わいは、がっつり熟していながら全然枯れた感じのしない野太い感じの旨味を、乳酸のニュアンスと、露骨なアルコールのキレがせめぎ合う危うくも面白いバランスを感じるもの。
 後味は、熟感の余韻を口中に残しつつ、辛さでしっかりと引き上げる印象。

 もともとの濃厚な甘味旨味と、五年の熟感とアル添の辛さが、口の中で激戦を繰り広げる超インパクトの芳醇熟酒でした。
 これはかなりアル添してるんじゃないかなあ…、何というか一種の「開き直り」を感じるんですよね、正直苦手な人は苦手でしょうし、好きな人は楽しめるタイプ。
 個人的にはまだ評価が難しいお酒ですが、単純に枯れた感じよりは好みですね、そしてこのお値段は本当に良心的だと思います。
 御園竹、次は通常スペックもいただいてみたいと思いました。

 お酒的に燗をつけるべきかなあと思って付けてみたのですが、なんか薬っぽさが出てきたな…
 理由はよくわかりませんが、個人的には常温あたりが好きでした。

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名称:御園竹 濃醇旨口 生もと原酒 五夏越
蔵元情報:武重本家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,112円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年10月10日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

月中天 無濾過純米生原酒 30BY

家飲み記録 月中天 無濾過純米生原酒 30BY

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 香川県仲多度郡琴平町のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回いただいた「純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 別囲い」シリアルナンバー付きの超限定品が好印象だったので、リピートしてみました。
 蔵元ホームページの商品紹介ページを見てみると、結構ラインナップが充実してきている印象。
 確か前回のタイミングだとほぼ商品紹介に載って無かったと思うので、この辺りしっかり更新してくれているのは素晴らしいと思いました。(日本酒蔵だとやらない(やれない?)ところも多いので…)

 使用米は「さぬきよいまい」、精米歩合は70%です。
 前回とはうって代わって庶民的(?)なスペックですね、お値段もかなりお安め。

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 上立ち香はほんのりセメダイン混じりの爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、程よく引き締まった旨味が力強くもスルスルとした感じで入ってきて、強めの酸味と若干の苦味で最後まで引き締まった印象を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり柑橘系果実的でちょっと甘酢っぱい感じの旨味が厳然たる主役、
 後味は、酸が苦味を引き取る形で引き上げていきます。

 濃厚ながらも勢いよく飲ませてくれる、実に柑橘系果実っぽい芳醇甘酢っぱコスパ酒でした。
 結構重さもあるような雰囲気もあるのですが、酸の働きで割と強引にバランスを保つ印象ですね、ただ低めの精米歩合の無濾過生原酒としてはセオリー通りのような気もします。
 前回のイメージとはちょっと離れてましたが、まあ値段が違いますからね、今回のお酒もモダン晩酌酒として優秀かと。
 月中天、今後も注目していきたいと思いました。

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名称:月中天 無濾過純米生原酒 30BY
蔵元情報:西野金陵株式会社
購入価格(税抜):1,220円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年10月08日 香川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77 30BY

家飲み記録 たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77 30BY 

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 花陽浴・風の森に次ぐ感じの当ブログ定番銘柄ですね。

 こちらのたかちよは昨年も同じ商品を頂いており、印象が良かったのでリピートした次第です。
 このチェック系については、結構チャレンジタンク
 ひらがなたかちよは私の大好きなお酒で、特にレギュラーのたかちよレンジャーについては絶大な信頼を寄せています、が、やっぱりこちら系は若干乱高下があるイメージがあったりします。

 例によってタータンチェックラベル特有で、たかちよなのに割と詳細なスペック記載があります。
 愛山の精米歩合77%、それも扁平精米ってマニア的には面白いんですよね、割と低精白ながら扁平精米ということででどれだけカバーされるのか、バランスはどうなるのかとか、実に気になります!

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 上立ち香は濃厚な、パイン系ながらもちょっと米感もあるたかちよ香りがそこそこに。
 含むと、やはり濃厚ながらも意外と引き締まった印象の甘酸味が、しかりたかちよらしいトロミも口当たりに感じさせつつ、息の長い感じでゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、「らしさ」のあるパイン系の甘酸味が中心にあるのですが、結構アルコール的辛さや苦味もあって、結構賑やかにバランスをとる感じになってますね。
 後味は、酸メインで何気にスッキリとキレます。

 スッキリ系たかちよといった趣の、存在感のある甘酸とトロミを兼ね備えた不思議な印象のお酒でした。
 愛山でこうなるのかあ…、本当に酒米って難しいですねえ、言われると複雑味もあるような気もするのでなんとも言えないのですが。
 前回の印象とちょっと変わった感じでしたね、正直なところ私は他スペックの露骨に甘トロな方向性が好きが好きなので、若干肩透かしでしたが、まあこの辺りは好みでしょう。
 甘口酒としてはやっぱり良い感じの出来だと思いますね。
 たかちよ、今後も追っていく所存です。

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名称:たかちよ 「タータンチェック黄色ラベル」 純米 無調整生原酒 愛山 ai77 30BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: たかちよ 純米

2019年10月06日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

あべ 「THE SAZANAMI」 

家飲み記録 あべ 「THE SAZANAMI」 

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 新潟県柏崎市のお酒です。
 ブログでの登場は早くも6本目。

 最近まだまだ人気急上昇中といった趣きのあべです、前回飲んだ「僕たちの酒」の印象が良かったこともあり、早めにリピートしました。
 このSAZANAMIは初飲みですね、裏ラベルによると「米が溶ける年のみのリリース」とのこと。(ちなみに溶けない年は「ARANAMI」になるとか)
 遊び心を感じつつも、なかなかマニアックな話だなあと思ったのですが、この辺りは蔵元ホームページに詳しく解説がありました(「米 溶ける 日本酒」でググったらトップで出てきた)。
 毎年変わる米の出来の話とか、その情報を蔵元間で共有しているという話とか、中々興味深い解説になっていますので、興味があればご一読をオススメしますね。

 スペックは五百万石の精米歩合55%の生酒と、新潟の純米吟醸の王道を行くような感じになってますね。
 ただ、いわゆる特定名称の記載は無いようで、ラベルの雰囲気も相まって「新時代の日本酒」という趣きかと。 

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 上立ち香はハッキリと酸を感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、やはりキリッとした酸味中心の旨味が勢いよく入ってきて、唾液腺を刺激しつつも雑味を感じさせないまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに柑橘系果実って感じの甘味控えめ、酸味マシマシ、しかし日本酒らしい旨味もキチンと感じるクセのないもので、実際飲み飽きずにグイグイ飲みたくなる印象。
 後味は酸が引き取って完璧に近い、キツさを抑えながらしっかりとキレます。

 キリリとした酸のキレと、しっかりとした旨味を両立させた、あべらしいモダン食中酒でした。
 
 ちなみに実はピザと一緒に頂いたのですが酸が油をしっかりと引き取ってくれるのでやはり良かったですね。
 

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名称:あべ 「THE SAZANAMI」
蔵元情報:阿部酒造株式会社
購入価格(税抜):1,580円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年10月03日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 しろうま 純米大吟醸 しぼりたて生 立春しぼり 30BY

家飲み記録 桃の里 しろうま 純米大吟醸 立春しぼり しぼりたて生 30BY

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 続けて桃の里です、当ブログでは以前にも「しろうま」を紹介していますが、スペックは全然別物ですね。
 しろうまと言いつつ、おりは「うすにごり」程度の濃度ですね、そしてアルコール度数が12~13と低いのもポイント。
 山田錦の40磨きでお値段1,200円と意味不明な値段設定になっております、多分超限定品っていう位置づけなんでしょう。

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 上立ち香はお米っぽさが混じった甘い果実香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚ながらも極めて柔らかい感じの旨味が少々のトロミを伴って入ってきて、若干の酸味と奥にある渋味とバランスを保ったまま、ゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、うーんやっぱり今期の桃の里らしくキウイ的風味を感じるんですよね、さらに甘さマシマシで苦味はほぼ無し、程よく熟しては居るもののダレてはいない、甘口日本酒として極めて完成度の高い状態に仕上がっています。
 後味は、酸渋が必要最低限の仕事をして、自然に引き上げてくれます。

 桃の里らしい優しい甘旨味の純度が極めて高く、やっぱり優しい酸味と完璧にバランスを取る、異次元レベルのコスパ酒でした。
 味わいは上ではキウイと書きましたが、洋梨かも…、そして低アルだけどダレず、飲みたりなさも無いんだよなあ…
 そしてお値段はどう考えてもおかしいですよこれは…、罪悪感を覚えるレベルですね。
 桃の里、今年も自分が惚れ込んだ味わいを、予想通り、いや予想以上に楽しませてくれました。
 このしろうまは、私の上半期ベスト…というか現時点で今年ダントツでMVPのお酒です!

 ちなみに、個人的には、新酒の時期に蔵元直販で買うことを強くオススメします。
 送料も明らかに赤字の良心ぶりですからねえ…、正直商売的に大丈夫なのか心配になるレベルだったり…

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名称:桃の里 しろうま 純米大吟醸 立春しぼり しぼりたて生 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.9/9.0

■おまけ:平成31年の初めに購入した桃の里
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 ダブりの純米吟醸は大体外の酒の会に持ち込みました…(評判は上々)。

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2019年10月01日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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