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美寿々 純米吟醸 おりがらみ生 無濾過 30BY

家飲み記録 美寿々 純米吟醸 おりがらみ生 無濾過 30BY

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 長野県塩尻市のお酒です。
 大体毎年いただいている、当ブログ定番銘柄の一つと言えるでしょう。

 以前の記事でも書いた通り、私にとって美寿々は桃の里同様、出張先で偶然かつ運命的な出会いを果たしたお気に入り銘柄です。
 長野のお酒はドンピシャ私の好みなので他にも好きな銘柄は多くありますが、特にこの「美寿々」と「井の頭」は思い入れ強いんですよね。
 こんなブログやっているからには、既に入手困難になっているような銘柄以上に、自分の好みとしてハッキリ推せる銘柄をこそ紹介したいという思いは強いです、美寿々はその典型例と言えるでしょう。

 スペック的には美山錦の49%磨きということで「いつもの」って感じです、そしてお値段は相変わらず超良心的。
 ただ、実は「おりがらみ」の情報には今年初めて出会ったので、速攻で確保に走っております。

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 上立ち香はガス及びオリ的なお米っぽい、非常にスッキリとした香りが控えめに。
 含むと、オリの苦味を纏ったキリリとした甘酸味が強めのガス感とともに力強く入ってきて、最後までしっかりとバランスを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青りんご的な甘酸味が中心にあって、オリの旨味がそこに押し出しの強さを加えている印象、程々の苦味やセメダイン感もありつつ、実にストレートにフレッシュな旨味を楽しませてくれます。
 後味は、苦酸が引き取る形で、実にスッキリと見事にキレてくれます。

 新酒らしいインパクトのある甘旨味を、程よい酸と苦味できちんと締め上げつつ、全体としてちゃんとバランスを保たせてくれるお手本のような芳醇フレッシュ酒でした。
 オリの苦味と旨味もしっかりと一体化してバランスを取っているのが流石ですね~本当いくらでも飲めてしまいそうな印象。
 最初の一口よりは二口三口目の方が上がりますね~、とんがったところのない非常にスタンダードな雰囲気ながら、新酒の楽しさをしっかり伝えてくれるところが大好きです。
 美寿々、実はもう一本同時に買ったので次回はそちらを。

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名称:美寿々 純米吟醸 おりがらみ生 無濾過 30BY
蔵元情報:美寿々酒造株式会社
購入価格(税抜):1,325円/720ml
購入した酒屋さん:小山酒店(人形町)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年05月30日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三千櫻 純米 五百万石 にごり酒

家飲み記録 三千櫻 純米 五百万石 にごり酒

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 岐阜県中津川市のお酒です。
 ブログでの登場は3回目。

 私は昨年、一昨年と特集を組むぐらいににごり酒が好きでして、今年も新規開拓に励んでいました。
 当然「甘くて美味しい」という評判のお酒を探しており、この「三千櫻のにごり酒」もそれでセレクトしたのですが…
 いやあ甘い方向なのは「愛山」のにごりで、この「五百万石」はスッキリ系らしいんですよね…
 私ともあろうものがこんな初歩的なミスをするとは…、やはり「にごり酒」なら一種類だろうという思い込みが有ったようです。
 地酒の世界はこれが怖いんですよね、やっぱり個人買いの際にはソムリエ的な存在が必要な気がします。

 さて、スペックは五百万石の精米歩合60%、穴開き栓なので12月購入して同月中に開栓しました。
 吹きこぼれ防止のために、四合瓶ながら内容量は670mlとなっています。

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 上立ち香はやはりガス混じりのオリ由来のお米的な香りがそこそこに。
含むと、引き締まった旨味が、粘度のかなり高い感じで、しかしガス感が伴うことでトロシュワといった趣で入ってきて、尻上がりに強まる苦味で最後までキリリとしたまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、にごり酒としては王道を往く印象の、まろやかさもあるお米的な旨味と乳酸味が入り混じった感じの味が中心にあって、新酒らしい苦味がそれを程よく引き締めるもの。
 後味は流石にオリと苦味を口中に残しつつも味自体はキリリと引き上げます。

 にごり酒らしい食感とキリリとした味わいが両立しているのが面白い、まとまりの良いにごり酒でした。
 濃度はかなり高いほうですね~、注ぐ時点で明らかにドロドロしている感じで、後半はもう飲むというより食べる感じになります。
 それでいて引けが悪くないのは流石の完成度でしょう、穴開き栓ながらダレは皆無でしたし。
 三千櫻のにごり、次は何としてでも愛山を飲んでみたいと思いました。

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名称:三千櫻 純米 五百万石 にごり酒
蔵元情報:三千櫻酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年05月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

フモトヰ 山田錦 きもと 純米吟醸

家飲み記録 フモトヰ 山田錦 きもと 純米吟醸

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 山形県酒田市のお酒です。
 銘柄としては外飲みは何度かありますが、家飲みは初めてですね。

 「麓井」自体は結構有名なんじゃないでしょうか、居酒屋でも結構な頻度で見かける気がします(漢字とカタカナの違いは謎)。
 今回こちらをセレクトしたのは、肩掛けラベルに誇らしくあるように、IWC2018で純米吟醸トロフィーをとっていたからですね。
 IWC2018は山形県開催ということで、地元の蔵として激戦区の純米吟醸部門のトップを取れたことはきっと凄く誇らしいことだったでしょう(ちなみに、審査はもちろんブラインドのテイスティングで行われています)。

 スペックは、山田錦の精米歩合50の生もとと、なかなか豪華。
 私にしては珍しく火入れです、まあたまにはということで…
 裏ラベルに、簡単ながら味わいや温度帯に関するコメントがあるのは好印象。

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 上立ち香は、落ち着いた、しかし砂糖的な甘さを感じさせる香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた甘味が非常に柔らかい口当たりで入ってきて、乳酸的な風味と仄かな渋味?で奥深さを添えつつ、最後まで刺激なしで染み込んできます。
 味わいは、濃度は高めながら全体的に優しい印象の、米と果実の中間的な甘旨味と乳酸味が一体になったものが中心、柔らかい辛さみたいものもあるかなあ。
 後味はその辛さが受け持つ感じでゆったりと、しかししっかりキレます。

 甘味の存在感を発揮しつつ、最初から最後まで柔らかさと優しさを感じさせてくれる、癒し系のお酒でした。
 なんとなくバ○ァリンのCMを思い出しましたね(笑)、半分ぐらい優しさで出来ている感じ。
 実は飲む前は伝統的な辛口を想像していたのですが、むしろモダンな印象でしたね、普段使いに極めて優秀でしょう。
 麓井、是非他のスペックも飲んでみたいと思いました。

 温度が微妙に変わることでかなり印象が変わるようにも感じますね…実に奥深い。
 ラベルオススメのぬる燗だと、柔らか味マックス!といった感じで、長所がより伸びているように思えました。

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名称:フモトヰ 山田錦 きもと 純米吟醸
蔵元情報:麓井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年05月26日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

家飲みプチ記録 桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY

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 怒涛の毎日更新は今回で終わりです、リピート買いスペックの紹介なので、事実上ほぼ「まるめちオススメ!」って感じのラインナップになりましたね。
 そしてトリを飾るのは、私が今まで500以上飲んできた日本酒の中で、唯一毎年蔵元から直接お取り寄せをしている、超スーパーお気に入り銘柄「桃の里」の新酒限定スペックです。
 前回の感想はこちら。

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 上立香は洋梨的(?)な、割りと落ち着いた果実香が控えめに。
 含むと、フレッシュながらもどこか落ち着いた甘味がわずかなのトロミを感じさせつつゆっくりと入ってきて、渋味と相まって奥深さを感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは…酸味抑えめのパインジュースに砂糖を加えたような(?)甘旨味が主役、そしてやっぱり独特な渋味がしっかりと個性と複雑さを加えてくれますね、全体として超濃厚ながらも割と飲み飽きなさもあると思います。
 後味は、渋味の余韻を残しつつも、自然に引き上げてくれます。

 割とフレッシュかつ芳醇そのものの甘さを芯に据えつつ、主に渋味の働きでオンリーワンの味わいの世界を魅せてくれる、超個性派甘口酒でした。
 一口目は結構渋味等にクセを感じる部分もあるのですが、二口三口と飲み進めるとそれも甘味に溶け込んできて違和感が無くなってきました。
 後、多分香りではなく旨味がちゃんと主役を張っているから、濃厚さの割には飲み疲れないんだと思いますね。
 正直このお酒なら、やろうと思えばつまみなしで、和らぎ水だけで一本開けられそうな気がします、それほど私と相性が良い感じ。
 桃の里、今年もまとめ買いしたことを大正解だと思わせてくれた、幸先の良い一本でした。

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名称:桃の里 純米吟醸 無濾過生原酒 「ふな口一番」 30BY
蔵元情報:赤磐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:赤磐酒造(蔵元直接通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月24日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 30BY

家飲みプチ記録 井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 30BY

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 個人的に美寿々と共に推している長野酒である井の頭です、新酒生酒としては定番スペックですね。
 同スペックについては27BYのときにいただいています、感想はこちら。
 (なお、そのお酒の数ヶ月生熟版(うえも商店さんで購入)も飲んでますね、感想はこちら

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 上立ち香は落ち着いた、若干セメダイン混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、バランスが良く、かつ芯のある旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした渋味で輪郭を整えつつ、最後まで全く崩れないまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘みも濃度もほどほどながら、柔らかな渋味が飲みごたえも添え、程よく熟した感じの果実系の旨味が中心にあって、とにかく丁寧に後ろ向きの雑味が削ぎ落とされている印象のもの。
 後味は、ほんのりとした渋味の雰囲気を残しつつ、見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 非常に丁寧に造られていることが伝わってくるような味わいの、とんがったところの無い良バランス酒でした。
 いやあこれは飲みすぎる感じのお酒ですねえ、単体でも食中でもいける系だと思います、まさに万能系。
 私としてはもうちょっと甘みがあると嬉しかったのですが、むしろこれは誰にでもオススメできるお酒になっている感じでしょう。
 井の頭らしいバランスと一種の優しさ、柔らかさを感じた一本でした。

 開栓後数日たつと、旨味が開いてきて、甘味も若干増してきた気がします。
 これは開栓直後にあんまり飲まないほうが良かったなあ…、むしろ一升瓶で買うべきだったかも。
 というかまだまだ伸びそうですね、これも生熟イケるんじゃないかなあ、うえもさんが今年もやってたら買いたいところです。

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名称:井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 30BY
蔵元情報:漆戸醸造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:大阪屋酒店(吉祥寺)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年05月23日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山 (2019年3月出荷)

家飲みプチ記録 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山 (2019年3月出荷)

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 相変わらず「パーカーポイント:92点」という解説をがっつり書いているのが微笑ましい、愛山純大です。
 前回の感想と紹介はこちら。

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 上立ち香はベリー系っぽい果実香が割と控えめに。
 含むと、想像通り濃厚かつ押し出しの強い甘旨味がグググッと入ってきて、酸味と力強くバランスを保ちつつ、最後まで存在感を保ったまま割と自然に口溶けていきます。
 味わいは、やはりベリー系の果実的な甘旨酸味が主役、インパクトは強いのですが、苦味が抑えめかつ一種の落ち着きがあって、割とゆるゆると楽しめる印象がありますね。
 後味は、結構自然に引き上げるのですが、最後の最後に苦味の余韻が残りますね。

 割と重めな甘味を酸味や苦味でコーティングして、せめぎ合いながらも自然に楽しませてくれる、力強くまとまった芳醇旨酒でした。
 意外にもこれはバランス系なんじゃないかしら…、確かに無濾過生原酒らしい濃度はありますが、複雑かつよくまとまっていて(私は)飲み飽きない印象でした。
 これが栄光冨士なんだよなあ…、このにぎやかな味わいは好みは分かれるとは思いますが、芳醇系旨酒として病みつきになる魅力があります、特に愛山と酒未来はモロって感じで好きですね~
 (ただ、裏ラベルの「やや辛口」という表記はいかがなものか…)
 栄光冨士、愛山は酒未来同様割と安定しているなあと感じた一本でした。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 愛山 (2019年3月出荷)
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,833円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年05月22日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 30BY

家飲みプチ記録 和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 30BY

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 和心は自分の中ではかなり好印象の銘柄なのですが、最近飲む機会が無かったので、うのかわ酒店さんからの取り寄せ時に同梱してみました。
 前回(2015年)の感想はこちら。

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 上立ち香は若干硬質な印象のりんご系の香りがそこそこに。
 含むと、結構強めの酸を感じる旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味を裏方に感じさせつつ、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、かなり甘さ控え目の青りんご的な引き締まった旨酸味が主役、苦味もそこそこあって全体的にキリリとした印象ですね、そこそこ濃くはあるのですが飲み飽きないタイプ。
 後味は、やはり苦味の余韻をほんのりとだけ残しつつ、しっかりキレます。

 今風のフルーツ感のある、割りと吟醸系の王道を往くような味わいの、バランス系旨酒でした。
 悪くはないのですが、和心ってこんな感じだったかなあ…、甘味旨味の存在感がちょっと弱くて、正直ありがちな印象で、前に飲んだときと比べると正直期待はずれだったかも…
 ただ、商品紹介によると「すっきり」「辛口」らしいので、そちらの記載通りではあります、後、今回ほぼ出荷後即飲みなので若いのかも。
 和心、う~むどうにも釈然としない再会でした、確認の意味も込めて近いうちに他のスペックも飲んでみたいと思います。

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名称:和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 30BY
蔵元情報:難波酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 和心 純米吟醸

2019年05月21日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

家飲みプチ記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

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 かなり特殊なスペックのお酒なので、興味があれば前回(ver.1)の記事も是非ご覧ください。
 なお、ver.2以降は、前バージョンのお酒(今回の場合はver.2)を仕込みに使っているそうです。

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 今回はまず冷酒でいただいてみました。

 上立ち香は程よく落ち着きつつもフレッシュさも残したような、セメダイン混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらも、内に秘めたガスによりどこかスッキリ感もある甘旨味が力強く入ってきて、若干枯れた熟感を裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーん洋梨の砂糖漬け(?)的な甘味が中心にあって、苦味は完全に裏方、熟感は紅茶的なニュアンスに留まっていて、全体としては極めて独特にバランスが取れている印象。
 後味は流石に若干甘味を口中に残すものの、しっかり自然に引き上げます。

 極めて高濃度の甘旨味と謎の飲み飽きなさを兼ね備える、超個性派芳醇甘旨スルスル酒でした。
 いやーこりゃあオンリーワンですよ…、ガス感がまた本当に良い仕事をしていますね、これはまさに風の森だからできることかと思います。
 一種の古酒感と貴醸酒感とガス感のハーモニー、こんな酒質の設計は正直天才の所業としか言いようがないかと…
 風の森蔵元の発想力の凄みを改めて思い知らされた一本でした、甘口派で未飲の方は何としてでも飲んでみてください。

 蔵元の想定通りぬる燗につけると素直に甘旨味マシマシ、口当たりが柔らかくなります。
 確かに個人的にはこちらが良いですね~、ただ冷やしても全然アリというか、シチュエーションによっても使い分けられるんじゃないかと。
 しかも冷めてくるとさらにスルスル飲める感じになるんですよ、まあ自然な流れなんですがこれはこれで素敵。

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり 生原酒 30BY

家飲みプチ記録 咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり 生原酒 30BY

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 2016年に初飲みして以来個人的に「もっと評価されるべき」と推している咲耶美です。
 実は今回はかの地酒の聖地「小山商店」さんに初訪問したときに購入しました、ちなみに同店が咲耶美を扱っていると知った時私は「やっぱりわかる人はわかるんだよなあ…」と一人ドヤったことを申し添えておきます。
 前回(28BY)の感想はこちら。

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 上立ち香は若干ケミカル感を纏った甘めの果実香がそこそこに。
 含むと、ガッツリ甘い感じながらもガス感と若干の硬質さで輪郭を保った旨味が力強く入ってきて、自然な感じで口溶けていく感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、なんとなくラベルのイメージ通りのベリー系っぽい濃厚な甘旨味が中心、苦味も感じるものの抑えられていて、インパクトと飲み進めやすさを両立させている感じ。
 後味は、苦味の余韻をあくまでほんのりと残しつつ、しっかりと引き上げます。

 「直汲み荒ばしり」のイメージ通りのインパクトとガス感を特長としつつも、全体の味わいのバランスがしっかり取れている、芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 ガスの使い方が非常に上手いですね、濃厚さをしっかり引き上げるツールとして使いこなしている印象。
 あとミネラル感もあると思うんですよね、凝縮感が溶けていく感じが非常に心地よいと思います。
 咲耶美、やはりこっち系のフレッシュフルーティー酒としてトップクラスの完成度だと改めて感じた一本でした。

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名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり 生原酒 30BY
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年05月19日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY

家飲みプチ記録 玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY

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 当ブログで28BY29BYと掲載した「にごり酒特集」において、文句無しでにMVPとしたお酒です、今年も当然リピート(まず2本買いました)
 前回の感想はこちら。
 
 なお、以下の感想は3月に開栓したときのものです。

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 注ぐと、いつも通りその名にそぐわず、高濃度に濁っています。

 上立ち香はシュワシュワとしたガスと米粉が混じった感じの香りがそこそこに。
 含むと、ガス感と甘味と少々の苦味が入り混じった旨味が力強く入ってきて、トロリとした濃度とガス感が良い感じでせめぎ合いつつ、最後まで密度を保ったまま流れ込んできます。
 味わいは、やはりお米的な旨味が主役ですね、ほんのりと甘くて濃度は高く飲みごたえはあるのですが、あくまで優しい酸苦で全体的には硬質かつ引き締まっている印象。
 後味は、流石に若干の粉っぽさを口中を残しつつも、味わい自体は酸メインで見事に引き上げます。

 お米の旨味というものを、食感含めてど濃厚かつストレート、そしてクセなく楽しませてくれるトロシュワ酒でした。
 甘味はあるんですが、ほぼフルーツ感が無いのがまた面白いんですよ、とにかく米、それこそご飯的な飽きない感じがあります。
 またガスだけじゃなくて酸が聞いているので、注いでガスが抜けてもキレるところが、ありがちな直汲み系と一線を隠している感じなんですよね、オンリーワンながらも万人にオススメできるバランスだと思います。
 玉櫻とろとろにごり、来年も必ず買おうと思わせてくれました、引き続き激オススメ。

 ちなみに4月末に我慢できずに2本目を空けてしまいました(平成最後の家飲み酒として)。
 これがまた穴開き栓なのに全然ダレないんですよね~
 酒屋さんによると、もっと後になるとより発酵が進んで甘さが減っていくとか…、どの時点で飲んでも良さそうなことを含め、本当に凄いお酒だと思います。

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(開栓タイミング違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2949.html

名称:玉櫻 純米生 とろとろにごり酒 30BY
蔵元情報:玉櫻酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月18日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒 30BY

家飲みプチ記録 十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒 30BY

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 個人的に、にごり酒の中でもかなりお気に入りのお酒です、今年もリピート買いしました。
 前回の感想はこちら。
 後、昨年のにごり酒特集も参考になると思うので、興味があればご覧ください。

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 上立ち香は若干お米混じりのカルピスソーダ?的な甘くもさわやかな香りがそこそこに。
 含むと、そこそこにのガス感を纏って押し出しの強い甘酸味がグググッと入ってきて、オリ由来の柔らかい苦味と一体化しつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、若干原液を足したカルピスソーダ的な、しっかりとした甘さを中心としつつ乳酸が伴う極めて飲みごたえのあるもの、ただダレ感は無くてむしろ若干硬質な感じもあるのが不思議ですね。
 後味は、少々オリの苦味を口中に残しつつも、酸メイン引き取る感じで、しっかりキレます。

 しっかりと存在感のある甘旨味を、乳酸感と独特の硬質さで引き締める、飲みごたえがありながらいつの間にか飲んでしまう甘酸系にごり酒でした。
 いやあこれは私好みですね~、まず甘味の存在感がくるのがとても良いです、それでいてダレやしつこさが皆無で、非常に完成度高し。
 今年に関しては仙禽雪だるまの甘味控えめ酸メインといい感じで好対照な感じかなと思います、どちらも良いですね。(私はこっちの方がより好き)。
 スノーウーマンは31BYも買えれば買うでしょう、また、十六代九郎右衛門は他のスペックもやりたいところです。

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名称:十六代九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生原酒
蔵元情報:株式会社湯川酒造店
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年05月17日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町 30BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町 30BY

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 こちらのお酒は昨日の感想で書いた山田錦と同時(4月)に開栓しました。
 2年前におりがらみバージョンを飲んだ時の感想はこちら。
 (ちなみに今回は「おりがらみ」の記載は無かったのですが、割としっかり濁ってました)


 上立ち香は濃厚かつちょっと過熟っぽいクセのある果実香が気持ち強めに。
 含むと、非常に濃厚かつインパクトのある甘酸味が、しかし柔らかみも感じさせる口当たりで入ってきて、最後まで濃厚さを保ちつつも酸とごく少々の苦味で引き締まりも感じさせながら染み込んできます。
 味わいは、やはり糖度高めのパイン的な甘酸味が中心にあって、おり由来の押しの強さやほんのりとした苦味を伴いつつ、全体としてはやっぱり優しくまとまってくれてますね~
 後味はおりっぽさを若干残しつつも、流石、見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 おり由来の濃さや若干の苦味がありつつも、花陽浴らしい上品さもしっかりと兼ね備えた、濃厚甘酸インパクト酒でした。
 山田錦と飲み比べると、やはり純度では一歩引けを取る感じですね。
 ただ、ある程度酔いが回ってくると、こちらの存在感も魅力的に映ってきます。
 日本酒ってやっぱりそれぞれ違う良さがありますよねえ、米違いでもそれがハッキリでるんだから凄いものです。(今回はおりの濃度の違いによるところも大きかったと思いますが)
 花陽浴、これからもずっと追い続けていきたいと思わせてくれた2本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町 30BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円ぐらい/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけギャラリー:飲み比べ記念写真
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 昔から山田錦は赤、雄町はピンクなのですが、新ラベルになってから極めて見分けがつきづらい…
 流石にちょっと改善希望かも。

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2019年05月16日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY

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 例によっての花陽浴です、実は4月に同時開栓で、雄町と飲み比べています、そちらの感想は次回に。
 そして前に直汲みバージョンを飲んだ時の感想はこちら。
 (実質別商品なのですが、まあ参考までに)


 上立ち香はやはり花陽浴特有のちょっとクセのあるパイン香が気持ち強めに。
 含むと、極めて濃厚ながらも一種の柔らかさも纏った甘旨酸味が若干のトロミを感じさせながら入ってきて、最後まで高純度な感じでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりトロピカルフルーツな甘酸味が主役ですねそれもいい感じで味が乗ってきてます、花陽浴らしく華やか濃厚ながら飲み疲れ感がしっかり抑えられている印象で、一貫して甘味の魅力をストレートに感じさせてくれます。
 後味は濃厚さと甘さを、スパルタ感皆無で見事なまでに自然に引き上げてくれます。

 芳醇ながらも滑らかな甘酸味が最初から最後まで自然な感じで魅せてくれる、一種の極みにたどりついたようなお酒でした。
 いやあこれは良い花陽浴ですね、しかも山田錦らしいまとまりと、ひたすらスイスイイケてしまう一種の後味の軽さもあります。
 何気に香りも若干抑えめなのもポイントなのかも、花陽浴入門としては一番良いスペックのような気がしますね。
 花陽浴の実力に加え、山田錦の万能性を見せつけられたような一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 30BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.8/9.0

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2019年05月15日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

家飲みプチ記録 花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

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 濁酒に引き続き、超個性派奈良酒の紹介です、個人的には甘味寄り甘酸っぱ系変わり種日本酒の決定版というイメージ。
 前回の感想はこちら。

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 上立ち香は実に甘酸っぱい感じながら、なぜかウィスキー的な雰囲気もある香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘酸っぱ味が木香っぽい複雑味を纏って力強く入ってきて、唾液腺も刺激しつつも一種の柔らかさも感じさせながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、強くもキツくない酸味と、若干蜂蜜っぽい甘味と、枯れてない熟感と、木香的な奥深い渋味がそれぞれ激しく主張しあって絡み合うオンリーワンの世界観のあるもの。
 後味は、酸味がガッツリ仕事をして、濃厚さをしっかり引き上げます。

 完全に日本酒離れした印象の、そしてだからこそ日本酒の可能性を感じさせてくれる、超個性派複雑系甘酸酒でした。
 いやあ~これはほんと好み分かれるタイプですわ(そして私は大好き)、まさにオンリーワン。
 今回は木香を強く感じたのですが、これは木樽使ってるんですかね…、花巴は確かにオーク樽熟成あったはずですが、これがそうなのかは知らないんですよね。
 個人的には普通のお酒の樽香とかはあまり好きではないのですが、こういう甘味が負けないタイプのだと、素直に木の風味の奥深さを楽しめる気がします(満寿泉の貴醸酒とか)。
 花巴の確固たる個性の魅力を感じた一本でした、今度はまた別の変わり種もいただいてみたいですね。

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名称:花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年05月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

家飲みプチ記録 金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

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 個性派が揃う奈良酒の中でも異彩を放つ、「食べる」日本酒です。
 前回の感想はこちら。

 ちなみにこのお酒(の密閉栓)は極めて開栓が難しく、前回は盛大に吹きこぼしました。
 今回はその経験を活かし、瓶を念入りに洗った後、底にボウルを敷いて吹きこぼしを受け止めつつ開けるという荒業を駆使しています。
 その様子は下記ツイートの通り。

 



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 上立ち香はヨーグルト的な乳酸を感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、結構強烈な酸を纏った旨味が物理的にドロドロな口当たりでドドドと入ってきて、最後まで酸味でガッツリ引き締まりながら喉奥に流れ込んで来ます。
 味わいは、米粒から滲み出す旨味を感じさせつつ、正直キツいレベルの強烈な存在感を示す乳酸味が厳然たる主役、苦味渋味は皆無で、とにかく酸っぱい印象が残る感じですね。
 後味はその酸味がガッツリ引き取って引き上げていきます。

 お米的な旨味やオンリーワンの食感を感じさせつつ、最後には強烈な酸味の印象が残る酸っぱ酸っぱ酒でした。
 あれ、前こんなに酸っぱかったっけ…と若干呆然としましたね、やっぱりこういう製法だと安定しないのかなあ。
 これで甘味があれば面白い個性酒だったのに…、これなら穴開き栓の方が良かったのかしら、うーん難しいなあ…
 ちなみに開栓は凄く大変なんですけど、飲んだときはガス感は皆無なんですよ、面白いですよねえ。
 今の日本酒の製法が、酒質の安定においていかに進歩したものであるかを、逆説的に教えてくれた一本でした。

 ちなみになんとなく燗をつければおかゆみたいにたべやすくなるんじゃないかと思ってやってみたんですが…
 ぎゃーやっぱり酸っぱい…久々に飲み切るのが厳しいお酒でしたね。(ただ、合わせる食べ物によっては良い感じに飲む方法もあるかも)

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名称:金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓)
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:7.9/9.0

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2019年05月13日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY

家飲みプチ記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 30BY

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 当ブログ最多登場銘柄の定番スペックです、もはや語るまい…
 前回の感想はこちら(おりがらみですが)。

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 上立ち香はいつもの個性的かつ濃いパイナップル香がハッキリ強めに。
 含むと、そこそこ濃厚ながらも若干軽さもある印象の甘酸味がスルスルと入ってきて、トロピカルな含み香を伴いながら、最後までバランスを保ったまま喉奥に流れ込んで来ます。
味わいは、いつもどおりパイン的な甘酸味が中心にあるのですが、やはりなんとなく透明感があって、ほんのりとした苦味も相まって、かなりスイスイイケる印象がありますね。
 後味は、やっぱり酸メインで、若干苦味の余韻を残す形で自然に、かつしっかり引き上げてくれます。

 花陽浴らしい甘酸味に、若干の透明感と軽さを添えた、一歩引いた印象のスルスル系フルーティー酒でした。
 正直以前の花陽浴を知っている身からすると物足りない気もするのですが、ついつい飲み進めてしまう魅力もあって、これはこれでやっぱり見事な完成度だと思います。
 やっぱり目指すところは十四代の場所なのかしら、そんなことを感じる酒質でしたね、まあ味わい自体はぜんぜん違うのですが(主に酸味の点で)、方向性的にといいますか…
 なんとなく花陽浴の最近の方向性を感じた一本でした。

 あ、ちなみに今回一升瓶で替えたので、試験的に残り四合瓶に移し替えて自家熟成していたりします。
 以前オフ会でいただいた、熟成花陽浴の燗酒がホットレモネードみたいで旨かったんですよね~
 うまくいけば良いなあ…

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名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):3,700円/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年05月12日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来 (2018年6月出荷)

家飲みプチ記録 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来 (2018年6月出荷)

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 栄光冨士の中でも、個人的には最も「らしい」酒質だと思っているスペックです、こちらもリピート買い対象。
 なお、6月出荷、12月開栓なので結構生熟期間を経ています。
 前回(2017年)の感想はこちら。

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 上立ち香は甘味マシマシのリンゴ的香りがそこそこに。
 含むと、やはり極めて濃厚な甘旨味が若干のトロミを感じさせる口当たりで入ってきて、あくまで裏方に苦味や渋味などをほんのりと感じさせつつ、最後まで存在感を保ちつつ染み込んできます。
 味わいは、やはり完熟リンゴや洋梨を彷彿とさせる、わりと落ち着いた果実的な甘酸味が厳然たる主役、苦渋もけして弱くは無いと思うのですが、全体としては甘味が勝っている印象。
 後味は、なんとなく渋味の余韻を残しつつ、いやこれはびっくりするくらい見事にキレますね。

 極めて濃厚かつ賑やかな印象の、無濾過生原酒の魅力をど直球で感じさせてくれる芳醇甘旨酒でした。
 フレッシュさと熟感の両方があるって感じでしたね~、なかなか良いタイミングで飲めました。
 私は感想で「苦味はあくまで裏方で」っていう表現を良く使うのですが、それは、苦味自体がしっかり抑えられているパターンと、甘味や旨味の存在感の方が強くて相対的に裏に回っているパターンの2つがあると思っています。
 そして栄光冨士は完全に後者ですね、足し算の酒とでもいいましょうか、苦手な方も居るでしょうが私は大好き。
 栄光冨士は、この酒未来をはじめ、今後もちょくちょく飲んでいきたいと思います。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 酒未来 (2018年6月出荷)
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月11日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 30BY

家飲みプチ記録 家飲み記録 たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 30BY

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 私が絶大な信頼を寄せる、たかちよレンジャーのリーダー格、レッドです。
 前回の感想はこちら。

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 上立ち香はうーん麹の香り?って感じのフレッシュで甘い香りが気持ち強めに。
 含むと、極めて濃度の高い甘旨味がトロミを帯びた口当たりで入ってきて、酸メインでダレを防ぎつつ、奥に苦渋味も感じさせる複雑味も彷彿とさせながら、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、パインとアップルを両方感じるような、正にトロピカルジュース的な甘酸味が圧倒的な存在感で主役を演じ、苦渋はひたすら裏方に徹して奥深さと飲み飽きなさを添えるという王道パターン。
 後味は、あくまでほんのりと苦味を残しつつも、酸の働きもあって、濃厚さをしっかり引き取ってキレてくれます。

 超濃厚な甘旨味を芯にしつつも、酸とのバランス、苦渋味との一体感が素晴らしい王道芳醇甘口酒でした。
 このトロミを感じさせる程の甘味こそたかちよでしょう、個性、まとまりともに素晴らしい。
 いやあ旨いなあ…、ついついあて無しでひたすら和らぎ水と飲み続けてしまいました。
 やっぱり花陽浴、それも良いやつに似ている気がしますね、本当にこのレッドは安定感があります。
 たかちよレッド、芳醇甘口系が好きなら超クッソ激烈にオススメ。

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名称:たかちよ 「レッド」 無調整生原酒 30BY
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.8/9.0

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2019年05月10日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙禽 雪だるま 30BY

家飲みプチ記録 仙禽 雪だるま 30BY

 最近あまりにも実際に飲んだ時期とブログ掲載時期とのタイムラグがひどくなってきたため、少しでも挽回しようと思います。
 ということで、以前飲んだことがある商品の記事を「プチ記録」として若干簡易版とし、これからしばらく毎日更新いたします。
 お酒自体は私がリピートしているものになるので全体的に好きなやつが多いです、前の記事と見比べると(とくにお気に入り度)、今期についての私の感じ方がわかるかと…

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 さて、最初はにごり酒として定番の雪だるまです。
 前回飲んだ時の感想はこちら。

 上立ち香は非常にスッキリした乳酸系の香りが割と控えめに。
 含むと、やはり乳酸系のしっかりとした、しかし軽い感じの甘味がシュワシュワとしたガスと共に入り込んできて、最後までその勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、カルピスソーダの砂糖抜きと言った趣の、フレッシュなガス感による飲み進めやすさとオリ由来の濃度を兼ね備えた、独特ながら完成されたバランスを感じますね。
 後味は酸とガスががっちり引き取って、見事なまでにスッキリとキレます。

 まさに乳酸菌飲料と日本酒が幸せなコラボを果たしたような、極めて良バランスかつモダンな微発泡にごり酒でした。
 低アルで軽やかながら旨味が決して薄くないのが良いんですよね、フレッシュな酸、ガス感を上手く使う、淡麗辛口とは全く異なる食中酒へのアプローチかと(そしては私はそちらこそ万能だとおもってます)。
 ただ、私としては去年と比べて甘味が抑えられているのが少々残念ではありました、まあそれは完全に好みの問題ですね。
 仙禽の安定感を感じた一本でした、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思います。
 
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名称:仙禽 雪だるま 30BY
蔵元情報:株式会社せんきん
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年05月09日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白龍 純米 初しぼり生原酒

家飲み記録 白龍 純米 初しぼり生原酒

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 未飲銘柄ということで衝動買いしました。
 多分散々言われているでしょうし若干失礼なことかもしれませんが、銘柄名からはどうしても「黒龍」を想起してしまいますね…、なんと同じ町内にあるらしいですし、由来で何か共通するものがあるのでしょうか。
 「ブラックドラゴンとホワイトドラゴンの飲み比べ」みたいなことをするのも面白いかもしれませんね。
 ちなみにこちらを醸す吉田酒造についてはSAKETIMESに紹介記事がありました、20代の蔵元女性杜氏ということで、今後も期待できそうな雰囲気を感じます。

 ラベルのスペック情報は貧弱ですね…、精米歩合70の生原酒でお値段は税抜1250円と良心的。
 11月製造の初しぼりですが、年明け1月に開栓しています。 

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 上立ち香はほんのりセメダイン混じりの酸が立った香りが控えめに。
 含むと、酸でしっかりと引き締まった感じの旨味が力強く入ってきて、青さも伴いつつ最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーんお米由来っぽい強い酸がとにかく中心ですね、若干の青さもあってフレッシュ感が強く、セメダイン系のケミカル感も手伝い、極めて硬度密度の高い印象。
 後味は、そのまんま酸が引き取って少々口がすぼまる感じでキレます。

 クリアな酸が最初から最後まで主役をはる、クイクイいってしまう感じの、軽さと飲みごたえを兼ね備えたお酒でした。
 いやあこれは個性ハッキリしてるなあ、甘味が僅少なので正直私のストライクゾーンからは外れるのですが、ハマる人は絶対に居るかと。
 日本酒はこういう多様性が良いんですよね~、やっぱり色々な銘柄を試すのは面白いっす。
 白龍、今後に期待すると共に、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:白龍 純米 初しぼり生原酒
蔵元情報:吉田酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 白龍 純米

2019年05月08日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒

家飲み記録 六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒

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 京都府福知山市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらはふくはら酒店さんでいつの間にか取扱が始まっていたことと、日誌係さんの感想が気になってセレクトしてみました。
 通常銘柄は「福知三萬二千石」みたいですね、福知山市唯一の酒蔵だとか…
 蔵元ホームページは微妙なタイミングで更新止まっていますが、FBの方には最新の案内があるようです。
 手が足りない蔵は背伸びせずに、情報発信についてSNSに特化するというのも一つの手ですよね。

 さて、今回いただくのは精米歩合60の山廃純米吟醸、地元産のようですが米の品種の記載は無し。
 私としては珍しく生貯蔵酒になります(たまたまそれしかなかった)。


 上立ち香はちょっと乳酸を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、柔らかい酸を纏った甘旨味がゆっくりと入ってきて、その雑味のない印象のままほんのりと熟感も感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、乳酸味と甘味が中心にありつつも完熟果実感もありますね、苦味は皆無なのですが、わりと奥深さも感じさせる不思議な印象のお酒です、なんとなく薬臭いクセを感じるのが個人的には残念かも…
 後味は、やはり酸が引き取る形ながら優しく引き上げてくれます。

 山廃の柔らかさが表に出てきた感じの、そこそこに熟した乳酸系旨味酒でした。
 全体的に掴みどころがないというか、面白い個性があると思います、私では表現が難しいな…
 どうも熟し方に不自然さというかクセを感じるのが玉に瑕かなあ、なんとなく生貯蔵酒にこういう雰囲気を感じることが多い気がするかも(まあ気のせいかも知れませんが)。
 六歓、次はまた別スペックもいただいてみたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1822.html

名称:六歓 あお 山廃吟醸酒 生貯蔵酒
蔵元情報:秋田醸造株式会社
購入価格(税抜):1,425円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年05月06日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ゆきの美人 純米吟醸 活性にごり

家飲み記録 ゆきの美人 純米吟醸 活性にごり

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 秋田県秋田市のお酒です。
 ブログでの登場は三回目ですね。

 ゆきの美人はNEXT5の一員であり、マンションの一階でお酒を醸しているということで紹介されることが多い蔵だと思います。
 ただ、以前飲んだ愛山麹や純米大吟醸の印象や、各所の評判を見るに、実力的にも非常にハイレベルなんですよね。
 春霞と同様、インパクトや個性よりも、総合的なまとまりを重視している印象があります。
 新政や山本と一種対象的な感じもありますね、そういう多様性という意味でNEXT5はやはりチームとしての完成度が高いように思えます。

 さて、今回は私としては珍しく発泡系をセレクトしてみました、値段は若干お高め。
 10月購入、12月開栓とそこそこフレッシュコンディションでいただいています。

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 上立ち香はガス混じりのお米っぽさを感じる爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、強いガス感をまとったキリリとした甘酸旨味が口中でしばし暴れ、時間差で出てくる苦味も相まって、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、どちらかというと甘味控えめで酸がメインな感じのマスカット的な旨味を軸にしつつ、ガス感と新酒らしい苦味でキッチリ引き締まっている印象、
 後味もほんのりとした苦味を口中に残す形で力強くキレます。

 甘味を感じさせつつもガス感と程よい苦味で引き締める、スッキリ系にごり酒でした。
 私は甘味系が好きではあるのですが、乾杯酒としてはこちらの方を好む方が多いことでしょう、こういうお酒なら「とりあえずビール」に取って代わることもできるでしょう。
ただ、個人的にはこれを単品で飲むにはガスをかなり抜いてからのほうが好きでしたね、まあそういう意味でも色々な楽しみ方ができるお酒かと。
 ゆきの美人の懐の深さを感じた一本でした、次はまた違うスペックもいただいてみたいと思います。

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名称:ゆきの美人 純米吟醸 活性にごり
蔵元情報:秋田醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年05月04日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

よこやま SILVER 純米吟醸生酒

家飲み記録 よこやま SILVER 純米吟醸生酒

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 長崎県壱岐市のお酒です。
 家飲み経験については後述。

 このお酒は当ブログでも何度か登場した「横山五十」を醸す蔵のお酒になります。
 その時に書いた通り、横山五十は重家酒造の跡継ぎが東洋美人の蔵を間借りして造ったお酒でした、が、この「よこやま」は元々蔵が所在する壱岐島に新設した日本酒蔵でったお酒になります。
 蔵元からするとまさに念願かなってという感じでしょうね、重家酒造が日本酒造りを休止したのは1990年だそうなので、約30年越しの復活。
 今期が初の造りということで、そもそも横山五十も好きな私としては買わねばなるまいとセレクトした次第です。

 使用米は山田錦、精米歩合は、麹米は50%ですが、掛米は55%になってます、「横山五十」の名の縛りから解き放たれてますね(笑)
 11月製造、12月開栓と、フレッシュコンディションでいただいております。
 
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 上立ち香はフレッシュさ、青さを感じるメロン的な果実香が気持ち強めに。
 含むと、やはり濃厚かつ青い感じの甘旨味が程よいインパクトで入ってきて、しっかり抑えられた苦味や渋味でこれまた程よい奥深さを添えつつ、バランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりメロン的かつ少々のバニラ感・ガス感を纏ったクリームソーダ的な甘旨味が中心にあって、酸苦渋はあくまで脇役に徹してくれるので、旨味をガッツリ素直に楽しめる印象。
 後味は、ほんのりと苦味を口中に残しつつしっかり引き上げます。

 非常に密度の高いフレッシュな甘旨味を最初から最後までストレートに楽しませてくれる、バランスのよい芳醇甘旨酒でした。
 いやあやっぱり横山五十と同じ系統って感じですね~、初の設備の造りでこの出来は素晴らしいかと!
 新酒の時期ならではの日本酒の魅力をビンビンに味あわせてくれました(ブログに載せるのは遅れまくりですが…)。
 よこやま、今後超要注目銘柄ですね。

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名称:よこやま SILVER 純米吟醸生酒
蔵元情報:重家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,490円/720ml
購入した酒屋さん:丸十酒店(横浜)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年05月02日 長崎の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)二兎 東洋美人 十の風

家飲み記録番外 「宴会&オフ会持ち帰り酒」

 とある宴会で二兎、とあるオフ会で東洋美人十の風を、開栓後、かなり残っている状態で持ち帰らせて貰えたので、感想メモを残しておこうと思います。
 まあどれも売れ残ったというよりは、出されたタイミングの関係で飲み切られなかったって感じですね。
 そもそも、世間一般の飲み会で出されたらどれも瞬殺レベルのお酒だと思います。
 それだけ、私が参加する酒の会のレベルが高いってことですね(ドヤァ…)

二兎 純米吟醸 出羽燦々五十五 生酒

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 上立ち香は三ツ矢サイダー的な爽やかな感じの香りがほどほどに。
 含むと、濃厚ながらも程よく引き締まった旨味が実に自然な口当たりで入ってきて、控えめな苦酸の働きで最後まで勢いを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりなんとなくミント感を伴う、甘味もそこそこある爽やかな旨味が主役、苦味由来で割と奥深い感じもありますね、かなり個性的かつ存在感がある印象。
 後味はそのミント感とほんのりとした苦味でバッチリキレます。

 やはり個性的ですね、固定ファンが着くのに納得感があります。
 一升瓶で若干残ったのをゆるゆるといただきましたが、最後までダレなかったのも流石、

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東洋美人 「IPPO」 新酒生酒 第壱号

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 上立ち香はベリー的な、甘さを感じる果実香が若干強めに。
 含むと、まとまりの良い印象の甘旨味が、かなり華やかな含み香を伴いつつブワッと入ってきて、しかし最後まで甘さの柔らかさを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりベリー系の甘旨味が主役という印象で、高精白酒の王道を往くような華やかさがあります、ただ変な苦味はちゃんと抑えられていて、そこまで飲み飽きる感はないですね。
 後味は、口中にほんのりと苦味の余韻を残しつつ、しっかり引き上げます。

 個人的には東洋美人はやっぱりこのippoシリーズが好きですね~
 こちらも、華やかな割にダレない感じで、最後まで楽しくいただけました。

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十の風

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 上立ち香はまさにアルコール混じりのバナナ香といった感じのものがそこそこに。
 含むと、かなりまろやかな印象の甘旨味が、若干の辛さや苦味を伴いつつ、前提としては結構引き締まったままでじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりバナナですね~それも甘さ控えめで苦味もあって若干青い感じかな、ただバランスはしっかり取れていて、いい感じで飲み飽きなさを演出しています。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ、しっかり引き取るタイプ。

 こちらは東洋美人の、北九州市「ひらしま酒店」さんPBのお酒とのことです、そう簡単には飲めないので今回は嬉しかったです。
 モダンな晩酌酒として極めて完成度が高いですね~、これお安いみたいですし、近くで買えたらそれは凄く幸せなことかと。

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■おまけギャラリー:3本記念写真
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 「余り物に福がある」という次元を超えて、ハイレベルな3本でした。

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2019年05月01日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:2

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