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閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門

家飲み記録 閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門

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 石川県鳳珠郡(ほうすぐん)能登町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す数馬酒造の代表銘柄は「竹葉(ちくは)」です。
 個人的には、超若手の蔵元社長「数馬 嘉一郎」氏が積極的にメディア露出している印象が強いですね、ホームページの会社紹介もそんな雰囲気が漂っているかと。
 ホームページの他のコーナーを見ると理念的な部分の記載が多いですね、「ステートメント」とか「持続可能なものづくりへの取組み」とか、小規模蔵とは思えない意識の高さ。
 確かに良く考えると地域密着型の酒蔵は、歴史的にCSR方面の社会的活動との関連は強いでしょう。 
 不言実行姿勢の蔵が多い印象ですが、小規模蔵がグローバルな観点から自らの役割を再評価するのは面白いかも。
 
 閑話休題、今回いただくのは石川県の酒米「石川門」(面白い名前ですよね)を60%まで磨いた生原酒。
 流石にラベルはかっちょいいですね、裏におすすめの飲み方が書いてあるのも好印象。
 8月製造、10月開栓です。

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 上立ち香は若干落ち着いた感じながら爽やかさを残した果実の香りが控えめに。
 含むと、バランスの良い甘旨味がスルスルと入ってきて、柔らかな酸味と苦味によりほどほどに引き締められたまま、最後まで自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いい具合に落ち着いたマスカット的な甘酸旨味が主役、苦味がそこそこあるのですが、全然嫌らしい感じではなく、むしろガンガン飲めてしまう感を与えてくれます。
 後味は、ほんのりとした苦味を残しつつも酸メインでスッキリとキレます。

 落ち着いていながらも爽やかさを残した甘旨味がとにかく魅力的な、甘旨系生原酒の王道を往く感じのお酒でした。
 いやあ私好みですわ~、若干苦味は立ちますが甘さの存在感でしっかりカバーしている、若さを感じるお酒ですね(イメージ先行かも)。
 コスパも良好ですし、これで良いんですよこれで、これから洗練する方向で行けばより良し。
 閃、今後に期待できるお酒でした、また他のスペックも飲んでみたいです。

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名称:閃(せん) 特別純米 生原酒 石川門
蔵元情報:数馬酒造株式会社
購入価格(税抜):1,301円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年03月30日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

W(ダブリュー) 純米 赤磐雄町 瓶火入

家飲み記録 W(ダブリュー) 純米 赤磐雄町 瓶火入

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 岐阜県飛騨市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す渡辺酒造の通常銘柄は「蓬莱」…、だと思うのですが、蔵元ホームページの商品紹介を一見すると、若干とっ散らかっていますね。
 正直言ってしまいますと、モンドセレクション金賞を押し出していたり、「あのアニメ映画の聖地巡礼ファン」向けに「聖地の酒」とか言って巫女ラベル出していたり、売らんかなな姿勢が全面に出ている部分にはちょっと鼻白むところもあります。
 が、まあこの状況で生き残らなければならない地酒蔵としては見習うべきところも多いんじゃないでしょうか、逆にこの辺り消極的過ぎる蔵が多い気もします…
 閑話休題、このWシリーズは、そんな蔵が満を持して特約店限定で出してきた、いわばマニアにも向けたブランドですね、個人的には「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんがまとめて取り上げていたのが印象に残っています。

 スペックは赤磐雄町を50%までと純米表記ながら結構削っています、その割にはお安いですね。
 生が無かったのでやむなく火入れをセレクトしました。

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 上立ち香はリンゴヨーグルト的な乳酸混じりの吟醸的香りが気持ち強めに。
 含むと、かなり濃厚な甘旨味が力強く入ってきて、吟醸的苦味と独特のバランスを保ちつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やっぱりリンゴ的な甘旨味を感じるのですが、熟感や渋みと相まってむしろアップルティー的な雰囲気になってますね、さらにアルコール感や苦味もあって、独特な雰囲気を感じさせます。
 後味は、熟感と苦味の余韻を残しつつ、しっかりキレてくれます。

 中心に吟醸酒の王道的なリンゴ感がありながら、纏う熟苦渋で確固たる個性を確立している、芳醇甘旨酒でした。
 うーむ、これは完全に地酒最前線で勝負できるレベルですね…、瓶火入れですし、恐らくしっかりお金を設備投資にも回しているんじゃないかしら。
 火入れでこれなら私としてはやっぱり生も飲んでみたいなあ、できれば来期は抑えたいところ。
 W、渡辺酒造が品質面の実力も十分であることを知らしめてくれた一本でした。

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名称:W(ダブリュー) 純米 赤磐雄町 瓶火入
蔵元情報:有限会社渡辺酒造店
購入価格(税抜):1,409円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや銀座(GINZA SIX)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米

2019年03月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

家飲み記録 众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す柴田酒造場には、「考の司」という銘柄もあるそうです、が、目立つのはやっぱりこっちの众ですよね。
 生もと・山廃系のお酒が众と名付けられるようです、この辺りの由来やこだわりに関しては、蔵元ホームページの銘柄紹介に実にしっかり書いてあるので、興味があればそちらをご参照ください。
 やっぱり、地酒蔵が県外でお酒を売ろうとするなら、この蔵みたいにホームページを充実させるのって重要だと思うんですよね…、銘柄にまつわるストーリーや想いを積極的に出してくれると買い手側としてありがたいです。

 で、裏ラベルの情報も実に豊富ですし、杜氏の名前入りメッセージがあるのも良いですね~(実際新政が売れた理由の一つですしね)
 この情報公開の仕方は、まさに地酒蔵の範となるべき姿勢だと言えると、私は思います。
 そのコメントを見る限り、山廃であることに加え、「蒸米四段」という極めて特徴的な造りをしているところがポイントかと。

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 上立ち香は濃厚な感じのレーズンっぽい個性的な香りが控えめに。
 含むと、極めて濃厚かつ複雑な印象の旨味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、苦味・酸味・渋味と絡み合いつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、うーむ甘さと渋さと酸とオイル感のあるレーズンクリーム的な旨味を中心に感じつつ、アルコール的辛さやほんのりとした苦味もある、兎にも角にも複雑、ただそれでいてまとまりもある極めて個性的な世界観を感じるもの。
 後味は、酸辛がメインの働きで、少々苦渋の余韻を残しつつも、わりとしっかり引き上げます。

 非常に賑やかな味わいながら、一つの味わいの世界がしっかり構築されている、オンリーワンの芳醇旨口酒でした。
 いやあ芳醇酒ばっかり買っている私でさえ、これほど存在感のある味わいのお酒には滅多に出会えないですよ。
 製法も相当個性的のようですし、どんな好みの方でも一度は飲んでみるべき銘柄と言えるんじゃないでしょうか。
 众、次は是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒
蔵元情報:合資会社柴田酒造場
購入価格(税抜):1,530円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや銀座(GINZA SIX)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 山廃 純米

2019年03月26日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

はちつる 純米吟醸 無ろ過生原酒

家飲み記録 はちつる 純米吟醸 無ろ過生原酒

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 青森県八戸市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは近所の高島屋の日本酒売り場で衝動買いしました。
 高島屋といえば最近日本酒まつりで強く思いましたが、やっぱり百貨店って地酒購入先としては重要ですよね…、ちゃんとしたところはちゃんとしたお酒揃えてますし、試飲できる機会も多い。
 我々の様なマニアは基本地酒屋で買うことが多くなると思いますが、たまに百貨店に足を運ぶとまた新しい発見があるように思えます。
 閑話休題、今回は新聞紙包装に目を引かれての購入です、通常銘柄は「八鶴」「如空」のようですね。

 精米歩合50%の無濾過生原酒、使用米は華吹雪らしいです。
 2018/6製造で、8月開栓でいただいています。
 

 上立ち香は割とトロピカルな果実香にアルコールが混ざった感じで、そこそこに。
 含むと、かなり濃厚な甘酸旨味がググっと入ってきて、そこそこの苦味や辛さが複雑さや引き締まりを添えつつ、最後まで存在感を保ったまま流れ込んできます。
 味わいは、落ち着いたパイン系の甘酸がしっかりと中心にあり、苦味はあくまで脇役に徹している印象、ただピリピリとする辛さは結構あって、独特の甘辛さを創り出しています。
 後味は、もちろん酸辛がしっかり引き取って切れます。

 甘味酸味の存在感が強めでありながら、辛さとバランスがちゃんと取れている、辛口派にも勧められそうな芳醇酒でした。
 言ってしまうと甘酸の方向性は花陽浴に近いと感じました、ただ辛さの刺激があるので全体の印象は全く別物。
 一種の荒々しさも感じるのですが、私の口には会いましたね~、東京の市場で戦えそうな個性とインパクトがしっかり有るお酒だと思います。
 はちつる、是非また別スペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:はちつる 純米吟醸 無ろ過生原酒
蔵元情報:芳水酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年03月24日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

瑞穂 黒松剣菱

家飲み記録 瑞穂 黒松剣菱

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 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 一回はしっかりやっておくべきだろうと思い購入しました、もはや私のような人間が語るべきことはないであろう大剣菱です。
 ということでまずは蔵元ホームページをみることを推奨しますね、歴史や信念について等、実に読み応えがあります。
 そしてもう一つ、「あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!超」 さんの蔵見学レポートが無茶苦茶面白いので激オススメ!剣菱に興味がある方は必読と言えるかと…
 
 今回セレクトしたのは瑞穂、理由は単純にいつも私が飲んでいる値段帯の商品がこれだったからです、精米歩合や特定名称の記載は見事に無し。(ただアル添はしてないみたいですね)
 意外だったのが、裏ラベルに「できるだけお早めにお飲みください」との記述が有った事ですね、てっきり自家熟成上等かと思っていました…
 そんなわけで1年近く、部屋の片隅で遮光した状態で放置してからの開栓です、すみません。

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 流石に良い色をしています、まさに黄金色。
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 上立ち香は完全に熟々と言った感じのカラメルの香りが強めに。
 含むと、やはりガッツリ熟成香を纏った野太い、しかし粗さを感じさせないまとまりの旨味が力強く入ってきて、奥にあるほろ苦さと辛さでしっかり輪郭を保ちつつ息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、仄かな甘味を纏ったカラメル的風味の旨味が厳然たる主役、苦味はそこそこあるのですが旨味の力強さで相対的に脇役になっている感じですね、
 後味は見事なまでに時間差で出てくる辛さが引き取る、一種理想的な引き上げ方でキレます。

 いわゆる熟成酒的な香りを纏いつつも、全然枯れた感じのしない、極めて力強い旨味というものを感じさせてくれるお酒でした。
 無濾過生原酒とは全く違った「濃さ」を感じましたね、フレッシュさ皆無かつ柔らかい口当たりがありつつ、熟成香が若干クセっぽい印象。
 ただ、熟成に関しては私が勝手に常温熟成させてしまっているので何とも言えない部分も…、まあ凄く適当に飲んでもしっかり魅力的なお酒だということでもあります。
 剣菱の「イズム」をまざまざと目の当たりにした一本でした。

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名称:瑞穂 黒松剣菱
蔵元情報:剣菱酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年03月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

国重(くにしげ) 純米吟醸 しぼりたて無濾過生原酒

家飲み記録 国重(くにしげ) 純米吟醸 しぼりたて無濾過生原酒

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 香川県綾歌郡綾川町のお酒です。
 同蔵のお酒は2回目ですね、高松出張時購入酒の4本目。

 通常銘柄の綾菊は、約三年前にやはりワタナベ酒店さんで購入したことが有ります。
 この「国重」は、前杜氏である国重弘明氏の名前を冠した銘柄とのことです、蔵元ホームページの略歴をみると、本当にレジェンドクラスの方みたいですね。
 前にいただいたコメント情報だと、山田錦が圧倒的シェアを占めていた全国新酒鑑評会で、地元産の「オオセト」を使ってガンガン金賞を獲っていたとか…物凄いことかと思います。

 さて、今回はまさにその、契約栽培で品質をしっかり確保したオオセトを使用、精米歩合は50%です。
 買う際にはその辺りの周辺情報を含め、店長さんが非常に丁寧に、そして若干情熱的に語ってくれました。
 まだちょっと若いかもというコメントのありましたので、3ヶ月ほど寝かせて今年3月開栓です。

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 上立ち香は酸とアルコールと甘さのある爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、しっかりと酸の効いた旨味がまとまりよくかつ力強く入ってきて、若干時間差で出てくる苦味をあくまで脇役に感じさせつつ、最後まで引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、キツさのない酸が引き締める筋肉質な旨味が主役で、落ち着いたまとまりがありつつ生酒らしいフレッシュ感もあり、飲みごたえがありつつ飲み進めやすい、いい感じのバランスかと…
 後味は、最後まで雑味を感じさせず酸がガッチリ引き上げてくれます。

 甘さ控え目ながら私のような甘口派でも楽しめる、飲み応えのある引き締まり系旨口酒でした。
 いやあいつも言っていますが、私はこういうちゃんと味がありながら酸が働くお酒こそ、現在の万能食中酒だと思うんですよね…、特に肉に合うかと。
 さらに生らしさがしっかりあるのも良いんですよ、古臭くないというか…、ただ、もっと熟成させてみたい感じもあるんですよね~、二夏越えとか、さらに数年氷温熟成とかさせたらとんでもないお酒になるんじゃないかしら。
 国重、綾菊酒造のこだわりと実力をビンビンに感じさせてくれたお酒でした、いつかまたやりたいですね。

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名称:国重 純米吟醸 しぼりたて無濾過生原酒
蔵元情報:綾菊酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:ワタナベ酒店(高松)
お気に入り度:8.4/9.0

 なお、これでH30年度の出張酒紹介はひと段落しました。
 個人的MVPは「鷲の尾」としたいとおもいます、岩手に行く機会があれば是非飲んでみてください!

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2019年03月20日 香川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

芳水 純米吟醸 「無為淡霞(むいたんか)」 無濾過生

家飲み記録 芳水 純米吟醸 「無為淡霞(むいたんか)」 無濾過生

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 徳島県三好市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、高松のワタナベ酒店さん購入酒の3本目。

 こちらも穣同様、ワタナベ酒店さんの店内プレハブ冷蔵庫で発見したお酒です。
 蔵元ホームページは、手作り感バリバリながらも情報はしっかり更新されているのが素晴らしいですね(阿部寛ホームページのようだ)。
 この 「無為淡霞」についてもちゃんと商品紹介がありました。ググるとこのお酒しか出てこないので造語なんでしょう。
 「淡」という言葉が入っているのは個人的には地雷ではあるのですが、新酒生酒ということでセレクトしました。

 上記商品紹介によると、使用米は五百万石、精米歩合は55%ですね。
 日本酒度は+8.4とかなり高めなので、いわゆる辛口系っぽいですが、いかがでしょうか。

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 立ち香は凄く青臭いバナナ的な、個性的な香りがそこそこに。
 含むと、程よく味が乗った中程度の濃度の旨酸味がスルスルと入ってきて、程よい苦味でしっかり輪郭を保ちつつ、最後まで勢い良く流れ込んできます。
 味わいは、香りの印象通りの青いバナナ的な甘旨味が中心にあって、強めの酸とほんのりとした苦味もあり、全体として非常にバランスが良いのですが、飲みごたえは終始一歩引いた感じ。
 後味は、酸メイン苦味サブという感じで、見事にキレてくれます。

 名前のイメージ通り、生酒らしさがしっかりとありつつ、キレが素晴らしいお酒でした。
 よく言うとバランスの良い食中酒、悪くいうとインパクト不足って感じでしょうか(まあ正直イチャモンですね)。
 個人的なストライクゾーンからは外れますが、このキレの良さを好む人は多いことでしょう。
 芳水、次は芳醇系のコンセプトのお酒も飲んでみたいと思いました。

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名称:芳水 純米吟醸 「無為淡霞(むいたんか)」 無濾過生
蔵元情報:芳水酒造有限会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:ワタナベ酒店(高松)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー:高松一人飲みのときにいただいた骨付き鳥
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 美味しくいただきました、が、お店に「くらうでぃ」が無かったのがちょっと残念でしたね。
 一度一緒にやってみたかった…

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タグ: 芳水 純米吟醸

2019年03月18日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

穣(ゆたか) 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 穣(ゆたか) 純米吟醸 無濾過生原酒

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 徳島県三好市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、ワタナベ酒店さん購入酒の2本目。

 こちらを醸す蔵の通常銘柄は「今小町」、蔵の住所に「サラダ」って入っているのが目を引きますね、たぶん三芳菊と近いところにあるんでしょう。
 完全初見銘柄かつ無濾過生原酒ということで、見かけた瞬間テンションアゲアゲで即セレクトしました。
 ちなみに、このお酒はワタナベ酒店さんの店内から入れるプレハブ型の冷蔵庫の中に並んでいたものだったりします。
 前回来店時は見逃してしまっていたのですが、その中も凄くいい感じのお酒が揃ってるんですよ、本当近所にあったら通いたいぐらいのお店だと思います。

 ちなみに(手作り感溢れる)蔵元ホームページは更新止まっちゃってるっぽいですね、少し残念。
 ただ、このお酒のスペックに関しては裏ラベルに実に詳細に記載が有ります(写真参照)。

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 上立ち香は…、おやほとんどしないですね、草的?
 含むと、若干薬っぽい風味を纏った旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりと甘味も感じさせつつ、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、ケミカルというかミンティーというか、少々草っぽさもある苦旨味が主役、結構濃度は高めですが甘味はあくまで脇役に徹して、全体的には一種の軽さを感じさせます。
 後味は、少々スースーする感じで、しっかりとキレてくれます。

 味自体はしっかり存在感がありながら、独特なケミカル感が少々のクセと個性と飲みやすさを添えるお酒でした。
 これは前に虎変などに感じた薬・草っぽさを感じるなあ…生でも有るやつには有るんですねえ、私はこの風味はハッキリ苦手なのでなんとも…
 ただまあ、それに抵抗感がなければ、飲み疲れ感のないお酒として好む人も居ると思います、苦手な部分もある程度飲み進めると薄れてきますしね。
 穣、別スペックにまた出会いがあれば試してみようと思います。

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名称:穣(ゆたか) 純米吟醸 無濾過生原酒
蔵元情報:合名会社中和商店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:ワタナベ酒店(高松)
お気に入り度:8.1/9.0

■おまけギャラリー:ワタナベ酒店さん外観
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2019年03月16日 徳島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

勇心 純米吟醸 九号酵母

家飲み記録 勇心 純米吟醸 九号酵母

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 香川県綾歌郡綾川町のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらは高松出張時、「ワタナベ酒店」さんで買ったお酒です、ちなみに以前飲んだときも同店での購入です。
 日誌係さんが強く推していたお酒であること、蔵の主力商品が「ライスパワー」という美容・健康食品であることについては、前回の記事で書きました。
 やっぱり東京では見付けられないお酒ですので、久しぶりのチャンスを逃さずセレクトした次第です。
 
 スペックは地元産山田錦を55%まで削った、おそらく加水有りの火入れ酒、値段がちょっとお高いのが難点ではありますね。
 当然ながら本当は生が欲しかったのですが、時期が悪かった…
 2018/11出荷で、実は購入直後ホテルで開栓して感想メモりつつ飲みました。

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 上立香は結構熟感のあるチョコ系のかおりがそこそこに。
 含むと、落ち着いてまろやかな印象の旨味が、少々の辛さを伴ってゆっくりと入ってきて、最後までしっかりとバランスを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、程よく熟した、甘さ控えめのバナナ的な旨味が中心にあり、そこに結構強めながらもどこか柔らかさのある辛さが伴うことで、非常に飲み進めやすい印象を受けるもの。
 後味は、やはり辛さが引き取って素晴らしいキレ。

 「中庸」を感じさせる、甘、熟、辛が絶妙のバランスを取る、極めてキレの良いお酒でした。
 大体ラベルに書いてある通りの印象の味わいでしたね、コクがあるのにキレがある、というフレーズを思い出しました。
 甘旨味のある、良く出来たひやおろしって雰囲気なんですよ、秋の味覚(さんまとか)に合いそうといいますか。
 私は生の方が好みですが、こちらのほうが万人向けなんじゃないかしら。
 勇心、東京でも入手できるようになってほしいお酒の一つです。

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名称:勇心 純米吟醸 九号酵母
蔵元情報:勇心酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:ワタナベ酒店(高松)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー:ホテルでの一人酒盛りの様子
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 ワタナベ酒店さんで色々とつまみも買いましたが、やはり外飲みより安上がりなのが良いですね…

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タグ: 勇心 純米吟醸

2019年03月15日 香川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天上夢幻 純米吟醸 生詰熟成蔵隠し 

家飲み記録 天上夢幻(てんじょうむげん) 純米吟醸 生詰熟成蔵隠し 

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 宮城県加美郡加美町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、仙台出張時購入酒二本目(ラスト)。

 こちらも衝動買いですね、ただ以前にお酒ミライさんのにごり酒の感想記事は見ていて、銘柄名は頭に入ってはいました。
 ホームページを見ると、何と蔵元は藤原鎌足の末裔だとか…、由緒正しい家柄が多い日本酒蔵元の中でもこれはインパクトありますね。
 かなり早い段階から生産高を絞り、品質重視に切り替えているようです。

 今回のお酒は、いかにも限定品っぽいマニア心くすぐるラベルですね。
 ポイントは、10月出荷の蔵元熟成の生詰酒ってところでしょうか、ひやおろし的なスペックかと思います。(あえてそう名乗らないのがニクイ)
 実はにごり酒も並んでいて非常に迷ったのですが、初見銘柄なので色ものを避けてこちらをセレクトしました、12月開栓。

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 上立ち香は落ち着いた感じの果実系の香りが仄かに。
 含むと、完熟果実的な酸の効いた旨味が自然な口当たりで入ってきて、割と最後までその印象を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかりと味が乗った感じの甘味と、ちょっと乳酸のニュアンスがある柔らかい酸の双方が相まって、存在感と飲み飽きなさを両立させている印象、
 後味は酸が引き取ってしっかりと引き上げてくれます。

 「熟成蔵隠し」というフレーズになかなかに説得力のある、程よく熟した個性的な芳醇甘酸旨味酒でした。
 このバランスは面白いですね、実際主役は甘味だと思いますが、速醸にしては珍しい乳酸感で、ヤクルト的な趣もあるかも。
 いわゆるひやおろしは好きではない自分ですが、この熟感は結構好みです。
 天上夢幻の実力を感じた一本でした、私としては次はやっぱり生を飲んでみたいですね。

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名称:天上夢幻 純米吟醸 生詰熟成蔵隠し
蔵元情報:株式会社中勇酒造店
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:藤崎(仙台)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年03月14日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(森泉) 純米生原酒 しぼったまんま

家飲み記録 (森泉) 純米生原酒 しぼったまんま

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 宮城県大崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、こちらは仙台出張時に購入しました。

 非常に充実した日本酒コーナーがある地場の百貨店「藤崎」に行って、萩の月の簡易包装と共に地酒を買って帰るのが、自分の中では仙台出張恒例になっていますね。
 これも完全初見銘柄、蔵元ホームページを見ると、蔵及び関連施設の案内に非常に力を入れているようです。
 国登録有形文化財の日本家屋「昭和レトロ館」なんてのもあるらしく、なかなか興味をそそられますね。
 
 あまり詳細なスペック情報は無いですが、精米歩合60の生原酒、「おり」はかなり濃い目。
 しかし、地方に多いのですが、こういう一見して銘柄がわからないラベルって良くないと思うんだけどなあ…
 穴開き栓で、ダレが心配なので、11月中に開栓していただきました。

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 上立ち香は極めて濃い感じのフレッシュなメロン的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり超濃厚で青い甘旨味がわりとトロリとした口当たりで入ってきて、新酒らしい若干キツめの苦味とせめぎ合いつつ、濃度を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン的な青い甘旨味が主役なのですが、ガス皆無で早くも水飴的な若干のダレを感じるかも、新酒的苦味やエグ味もありますね、ただ甘味の存在感であるていど許せる感じ。
 後味は、苦甘を若干口中に残しつつも、苦味が引き取る形で引き上げます。

 極めて濃厚かつ新酒らしい甘旨味をストレートに、しかし若干重い感じで味あわせてくれるお酒でした。
 いやあこれならガス感あった方が良いでしょう~、まずは穴開き栓をやめるところから始めてほしいところ。
 とは言え、製造物責任の観点からは難しいんでしょうね…、なにか穴開き栓に代わる画期的なパッケージ方法が開発されることを切実に願った今日この頃。
 森泉、次出会ったときは通常の生をいただいてみたいと思いました。

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名称:(森泉) 純米生原酒 しぼったまんま
蔵元情報:森民酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:藤崎(仙台)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 森泉 純米

2019年03月12日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

虎変(こへん) 特別純米

家飲み記録 虎変(こへん) 特別純米

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 愛知県名古屋市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、名古屋出張時購入酒の2本目(ラスト)。

 こちらは名古屋駅近くの「岡田屋」さんで購入しました。
 同店の冷蔵庫はどちらかというと地元より全国の銘酒が揃っているタイプだったのですが、常温棚に初見のこのお酒があったのでセレクトしました。
 金虎酒造のお酒は、昔日本酒物語で高評価だったのを見たことがあり、割と最近日本酒感想日誌さんも取り上げられていたので、一度飲んで見たかったんですよね。
 
 スペックは愛知が誇る酒米「夢吟香」利用で精米歩合は55%、要冷蔵ではないので多分二回火入れですね。
 私は常温棚のお酒は滅多に買わないのですが、未飲銘柄目当てでセレクトしてしまいました…、反省。
 製造年月は2018/11ですが、28BYなので、一年以上の熟成を経ていると思われます、2019年の2月に開栓。

 上立ち香は若干ハーブ的な、ちょっとケミカル感もある香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた旨味が若干の薬臭さを纏いながら自然な感じで入ってきて、尻上がりに強まる辛さでしっかりと引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、確かにふくよかな旨味といった趣の、落ち着いた甘味が中心にあるのですが、どうもこの薬っぽい風味が足を引っ張りますね、苦味は控えめで、それ以外は違和感なく美味しい。
 後味は、あくまで落ち着いた辛さが引き取って、しっかりかつある程度柔らかくキレてくれます。

 バランスの良い優しい甘み旨味に、薬orケミカルな風味がからみつく、どうにも惜しい旨辛酒でした。
 いやあなんなんだろうなあ、この出張先で購入したお酒(特に火入れ)に特有のクセっぽい風味は…気にならない人は気にならないんだと思います、ただ自分にとっては完全にオフフレーバーなんですよね、そして今風銘柄では滅多に出会わない。
 恐らく特定の化学物質由来なんだろうなあ…、こうなると少しそっち方面の勉強もしたほうが良いのかしら。
 虎変を初め、金虎酒造のお酒は次は絶対に生をいただこうと思いました。

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名称:虎変(こへん) 特別純米
蔵元情報:金虎酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:岡田屋(名古屋)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー①:岡田屋さん外観
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梱包等非常に丁寧にしていただきました、素敵なお店です。

■おまけギャラリー②:恒例の車内プチ宴会
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四合瓶一本は飲み過ぎなので、300mlを2本に。(大して変わらない)
しかし、やっぱり水色瓶は香りに違和感があることが多いなあ…

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タグ: 虎変 特別純米

2019年03月10日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより

家飲み記録 凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより

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 新潟県十日市市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは名古屋出張時の土産酒になります、購入先は「リカーワールド21 シバタ」さん。
 同店は一見コンビニの様な外観でいて、実際入ると非常に充実した日本酒ラインナップに驚きます。
 せっかく愛知に来たので、「長珍」を買おうか最後まで迷ったのですが、基本一升瓶なので冷蔵庫の空きの点から断念…

 さて、この「凌駕」は限定ブランドで、通常銘柄は蔵名でもある「松乃井」です。
 松乃井というと個人的には、日本酒ブログ「きたろーの酒ノート」さんのイチオシ銘柄という印象が強いですね、「日本酒ブログマニア」でもある私としては、一度飲んでみたいと思っていました。
 ちなみに「凌駕」については蔵元ホームページではなく、地酒専門の代理店「株式会社花山」のホームページに詳しく載っていました、多分PBかな。

 そちらによると、使用米は「たかね錦」、精米歩合は55%で、日本酒度+4とのこと。
 多分加水火入れの上で寝かせたタイプでしょうね、お値段が安めなのも嬉しいところ。 

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 上立ち香は硬質な感じの落ち着いたアルコール的香りが控えめに。
 含むと、バランスの取れた引き締まった旨味が力強くも柔らかみもある口当たりで入ってきて、割と最後までその印象のまま、ゆっくりと胃に流れ込んできます。
 味わいは、甘さを抑えた洋梨的な風味のある旨味が主役、そしてほんのりとした辛さがそれに溶け込むように一体となって、優しさと引き締まりを兼ね備えている印象。
 後味は非常に自然ながら、見事なまでにスッキリとキレます。

 秋酒の良いところを集めたような、キレと柔らかさをしっかり両立させた、どんどん飲めてしまう系の適熟酒でした。
 後味の引き上げ方も非常に丁寧というか、刺激感に頼らない感じなところが非常に良いですね。
 まあ、私からすると甘味やインパクトの面で物足りない印象もあるますが…それは完全に言いがかりでしょう、とんがったところが無いまとまりこそが魅力かと。
 凌駕、生もあるようなので次はそちらも是非いただいてみたいと思いました。

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名称:凌駕(りょうが) 特別純米 秋だより
蔵元情報:株式会社松乃井酒造場
購入価格(税抜):1,230円/720ml
購入した酒屋さん:リカーワールド21 シバタ(名古屋)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年03月08日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大黒正宗 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 大黒正宗 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY 

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 兵庫県神戸市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは大阪出張みやげです、例によって(何と4年連続)お邪魔した「浅野日本酒店」さんで購入。
 実は同時に前にいただいたきよつるのあらばしりも買ったのですが、帰りの車内で1本空けてしまいました…ので、感想記事はこの1本だけになります。
 蔵元ホームページを見る限り、こちらもほぼ地元向けに出荷されてるっぽいですね。
 生原酒という好みのスペックで、試飲した際のインパクトのある味わいに惹かれてセレクト。

 スペックは兵庫の酒米「夢錦」を60まで削った無濾過生原酒。
 製造年月2018/9の29BYで、11月末開栓なので、1年近く生熟期間を経たものになっています。

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 上立ち香はアルコール混じりの杏?的甘酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはり押しの強い引き締まった旨味がガツンという感じで入ってくるのですが、あまりキツい感じではなくあくまで筋肉質な感じを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘味は控えめながらほんのりと存在し、一体となった酸苦渋を感じさせるインパクトが強いもので、アルコールというよりは酸由来の辛さが全体の筋肉質な印象を創り出しています。
 後味はその辛さが引き取る形でやはり力強くキレる感じ。

 酸がしっかり引き締める系の旨味が強烈なインパクトで入ってくる、色々な意味で力強さをビンビンに感じる芳醇旨辛酒でした。
 何気に甘味もあるので、キツさが浮かない感じなのが良いですね、やっぱ甘味は大事ですわ(個人的見解)
 後は、酸の働きで生熟が良い方向に向かっているところもグッド、これは数年レベルで寝かせても大丈夫なタイプじゃないかしら。
 大黒正宗、次は是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:大黒正宗 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY
蔵元情報:株式会社安福又四郎商店
購入価格(税抜):1,620円/720ml
購入した酒屋さん:浅野日本酒店(大阪)
お気に入り度:8.4/9.0


■おまけギャラリー①:天満宮「日本酒 福」さんでの飲み記録

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 ネットで情報収集して訪問したのですが、大当たりのお店でしたね。
 店長さんの日本酒愛(特に燗酒に対する)が伝わってきて、ついつい勧められるままに(珍しく古酒系も)飲んでしまいました。
 これまた出張時としては飲み過ぎましたが…

■おまけギャラリー②:車内飲み記録

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 カップを入手し損ねたので「エビアンの空きボトルに入れたら飲み易いじゃ~ん、ウヒラウヒラ」とバカスカ飲んでたら四合瓶一本空けてしまいました…
 しかもその後熟睡して駅員さんに東京駅で起こされるわ、慌てて出たら車内に忘れ物するわで酷い醜態を晒すことに…
 流石に猛省いたしました。

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2019年03月06日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:3

加賀鶴 あらばしり 純米生原酒

家飲み記録 加賀鶴 あらばしり 純米生原酒

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 石川県金沢市のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めていただきます、金沢出張での購入酒2本目。

 こちらは金沢駅ビル内の「金沢地酒蔵」で購入しました。
 同店にはいわゆる角打ちスペースがあったり、試飲自販機があったり、一般顧客向け土産酒販売書として必要十分な役割を果たしている印象でした。
 岩手の「KIKIZAKEYA」を見たときも思ったのですが、地方の主要駅にこういう場所がある意義というのは非常に大きいと思いましたね、地酒の観光資源としての価値を再認識できました。
 さて、この加賀鶴は完全初見銘柄です、生原酒が有ったのでセレクトした次第。

 地元産五百万石を65%まで削った純米生原酒、1,700円越えはちょっと割高かな…
 製造年月は10月ですが裏ラベルには「新酒しぼりたて」記載が有るんですよね、本当かなあ(ちなみに11月開栓で飲んだ印象は完全に生熟)

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 上立ち香は落ち着いた熟感を纏ったアルコール混じりのレーズン系(?)果実香がそこそこに。
 含むと、やはり程よい感じに味が乗った印象の旨味が力強く入ってきて、キツくない程度のアルコールの辛さでしっかり引き締まりを保ちつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さ程々のレーズン的な落ち着いた旨味が中心にあって、紅茶にちょっとだけ似ている苦渋味が奥深さを与える、クセを抑えた生熟酒のお手本のような風味ですね、飲みごたえはバッチリ。
 後味は辛さが引き取ってキレるタイプ。

 奇を衒わない感じの、全体的にとんがったところの無い生熟酒でした。
 最初飲んだときは後ろ向きの薬臭さも若干感じたのですが、飲み進めると慣れましたね。
 生熟酒として破綻していない感じではあるのですが、個性はあまり感じないかなあ、「生原酒ならでは」って感じがあまりしないと言いますか。
 加賀鶴、また出会う機会があれば別のスペックをいただきたいと思います。

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 ↑麹米と掛米で、括弧の場所が不揃いなのが気になる…

名称:加賀鶴 あらばしり 純米生原酒
蔵元情報:やちや酒造株式会社
購入価格(税抜):1,714円/720ml
購入した酒屋さん:金沢地酒蔵
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー1:金沢地酒蔵外観と試飲自販機
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■おまけギャラリー2:恒例の帰りの車内での一杯
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 天狗舞山廃生で、満足感十分の〆。
 しかし、駅で買った「おつまみレジェンド そして伝説へ…」のネーミング、特定年代に刺さり過ぎて反則だよなあ(笑)、味も良かったっす。

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タグ: 加賀鶴 純米

2019年03月04日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

神泉(しんせん) 吟醸 ひやおろし 無濾過原酒

家飲み記録 神泉(しんせん) 吟醸 ひやおろし 無濾過原酒

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 石川県小松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 今回からまた出張時購入酒に戻ります、こちらは金沢出張の際のもの。
 実はこの出張で一番印象に残ったのは、駅近くの「酒酔 醍醐」というお店での外飲みでした(珍しく出張時にバカスカ飲んでしまった)、その様子は記事下部に写真載せておきます。
 さて、この銘柄は完全初見です、ただ蔵元ホームページは内容、更新頻度ともに凄く充実していて情報は手に入りやすいですね。
 取扱い店一覧を見ると、一部の例外を除いてほぼ全部県内消費のようです。

 いわゆるひやおろしということで、生詰(一回火入れ)、精米歩合60、アル添有となっています。
 正直普通では選ばないスペックですが、未飲銘柄ということでセレクトしてしまいました(あまり良くないことですね…)。

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 上立香はちょっとケミカル感と草感のある香りが控えめに。
 含むと、割と押しの強い印象の個性的な旨味がグググッと入ってきて、ほんのりとした苦味と絡み合いつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、結構濃い目ながらも甘さは皆無、渋味と草感で何となく紅茶を彷彿とさせる感じですね、若干ケミカル感もあって、なかなか複雑な感じになっています。
 後味は、苦渋が引き取って力強くキレます。

 独特の引き締まりを感じる、濃厚かつ謎の飲み飽き無さがある、渋苦旨味酒でした。
 特にケミカル感と草感が面白いですね、酸で切るのとはまた違うキレがあると思います。
 これはなんというか、単体で飲むお酒ではない感じがしますね、この個性にペアリングする料理を探すべきなのかも。
 神泉、次機会があれば絶対に生をいただこうと思いました。

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名称:神泉(しんせん) 吟醸 ひやおろし 無濾過原酒
蔵元情報:東酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:金丸酒店(金沢)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー:「酒酔 醍醐」さんで撮影させてもらった写真(飲んでないのも多いです)

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 改めてみるとヤバいですね…、まあほとんど(特に高級酒)は記念写真ですが。(無二なんて飲めるわけないし)
 カウンター席で店員さんと日本酒談義ですっかり盛り上がってしまいました、素晴らしく、素敵なお店だと思います。

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タグ: 神泉 吟醸

2019年03月02日 石川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

醸し人九平次 うすにごり 生

家飲み記録 醸し人九平次 うすにごり 生

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 愛知県名古屋市のお酒です。
 かなり飲んでいる印象ですが、ブログでの登場はなんと二回目、やはり外で飲める銘柄は後回しになりがちですね。
 
 こちらのお酒は、通常品としては長らく生酒を販売していなかった萬乗醸造が、7年振りに復活させた商品らしいです。
  (ちなみに私は以前九平次の生酒自体は飲んだことありました(記事下写真))
 完全予約制という地酒では極めて珍しい販売形態をとったこともあって話題性も抜群、追加受注するぐらいに売れ行きは好調だった様子。
 もちろん「乗るしかない、このビッグウェーブに」と受付開始直後に予約いたしました。

 理由はわかりませんが、精米歩合等の情報は非公開で、特定名称の記載もありません。
 お値段は税抜1,800とそこそこお高め、以前は「件の山田」っていうお値打ちの商品もあったんですけどね…

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 上立ち香はマスカット(?)的なフレッシュでみずみずしい香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュ感を強く感じる甘酸旨味がほどほどの重さで入ってきて、ほんのりと裏方に苦味を感じさせつつ、最後まで引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、少々のガスと強めの酸味の働きでキリリとした印象の旨味が主役、甘味はかなり控えめかつ、濃度としても一歩引いた感じで、食中酒的な雰囲気がありますね。
 後味は、やはりガス・酸・苦味の働きが相まってしっかりキレます。

 生酒らしいフレッシュさはガッツリありつつ、マイナス要素が丁寧に除かれた、ハイレベルのまとまりのあるお酒でした。
 流石の完成度ですが、濃いやつ(無濾過生原酒)ばっかり飲んでいる私からすると、個性・インパクト・コスパの点で物足りないかな…
 狙い通りなんでしょうがちょっと水っぽいというか薄い感じなんですよね、生酒とはいえやはり食中酒志向という雰囲気、やはり白ワイン的な味を指向しているのかしら。
 九平次、やっぱり件の山田復活させてほしいなあ…

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2756.html
 (同記事中の裏ラベルに関するコメントに「辛辣ゥ!」と吹いてしまいました…必見。)

名称:醸し人九平次 うすにごり 生
蔵元情報:株式会社萬乗醸造
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:過去フォルダに残っていた件の山田の生(前列左から4番目)
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 実はこの写真、私の一番最初の家飲み日本酒記念写真だったりします(2012年)。
 いやあ我ながら良いセレクトしてますねえ(笑)、ハッキリいって先輩ブログの皆様のおかげなんですよ。
 なんだかんだで日本酒ブログは情報源として極めて有用だと思います、うちに限らず、もっと見られて欲しいなあ。

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2019年03月01日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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