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恵那山 純米吟醸 ひだほまれ

家飲み記録 恵那山(えなさん) 純米吟醸 ひだほまれ

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 岐阜県中津川市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、高島屋日本酒まつり購入酒の7本目、トリのお酒になります。

 このお酒の製造責任者である岩ケ谷雄之氏は、かの東洋美人の蔵で酒造りを学んだみたいですね(SAKETIMESに記事がありました)。
 いやあ東洋美人(というか澄川社長)は本当に面倒見がいいですねえ…、この恵那山や、横山五十とか阿武の鶴とか、澄川社長が居なければ今の姿は無かったであろう銘柄って相当数あると思います。
 さて、蔵元ホームページは充実してますね(買える店一覧があるのは素晴らしい)、全量純米蔵で、輸出に力を入れているようです。
 
 スペックはひだほまれの精米歩合50%と、かなり削ってます。
 蔵元さんの話によると二回火入れらしいです、確かに要冷蔵表記無いですね。
 私は基本二回火入れ酒は買わないのですが、このお酒はしっかり試飲して印象が良かったので買いました。
 山田錦もありましたが、ひだほまれの方がやはり個性的に思えたのでセレクトした次第です。


 上立ち香はまさに完熟果実的な濃厚な甘さを感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた印象のまろやかな甘旨味が入ってきたかと思うと、酸味が尻上がりに強まってきて最終的にはかなり引き締まった印象を与えつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、最初の甘味は砂糖まぶしの和菓子的な柔らかいものなのですが、その後の酸味の働きは柑橘系果実を思わせる唾液腺を刺激するもの、雑味は皆無でその2つの要素が見事に調和しているのが素晴らしいですね。
 後味は、若干甘味の余韻を口中に残しつつ、ゆっくりと引き上げます。

 甘味と酸味が時間差で主役を交代する、非常に面白い個性のある、しかししっかりと落ち着きのあるお酒でした。
 いやあこれは正直未経験な味わいなんですよね、低酸で柔らかいとか、高酸でスッキリというのはわかるのですが、不思議な時間差で両立しているというのは実に面白い。
 これが二回火入れというのは意外ではありますが、ただ納得感もあるんだよなあ…、普通なら私が苦手な火入れ感もあるんですよ、ただ甘味が枯れていないので好き感が完全に勝つ感じ。
 ああ乳酸味もあるかなあ、こういう乳酸系キャンディ舐めたことがあるような…
 今回7本買ったわけですが、自分との相性と個性の点で、MVPはこのお酒ですね。
 恵那山、是が非でも他のスペックも飲んでみたいと思います。

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名称:恵那山(えなさん) 純米吟醸 ひだほまれ
蔵元情報:はざま酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:今回購入酒記念写真
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 担いで電車で帰るのは大変でした…
 でも、非常に満足感の高いクオリティでしたね、流石高島屋だというべきでしょう。

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2019年02月28日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

家飲み記録 龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目ですね、高島屋日本酒まつり購入酒の6本目。

 こちらは蔵元ブースでがっつり試飲させていただいた上で購入しました。
 ふらふら歩いてた私に声かけで呼び込んだ上、それぞれ解説しつつ、かの「米のささやき」(たしか生もあったような)を含む高級酒を含んだ5種類ぐらい飲ませてくれたんですよね。
 いやあ、あそこまで気持ち良く試飲させてくれるとやっぱり楽しいですね~
 今回は未飲銘柄中心に買っていたのですが、その御礼と、実際旨かったことがあって今回セレクトしました。(後、いつもファンの方にコメント貰っていて、興味が強まっていたということもあったり…)
 
 スペック的には特A地区山田錦利用、精米歩合65の無濾過生原酒と、かなり豪華なもの。
 お値段1,800円はむしろ良心的でしょうね。
 確か29BYで、一年近く蔵元で氷温熟成されたものだったかと、10月蔵出しで、実は12/31の大晦日にいただきました。

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 上立ち香は濃厚かつ落ち着いた印象の完熟果実的な香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと味乗りした感じの甘旨味が実に力強く入ってきて、時間差で出てくる強めの苦味でギッチリと引き締められつつ、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、完熟マスカットを若干煮詰めたような非常に濃厚な甘旨味が中心にありますね、苦味は結構ギリギリと来るのですが浮いた感じではなく、それだけに引き締まりが凄いですね。
 後味はその苦味がガッツリ引き取る形ながら、完璧といえるぐらいに見事にキレてくれます。

 濃厚かつ落ち着いた甘味と、存在感のある苦味が、不思議な感じのバランスでしっかりと一体化する、個性派芳醇キレ良し酒でした。
 いやあ良いですね、こういう生熟も有りなんだなあ…、世界観のあるお酒だという気がします。
 「コクがあるのにキレがある」というフレーズは、ドライ系ビールよりこういう日本酒にこそ合うのではないか、そんなことも飲みながら頭に浮かびました。
 龍力、改めて今後注目度を上げていこうと思います。

 ちなみに今回年始を挟んだので、三分の一ぐらいを一週間近く空けてから飲んだのですが、カケラも劣化してませんでしたね。
 いやあこれは強いお酒ですわ…、本当実力派だと感じました。

■紹介:「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペック(BY違い)の記事
https://www.sakeblog.info/tatsurikitokubetsujunmaiyamadanishikimurokanamagensyu/

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名称:龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.6/9.0(値段を考慮に入れても)

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2019年02月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

西之門 純米吟醸原酒 無濾過生詰

家飲み記録 西之門 純米吟醸原酒 無濾過生詰

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 長野県長野市のお酒です。
 外飲み経験はありますが家飲みは初めて、高島屋日本酒まつり購入酒の5本目です。

 こちらのお酒との出会いは、先日の甘口日本酒オフ会だったりします
 参加者の持ち込み酒の1本だった秋上がり(上記記事に写真もありますね)が個人的に好みのタイプだったため、脳内の「後で飲みたいリスト」に入れて置いたところ、今回出会えたのでセレクトした次第です。
 銘柄名の由来である店舗所在地の「西之門町」はその名の通り善光寺の西にあるらしいですね、こういうストレートなネーミングは憶えやすくて好きです。

 美山錦の精米歩合60%、生詰(一回火入れ)になります、秋の蔵出しの所謂ひやおろし的なスペックですね。
 生酒もブースに並んでいたのですが、試飲の印象としてこちらの方が良かったのでセレクトしました。
 お値段はちょっとお高い税抜2,000円。

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 上立ち香はやっぱりちょっとリンゴを彷彿とさせる甘くフルーティーな香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚ながら柔らかい印象の甘酸旨味が自然な口当たりで入ってきて、少々の苦味でしっかりと引き締まりを保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり完熟リンゴ的な甘酸味が主役、かつちょっとインパクトのある苦味や辛さも伴う複雑さがある感じですね、それでいて嫌味や粗さを感じさせないのは見事。
 後味は若干の辛さを舌先にピリっと残して力強くキレます。

 長野酒らしい濃厚なリンゴ的甘旨味に、刺激的な辛さが伴って独特のバランスを保つ、芳醇甘旨辛酒でした。
 うーん、この辛さ(刺激)は面白いなあ、スパイシーとでもいうのでしょうか、でもアル添の辛さとはまた違った雰囲気ながら、キレの良さを演出していると思います。
 長野酒は自分の好みと合っていることもあり結構飲んでいるつもりなのですが、まだまだ素敵な未飲銘柄がありそうですね…
 こういうお酒に出会ったり、「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんで知らないお酒を見たりすると、つくづくそう思います。
 西之門、是非また他のスペックもいただいてみたいと思いました。

■紹介:長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳さんの別スペックの記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1071727851.html

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名称:西之門 純米吟醸原酒 無濾過生詰
蔵元情報:株式会社よしのや
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.5/9.0(値段を考慮に入れても)

■おまけギャラリー
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 イベント会場では酒米マップや稲穂の実物など、展示物も興味深いものがありました。
 雄町はいつみてもデカイよなあ…、これは栽培難しいわけだ。

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2019年02月24日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

鶴の友 別撰

家飲み記録 鶴の友 別撰

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 新潟県新潟市のお酒です。
 外飲み経験はありますが家飲みは初めてで、高島屋日本酒まつり購入酒の4本目です。

 知る人ぞ知る銘酒というやつではないでしょうか、地元消費がほとんどで、中々東京で買いにくい銘柄だと思います(蔵元ホームページも無し)。
 この辺りは「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんが既に書かれている通りですね、SNS等でもちらほらと高評価を受けている印象ですが、実際買おうとすると非常に難しい。
 実は私は以前一度通販で取り寄せたことはあったのですが、宴会用に使ってしまい、家でじっくりと飲めなかったんですよね。
 今回、日本酒まつりの商品棚にドカッと並んでいたので喜んで購入した次第です(ブースは無かったので試飲せず)。

 ラベルは昭和感のあるレトロな感じですね~、今となっては逆に目立つ気さえします。
 スペック情報もアルコール度数と、アル添・火入れ有りということぐらいしかわかりませんね、特定名称の記載も無し。
 お値段は税抜千円と、まあ安めの本醸造クラス程度に抑えられています。

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 上立ち香は上品な砂糖菓子のような落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、割とパンチの効いた、苦味辛味と一体となったような旨味がピリピリグググッと入ってきて、尻上がりにさらに引き締まりを強めつつも、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、プルーン的な奥深い旨味を芯として、ほんのりとした甘味を伴う感じで、兎にも角にも粗さや雑味の無い、飲み応えと飲み飽きなさをバッチリと両立させた一種の完成形を感じさせるもの。
 後味は流石にアルコール的な結構キツさもある辛さがガッツリ引き取ってキレます。

 伝統的な熟感やアルコール感がありつつも、極めて丁寧な造りを感じさせるバランスで、グイグイ飲ませてくれる、完成度の高い旨辛酒でした。
 とくに熟感(火入れ感)は、旨味に溶け込んでいるといいますか、全然嫌らしさが無いのが凄いなあ。
 ただ、アルコール感、刺激に弱い方には勧められないと思います、こういうお酒を飲むと、やはり純米酒の柔らかさというものを再認識できますね。

 と、初日は思ったのですが、開栓後二日目で何か一気に柔らかくなりましたね…これほど変わるとは…
 以前一升瓶で飲んだときは最初からこんな感じだった気がするので、このお酒はある程度空気に触れてからが真骨頂なのかも。
 まあ後味はやっぱりちょっとアルコール感ありますね、だからこそキレは良いのですが。

 コスパもとんでもなく良いですし各所の評判も納得ですね~、方向性は全く違いますが、楽器正宗と同様全国で通じる傑作アル添酒だと思います。
 鶴の友、また入手機会があったら別スペック(特に純米)も飲んでみたいと思いました。

■紹介:「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの別スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/10735582.html

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名称:鶴の友 別撰
蔵元情報:桶木酒造株式会社
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

■おまけギャラリー:日本酒まつりブース横の冷蔵棚
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 鶴の友がこんだけ揃ってて、他の銘柄も一級品。
 高島屋のバイイングパワーを、若干冷や汗が流れるレベルで感じましたね…

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2019年02月22日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

薩州正宗 純米酒 生貯蔵酒

家飲み記録 薩州正宗 純米酒 生貯蔵酒

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 鹿児島県いちき串木野市(凄い市名だ…)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、高島屋日本橋店日本酒まつり購入酒の3本目。

 鹿児島のお酒は初登場ですね、実は日本酒まつりに行く決定打になったのがこのお酒だったりします。
 当ブログでは既に他46都道府県のお酒記事を掲載しているため、こちらで晴れて全都道府県制覇なのです!
 まあ一度制覇を目指した方はご存知だと思いますが、鹿児島と沖縄が鬼門なんですよね…(焼酎や泡盛がメインで、清酒銘柄が各1つしかない)
 沖縄の「黎明」は結構前に飲んだのですが、この薩州正宗にはずっと出会えず「こりゃ蔵元通販しかないかな…」と思っていたところだったので、今回はまさに渡りに船だったわけです。

 精米歩合は70、使用米の記載は無いですね。
 残念ながら生酒はなく、純米吟醸は水色瓶で試飲時にちょっと嫌な臭いを感じた(あくまで私は)ので、こちらをセレクトした次第。

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 上立ち香は結構焦がしチョコ的な、熟感と甘さのある香りがそこそこに。
 含むと、若干火入れ的熟感を纏ったお米的旨味が割と力強く入ってきて、ほんの少々の辛さと苦味で程よく輪郭を整えつつ、自然に流れ込んできます。
 味わいは、基本伝統的なお酒によく有る、熟感のある旨味が主役、焦げ感も若干ありますね、ただ苦味の浮いた感じでなくて、マイナス要素はあまり無い感じで割とスルスル飲めてしまいます。
 後味は、苦渋の余韻を少々残しつつ、しっかりと引き上げてくれます。

 伝統的な日本酒としてしっかりと作ってあるような、バランスの良いほど熟旨辛酒でした。
 普通に飲めるのですが、如何せん私が求めているような個性や甘味のインパクトはありませんでしたね、出張先のカップ酒で良く会う感じといいますか。
 方向性自体がどうしても私の好みからは外れますが(生じゃないですしね)、気負わずに飲めるお酒としてこういう味を好きな方も確実に居るでしょう。
 まあ冷静に考えるとある意味「鹿児島産」というのが唯一無二の個性なので、この酒質はある意味ベストなのかも。
 薩州正宗、また面白そうなスペックに出会えたら飲んでみたいと思います。
 
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名称:薩州正宗 純米酒 生貯蔵酒
蔵元情報:薩摩金山蔵株式会社
購入価格(税抜):1,315円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 薩州正宗 純米

2019年02月20日 鹿児島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

文楽 純米吟醸 一回火入れ

家飲み記録 文楽 純米吟醸 一回火入れ

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 埼玉県上尾市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、高島屋日本酒まつり購入酒の2本目。

 今回の日本酒まつりは非常に面白い催しだったのですが、自分にとっては「秋」という時期だけがネックではありました。
 要は生酒が少ないんですよ…、そしてひやおろしといういらん子(好きな人ごめんなさい)が跋扈しているという。
 実はこの文楽も本当は生酒が欲しかったのですが、「AGEO」(日本酒応援団)名義のやけに高いやつしかなかったので、この一回火入れをセレクトしました。
 蔵元ホームページは実に充実してますね、ちなみに銘柄名は創業者があの「文楽」をこよなく愛していたため、やはりそこから付けたらしいです。

 スペックは精米歩合50の一回火入れ、アルコール度数15度ですし、多分加水も有りでしょう。
 製造8月、11月頭開栓です。


 上立ち香は落ち着いた、アルコールとクリームのような香りが、そこそこに。
 含むと、若干濃いめというか味が乗ったまろやかな旨味が、柔らかい口当たりで入ってきたかと思うと、時間差で出てくる辛さでダレを防ぎつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、砂糖的な甘味を纏った旨味が中心にあって、若干の熟感が落ち着きを、そこそこの辛さが引き締まりを加える感じ、苦味や酸味は皆無で、全体としては中庸な旨味が続く感じですね。
 後味は辛さが最低限の仕事をして、割と自然に引き上げます。

 マイナス要素を丁寧に配したような印象の、濃度、熟感、甘さともに中庸を往く感じのお酒でした。
 酸味がないからか若干単調なのと、ひやおろし的な熟感の中途半端さが個人的にちょっとつまらなく感じてしまったかも。
 というかやっぱり買ったことのない銘柄だからといって、自分が好みじゃないスペック買っちゃダメですねほんと…、当たり屋みたいになってしまう。
 文楽、次に買うなら絶対生にしようと思いました。

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名称:文楽 純米吟醸 一回火入れ
蔵元情報:株式会社文楽
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 文楽 純米吟醸

2019年02月18日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

辯天(べんてん) 純米大吟醸 四割八分磨き生原酒 夢錦

家飲み記録 辯天(べんてん) 純米大吟醸 四割八分磨き生原酒 夢錦

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 山形県東置賜郡高畠町(ひがしおきたまぐんたかはたまち)のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 出張酒特集の途中ですが、これからしばらくは趣きをかえて、私が以前高島屋日本橋店の「日本酒まつり」で調達してきたお酒をご紹介していこうと思います。
 これまたなかなか面白い全国のお酒が揃ってましてね…、高島屋、引いては百貨店バイヤーの底力を感じた次第です。
 
 さて、この辯天、私の中ではたまに「辨天娘」(鳥取)と混ざるのですが、全く別の銘柄です。(実は「べん」の字も違うんですよね、これ豆知識)
 こちらは以前かなリ低価格のものをいただいていたので、今回は逆に若干お高めなものを選んでみました(税抜1,800)。
 このイベントはガッチリ試飲できるので、ある程度思いきれるのもありがたいところです。

 スペックは名前の通り兵庫の酒米「夢錦」を48%まで磨いて醸した生原酒。
 夢錦はたまに県外でも使っている所がありますね、酒造適正が優秀なんでしょうか。
 確か29BYで、出荷時既に結構生熟期間を経ていたと思います。

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 上立ち香はスッキリフレッシュな青りんご的香りが気持ち強めに。
 含むと、吟醸酒らしい苦味を纏った力強い甘旨味が上品な口当たりで入ってきて、その苦味で引き締まりを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、香りの印象通りの青りんご的甘旨味が主役で、割と苦味もあるのですが旨味と一体な感じかつ、旨味が芯の強い感じなので、バランスはしっかりとれている印象。
 後味は、高精白らしく苦味が引き取りつつ、自然に引き上げてくれます。

 王道を行く味わいの、フレッシュ感と落ち着きをいい感じで兼ね備えた、旨味系純米大吟醸でした。
 苦味自体も典型的なものではあるのですが、含み香が押さえられているため飲み疲れ感も少ないのがグッド。
 後何気に熟成香皆無なのも良いんですよね、もともとの酒質がしっかり系なのか、ダレ感も皆無でした。
 辯天、機会があればまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:辯天(べんてん) 純米大吟醸 四割八分磨き生原酒 夢錦
蔵元情報:合資会社後藤酒造店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー
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 下を写すと顔隠しが面倒で…

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2019年02月16日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鷲の尾 北窓三友 生原酒

家飲み記録 鷲の尾 北窓三友 生原酒

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 岩手県八幡平市のお酒です。
 家飲みは初めて、岩手駅KIKIZAKEYA購入酒2本目になります。

 今回八幡平に行く際、是非飲んでみたいと思っていたのがこの鷲の尾です。
 twitter等でちょろちょろと良い評判を聞いていながら、地元以外での入手は相当厳しかったので、機会は逃したくなかったんですよね。
 実はホテルの夕食メニューにこちらの生酒(普通酒)があって、飲んでみたらまた旨かったので、迷わず土産酒にもセレクトした次第です。(ちなみにバスで登った山頂でカップ酒も飲みました)

 この北窓三友は限定品らしいのですが、ググっても情報があまりわからない…
 ラベルに精米歩合すら書いてないですね、純米みたいですが特定名称の表記も無い、謎に包まれたお酒ですねえ。
 ちなみにググったところ「北窓三友(ほくそうさんゆう)」とは、白居易の詩が出典で、酒・琴・詩のことをいうらしいです、酒飲みというと李白のイメージがありますが、あえての白居易セレクトになんとなくこだわりを感じたり…
 

 上立ち香は甘いメロンクリーム的な香りが割と強めに。
 含むと、香りの印象通りしっかりとした甘旨味が柔らかい口当たりで入ってきて、時間差で出てくる少々の青い苦味で丁寧に輪郭を整えつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、秋になっても青さを保った印象の、皮混じりの濃縮メロン果汁といった趣の甘苦味が中心、結構苦味強めなのに、全体としてやっぱり柔らか感があるのが素敵。
 後味は、ほんのりと苦味を口中に残しながらもあくまで柔らかく引き上げてくれます。

 芳醇甘旨系として割と王道をゆく味わいを、いい感じのまとまりでストレートに感じさせてくれるお酒でした。
 いやあこれは露骨に自分好みですね、まさか岩手でこういうお酒に出会えるとは!
 是非他のスペックも飲んでみたいところなのですが、こうなると入手性が壁になってくるのがいつものパターンなんですよね…
 鷲の尾、万難を排して何とかまた飲んでみたいと思いました。

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名称:鷲の尾 北窓三友 生原酒
蔵元情報:株式会社わしの尾
購入価格(税抜):1,463/720ml
購入した酒屋さん:KIKIZAKEYA(岩手)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー①:ホテルで飲んだ生酒
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小瓶で(生貯でなく)生酒というのが嬉しい!
何気に度数19度で、かつ飲みやすいので、危険なタイプかと。

■おまけギャラリー②:山頂で飲んだカップ酒
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■おまけギャラリー③:帰りの車内で飲んだ龍泉八重桜と車内宴会の様子
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ことあるごとに飲んでいた旅行でした…

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2019年02月14日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)

家飲み記録 銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)

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 岩手県紫波郡紫波町(しわぐんしわちょう)のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。
 
 こちらは昨年親の温泉旅行に付き合って岩手の八幡平に行った時に買ってきたお酒になります。
 購入先は岩手駅ビル内の「KIKIZAKEYA」、売り場はそんなに広くないのですが、岩手限定でなかなか面白いお酒が並んでいました。

 この「銀河のしずく」を醸す廣田酒造の通常銘柄は、ラベルの隅にも書いている「廣喜(ひろき)」。
 う~ん、こういうことを言うと大変失礼なのですが、どうしても福島の方を想起してしまいますね…
 ただ、個人的にはその意味でも印象には残っているので、そんなに悪いことでもないのかも。

 スペック情報は、どうやら裏ラベルの写真を撮り忘れてしまったらしく不明です…(しかもググってもあまり情報無いんですよね)
 ただ、名前の通り、岩手県が開発し平成28年に販売を開始した飯米「銀河のしずく」を使用しているというのが一番のポイントのようです。

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 上立ち香は若干酸を感じる爽やかな香りが仄かに。
 含むと、程よい濃度の甘旨味が割と勢いよく入ってきて、優しいほろ苦さで最後まで引き締まりを保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン風味の甘旨味を中心に据えつつ濃度は割と控えめ、伴う苦味も割と存在感はあるのですが浮いた感じじゃないのが良いですね、全体としては生酒の魅力を割と王道な感じで楽しませてくれる印象。
 後味は、やはり苦味をほんのり口中に残しつつ、そこそこ自然な感じで引き上げてくれます。

 飯米利用とは思えないレベルで整った、王道を往く芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 全体的にバランスが良いんですよね、各地の実力蔵がしっかり焦点を定めれば、今流行り(?)の酒質は再現できるんだろうなあと改めて思いました。
 ただやっぱり激戦区でもあると思いますねこの領域は…、差別化して人気を得るのはなかなか難しいんだろうなあ。
 ともあれ、廣喜については、次は通常商品も飲んでみたいと思いました。

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名称:銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米酒 生酒 (廣喜)
蔵元情報:廣田酒造店.
購入価格(税抜):不明(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:KIKIZAKEYA(岩手)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:同じく旅行先で買った平井六衛門
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ホテルで飲み切った上に、感想メモを紛失してしまったので個別記事は無しです…

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2019年02月12日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

岩の蔵 純米吟醸 #13

家飲み記録 岩の蔵 純米吟醸 #13

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 佐賀県小城市のお酒です。
 こちらも住吉酒販さんで購入しました、福岡出張時の購入酒3本目。

 こちらを醸す天山酒造のお酒としては「七田」の方が圧倒的に有名でしょう、そちらは当ブログでも過去に2回ほどやっています
 岩の蔵はあまり見かけなかったので今回セレクトしたのですが、先に書かれていた日本酒感想日誌さんの感想を購入後に思い出して若干後悔の念が…
 もちろん自分で飲んでみるまでわからないというスタンスなのですが、貴重な土産酒にあえて選ぶこともなかったかなあ。

 スペック上で特筆すべきは精米歩合50と結構削っているところと、アルコール度数が13とかなり低いことでしょう。 
 ただ原酒の表記が無いので低アルが加水によるものか他の要因なのかは良くわかりません。 
 ともかく、なるべく先入観無しにいただきます、8月製造、10月開栓。
 

 上立ち香はマッキーに甘みを足した(?)感じの、若干クセありながら正直個人的には割と好きな香りがそこそこに。
 含むと、軽くて細い感じの甘旨味がスッーと入ってきて、最初から最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロンというよりミントを彷彿とさせる、ほのかな甘味に酸味が絡み、ほんのりとした苦味も相まってとにかく軽く、かつ薄い感じの印象、なんかスースーしますね。
 後味は、その酸苦を余韻として残しつつも、実に自然に引き上げます。

 アルコール度数以上の軽さを感じさせる、ある種実に個性的なミント系スースー酒でした。
 うーむ、飲みやすさはあるのですがそれだけというか…、あと凄くケミカルな感じがあるので、苦手な人はそれだけで駄目かも。
 ただまあ、スイスイさ(?)重視ならその魅力はあるかと、とにかくそこに特化している印象はあります。
 後何気に私のようなマッキー臭が好きな人はそれだけで楽しめたりして…、これはまあ分かる人しか分からないでしょうが…
 まあこれだけでは判断し辛いかな、天吹を含め、今後も追っていこうとは思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2446.html

名称:岩の蔵 純米吟醸 #13
蔵元情報:森本酒造合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:住吉酒販(福岡)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー:福岡購入酒記念写真
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流石に飛行機だとあまり買えないですね…

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2019年02月10日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天心(てんしん) 純米吟醸

家飲み記録 天心(てんしん) 純米吟醸

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 福岡県北九州市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、福岡出張時購入酒の2本目。

 こちらは有名な酒販店「住吉酒販」の本店にて購入しました、以前駅構内の角打ちに寄ったことはありましたが、本店訪問は初めてですね。
 角打ちでも面白いセレクトでしたが、やっぱり本店の品揃えは圧巻でしたね~、地元・全国両面でガッチリ揃っていました。
 今回は関東ではほとんど見ないこちらをセレクト。
 蔵元ホームページは販売店一覧含め実に充実した情報量で良いですね。

 今回いただいたお酒もオンラインショップに載っていました、このラベルは限定流通品らしいですね。
 ただ、使用米情報が無いのは寂しいかも…、また、生ではないのですが火入れ回数も不明。

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 上立ち香はそこそこ落ち着いた感じのリンゴ系フルーティーな香りが気持ち強めに。
 含むと、やはり落ち着きのあるほどほどの濃度の旨味がスルスルと入ってきて、最後までその勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、リンゴの甘酸味からフレッシュ感や青さを除いた感じの、割とまろやかな印象をうける旨味が主役、苦味や渋味もあるのですが控えめで、なかなか素直にその旨味を楽しめますね。
 後味は、しかしその苦渋がしっかり引き取ってバッチリキレます。

 程々の熟感、甘味、まろやかさが魅力的な、割と王道を行く感じのフルーツ系旨味酒でした。
 最初の一杯はちょっと物足りないな…と思ったのですが、少し温度が上がってきた二杯目は、飲みごたえと飲みやすさがいいバランスになってきました。
 といいつつこういうお酒を飲むと未だに、「これの生原酒だ!生原酒をよこせ!無濾過ならなおよし」と思ってしまうのは、もはや私の業でしょうね、火入れ香があるのがどうしても苦手な部分もあり…
 天心、機会があれば生酒も飲んでみたいと思いました。
 
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名称:天心(てんしん) 純米吟醸
蔵元情報:溝上酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:住吉酒販(福岡)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:住吉酒販さん外観
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う~ん趣きある佇まいですねえ…

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タグ: 天心 純米吟醸

2019年02月08日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

九州菊(くすぎく)  純米酒 冷やおろし

家飲み記録 九州菊(くすぎく)  純米酒 冷やおろし

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 福岡県京都郡みやこ町のお酒です。
 家飲み経験については後述。

 今回から福岡出張時の購入酒になります、こちらは初来訪の「友添本店」さんで購入。
 私の場合秋から出張が多くなるのですが、その時期は極端に生酒が少なくなるのが辛いところです…。
 ただ今回は前から飲んでみたかった、私のお気に入り銘柄である「残心」を醸す林龍平酒造場の地元銘柄「九州菊」が並んでいたので、普段買わないひやおろしながら、購入に踏み切った次第。

 当然のようにラベルのスペック記載は貧弱ですね、使用米不明で精米歩合は60、日本酒度は+7と高めです。
 お値段はかなり抑えめで税抜1,100円台、9月購入9月開栓です。
 もみじが舞うこの瓶のデザインは素敵ですね、確か他の銘柄でも見たことがあったような…、共通デザインだったりするんでしょうか。

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 上立ち香は火入れのちょっと安めなお酒にありがちな、砂糖水的な香りがそこそこに。
 含むと、やはりよくある感じのやさしい甘味を纏った旨味がまろやかな口当たりで入ってきて、割と最後までその感じのままで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、全くクセのないアルコール入り砂糖水という感じの、超出来の良い経済酒という印象を受けるもので、分をわきまえた濃度でいくらでもスルスルと飲めてしまいますね。
 後味は、本当に少々の苦味的なものを口中に残しながらも、極めて自然に引き上げてくれます。

 伝統的な日本酒として実に典型的な旨味を、極めて丁寧なバランスで楽しませてくれる、「中庸」の良さを体現したようなお酒でした。
 なんというか地元酒で長年愛されてきた感の強い味わいですね、私の好みである濃醇系とは少し違う方向ですが、ほどほどのまとまりが心地よい感じ。
 ただ逆説的にいつも飲んでいる「無濾過生原酒」の良さを思い出させてくれるお酒でもありますね、やっぱりちょっと物足りない!、私はやはり残心を飲むべきなのでしょう…ただこっちの方向が好きな方は絶対居るかと。
 (後、やっぱり自分に「ひやおろし」は合わないと改めて思ったり)
 ある意味、九州菊の実力を改めて感じた一本でした。

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名称:九州菊(くすぎく)  純米酒 冷やおろし
蔵元情報:森本酒造合資会社
購入価格(税抜):1,157円/720ml
購入した酒屋さん:友添本店(福岡)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:友添本店さん外観
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タグ: 九州菊 純米

2019年02月06日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

富士正(ふじまさ) 純米吟醸 誉富士 中取り生原酒 

家飲み記録 富士正(ふじまさ) 純米吟醸 誉富士 中取り生原酒 

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 静岡県富士宮市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、熱海での購入酒3本目。

 こちらも完全初見銘柄なので蔵元ホームページを見に行きましたら、シンプルながらもちゃんと更新されていて好印象でした。
 ただちょっといくらなんでも掲載情報少なすぎるかな…、ブログのネタが無いのが困りどころ(笑)、特に取り扱い店が無いのは残念ですね。
 ここも少量生産っぽいですね、東京で見たことが無いので、地場密着型なのかな。
 こういうお酒に出会えるのが、旅行・出張時購入の醍醐味だと思います。
 
 スペックは静岡県が初めて開発した酒米である「誉富士」を55%まで削って醸した中取り生原酒。
 ラベルがなかなか今風で目を引きますね~、こういうデザインを表す言葉があったと思いますが、思い出せません…(呆)

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 上立ち香は甘さ控えめの完熟メロン的な香りがそこそこに。
 含むと、苦酸でしっかり引き締まった旨味がグググと入ってきて、若干のキツさも感じさせる刺激が口中を刺激しつつ、最後までキリリとした印象のまま胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、皮混じりのメロンジュース的な、苦味マシマシのフルーティー甘旨系純米って感じですね、熟感もそこそこあるのですが古臭くはなく、やはりあくまで生っぽい印象。
 後味はやはり苦酸が引き取ってしっかりとキレますね。

 賑やかかつインパクトのある味わいが特徴的な、熟成耐性のある芳醇甘苦酒でした。
 生熟の方向としてはいい感じに思えますが、やっぱりちょっと苦味が強すぎるかな…、新酒のときはどうだったんだろう。
 誉富士は結構クセのある味わいになりがちと聞いたこともあるので、そのあたりもあるかも…
 富士正、次はまた別のスペックを頂いてみたいと思いました。

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名称:富士正(ふじまさ) 純米吟醸 誉富士 中取り生原酒 
蔵元情報:富士正酒造合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:石和酒店(熱海)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー
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実は志太泉の愛山も同時購入したのですが、ホテルと帰りの車内で空けてしまい、感想を書き逃しました…
旨かったです(小並感)

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2019年02月04日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒

家飲み記録 小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒

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 静岡県菊川市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、熱海での購入酒2本目。

 このお酒は私が数年前から名前は知っていて、中々店頭で出会えなかったお酒です、今回喜んで購入。
 手作り感溢れる蔵元ホームページ(でも取扱店等必要な情報はちゃんと載っている)を見ると、「平成26製造年度から純米酒のみの醸造になりました。」との記載が。
 品質重視の少量生産という昨今の小規模地酒蔵のセオリーを地で行く方針のようですね、応援したいと思います。

 今回購入したのは精米歩合60の夏酒、私はあまり夏酒買わないのですが、生がこれだけだったのでセレクトしました。
 アルコール度数は15~16若干低め、原酒表記ないので加水有かな、その為かお値段は安め。
 6月製造を9月開栓です。

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 上立ち香は…、あまり無いですね、硬質でスッキリとした雰囲気。
 含むと、やはり程よい濃度の旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味…というか青さと、控えめな酸で輪郭を整えつつ、最後まで軽い感じのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、メロン味の天然水を濃くしてアルコールを足したような(なんじゃそりゃ)感じのもので、加水感はありながらそんなに薄い感じでもない印象、しかしとにかく飲み進めやすい感じですね。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、キツさは皆無なままで引き上げてくれます。

 軽い感じでスルスルと飲めつつも、日本酒らしい複雑味や味わいの満足感もしっかりある、良バランスの夏酒でした。
 全体的にしっかりまとめている印象ですね、まさに狙い通りのお酒なのだろうなあという納得感があります、コスパもグッド。
 こうなると自分としては濃厚系も飲んでみたくなるなあ…、ホームページを見る限り色々限定ものもあるみたいなのでそちらも気になります。
 小夜衣、いつかまた出会えることを期待したいですね。

 ちなみに開栓後の方が甘味が出てきて個人的には良い感じです。
 むしろマスカット的になってきましたね、これは居酒屋でも映えるタイプのお酒かと。

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名称:小夜衣(さよごろも) 夏の特別純米生酒
蔵元情報:森本酒造合資会社
購入価格(税抜):1,239円/720ml
購入した酒屋さん:石和酒店(熱海)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年02月03日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

高砂 純米 うすにごり生

家飲み記録 高砂 純米 うすにごり生

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 静岡県富士宮市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 実は平成30年度も出張&旅行時に、現地の酒屋さんでガンガンお酒を購入しています。
 ブログではタイムラグの関係で中々ご紹介できていませんでしたが、いよいよ始めたいと思います。
 ただ、連載というよりは、ちょくちょく最近飲んだお酒を挟んだりするかと…、まあ緩い感じでやっていきますのでよろしくお願いします。

 さて、最初は昨年同様親戚を訪ねて熱海に行った際に、「石和酒店」さんで買ってきたお酒になります。
 「高砂」というと、かの而今の地元銘柄(最近全国向けでも使い始めてますが)と被った名称ですね、もろ被りは色々面倒そうな…
 「信州亀齢」みたいにどっちかが混同防止すれば良いのでしょうが、おいそれとはできないでしょうしねえ、難しい問題かと。

 さて、精米歩合は60、うすにごり生ということで残念ながら穴開き栓です。
 そして、買う前に見落としたのですが、製造年月が2017/3でした、開栓2018/9なので一年半近く経っちゃってますね。
 密閉栓ならともかく穴開き栓でこれは若干不安かも…

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 上立ち香はガス混じりの餅の香りみたいな感じのものがそこそこに。
 含むと、インパクトのある甘旨味がチリチリしたガス感を秘めてググッと入ってきて、ほんのりとした苦味・辛さを伴って、濃厚ながらも1種の軽やかさを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーん洋梨?的な風味に水飴的な甘さブーストがかかる濃厚な甘旨味が主役、それだけにやはりガスの働きが大きいですね、苦味のそこそこあって、全体としてバランスを保っている印象。
 後味は、そのガスと酸味が引き取る形で、引き上げてくれます。

 完熟系した甘旨味とガス感が特徴的な、今風の芳醇甘旨系うすにごり酒でした。
 甘味に少々飴っぽさが出てきているのはもしかしたら過熟というか、ダレの片鱗が出てきているのかも…、ただ最初は少し気になりましたが、二口目からは割と慣れましたね。
 経過期間を考えれば、ガスが活きていてかつこのくらいの熟感で済んでいるということは、むしろ強いお酒なのだろうとは思います、が、やっぱりこれは密閉栓で飲みたいですよ…、うーむ。
 高砂、次はやはりベストコンディションで飲んでみたいと思いました。

 そしてなんか以外と開栓後ガスが抜けてからもバランス崩れないなあ…
 やっぱり酸味が強いのがポイントなのかも。

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名称:高砂 純米 うすにごり生
蔵元情報:富士高砂酒造株式会社
購入価格(税抜):1,311円/720ml
購入した酒屋さん:石和酒店(熱海)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 高砂 純米

2019年02月01日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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