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花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ最多登場銘柄。

 このお酒は4年前に同スペックを飲んでいました。
 ちょっとネタバレというか話が前後するのですが、実は今回飲んだ感想として「三芳菊に近い」という印象を持ちました。
 で、4年前の感想を見るとやっぱり三芳菊を思い出させるという旨が書いてあったんですよ。
 (28BY初期という例外はあるものの)花陽浴のスペックごとの方向性の一貫性はやっぱり凄いなあと思った次第です。
 そして、私の舌も変わらんなあとも思いましたね(何年飲んでも甘口好きですし)。
 
 スペックも四年前と変わらず山田錦を55%まで磨いた純米吟醸無濾過生原酒。
 例の薄青瓶だからというわけでは無いのですが、6月出荷6月開栓の即飲みです。

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 上立ち香は…ちょい熟れ過ぎというか独特のクセのあるトロピカルフルーツの香りが強めに。
 含むと、やはり甘酸っぱい感じの甘味が、しかし面白いほどに柔らかな口当たりでぬるりと入ってきて、ほんの少々の苦味を彷彿とさせつつ、最後まで一種の軽さを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、何というか発酵パインという感じですねえ、リンゴ酢にも近いかも…、冷静に考えると相当クセは強い甘酸旨味ですね、ただそれ以外の変な苦味かアルコールのキツさとかは極限まで抑えられている印象。
 後味は、ほんのちょっとだけ苦味を残しつつ、主に酸の働きで、スッキリと引き上げます。

 独特の香りがクセのある&癖になる甘酸っぱ系スルスル芳醇酒でした。
 最近やっぱり香りのクセが増している気はしますね、三芳菊的といいますか…
 ただ、全体としてはバランスが取れているので、それをどこまで受け入れられるかで好みが分かれそうです。
 私は割とギリギリセーフって感じかな…、でもやはりアウトとは歴然と差があるんですよね、基本やはり好き。
 花陽浴は引き続き追って行きたいと思います。

 何となく二日目の方がクセが取れてきていい感じかも。
 正直慣れかもしれませんが…、結構強さもあるのかもしれませんね。

■紹介:20代から始める日本酒生活さんの同スペックの記事(もはや恒例ですね)
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-215.html

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名称:花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦 直汲み 29BY
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年09月29日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ

家飲み記録 鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ

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 青森県十和田市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは有ったような無かったような…(呆)

 鳩正宗の名前は結構前から知ってはいました、数年前は「Future4」などというどこかで聞いたような企画を、田酒等と共にやっていたような記憶があります(これは自然解散したのかな…)。
 しばらくは購入機会が無かったのですが、いつもお世話になっている「矢島酒店」さんが取り扱いを始めたことから、再び注目しておりました。
 矢島酒店さんを初め最前線の地酒屋さんは、新規取り扱い銘柄追加のペースが非常に速いですからね…、ついていくだけでも結構大変だと思ったり。

 スペックは記載通り、青森の酒米「華思い」を半分以上削った純米大吟醸、火入れになります。
 (裏ラベルに一回火入れと明記されているのは有難い限り)
 初家飲み銘柄ということで、どうせなら地元重視、かつインパクトのありそうなスペックということでセレクトしました。

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 上立ち香は程よく熟した洋梨的な香りが意外と控えめに。
 含むと、しっかりと味の乗った芳醇な甘旨味がトロリと入ってきて、そこそこの渋味が裏方で奥深さを加えつつ、ゆっくりと流れ込んできます。
 味わいは、熟成香は皆無ながらも素直に熟して糖度が上がった感じの洋梨的旨味が主役、渋味・苦味・辛さも結構感じるのですが、甘旨味としっかりバランスが取れていて飲み辛さはちゃんと抑えられている印象。
 後味は辛さメインで引き取って、割としっかりキレます。
 
 口当たりの柔らかさと、味わいの豊かさが非常に心地よい、程よく熟したハイレベルな高精白酒でした。
 苦味は大吟醸的ながら、全体的にキレイなんですよ、これは伝統的な火入れ大吟醸と共通する部分を持ちつつ一線を画しているかと。
 特に上立ち香を抑えて、含み香には落ち着きとある種の華やかさを両立させている感じは魅力的です。
 また、落ち着きはありつつ火入れのマイナス要素ないですね~、そうとう丁寧な火入れの仕方をしてるんじゃないでしょうか。
 いやあ、鳩正宗にすこぶる好印象を与えてくれた一本でした、近いうちにまたやりたいですね。



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名称:鳩正宗 純米大吟醸 華想い45 一回火入れ
精米歩合:45%
使用米:華想い
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:鳩正宗株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年09月27日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒

家飲み記録 角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 当ブログでの登場は5回目と、結構な回数になってますね。

 以前より書いていますが、このお酒はIWC2012の「チャンピオン・サケ」となった「福小町」の蔵が出しているということで知った銘柄でした。
 当然ながらIWCでは毎年チャンピオンが生まれているわけですが、入手困難になるような状況になったのは鍋島だけなんじゃないでしょうか(このあたりの要因は謎としか言いようがないのですが…)。
 しかし、やっぱりチャンピオン経験銘柄は鍋島以外も全体的に、非常に安定感がある印象が個人的にはあります。
 一度歴代チャンピオン銘柄を飲み比べとかしてみたいものですね。

 今回いただくのは、五百万石を55%まで磨いた純米吟醸、その限定版である生原酒バージョンです。
 4月出荷の上、6月開栓なので、多分絞ってからは結構な熟成期間を経ているものと思われます。

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 上立ち香は完熟果実的な甘さのある落ち着いた感じの香りが控えめに。
 含むと、やはり程よく熟した甘旨渋味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、最後までその三味がせめぎ合ってバランスを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり完熟洋梨的な高濃度の甘旨味に、キツくない渋味が寄り添った感じのものが主役、苦味は若干あるのですがあくまで裏方、やはり旨味が太いと崩れませんね。
 後味は、やはり渋味が引き取る感じながら、しっかりと引き上げます。

 とても素直に熟した感じの、程よく引き締まった印象の、じっくり楽しめる濃厚甘渋酒でした。
 渋味がいい感じにこなれてきて、旨味が乗った結果としての味わいのように感じましたね、裏ラベルにあるようなフレッシュ感はほぼ無くなっているような。
 うーむ、なんとなく新酒の時期には硬かったものを、時期をみて出荷したように感じるのですが、的外れなのかなあ。
 ともかく、角右衛門の安定感を感じさせてくれたような一本でした、今後もちょくちょくやりたいところです。



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名称:角右衛門 純米吟醸 五百万石 限定生原酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:17.5%
日本酒度:+3
蔵元情報:木村酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年09月25日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

オルタナ純米 サビ猫ロック 無ろ過 瓶火入53℃ (黒サビ)

家飲み記録 オルタナ純米 サビ猫ロック 無ろ過 瓶火入53℃ (黒サビ)

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 新潟県糸魚川市のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒は何回か飲んでます。

 こちらのお酒を醸すのは猪又酒造、「月不見の池」や「奴奈姫」で知られていますね。
 その二銘柄とは似ても似つかないラベルのこのお酒ですが、蔵元ホームページの商品紹介にはちゃんと載っていました。
 (ちなみにここにはちゃんと「取り扱い店一覧」がありますね、素晴らしい!)
 さらに詳細ページには味わいの特長や詳細スペックも書いてあります、情報公開的には理想的と言ってよいかと…
 ただ、それでも結構謎が残ったのでそれはググりました、「サビ猫」っていうのは猫の毛色の一種らしいですね、あと「オルタナティブロック」というのがロックの一分野であるとか…

 スペックは五百万石の精米歩合55。
 火入れなのですが、「新酒の瓶火入れ温度を53℃(通常65℃)に抑えることで」生と火入れの両方の特徴を併せ持っているとのこと。
 53℃と明記しているのにも意味があったんですね、本当、色々と詰め込んだ銘柄ですねえ…

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 上立香は、わりとはっきりとしたバナナ香がそこそこに。
 含むと、程よい濃度の旨味がスッと入ってきて、ほんのりとした渋味を時間差で感じさせつつ、若干の辛さもあって最後まで引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 含むと、やはりバナナ風味の旨味が飲み進みやすい程度の濃度で芯にあって、甘さはかなり控えめ、辛さはありつつも刺激は抑えられていて、実に自然な
 後味はほんのりと辛さを舌先に残しつつ、スッキリと引き上げます。

 食中酒としてかなり万能感のある、飲みごたえありながらもスルスルといけてしまうバナナのお酒でした。
 見た目と違って正統派な味わいですね…、なんとなく静岡吟醸を思わせる、バランスの良い味吟醸という印象。
 むしろ万人向けなんじゃないかしら、見た目に惹かれるひとも、ちょっと引いてしまう人も、一度は飲んでみる価値はあるかと思います。
 猪又酒造のお酒はまた違う銘柄もいただいてみたいですね。

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名称:オルタナ純米 サビ猫ロック 無ろ過 瓶火入53℃ (黒サビ)
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:15.8%
日本酒度:+3
蔵元情報:猪又酒造株式会社
購入価格(税抜):1,547円/720ml
購入した酒屋さん:大黒屋酒店(大森)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年09月23日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

【一旦参加者応募終了】初めてのオフ会開催します!【9/22】

【9/17追記】
下記の通り応募していたオフ会ですが、おかげさまで9/17早々に定員一杯となりました。
キャンセルが出た場合は随時twitter等で追加アナウンスしますので、よろしくお願いいたします。


 というわけでこの度、当ブログ初のオフ会を開催します!
 「らしさ」を出すという方向で、皆さんが「これぞ!」と思う甘口日本酒を持ち寄る日本酒オフ会となっております。

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 日時は、2018年9月22日(土曜日)12時30分~16時(予定)、場所は赤坂駅近くとなります。
 参加方法等の詳細は「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの紹介ページをご参照ください。

■甘口以外認めないッ 日本酒持ち寄りオフ会開催決定!!赤坂9月22日

 何か、私が甘口酒の権威みたいな扱いで、無茶苦茶ハードル上げられてしまっていますが…(笑)
 まあ自分なりに頑張ってセレクトしますので、一応乞うご期待ということで…

 なお参加はこちらから直接でも可能です。

●Twitter用のTwiPlaページ

●Facebookイベントページ

 
 いやあ、約6年の歴史を誇る(笑)当ブログですが、オフ会の開催側に回るとは最近まで夢にも思っていませんでした。
 この展開はひとえにお酒ミライの管理人である神奈川健一さんの尽力のおかげといいますか、実際は全ておんぶに抱っこだったりして…
 基本陰の者である私がオフ会とか参加しだしたのも、健一さんからのお声がけがきっかけでしたし、感謝感謝。
 
 で、最後にちょっと。
 健一さんも書いていますが、「甘口酒持ち寄り」ってところをハードルと思わないでください!
 ぶっちゃけガチビール党とかからしたら日本酒なんて全部甘口でしょう、米の甘味を伴わない日本酒なんて無いっすよええ。
 もちろん、むっちゃこだわっていただいても超OK、全力で楽しませていただきます。
 
 とにかく、オフ会初体験の方も大歓迎なので、あまり気負わずに是非是非ご参加ください!

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タグ: オフ会

2018年09月22日 日本酒関連の雑記 トラックバック:0 コメント:2

招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号

家飲み記録 招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号

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 京都府京都市伏見区のお酒です。
 家飲み外飲み含め初めて、というか完全初見銘柄でした。

 京都みやげ酒の3本目です、よく考えたら3本とも伏見のお酒でしたね。
 正直なところ、関東ではあまり知られていない銘柄なんじゃないでしょうか、伏見は超大手から小規模蔵まで密集しているところも面白く感じました。
 で、このお酒のさらに珍しいところが、「旭四号」というお米を使っていることかと思います、ググってもあまり情報が無いぐらいレアのよう。
 どうやら伏見限定、数蔵ぐらいしか使っていないっぽいですね、こういうお酒に出会えるのが、旅先の酒屋訪問の魅力かと…

 正確には麹米に五百万石を使いつつ、掛米にその「旭四号」を使っているようですね、精米歩合は60。
 最近は小規模蔵も積極的に無濾過生原酒を出してくれている印象がありますね、ありがたいところです。

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 上立ち香はセメダインと甘さ混じりながら、何か香ばしいような不思議な香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつ複雑さのある甘旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、渋味で奥深さを添えつつ、最後まで存在感を保ったまま口中に染み込んできます。
 味わいは、やはりいい感じで熟したマスカット的な甘味が中心にあって、若干焦げたような苦味と程よい渋味と絡み合うことで飲み応え、飲み飽き無さをしっかりと備えている印象。
 後味は、その渋味と少々のアルコール感でキレあげる感じ。

 甘さのインパクトと、苦味の引き締まりと、渋味の奥深さがしっかりバランスを取って絡み合う、個性派芳醇酒でした。
 この渋味由来の奥深さはなぜか最近福島酒で良くであうタイプの味わいかも…、まあそれ自体はたまたまだと思いますが。
 私にとっては、渋味を心地よく感じられるのも、甘旨味の存在感あってこそだと思います、渋いだけじゃなくて上手くバランスが取れている印象。
 いやあこれはヒットです、衝動買いの醍醐味ですね。
 招徳、次に出会えたならば是非またいただいてみたいとおもいました。

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名称:招徳 特別純米 無濾過生原酒 旭四号
精米歩合:60%
使用米: 麹:五百万石 掛:旭四号
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:招徳酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー
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今回の三本はどれも旨かった!伏見恐るべし…

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2018年09月21日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒

家飲み記録 伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒

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 京都府京都市伏見区のお酒です。
 カップ酒ぐらいはやったことあるかもしれませんが、しっかりと家飲みするのは初めてですね。

 京都みやげ酒の2本目です、伏見の商店街の酒屋さんで購入しました(その時伏見巡りもしていたり)。
 商品コンセプトは蔵元ホームページをご参照ください(手抜き)、若干お高めながらも、高級酒と紙パック系廉価品の中間である、地酒激戦区で勝負に出ている商品かと思います。
 お店の人は「生原酒はここでしか買えない」的な話をされてましたが、つい最近オフィシャル通販のラインナップに加わったみたいです。
 このあたりは「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんも書かれてますので、興味があれば是非ご参照を)

 スペックは山田錦の60の生原酒。
 これまた直球勝負って印象ですね、全国レベルの大手の実力を見せていただきましょう。

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 上立ち香は、濃厚フレッシュといった柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりとしたバランスの良いあまうまみが力強く入ってきて、しょうしょうのアルコールの刺激感でバッチリ引き締まりつつ、ぐぐっと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、柑橘系果実の甘酸にちょっとバナナ風味を加えた感じの、実に飲みごたえのある甘旨味が主役、それをアルコール系の辛さが占めるのですが、見事なまでに苦味が皆無で全体のバランスが良い印象。
 後味は、辛さが割とガッツリ、でもキツくない感じでキレてくれます。

 まさに大手の貫禄を感じる、丁寧にマイナス要素を廃しつつもしっかりインパクトのある、芳醇甘旨酸辛でした。
 実は実家でのどぐろを焼いてもらって、一緒にいただいたのですが、魚の油をしっかり引き取りつつも喧嘩しない印象でした、食中酒としてもイケるタイプなんじゃないかと。
 後はもうちょっと安ければ有り難いのですが…、まあこれはお値段以上というべきなのでしょう。
 ともかく、月桂冠の実力を感じさせる一本でしたね、恐るべし大手の技術力。

 開栓後は甘味が開いてくるとともに辛さもしっかり増してダレませんね。
 さすが、これなら居酒屋一升瓶でも全然イケるでしょう、完成度は非常に高いと思います。

紹介:「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんの同スペックの記事
https://kyoto-sakeblog.com/3111



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名称:伝匠月桂冠 純米吟醸 しぼりたて生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:月桂冠株式会社
購入価格(税抜):2,130円/720ml(公式通販価格)
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.5/9.0

■おまけギャラリー

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 大倉記念館は入場料400円ですが、この純米吟醸が貰えたので十分満足。

■おまけギャラリーその2

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 実は黄桜にも行って、限定純米大吟醸を飲みました。
 これも旨かったなあ、どうせならこっちも買って飲み比べすれば良かった…

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2018年09月19日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

英勲 特別純米 無濾過生原酒 無圧しぼり

家飲み記録 英勲 特別純米 無濾過生原酒 無圧しぼり

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 京都府京都市伏見区のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みも確か無かったかな…

 先日、法事関係で京都に行く必要が生じ、母と二人で行ってきました、しかも用事は早々に済んだので、その後はこの機会を逃してはならぬと松尾大社を参拝したり伏見を周ったり…、いやあ有意義でしたね。
 今回はその土産酒になります、3本買ったうちの1本目。

 英勲はあまり東京では見ない印象ですが、蔵元ホームページタイトルに誇らしげに「全国新酒鑑評会 14年連続金賞受賞蔵」とあるように、実力は折り紙付き。
 また、京都酒に強い日本酒ブログ「京都・滋賀、幸せの日本酒ブログ」さんによると、「酒1グランプリ」(松尾大社で行われる日本酒の試飲イベント)第5回グランプリに輝いてもいるそうです、流石は伏見の蔵ですねえ。

 今回いただくのは季節限定品の「無圧しぼり」、裏ラベルに解説はありますが、具体的な搾り方はよくわかりませんね。
 精米歩合は60ですが、使用米は不明。
 後、どうでも良い話ですが、こちらの銘柄、どうしても静岡の「英君」と混ざるんですよね…、日本酒業界に数ある「紛らわしい銘柄名」でも上位に入るかも(もちろん蔵元に罪は無いのですが)。

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 上立ち香は若干バニラ的な甘めの香りがそこそこに。
 含むと、程良い密度の旨味がスルスルと優しい口当たりで入ってきて、徐々に出てくる苦味でしっかり輪郭を保ちつつ、最後まで自然な感じでゆっくりと喉奥に入ってきます。
 味わいは、柑橘系の甘酸、砂糖的な高純度の甘味、バニラ的な柔らかさをそれぞれバランス良く感じるもの、苦味は嫌らしさがなく引き締め役に徹してますね。
 後味は酸中心で見事に引き上げます。

 良い意味で尖ったところが無い、最初から最後まで自然に旨味を楽しめる、バランス系甘旨酒でした。
 これはスルスル系ですね~、苦味が良い方向に働いている上に、口当たりが優しいのが非常に好印象。(実は伏見酒ってまさにこんなイメージだったかも)
 そして、濃度は程々ながらも原酒らしい飲みごたえはしっかりあるので、私のような芳醇派でも物足りなさは感じなかったですね。
 英勲、蔵元及び伏見酒の実力をしっかりと味わわせてくれるお酒でした、機会があればまたいただきたいと思います。

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名称:英勲 特別純米 無濾過生原酒 無圧しぼり
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:齋藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:京極屋酒店(伏見)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー(松尾大社)
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 菰樽が大量にあるのは見ごたえあったのですが、木が若干邪魔だった…

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タグ: 英勲 特別純米

2018年09月17日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

寿喜心 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY

家飲み記録 寿喜心(すきごころ) 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY

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 愛媛県西条市のお酒です。
 私のお気に入り銘柄の一つで、ブログでの登場も7回目と結構多め。

 この寿喜心と前回の七水は、奈良県の「うのかわ酒店」さんから通販で取り寄せたものになります。
 通常の取扱い銘柄ではなさそうなんですが、なぜか「その他」欄に在庫があったので、二銘柄が大好きな私としては当然我慢できずに発注した次第。
 実際、前から好きな銘柄が、良く買う酒屋さんの新規取り扱いになると嬉しいんですよね、仲間ができたという感じで。(後、先に見付けてたという若干の優越感もあったり(笑))
 
 さて、今回いただくのは雄町を55まで磨いた生、中汲みは多分限定ものですね。
 雄町55の生という意味では、奇しくも七水と同じです、この辺りを意識して仕入れたのかしら。
 また、以前にいただいた雄町純米は歩合60%だったので微妙に違いますね、さてこの5%がどう影響してくるのか…、

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 上立ち香は若干バニラ混じりのフレッシュ感のある
 含むと、割と存在感のある甘味が渋味と一体になって、軽やかな口当たりでスルスルと入ってきて、ほんのりとした苦味も伴いながら勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、深みを備えた青りんごジュースといった感じのフルーティーな甘酸旨味が主役、苦味や渋味も強めに感じるのですが、それも一体化して、不思議なほどに透明感がある感じです。
 後味は、苦味で引き取る形ながらも、極めて自然に引き上げていきます。

 色々な要素で密度・濃度が高い味わいを、謎の飲みやすさで流し込んでくる、非常に独特なバランスが魅力的な芳醇フルーティー酒でした。
 いやあ、日誌係さんの言葉を借りると「口溶け」が素晴らしいんですよ、決して薄くないのに引けが自然かつ心地良い。
 ちょっと久しぶりになりましたが、やっぱり寿喜心良いですわ、しっかりとオンリーワンの「らしさ」がありましたし、変わらない魅力というもののかけがえのなさをしみじみ感じましたね。
 寿喜心、今後もマイフェイバリット銘柄として、しっかりと追っていきたいと思います。

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名称:寿喜心 雄町 純米吟醸 中汲み 生酒 29BY
精米歩合:55%
酒米:吟風
アルコール度:16.0~16.9%
日本酒度:+2
蔵元情報:首藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年09月15日 愛媛の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY

家飲み記録 七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY

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 栃木県宇都宮市のお酒です。
 同蔵のお酒のブログ登場は3回目、外飲み含めるとそこそこな回数飲んでいたりします。

 この七水GOGOは約二年前にいただいており、かなりの好印象でした。
 実はその後も、私がお酒選びを担当した宴会で採用して、皆さんの高評価を得たという経験もあり、個人的には非常に信頼を寄せている銘柄だったりします。
 つくづく思いますが、今の日本酒業界は、実力と知名度のギャップの大きさが非常にエキサイティングな要素になっているんですよね、新規開拓も楽しいし、まだまだ知られざる銘柄を一人優越感に浸りながら(笑)飲むのも心地よい。
 ミーハー銘柄の入手に躍起になるのも一種楽しいのは十分承知しているのですが、それだけじゃ勿体無いよなあと、界隈の話題を見ていてちょくちょく思っていたりします。
 
 閑話休題、今回も雄町55%直汲み生原酒と、露骨に私好みのスペックです。
 裏ラベルに「新定番」という文言がありますが、実際かなり造りを重ねてきているスペックでしょうし、看板商品として存在感を発しているように感じますね。


 上立ち香はメロン的?な落ち着きとフレッシュさ両方を感じるあ香りがほのかに。
 含むと、高密度かつ輪郭のハッキリした甘旨味が力強く入ってきて、裏方に徹した渋味で最後まで引き締まりを保ったまま、じんわりじんわりと染み入ってきます。
 味わいは割と甘味や酸味を抑えた完熟洋梨的な旨味が中心にあって、渋味が複雑さと飲み飽き無さをキッチリ演出する感じですね、いくらでも飲めてしまいそうな趣があります。
 後味も、渋味が引き取る感じでキレますね。

 硬質な印象の旨味が、オンリーワンのまとまりで最初から最後まで力強く存在感を放つ、個性派芳醇旨味酒でした。
 渋味が柔らかいのか、旨味の存在感がポイントなのか、とにかく複雑ながらキツさいやらしさが無いのが素敵だと思いますね。
 もしかしたら甘味は控えめなんじゃなくて中心にギッチリ詰まっているのかもしれません、芳醇酒として正統派でありながら個性もあるものと感じます。
 七水、このGOGOはド鉄板スペックと言ってよいでしょう、ただ次はあえて別のスペックも試したいところです。
 
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名称:七水 純米吟醸55 雄町 生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社虎屋本店
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年09月13日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  29BY

家飲み記録 基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  29BY

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 佐賀県三養基郡基山町(みやきぐんきやまちょう)のお酒です。
 昨年初めて飲んだ銘柄ながら、ブログでの登場は3回目。

 昨年、山田錦雄山錦をいただき、その好印象から今年もやらねばと思いセレクトしました。
 で、久しぶりに蔵元ホームページをチェックしに言ったのですが、いやあ相変わらず洒落てますね~
 FLASH使って無駄に重いだけのセンス無しサイトは数ありますが、特約店一覧含め重要な情報をちゃんと載せているところは未だに少ないですからね…
 さらに、一般流通品と限定流通品を、その位置づけを明記した上で掲載しているのは素晴らしい…、かくあるべしですよ本当。
 
 スペックは昨年同様雄山錦を50まで磨いた
 なお、12月製造の6月開栓で約半年生熟というところも前回と同じ。

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 上立ち香はセメダイン系のフレッシュさと落ち着きを合わせた香りがそこそこに。
 含むと、割と硬度が高い感じの引き締まった旨味がグググっと入ってきて、結構強めの苦渋味が奥深さを表しつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、複雑味のある完熟果実系苦旨味が中心にあって、若干の甘味が柔らかさを、そこそこの渋味が飲み飽き無さを添えている感じですね、熟成香は無くてあくまで落ち着いている感じ。
 後味は渋味が引き取る形でしっかりキレますね。

 濃厚かつ苦味渋味がガッツリありながらも、クセやキツさがキッチリ抑えられている、非常に飲みごたえのある芳醇酒でした。
 うーむ、去年と比べるともうちょっと甘味が欲しい気もするのですが、バランスはしっかり取れていると思います、こっちの方が好きな方も多いかと。
 個人的に気になるのは、これが熟成の結果生じた差なのか、最初からそうだったのかということですね、次は新酒の時期にいただきたいところです。
 ともかく、基峰鶴、まだまだもっと知られるべきだと思いますね、佐賀勢の層の厚さを象徴する銘柄かも。

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名称:基峰鶴 純米吟醸 無濾過生原酒 雄山錦  29BY
精米歩合:50%
使用米:雄山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社基山商店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年09月11日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百楽門 純米大吟醸 中汲み生原酒 29BY

家飲み記録 百楽門 純米大吟醸 中汲み生原酒 29BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 ブログでは5回目の登場ですね。

 私のお気に入り銘柄であるこの百楽門が、28BYは杜氏さんの体調不良により休造、29BYから蔵元杜氏が醸す新体制となったことは、前回の記事でも書きました
 おそらく杜氏さんの高齢化問題は今現在日本全国の酒蔵で顕在化してきているものなのだろうと思います。
 その中で、「蔵元杜氏への移行」っていうのは今の流れにも即していることですし、非常に有力な選択肢なんじゃないでしょうか。
 実際、一年の休造だけで復活してくれたのは、ファンとしてはありがたい限りです…

 今回いただくものは雄町の50磨きの中汲み、27BYは当ブログでは珍しく2本買ってしまったスペックです
 そうなるとやっぱり以前との味わいの違いに焦点を当てて飲んでしまいますね…
 スペック相応ではありますが、お値段もちょっとお高め。

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 上立ち香はバニラとセメダインを感じる濃いめの香りがそこそこに。
 含むと、割と複雑味を纏った濃厚な甘旨味がググっと力強く入ってきて、結構存在感のある渋味で引き締まりを保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーん甘渋という感じの独特なバランスで、ほどほど落ち着いた雰囲気ですね、濃さに加えてなんとなく粉っぽさも感じるような…、ただバランスは取れているので飲み飽き無さもある感じ。
 後味は、苦渋が引き取る形でガッツリ引き上げます。

 密度の高い甘味と渋味がガッツリと絡み合う、透明度低めの複雑系飲み応え満載酒でした。
 十分楽しく飲めるのですが、やはりこのスペック、この値段なら以前のような雑味の無さが欲しいかな…、あと個人的にはもっと甘くて良し(ワンパターンですが)。
 正直なところ、流石にいきなり前杜氏と同じレベルには行かないんだろうなあという印象でした、まあある意味当たり前ですね。
 ともあれ百楽門、今後に期待するとともに、応援していきたいと思います。

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名称:百楽門 純米大吟醸 中汲み生原酒 29BY
精米歩合:50%
使用米:雄町
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0前後
蔵元情報:葛城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,850円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年09月09日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY

家飲み記録 花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY 

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 もはや不動の当ブログ最多登場銘柄ですね。
 
 レマコムの冷蔵庫を買ってしまうような周りの日本酒マニアを見ると、大体の人が結構積極的に自家熟成をやっている気がします。
 が、私は基本的にはあまり自家熟成はやらない派です。
 生熟系は好きですし、いわゆる垂直飲みも試してみたい気も強いのですが、やっぱりダメにしちゃうのが怖いんですよね…
 そんなわけで、花陽浴は数十本飲んでいながら、多分一回も半年以上寝かせたことがない気がします、それもファンの姿勢としてどうかという気もするんですけどね。
 
 さて、スペック的にはいつもの美山錦48磨き、昨年もおりがらみじゃない方のバージョンをいただいていますね
 製造年月は2月で、開けたのは5月末なので、今回はそこそこ寝かせてからの開栓となっています。
 それによる変化に意識を向けつつ、いただきます。

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 上立ち香はうーんパイナップル、若干おり由来の粉的な雰囲気もある香りが華やかに。
 含むと、やはり華やか&濃厚な甘旨味がやはり柔らかな口当たりで入ってきて、酸味でしっかりと引き締まりも保ちつつ、最後までしっかりとまとまったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、まあいつものアルコール入りパイナップルジュースですねそれも濁ってる系、少々熟した感じが出てきた関係で蜜感が増してますね、いつも以上に甘酸っぱいといいますか、リンゴ酢寄りといいますか、でもキツくはないです。
 後味は、酸がメインを張りつつも、やっぱり自然に引き上げてくれます。

 いつもの華やかな甘旨味に、おり由来の濃度、若干の酸っぱさを添えたような、
 前述の事情によりあまり詳しくないのですが、花陽浴は熟してくると結構果実酢感が出てきますね、おりの働きもあるかも。
 これがさらに進むと亀泉CEL24、そして行き着くところまで行ってしまうと三芳菊ワイルドサイドになる予感はします(そこまで行くと個人的には苦手)。
 とはいえ、今回は過熟にならず花陽浴の変わらない魅力を味あわせてくれました、やはり今後も追っていきたいですね。

紹介:「20代から始める日本酒生活」さんの類似スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-172.html

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名称:花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦 おりがらみ 29BY
精米歩合:48%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年09月07日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

毛利 純米酒 無濾過生原酒

家飲み記録 毛利 純米酒 無濾過生原酒

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 山口県周南市のお酒です。
 銘柄的には初登場ですが、以前同蔵の「山縣」をいただいていますね。

 
 肩ラベルには「純米酒大賞2017金賞」の文字がありますね、どうやらフルネット社主催のコンペのようです。
 どうやらこの「純米酒」(多分火入れ版)が金賞を受賞している他、純米大吟醸が「グランプリ」を獲ったみたいですね。
 全体では87蔵参加している中でのトップですので、なかなか凄い実績といえるのではないでしょうか。
 個人的にも、「山縣」が好印象だったこと、今後の動向が気になる蔵だったことから、今回セレクトしました。

 使用米は不明、精米歩合60の無濾過生原酒。
 毛利家家紋を使ったラベルは垢抜けた雰囲気ですが、記載のスペック情報は貧弱ですね…、マニア的には残念なところ。

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 上立ち香はメロンクリーム的な甘く青い果実の香りがそこそこに。
 含むと、フレッシュながらバランスの良い甘酸旨味が力強く入ってきて、そのまま酸と少々のガス感の働きでしっかり引き締まりを維持しつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロンソーダ的な甘酸味が純然たる主役、結構濃い目で存在感もありますね、苦渋も一応あるのですがあくまで裏方に徹してくれて、最後まで甘旨を素直に楽しめます。
 後味は苦酸がガッチリ引き取ってキレます。

 フルーツ系無濾過生原酒として直球勝負の、甘旨味をストレートに感じさせつつもクセや重さを抑えたバランスの良いお酒でした。
 いやあこれは受賞も納得ですね、完成度は非常に高いと思います、コスパ的にもグッド。
 嫌な部分もほぼ無いですし、お決まりながら後は個性が欲しいというぐらいの感想しか出てきません、万人にオススメできるかと…。
 毛利含め、山縣本店のお酒は今後より要注目かと思います。

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名称:毛利 純米酒 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社山縣本店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 毛利 純米 山縣

2018年09月05日 山口の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

家飲み記録 華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」

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 広島県呉市のお酒です。
 ブログでは初登場、しかも初家飲みだったりします。

 こちらを醸す榎酒造は、「貴醸酒」の商標を持つ貴醸酒協会の中心メンバーということで知られています。
 蔵元ホームページでは商品紹介の一番上に貴醸酒が載っています、まさに看板商品という位置付けですね。
 私も前から知ってはいたのですが、特約店と縁が無かったこともあり今回ようやく初飲みとなりました。
 それなら貴醸酒を選ぶべきだったかも知れないのですが、迷った上で自分にとってのスタンダードスペックをセレクトした次第です。

 使用しているのは「雄町」の流れを汲む、広島県で開発された酒米である「こいおまち」、精米歩合は微妙な58%です。
 ラベルに鳩が飛んでいるのは、いかにもって感じがして素敵ですね、どうやらちゃんとしたデザイナーさんに発注しているようです。

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 上立ち香はメロンシャーベットといった趣の、青い果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚かつフレッシュな甘旨味が、青い感じの極めて微量なガスを伴いつつ、存在感と引き締まりを両立したままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりメロン的な、青さを纏った濃厚な甘旨味が完全なる主役、ガス酸苦もそれぞれある程度感じるのですがそれはあくまで脇役ですね、かつ全体としてはバッチリバランス取れてます。
 後味はまさにそのガス酸苦が引き取って見事にキレます。

 まさに直球ストレートな青い甘旨味を、嫌味やダレ無く楽しませてくれる、お手本のような芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 未だに私はこっち系が好きなんですよええ、まさにストライクゾーンど真ん中。
 やっぱり貴醸酒で知られる蔵なだけに、甘味の表現に一日の長があるんでしょうか、そんなことを思わせてくれるお酒でしたね。
 華鳩、次こそは貴醸酒もやってみたいなと思います。

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名称:華鳩 純米吟醸生酒おりがらみ 「汐の音(shio no oto)」
精米歩合:58%
使用米:こいおまち
アルコール度:16.5%
日本酒度:+1
蔵元情報:榎酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:横内酒店(北浦和)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年09月03日 広島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花邑 純米吟醸 酒未来

家飲み記録 花邑 純米吟醸 酒未来

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 秋田県湯沢市のお酒です。
 外飲みでは結構飲んでますが、ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらは、両関酒造がかの十四代の蔵元である高木酒造の技術指導を受けて造ったお酒だということは前回にも書きました。
 前回は雄町の生をいただいたのですが、今回は酒未来の(多分一回)火入れになります、どうやら酒未来に生は無いみたいでして…。
 マニアには周知のことですが、酒未来は高木酒造が開発した酒米ですので、今回はより十四代と繋がりが深いスペックといえるかもしれませんね。

 スペック情報は酒未来50削り利用ということ以外はよくわかりませんね、度数15ということは加水しているのかも。
 日本酒ではまだまだ珍しいことですが、裏ラベルにハッキリ「濃醇甘口」と記載されているのは嬉しいところです。
 まさにそれを期待しつついただきます。


 上立ち香は濃厚かつ華やかなベリー的香りが気持ち強めに。
 含むと、ふくよかな甘旨味が優しい口当たりで入ってきて、そこにやはり柔らかな印象の苦味が伴うことでダレを防ぎつつ、最後までそのバランスを保ったままゆるゆると染み込んできます。
 味わいは、ラベル通り桃やいちごを彷彿とさせる、どちらかというと落ち着いた印象の甘味が中心、香りは結構ありながら、苦味がありがちなキツさが抑えられている感じなのが素晴らしいですね、
 後味はまさに苦味が引き取る形で、自然に引き上げてくれます。

 「濃醇甘口」の記載にふさわしい、高次元でバランスがとれた華やかフルーティー酒でした。
 いやあ、火入れでこれだけ華やかさを保ち、かつまとまりがあるあたり、やはり十四代的な要素を感じざるを得ませんね、技術指導の影響力って大きいんだなあ。
 花邑は一升瓶しか無いのでなかなか買いにくいのですが、やはり1年に1,2本は買っておきたいなあと改めて思いましたね。
 また、両関酒造の他ブランド、翠玉、青時雨もちょっと気になりだした今日この頃でした。

 なお、常温付近だと苦味が強くなる上にダレる感じがあるので、キッチリ冷やしていただくのがオススメ。
 このあたりは裏ラベルの解説文がバッチリ合っている印象です。

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名称:花邑 純米吟醸 酒未来
精米歩合:50%
使用米:酒未来
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:両関酒造株式会社
購入価格(税抜):3,094円/1,800ml
購入した酒屋さん:朝日屋酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年09月01日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

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