金蘭 亀の世 辛口純米 限定生酒

家飲み記録 金蘭 亀の世 辛口純米 限定生酒

20180426134032887.jpg  20180426134042206.jpg

 長野県松本市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、長野酒特集の5本目。

 同蔵の他銘柄には「アルプス正宗」があります、そちらは覚えがあったのですが、亀の世というのは完全に初見でした。
 そういう見たことも聞いたこともない銘柄をノリで買うのが、旅行・出張時購入の醍醐味だと思います、今日日ちゃんとしたお店でスペック見た上で買えば、大きく外すことなんてほぼありませんしね。
 ところで、このお酒を買ったあとに、同蔵の酒造事業がコンクリート製造販売の昭和産業(岐阜市)に譲渡されたという記事が日経に掲載されていました。
 理由は後継者不在らしいですね、今の地酒業界では蔵元が杜氏になって華々しく活躍する明るいパターンにスポットライトが当たりがちですが、こちらの蔵のようなパターンも多いんじゃないでしょうか。
 飲み手からすれば、技術・設備・ブランド、そして味わいの継続性が重要だと思うので、経営部分が外部の安定資本の傘下に入るのは十分アリなんじゃないかと、個人的には思います(少なくとも廃業よりは良い)。

 閑話休題、スペック的には、使用米不明、精米歩合70の生酒です。
 辛口表記で、日本酒度+10なので、あまり甘味には期待できませんが、できるだけ先入観を持たずにいただきます。

20180426134108953.jpg  20180426134117767.jpg

 上立ち香はスッキリとした、果実系とセメダイン系の間的な香りがそこそこに。
 含むと、ギッチリ引き締まった印象の旨味がググっと入ってきて、最後までその印象を保ったまま、キリリと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、ちょっと苦じょっぱさ(?)を伴った筋肉質の旨味が主役、酸もしっかりあって、ちょっと草っぽい感じもありますね、全体としては旨味とスッキリさをしっかり両立させている印象。
 後味は、草の青さと酸が働いて、見事にキレます。

 お米の旨味ドッシリ系でなく、青いスッキリ感と引き締まり感が魅力の、新しい芳醇辛口酒という感じのお酒でした。
 なかなか個性的で面白い感じでしたね、生酒らしさと辛口っぽさが両方あって、かつ食事に合わせやすい印象があります。
 甘味偏重派の自分には合わないタイプでしたが、好きな人は相当多いことでしょう。
 亀の世とアルプス正宗、今後の展開にも注目していきたいと思います。
 
20180427113033957.jpg

名称:金蘭 亀の世 辛口純米 限定生酒
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:15度
日本酒度:+10
蔵元情報:合名会社亀田屋酒造店
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけ:長野旅行でのベストショット(竜神の滝)
20180426232105840.jpg

20180426232122471.jpg

 長野の山中って本当「雪国」なんだなあと思いましたね。

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月19日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

斬九郎 特別純米酒 生酒

家飲み記録 斬九郎 特別純米酒 生酒

20180426150805706.jpg  20180426150815785.jpg

 長野県伊那市のお酒です。
 前回の艶三郎と同時に購入しました、長野酒特集の4本目。

 斬九郎は、以前「夏泉」の記事でちらと書いたとおり、四ツ谷の「大長野酒祭り」で特に好印象だった2銘柄の一つだったりします。
 結局半年しないうちに二つとも飲んじゃいました…、我ながら未飲銘柄に対する執念深さが恐ろしいことになってますね。
 まあ地酒についてはこれだけ種類が多いと、外飲みで気に入った銘柄に出会った場合、必ず詳細スペック含めた写真を取り、早いうちにググって基礎情報を仕入れておき、できれば常に頭の片隅に置いておくぐらいのことをしないと、いざ酒屋で再会したときにスルーしてしまう恐れがあると思います。
 私はそれが恐ろしいんですよね…、何が何でも逃さずにはおれません。
 実際、一般の方々(非マニア)が「前飲んだお酒が凄く美味しかったんだけど、名前忘れちゃいました~」とか言ってるのを聞くと、「キエーッ!なんでそんな平然としてられるんじゃー!」と頭を掻き毟りたくなります(病気)。
 
 閑話休題、スペック的には美山錦利用、精米歩合は61%と謎の数字になってますね。
 前回の「艶三郎」と同じ蔵のお酒です、「芳醇辛口」と明記されている斬九郎だけだと、甘味重視派の自分としてはちょっと不安だったため同時購入した次第。

20180426150823697.jpg

 上立ち香はなんとなくバニラ的な、硬質な香りがそこそこに。
 含むと、青さを纏ったキリリとした旨味が力強くしかしスルリと入ってきて、少々の粉っぽさとほんのりとした苦味を伴いつつ、最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青さや草っぽさのある引き締まった旨味が主役で、濃度はほどほど、酸も働いていて全体的な印象は兎に角ガッチリ引き締まった男酒といった感じ。
 後味は、少々の苦味と辛さを感じさせつつ、しっかりとキレます。

 青く引き締まった筋肉質な旨味が特徴的な、「名は体を表す」という言葉が浮かぶような辛口酒でした。
 そこまで濃厚ではないと思うのですが、確かに淡麗ではないですね、割と万能な食中酒というイメージ。
 個人的には艶三郎の方が断然好みでしたが、まあこれはそれぞれ「キャラが立っている」と思うので、あとは完全に相性でしょう。
 斬九郎を含め、信濃錦は今後も機会があれば飲んでみたい銘柄です。

20180426150832444.jpg

名称:斬九郎 特別純米酒 生酒
精米歩合:61%
使用米:美山錦
アルコール度:15.5度
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社宮島酒店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.2/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月17日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

信濃錦 「艶三郎」 純米無濾過生原酒

家飲み記録 信濃錦 「艶三郎」(つやさぶろう) 純米無濾過生原酒

20180426150718484.jpg  20180426150729082.jpg

 長野県伊那市のお酒です。
 外飲み経験は有りますが、家飲みは初めて、長野酒プチ特集の3本目になります。

 前回に引き続き長野旅行の土産酒です、こちらは駅前の「中島酒店」さんで購入しました。
 このお酒のラベルにはQRコードがあり、そこからかなり詳細な記載のある商品紹介ページに飛べるようになっています、最近たまに見る形式ですね。
 そのページやラベルにも記載ありますが、「艶三郎」という名は、その昔蔵の地元伊那荒井地区の水資源開発に貢献し、そこでの米作りの基礎を築いた「御子柴艶三郎」という人物を由来とするとのこと。

 使用米は、まさにその荒井地区で栽培されたひとごこち、精米歩合は70と控えめですが、お値段はなんと税抜1,000円ポッキリ。
 地酒、それも酒米を使った無濾過生原酒としては極めて良心的なお値段と言えるでしょうね。

20180426150748838.jpg  20180426150738051.jpg

 上立ち香は程よく熟しつつも爽やかな感じの柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり落ち着いた感じのバランスの良い旨味がスルリと入ってきて、程々の酸で輪郭をしっかり整えつつ、自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかり熟して甘味が増した蜜柑的な甘酸味が純然たる主役、苦味はほんの少々で甘味の心地よさをストレートに感じさせてくれますね、かつ全くダレ感も無し。
 後味は、酸主役かつ苦味は最低限ながら、いい感じで見事にキレます。

 心地良い甘味と後味のキレ、という多くの日本酒が直面する命題を、ハイレベルに実現した芳醇キレ酒でした。
 良く良く味わうと草感とか色々と複雑な味わいがして、ちょっとうるさい面もあるのですが、酸がしっかり働いているおかげでダレは感じませんでしたね。
 そしてやはりこれで1,000円は素晴らしい!個人的に地元産ひとごこち利用の長野酒にはコスパに優れるものが多い印象がありますが、その中でも出色の出来かと。
 実は同蔵のお酒をもう一本同時購入しているので、次はそちらを紹介します。

20180426150757247.jpg

名称:信濃錦 「艶三郎」 純米無濾過生原酒
精米歩合:70%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17.5度
日本酒度:-2前後
蔵元情報:合資会社宮島酒店
購入価格(税抜):1,000円/720ml
購入した酒屋さん:中島酒店(松本)
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

■おまけ:中島酒店さん外観
20180426232145859.jpg

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月15日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

神渡 純米生酒 極寒しぼり 氷湖の雫

家飲み記録 神渡 純米生酒 極寒しぼり 氷湖の雫

20180426133833527.jpg  20180426133847638.jpg

 長野県岡谷市のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒としては2回目の登場になります、長野酒プチ特集2本目。

 こちらは長野旅行時に、松本市の相澤酒店さんで購入しました。(同店のホームページは手作り感溢れてますが、更新を続けているのは素敵)
 東京じゃあまり見ない銘柄だなあと思って購入したのですが、造り手の(株)豊島屋は首都圏では「豊香」で知られるところでしたね。
 そういえば地元銘柄が「神渡」ってどっかで聞いたことあったなあ、旅行先のセレクトとしてはミスったかも…
 と思ったのですが、この「氷湖の雫」というお酒自体は多分現地以外じゃ買えないでしょうし、良しとしましょう。

 商品自体は蔵元ホームページに商品紹介がありますね
 が、使用米等マニア向けな情報は皆無でした、まあ地元向けじゃしょうがないか…

20180426133856037.jpg

 上立ち香は酸メインでちょい甘を感じるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、輪郭のしっかりした甘酸味が力強く入ってきて、最後まで引き締まりと透明感を保ったまま、ゆっくり染み込んできます。
 味わいは、甘味と酸味が拮抗し、非常に飲みやすい感じながら芯の強い旨味が中心にあって、少々の渋味もあり、自然に飲み進められますね。
 後味は酸渋が引き取って自然にキレます。

 全体としてバランスのとれた甘酸味が最後まで飲みやすさを演出する、
 自分にとっては加水感を感じてしまいますが、そういう人間以外にとってはまさに「飲みやすい」お酒なんじゃないでしょうか。
 前に飲んだ「豊香」も結構軽さを感じたので、この辺りは蔵として共通するものがあると思いました。
 が、やっぱり違うところも多いですね、やっぱり豊香の方が個性がハッキリしている感じです、今回の神渡は個人的にはちょっと物足りない感があったかも。
 ともかく、豊島屋のお酒は今後も注目していきたいと思います。

20180426133904051.jpg  20180426133912860.jpg

紹介:長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳さんの、同蔵の蔵開きレポート記事
http://blog.livedoor.jp/namappi/archives/1070925846.html

名称:神渡 純米生酒 極寒しぼり 氷湖の雫
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社豊島屋
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:相澤酒店(松本)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけ①:相澤酒店さん外観
20180426232213666.jpg


■おまけ②:旅行の連れ(まあ言ってしまうと母なんですが)が同店で買ってたお酒
20180412125651925.jpg 20180412125707116.jpg
 この一合瓶は樂國信州 信州地酒味巡りシリーズということで売り出されてるみたいですね。
 種類も多いみたいですし、飲み比べという意味でも良い商品だと思いました。

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 神渡 豊香 純米

2018年05月13日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め

家飲み記録 大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め

20180118144809740.jpg  20180118144819478.jpg

 長野県北安曇郡池田町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…(呆)

 実は先日長野に小旅行に行きまして、その時に土産酒として何本か購入して帰りました。
 元々長野酒が好きなこともあって、別でも今期結構飲んでおりまして、せっかくなのでここでまとめて掲載していこうと思います。
 プチ長野特集という感じですね。

 で、旅行時に看板とかコンビニのカップ酒で、特によく見かけた銘柄がこの大雪渓だったような気がします。
 あまり東京では出会いませんが、ホームページも立派ですし(買える店一覧があるのが特に素晴らしい!)、まさに地酒の雄という感じなのでしょう。
 そしてそういうお酒を家飲みできる機会というのは結構限られていると思いますね、通販でもなかなか敢えて選ぶ気になりませんし、それこそ出張・旅行時にでも出会わないと…
 ただ、今回は珍しくふくはら酒店さんの店頭に並んでいたのでセレクトしてみました、ググると日本名門酒会の商品紹介ページが出てきたので、そっち系の流通みたいですね。

 ラベル上は記載が無いのですが、そのページによると使用米はひとごこちのようです、精米歩合は長野らしい59%。
 ピチピチ感が魅力らしいのですが、今回は出荷11月のものを今年の2月に開栓と、ちょっと寝かせてしまいました。


 上立ち香はセメダイン感のある青い果実の香りが控えめに。
 含むと、フレッシュな甘酸味が少々の青い苦味を伴って勢い良く入ってきて、最後までその爽やかな印象を保ったまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、皮に近い部分のメロンと言った印象の、甘さほどほどかつ苦味と酸味がしっかりと引き締める、新酒生酒的なやんちゃさと一種のまとまりを兼ね備えたもの。
 後味は、苦味が引き取ってしっかりキレます。

 全体的に青い感じながら苦過ぎない、キリリとフレッシュな新酒生らしいお酒でした。
 何気に面白いのは、グラスの水泡や開栓時のシューの勢いに比べて、飲んだときのガス感が(私は)控えめに感じたことだったりします、この辺りは本当は出荷直後に飲むべきお酒だった気もしますね…
 まあ全体的には、新酒としてわりとよくある系の味わいだったように思えます、十分楽しめるのですが、もうちょっと特徴が欲しい気も。
 ともかく、大雪渓、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

20180118144828004.jpg  20180118144837118.jpg

名称:大雪渓 特別純米 無濾過生原酒 槽場詰め
精米歩合:59%
使用米:ひとごこち
アルコール度:17%
日本酒度:+4
蔵元情報:大雪渓酒造株式会社
購入価格(税抜):1,429円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月11日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

自然郷 SEVEN 純米吟醸 生酒 29BY

家飲み記録 自然郷 SEVEN 純米吟醸 生酒 29BY

20180110013329836.jpg  20180110013339036.jpg

 福島県西白河郡矢吹町のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 こちらを醸す蔵の通常銘柄が「楽器正宗」であることや、自然郷SEVENブランドの位置付けについては、前回の記事(約3年前)に書きました。
 今回セレクトした理由としては、前回飲んだ時の好印象に加え、矢島酒店さんで新規取り扱いを開始したということがあります。
 智則もそうですが、前に飲んで旨かったお酒が、通っている酒屋さんで新規取り扱いになるのは何となく嬉しいですね、先手を取った感じで若干ドヤれますし(笑)
 また、もちろん入手が楽になるのもありがたいところです(前回は通販での購入でした)。

 スペック的には、前回同様オール福島の、無農薬栽培夢の香60磨き利用。
 裏ラベルの記載によると、無濾過生原酒みたいですね。

20180110013348699.jpg

 上立ち香はサイダー的な爽やかな甘さを感じる香りが控えめに。
 含むと、芳醇な甘旨味が塊でググっと入ってきて、ゆっくりと出てくる渋味が奥深さを添えつつ、最後まで存在感を保ちながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、完熟洋梨?的な密度の濃い甘旨味が主役、最初から纏っている渋味がクレッシェンド的に存在感を増して全体をしっかり引き締めていき、時間差の趣を十分に感じさせてくれます。
 後味は、最終的にはかなり強くなった渋味がキッチリと引き取って、芳醇な味わいを見事にキレさせます。

 奥深く心地良い甘旨味が口中で微妙に変化を描く、日本酒の玄妙さを伝えてくれるようなお酒でした。
 いやあ良いですね、濃厚ではあるのですが、インパクト勝負というよりはじわじわと魅力がしみ込んでくるタイプかと。
 それにしても、福島酒は本当全体的にレベルが高いと思いますね~。
 味わいの奥深さに特長があるお酒が多いんですよね、それでいて後味のキレとの両立のさせかたがとても丁寧といいますか。
 このお酒もまさにそんな感じでした。
 自然郷、今後また別のスペックも試してみたいと思います。

 20180110013357866.jpg

紹介:「日本酒愉快者ブログ」さんの同スペックの記事
http://osakefunky.hatenablog.com/entry/2018/01/02/093333

名称:自然郷 SEVEN 純米吟醸 生酒 29BY
精米歩合:60%
使用米:夢の香
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,360円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月09日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

Shirakiku (白木久) 純米無濾過生原酒 

家飲み記録 Shirakiku (白木久) 純米無濾過生原酒 

20180118160036535.jpg  20180118160045595.jpg

 京都府京丹後市のお酒です。
 家飲み・外飲み含め、確か初めていただきます。

 最近は割と手当たり次第に未飲銘柄をチョイスしておりますが、これもその一本ですね。
 こちらについては見た目のインパクトも凄いと思います、ワインっぽい緑の750mlボトルで、あまり見ないガラス栓を使っていました(写真撮り忘れたなあ)。
 雰囲気的に、以前飲んだ参宮アンプレヴュを思い出しましたね、かなり勝負に出ているデザインかと。
 同蔵は他にも「銀シャリ」とか「バサラ」といった、日本酒離れしたインパクトのあるネーミングのお酒を出しているようです。

 スペック的に特筆すべきはやはり「丹後産コシヒカリ100%」で造られているということでしょう。
 酒造りに使うのは難しい飯米、それも地元産の米をあえて使う蔵には確固たる信念があって、実際お酒としてもレベルが高いものを出してくる印象があります。
 (例)風の森と秋津穂戦勝政宗とひとめぼれ一ノ蔵とササニシキ
 飯米の王ともいえるコシヒカリを60%まで削って醸したこのお酒、果たしてどのようなものでしょうか。

20180118160054243.jpg

 上立ち香はある意味想定通り、爽やかな酸を感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、甘酸っぱい感じの旨味が勢い良く入ってきて、最後まで酸でギリギリ輪郭を保ちつつ、じわじわと染み入ってきます。
 味わいは、いかにもワイン系日本酒という感じの、酸が最初から最後まで主役を演じる味わいで、甘さの存在感も強く、渋味がちょっと重い印象もあたえるのですが、最終的には酸の働きでダレを防いでいる印象。
 後味は、ほんのりと渋味を口中に残しつつ、やはり酸が仕事をしてキレます。

 見た目通りの日本酒離れした甘酸っぱさが特徴的な、新世代の芳醇旨口さけでした。
 若干味がうるさい部分もあるのは飯米利用故かな…、ただ、とにかく酸の使い方が旨くて、最近の「こっち系」のお酒の中でもレベルが高い印象。
 また、酸だけじゃなくて甘味がちゃんとあるのが個人的には嬉しいです。
 実は結構凄いと思うのが、口当たりで度数17~18を感じさせないところなんですよね、それこそワイン党でも普通に楽しめるんじゃないかしら。
 白木久、次はまた別の、面白い名前のシリーズを飲んでみたいと思いました。

20180118160104753.jpg

紹介:「日本酒愉快者ブログ」さんの同スペックの記事
http://osakefunky.hatenablog.com/entry/2018/01/28/211156

名称:Shirakiku (白木久) 純米無濾過生原酒 
精米歩合:60%
使用米:コシヒカリ
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:白杉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/750ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 白木久 純米

2018年05月07日 京都の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY

20180330121413787.jpg  20180330121423667.jpg

 島根県安来市のお酒です。
 同銘柄の登場は3回目ですね。

 智則は27BY28BYに続き、三年連続での紹介です。
 熱心な読者様ならおわかりかと思いますが、基本新銘柄優先セレクトが当ブログのスタイルなので、3年連続同商品を買うということは、それはもう相当お気に入りということの証明だったりします。
 今年については、矢島酒店さんの店頭についに並んだのでそちらから購入しました、正直酒質的には通常銘柄の出雲月山以上に同店の利用者層になじむだろうと思っていたので、納得の取り扱い開始ですね。
 ちょっとつっこんだ話になりますが、同店で花陽浴の同梱酒に悩んだ時なんかにはこれ買っておけば、ほぼ間違いはないかと思います。

 スペックは例年通り、島根の酒米「佐香錦」を55まで磨いた、中取り直汲み無濾過生原酒。
 裏ラベルの各種数値についても、大きく変動は無い印象です、これはやはり方向性が確立していて、造りも安定していることの証左ではないかと。

20180330121433192.jpg

 上立ち香は蜜たっぷりのリンゴといった趣の果実香がそこそこに。
 含むと、爽やかな印象の甘酸旨味が、ほんの少々のガス感を纏いつつ、スルスルと勢い良く入ってきて、最後まで存在感と勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青リンゴ的な、フレッシュフルーティーのど真ん中を行く甘酸味が主役、濃度は濃い目ながら、酸の働きとほんの少々の苦味が引き締めて、新酒特有の魅力をストレートに感じさせてくれます。
 後味は、苦味が最小限の仕事をして引き取って、見事にキレます。

 フレッシュさ・濃厚さ・甘味・ガス感という今風の人気酒が備える要素を、しっかりとまとめ上げている印象の、安定感のあるお酒でした。
 個人的にはむしろ長野酒によく感じる方向性だったりしますね、この直球勝負の果実の甘さは…、そしてそれはまさに私のストライクゾーン。
 いやあ本当に安定した旨さですね、このレベルで毎年出してくれるのはありがたい限りですよ。
 智則、改めて信頼を寄せられる銘柄であることを、ハッキリと確認できた一本でした。

20180330121450310.jpg

名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:16%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,713円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

2018年05月05日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

初亀 特別純米 かすみさけ 生酒

家飲み記録 初亀 特別純米 かすみさけ 生酒

20180118144846469.jpg  20180118144856741.jpg

 静岡県藤枝市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…(呆)

 相互リンクさせていただいている「日本酒と競馬ブログ」さんは、地元の静岡酒を特に積極的に取り上げられています。
 中でもこの初亀は個人的「静岡酒四天王」の一つだとか…(他の三銘柄はリンク先参照)。
 私としては、銘柄名は知っていたものの、なかなか飲む機会がなかったのですが、今回ふくはら酒店さんの店頭に並んでいたのでこれ幸いとセレクトしました。
 
 スペックは裏ラベルにある程度詳細な記載がありますね、酒米の産地として有名な、富山県の南砺産の山田錦と雄山錦を使っているとのこと。
 アルコール度数は15度で原酒の標記も無いので、そこそこ加水されているものと思われます、だからか、お値段も良心的。
 瓶底には数ミリ程度おりが沈んでいますね、実はもうちょっと濃ければにごり酒特集に入れようと思っていたのですが、流石にこれは「うすにごり」等の範疇でしょう。


 上立ち香はバニラ&マスカット的な香りがそこそこに。
 含むと、ハッキリした印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、おり由来の苦渋とフレッシュな酸味で輪郭を保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいはやはり香り通りの印象の、バニラと甘酸をバッチリ感じる旨味が主役、苦渋はあくまでキレを添えるぐらいの存在感ですね、甘味がそこまで強くないことも有り、全体としてはスルスルいける系という印象。
 後味は、酸がメイン、苦がサブという感じで受け持って、バッチリキレます。

 かなりスッキリ系寄りの甘酸酒と言った印象の、キリリと引き締まったバランスの良い旨味が魅力的なフレッシュ酒でした。
 ダレない旨味に加え、苦味が雑味ではなくちゃんと引き締まる方に働いている辺り見事な造りだと感じました。
 私はどうしてももうちょい甘味寄りの方が好みなのですが、むしろこのくらいのほうが万人向けのような気もしますね、完成度は本当に高いと思います。
 初亀、次は別のスペックも是非いただいてみたいと思いました。

20180118144905232.jpg

紹介:「日本酒と競馬ブログ」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-79.html

名称:初亀 特別純米 かすみさけ 生酒
精米歩合: 麹:55% 掛:60%
使用米: 麹:山田錦 掛:雄山錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:山本合名会社
購入価格(税抜):1,385円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.4/9.0

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 初亀 特別純米

2018年05月03日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

残草蓬莱 純米 しぼりたて 生原酒

家飲み記録 残草蓬莱 純米 しぼりたて 生原酒

20180312152917919.jpg  20180312152926581.jpg

 神奈川県愛甲郡愛川町のお酒です。
 ブログでの登場は3回目ですね(昇龍蓬莱入れると4回目)、そこそこの頻度かと思います。

 前回の記事で書いた通り、こちらの蔵では28BYの時点でそれまでの杜氏が移籍しており、このお酒も新体制で醸されたものになります。
 今回自分としては、わざわざ杜氏の移籍元と移籍先のお酒を飲み比べるという、微妙に意地の悪い(笑)飲み比べを取り行ってみた次第です。
 ただ、実際この移籍は円満移籍だったそうで、たまにある杜氏と経営陣の対立みたいなゴシップ的ネタはないようです。(もちろんそれにこしたことはないのですが)
 
 スペックはあまり詳しい記載ありませんが、精米歩合75%、新酒しぼりたて生のお酒です。
 結構な低精白ですね、お値段も税抜1,250円とかなりお安め。
 インパクトのあるラベルデザインが店頭では目を引いていました。

20180312152936135.jpg

 上立ち香は…、むっほとんど無いですね、濃いめの果実的な香りがほんの仄かに。
 含むと、味が多い印象の濃い旨味がドドドと入ってきて、甘旨渋苦をそれぞれ感じさせながらゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、新酒の荒々しさをストレートにぶつけてくる、五味がそれぞれ遠慮せずに主張することでバランスを取る感じの、淡麗の真逆を行く濃厚さがあるもの。
 後味は、苦味を若干残しつつも、意外なほどちゃんとキレます。

 新酒らしく暴れん坊な感じながら、変なクセや飲みにくさはある程度抑えられている、なかなか面白い芳醇旨口酒でした。
 最近思うことですが、新酒第一弾はやっぱりちょっと荒いお酒が多いですね、今回もそんな印象です。
 ただ、精米歩合を考えれば十分な出来のような気もします、コスパ面では良好。
 また、昔飲んだグリーンラベルに方向性としてはやはり近いと思いますね、杜氏さんが変わってもしっかり味わいは受け継がれていそうだという印象も受けました。
 残草蓬莱、今後も注目してきたいと思います。 

20180312152945294.jpg

名称:残草蓬莱 純米 しぼりたて 生原酒
精米歩合:75%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:大矢孝酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

■せっかくなので飲み比べ記念写真

20180420171040829.jpg

 個人的には、今回は水府自慢の個性に軍配を上げたいと思います。
 が、スペックも値段も全然違うので、今後どっちが良さそうとはは当然言えません、両蔵とも引き続き注目ですね。

拍手・コメント大歓迎。こちらも是非クリックお願いします!↓
このエントリーをはてなブックマークに追加  にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
 

タグ: 残草蓬莱 純米

2018年05月01日 神奈川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

| 酔いどれオタクの日本酒感想記TOP |