珠韻

本日の家飲み 珠韻 (しゅいん)

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 山形県山形市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は2回目ですね、詳しくは後述。

 こちらのお酒は以前当ブログで3割3分磨きのコスパ酒を紹介した「秀鳳」を醸す秀鳳酒造が、今期初めて発売した限定ブランドになります。
 全国で取り扱っているのは5店舗しか無いらしく、試験醸造扱いで製造量自体相当少ないようですね、まさに超限定。
 
 スペックは基本非公開で、特定名称の記載もありませんが、ネット情報だとかなりの高精白純米大吟醸らしいです(少なくとも3割程度まで削っているとか…)
 それでいて、1本で税抜1,500円を切るというのは正直意味が分からないですね、17度ということはそんなに加水もしてないでしょうし。
 邪推するに、スペック非公開なのは他のレギュラー商品群と整合性が取れなくなるという部分もあるんじゃないかしら…、それくらい破格です。
 また、一応試験醸造なので安めの設定にしているらしいですね、消費者の立場からするとありがたい限り。(手間と費用がかかる分、試験醸造酒は割高にしている蔵が多いイメージがあるので)


 上立ち香は華やかかつ若干落ち着いた感じの、干し果実的な香りが強めに。
 含むと、やはり落ち着いた印象の、極めて純度と透明度の高い旨味が自然に入ってきて、最後まで優しくかつ力強くかつ摩擦無しで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは非常に濃厚ながらクドさは皆無、苦酸は拮抗しているというよりはそっと寄り添い、ひたすら旨味の純度と透明感を高めている印象ですね。
 後味はほんのりとした苦味を口中に残しつつ、ゆっくりと引き上げていきます。

 極めて高レベルでまとまっている、高精白酒の良いところを凝縮したような美酒でした。
 このお酒がこのお値段というのはとんでもないことですよ…、実際2~3倍以上の価格の高級酒でも、このレベルの完成度のものは少ないんじゃないでしょうか。
 私の通常好むインパクト重視の路線とは少しズレがありますが、それでもビンビンに魅力を感じさせてくれるところが素晴らしい!
 これは万人にオススメできるタイプのお酒ですね、見かけたら即飲んでみるべきかと。
 秀鳳のコスパは現状頭一つ二つ抜けていることを改めて思い知らせてくれたお酒でした。

 ちなみに開栓後数日経っても味は落ちず、むしろ旨味が濃くなってきた感じ。
 結局すぐに飲み切ってしまいましたが、このお酒は綺麗なのに線が細くないですね、相当手間暇かけて造りこんでいそうに思える酒質でした。

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(参考)「スナフキンの日本酒時々日常」さんの同じお酒の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/book_sunafukin/68270084.html

(参考)「飲兵衛廃人の落書き帳」さんの同じお酒の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/kurinotoge/18747848.html

名称:珠韻
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社秀鳳酒造場
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月30日 山形の日本酒 トラックバック:1 コメント:4

田酒 純米吟醸 雄町

本日の家飲み 田酒 純米吟醸 雄町

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 青森県青森市のお酒です。
 なんだかんだでちょくちょくいただいており、ブログでの紹介は5回目。

 熱心な読者様であればうすうす感じていることかと思いますが、現状弊ブログは実飲時期と掲載日まで約3ヶ月ものタイムラグがあります。
 そのため季節感がズレたり、結構話題のお酒も抑えているのに一周遅れの掲載になったり(前回のたかちよSEVENとか)と、少々悲しい思いをすることもしばしば…
 ということで、今後は話題性のあるお酒は優先して記事にしようかなあと考えております。

 今回いただくのは「田酒」ブランドで恐らく初めて「雄町」を使用したお酒です。
 ネット情報によると「杜氏のスキルアップを目指した」「試験醸造」のお酒っぽいですね、来年は恐らく同スペックのものは出ないとか。
 以前取り上げた白麹使用の「白田酒」が象徴するように、最近の西田酒造店は「田酒」ブランドに胡坐をかかずに結構チャレンジングなお酒を出しています。

 まあそういう希少性にホイホイつられてしまったわけですが、5割磨きかつ試験醸造の割にはお値段はかなりのもの。
 雄町はそうとう良いものを使っているようですが、さすがに強気ですね (実は値段をちゃんと確認しないで予約してしまい、若干後悔しました)。


 上立ち香は素直でスッキリとした果実の香りがそこそこに。
 含むと、やはり上品かつフルーティーな甘旨味がするりと入ってきて、程々の酸味とほんの少々の苦味で引き締まりつつ、最 後まで透明感を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいはまさに柑橘系果実といったキリリとした旨味が主役、酸苦も程よく存在感を発揮して、いわゆる飲み飽きないバランスの良さがありますね。
 後味は上品ながらもしっかりとキレます。

 非常に上品かつ素直な旨味が楽しめる、落ち着いたフルーティー酒でした。
 ただ、果たしてこのお酒が田酒である必然性、そしてこのお値段である必然性はあるのだろうか…
 「試験醸造」ということは当然まだこなれていないのであって、そういうものに飛びついてしまうことには良し悪しがあるということを改めて感じた今日この頃です。
 といいつつも、田酒の新しい挑戦自体にはやっぱり惹かれるものを感じるのも事実で、今後も注目していきたいと思いました。

 温度が上がってくると、不思議な事にフルーティーさ(?)が後退して、田酒っぽいお米らしさが出てきたような…
 そこで燗を付けてみると、おお、なんか伝統的な芳醇辛口酒になった気がする。
 これは田酒だわ…、すみませんやっぱりイズムは確かにありましたね、冷し過ぎると引っ込みがちなだけでした。

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名称:田酒 純米吟醸 雄町
精米歩合:50%
酒米:雄町
アルコール度:16度
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社西田酒造店
購入価格(税抜):2,324円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 田酒 純米吟醸

2016年09月28日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生

本日の家飲み たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 最近の当ブログ一押し銘柄の一つ。

 メロン的日本酒のもう片方はひらがな「たかちよ」の新色になります、珍しく「SEVEN」というサブタイトル(?)が付いてますが、意味は謎。
 たかちよは他の色も具体的な果実の味わいを意識しているらしい(赤はリンゴとか)のですが、こちらは黄緑ラベルかつSEVENの「S」の文字にメロンの「へた」がついているという遊び心のあるデザインで、はっきりと「メロン」を表に出しています。

 ちなみに、以前天吹のバナナ酵母を飲んだ時に特に強く思ったのですが、私の味わいの感想ってラベルに思いっきり引っ張られるんですよね…
 ただまあ、かき氷の各種シロップが実は単なる色違いであることが示すように、ラベル等の視覚情報が味覚に与える影響は私に限らず想像以上に大きいのでしょう。
 そして蔵元がそれを利用することもまた自由ですが、それを「わかりやすい」と捉えるか、「ノイズ」と捉えるかは難しいところだと思いますね。
 
 例によってスペックはほぼ非公開、お値段はお手頃です。

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 上立ち香はガス混じりのお米の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味がドロリと入ってきて、おりの苦味とガス感でギリギリ輪郭を保ちつつ、最後まで高濃度なままで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いやあ謎に味わい深いメロンソーダって感じですね、甘味やガス感は兎も角、おりの苦味が自然に絡みつくところなんかには日本酒独自の複雑さを感じます。
 後味は、お約束のようにガス感と苦味がしっかり引き取って、見事にキレます。

 コンセプト通りの、メロンソーダ的な、甘く、青く、苦味もある面白いお酒でした。
 まあ最初に書いたとおり、メロンメロン連発しているのは先入観が強いので、話半分程度に考えてください、ポイントはガスと苦味だと思います。
 充分好みのラインではあるのですが、レギュラースペックで楽しめるお値段以上の甘酸のバランスと比べると、若干まとまりが無いというか、チャレンジ酒っぽい荒削りさは感じましたね。
 たかちよSEVEN、来期により期待を込めたいと思いました。

 開栓後は当然ながらガスが抜けてきます。
 落ち着いて悪くはないのですが、これについてはシュワシュワの方が楽しいかも。

(参考)「もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録」さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

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 ちなみに今回自然酒とたかちよを飲み比べて思ったことは、同じメロン味指向でも全然実際の味わいは違うんだなあということかな。
 個人的には前者はメロンシロップ、後者はメロンソーダという印象ですね、どちらも着色料に味わいの認識が引っ張られるところも共通してるかもしれません(苦笑)
 若干イロモノではありましたが、個人的には充分楽しめた2本でした。

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名称:たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生
精米歩合:不明
酒米:不明
アルコール度:16~17度
日本酒度:不明
蔵元情報:髙千代酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年09月26日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

番外自然酒 完熟舐瓜的生もと純米吟醸 無ろ過生原酒

本日の家飲み 番外自然酒 完熟舐瓜的生もと純米吟醸 無ろ過生原酒

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 福島県郡山市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介はこれで4本目。

 「フルーティー」という言葉に象徴されるように、最近の日本酒は果物の味わいに例えられることが多い印象です。
 そんな中、最近「メロン」の味わいということを蔵元自ら謳っているお酒に、同時期に2本出会いましたので、面白いと思い飲み比べてみました。
 一本目は「金寶自然酒」のチャレンジ用ブランドのお酒です。
 暗めの黄緑を使ったラベルには「完熟舐瓜(メロン)的」というフレーズがあり、裏ラベルにも「完熟メロンのような香りと味わいを持ったジューシーな自然酒」とはっきりと記載されていますね。

 スペック的には、生もと仕込みというのが結構意外なポイントです、あまり生もと酒にフルーツ系の甘さのイメージが無いので…
 また、裏ラベルには「汲出し四段の配合を変えて」みたいな記載もありますね。
 詳細は不明ですが、濃厚甘口酒には麹歩合を増やしたお酒がたまに見られるので、そのあたりの調整でしょうか。

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 上立ち香は甘くフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、うひやあこりゃ確かにメロンだわという感じの超甘々味がトロリと入ってきて、時間差で出てくる苦渋が弱々しく寄り添いつつ、じわじわと染みこんできます。
 旨味は完熟メロンシロップとしか言いようが無い煮詰めたように濃い甘旨味が主役で、苦渋が複雑さを添えてギリギリのところでダレを防いでいる印象。
 ただ後味はしっかり苦味が引き取ってちゃんとキレますね。

 そう滅多には出会えないレベルの超濃厚な甘味が魅力の、売り言葉通りの完熟メロン酒でした。
 最初の一口は「これはいくらなんでも甘ったるいのでは…」と思ったのですが、意外にも飲み進めると慣れてくるというか、他の味の要素とちゃんと調和が取れていることが伝わってきます。
 これがあるから今の甘口酒は好きなんですよね…、単なる砂糖の甘味では無い、独自の魅力が体中に染み渡ります。
 自然酒は番外品でもしっかりとした個性があるなあと感じた一本でした。

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名称:番外自然酒 完熟舐瓜的生もと純米吟醸 無ろ過生原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年09月24日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

和心 純米 無濾過生原酒 朝日米

本日の家飲み 和心 純米 無濾過生原酒 朝日米

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 岡山県津山市のお酒です。
 ブログでの紹介は5回目と、当ブログではかなり多い方ですね。

 こちらのお酒の特徴の一つとして、「朝日」という品種のお米を使っていることがあります。
 裏ラベルにも若干の紹介がありますが、Wikipediaにはもうちょっと詳しい記載がありました
 ポイントは、飯米であること、味は良いが育てにくいこと、現在はほぼ岡山でしか作られていないことぐらいでしょうか。
 後は、「コシヒカリ・ササニシキ・あきたこまちも品種改良をたどれば、この朝日にルーツがある。」という部分が結構凄いことだと思いました。
 岡山から復活した雄町もある意味多くの酒米のルーツですし、岡山の農業には何かそういう古い品種を大事にするような方針があるのでしょうか…、ともかく素敵なことだと思います。

 個人的には、何と言っても無濾過生原酒ながら極めてリーズナブルなお値段が嬉しいですね、飯米利用の神髄でしょう。
 また出荷年月を見るに、おそらく絞ってから結構蔵で寝かせていると思われます、味が乗ったのを見計らって売り出しという感じかな。

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 上立ち香はうっすらと熟感のあるスッキリとしたアルコール的な香りが控えめに。
 含むと、筋肉質な旨味がスルリと入ってきて、純度の高い辛さを伴って、最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは程よく熟した苦渋甘が見事に調和を保っている独特な旨味を、さらに辛さが締め付けることで、飲み飽きなさと食事との相性を確保しています。
 後味は辛さがしっかりと引き取って力強くキレます。

 こういうお酒こそ「食中酒」を名乗るにふさわしいお酒だと感じる、「辛口」で片づけてしまうのがもったいない、芯のある旨味が魅力のお酒でした。
 無濾過生原酒でこれだけ飲み疲れないお酒はそうはないかと…、それこそいくらでも飲めてしまいそうな危険なお酒です。
 お値段も素晴らしいですし、これもゆくゆく日本酒熱が落ち着いた後の晩酌酒候補に加えたいと思います。
 和心、それぞれのスペックにそれぞれの魅力があると、再認識した一本でした。


 なお燗をつけると…、おお甘味が表に出てきましたよ。
 辛さは相変わらずあって、バランスも崩れないというかより良い感じ、見事な燗上がりですね。
 やはりいつかこれでゆっくり晩酌したいところです。

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名称:和心 純米 無濾過生原酒 朝日米
精米歩合:65%
使用米:朝日米
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:難波酒造株式会社
購入価格(税抜):1,166円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 和心 純米

2016年09月22日 岡山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み 27BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み 27BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 当ブログ最多登場回数を更新中(≒私が一番家飲みしている銘柄ということですね)。

 今回いただくのは、ブルーボトルにピンクラベルが目を引く、雄町の直汲みバージョンです。
 こちらは見た目通り「夏酒」を意識したお酒とのこと。
 直汲みはかなり出荷本数が少ないようなのですが、こまめな入荷チェックが功を奏し、購入できました。

 ちなみにここでは一昨年の山田錦バージョンを既に紹介しています
 また雄町に関しては、三年前に48磨きの直汲みを取り上げて以来ですね、なかなか通常スペックに縁が無いので、来年は狙って、他のお米と飲み比べしてみたいところ。

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 上立ち香は華やかフレッシュな、いつものパイン的果実香がかなり強めに。
 含むと、濃厚ながら透明感のある甘酸がジュワーッと広がって、その酸と裏方のイヤミのない苦味で輪郭を整えつつ、グーッと染み入ってきます。
 味わいは、やはりいつもの花陽浴路線のパイナップルジュース的な甘酸味が主役、ただいつも以上に透明感があって、かつ苦酸が少々強めなために、スイスイいってしまいそうな飲み易さもあります。
 後味はその苦酸で、思った以上に力強くキレます。

 軽やかさがありつつ薄くは無い、飲みごたえと飲み易さを兼ね備えた、花陽浴らしい夏酒でした。
 いつもと比べると酸がちょい強めで、唾液線を刺激する系の甘酸っぱさにかなり近づいている感じ。
 また直汲みというとガス感でキレるお酒が多いと思うのですが、こちらはあまりガスは感じませんでしたね。
 ともあれ、「らしさ」は有って、「花陽浴はやっぱり旨いなあ…」としみじみ思ってしまった一本でした。

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名称:花陽浴 純米吟醸 雄町 直汲み 27BY
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月20日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

南部美人 映画「KAMPAI!」特注酒 木桶仕込 六号酵母

本日の家飲み 南部美人 映画「KAMPAI!」特注酒 木桶仕込 六号酵母

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 岩手県二戸市のお酒です。
 南部美人をブログで取り上げるのは二回目ですね。

 こちらは日本酒に関するドキュメンタリー映画、【KAMPAI世界が恋する日本酒】の制作を記念して発売されたお酒とのことです。
 購入先の矢島酒店さんのブログには、より詳しい記載がありますね、かの「GEM by moto」の千葉麻里絵店主が、造りに深く関わっているとか。
 私はあまり映画(特に実写)を見ない性質なのであまり感覚が掴めませんが、そのような映画が成り立つぐらいに、日本酒への関心が高まっているということなのでしょうか。

 スペック的には、南部美人蔵が初めて6号酵母を利用して醸したものであることと、木桶を用いているということがポイント。
 うーむ、某蔵を思い出しますね…とぼかすまでもなく、新政を意識した造りであることは間違いないでしょう。
 ちなみに速醸なのか生もと系なのかはハッキリとはわかりませんでした


 上立ち香は乳酸感を感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、あまり木香は感じず、柔らかな印象の旨味がじわりと入り込んできて、尻上がりに強まる酸味がキリリと引き締め、じわじわと染み込んできます。
 味わいはやはり乳酸系の旨味が主役なのですが、面白いことに青さのあるメロン的甘味もありますね、裏方には苦味もあって結構個性的。
 後味は酸苦がしっかり表に出てきてキレます。

 フルーツ乳酸系飲料という感じの、柔らかい甘酸旨味をじっくりと楽しめる個性派酒でした。
 イメージ通り今風ですね~、あまりこういうこと言うのもアレなのですが、やはり最近の新政に近い味わいだと思います(思い込みも多分にありますが)。
 ただ、やっぱり割高かなあ、レギュラー化したときの値段は気になるところです。
 兎も角、初めての試みでこのレベルに仕上げてくるところに、南部美人の実力を感じた一本でした。

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名称:南部美人 映画「KAMPAI!」特注酒 木桶仕込 六号酵母
精米歩合:55%
使用米:ぎんおとめ
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社南部美人
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年09月18日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 27BY

本日の家飲み 井の頭 純米吟醸 袋取り無ろ過生しずく 27BY

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 長野県伊那市のお酒です。
 当ブログ一押し銘柄の一つですね。

 うえも商店さんでのまとめ買いシリーズのトリを飾るのは、私が数年前から推している「井の頭」の限定品です。
 去年信州おさけ村さんで購入したものと恐らく同スペックですね、そもそも今回うえも商店さんにお邪魔した切っ掛けは、ブログに載せられていたこのお酒の入荷情報だったりします。

 ちなみに、井の頭は今年の「大長野酒祭り」でもいただいたのですが、その蔵元ブースには、千駄木の某有名居酒屋のスタッフがお手伝いに来ていました。
 私はその話を聞いて「いやあわかる人はやっぱりわかるんだよなあ…」と一人したり顔で頷いてしまいましたね、本当最前線で通用するお酒ですよ井の頭は。

 スペック的には美山錦を55%まで削った純米吟醸、大体昨年と同じですね。
 何と言っても「袋取りしずく」というところが、マニアごころをくすぐります。

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 上立ち香はスッキリフレッシュな吟醸香がそこそこに。
 含むと、フレッシュというより奥深さを感じる旨味がゆっくりと入ってきて、若干の苦味で最後までバランスを保ちつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、若干レーズン感のある熟した果実の旨味が主役、甘味は柔らかいほろ苦さと辛味と拮抗する感じで、雑味が皆無で透明感を感じさせてくれます。
 後味はほんのりとした辛さを残しつつ、自然にしっかりキレます。

 奥深く個性的な甘旨味と、しっかりしたバランスが特長の、お値段以上の芳醇旨酒でした。
 毎回書いている気がしますが、このお酒にはブレない「らしさ」を感じます。
 スペックがスペックだけにかなりハードルを上げてしまっていたのですが、しっかり期待に応えてくれましたね。
 井の頭、今後も追い続けて行きたい銘柄です。

 そして、こういうフレッシュなお酒には珍しく、開栓後もへこたれませんね~
 若干辛さが上がる感じかな、これは居酒屋でも真価を発揮できるお酒かと。
 もし居酒屋さんの店長がこの記事を見ていたら、是非ラインナップへの追加をご検討ください(笑)

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名称:井の頭 純米吟醸 袋取り無濾過生しずく 27BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:+2
蔵元情報:漆戸醸造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月16日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鈴正宗 特別純米 生原酒 「GREEN」

本日の家飲み 鈴正宗 特別純米 生原酒 「GREEN」

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 滋賀県蒲生郡日野町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは一度だけあります(後述)。

 うえも商店さんでの購入酒が続きます。
 実は連続で紹介した智則百磐、そしてこの鈴正宗については、神楽坂のセルフ飲み放題店「マグロもん」さんでいただいたときの印象が良かったのが、セレクトのきっかけだったりします。
 外飲み→ツイッターチェック→仕入先確認→来店という流れですね、外飲みで気に入ったお酒は執念深く覚えて、いつか必ず購入するのが私の主義です(高級酒は除く)。

 ちなみに蔵元ホームページ自体での情報発信は貧弱というか、今現在、最近更新が無いためにFC2の広告が出てしまってますね(苦笑)
 ただ、FaceBookの方はしっかり最新情報が載っているようです、飲み手とのやり取りもできるし、小規模蔵としては良い広報手段なのかも。

 今回いただくお酒は山田錦を60まで磨いた生原酒。
 若干エキセントリックなカラーリングの箔押しラベルに半透明のボトルと、見た目的には新世代感が強く出ています。

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 上立ち香は酸とセメダインを感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、クセのない果実の甘酸旨味がスルリと入ってきて、バランスを保ちつつもゆっくり酸味を強め、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、しっかりとした旨味がありつつつもある種の軽さを感じさせる、酸苦が良い意味で効いているフレッシュかつ飲み飽きない柑橘系果実のもの。
 後味はその酸苦がバッチリ効いて、しっかりとキレます。

 濃厚かつ今風な旨味をキリリスイスイと流し込んでくる、飲み飽きない系のフレッシュ酒でした。
 やっぱり若々しさが伝わってくるような味わいですね、ラベルのイメージ通りと言えるかもしれません。
 私は甘く濃い系が好みなので少々ズレてはいますが、こちらのタイプが好きな人もかなり多いことでしょう。
 鈴正宗、引き続き他のスペックも試していきたいと思いました。

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名称:鈴正宗 特別純米 生原酒 「GREEN」
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:矢尾酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年09月13日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百磐 純米吟醸 おりがらみ生原酒

本日の家飲み 百磐(ひゃくばん) 純米吟醸 おりがらみ生原酒 

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 岩手県一関市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験は一度だけ。

 こちらを醸す磐乃井酒造の通常ブランドは「磐乃井」で、この「百磐」は限定ブランド…だと思うのですが、蔵元ホームページには2ケタに及びそうな数の銘柄名が入り乱れていて、正直わけがわかりません。
 こんなに見た目がバラバラで、全部同じ蔵が造っているってわかる人いるのかな…、蔵のファンを作る気あるのかしら。
 オンラインショップもある小奇麗なホームページなのに、例によって「百磐」は影も形もなく、特約店情報も無し。
 私のようなマニアの立場(東京の地酒屋で、特約店限定ブランド中心に購入)からすると、理解に苦しむ情報発信の方向性ですね、まあマニアは勝手に調べるのである意味姿勢としては正しいのかもしれませんが…

 さて、今回いただくのは純米吟醸生原酒のおりがらみバージョン、精米歩合は50とかなり削っています。
 お米は「吟ぎんが」、酵母は「ゆうこの想い」という純岩手スペック。
 ちなみにこの「ゆうこの想い」という酵母の名前は、「きき酒道岩手県大会」準優勝者による命名だそうです、(多分)素人なのに凄いセンスですね。

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 上立ち香はセメダイン混じりのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、若干の苦味を伴ったバランスの良い甘旨味が柔らかに入ってきて、おりと相まって尻上がりに少々強まる苦味でしっかりと引き締められながらゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、甘味と苦味、そして酸味が柔らかく融合した感じのグレープフルーツ的なもので、兎にも角にも飲み飽きない感じでガンガン飲めてしまいます。
 後味は仄かな苦味を口中に残しつつ、しっかりキレます。

 甘苦のバランスが良く、芳醇ながらスイスイ飲めてしまう完成度の高い、かつ今風なお酒でした。
 いやあこれは良いですね、キツくない苦味が非常に良い仕事をしています、甘味もあるので自分好みですし。
 この方向性は強く応援したいですね、このまま洗練していけば十分に人気を得られそうな予感。
 百磐、今後激しく注目していきたいと思います。

 温度が上がると、面白いことにトロミが出てきました。
 変にキツくなる感じもなく、これは良いですね…、このお酒、本当に芯がしっかりしています。
 「お気に入りに追加」です。

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名称:百磐 純米吟醸 おりがらみ生原酒
精米歩合:50%
使用米:吟ぎんが
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:磐乃井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年09月11日 岩手の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒

本日の家飲み 智則(とものり) 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒 

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 島根県安来市のお酒です。
 外飲みは何度かしております、家飲みについては後述。

 こちらを醸す吉田酒造の通常ブランドは、当ブログで以前に生熟酒を紹介した「出雲月山」になります。
 智則は、造り手の「吉田智則」氏の名前を冠した限定ブランドですね。
 造り手の名前を元ネタにした限定ブランドはぱっと思いつくだけでも「一博」「慶樹」「克正」、苗字だと「山本」「農口」「原田」などがあり、ネーミングとしてはありがちなパターンかと思います。
 が、ある意味究極の生産者表示であり、一種の矜持を込めた名前であるからか、全体的にレベルの高いお酒が多いなあというのが個人的印象ですね。
 この智則も各所の評判は良く、外飲みでの印象も素晴らしかったので前から狙っていたのですが、見かけるのが一升瓶ばかりだったこともあり、ここまで購入が遅れてしまいました。
 
 スペック的には直汲み・中取りといういかにも限定品らしい部分が目を引きます。
 使用米は、島根のお酒にはちょくちょく見る「佐香錦」。

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 上立ち香は濃厚フレッシュなリンゴ系果実の香りが結構強めに。
 含むと、無茶苦茶華やかながらキツさ押さえ目の甘旨味が少々のガス感を伴いつつブワッと口中に広がって、そこから若干様相が変わった苦味混じりの旨味がゆっくりと染み出してきます。
 味わいは、リンゴか洋梨といったフレッシュな甘味が主役で、直汲みらしいガス感、中取りらしい透明感を兼ね備えており、旨味をしっかりと噛み締めながらもスイスイ飲んでしまいます。
 後味はガスと苦みで素直にキレます。

 今風の日本酒らしい甘旨味に、直汲み・中取りらしいスペシャル感を添えて、バッチリと楽しませてくれる旨酒でした。
 いやあ、こりゃ旨いっすわ…、一升瓶で買っても後悔無しというかむしろハッピー。
 個人的にはこういう「流行り」っぽいお酒こそ、全体の完成度で差がつく気がしていて、このお酒はその意味で非常にハイレベルだと感じました。
 次はまた智則を買うか、久しぶりに出雲月山にするかが迷いどころです。

 ちなみにこういうお酒にしては珍しく、注いでからガスが抜け、温度が上がっても、バランスが崩れませんね。
 口当たりが柔らかくなるのでこちらが好みの方も多いでしょう。
 ただ完全に常温までいっちゃうと、アルコールのキツさが出てくるので個人的には注意かと思いました。

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(参考)「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-782.html

名称:智則 純米吟醸 直汲み中取り 無濾過生原酒
精米歩合:55%
使用米:佐香錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:吉田酒造株式会社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:うえも商店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年09月09日 島根の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

華一風 特別純米 槽直どり 生酒

本日の家飲み 華一風(はないっぷう) 特別純米 槽直どり 生酒

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 青森県弘前市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めていただきます。

 こちらは、練馬区は春日町、「うえも商店」さんで購入したお酒です。
 このお店はマニアなら知っている方は多いんじゃないかな…、比較的最近(数年前)オープンした「地酒専門」の志ある酒屋さんです。
 そのあたりは同店のネットショップで扱われている銘柄を見れば一目瞭然でしょう、もっと評価されるべき銘柄が目白押しです(風の森、たかちよ、栄光冨士もあるでよ)。
 ちなみに実店舗には結構ネットに掲載できてないお酒もあり、テンションが上がって一升瓶1本と四合瓶5本を一気買い、帰り道(1時間以上電車&徒歩)で若干腰をやられるというトホホな状況となってしまいました…

 さて、今回いただくお酒は自分としても「聞いたことがある」レベルの銘柄で、実物は初見だったかと思います。
 ごちゃごちゃと重ね書きしてある一見わかりにくいラベルが逆に目につき、スペックも自分好みだったので衝動買いしてみた次第です。
 「槽直どり」とはあまり聞かない言葉ですが、たぶん「直汲み」と同義かな。

(おまけ)うえも商店さん店舗外観
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 上立ち香は酸を感じる柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘旨味がググっと入ってきて、酸で輪郭を整えつつ、最後まで存在感とバランスを保ちつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、そこそこに熟した果実の強めの甘味が主役、それはトロミを感じるほど濃厚ですが、若干透明感を感じさせるぐらいにまとまりがありますね。
 後味は、ほんのりとした苦味を口中に残しつつ、しっかりキレます。

 濃縮された今風の甘酸味を、しっかり自然に楽しませてくれる、直球勝負の甘旨酒でした。
 特長はバランスと透明感かな、良くある味わいの方向性を保ちつつ、奇をてらわずにとにかく全体の完成度を高めた印象。
 いやあ良いですね、明らかにもっと知られて良い銘柄だと思います。
 華一風、是非是非他のスペックも試して行きたいと思いました。

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名称:華一風 特別純米 槽直どり 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社玉田酒造店
購入価格(税抜):1,662円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年09月07日 青森の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

至 純米 しぼりたて生原酒

本日の家飲み 至(いたる) 純米 しぼりたて生原酒

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 新潟県佐渡市、佐渡ヶ島のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒は奈良の「うのかわ酒店」さんから購入したのですが、その商品紹介ページにこんな記載がありました
 >「平成27年 1/1 に日本テレビにて放送された 「嵐にしやがれ」 で新潟 至(いたる)が V6リーダー坂元さん のお気に入りのお酒という事で、紹介されました! 」
 何気に地元銘柄の「真稜」でなく「至」を選ぶところはなかなかですね。
 私の家にはテレビが無いので感覚は全く分からないのですが、反応はかなりのものがあったようで蔵元さんは対応が大変だったとか。
 個人的にはこういうミーハー買いは否定するつもりは無く、そういうお客が定着すればより素晴らしいとは思いますが、なかなかそこまではいかないだろうなあ。

 スペック的には前回いただいたものとほとんど同じですが、より期間が限定されている「原酒」バージョン。
 後は、前回よりもしぼってから時間が経った状態で飲んだので、それも味わいに影響すると思われます。

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 上立ち香は青さがあって濃厚な果実の香りがそこそこに。
 含むと、複雑さのある、青く濃厚で、しかし柔らかさも感じるような甘旨味がググっと入ってきて、時間差で出てくる苦味と辛さでぎっちりと引き締まったまま、じわじわと染みこんできます。
 旨味はかなり濃いメロン的な青い甘味が主役、苦味も存在感があって、全体では結構味が多い印象を与えつつもくどくないのが見事ですね。
 後味はその青さを辛さが引き取ってしっかりキレます。

 複雑な味わいの世界をしっかり感じさせつつ、ダレない力強さのあるお酒でした。
 前回よりも断然良い印象ですが、これは上記の違いに加え、自分の好みが広がって、こういう奥深い魅力もより感じ取れるようになったということなんじゃないかと思っております。
 至、またどこかのタイミングでいただきたいお酒です。

 開栓後、数日経つとより柔らかくまとまりが出てきました。
 これは居酒屋でさらなる真価を発揮するお酒なのかもしれませんね、見かけたらお試しする価値はあるかと。

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名称:至 純米 しぼりたて生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:逸見酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米

2016年09月05日 新潟の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

麓井 生もと 純米吟醸

本日の家飲み 麓井 生もと 純米吟醸

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 山形県酒田市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは何回かあったような気がします。

 この麓井というお酒は、実は私が日本酒を飲み始めたぐらいの時に居酒屋のメニューで見かけ気になったお酒であり、その後取扱い店に買いに行ったものの、在庫切れで買い逃したお酒でもあります。
 その後、なんとなく買うタイミングを逃し、今回なんと約5年越しでの購入となりました。
 いやあ、やっぱり日本酒との出会いは一期一会ですね…、偶然の出会いから懇ろの関係になる銘柄もあれば、一度のすれ違いから疎遠になる銘柄もある、なんとも趣深さを感じる今日この頃。

 閑話休題、今回いただくのは、私にしては珍しく火入れの生もと酒です。
 どうやら麓井は生もと造りにこだわりがあるようですね、あえて手間暇がかかる道を行くということは、確固たる蔵元の意思によるものなのでしょう。
 何気に精米歩合は50と、かなり磨いています。

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 上立ち香は乳酸系の優しい香りがそこそこに。
 含むと、濃いというより物凄くコクのある旨味がグググッと入ってきて、乳酸の酸味が辛さを添えつつ、最後までキリリと染みこんできます。
 味わいは若干伝統的な日本酒の旨味に乳酸が絡みつく奥深いもので、かつ雑味を感じさせないまとまりがありますね、柔らかさすら感じます。
 後味は酸で自然に引き上げていきます。

 生もとの悪いイメージを完全に払拭し、良い部分を凝縮したような、伝統を感じるお酒でした。
 伝統を感じさせながら古臭さが無いというのが良いですね、これからの日本酒が進むべき方向に合っているように感じます。
 麓井、今後も注目していきたい銘柄です。

 裏ラベルのオススメ通りぬる燗にしてみると…、おお、酸味が柔らかさを保ちつつ強くなりました。
 そして旨味もさらに濃厚になってますね、これは素敵。

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名称:麓井 生もと 純米吟醸
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:麓井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年09月03日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 槽場直詰生原酒

本日の家飲み 残草蓬莱(ざるそうほうらい) 純米吟醸 Queeen(クイィーン) 槽場直詰生原酒

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 神奈川県愛甲郡愛川町のお酒です。
 ブログで同蔵のお酒を紹介するのは3回目ですね。

 こちらのお酒は小路まち(元麹町市場)さんがPBを扱うぐらいに推していたこともあり、ガンガン外飲みしている分家飲みはあまりしていないのですが、味わいにはとても良い印象を持っています。
 今回いただくのはアルコール度12度の生原酒ということで、いわゆる「低アル原酒」になりますね。
 低アル原酒については昨年も記事に書いた通り、最近の日本酒業界の一つのトレンドだと思っています。
 数種飲み比べた上での個人的な一つのスタンスとしては、「あまり進んで選ぼうとは思わないが、濃い系に偏った時に選ぶと気分転換に良い」ぐらいのものでしたが、この「クイィーン」については各所の評判も良かったので今回セレクトしました。

 ラベルはピンクでキラキラとなかなかインパクトがありますね。
 そして「Queeen(クイィーン)」というなぜか「e」と「ィ」が一つ多いという謎ネーミング、裏ラベルのスペックに混じってしれっと書いてある「注目度:123%」の記載、うーむ、何とも言えないセンスですねえ…
 ちなみにQueeenという名前は度数「12度」ともかけているとのことで、こっちは洒落てると思いました。

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 上立ち香は酸を感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、甘さと酸のある軽快な旨味がスルッと入ってきて、酸が唾液腺を刺激しながらジュワジュワと染みこんできます。
 味わいは、酸がとにかく飲みやすさを助長する甘酸っぱいものですが、旨味の存在感はきちんとあって、薄い感じでなくあくまで軽い印象ですね。
 後味はやはり酸が引き取って、見事にキレます。

 ガスが無いのにチューハイレベルの飲み安さがあって、かつ日本酒らしい味わいの奥深さもしっかりあるという、まさに新ジャンルのお酒でした。
 油が濃い目の料理と合わせるとガンガンいってしまいますね、これは危険だ…
 ガツンと来る系のお酒が好きな方には合わない可能性はありますが、それでも一度は試してみる価値はある完成度のお酒だと思います。
 残草蓬莱、昇龍蓬莱と共に、今後一層注目していきたい銘柄だと思いました。

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(参考)もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録さんの同スペックの記事
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-221.html

名称:残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 槽場直詰生原酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:12%
日本酒度:不明
蔵元情報:大矢孝酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年09月01日 神奈川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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