総乃寒菊 純米大吟醸 無濾過生酒

本日の家飲み 総乃寒菊(ふさのかんきく)  純米大吟醸 無濾過生酒

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 千葉県山武市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらはIWC(インターナショナルワインチャレンジ)2013において、純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部で千葉トロフィーを受賞した銘柄です。
 世に日本酒コンペは数ありますが、その中でもIWCは個人的にかなり重要視していますね(早い段階で「鍋島」を選出したことが大きい)。
 2013のトロフィー受賞銘柄についても、定番銘柄以外の「喜多屋」「かたふね」については、既に家飲みし、ブログでも紹介しています。
 この「総乃寒菊」については私が千葉県出身なこともあり、かなり気になっていたのですがなかなか入手句会が無く、今回ようやく柏高島屋で見つけたので、喜んで購入した次第です。

 スペックは50磨きのギリギリ純米大吟醸ですね、使用米は不明。
 ラベルを見る限りでは「無濾過」の「生酒」であることは確かですが、加水の有無はわかりません。

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 含むと、爽やかな印象の吟醸香がほどほどに。
 含むと、いかにも純米大吟醸という雰囲気のキレイな旨味がスッと入ってきて、時間差で出てくる苦味を伴いつつ、華やかに口中に広がります。
 味わいは、やはり高精白らしい繊細で線の細いフルーティーな旨味が主役、透明感もあるのですが、口中で転がしすぎると苦味がちょっとキツくなる感があります。
 後味はその苦味を舌先に少々残しつつ、キレイにキレます。

 純米大吟醸生酒の王道を征く、上品なフレッシュフルーティー酒でした。
 やはり無濾過生酒らしく、フレッシュで濃厚な味わいを素直に味わえるのは素敵ですね。
 が、若干割高なのと、まだ「無濾過生酒として」こなれていない印象が少し気になりました(火入れの方が良さそうな印象というか)。
 総乃寒菊、今後に注目していきたいと思います。

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名称:総乃寒菊 純米大吟醸 無濾過生酒
精米歩合:50%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社寒菊銘醸
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:柏高島屋
お気に入り度:8.1(値段も考慮に入れて)/9.0

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2016年05月30日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花の舞 純米吟醸

本日の家飲み 花の舞 純米吟醸

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 静岡県浜松市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めていただきます。

 このお酒、名前は前から知っていましたが、どうしても某チェーン居酒屋を想起してしまいますね。
 もちろんこちらの方が歴史が古く、蔵元ホームページによると創業は明治元年とのこと(ちなみに某居酒屋の本社は1984年)
 商標検索をしてみると、どうやら区分違いのようですね、法的には全く問題無いのでしょうが若干混同の恐れもあるような気も…

 さて、今回は百貨店で試飲を経て購入しました、山田錦を55まで磨いた火入れ純米吟醸です。
 本当は生が欲しかったのですが、売り切れでした…、うーむ残念。
 
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 上立ち香は落ち着いた印象の吟醸香が控えめに。
 含むと、やはり落ち着きのある旨味がスッと入ってきて、吟醸酒っぽい苦味で引き締まりつつじっくりと染みこんできます。
 味わいは純米吟醸ド直球という感じのクセのない、かつしっかりとした青リンゴ系の果実の甘旨味を感じます、ただ苦味はちょっと気になるかも。
 後味はその苦味を少々残して引き上げます。

 純米吟醸火入れのお酒として、しっかりと旨味とキレを両立させたお酒でした。
 実際火入れながら古臭い感じは皆無で、心地よい含み香があり、生のキツさが嫌いな方にもオススメできる味わいだと思います。
 ただ、この路線は獺祭とかと見事に被る上に食中酒とも言い難い、結構茨の道の路線かもしれないと、改めて思ってしまいました。
 花の舞、やはり次は生酒をいただいてみたいと思いました。

 2日目だと若干苦味が先に出てきたかな…
 おそらく、早めに飲みきったほうが良いお酒だと思います。

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名称:花の舞 純米吟醸
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+3~4
蔵元情報:花の舞酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:柏高島屋
お気に入り度:8.0/9.0

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2016年05月28日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

花陽浴 純米大吟醸 美山錦 27BY

本日の家飲み 花陽浴 純米大吟醸 美山錦 27BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 もはや語ることも切れてきたぐらいの、当ブログ定番銘柄。

 唐突ですが、個人的な経験として「八反錦又は美山錦のお酒が評価され、代表スペックになっている銘柄はレベルが非常に高い」という気がしています。
 具体的には、八反錦なら而今、屋守、宝剣他広島酒、美山錦なら津島屋、綿屋、美寿々や幻舞他長野酒といった感じですね。
 山田錦はよくその安定感が長所として言われ、「山田錦を削って醸せば、まずい酒にはならない」的な話も聞いたことがあるのですが、恐らく八反錦や美山錦はそうではないのでしょう。
 逆に言うと、そういうお米をあえて使うということは、蔵の造りと酒米の相性をしっかり把握しているということであり、その上で評価されるのは、まさに実力の証左なんじゃないかなあと、素人考えで想像します。

 と、関係ないような話を書きましたが、要は「八反錦と美山錦の両方を見事に使いこなしている花陽浴ってスゲー!」と言いたいわけです。
 さて、今回いただくのは定番となりつつある、美山錦の48、袋吊り無濾過生原酒。
 ハードルをしっかり上げて、いただきます。

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 上立ち香はやはり華やか濃厚なトロピカルフルーツ香がかなり強めに。
 含むと、極めて濃厚ながら酸で輪郭を保った甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、そのままじわじわと染みこんできます。
 味わいはいつもの柑橘系果実の甘旨味が主役で、八反錦に比べると若干裏方の苦味そして酸味の存在感が増している気がします。
 後味はあくまで自然に甘さが引き上げてキレ。

 ブレない「花陽浴らしさ」をしっかりと感じる、まとまりのある濃厚甘旨酸酒でした。
 これだけ香りが強いのに、含むと香りよりもぐっとくる旨味の存在感の方が強いのがとても好きなところです。
 流石にこれだけ飲んでいるとネタ切れ感が強く、感想も大体被っているのですが、個人的な家飲み記録という意味もあるので、そのまま掲載させていただきます。
 それでも、花陽浴はこれからも飲んで行きたいと思います。

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名称:花陽浴 純米大吟醸 美山錦 27BY
精米歩合:48%
酒米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円くらい(レシート紛失…)円/720ml
購入した酒屋さん:鈴傳
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年05月26日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

翠露 純米吟醸 にごり生酒 美山錦

本日の家飲み 翠露(すいろ) 純米吟醸 にごり生酒 美山錦

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 長野県諏訪市のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいていますが、家飲みおよびブログでの紹介は初めて。

 こちらは、通常銘柄「信州舞姫」を醸す蔵の特約店限定銘柄です。
 もともと「舞姫」という銘柄は、長野を中心にかなり知られていたのですが蔵の経営は厳しく、事業譲渡を含む再編のドタバタの際に商標の更新が漏れてしまい、福岡の酒造に商標「舞姫」を取られてしまったとか。
 うーむ、主力商品の商標更新漏れはまずいのですが、そこで同業者がすかさず申請出しちゃうというのもちょっとエグいですね…
 じっさいかなり揉めたらしく、特許庁の審決内容を見ると、不謹慎ながら結構面白いですね。(周知性の証拠としてwikipediaの記載内容が提出されているところとか)

 完全に話がズレました。
 今回頂くのは長野スペックのにごり生です、濃度はかなり濃いめですね。


 上立ち香はスッキリとしたお米っぽい香りがかすかに。
 含むと、苦酸ががっつり絡みついた印象の旨味が、にごりのとろみを伴いつつも最後までキリリとした感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、控えめな甘味にたいして苦味優勢ながら、お米の旨味もかなり濃厚に感じられるもので、セメダイン感がかなり強い印象です。
 後味はにごりの粉っぽさを余り感じさせず、苦味でキリリと引き上げます。

 濃厚な旨味と後味のキレを、キツくない苦酸味がしっかりと両立させる、個性派にごり酒でした。
 にごりのお酒は、甘味しっかり系とスッキリキレる系に、割とはっきり分かれる気がするのですが、このお酒は完全に後者でしょう。
 ただ個人的には、翠露(および長野酒全般)には結構甘味がある印象だったので、これは結構意外でした。
 翠露、次はレギュラースペックをいただいてみたいと思います。

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名称:翠露(すいろ) 純米吟醸 にごり生酒 美山錦
精米歩合:59%
酒米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:+4
蔵元情報:株式会社舞姫
購入価格(税抜):1300円(会員ならここからさらに5%引き)/720ml
購入した酒屋さん:信州おさけ村
お気に入り度:8.2/9.0

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2016年05月24日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

外飲み雑記 「まる酒」(千葉県柏)

 ひさしぶりに外飲み記録(&お店紹介)の記事を書こうと思います。
 もちろんちょくちょく外飲みはしているのですが、大体「いつものお店」という感じで最近新規開拓をサボってまして…、かなり間が空いてしまいました。
 今回、久々に「これは紹介(オススメ)しておきたい!」と強く感じたので、更新した次第です。

 お店は、若干東京から離れた千葉県柏市駅徒歩圏内の場所にあります。
 名前は「まる酒」(まるしゅ)さん。(食べログはこちら
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 こちらのお店は、常々通販でお世話になっている千葉県船橋市の「矢島酒店」さんの紹介記事を見て知りました。
 「日本酒と炙りの店」という惹かれるフレーズもあり、ずっと気になっていたのですが、ようやく機会が回ってきてお邪魔した次第です。

 店内は日本酒を前面に押し出しつつも、古臭くない今風の和酒バーといった趣。
 壁にはそれらしい感じで酒蔵の前掛けがかかっているのですが、知っている人にはどれも矢島酒店さんの取扱い銘柄というのが一目瞭然という(笑)
 女将さん曰く、調達だけでなくいろいろな面でお世話になっているということで、ある意味「矢島酒店プレゼンツ」的なお店といえるかも。

 特に、この木グラスを見ると、直ぐわかってしまいますね。
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 では、いただいたお酒の写真紹介です、数が多いので個別感想は省略。

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 小グラスだと、70ccぐらいでの提供とのことですが、例によって飲み過ぎですね…
 恐らく、岩の井以外は矢島酒店さん取扱い銘柄かと。

 料理に関しては全て日本酒と合う感じで、特にイカの炙りが美味しかったです。(オーナーさんは以前から、活イカを売りにした割烹店を経営しているとか)
 また料理含め、全体的に良心的な値段設定で、今売れ線のお酒を気軽に楽しめるお店だと思いました。
 特に、而今・新政・飛露喜などを同じ値段で飲めることろはそう無いでしょう。
 柏近辺の日本酒好きなら、一度は訪ねてみて欲しいお店です。


 ちなみに、初来店から間髪を入れず、数名で再訪しました(写真は撮らず)。 
 その時に隣で飲んでいたカップルの男性に、日本酒がらみで声を掛けられ(而今の酒未来とかを頼んでいたのが気になったらしい)、途中からほぼ一緒に飲んで日本酒談義などに花を咲かせました。
 そして話の途中で判明したのですが、なんと彼はこのブログの読者様でした、やっぱり酒の好みが似ているとお店も被るのでしょう(笑)
 いやあ初めての経験だったので嬉しかったですね、皆さんももしどこかで出会うことがあれば、その時はよろしくです。

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タグ: まる酒

2016年05月23日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:0

ソガペール エ フィス 「ヌメロ シス」 サケ エロティック 生もと

本日の家飲み ソガペール エ フィス 「ヌメロ シス」 サケ エロティック 生もと
          (Sogga pere et fils 「NUMERO SIX」)

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 長野県上高井郡小布施町のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目で、ちょくちょくいただいている感じですね。

 信州小布施のワイナリーが醸す異色の日本酒であることで有名なソガペールエフィスですが、マニア的には様々な酵母を使っていることでも知られていると感じています。
 当ブログで1回目に紹介したものは9号酵母の「ヌフ」2回目はレア中のレアものである1号酵母の「アン」、そして今回は6号酵母で醸されたお酒です。
 6号酵母は今をときめく「新政」蔵で分離された酵母で、実質的に現在現役の協会酵母の中で、最も古い種類となっています。
 Wikipediaによると分離は昭和5年とのこと、うーむ私の2.5倍以上の時を経て酒造りの最前線で生き残っているんですね…、畏敬の念すら覚えてしまいます。

 さて、裏ラベルには相変わらずびっしりとお酒の情報があります、酒造りへのこだわりとか「エロティック」の命名理由とか面白いことも書いてありますのでご一読をオススメします(下の写真をクリック後、拡大すれば読めるはず)。
 スペックはいかにも長野っぽい美山錦の59%磨き、相変わらずワイン瓶に王冠栓という出で立ちです。


 上立ち香は酸の効いたフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと酸の立つ、がっつりと密度の高い旨味がググっと入ってきて、最後までぎっちりと引き締まったままじわじわと染みこんできます。
 味わいは、若干アミノ酸を感じる甘み控えめながら芯の太い旨味を乳酸系の酸が引き締める、フレッシュさと落ち着きを同居させたようなもの。
 後味はやはり酸味で力強くキレます。

 濃厚で落ち着いた旨味を力強い酸がしっかりとまとめあげる、今風な柄個性派の芳醇旨酸酒でした。
 正直先入観はあると思うのですが、6号生もとということで、やっぱり新政に似ている味わいという気がしますね(というか最近の新政がこちらに近づいたのでしょう)。
 割と誰が飲んでも美味しいタイプのお酒で、かつハマる人にはとてもハマりそうな印象。
 ソガペールエフィス、今後も末永く出荷を続けて欲しいです。

 開栓後は2日目の方がまとまっていて断然良いですね。
 これは熟成も効くんじゃないかなあ…、であれば、やっぱり栓はどうにかならないものか。

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名称:ソガペール エ フィス 「ヌメロ シス」 サケ エロティック 生もと
精米歩合:59%
酒米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:小布施酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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2016年05月22日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

村祐 黒 本生

本日の家飲み 村祐 黒 本生

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 新潟県新潟市のお酒です。
 自分としては内外問わず結構飲んでいる印象ですが、以外にもブログでの家飲み紹介は2回目。

 漆黒の曇り硝子瓶に、ピンクの箔押しラベルが一種異様な存在感を放つこのお酒、当ブログでは以前に今は亡き(?)酒徒庵さんでの外飲み時にプチ感想記事を書いています。
 あまりに印象に残りすぎて、去年酒屋さんに並んでいるのをしばらく見つめ、売り切れ後も忘れられず、ついに今期早々に一升瓶で購入してしまいました。
 まあ、そんなにほいほい買えるお値段のお酒ではありませんが、1年に1回ぐらいは許されると思いたい…

 裏ラベルには当然のように特定名称の記載はなく、「清酒 本生」と大きく書いてあります。
 ネットでかき集めた情報によると、どうやら高精白純米大吟醸の無濾過生原酒らしいですね、その割にはアルコール度数は低めの15度。
 また、日本酒度はかなりマイナスに振れているようで、このお酒、飲んでいるとお猪口が机にペタペタ張り付きました。
 昔の安酒で、糖添し過ぎてそうなるものがあるとは聞いたことあったのですが、私が飲んでいるような純米酒でこれは初めての経験です。

(店員さんが気を利かせて箱もつけてくれました、これがまた格好良い!)
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 上立ち香は干しぶどうの砂糖漬けのような、極めて個性的な甘い感じの香りが強めに。
 含むと、その香りのイメージどおりの濃厚な甘旨味が、まさに雑味ゼロで入ってきて、その濃度と透明感をを保持したままトロリと染みこんできます。
 味わいは、やはり巨峰orレーズン的な果実を、砂糖漬けにしてかつ煮詰めたような超濃厚の甘旨味が主役、それでいて甘ったるさを微塵も感じさせないような上品な純度が最後まで続きます。
 後味は酸も辛も苦もほとんど感じさせずに、しかし完璧に自然に引き上げます。

 贅沢なスペックと蔵元の技術の粋を、全て「村祐」という銘柄の魅力を磨き上げることにぶち込んだような、超個性派高級酒でした。
 なんというか、洗練された甘旨味であれば、とことん濃厚にしてもクドくならないということを見事に証明してくれた感じです。
 ただ、流石に飲み手は選ぶでしょうね、一般的な高精白酒とは対照的に、激しく好き嫌いが別れそうなお酒ではないかと。
 そして私は大好きです…、お値段的に他のお酒と比べにくいのですが、「究極の甘口酒」という位置づけで「マイ殿堂入り」にしたいと思います。
 村祐、今後もその姿勢を貫いて欲しいと、一飲み手として切に願います。

 なお、勿体無くて2週間以上かけて飲みましたが、バランスは全然崩れませんでした。
 若干インパクトが薄れて、まろやかになった気もしますね、どっちも良いです。

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名称:村祐 黒 本生
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:村祐酒造株式会社
購入価格(税抜):8,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.9/9.0(価格を考慮に入れて)

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2016年05月20日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY

本日の家飲み 而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY

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 三重県名張市のお酒です。
 当ブログ定番銘柄で、紹介も十数回にいたっています。

 いやあ流石にこれだけ同銘柄の記事が多くなると書くネタが無くなってきましたね…(汗)。しかも今回いただくのは定番スペックの八反錦純米吟醸生。
 ただ、実は同じスペックを前回家飲みしたのは約三年前でした(24BY)、而今は(にごり以外は)あまり躍起にならずに手に入ったものをいただいているので、結構偏るんですよね。
 まあ外飲みではちょくちょく飲んでいるので、あまり久しぶりという気はしませんでした。

 詳細スペックもいつも通りですね。
 ただ、毎回気になるのですが、「無濾過生」という記載で度数16%ということは、加水はしているのでしょうか。
 飲むと全然そんな感じがしないんですよね…、而今は相変わらずオフィシャルな情報公開は壊滅的なので、詳細は謎です。

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 上立ち香はいつものパイン的而今香がそこそこに。
 含むと、芳醇フレッシュ、かつ確固たる個性のある甘旨味が力強く入ってきて、強めの酸味でしっかりと輪郭を保ちつつ、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、やはりトロピカルなパイン系のいつもの而今味、芳醇かつバランスの良い感じも見事です、八反錦は比較的酸味が立つ気がしますね。
 後味はその酸味が引取り、ウソのようにしっかりとキレます。

 甘旨酸が主張する味わいの個性が揺るぎ無く確立していることを感じさせる、見事な完成度のお酒でした。
 今期もやっぱり旨いですね、そのなかでもこの八反錦の生酒は鉄板の安定感があります。
 これからも、可能ならほどほどの頻度でいただいていきたいと思いました。

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名称:而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生 27BY
精米歩合:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.8/9.0

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2016年05月18日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~

本日の家飲み 栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~

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 山形県鶴岡市のお酒です。
 私がこの銘柄に出会ってから1年経っていないのですが、ブログでの紹介はもう6回目となりました
 
 今回いただくお酒の特徴は、山形で新しく新規開発された酒米「山形酒104号」を使っているということですね。
 こちらの記事(河北新報)によると、このお米は「雪女神」と命名されたとのことですが、今回の関係ではまだその名前を名乗れていないようですね(多分登録のタイミングの関係)。
 「大粒の割に中心の心白が小さく深く削っても割れない」ということで、大吟醸向きの酒米として期待されているようです。

 今回いただくお酒も、やはり33%という超高精白のスペックとなっています。
 お値段は4号税抜2,000円ということで、スペック的には破格の安さなのですが、やっぱり結構高価ではあります。
 栄光冨士は米違いの純米大吟醸をどんどん出しているのですが、私にはちょっと贅沢で、あまりガンガン買えないのはつらいところです(虎穴の乙澄酒が個人的に十分旨かったのもポイント)。

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 上立ち香はフレッシュでいかにも吟醸といった感じの香りが強めに。
 含むと、流石に透明感のある上品な旨味が摩擦ゼロで入ってきて、そこから若干遅れて強めの甘味が染み出してきて、口中に華やかに広がります。
 味わいは、果実の蜜だけ抽出して精錬濃縮したような、とにかく上品かつしっかりとした存在感のある、甘酸味主役のありそうでないバランス。
 後味は少々酸味が表に出つつ、自然にキレていきます。

 高精白らしい上品さと、高精白らしくない芳醇な旨味が見事に同居した、透明旨甘酒でした。
 初利用の酒米でこれだけの完成度、うーむ蔵元の実力を感じますね…
 また、「山形酒104号」が、ここまでの磨きに耐えうるということも、見事に証明したと思います。
 栄光冨士、次はまたレギュラークラスのお酒をいただきたいですね。

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名称:栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ~ザ・プラチナ~
精米歩合:33%
酒米:山形酒104号
アルコール度:16~17%
日本酒度:-3.0
蔵元情報:冨士酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年05月16日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

廣戸川 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 廣戸川 純米吟醸 生酒

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 福島県岩瀬郡天栄村のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒が各鑑評会、コンテストで非常に高い評価を得ているということは、前回いただいたにごりざけの紹介記事で書きました
 ちなみに26BYの新酒鑑評会でもしっかり金賞を受賞しているようです、うーむ凄い勢いですね。
 新酒鑑評会の結果が全てではありませんが、やはり小規模蔵の連続金賞受賞は、「酒質の安定」がしっかりされていることを証明する事実であろうと感じます。

 今回いただくお酒は、麹50、掛55という微妙な調整の精米歩合。
 使用米の記載はありませんが、この歩合の無濾過生原酒の割にはお安い方でしょう。

 
 上立ち香は濃厚ながらスッキリとしたリンゴ系の香りがそこそこに。
含むと、芳醇かつバランスの良い印象の旨味が自然に入ってきて、少々の苦味に引き締められながら力強く染みこんできます。
 味わいはスタンダードなリンゴっぽい甘酸旨味が主役で、透明感を感じさせる全体のバランスが魅力ですね、いくらでも飲めてしまいそうな自然な口当たりです。
 後味はほんのりとした苦味を残しつつキレていきます。

 なんというか、まさに正統派という印象の、芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 奇を衒わないキレイな旨味と、芳醇ながら自然な口当たり、まさに万人向けにオススメできるお酒ですね。
 各所で高評価を受けるのにも納得の味わいでした。
 廣戸川、引き続き色々なスペックを試していきたいと思います。

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名称:廣戸川 純米吟醸 生酒
精米歩合: 麹米:50% 掛米:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:松崎酒造店
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年05月14日 福島の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

竹の園 純米吟醸 生酒 パンダ祭り

本日の家飲み 竹の園 純米吟醸 生酒 パンダ祭り

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 佐賀県鹿島市のお酒です。
 「竹の園」は始めていただきますが、同蔵のお酒は経験有り。
 
 同蔵(矢野酒造)では、以前に紹介した「肥前蔵心」という銘柄のお酒も醸しています。
 が、今回のお酒はラベルの雰囲気ががらりと変わっていますね、お子さんが喜びそうというか(まあ子供は飲めないんですけど…)。
 ちなみに、パンダなのは銘柄名からの連想のようです、まあ竹と言えばパンダというのは分からないでもないかも。

 スペックはいたって普通の純米吟醸生酒と言う感じですね。
 パンダラベルに押されて使用米等スペック的な記載がほとんどないのは、マニア的にはちょっと残念。


 上立ち香はスッキリフレッシュな、青リンゴ系の吟醸香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚かつ苦味も伴ってキリリとした印象の甘旨味がグッと入ってきて、最後まで輪郭を保ったまま、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、若干の青さを感じる青リンゴ的な果実の甘酸旨味が主役で、舌触りに摩擦を感じさせない上品さがあります、そして全体的な印象はキリッとしてますね。
 後味は舌先に若干の苦味を残しつつ、自然にキレていきます。

 味わいがしっかりあるのですが、とても切れ味の良い、飲み飽きない系のお酒でした。
 前回の肥前蔵心とはまた別な感じで、スッキリ軽快なお酒(石鎚とか)が好きな方には、特にお勧めできるお酒だと思います。
 竹の園、今度はまた別スペックを頂いてみたいところです。

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名称:竹の園 純米吟醸 生酒 パンダ祭り
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:+1
蔵元情報:矢野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(グランスタ)
お気に入り度:8.2/9.0

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2016年05月12日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

東一 山田錦純米酒 生酒

本日の家飲み 東一(あづまいち) 山田錦純米酒 生酒

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 佐賀県嬉野市のお酒です。
 外では何度も頂いていますが、以外にも家飲みは初めて。

 東一は、有力酒販店や都内銘酒居酒屋で、かなりの頻度で見かける印象があります。
 地酒激戦区佐賀のお酒ですが、最近脚光を浴びた鍋島等と比較して、この東一は昔から「知る人ぞ知る」銘酒という位置づけにあったように思えますね。
 蔵元ホームページの取り扱い店一覧にも、そうそうたる酒屋さんが並んでいます。(しっかり一覧を公表しているのは素晴らしい!)

 スペック的には山田錦利用の生酒、精米歩合は64%という不思議な数字です。
 特筆すべきはそのお値段でしょう、スペックからは破格だと思います。

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 上立ち香は青さと甘さを感じる果実香がそこそこに。
 含むと、生酒らしいフレッシュ果実の甘旨味が濃厚かつ重くない感じで入ってきて、ほどほどの酸味で輪郭を整えつつ、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいはスタンダードな印象のマスカット系の甘味が主役、そしてなんといっても酸味等とのバランスがよく、透明感も感じさせる完成度の高さが魅力です。
 後味は酸味と最低限の苦味が表に出てきて、見事にキレます。

 そんじょそこらの純米大吟醸を上回るバランスと透明感のある、圧巻のコスパ酒でした。
 やっぱり実力を感じますね…、これだけ各蔵の酒質が上がってきている現状でも、頭ひとつ抜けている印象です。
 本当はもっといろいろなスペックを試してみたいのですが、この純米の上になるとやけに高くなるんですよね…、もしかしたらこのスペックはある種特別扱いなのかも。
 東一、今後の動きを注視していきたいと思いました。

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名称:東一 山田錦純米酒 生酒
精米歩合:64%
酒米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:五町田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:はせがわ酒店(グランスタ)
お気に入り度:8.5/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年05月10日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

屋守 純米おりがらみ生 仕込み十号

本日の家飲み 屋守 純米おりがらみ生 仕込み十号

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 東京都東村山市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め何度もいただいています、ブログでは5本目。

 「屋守のおりがらみの生酒」に関しては、まさに前回いただいています。
 そしてその時は、余裕で「お気に入りに追加」できるぐらいに好きな味でした。
 が、今回ラベルがガラリと変わり、かなりエキセントリックな見た目になっており、若干たじろぐものがあります。

 ちなみに酒屋さんに確認したところ、「中身は特に変わっていない」との事でした、スペックも同じっぽいです。
 でもブログ等各所の評判を見るに、かなり味も変わってそうな印象なんですよね…
 なんにせよ、できるだけ先入観のないように頂いてみることにします。

 上立ち香はスッキリとしたガス混じりのお米っぽい香りが控えめに。
 含むと、キリリとした印象の旨味がにごりらしい苦味と共に、シャープながらもなめらかに入ってきて、最後まで苦味に引き締められながらググっと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーむ甘味僅少で、キツくない程度の苦味と酸味が主役、全体的にはフレッシュかつ引き締まった印象の旨味が最後まで続きます。
 後味はその苦味でキリリとキレます。

 薄くもなく、単なる辛口という感じでもなく、旨味に芯を感じるお酒でした。
 一杯目よりは二杯目の方がよく感じる、まさに飲み飽きないお酒だと思います。
 ただ、個人的には甘味がやっぱり足りないかも…、当然こういうお酒が好きな人もいると思いますが、今までの屋守ファンにとっては残念な方向なんじゃないかな…
 屋守、とりあえず今期の他のスペックも試してみたいところです。

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名称:屋守 純米おりがらみ生 仕込み十号
精米歩合: 麹米:50% 掛米:55%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社豊島屋酒造
購入価格(税抜):1,394円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 屋守 純米

2016年05月08日 東京の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米大吟醸 八反錦 27BY

本日の家飲み 花陽浴 純米大吟醸 八反錦 27BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 言わずと知れた、当ブログ掲載回数トップクラスのお気に入り銘柄です。

 さて、今年もこのスペックをいただくことが出来ました、これで5年連続の家飲みになります。
 ブログ読者様には自明のことと思いますが、私はまだ見ぬ美酒を求めて、できるだけ未飲銘柄を優先してセレクトしています。
 が、そんな中でも、鉄板銘柄の鉄板スペックである「マイ殿堂入り」スペックについては、どうにかして毎年購入しているのです。
 具体的にはこの花陽浴48八反錦、風の森笊籬採り純米吟醸雄町、而今にごりざけがこれに当たりますね、最近はそれにたかちよレッドが加わりました。

 スペックは例年通りの八反錦48磨きの、袋吊り無濾過生原酒。
 最近の売れ線のお酒は無濾過生原酒ながら度数が16度近辺に収まっているものが多いように感じます、こちらはその先駆けとも言えるのではないかと。

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 上立ち香はいつものトロピカルそのものの果実香が強めに。
 含むと、透明感のある旨味がスッと入ってきたかと思うと、間髪を入れず華やかな甘酸味を振りまいて、裏方に最小限の苦味を仄めかせながら口中に広がっていきます。
 味わいは、やはり超濃厚なトロピカルパインな甘酸味が主役で、非常に濃厚華やかなのに上品さを感じさせる完成度がありますね、いくらでも飲めてしまいそうです。
 後味は酸苦が仕事をしつつ、高精白っぽい自然な感じで引き上げていきます。

 濃厚な甘酸味を超純度で楽しませてくれる、トロピカルフルーツ系日本酒(?)の最高峰と言えるようなお酒でした。
 やはり、とろみを感じるほどの芳醇さと透明感を見事に兼ね備えたこのスペックは素晴らしいです。
 毎年、色々な美酒を飲みまくっている私ですが、それでもこのお酒は埋もれず、飲むたびに溜息が漏れるような感じで魅せられてしまいますね。
 花陽浴好きな方には、是非一度家飲みしてもらいたい一本です。

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名称:花陽浴 純米大吟醸 八反錦 27BY
精米歩合:48%
酒米:八反錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店(通販)
お気に入り度:9.0/9.0

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2016年05月06日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

春霞 純米吟醸 酒こまち生 栗ラベル白

本日の家飲み 春霞 純米吟醸 酒こまち生 栗ラベル白

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 秋田県仙北郡美郷町のお酒です。
 何度も飲んでいるような印象ですが、以外にもブログでの紹介は2回目です。

 春霞といえば、やはりNEXT5の一員として知られている側面が大きいですね。
 NEXT5の中では新政がやけに脚光を浴びている印象ですが、このブログで取り上げているように、他蔵のお酒も十二分に実力を感じさせてくれるものがそろっていると思っています。
 その中でこの春霞の魅力は、個人的には、なかなか表現しにくい、味わいの優しさだと感じています。

 スペック的には秋田酒こまちを50まで削った、純米吟醸生。
 裏ラベルには、以前には無かった蔵元からのメッセージが記載されていますね。
 キーワードは「柔らかな水」「食中酒」あたりでしょうか。

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 上立ち香はスッキリフレッシュ、ただちょっと甘さも感じる果実香がそこそこに。
 含むと、とてもスッキリとした甘さがスルリと入ってきて、程々の酸味が寄り添って、しっかりとバランスを保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに新酒生酒のお手本のような、柑橘系果実の甘酸味を素直に楽しめるもので、上品さを感じるくらい尖ったもののない、安心感のある旨さです。
 後味は酸味が仕事をして、見事なまでにバッチリキレます。

 兎に角、全体的なバランス感がやんわりと取れていて、素直にじっくりと飲めていけるお酒でした。
 うーむ、春霞のこの「とんがりのなさ」はしっかりと個性になっていますね。
 日本酒に余り慣れていない人に飲んでもらうお酒の選択肢として、かなり有力な銘柄だと思います。
 春霞、ゆっくり飲みたい時にまた頂こうかと思います。

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名称:春霞 純米吟醸 酒こまち生 栗ラベル白
精米歩合:50%
使用米:秋田酒こまち
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社栗林酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 春霞 純米吟醸

2016年05月04日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓)

本日の家飲み 金鼓(きんこ) 水もと仕込み 濁酒(だくしゅ) 生(密閉栓)

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 奈良県香芝市(かしばし)のお酒です。
 こちらは、紹介済みの「大倉」「彩葉」を醸す蔵の別銘柄になります。

 「金鼓」は大倉本家の地元銘柄のようですね、関東圏で見かけるのはほぼこの「濁酒」だけかなあと思います。
 このお酒は、製法、数値、飲み心地、そして味わいにいたるまで、特殊なこと尽くしであって、正直ここでは書ききれません…
 差し当たり裏ラベルにはかなり詳細にそのあたりのことが書いてあるので、ご一読をオススメします。
 ちなみに、古典的な日本酒製法である「水もと仕込み」は「菩提もと仕込み」と同じ意味のようですね、全国でも珍しい技術のようですが、同じ奈良県で数蔵採用しているところがありますね(鷹長・百楽門・花巴など)、さすがは日本酒発祥の地。

 ちなみにこちらのお酒、瓶詰後も発酵が進むタイプのようで、通常の密閉栓の他に、瓶内からガスを逃す穴開き栓バージョンもあるようです。
 実は、実際開栓時に中身の4分の1ぐらい吹きこぼしてしまったんですよね…、少しずつ開栓しても全然ガスが止まらないので、少し大目に開けたら一瞬でした。
 今まで開栓注意のお酒は何度も飲んできましたが、盛大にこぼしたのは初めてなのでショックでした…(流しでやったので、福次被害は無し)、やっぱりこういうときはアイスピック必須ですね。

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 写真撮り忘れたのが残念ですが、注ぐと、お米の形が半固形でそのまま残った状態でドロドロと出てくるのが面白いですね。
 しかもシュワシュワ泡も出てくるので、一種異様な雰囲気があります。

 上立ち香はガス混じりのお米の香りがそこそこに。
 含むと、ドロリとした半固体のおかゆのようなものが口に入って、噛みしだくと更に濃厚なお米の旨味が溶け出してきます。
 味わいは、お米らしい甘さと苦味がしっかりと拮抗して、食べるような独特な食感ながらスッキリとした旨味を感じさせてくれます。
 後味は、流石に口中に米粒が残りますが、味自体はガスと苦味でバッチリキレます。

 ドロリとしたオンリーワンの食感がありつつ、味わいとしてのバランスもしっかり取れている、完成されたにごり酒でした。
 何気に凄いのが、お酒を飲んでいる感じが薄く凄い勢いで飲んでしまうことですね、低めとはいえ13度あるので極めて危険なお酒かも。
 これは固定ファンが付きそうなお酒だ…、ちなみに一緒に飲んだ母上は素晴らしく気に入ったらしいです。
 この「濁酒」、好みはともあれ一度は試してみて欲しいお酒だと思いました。

 二日目でガスが抜けると、若干飲みづらくなり、苦味も増してきたような。
 うーむ、これは開栓直後が一番楽しいお酒ですね、穴開き栓だとそれが楽しめないのは痛いなあ。
 でも密封栓だと吹きこぼれが勿体無いという…、うーむアンビバレンツな感じですね、とりあえず次の購入時までにはアイスピックを用意しようと思います。

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名称:金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓)
精米歩合:70%
使用米:不明
アルコール度:16%
日本酒度:-50前後
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,388円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年05月02日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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