津島屋 外伝 純米酒 the ancient vintage1995

本日の家飲み 津島屋 外伝 純米酒 the ancient vintage1995

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 岐阜県美濃加茂市のお酒です。
 家でも外でも何度かいただいています、ブログでの紹介は2回目ですね。
 
 芳醇フレッシュ派の私の場合、新酒の時期はどうしても無濾過生原酒にセレクトが偏ってしまい、どれだけ高次元なお酒でも流石に若干飲み疲れを感じるときがあります。
 そこで今年は、思いっきり逆に振る形で、あえて数年熟成の火入れ酒を何本か購入してみました。
 実際は新酒の合間に時期をバラして買っているのですが、比較の意味もこめて、これから集中的に紹介してみようと思います。

 トップバッターは津島屋、実力は折り紙つきの蔵ですね。
 しかも、なんと06BY、約20年熟成の1回火入れ熟成酒というかなり珍しいスペックです。
 値段は流石に新酒と比べるとお高めですが、この年数の熟成酒では破格と言ってよいレベルでしょう。


 上立ち香は割と露骨な熟成香がそこそこに。
 含むと、いわゆるナッツ的な、思いっきり熟成系の旨味がストレートに入ってきて、勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに熟成日本酒の王道を行くようなナッツ・カラメルの旨味が主役ですね、良く良く転がすとトロリとした甘味に熟した苦渋味が絡みついているようにも感じます。
 後味は口中に若干の苦味を残しつつ引き上げていきます。

 思いっきり熟成された旨味を素直に楽しめる、そう滅多には味わえないであろうレア感のあるお酒でした。
 実際冷蔵保管のコスト面を考えると、このレベルの大古酒がこのお値段というのはとんでもないことだとは思います。
 津島屋、今後も色々なスペックをいただいてみたいなと感じました。

 燗を付けると…、おお見事にクセが和らぎますね。
 これは好みによって、かなり高い温度帯も楽しいと思います、ぬる燗は逆に物足りないかも。

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名称:津島屋 純米 山田錦 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:美山錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:御代桜醸造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.0/9.0(燗上がりも考慮に入れて)

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2016年03月30日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

まんさくの花 ダイヤモンドドロップ 純米大吟醸原酒 一度火入れ

本日の家飲み まんさくの花 ダイヤモンドドロップ 純米大吟醸原酒 一度火入れ

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 秋田県横手市のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいており、ブログでの紹介は2回目(前回はうすにごりの生でした)。

 まんさくの花と言えば、最近雑誌「グランドジャンプ」で連載を開始した日本酒マンガ「いっぽん」の初回に登場していたことが、個人的には印象深いです。
 そこで紹介されていたのは特別純米の「うまからまんさく」でした。
 初回ながらキャッチーな銘柄でなく、食中酒としての魅力を押し出した形でこういうお酒を取り上げるあたり、「かわいいキャラで中身は硬派」というスタンスをビリビリと感じましたね。
 
・一コマだけ紹介。ラベルの再現度にこだわりを感じます。
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 さて、今回私がいただいたのは、そういう硬派よりなお酒よりもミーハーな臭いのする限定純米大吟醸。
 秋田の酒米「吟の精」と山田錦(たぶん麹が山田かな)を45%まで磨いた高精白の原酒ながら、お値段はほどほどに抑えられているところがポイントですね。
 輝く「しずく」をモチーフにした黒いラベルはなかなか格好良いです。

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 上立ち香は華やかな吟醸香が気持ち強めに。
 含むと、かなり濃い目の大吟醸らしい甘旨味がぐっと入ってきて、強めの含み香を振りまきつつ、苦味を伴って染みこんできます。
 旨味は高精白のお酒らしい、青リンゴ的で透明感のある甘旨味が主役、それっぽい苦味も若干感じるかな。
 後味はその苦味を舌上にほんの少々残しつつ、キレイにキレます。

 いわゆる大吟醸らしい香りとキレイさがありつつ、旨味の芯がしっかりとしたお酒でした。
 華やかさもあるのですが、杯を重ねても飲み飽きない感じなのは凄いかも。
 ただ、やはり高精白だと個性は薄れるのかな…、キレイな味わいが好きな人にはオススメですが、個人的にはあえて高精白コスパ酒を追う必要は無いかも。
 まんさくの花、次は再びレギュラー品をいただいてみたいと思います。

 ちなみにこのお酒、年末年始を挟んでしまった関係で、1ヶ月以上かけて飲みきったのですが、いやあ全然ダレませんでした。
 この点は凄いと思いますね…、なんとなく高精白のお酒は繊細なイメージがあったのですが、これは力強かった!

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名称:まんさくの花 ダイヤモンドドロップ 純米大吟醸原酒 一度火入れ
精米歩合:45%
酒米:吟の精・山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:日の丸醸造株式会社
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.2/9.0(開栓後変化も考慮に入れて)

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2016年03月28日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

能古見 純米吟醸

本日の家飲み 能古見(のごみ) 純米吟醸

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 佐賀県鹿島市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらも福岡の住吉酒販さんでの購入です、お隣の佐賀県のお酒ですが、あまり東京の酒屋で見たことがなかったのでセレクトしました。
 肩部分には「The SAGA」という、以前いただいた幸姫にも貼ってあったラベルが貼ってあります。
 佐賀はやっぱり気合入ってますね、良い蔵があるから力を入れているのか、力を入れていたから良い蔵がどんどん出てくるのか…どちらにしろ素晴らしいと思います。

 スペックは山田錦の50の火入れ、度数は16~17で、おそらくは加水もしているでしょう。
 裏レベルに制作に関わった人の名前が、スタッフロールがごとく記載されているのが特徴的ですね。
 個人的には、モチベーションにも繋がりそうですし、素敵なことだと思います。

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 上立ち香は落ち着いた感じの吟醸香がそこそこに。
 含むと、やはり火入れらしく落ち着いた甘旨味が固まりで入ってきて、その味を保ちながら溶け出し、染みこんできます。
 味わいはほどよく熟した感じの果実の甘味が主役で、クセがなく、火入れの割にはかなり濃厚、裏には辛さもあってバランスも良いですね。
 後味は若干の辛さが出てきて力強くキレます。

 濃厚芳醇ながら落ち着いていて、かつバランスの良い旨味を素直に楽しめるお酒でした。
 若竹屋よりも若干濃く感じたのは、やはり度数の違い、加水量の違いなのかもしれません。
 ただ、こういうお酒をいただくと、野暮だとは思うのですが、例によって生酒が飲みたくなります…、しつこいようですが自分はつくづく生派なようで。
 というわけで、能古見、次に出会った時は生をいただきたいと思います。
 
 開栓後はかなりはっきり甘味が出てきます。
 人によっては甘ダレと感じそうですが、私はむしろこちらのほうが好みかも。

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名称:能古見 純米吟醸
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+2
蔵元情報:有限会社馬場酒造場
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:住吉酒販(福岡)
お気に入り度:8.2/9.0

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2016年03月26日 佐賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

若竹屋 純米吟醸 「渓」

本日の家飲み 若竹屋 純米吟醸 「渓」

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 福岡県久留米市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 このお酒は出張先の福岡博多駅ビル内の角打ち、「住吉酒販」さんで購入したものです、仙台、大阪、高松ときた出張購入シリーズも、今年はこれでラスト。
 浅野日本酒店さんでも堪能しましたが、一仕事終えた出張帰りに角打ちで一杯やって、日本酒買って帰るというのはなかなかオツなものです。
 そういう場合、大体は東京で変えないようなお酒をセレクトするのですが、今回は時間があまりなかったこともあり、大体直感で選んでしまいました(後で調べると、割と近くに取扱い店があった…)

 筆で大きく書かれた「渓」の文字が目を引くラベルですね(私には読めなかったりするのですが)。
 スペックは山田錦の50磨き、生ではなく要冷蔵の表記もないので、二回火入れかも。

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 上立ち香はバランスの良い吟醸香がほどほどに。
 含むと、落ち着いた旨味が自然に入ってきて、一拍置いて出てくる苦味で輪郭を保ちつつ、勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、バランスが取れた、果実とお米の中間といった感じの甘旨味が主役、濃度はほどほどで酸と苦味も仕事をして、全体としては軽快な印象です。
 後味は少々の苦味が表に出てきて、しっかりとキレます。

 甘酸渋苦がそれぞれの仕事をする、落ち着きのあるスッキリ系のお酒でした。
 ただ、自分はこういう、伝統的な火入れのお酒には現状あまり魅力を感じなくなってしまいました…、どうしても、それも同じように思えてしまうのですよね…
 これは本当に自分の嗜好によるものなので、難しいところなのですが…、私はもう基本生酒オンリーでいくべきなのかも。
 若竹屋、次は是非生酒を頂いてみたいと思います。

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名称:若竹屋 純米吟醸 「渓」
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社若竹屋酒造場
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:住吉酒販(福岡)
お気に入り度:8.0/9.0

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2016年03月24日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金寶自然酒 純米原酒 槽口直汲み生原酒 27BY

本日の家飲み 金寶自然酒 純米原酒 槽口直汲み生原酒 27BY

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 福島県郡山市のお酒です。
 全く同じスペックを去年もいただいています、蔵の特徴等はそちらの記事をご参照ください。

 このスペックを頂いて以来、自然酒の各種商品はチェックしていたのですが、どうもタイミングが合わず一年経ってしまいました(同蔵の「穏」は1本いただいていますが)。
 基本的に、日本酒の特定スペックは本当に一期一会ですね…、四季醸造蔵でもない限り期間はかなり限られますし、そもそも生産量が少ないものについては当然売り切れも早い。
 一升瓶数百本とかの出荷数なんてざらですからね、地酒というのは本当に特殊な商品なんだなあと思いを巡らせてしまいます、そんなお酒と巡りあうというのは、ある意味奇跡的と言っても良いのかもしれません。

 閑話休題、今回いただくのもそんな限定品ですね、去年になかった「別誂え」という謳い文句が気になりますが、たぶん中身は同じでしょう。
 お値段は相変わらず、歩合に対しては割高に見えますが、お米へのこだわりを考えるとむべなるかなという感じです。

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 注ぐと、細かい気泡がグラスにつきます。
 直汲みとはいえ風の森以外では、ここまではっきりしているのは珍しいですね。

 上立ち香は甘くフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨酸味が若干のガス感と共に入ってきて、その酸味と裏方の苦味でしっかりと引き締まったままで、ジュワーッと染みこんできます。
 味わいは、甘味と酸味と苦味がそれぞれ強烈に主張しながらせめぎ合う賑やかなもので、
 後味は苦酸でしっかりと引き上げていきます。

 芳醇そのものの甘旨味をガス感が引き締める、個性派シュワシュワ旨酒でした。
 大体去年の印象と同じですね、これだけ骨太の個性があると、多少のブレは吸収されるのでしょう。
 このスペックは自分にとって鉄板であると改めて確信できました。
 金寳自然酒、今後も色々なスペックを試していきたいと思います。

 開栓後数日経つと、ガスが抜けて甘味が前面に出てきます。
 うーむ、ちょっとダレ感があるかなあ、このお酒に関しては開栓直後のバランスが好きですね。

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名称:金寶自然酒 純米原酒 槽口直汲み生原酒 27BY
精米歩合:70%
酒米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,585円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年03月22日 福島の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

ぽたりぽたり きりんざん 純米吟醸原酒生

本日の家飲み ぽたりぽたり きりんざん 純米吟醸原酒生

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 新潟県東蒲原郡阿賀町のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は「新潟の辛口酒を試す」というコンセプトで「純辛」をいただきました、その時から次に飲んでみたいと思っていたのがこの「ぽたりぽたりきりんざん」です。
 自分としては最近、辛口押しだったり、酒屋の常温棚に並んでいるような銘柄こそ、一度は生酒を飲んでみたいと思うようになってきたので…
 このお酒の裏ラベルにまさに書いてありますが、「時代に合わせていく感覚」を蔵がどうとらえているかを知るには、特定名称酒クラスの生酒を飲むのが手っ取り早いように、自分には思えるのです。

 このお酒、なぜかラベルに特定名称の記載はありません、が、蔵元ホームページの商品紹介を見ると、「純米吟醸原酒生」という独特な表記がありますね。
 うーむ、意図が良くわからない…、裏ラベルに杜氏直筆メッセージが記載されているのは素敵だと思うのですが。
 ちなみに使用米は五百万石とのこと。


 上立ち香は濃いめながらスッキリとしたお米の香りがそこそこに。
 含むと、何とも個性的な旨味が素直に入り込んできて、徐々に出てくる苦味に締め付けられつつじんわりと染みこんできます。
 味わいは、うーん薬臭いというか、かなりクセっぽい苦酸味が絡みついた旨味が主役、全体的にはとても引き締まった印象です。
 後味は苦酸が見事に引取り、しっかりとキレます。

 生酒らしい濃厚な旨味を、個性的な苦酸味が締め上げ、キリッとした味わいの世界を見せてくれるお酒でした。
 最初は苦味のクセっぽさが気になったのですが、しばらくすると慣れます、面白さはあるので人によってはそれこそクセになるかも。
 これは辛口というべきなのかなあ…、甘味が少ないのとキレがあるのは確かなのですが、ピリピリ感はそんなには強くない感じでした。
 麒麟山、今後の動向に注目していきたいと思います。

 なお温度が上がってくると、ようやく甘味が出てくる気がします。
 個人的には、これは常温が好みですね。

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名称:ぽたりぽたり きりんざん 純米吟醸原酒生
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:麒麟山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.1/9.0

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2016年03月19日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

國権 純米生原酒 垂れ口

本日の家飲み 國権 純米生原酒 垂れ口 

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 福島県南会津郡南会津町のお酒です。
 外飲みは何度かあり、家飲みも二回目ですが、ブログでの紹介は初めてですね。

 赤と白とのコントラストが鮮やかな、「ひょうたんラベル」が目を引くお酒ですね、
 こちらの蔵は「てふ」というこれまた個性的なラベルのお酒も出しています、確かそちらは女性的な柔らかな味わいを指向していたと思います。
 対してこちらは「骨太の味わい」とのことです、実は私は数年前に家飲み経験があるのですが、その時はちょっと甘味が足りない印象でした。
 時間が経ち、印象が変わっているかどうかが気になって、今回セレクトした次第です。

 スペック的には純米生原酒といいつつ60まで磨いています、ラベルの記載は貧弱ですが、蔵の商品紹介ページには結構詳しい記載がありますね
 お値段も結構良心的で、なんとなく看板商品としての風格を感じる気がします。


 上立ち香はメロン的な、スタンダードな感じの吟醸香がそこそこに。
 含むと、フレッシュで若干青さを感じる甘旨味が自然に入ってきて、尻上がりに出てくる苦味にグッと締め付けられながら、じわじわと染みこんできます。
 味わいは新酒らしい青い果実の甘旨味が主役、とても濃厚ながら、ありがちな「荒さ・エグさ」をしっかりと抑えて、しかもダレない程度に苦味のある奥深い世界を創り出します。
 後味は、その苦味がしっかり引き取って、見事にキレます。

 しっかりと引き締まった味わいながら、芳醇フレッシュな旨甘味の魅力もがっつりと感じさせてくれる、力強い旨酒でした。
 うーむ、実は最近「巌」を飲んだ時にも思ったのですが、以前に家飲みして甘味控えめの「男酒」という印象があったのに反して、今回の印象は自分のドストライクです。
 これは果たして私の好みが変わったのか、蔵が最近の時勢に寄せてきたのか…、個人的には両方のような気もします。
 國権、今後注目を強めたいと思います。

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名称:國権 純米生原酒 垂れ口 
精米歩合:60%
使用米:美山錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+2
蔵元情報:国権酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 國権 純米

2016年03月17日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦

本日の家飲み 純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦

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 兵庫県加西市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは酒屋さんの店頭で初めて出会ったお酒です。
 数年通っているお店でも、見たことのない銘柄を突然発見することは良くありますね、それは新規取り扱いだったり蔵の新ブランドだったりするのですが、そういうお酒は優先して買ってしまいます。
 その場合、どちらでもほとんど失敗は無いですね…、やはり信頼できる酒屋さんを見つけることは、充実した日本酒家飲みライフに一番大事なことだとつくづく思います。

 スペックは、兵庫の酒米「兵庫夢錦」を使っているところがポイントでしょうか、龍力ドラゴン黒で使っていた「兵庫錦」とはどうやら別っぽいです、うーむ混乱する。
 おりがらみということで、瓶底にはうっすらとおりが積もっています、混ぜると、ひっかからない程度ににごる感じ。

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 上立ち香はおりがらみらしい、米とガス感混じりのフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、ジューシーな甘旨味が力強く入ってきて、おりの苦味に引き締められつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、今時のおりがらみ生のお手本のような、フレッシュな甘酸味が主役を演じつつ苦味でダレを防ぐタイプ。
 後味は酸苦味でしっかりとキレます。

 奇を衒う感じではなく、直球勝負で新酒おりがらみの良さを感じさせてくれる、まとまりのあるお酒でした。
 いやあ日本酒のおりがらみ生ってやっぱ良いですね、「にごり酒」というものに先入観のある一般の人に是非一度飲んでみて欲しいです。
 純青、今後の動きを注視して行きたいと思いました。

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名称:純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦
精米歩合:65%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:富久錦株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純青 純米

2016年03月15日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

三連星 純米酒 直汲み 吟吹雪 無濾過生原酒

本日の家飲み 三連星 純米酒 直汲み 吟吹雪 無濾過生原酒

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 滋賀県甲賀市のお酒です。
 家飲み外飲みともに複数回あり、ブログでの紹介は三回目となりました。

 こちらはザク(作)と並ぶガンダム銘柄と言えるでしょうね、裏ラベルに「地球効果作戦(原文ママ、わざとかな…)」みたいな言葉を使っているので、より直接的な感じもします。
 見た目についても、最初にいただいたゲルググっぽい緑色ラベル次のシャアザクっぽい赤色ラベルに続いて、今回は一番「らしい」ドムカラーの黒ラベルです。
 最初の緑(番外編)と赤を比べ、自分の印象が全然違ったので、今回スタンダードなスペックをセレクトした次第です。

 詳細スペックは裏ラベルにしっかりと記載がありますね、滋賀県の酒米「吟吹雪」利用というのがポイントかと思います。
 スタンダードと言いつつ、「直汲み」は若干限定品っぽいかも…

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 上立ち香はフレッシュなセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、ジューシーな甘旨味が力強くかつ自然に入ってきて、さらに尻上がりに濃厚な甘酸が染み出し、じわじわと広がります。
 味わいは、いわゆるフレッシュフルーティージューシーを地で行くような甘味が主役で、新酒の硬さはあまり無く、しっかりと酸が引き締める、いかにも今風の日本酒の旨味。
 後味は、若干の酸を残しつつキレます。

 今時の無濾過生原酒の王道のを行きつつ、しっかりとバランスを保った完成度の高いお酒でした。
 実際、濃厚フレッシュな甘旨味を感じさせつつ、硬さや苦味を抑えているお酒なので、非常に自分の好きなタイプのお酒です、うーむ、最初に飲んだ時は私の舌の方がおかしかったのかな…、やはり一回では全然判断できませんね。
 このスペック(値段)で山田純大のように、もう一歩さらに洗練された感じになれば一気にブレイクしそうな気もします。
 兎も角、三連星、好きなのは間違いないので、動向を注視していきたいと思います。

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名称:三連星 純米酒 直汲み 吟吹雪 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:吟吹雪
アルコール度:16%
日本酒度:+4
蔵元情報:美冨久酒造株式会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 三連星 純米

2016年03月13日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

「真・女神転生4 FINAL」クリア!とりあえず感想

 遅ればせながら、2/10発売の「真・女神転生4 FINAL」をクリアしました。
 無印同様、いろいろと思うところをつらつらと書かせてもらおうかと…(致命的なネタバレは避けるつもり)
 なお、クリア時プレイ時間は46時間で、難易度は戦争(ノーマル)、DLCは封印での一周です。
 ちなみに今回クリアまで日数がかかったのは、そもそも所要時間が多かったこともあるのですが、艦これの冬イベントと思いっきり被ってしまったのが主な理由です。(今回も全甲クリアで、晴れて甲5提督に)
 
 まずは全体の感想ですが、いやあ面白かった!
 とにかく最初にこれは言っておきたいですね、やっぱりメガテンは好きだなあ。
 以降、良かったと感じた点、気に入らなかった点を順番に挙げていきます。

 ■良かったと感じた点
 1、前作から洗練された戦闘システム
 2、スキルと悪魔の「相性」システムの導入
 3、最後までやりごたえのある難易度
 4、真っ当に改善されたシステム周り
 5、オールスター的な登場悪魔
 6、声優陣のハマりっぷり

 1は、やはりニヤリ周りのシステム変更が大きいですね、前作みたいに理不尽に強化されるわけでなく、マガオンという対処方法があり、かつスキルのニヤリ時限定効果追加によって、なかなか面白い要素になっていると思います。
 2,3については、まあむしろ前回が酷かった感はありますね、今回は、適当に強スキルを揃えただけでOKという感じでなく、考える部分があって楽しいです。
 4は他所で言われている通り、全体的にとても遊びやすくなっていたと思います。セーブデータ数が増えたのも〇。
 5、前作に引き続き、アリス、蠅様マーラ様といったアイドルがしっかり登場してくれるのは嬉しい限り。
 6は、全体的にレベルが高かったですね、個人的にはイザボーのお嬢様喋り、トキの合法ロリボイス、ダグザの格好いいけどどこかヘタレ感を感じる声、クリシュナの胡散臭さ満点演技あたりが特に好きでした。

 ■気に入らなかった点
 1、全体の雰囲気が明るすぎる(メガテン「らしさ」が薄い)
 2、やっぱり合体システム(法則)が単純すぎる
 3、ティターニア様のデザイン
 4、アリスの声が怖い
 (5、ラスダンの単調さ)

 うーむ、実際あらためて挙げてみると、実はどれもそんなに重大ではなかったりします。
 1は、若干人死には出るものの、ナバールのデザインからもわかるように、真1~3のようなダークな雰囲気とは程遠い感じがしました。まあオッサンより若年層を取り込むべきだとは思うのですが、デビサバやペルソナがあるんだから、もうちょっと差別化しても良いのではと思います。
 2は、ソウルハッカーズの合体システムを至高と考える私にとっては、現状でもやはりスキル継承が便利過ぎる気がするんですよね…、しかも今回ライト合体での固有スキル継承がなくなったのが悲しい。
 3は、本当どうにかして欲しい…正直一番強く改善要望したいところです、あと4は今回謎の誰特変更でした。
 5については、各所でさんざん言われていて、個人的にも同感ではあるのですが、なんとなくあのストレスフルさは開発側としては確信犯的な気がするんですよね。今回さんざんユーザーフレンドリーになっているので、「一つぐらいはキツさを残すか」的な感じというか、なんとなくかの「怠惰界」を思い出しました。

 まあそんなこんなで、基本的には大満足の1本でした。
 私はラスボスに主人公LV98、主なメンバーに死神モト、地母神イナンナ、大天使セラフ、破壊神シヴァというかなり育ちきった状態で挑んだのですが、それでも初見時はしっかり負けてしまいました。
 ここらへんは前回期待外れだったので、しっかり改善してくれたことに、アトラスへの信頼感がより増しました。
 
 今後もいろいろと追加要素は出てきそうですし、是非是非遊び倒していきたいと思います!

■おまけギャラリー:クリア時主人公&主要悪魔ステータス
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 主人公はお約束の魔速型ですが、今回最大MPが全然伸びないのが非常に辛かった…、やはり吸魔系は必須かと。
 死神モトはハッカーズ以来のお気に入り悪魔です、MPは低めながら高魔力&物理無効でラスボス戦で大活躍。

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 屍鬼アリスは前作からはかなり弱体化された感がありますね…さすがに今回のラスボス戦ではベンチでした、まあ前回(強相性&ランダマイザ)が強すぎた感がありますが。
 ただ、呪殺の仕様変更により、呪殺特化アタッカーとしての可能性は感じます、後程スキル吟味の上作成予定。
 地獄の中間管理職、魔王ルキフグスさんは今回の終盤MVPかも…、ハマムド&ラスタキャンディでボス雑魚問わず活躍してくれました。

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2016年03月12日 ゲーム トラックバック:0 コメント:0

勇心 純米吟醸 生酒 十四號酵母 26BY

本日の家飲み 勇心 純米吟醸 生酒 十四號酵母 26BY

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 香川県綾歌郡綾川町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 前回の綾菊同様、高松の「ワタナベ酒店」さんで購入したお酒です。
 取扱い銘柄には川鶴や凱陣など、既に全国区で評価されているものもありましたが、やはり出張先では東京でなかなか買えないものが欲しいということでのセレクト。
 特にこの「勇心」は、「日本酒感想日誌」さんのかなりの高評価を見て以来欲しいと思っていた銘柄で、ギャザリーの「いつか飲みたい銘柄」リストにも載せていましたので、今回念願かなっての入手という感じでした。
 ちなみに、こちらを醸す勇心酒造は歴史ある造り酒屋なのですが、現在は「ライスパワー」という美容・健康製品が完全に主になっているようです。
 醸造発酵技術をコアにして見事に業務を発展展開させた成功事例という感じですね、それでいて「酒造」という看板を下ろさないところに哲学を感じます。

 というわけで、今回いただくお酒も生産量が非常に少ないらしく、東京では一度も見かけたことがありません。
 店頭には火入れスペックしかなかったのですが、店長さんに確認したところ、倉庫に一本だけ残っていたのを売っていただきました(ありがとうございます)。
 搾った後にほぼ1年は経過している生酒です、お値段はちょっとお高め。
 ラベルが非常に格好良いですね…、完全にデザイナーのお仕事って感じです。

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 上立ち香は少々落ち着いた感じの濃厚な果実香が控えめに。
 含むと、個性的かつ奥深い感じの濃厚な甘旨味が素直に入ってきて、そのままゆっくりと溶け出し、心地よい苦味を伴い舌触りなめらかに染みこんできます。
 味わいは、洋梨?リンゴ?の熟し切った果実の甘味が主役なのですが、裏にほろ苦さも感じさせ、生酒らしさも残している感じですね。
 後味は、おお、最後の最後に喉奥に心地よい旨味が残る気がする、これはあまり無い経験!

 旨味が香りにならずにしっかりと凝縮されているかのような、骨太かつバランスの良い甘旨酒でした。
 いやあこれはレベル高いです、荒さを全く感じさせず、旨味に個性がある。
 ただ、ちょっと熟し過ぎな感もあったかも、まあこれはお酒のせいではないので、次はより良いタイミングでいただきたいですね。
 勇心、間違いなく首都圏で勝負できる銘柄です、何とか進出してきて欲しいなあ。

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名称:勇心 純米吟醸 生酒 十四號酵母 26BY
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:勇心酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:ワタナベ酒店(高松市)
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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タグ: 勇心 純米吟醸

2016年03月11日 香川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

綾菊 特別純米 無濾過生原酒 袋しぼり

本日の家飲み 綾菊 特別純米 無濾過生原酒 袋しぼり

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 香川県綾歌郡綾川町のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めていただきます。

 今年度、仙台大阪出張みやげのお酒を既に紹介していますが、今回は高松出張時に購入したお酒です。
 ネットで下調べの上で購入先に選んだのは、高松駅から若干距離のある「ワタナベ酒店」さん、四国の銘柄を中心にしっかりと実力銘柄を取りそろえた、本格的な地酒屋さんですね。
 仕事をしっかり終え、帰りの飛行機の時間が迫る中、高松駅から往復ダッシュで購入した次第です、本当はもっとゆっくり見たかった…

 綾菊酒造は、別銘柄の「国重」を含め、地元密着型のメーカーのようですね、百貨店でも見かけました。
 ただ、今回いただくのは明らかにマニア向けっぽい本格派のスペックです、ラベルに詳細データが載っている上、PBということで販売店がしっかり印字されているところが凄いですね。
 地元産オオセトを6割まで削った無濾過生原酒、しかも袋しぼりです。

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 上立ち香は濃厚で若干フレッシュ感のある香りがそこそこに。
 含むと、わりと個性的な旨味がグワッと入ってきて、そこに強めの苦味が絡みついて引き締まりつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、少々薬臭さを感じるような苦味とお米の甘味が一体となった個性的なもので、非常に濃厚、そして玄人好みの落ち着きと奥深さがありますね。
 後味は苦味がしっかりと引き取って力強くキレます。

 流行りのフルーティー酒とは一線を画した、歴史の深みを感じるような濃厚苦旨酒でした。
 一口目はキツいかなあと思ったのですが、杯を重ねると結構クセになる感じで、飲み飽きない印象。
 生酒としってもフレッシュ甘旨だけでなく、こういう複雑で落ち着きのあるものもあるのですから、飽きないなあ…
 綾菊、やはり地酒の大手としての貫禄を感じるお酒でした。

 常温近辺の方が自然に飲めますね、これ冷やし過ぎないほうが良い気がします。
 さらに、開栓後二日目の方が初日より断然飲みやすい!これは奥深いお酒ですよ…

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名称:綾菊 特別純米 無濾過生原酒 袋しぼり
精米歩合:60%
使用米:オオセト
アルコール度:17.8%
日本酒度:不明
蔵元情報:綾菊酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:ワタナベ酒店(高松市)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 綾菊 特別純米

2016年03月09日 香川の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込

本日の家飲み 新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込

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 秋田県秋田市のお酒です。
 もはや押しも押されぬ有名銘柄でしょう、やまユ等の特別品を合わせると当ブログでの紹介も五回を超えています。

 今回いただく「翡翠」ラベルは、「別誂」の文字が示すように、「矢島酒店」さんのPB商品になります。
 うーむ、今をときめく新政でPB商品を出せるって凄いですね…、よほど蔵元さんとの信頼関係が深いのでしょう。
 ちなみに案の定、通販開始から間もなく完売という感じでした、私のようなミーハーが大量にいるということですね…

 スペック的には、最近の新政の方針に従い、「6号酵母」を利用した「生もと」であることを前提に、麹に「酒こまち」、掛に「美郷錦」を使って、「木桶」で仕込んだお酒とのこと。
 現在の「Colors」ラベルについて、「酒こまち」が「エクリュ(白っぽい)」ラベル、「美郷錦」が「ヴィリジアン」ラベルを使っていることから、その二つを掛け合わせた色にしたそうです。
 このあたり相変わらず裏ラベルにしっかり書いてあるのはやはり素敵。

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 上立ち香は乳酸を感じる優しい香りがそこそこに。
 含むと、やはり乳酸らしい甘酢っぱ系のキレイな旨味がスルリと入ってきて、上品さを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、最近の新政らしい深みと透明感を両立した甘酸の旨味が主役、苦味渋味は皆無で、とにかく純度が高い旨味を楽しめます。
 後味は仄かな酸味を残しつつ、透明感を保ったまま引き上げていきます。

 山廃的なやさしい乳酸味を、高純度でキレイに楽しめる、個性派旨酒でした。
 新政は最近「新政らしい」旨味を確立したような気がしますね、酸味の使い方が独特で、あくまで上品さを感じます。
 ただ、正直私のストライクゾーンからは少々外れてきたかも、そして何より値段が…
 新政は、多少距離をおきつつ、動向を注視していきたいと思います。

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名称:新政Colors 純米 翡翠(ジェイド) 別誂 生もと 木桶仕込
精米歩合: 麹米:40% 掛米:50%
酒米: 麹米:酒こまち 掛米:美郷錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:新政酒造株式会社
購入価格(税抜):1,907円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年03月07日 秋田の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一滴千山 TAKE3 Sparkling

本日の家飲み 一滴千山 TAKE3 Sparkling 

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 岐阜県大垣市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね、外でもいただいたことのあるお酒です。

 タイムラグが凄いことになっていますが、実はこのお酒は昨年のクリスマス近辺に飲んだお酒です。
 いわゆるシャンパンの代わりに、「一発スカしたSAKEでもいただこうかしら」とセレクトした次第。
 実際ラベルは完全に日本酒のそれではありませんね、どことなく雪を思わせる冬らしいデザインでもあると思います。

 スペック的には、前回いただいたTAKE1と同様、アルコール度数は低めの13度で、日本酒度は-40という変態的数値。
 こういう一種イロモノのお酒なので、300mlの小瓶で売ってくれるのは、ありがたいところです。
 TAKE1と比べると、今回は発泡で、若干おりが絡んでいるのがポイントかな。

 せっかくなのでワイングラスでいただきました。
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 上立ち香はいかにもなガス混じりの米の香りにちょい甘さが混じって、そこそこに。
 含むと、まず感じるのは強いガス感、ちょいおいて濃厚な甘味が染み出してきて、おりの苦味と絡み合いつつ口中に広がっていきます。
 味わいは、やはり直球の米由来の甘さが紛れもない主役を演じて、ガス感と苦味がギリギリでダレを防いでいる感じのまとまりですね。
 後味はその印象のまま、少々甘さを残しつつなんとか引き上げていきます。

 強烈な甘さを危うくも見事なバランスで引き上げる、サイダー的な個性派甘旨炭酸酒でした。
 これはシャンパンのようにグイグイ飲んでしまうのが一番楽しめると思いますね、まあ度数はそこそこあるので気をつけないといけませんが。
 また、何気におりを絡めたのが蔵元さんのファインプレーであるように感じました、それによりダレを防ぎ、日本酒らしさも十分に残っている気がします、個人的にはTAKE1よりこっちが好き。
 一滴千山シリーズは、イロモノに見せかけた本格派だと思います、次は通常品もいただいてみたいですね。
 
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名称:一滴千山 TAKE3 Sparkling
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:13%
日本酒度:-40
蔵元情報:武内合資会社
購入価格(税抜):630円/300ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年03月05日 岐阜の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒牛 純米吟醸 雄町

本日の家飲み 黒牛 純米吟醸 雄町

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 和歌山県海南市のお酒です。
 外飲みは確か何度かあったと思います、ただブログでの紹介は初めてですね。

 黒牛は和歌山のお酒のなかでは、かなり有名な銘柄ですね(日本酒物語では和歌山県ランキング1位)。
 銘柄名はちょっと珍しい響きがある気がします、蔵元ホームページには由来の記載が有りますね、万葉集にも詠まれた、黒い牛の形をした岩のある浜辺「黒牛潟」からとっているとのこと。
 今回いただくお酒のラベルにも牛の絵があります、こんな形の岩なのでしょうか。

 さて、スペック的には雄町を50まで磨いた結構贅沢な物で、比較的良心的なお値段。
 「瓶燗急冷」ということを強調しているのですが、火入れ回数は明記してませんね、要冷蔵と書いてないので二回でしょうか。
 個人的経験として、火入れ回数は正直米の品種や歩合に並ぶぐらい(あるいはそれ以上に)味わいに影響する重要な情報だと思うので、ラベルには明記して欲しいと切に思います。(書いてなければ基本二回火入れみたいな現状はわかりにく過ぎて…)

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 上立ち香は程よく落ち着いてバランスの良い印象の吟醸香がそこそこに。
 含むと、結構熟した印象の旨味が力強くかつ自然に入ってきて、少々のアルコール感と辛さで厳しく締め付けられながら、勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、古臭くない程度に伝統的なお米の旨味が、雑味無く高純度に楽しめる印象。
後味は見事な程に自然に、ちょい辛でキレます。

 ザ・日本酒!といった印象の、伝統の味わいを突き詰めたような、まとまりのあるお酒でした。
 飲み飽きない旨味がある感じで、なんというか粗が見当たりません、が、瓶燗とはいえやはり火入れ感はある気がします。
 こういうお酒を飲むと、やはり生を飲んでみたいと私はどうしても思ってしまいますね、ちょっと野暮かもしれませんが…
 というわけで黒牛、次は生を買おうと思った今日この頃でした。

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名称:黒牛 純米吟醸 雄町
精米歩合:50%
使用米:雄町
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社名手酒造店
購入価格(税抜):1,429円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 黒牛 純米吟醸

2016年03月03日 和歌山の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鳳凰美田 「Black Phoenix」 無濾過本生 純米吟醸酒

本日の家飲み 鳳凰美田 「Black Phoenix」(ブラックフェニックス) 無濾過本生 純米吟醸酒

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 栃木県小山市のお酒です。
 外飲み回数は数え切れず、ブログでの紹介も4回目となりました。

 今回いただく「Black Phoenix」は、100%高級米「愛山」から醸された限定品です。
 ラベルが実に格好良いですね、銘柄名も相まって迫力すら感じます。
 ちなみに、同じく愛山利用で、「Gold Phoenix」、「White Phoenix」もあるとか…、シリーズ製品みたいですね。
 ただその金と白はさらに高価でブラックの倍以上のお値段となっており、自分の家飲みには厳しいのが残念。
 
 精米歩合は55%、愛山をこれだけ削って税抜1,800円ならまあ割高ではないでしょう。
 裏ラベルには若干の解説文の記載があります、いつも思うのですが、蔵元メッセージで「常温」ぐらいまで温めることを推奨するのは珍しいですね。
 空気に触れさせることも書いてありますし、かなりワインを意識している銘柄であるように思えます。 


 上立ち香はトロピカルな果実香が気持ち強めに。
 含むと、柑橘系果実の甘旨酸味が非常に力強く入ってきて、酸味が唾液線を刺激しかつダレを防ぎつつ、自然に染みこんできます。
 旨味は、やはり完熟の南国果実の甘旨味といった印象で、非常に濃厚ながら一種の落ち着きも感じる、奥深い味わい。
 後味は見事に自然に引き上げていきます。

 華やかながら何とも表現しづらい複雑な甘味が魅力の、ありそうでない個性派甘旨酒でした。
 この複雑さはやっぱり愛山によるものなのでしょうね…、軽くも無く重くも無い非常に微妙なバランスを保っています、そしてクセは皆無。
 最近ようやく愛山酒の良さがわかってきた気がします、後はもう少し安くなってくれないかなあ。
 ともかく、鳳凰美田のど安定っぷりは愛山でも健在だと感じた一本でした。

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名称:鳳凰美田 「Black Phoenix」 無濾過本生 純米吟醸酒
精米歩合:55%
酒米:愛山
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:小林酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2016年03月01日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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