和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町
本日の家飲み 和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町
岡山県津山市のお酒です。
ブログでの紹介は、早くも4回目となりました。
和心は最近の自分の要注目銘柄の一つであり、「もっと評価されるべき」と強く思っている銘柄でもあります。
岡山の銘柄ということで、やはり雄町は積極的に使っているようです、既に雄町の火入れはいただいていますが、やっぱり個人的にはこの生にはより多くの期待をかけてしまいますね。
裏ラベルにも雄町のことが書いてありますが、「ふんだんに使い」という表現はどうなのだろう…、削ってるってことでしょうかねえ。
ラベルを見る限りでは、スペックは割とスタンダードな純吟無濾過生原酒という印象。
蔵元ホームページによると日本酒度は+8なので数値自体は辛そうですが、まあこれはあまりあてにならないでしょう。
上立ち香はフレッシュかつ濃厚な果実香がそこそこに。
含むと、トロみを感じる濃厚な甘旨味がゆっくりと入ってきて、そこに強めの苦味とほどほどの酸味が絡みついて、ダレないまま染み入ってきます。
旨味は、ほどほどに熟した柑橘系果実の甘酸味が主役、しかし辛さも負けじと存在感を発揮して、全体の印象は辛口といえるかも。
後味はその辛さで見事にキレます。
柑橘系果実の旨味をストレートの直球で楽しめる、芳醇旨甘酸辛酒でした。
あまり他の銘柄を出すのもアレですが、全体の印象は最近飲んだ残心、そして旨味自体は而今に似ているような…
前も書いたのですが、和心はそれぞれのスペックで結構印象が違いつつ、やっぱり一本芯の通った「和心らしさ」もある気がします。
和心、やっぱり素晴らしいお酒だと思います、引き続き要注目!
こちらも燗試すべきだったかな…でも冷酒で旨いとタイミングを逃すんですよね…
基本四合瓶派の私に、一升瓶購入でも良かったかもと思わせてくれるお酒だったと思います。
名称:和心 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16~17%
日本酒度:+8
蔵元情報:難波酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0