外飲み雑記番外編 「十四代飲み比べ in麹町市場」

 最近外飲み記録を更新できていなかったのですが、先日あまりにも凄い経験をしたので紹介&記録しておこうと思います。
 場所は以前よりブログでも取り上げている「麹町市場」さん、内容についてはまず下の写真をご覧ください。

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 こちらのお酒を…

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 こうですよ。
 まあつまり、十四代飲み比べ会ということで、純吟クラスの十四代をセルフで飲めちゃうという意味不明な会でした。

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 しかも、コースとして料理付きです。
 一部撮り逃してしまいましたが、上の写真にお通しや、お刺身数点、〆に漬け丼もついて、個人的には十分なボリュームでした。
 これで、開店の17時からお開きの21時付近までダラダラ飲めて、一人5000円ですからね…、もはや狂気の沙汰ともいえるコスパかと。

 さすがに十四代クラスの飲み比べは年に数回だそうですが、5000円のコース自体は、「麹町日本酒部会」と題して毎週土曜日に行っているとのこと(要予約)。
 また、今回のようなイベントはお店のFacebookページに告知されますので、チェックしておくとお得な経験ができるかも…

 兎も角、自分がいつもお世話になっていることを差し引いても、激オススメできるお店だと思います。
 回し者っぽい感じになってしまいますが、ぜひ一度訪ねてみてください。


 ちなみに、十四代だけじゃなくて、店長さんがノリで並べたり、希望に応えてくれたりでさらに色々なお酒をいただいてしまいました。
 まあそもそも、店長さん曰く「皆さんがプレミア酒ばっかりガンガン頼んだりしないので、こういう飲み放題を維持できる」という面もあるとのこと。
 実際客層も良い感じなんですよ、そういえば今回男3名に対して女性が10名ぐらいでしたね。
 女子会のグループが、王祿とか悦凱陣を美味しい美味しいと飲んでいたのが印象的だったなあ…

 最後に写真を載せておきます。
 本当錚々たるラインナップかと…、ちなみに妻の最お気に入りは十四代を差し置いて、陸奥八仙の試験醸造酒でした。

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2015年07月30日 外飲み記録 トラックバック:0 コメント:0

DATE SEVEN 純米大吟醸 ~美酒なないろに輝いて~

本日の家飲み DATE SEVEN(ダテセブン) 純米大吟醸 ~美酒なないろに輝いて~

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 こちらは、宮城県の7つの蔵元が協力して醸した、いわゆる「企画もの」のお酒です。
 (各蔵の代表銘柄は勝山、墨廼江、伯楽星、山和、日輪田、宮寒梅、橘屋。ちなみに私は全銘柄飲み経験有)
 このお酒自体は今回が初年度ということで、当然いただくのも初めて。

 企画としては、7つの蔵が「精米」「麹造り」等のお酒造りの各工程を分担して行い、1つのお酒を醸すという、まあどこかで聞いたような内容ですね(笑)。
 はっきり言って秋田の「NEXT5」の二番煎じではあります、工程分担をローテーションして一回りするまでやる予定というのも同じ。
 ただ、この点は最初からご本人たちも意識していたようで、元祖に対するリスペクトははっきり表しているみたいです。
 このあたりの経緯は公式Facebookページや、SAKETIMESさんの記事に詳しいので、興味があればご一読をオススメします。

 スペック的には、宮城県の酒造好適米「蔵の華」を何と33%まで削った純米大吟醸。
 四合瓶で2,000円と、お安くはないですが、出品酒レベルの精米歩合を考えれば、決して割高ではないでしょう。
 ちなみにこのお酒、事前のメディア露出が多かったせいか売れ行きが物凄く、私は行きつけの酒屋さんの入荷情報を見て直ぐに電話して取り置いてもらい、何とかぎりぎりゲットできました(ラスト1本)。


 上立ち香はスタンダードかつ濃厚な吟醸香がほどほどに。
 含むと、高精白らしい滑らかな旨味が摩擦無しにスルスルと入ってきて、バランスを保ったままじわじわと染みこんできます。
 旨味は兎に角キレイで透明感のあるもので、あえて言うなら白ワイン的なマスカットっぽい甘味が特徴、かつそんじょそこらのワインとは比べようのない複雑かつまとまった味わいの世界を創りあげています。
 後味は透明感を保ったまま自然に引き上げていきます。

 極めて上品で硬質な旨味を、ストレートかつじっくりと味わえる、高精白酒のお手本のようなお酒でした。
 プロジェクトの初年度としては、やはり奇を衒わない万人向けのお酒を指向したのかも(ただ個性はある)。
 実際、この味わいであれば普段日本酒を飲まない層にもバッチリ訴求できるでしょうね、後の問題は入手性かな…
 DATE SEVEN、今後の活動にも注目していきたいと思います。

 ちなみに開栓後も、少なくとも数日は全く崩れませんね。
 若干甘味が増すかな…、これも良いので、外飲みでもいけそうなお酒です。

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(参考)「ジュンマイの「日本酒ジャーナル」」さんの同スペックの記事
http://junmai.blog.jp/archives/1034171516.html

名称:DATE SEVEN 純米大吟醸 ~美酒なないろに輝いて~
精米歩合:33%
使用米:蔵の華
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:(7蔵合同)
購入価格(税抜):2,000円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2015年07月28日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

久礼 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒

本日の家飲み 久礼(くれ) 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒

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 高知県高岡郡中土佐町久礼のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 ラベルにはスペック情報がずらずらと記載されています、同じ高知の亀泉CEL-24と似ていますね。
 そして亀泉は横書きですが、こちらは縦書き、「内容量 七百二十ミリリットル詰」と大きい文字で縦に書かれている有様は、ちょっとシュールな気も。
 後、「酸度 非公開」っていうのも面白いですね、「じゃあなんで書いた…」とツッコミを入れたくなるような。

 スペック的には、同じ四国の愛媛県産松山三井を利用し、酵母は高知酵母ということで、地酒感(?)高め。
 60まで削った原酒の割には、お手頃価格なのはうれしいところです。

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 上立ち香はアルコール混じりで濃い目の果実香が仄かに。
 含むと、濃厚そのものの甘旨味がググっと入ってきて、裏方ながら存在感のある酸味に引き締められながら染みこんできます。
 旨味は無濾過生原酒らしい芳醇フレッシュな果実の甘さがギリギリメインを張りつつ、そこに苦酸味が強めに絡みついて複雑な世界を見せてくれます。
 後味はその苦酸が表に出てきてキリリとキレます。

 結構色々な味わいがありながら印象としてはキリっとしたものが残るお酒でした。
 ただ、飲み進めると苦味が表に出てくるように思えるのはなんなんだろう…、あまり量は飲めない系かも。
 久礼、また機会があればいただいてみたいと思いました。

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名称:久礼 特別純米 手詰直汲み 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:松山三井
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:有限会社西岡酒造店
購入価格(税抜):1,377円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 久礼 特別純米

2015年07月26日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

霧筑波 本生特別純米酒

本日の家飲み 霧筑波 本生特別純米酒

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 茨城県つくば市のお酒です。
 家飲み、外飲み含めたしか初めていただきます。

 ネットの評判のを見る限りですが、個人的に霧筑波には「知る人ぞ知る地酒」というイメージがありますね。
 自分のようなマニアでも、地元消費がほとんどを占めるような地方の銘酒を見つけ、実際に購入するまでにはかなりの苦労があります、昔はもっと大変だったことでしょう。
 現在、地方の日本酒消費が落ち込み、首都圏に販路を求めている蔵が増えていると聞きますが、そのおかげで飲める銘柄が充実していると考えると、自分にとってはありがたいことなのかもと思うことも…
 もちろん蔵元さんにとっては大変な状況でしょうし、そもそも廃業の危険もあるので難しいところなのですが。

 閑話休題、こちらのお酒はラベルに絵画が使われているのが目を引きますね。
 作者の「服部 正一郎」氏については、蔵元ホームページにも記載がありました

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 上立ち香はフレッシュで濃い目の吟醸香がそこそこに。
 含むと、ほどほどの濃度ながら存在感のある旨味が、表面に薄い膜を貼ったかのようにスルリと入ってきて、その勢いのまま喉奥に流れ込んで行きます。
 旨味は、フレッシュフルーティーながら、いぶし銀のように苦味が仕事をして、なんというか伝統を感じさせます。
 後味は、仄かな苦味を舌に残しながらスッキリとキレます。

 今風のお酒の魅力と、良い意味での渋さの両方を感じる飲み飽きないお酒でした。
 確かに十分な存在感があるのですが、やっぱり原酒で飲みたい気もするなあ。
 もしくは、開栓後もへたれない系の予感がするので、外飲みで真価を発揮するのかも。
 霧筑波、次はとりあえず山廃もいただいてみたいと思いました。

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名称:霧筑波 本生特別純米酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:15%
蔵元情報:合資会社浦里酒造店
購入価格(税抜):1,411円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 霧筑波 純米

2015年07月24日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

自然郷 純米吟醸 直汲 セブン 中取り

本日の家飲み 自然郷 純米吟醸 直汲 セブン 中取り

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 福島県西白河郡矢吹町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 個人的にはノーマーク銘柄で、通販サイトで衝動買いした一本です。
 こちらを醸す大木代吉本店さんの地元銘柄は「楽器正宗」とのこと、この銘柄名も結構インパクトありますね。
 「自然郷」は、やはり無農薬純米酒に与えられるブランドみたいです、三増酒真っ盛りの昭和48年に誕生させたということに蔵元さんの先見の明と意識の高さが伺えます。
 なお、こちらの紹介ページによると、「セブン」とは「オール福島」であること等に関する「七つの誓い」を示したものとのこと、うーん思想を感じますね。

 ということで、スペック的には米(夢の香)含め、水、酵母全て福島由来のもの。
 どうせならラベルにそこらへん細かく書けば良いのにと思うのですが…
 
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 上立ち香は甘い感じのフレッシュかつ濃厚な果実香が気持ち強めに。
 含むと、透明感のある甘旨味が、若干のガス感と苦味に引き締められつつ入ってきて、そのままじわじわと染みこんできます。
 旨味は確かにメロンな感じですね~、フレッシュな甘味に少し青臭い感じの苦味が絡みついて、ダレない感じ。
 後味は、その苦味を若干残しつつ、しっかり引き上げます。

 フレッシュでしっかりした甘旨味と青さがありつつ、全体としてバランスの取れた芳醇旨酒でした。
 生詰酒ということで一回火入れはされているはずですが、全然味わいの減退は感じませんね、生酒と勘違いするレベル。
 色々な部分が丁寧に扱われている印象です。
 自然郷、これから注目していきたいと思いました。

 なお、開栓後時間が経つと、甘味が増してきます。
 数日ぐらいでは、苦味もあるので個人的にはダレた感はしませんね、こっちも好き。

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名称:自然郷 純米吟醸 直汲 セブン 中取り
精米歩合:60%
使用米:夢の香
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,429円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2015年07月21日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

巖 特別純米酒 701号 本生

本日の家飲み 巖(いわお) 特別純米酒 701号 本生 

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あり。

 「巖」、名前といい、ラベルの字体の雰囲気といい、極めて男臭い力強さを感じますね。
 私は二年くらい前に家飲み経験があるのですが、その時の印象は「筋肉質な味わいの、名前通りの男酒」というものでした。
 実際、名は体を表すお酒は多いと思いますね…、蔵元さんも当然わかったうえでのネーミングなのでしょう。
 ただ、個人的にははっきり言って女酒の方が好みなので単純に好みの問題でしばらく買いませんでした、が、今回なんとなく久しぶりにセレクトしてみた次第です。

 スペックやもろもろの情報については大き目な裏ラベルにびっしりと書かれています。
 もろみ日数や粕歩合など中々マニアックなデータに加え(ちなみに701号というのは酵母の種類)、蔵元の想い、スペックの解説まで記載がありますね。
 この情報発信の姿勢は本当、素晴らしいの一言だと思います。

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 上立ち香は爽やかな甘さを感じるセメダインがそこそこに。
 含むと、フレッシュでバランスの良い印象の旨味がグッと入ってきて、少々の苦味でキリリとしたまま染みこんできます。
 旨味は、うーん洋梨的な程良い甘味と酸味が存在感を出しつつ、フレッシュさと苦味でキッチリ飲み飽き無さもある完成度の高い味わい。
 後味は、バランスの良さを保ったまま自然にキレていきます。

 濃度の高い甘旨味がありながら、不思議なほどに引き締まった印象のある奥深い味わいのお酒でした。
 うーむ、キリリとした感じは保ちながら、前に飲んだ時より格段に私好みになっているような…。
 これがスペックの違いによるものか、酒質の向上によるものかはまだわかりませんが、とりあえず旨い!と思ったのは確か。
 コスパも文句なしですし、巌は今後注目度を上げていきたいと思います。

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名称:巖 特別純米酒 701号 本生
精米歩合:55%
使用米: 美山錦81%:五百万石19%
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1
蔵元情報:高井株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年07月19日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(お知らせ)Facebookページを作ってみました

 察しの良い方は既にお気づきかもしれませんが、このブログのFacebookページなるものを作ってみました。
 アドレスはこちら。

https://www.facebook.com/marumechi</span>"> https://www.facebook.com/marumechi

 このブログの内容なら身元バレしても特に問題ないとは思っているのですが、一応匿名ページにしてあります。
 正直なところまだ使い方はよくわかっていないところもあり、現状適当に酒屋さんやブロガーさんに無言いいね!をするぐらいだったり…

 内容的にもtwitter同様、ほとんど更新のお知らせだけが淡々と載っていくことになると思います。
 まあ、サイトの更新情報管理をFacebookでやっている方は是非ご利用ください。


■おまけギャラリー(某居酒屋さんのトイレの外)

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 特に、ドアに貼ってある肩ラベルが面白くて、つい写真を撮ってしまいました、これだけ大量にあると壮観です。
 これを見て銘柄を当てられれば、相当なマニアといえるでしょう。

 今回は外側の写真ですが、銘酒居酒屋さんのトイレは内装も結構面白いところが多いです。
 関係者の名刺やラベルが所せましと貼ってあったり、日本酒関係の絵や格言が飾ってあったり、ここぞとばかりにイベント案内がされていたり…
 全国レベルで集めれば写真集の一冊ぐらいはできそうな気がします(流石に売れないでしょうけど)。

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タグ: Facebook

2015年07月18日 当ブログについて トラックバック:0 コメント:0

水鳥記 第一章 特別純米酒 直汲み生

本日の家飲み 水鳥記(みずとりき) 第一章 特別純米酒 直汲み生

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 宮城県気仙沼市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め、始めていただく銘柄。

 気仙沼ということで、以前紹介した蒼天伝同様、こちらも所謂被災蔵の醸すお酒です。
 蔵元ホームページにはあまりそういう記載を前面に出していないのですが、しれっと「本社を配送センターに移転中」との旨が書いてあります、やはり大変な中で頑張っておられるのだろうと想像します。
 地元銘柄は「金紋両國」、水鳥記は限定品らしく、裏ラベルの解説によると第二章以降も続けて出てくるっぽいです。

 ちなみに今回は完全にフィーリングで選んだのですが、後で調べたところ今年のIWCでしっかりGOLDメダルを取っていました
 スペックは山田錦の55、直汲み生ということで、フレッシュさを期待してしまいますが、いかがでしょうか。

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 上立ち香は個性的な、落ち着いた雰囲気の果実の香りがそこそこに。
 含むと、これまた個性的な完熟果実様の甘旨味が塊で入ってきて、若干の苦酸味で輪郭を保ちながらじわじわと染みこんできます。
 旨味は柑橘系の果実な感じで、非常に濃厚な甘味が主役かつ、それ一辺倒にならない全体のまとまりがある味わい。
 後味は苦味が力強く引き取り、でも自然な感じでキレます。

 個性的で濃厚な甘旨味と、飲み飽きない苦酸が見事に調和した、極めて完成度の高い旨酒でした。
 いやあこれは大正解でした、GOLDも納得です、そして私の直感力も捨てたものではないなと、少々嬉しかったりして…
 本当に、まだまだまだまだ全国には私の知らない旨酒があるのだなあと思い知らせてくれた一本です。
 水鳥記と角星、今後の動きを注視してきたいと思いました。

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名称:水鳥記 第一章 特別純米酒 直汲み生
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社角星
購入価格(税抜):1,450円/720ml
お気に入り度:8.6/9.0

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2015年07月16日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

(プチ感想)十四代 超特撰 純米大吟醸 播州山田錦  生詰

名称:十四代 超特撰 純米大吟醸 播州山田錦 生詰
飲んだ場所:串駒房 

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 先日十四代の聖地でスペシャルなお酒をいただいたのでちょろっとご紹介。
 ちなみに「串駒房」さんはおでんが名物の、串駒さんの支店です。
 本店から数軒しか離れていない関係で、日本酒在庫も共有しており非常に充実したラインナップを楽しめます(特に十四代)少し多めに出してでも、じっくり美味しいお酒が飲みたいときにオススメ。

 さて、今回頂いたのは「超特撰」、この名前は今期初めてらしく、ググってもほとんど出てきませんね。
 この名前はどうかなあ、どうしても大手メーカーを想起してしまいますね…、いつかこのネーミングの意図も知りたいところ。
 しかしその精米歩合は最高クラスといえる35!前にいただいた「大吟醸 純米醸造」が40なのでさらにその上を行きます。
 

 味わいについてはもはや、「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」というレベル。
 まあ、大吟醸純米醸造のところで書いたことが大体あてはまる印象かな…、兎に角うまかったです。
 実は同時にこれまた最高クラスの十四代の限定生酒(写真で見切れてるアレ)をいただいたのですが、比べると超特撰の方が好みでした。
 というか、十四代に関してだけは、火入れ(生詰)の方が繊細さと美しいバランスを感じられて好みですね。

 うーん、また非常に贅沢な外飲み経験をしてしまいました。
 いろいろとお世話になりっぱなしの先輩のお蔭で、今回も分不相応のお酒を楽しむことができたので、この場を借りて改めて御礼申し上げたいと思います。

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2015年07月14日 山形の日本酒 トラックバック:0 コメント:3

風の森 Petit(プチ) 純米吟醸 無濾過無加水生酒

本日の家飲み 風の森 Petit(プチ) 純米吟醸 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です。
 最近続けて取り上げています。

 風の森を醸す油長酒造は、ここ数年「アルファシリーズ」に象徴されるような新しい試みを積極的に行い始めている印象です。
 この「プチ」もその一つですね、細長いボトルの内容量は375ml。
 このくらいの量なら飲食店で飲み切りで出すのも簡単でしょうし、場合によっちゃあアウトドアに持っていくこともできるでしょう。
 個人的には、日本酒の小瓶には可能性を感じるので、こういう試みはどんどんやって欲しいです(といいつつ、流石に家飲みでは少し物足りない感じもありますが…)
 
 スペックは飯米キヌヒカリを60まで磨いた純米吟醸、もちろん無濾過生原酒です。
 これで2合よりちょっと多くて税抜800円なので、コスパ的にも合格かと。


 上立ち香はサイダーっぽい炭酸と甘さ混じりのセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、ガス感も相まって爽やかでキリリとした印象の甘旨味が、存在感のある苦味と共に力強く染みこんできます。
 旨味は風の森らしく、フレッシュ感を最も前面に感じる芳醇な甘旨味。
 後味は苦味で力強くキレますね。

 フレッシュかつスッキリさのある、色々なシチュエーションに合わせられそうな芳醇酒でした。
 割と「風の森らしさ」があって、いわゆる飲みやすいお酒なので、ビギナー向けとしてこのスペックを選んだのだろうと感じました。
 ただ、青さも少々感じるので、好事家なら秋あたりに飲んでも面白いかも…
 風の森の動向は個人的に最大限に注視していきたいと思っています。

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名称:風の森 Petit(プチ) 純米吟醸 無濾過無加水生酒
精米歩合:60%
酒米:キヌヒカリ
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):800円/375ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年07月13日 奈良の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

五神 純米酒 生酒 山乃かみ酵母仕込み

本日の家飲み 五神 純米酒 生酒 山乃かみ酵母仕込み

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 奈良県五條市のお酒です。
 ブログでも前に一度紹介していますね。

 こちらも「うのかわ酒店」さんでの購入です。
 うのかわ酒店さん自体が五條市の酒屋さんとのことで、この「五神」については、酒造りに参加したり、特別限定品を取り扱ったりと非常に緊密に関わっているご様子。
 ネット通販に力を入れ全国の銘酒をしっかり取り扱いながら、地元の蔵元さんとの関係を大事にしてそこのお酒をしっかり売る、この姿勢は地方の地酒屋さんとしてとても素敵&現実的なものだと、個人的には思います。

 今回いただくのは前回の風の森同様、「山乃かみ酵母」を使用した純米酒です、生酒はうのかわ酒店さん限定とのこと。
 スペックからするとちょいお高めかな…(まあ風の森が異常なんですけど)。

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 上立ち香は意外と落ち着いた印象のアルコールの香りがそこそこに。
 含むと、五味がそれぞれ主張するような感じの濃厚な旨味が自然に入ってきて、若干の苦味で輪郭を保ちつつ染みこんできます。
 旨味は伝統的な米の旨味と今風のフルーティー系との中間と言った印象で、程良い苦味が奥深くかつ飲み飽きない印象を与えてくれる味わい。
 後味は苦味が強めに出てきて力強くキレます。

 心地よい苦味が良い仕事をしている、味わいに玄人好みっぽい奥深さのあるお酒でした。
 正直昨年のお酒より断然良い印象ですね、それが私の気まぐれか、酒質の向上によるものかはちょっと判断つきかねますが…
 ただ、この値段ならもう少し雑味を抑えた上品さも欲しいかも…、あともう一皮向ければ東京で十分戦えるレベルに感じます。
 五神、これからも注目していきたいと思いました。

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名称:五神 純米酒 生酒 山乃かみ酵母仕込み
精米歩合:70%
酒米:キヌヒカリ
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1
蔵元情報:五條酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 五神 純米

2015年07月10日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町 純米しぼり華 山乃かみ酵母仕込み

本日の家飲み 風の森 雄町 純米しぼり華 山乃かみ酵母仕込み

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 奈良県御所市のお酒です。
 先日ギャザリーにも特集記事をまとめた、私の最お気に入り銘柄。

 今回特筆すべきは何と言っても「山乃かみ酵母仕込み」であるということでしょう。
 この酵母については裏ラベルに解説があります、また奈良新聞でも取り上げられてましたので、そちらも見ると面白いかも。
 2014年の11月21日に分離成功ということで、当然今回(26BY)がどの蔵も初仕込。

 風の森に関しても相当に数が少ないようで、何と奈良県内の特約店限定だそうです。
 しかし風の森フリークたる自分としてはどうしても飲んでみたくて、「うのかわ酒店」さんから取り寄せた次第です。
 スペック的には、いつもの雄町80の酵母違いのようですね、まずは試しという感じでしょうか。

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 今回開栓時に天井まで栓が飛び、跳ね返ってきました…、本当危険なので気をつけてください。
 そして注ぐといつものように気泡がつきますね。

 上立ち香は炭酸と甘味混じりのセメダインがほどほどに。
 含むと、とろみを感じるほどの濃厚な甘旨味が、強めのガス感に引き締められながら
 旨味は巨峰サワーかのような果汁感があって、かつサワーとは比べられないほどに複雑かつ濃厚で。
 後味はガス感がギリギリのところで引きあげます。

 低精白らしく甘味含めた味わいたっぷりの、しかし雑な味わいのない重量級旨酒でした。
 濃厚好きな自分でもギリギリということは、人によっては厳しいのかも…、場合によっちゃ水割りとかロックとかもありかもしれませんね。
 山乃かみ酵母の特徴までは私にはわかりませんでしたが、初仕込でレギュラー品と遜色ない時点で、酵母も蔵も結構凄いと思いました。

 開栓後ガスが抜けると更に重さを感じてしまいますね…
 しかし!そこで燗を付けるとあら不思議、どこからか出てくる苦味と辛さで見事に引き締まります。
 いやあ風の森はよくわからない次元で燗上がりしますね、なんでガス混じりの速醸新酒生酒がこんなに燗に合うのだろう…不思議でなりません。

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名称:風の森 雄町 純米しぼり華 山乃かみ酵母仕込み
精米歩合:80%
酒米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 風の森 純米

2015年07月08日 奈良の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

【ギャザリー】注目度上昇中!!日本酒「風の森」の紹介

 またも随分間が空きましたが、「ギャザリー」の記事を更新しました、これで12本目。
 今回のタイトルは以下の通りです。

 注目度上昇中!!日本酒「風の森」の紹介

 内容はタイトル通りですね。
 引用させていただいたブログの管理者様には、この場にて御礼申し上げます。
 ブログの読者の方々には、是非ご一読いただきたく、よろしくお願い致します!

 一度はお気に入り銘柄についてまとめてみたいと思い、今回アップしてみました。
 しかしこれまた難産となりました…、いちファン視点で知っていることを紹介しようとしたものの、なかなかどうしてどう書けばよいのかが浮かばないという。
 ブランド全体の味わいについてあまり先入観を持って欲しくないとか、色々考え始めるとだめですね。
 まあ、とっちらかった雰囲気も含め、一度ご笑覧いただけると幸甚です。

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タグ: ギャザリー

2015年07月07日 ギャザリーの記事 トラックバック:0 コメント:0

北島 純米吟醸 無濾過生 別誂え九號 山田錦

本日の家飲み 北島 純米吟醸 無濾過生 別誂え九號 山田錦

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 滋賀県湖南市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みは…あったようななかったような…(呆)

 今回いただくのは「別誂え九號」とのこと、9号は酵母だろうなあと想像つきますが、「別誂え」って結構よくわからない言葉ですね。
 一般では「オーダーメイド」という意味もあるようですが、日本酒の場合はまあ「限定品」ぐらいの意味かなあ。
 でも、実は私がいつも飲んでるお酒って、結構蔵元さんホームページに載ってないお酒ばっかりなんですよね、地元銘柄じゃない上に限定品多いので。
 実際、しっかりとした地酒屋さんで買えばそういう手ずからの作品に簡単に出会える日本酒業界、本当に素敵だと思います…

 話がズレました、今回いただくのは山田錦の50ということで、最近は純米大吟醸を名乗る蔵も多い贅沢なスペック。
 17度なので加水の有無は微妙ですが、お値段は十分良心的と言えるでしょう。
 そして当たり前のように蔵元ホームページには載っていないようですね(そもそも地元銘柄は「御代榮」)。

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 上立ち香は一本通った濃さのある、レーズンぽい個性的な香りがそこそこに。
 含むと、その香り通りの印象の複雑な旨味が結構滑らかに入ってきて、尻上がりに出てくる苦味にとって変わられつつも自然に染みこんできます。
 旨味はやはりレーズン様の、甘味がしっかりありながら、苦味を中心として複雑な味わいを形作り、さらに雑味皆無でまとまりがあるという極めて高いレベルの完成度を感じるもの。
 後味はその苦味で力強くキレます。

 濃度の非常に高い個性的な旨味を、落ち着いた苦味でしっかりとキレあげる飲み飽きない旨酒でした。
 生酒らしい芳醇さと、生酒らしくない落ち着きがうまく同居しているのが見事ですね~、これは良いです。
 北島、次は通常スペックも試してみようかな。

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名称:北島 純米吟醸 無濾過生 別誂え九號 山田錦
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:+5
蔵元情報:北島酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年07月05日 滋賀の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

池亀 純米吟醸 中取り無濾過原酒

本日の家飲み 池亀(いけかめ) 純米吟醸 中取り無濾過原酒

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 福岡県久留米市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あり。

 こちらの蔵のお酒としては、黒麹を使った変わり種「黒兜」を以前に紹介しています
 また外飲みでも何度かいただいており、毎回個人的にかなりの好印象だったので今回通常品をセレクトした次第。
 ブラックボトルに黒ラベル、白い銘柄名に赤い肩ラベルと、かなり格好いいカラーリングだと思います。

 ラベルの記載は最小限ですが、購入先のうのかわ酒店さんの紹介ページには詳しい記載がありました
 酒米である夢一献を55まで磨いた原酒の割には、お安めのように思えます。

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 上立ち香は甘さ強目のフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、がっつり濃厚な甘旨味がグッと入ってきて、ほどよい苦味で輪郭を整えつつじわじわと染みこんできます。
 旨味は、うーん洋梨?的というか、フルーティーながら存在感があって、かつ苦酸味の仕事でスッキリ感もありとてもバランスが良いですね。
 後味はその苦酸味で爽やかにキレます。

 甘味のフレッシュさを残しつつ全体のまとまりのある、直球勝負の軽すぎないフルーティー甘旨酒でした。
 黒兜を頂いたときにある程度想像つきましたが、この蔵の旨味は完全に私のストライクゾーンです。
 火入れのはずですが、味わいの減退を全く感じなかったところもすごいですね。
 コスパも文句なしで、池亀の実力をひしひしと感じた一本でした。

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名称:池亀 純米吟醸 中取り無濾過原酒
精米歩合:55%
使用米:夢一献
アルコール度:16%
日本酒度:+3
蔵元情報:池亀酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年07月02日 福岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

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