勝山 特別純米 濃純旨口 縁

本日の家飲み 勝山 特別純米 濃純旨口 縁(えん)

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 宮城県仙台市のお酒です。
 ブログでは同蔵の限定品である戦勝政宗をすでに紹介していますね。

 戦勝政宗は自分の中でかなりのお気に入りで、特に火入れ酒の中では10本の指に入るレベルで好みだったりします。
 しかし、実は通常品である「勝山(かつやま)」については今まで家飲み経験がなかったため、今回セレクトした次第です。
 ちなみに勝山のラインナップとしてはこちらが最も安価なスペックで、他は全部四合瓶2,500円オーバーという…
 四合瓶三万の「ダイヤモンド暁」に象徴されるように基本高級志向のブランドのようで、なかなか手が出ない銘柄でもあります。

 スペックは、戦勝政宗と同様ひとめぼれを使っているところが特徴でしょう。
 というか戦勝政宗の特別純米とどこが違うのか良くわかりません、ホームページにいろいろ記載はあるんですが…。

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 上立ち香は落ち着いてバランスのよいお米の香りが控えめに。
 含むと、透明感があってスッキリした印象の旨味がスルッと入ってきて、若干の辛さの刺激でキリリとしたまま流れ込んできます。
 旨味は、ほどほどの濃度で甘さと辛さが拮抗する感じ、ただ苦渋をほとんど感じないためにキツさより柔らかさもあるように思えます。
 後味は透明感とスッキリ感と保ったまま、自然にキレます。

 非常にバランスの良い、クセが無く飲みやすくて優しい印象のお酒でした。
 といいつつ、最近無濾過生原酒ばかり飲んでいるからか、ちょっと薄いような気がしてしまうのはやむを得ないのかしら…
 どちらかと言うと、戦勝政宗の方が濃厚だった気もするのですが、同時に飲まないとちょっと分からないですね(同時でもわからなかったりして)
 兎も角、勝山の安定感をしっかり感じた1本でした。

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名称:勝山 特別純米 濃純旨口 縁
精米歩合:55%
使用米:ひとめぼれ
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:仙台伊澤家 勝山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 勝山 特別純米

2015年05月29日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

みむろ杉 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒

本日の家飲み みむろ杉 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒

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 奈良県桜井市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めて。

 こちらの銘柄は以前から名前は知っていたのですが、家飲みまでには至っていませんでした。
 しかし最近、はせがわ酒店さんに加え鈴傳さんでも新規取扱いされていることに気付き、おおと思い取り寄せてみた次第。
 有力酒販店の新規取扱い銘柄というのは、やはり最近のトレンドを抑えていることが多いので、飲み手としても積極的に選んでみると面白いのです。

 スペック的には山田錦使用の、スタンダードな無濾過生原酒。
 裏ラベルの記載の細かさには好感が持てます。

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 上立ち香はセメダイン系の濃厚な香りが控えめに。
 含むと、無濾過生原酒らしい少々の青さがある芳醇フレッシュそのものの旨味が、やはり新酒らしい苦味で輪郭を保ちつつ染みこんできます。
 旨味はメロンっぽい、甘味が主役かつ青い苦味も感じる芳醇なもので、かつありがちなキツさがほとんどない、丁寧に造られた印象の味わい。
 後味はその必要十分な苦味がしっかりと切れ上げます。

 無濾過生原酒らしい直球勝負の甘旨味が魅力で、かつクセをかなり抑えた完成度の高いお酒でした。
 完全に個人的イメージですが、こういう果実系の甘さがしっかりしたお酒は「奈良酒らしい」と感じます。
 後はもうちょっと個性がでてくると言うことなしですね、まあそれが一番難しい気もしますが…
 みむろ杉、注目度をぐぐっと上げていこうと思います。

 開栓後は若干苦味が出てくるかな、早いうちの飲みきりをオススメします。

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名称:みむろ杉 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:+3
蔵元情報:今西酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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2015年05月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

寒紅梅 純米吟醸 早咲き生

本日の家飲み 寒紅梅 純米吟醸 早咲き生

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 三重県津市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めて。

 三重県のお酒というとどうしても而今が最初に思い浮かびますが、他にも作、田光、るみ子の酒、三重錦などなど、私好みの銘酒がひしめいているところと認識しています。
 そんななか、最近良く名前を聞くなあと思ったのがこの寒紅梅。
 まあ、はせがわ酒店さんの新規取扱銘柄は注目を浴びることが多いと思いますが、それを差し引いても勢いを感じますね。

 スペック的には割とスタンダードな山田錦利用の純米吟醸生。
 原酒表記がないうえに、アルコール度数15なので、おそらく加水はしているものと思われます。

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 上立ち香はスッキリサッパリな吟醸香が仄かに。
 含むと、やはりスッキリとして飲みやすい印象の旨味がスルスルと入ってきて、最低限の苦酸味がやさしくそれを引き締めて喉奥に流れ込みます。
 旨味はいわゆるフルーティーな印象で、甘味は程々、かつ酸味も程々と、中庸を行くようなクセのない味わい。
 後味はそのスッキリさを最後まで保って自然にキレます。

 生酒の割に飲みやすい、バランス系のお酒でした。
 これはこれで万人受けすると思うのですが、うーんやっぱり少し薄い気がどうしても…、純然たる私の好みなんですが、やっぱりこの原酒を飲んでみたいなあ。
 もちろん、これが蔵元さんのベストだという判断なんでしょうし、その結果としてのバランスも素晴らしいんですけどね。
 寒紅梅、今後の動きを注目していきたいと思います。

 ちなみに常温の方が味わいが濃く、バランスも崩れないので個人的には好みです。

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名称:寒紅梅 純米吟醸 早咲き生
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:寒紅梅酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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2015年05月25日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒

本日の家飲み 相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒

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 神奈川県相模原市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あり。

 相模灘はブログ開始前に飲んだことがあり、いつかまた家飲みしてブログに書こうと思っていた銘柄です。
 今回コメントでご紹介いただいたこともあり、今回セレクトしてみました。
 ちなみにこちらを醸すのは創業1844年の「久保田酒造」、どうしてもあの久保田を連想してしまいますが、直接の関係は無いようです。

 スペック的には美山錦を50まで削っている無濾過生原酒、わざわざ「槽場詰め」と名乗っているシリーズなので、フレッシュな味わいが期待できます。
 ラベルにはスペックがらみの情報が酵母から酸度に至るまでかなり細かく、しかも表面にも記載されています。
 ここまでくると一つのデザインですね、フォント(手書き?)も凝っています。


 上立ち香はスッキリかつ甘い感じの吟醸香がそこそこに。
 含むと、濃厚芳醇でいかにも新酒の無濾過生原酒といった甘旨味が、これまた新酒らしい少々の青臭さを伴いながら強烈に入り込んできます。
 旨味は若々しい甘酸苦味がせめぎ合うフレッシュ果実系で、少々荒さも感じつつも好ましい芳醇さのある味わい。
 後味はその苦酸味が強引にキレあげる形で、しっかりと引き上げます。

 新酒らしい荒さがありながら、それを新酒らしい魅力が覆い尽くしてカバーする力強いお酒でした。
 ちなみに私は「青臭さ」とか「荒さ」と書いていますが、人によっては前向きに「キリリ」とか「スッキリ」とか捉えるかもしれません。
 相模灘、次は他のスペックもいただいてみたいと思いました。

 ちなみに開栓後ちょっと経ってからの方が、落ち着いて飲みやすいかも。
 これは居酒屋で真価を発揮するタイプかもしれませんね。

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名称:相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒
精米歩合:50%
使用米:美山錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+2
蔵元情報:久保田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,388円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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2015年05月23日 神奈川の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

蒼天伝 「美禄」 特別純米酒 春しぼり 滓がらみ生原酒

本日の家飲み 蒼天伝 「美禄」 特別純米酒 春しぼり 滓がらみ生原酒

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 宮城県気仙沼市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに確か初めていただきます。

 気仙沼は震災で津波が押し寄せた場所であり、こちらを醸す男山本店さんも本社屋や倉庫に多大な被害を受けたとのこと。
 ただ、肝心要の酒蔵自体は高台にあったため、ぎりぎりで津波は届かず、業務自体はすぐに再開できたそうです。
 このあたりの状況は蔵元ホームページに記載されています、被災蔵もそれぞれ少しの状況の差で明暗が分かれたというのが伝わりますね…

 なお、こちらの蔵のもともとの銘柄は「気仙沼男山」だったのですが、約10年前から「蒼天伝」ブランドを立ち上げ、売り出しているようです。
 個人的な感覚では、県外で売り出すなら断然蒼天伝の方がインパクトがあって良いように思えますね。
 今回いただくのは新酒の春バージョンということで、ピンク文字がなかなか目を引きます。

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 上立ち香はほどよくフレッシュな吟醸香がそこそこに。
 含むと、濃厚ながら苦味で引き締まった印象の旨味が力強く入ってきて、そのままキリリとした感じを保ちつつゆっくりと染みこんできます。
 旨味は甘さそこそこで苦味が特徴的なのですが、その苦味が青臭くない感じで優しくて、全体的なバランスも取れていますね。
 後味はその苦味がきっちり引き取ってキレます。

 新酒らしいフレッシュさ、濃厚さがありつつ、新酒らしくないクセの無さが魅力的な個性派生酒でした。
 最初はちょっと物足りないかなあとも思ったのですが、苦味がいい感じで飲み飽きず、杯を重ねるとしみじみ良さを感じられます。
 蒼天伝、今後も注目していきたいと思います。

 温度が上がってくると少し甘味が濃くなってきますね。
 また開栓二日目の方が最初より甘味が出てきたような気がします、逆に苦味は交代したような…。
 うーん、いろいろな側面を魅せてくれるお酒です。

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名称:蒼天伝 「美禄」 特別純米酒 春しぼり 滓がらみ生原酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社男山本店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2015年05月21日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花陽浴 純米吟醸 山田錦 26BY

本日の家飲み 花陽浴 純米吟醸 山田錦 26BY

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 埼玉県羽生市のお酒です。
 26BYだけでも、これで4本目の紹介ですね。

 花陽浴は私の超お気に入り銘柄なのですが、毎年あまり何本も買ってしまうと偏る上に新規開拓もおろそかになるので、今年はちょっと控えようかなあと迷っていました。
 で、ぼやぼやしていたところ、買おうと思っていた雄町の純米吟醸と、さけ武蔵の純米大吟醸をばっちり買い逃す有様…。
 いやあなんというか何事も中途半端な気持ちでいるといけませんね、買おうとしたスペックに限った上で何としてでも購入するという姿勢が大事だと思いました。

 今回いただく山田の純吟は、たまたま店頭で見かけて迷った挙句購入した一本です。
 24BYもいただいていますが、赤いラベルに違わないインパクトのある芳醇さが印象に残っています。

 上立ち香は濃厚華やかで甘い果実のいつもの花陽浴香が強めに。
 含むと、とろみのある濃厚な甘旨味が、やはり自然な口当たりで入ってきて、華やかな含み香を振りまきながら広がります。
 旨味はもう慣れ親しんだ感のある花陽浴味ですが、やはり山田錦は落ち着きと塊のような濃度の濃さをより感じますね。
 後味は芳醇な旨味を酸味と少々の苦味がしっかり切り上げます。

 蜜のような濃厚な甘味を、キツくない酸味で引き上げる無濾過生原酒のお手本のようなお酒でした。
 花陽浴の魅力は、濃厚芳醇かつ確かな個性のある甘旨味と、アルコールの刺激を感じさせない口当たりの良さ、華やかながら飲み飽きない味わいのまとまりだと思っていますが、今回の山田錦も見事にそれを備えていました。
 うーん、何度飲んでも花陽浴は美味しいです、今後も追い続けざるを得ませんね。

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名称:花陽浴 純米吟醸 山田錦 26BY
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:南陽醸造株式会社
購入価格(税抜):1650ぐらい(レシート紛失…)/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2015年05月20日 埼玉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鶴齢 純米大吟醸 山田錦

本日の家飲み 鶴齢 純米大吟醸 山田錦

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 新潟県南魚沼市のお酒です。
 以前に越淡麗をつかった特別純米をいただいており、ブログでの紹介は二回目。

 実はこちらは私のお祝い事の際の、いとこからの頂きものです、お値段的にも通常の家飲みでは基本対象外のクラスですね。
 私が日本酒に関しては非常に面倒くさい人間であることを重々承知した上で、気合を入れてセレクトしてくれたようです。
 実際、鶴齢という銘柄は実力的に申し分なく、しかも慶事に相応しく「鶴」関連、さらにスペックは最高クラスとくれば、私にとってはこれ以上ないほどに嬉しい贈り物でした。
 
 見た目的にも高級品らしく桐箱入りで、それらしい風格が漂っています。
 他にも銘柄の由来に関する文章や、鶴の絵、つや消しされたブラックボトルなど、いろいろと手がかかっていますね。
 スペックは山田錦を37%まで磨いている堂々たる純米大吟醸です。

 そういえば前から気になっていたのですが、こちらを含む「要冷蔵」の表記のない高級品というのは、全部二回火入れなんでしょうかね。
 贈答品としての用途を考えれば仕方ないのでしょうが、生酒好きとしてはちょっと勿体ないような気も…

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 上立ち香は完熟果実の落ち着いて上品な香りが強めに。
 含むと、落ち着いて透明感のある旨味が自然に入ってきて、やさしい苦味を伴って、じわりじわりと染みとおってきます。
 旨味は上品な砂糖菓子の甘味を、存在感のある、しかし決してキツくない独特な苦味があくまで透明感を保ちつつ引き締める、独自の世界を感じる味わい。
 後味はその苦味を残しつつ、キリリと引き上げていきます。

 単にキレイなだけでなく、しっかりと個性のある味わいの世界を感じさせる、奥深い高精白酒でした。
 「そのままキレずにあえて苦味を残している、他で飲んだことのない味」とは一緒に飲んだ母君のコメント。
 う~ん、同じ新潟の黒村祐をいただいたときも思いましたが、実力のある蔵はハイクラスのお酒において、たんなる高級感だけではない独自の味わいの世界を魅せてくれますね…
 鶴齢のレベルの高さをひしひしと感じた一本でした、送ってくれたいとこには改めて感謝です。

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名称:鶴齢 純米大吟醸 山田錦
精米歩合:37%
酒米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:青木酒造株式会社
購入価格(税抜):もらいもの(通常価格で5千円越え…)/720ml
お気に入り度:もらいものなのでつけません(味わいだけなら余裕で「お気に入り」)

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2015年05月18日 新潟の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

日輪田 山廃 純米生原酒 しぼりたて

本日の家飲み 日輪田 山廃 純米生原酒 しぼりたて

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 宮城県栗原市のお酒です。
 今年、類似スペックの火入れ酒を既にいただいており、二回目の紹介になります。

 前回も書きました通り、「日輪田」は、通常銘柄「萩の鶴」を醸す蔵元の限定流通品です、名前の由来は裏ラベル参照。
 こちらのラベルを見ると、「山廃」表記の大きさが目を引きますね。
 伝統的な造りを指向しているはずの日輪田ブランドとして、乳酸を添加しない山廃造りへのこだわりの強さが表れているのだろうと想像します。

 スペックとしては歩合65の山廃生酒。
 使用米をはじめ、裏ラベルの情報量はもう少し多くして欲しいなあ…

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 にごり系の表記はありませんでしたが、そそぐと結構白濁していますね。

 上立香はガスを強く感じるスッキリとしたセメダイン系の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚なうすにごりらしい米の旨味が力強く入ってきて、山廃らしい柔らかな乳酸味と共にじわじわと染みこんできます。
 旨味はまさに今風の山廃生酒のど真ん中を行くような、臭みが無くバランスのよい乳酸系の味わいがしっかりとした存在感を持つ飲みごたえのある味わい。
 そして後味はその乳酸味と若干の苦味でグッとキレる感じ。

 極めて濃厚な旨味、クセのない乳酸味、にごりらしい苦味が三位一体となった、とても力強い旨酒でした。
 かつまろやかさも感じますね…、これは完成度高いなあ。
 ちなみに予想通り私としては、火入れより生のほうがより美味しくいただけたと思います。
 日輪田、やっぱり只者ではないお酒と思いました。

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名称:日輪田 山廃 純米生原酒 しぼりたて
精米歩合:65%
使用米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:萩野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年05月15日 宮城の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生

本日の家飲み 流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 今年すでに一本いただいているので当ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒は、その名の通りうっすらとピンク色をしています。
 しかもそれは「協会赤色清酒酵母」という酵母の働きで生じる色素によるもので、着色料等の添加は一切ないというところが大きなポイントでしょう。
 雰囲気的にもどぎつさがなく、いかにも自然なやさしさのある色味になっています。
 (しかし、「るか」で「ももいろ」とか、偶然にしてもあまりにも巡音さんを想起してしまいますね…。たぶん現状騒いでいるのは私だけだとは思いますが、やっぱりザクみたいに「キャラクター関連銘柄」として話題になっても良いような)

 裏ラベルのスペックを見ると、やはり日本酒度-16、酸度2.5というのが目を引きますね。
 wikipediaによると「協会赤色清酒酵母」自体が女性層等の開拓を視野に入れた甘口のお酒を志向して開発されたらしいので、このお酒もその方向に合わせたのだと思います。

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 上立ち香はうすにごりらしくガス混じりでスッキリとしたお米の香りがほどほどに。
 含むと、個性的な旨酸味が若干のガス感と共に入ってきて、唾液線を刺激しながら染みこんできます。
 旨味はフレッシュで果実感のある酸味が主役で、甘さをしっかり引き締めて爽やかな印象を形作ります。
 後味はその酸味がちょっと酸っぱい感じで引取ります。

 見た目のイロモノ感や数値の強烈さとは違った印象の、バランスの良い甘酸っぱ酒でした。
 個人的好みからは、もう少し酸っぱいと一気に苦手になる恐れがあるのですが、うまく踏みとどまっている感じ。
 これは良いですね~、うすにごりの苦味とかも仕事していて、結構奥深い味わいだと思います。
 流輝は個人的にどんどん印象が良くなっています、これから一層注目していきたいと思いました。

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名称:流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:-16
蔵元情報:松屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 流輝 純米吟醸

2015年05月14日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

千徳 「蔵の真心」 荒ばしり 純米生原酒 無濾過

本日の家飲み 千徳 「蔵の真心」 荒ばしり 純米生原酒 無濾過

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 宮崎県延岡市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに初めて。

 こちらは当ブログ初めての宮崎酒です、宮崎はやっぱり焼酎の勢力が強いらしく、日本酒蔵はかなり少ない印象があります。
 そこで都道府県コンプに向けて、この千徳に前から目をつけていたところ、東京エキナカのはせがわ酒店に並んでいたのを発見して即購入した次第。
 これで残りは北海道と鹿児島だけになりました、しかし鹿児島はともかく北海道のお酒に縁がないというのは我ながら謎ですね…

 さて、今回いただくのは「蔵の真心」と題された季節限定品、あらばしりの無濾過生原酒ということでフレッシュ濃厚な味わいが期待できます。
 裏ラベルにはそのあたりの解説もありますね。
 私のようなマニアからすると、こういう一般論よりもっと突っ込んだ銘柄独自の記載がほしい気もするのですが、通常の飲み手からするとやはり必要な情報といえるのでしょうね。

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 上立ち香は濃くてフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚フレッシュなこれぞ無濾過生原酒といった旨甘味が、やはり新酒らしい苦味を伴って、しかしクセ無く入り込んできます。
 旨味はしっかりとした甘味が主役かつ青臭くならない程度の青さがある、芳醇そのもののメロン系の味わい。
 後味は苦味が見後に引き取ってキレます。

 濃厚芳醇フレッシュな甘旨味が特長の、青さを前向きに感じられる非常に力強いお酒でした。
 面白いのはこれだけフレッシュながら、レーズン的な落ち着いた旨味の要素も感じることです。
 読んでもわけわからんと思いますが、私の表現力ではこれが限界…、日本酒の奥深い味わいにはいつも感服させられます。
 千徳、またいつかいただいてみたいと思います。

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名称:千徳 「蔵の真心」 荒ばしり 純米生原酒 無濾過
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:千徳酒造株式会社
購入価格(税抜):1,518円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 千徳 純米

2015年05月11日 宮崎の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

こなき純米 純米吟醸 無濾過原酒 生 中取り 山田錦

本日の家飲み こなき純米 純米吟醸 無濾過原酒 生 中取り 山田錦

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 鳥取県境港市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに一回は飲んでいたような。

 こちらを醸す千代むすび酒造の通常銘柄はその名の通り「千代むすび」です。
 そしてこの「こなき純米」は見た目の通り、「ゲゲゲの鬼太郎」とのコラボ酒。
 蔵元所在地の境港市は「さかなと鬼太郎のまち」ということで、「水木しげるロード」を始め鬼太郎による町おこしが有名です。
 こちらのお酒も水木プロのシールが貼ってありますし、現地の土産屋や通販でもガンガン売っているらしく、本格的なコラボレーションといえるでしょう。

 お酒の梱包もやけに丁寧ですね、こなきじじいの和紙ラベルが袋の内外両方に貼ってあるのは、ちょっと勿体無く感じてしまうくらい。
 なお今回のスペックは山田錦の50磨きの無濾過生原酒、しかも中取りとガッチガチです。
 袋入りなのは色々なお店で売られるのを意識しているのでしょうか…、私は普通にふくはら酒店さんで購入。

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 上立ち香は濃い目で甘さ混じりの吟醸香(?)が仄かに。
 含むと、非常に透明感の高くかつ濃厚な甘旨味がグッと入ってきて、裏方に徹した苦味により輪郭を保ちながら、ゆっくりと染み通ってきます。
 旨味はいわゆる完熟リンゴ的なスタンダードな甘味が主役ですが、兎に角味わいがキレイで全体のまとまりの良さが素晴らしい。
 後味はようやく少しだけ表に出てきた苦味が自然に引き取ってキレます。

 しっかりとした甘味がありながら、全体のバランスと完成度、透明感をとても心地よく楽しめるお酒でした。
 これは直球勝負で旨いお酒ですね…こなきじじいもニッコリなんじゃないでしょうか。
 千代むすびは吟醸系のお酒もばっちり高レベルでした、今後さらに注目したいと思います。

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名称:こなき純米 純米吟醸 無濾過原酒 生 中取り 山田錦
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:千代むすび酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2015年05月09日 鳥取の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

而今 特別純米 おりがらみ生 26BY

本日の家飲み 而今 特別純米 おりがらみ生 26BY

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 三重県名張市のお酒です。
 いやあ今年も結構飲んでますね。

 さて、このおりがらみは24BYをいただき、そのあまりの旨さに感銘を受けマイ殿堂入りとしたスペックです。
 まあ而今クラスになるとどのスペックも魅力は十分なので、後は好みになってくると思いますね。
 ちなみに「ふくはら酒店」さんの抽選販売で当たりました、いやあうれしい限り。

 スペック的には24BYと同じく全て五百万石使用、無濾過は確実ですが加水の有無は不明。
 いつも思うのですが、而今は五百万石は米のイメージとは全く異なる甘味を感じさせてくれるのでとても楽しみです。

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 上立ち香は而今らしい果実香にお米が混じってかなり控えめに。
 含むと、濃厚芳醇な甘旨味が力強く入り込んできたあとに、おりの苦味でこれも力強く引き締められながらじわじわと染みこんできます。
 旨味は而今らしいフレッシュながらどこか落ち着いた甘旨味で、おりによって更に濃厚に。
 後味はそのおりの苦味でキリリとキレます。

 而今らしい甘旨味と、おりの苦みが見事にせめぎ合う、力強い甘旨酒でした。
 うーん、やっぱりこの「おりがらみ」と「にごり」は而今の中でも特に大好きなスペックですね。
 いやあ、できれば来年も飲みたいなあ…

 ちなみに上澄みだけで飲んでもいつもの而今らしい芳醇さで美味しいです。
 ただ、開栓前に少し寝かせたからかほんの少しダレたような感じも。
 で、改めておりと絡めるとその苦味が見事に引き締めてくれるんですよね、これを狙ってたらまさに職人芸というか、芸術品のようなバランスだと思います。

 そして燗も結構面白いです。
 甘旨味が濃厚になってバナナ感が高まるというか…、それでいてキツくないところもグッド。
 これもありかと。

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名称:而今 特別純米 おりがらみ生 26BY
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:木屋正酒蔵合資会社
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
お気に入り度:8.9/9.0

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2015年05月07日 三重の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

結 特別純米酒 あかいわさんおまち 亀口直汲み

本日の家飲み 結(ゆい) 特別純米酒 あかいわさんおまち 亀口直汲み

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 茨城県結城市のお酒です。
 外飲みではあまり見かけませんが、ブログでは二回目の紹介。

 前回いただいた時は「びぜんおまち」の特別純米でしたが、今回は「あかいわさんおまち」です。
 備前(岡山)雄町の中でももっともブランドとしての価値の高い赤磐市産ということですね、結は第六回雄町サミットでも入賞しており、雄町への強いこだわりが感じられます。
 またあえてひらがな表記なところがポイントでしょうか、確かに何となくほのぼのとして印象に残りますね。

 前回は50磨きの特別純米で1500円を切るという意味不明な値段設定でしたが、今回は60磨き。
 それでも十分コスパは高いですね、亀口直汲みということでフレッシュな味わいが期待できます。

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 上立ち香は甘めでフレッシュな果実の香りがそこそこに。
 含むと、口当たり滑らかな甘旨味がスルリと入ってきて、透明感を保ったまま若干の苦味に引き締められながら喉奥に消えていきます。
 旨味はクセのない、リンゴ的なフレッシュな甘酸味が主役で、苦味が飲み飽き無さ、透明感が上品さを見事に形作ります。
 後味はその苦味が仕事をしつつ、自然なままキレます。

 しっかりとした甘旨味が見事なまでにスルスルと入ってきてしまう、いくらでも飲めてしまいそうな甘旨酒でした。
 亀口直汲みの割にはガス感は抑えめで、自然な飲みやすさが魅力です。
 ただほんのちょっと薄いようにも思えるのは、加水しているのでしょうか(思い込みかな…)。
 兎も角、結の実力は本物と感じました、今後も追っていきたいと思います。

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名称:結 特別純米酒 あかいわさんおまち 亀口直汲み
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:結城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年05月05日 茨城の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

國香 特別純米酒 中汲み無濾過生原

本日の家飲み 國香 特別純米酒 中汲み無濾過生原 

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 静岡県袋井市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに確か初めて。

 こちらの國香も前から目をつけていたお酒なのですが、なかなか縁がなく、今回ようやく家飲みできました。
 静岡県酒造組合の紹介コーナーをみると、静岡酵母のの開発者である河村伝兵衛氏から指導を受けて技術を磨いたとのこと。
 裏ラベルの「感性があるから感激がある!」というのは少し検索した限りでは、こちらの蔵オリジナルのキャッチフレーズのようです、いやあセンスありますね。

 こちらのお酒ももちろん静岡酵母を使用。
 山田錦と五百万石を2:8の割合で使っていますね、よく見る麹米だけ山田錦ってパターンかな…

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 瓶底にはうっすらとおりがあり、絡ませるとうすにごりの風情。

 上立ち香は少し甘さ混じりのスッキリとしたセメダインが気持ち強めに。
 含むと、キリッとした印象の旨味が素直に入ってきて、にごりも相まった感じの強めの苦味とともに切れ味を保ったまま喉奥に流れ込みます。
 旨味はメロンとかバナナを思わせる少し青さのある味わいですが、それがポジティブに感じられてまとまりの良い印象です。
 後味はそのフレッシュな苦味が引き取って見事にキレます。

 しっかりとした旨味を新酒らしい苦味が全体を引き締める、まとまりの良い無濾過生原酒でした。
 なんとなく自分が静岡酒に抱いているイメージを体現したようなお酒ですね。
 セメダインを悪く感じさせないというのがいかにもな感じといいますか…、杯を重ねると良さがわかってくるタイプのお酒です。
 兎も角、國香は今後も注目していこうと思います。

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名称:國香 特別純米酒 中汲み無濾過生原
精米歩合:60%
使用米: 山田錦:20% 五百万石:80%
アルコール度:16%
日本酒度:+7.0
蔵元情報:國香酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 國香 特別純米

2015年05月03日 静岡の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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