旭興 純米吟醸 生原酒 無加圧

本日の家飲み 旭興(きょくこう) 純米吟醸 生原酒 無加圧

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 栃木県大田原市のお酒です。
 外でも家でも何度かいただいています。

 こちらは、私が酒屋さんの冷蔵庫の前でうなっていたところ、店員さんに勧められて購入したお酒です。
 相当な限定品の上に、旭興自体もマニアの間には知られるようになってきている実力蔵で、お店でも一押ししているようだったので素直に購入してみました。

 スペック的には山田錦の37%と48%という純米大吟醸クラスの歩合で醸した、各種のお酒をブレンドした生原酒という贅沢なものです。
 無加圧というのはおそらく重しで絞るのではなく、袋吊りかそれに近い形で手間をかけて濾したということだろうと思います。
 値段的には普通の純吟クラスより少しお高めですが、スペックからしたら破格といえるレベル。

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 上立ち香は華やかでフレッシュな果実香が強めに。
 含むと、予想通り極めて柔らかい口当たりで、非常に濃厚かつ華やかな甘酸の旨味が、ブワーッと来ます。
 旨味はとてもフルーティーで、強烈な含み香・甘味・酸味がせめぎ合う芳醇そのものの味わい。
 それでいて後味は少し辛さと苦さを感じさせつつキレます。

 香りの華やかさ、口当たりの上品さ、旨味の濃厚さ、良くも悪くも完全に大吟醸クラスのお酒でした。
 これは流石に、量は飲めないお酒かなあ。
 ただ香りに旨みが負けていないので、食事とは合わせ易いと思います。
 次はまた通常スペックのものをいただきたいと思いました。

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名称:旭興 純米吟醸 生原酒 無加圧
製法情報:生原酒
精米歩合:37%と48%のブレンド
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
酵母:601、701、901、1401、1801
日本酒度:+2.5
蔵元情報:渡邉酒造株式会社(大田原市)
製造年月:2014/1(25BY)
購入価格(税抜):1,850円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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タグ: 旭興 純米吟醸

2014年06月30日 栃木の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

ソガペール エ フィス 「ヌメロ アン」 ミヤマニシキ

本日の家飲み ソガペール エ フィス 「ヌメロ アン」 ミヤマニシキ (純米吟醸)
          (Sogga pere et fils 「NUMERO UN」)

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 長野県上高井郡小布施町のお酒です。
 このブログでの紹介は2回目ですね、外でもちょくちょくいただいています。

 前回は9号酵母で醸したものをいただいたのですが、今回はなんと1号酵母使用です。
 日本酒マニアの方ならご存知のことかと思いますが、wikipediaにもあるように、1~5号の協会酵母は現在ほとんど使われていないのです。
 何かお店の冷蔵庫にしれっと置いてあったので普通に買ってしまいましたが、現在販売中の日本酒全体の中で、激レアと言える一品と思います。

 ちなみに1号酵母が分離されたのは明治39年(1906年)ということで、なんと100年以上前の出来事。
 日本酒を飲むということは酵母や米や蔵の「歴史を飲む」ということなのだと、改めて感じてしまいます。

 といいつつ、こちらの見た目は相変わらず完全にワインですね(笑)
 750ml入りなのはちょっとお得感ありますが、王冠栓が不便なのも変わらず。
 また、これも裏ラベルにかなり詳細なコメントが載っています。
 
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 上立ち香はフレッシュで酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュでキリッとした印象の旨味が自然な感じで入ってきて、渋味を伴って染みこんできます。
 旨味は、甘酸渋苦がそれぞれ存在しつつも乳酸っぽい酸が一歩抜きん出て、しっかりとした味わいながら飲み飽きない印象。
 比較的スタンダードではありますが、古臭さは感じない味わいですね。
 後味はスッキリした印象のまま、自然にキレます。

 どこかで飲んだような気もするし、オンリーワンの味わいなようにも思える、不思議なお酒でした。
 しっかりした味わいがありながらバランスの良さとスッキリさがあるので、食中酒としてもイケる感じですね。
 裏ラベルにもありますが、1号酵母は現在でも通用するのではないかと思わせてくれます、日本酒の歴史を変えた酵母が健在であるということにかなりの感動を覚えた今日この頃でした。
 引き続きソガペールエフィスの他の酵母も少しずつ試していこうと思いました。

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名称:ソガペール エ フィス 「ヌメロ アン」 ミヤマニシキ
製法情報:無濾過生原酒
精米歩合:59%
酒米:美山錦
アルコール度:17%
酵母:協会1号
日本酒度:不明
蔵元情報:小布施酒造株式会社(長野県上高井郡小布施町)
製造年月:2013/2(25BY)
購入価格(税抜):1,600円/750ml
お気に入り度:8.2/9.0

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2014年06月23日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

貴礼 純米吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ

本日の家飲み 貴礼(きれい) 純米吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ

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 長野県上田市のお酒です。
 外飲みでは何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 こちらを醸す岡崎酒造さんの通常銘柄は「亀齢」ですね、鈴傳さんPBとして同じ読み方の漢字を当てたようです。
 すらっとした文字といいカラーリングといい、ラベルデザインも特徴的ですね。
 貴礼は、大長野酒祭りではお店の配置の関係で飲み逃してしまったのですが、その後の外飲みで好印象だったので、購入してみました。

 今回のスペックは山田55の無濾過生原酒ということで、値段は少々お高め。
 おりがらみということで、にごり方は薄く、まさにおりが多少浮いている程度です。

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 上立ち香は爽やかな酸を感じる果実香が強めに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味が、若干の酸味に輪郭を整えられつつ、極めて上品な口当たりで入り込んできます。
 旨味は柑橘系の甘酸味が主役で、おりがらみらしいまろやかさと、わりと華やかな含み香を伴って、雑味は皆無。
 後味は酸味で綺麗にキレます。

 長野酒らしい濃厚さに加え、味わいの上品さとまろやかな口当たりが魅力のお酒でした。
 歩合以上の高級感がありつつ、おりがらみの良い所がストレートかつ素直に出てきていると思います。
 これでまた、長野酒への信頼が増してしまいました…、本当外れにあったことがないですね。

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名称:貴礼 純米吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ
製法など:無濾過生原酒 おりがらみ
精米歩合:55%
酒米:山田錦
アルコール度:16度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:岡崎酒造株式会社(長野県上田市)
製造年月:2014/3 (蔵出し2014/4) (25BY)
購入価格(税抜):1,650円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 貴礼 純米吟醸

2014年06月19日 長野の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

1787 ~炎~ 無濾過原酒

本日の家飲み 1787(いなはな) ~炎(ほむら)~ 無濾過原酒

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 千葉県長生郡一宮町のお酒です。
 家飲み、外飲みともに確か初めて。

 鈴傳さん限定銘柄らしいのですが、このラベルデザインは随分思い切ってますね~。
 正直表からだけでは日本酒なのかどうかすらよくわからない、極めてデザイン重視のラベルです。
 インパクトはあるとは思いますが、個人的にはやややり過ぎに感じたり…、ぱっと銘柄わからないのはなあ。
 銘柄名も「稲花」酒造に「1787」という数字を当てるという、オンリーワンな発想です。

 スペック的には「炎」が示す通り火入れのお酒のようです。
 特に記載はないから25BYなのかなあ、ちょっと裏ラベルも情報が少ないですね。
 純米ではあるようですが、なぜか特定名称も無し。

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 上立ち香は少し熟した感じのアルコール臭がそこそこに。
 含むと、やはり火入れ感のある熟した印象の旨味が、若干の辛さと共にじわじわと染みこんできます。
 旨味は熟成系らしく干しレーズン的なもので、甘味と辛さがちょうど拮抗している感じ。
 後味はその辛さでスッキリキレます。

 単なる火入れらしさ以上に、コクのある熟成感を感じるお酒でした。
 正直タイプとしては苦手な方なのですが、熟成系にありがちな臭みが皆無なところは見事だと思います。
 1787シリーズには生酒もあるそうなので、今度はそちらをいただいてみたいと思いました。

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名称:1787 ~炎~ 無濾過原酒
製法など:無濾過原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:17~18度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:稲花酒造株式会社(千葉県長生郡一宮町)
製造年月:2014/4
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

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タグ: 1787

2014年06月12日 千葉の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

北光正宗 金紋錦 特別純米

本日の家飲み 北光正宗 金紋錦 特別純米
  
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 長野県飯山市のお酒です。
 大長野酒祭りでいただいたことはありますが、家飲みは初めてですね。

 大長野酒祭りの時は、周りの長野酒が芳醇さを押し出したものが多い中、スッキリさと辛さが印象的だった記憶があります。
 実際蔵元さんもそのあたりを意識されているらしく、キレの良い飲みやすいお酒を指向しているとのこと。
 やはり「正宗」の名を冠するだけあって、切れ味にこだわりがあるのでしょうか。

 ところで、実はこのお酒は飯山市出身の方からお土産でいただきました。
 そんなこともあり、こちらは私が自分では滅多に買わない「火入れ」「加水」のお酒です。
 お米は長野酒ではよく見る金紋錦使用。

 上立ち香はアルコール混じりのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やわらかでクセのない旨味がまず広がったかと思うと、徐々に辛さがにじみ出てきます。
 旨味は火入れ&加水らしく少し薄めですが、非常に素直なフルーツ系のスッキリした甘味が主役で、スルスルいけてしまいます。
 苦渋が最小限なので、いわゆる飲みやすさという点ではトップクラス。
 後味はしっかりとした辛さで見事にキレます。

 久しぶりにいただく、素直で軽い味わいの辛口酒でした。
 もらいものなので、正直気に入らなかったらどうしようとか、ブログに載せない方が良いかしらとか色々と考えてしまったのですが、杞憂でしたね。
 これなら、軽快辛口系のお酒が好きな人には十分勧められます。
 ただ、お話によると原酒もあるらしいので、やっぱり私はそっち系のスペックもいただきたいところです。

 常温だと非常に口当たりが柔らかくなりますね。
 キレの良さは相変わらずなので、晩酌に落ち着いて飲むのに向いていると思います。

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名称:北光正宗 金紋錦 特別純米
製法など:
精米歩合:59%
酒米:金紋錦
アルコール度:15度
酵母:不明
日本酒度:+5
蔵元情報:株式会社角口酒造店(長野県飯山市)
製造年月:2014/5 (25BY)
購入価格(税込):不明
お気に入り度:流石に貰い物なので控えます

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2014年06月09日 長野の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

篠峯 山田錦 純米 生酛 生原酒

本日の家飲み 篠峯 山田錦 純米 生酛 生原酒

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 奈良県御所市のお酒です。
 以外にもこのブログで取り上げるのは初めてですね、外でも家でも飲んだことはあります。

 奈良県のお酒と言えばこのブログでは風の森を推していますが、それ以外にもこの篠峯や百楽門、梅の宿や金鼓などなど、好きな銘柄目白押しだったりします。
 そして個人的には個性派の蔵元さんが多いイメージがありますね。
 飯米をがっつり磨いてみたり、「菩提もと」という古代の造り方で醸してみたり、チャレンジングな姿勢を強く感じます。

 そんな中、篠峯は割とスタンダードに旨いという印象を持っていたりしますが、こちらのお酒は山田錦の「生酛」です。
 私は生酛酒には山廃とはまた違ったクセを感じることが多いのですが、これはいかがでしょうか。

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 上立ち香はフレッシュなセメダインがほんの少し。
 含むと、少々のガス感ととろみを同時に感じる、複雑な甘旨味がゆ~っくりと染みこんできます。
 旨味は甘味と渋味が拮抗する感じで、メロン系のような濃厚なもの。
 ただ、その裏でしょっぱさのようなクセを感じます。
 後味はそのクセが少々残りつつ、ダレずにキレます。

 なかなかに玄人好みな、濃厚かつ複雑な旨味と、フレッシュ感が特長のお酒でした。
 この心地よい甘味主役の旨味が篠峯らしさなんだろうなあ。
 ただ、私が生酛酒(特に生酒)でよく感じるこのクセは正直苦手です、本格的に自分には生酛は合わないのかも。
 次は通常スペックの篠峯を頂こうと思います。

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名称:篠峯 山田錦 純米 生酛 生原酒
製法など:生酛 生原酒
精米歩合: 麹60% 掛77%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18度
酵母:不明
日本酒度:不明
蔵元情報:千代酒造株式会社(奈良県御所市)
製造年月:2014/3 (25BY)
購入価格(税抜):1,251円/720ml
お気に入り度:7.8/9.0

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タグ: 篠峯 純米

2014年06月02日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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