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飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 01BY

家飲み記録 飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 01BY

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 言わずと知れた会津のお酒です、私が無濾過生原酒を家飲みできたのはこれで4回目。

 実は今回自家熟成(といっても半年ですが)に踏み切った理由としては、どこかで「飛露喜の無濾過生原酒は夏に開けた方が旨い」みたいな言説を見たからだったりします。
 今までの3回は新酒で飲んでるし、ここらで一発試してみるかと夏まで引っ張ったわけですね。
 一升瓶ということもあり、これもレマコムあっての楽しみ方と言えるでしょう。
 
 ラベルは情報が乏しいことも含めいつも通りですねえ、でもこの筆文字はやっぱりオーラがあって好き。
 ただ、合資会社だった蔵がいつの間にか株式会社になっていたことに今気づきました、やっぱり規模的に組織変更の必要性が出てきたんでしょうねえ。
 12月製造で、翌8月開栓です。
 

 上立ち香は熟感皆無、ただ落ち着いた酸を感じるスッキリとした香りがほのかに。
 含むと、やはり程よく落ち着いて、柔らかな酸と一体になった旨味が自然な口当たりで入ってきて、そこそこの渋味が奥深さを添え、最後までバランスを保ったままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、生熟感とフレッシュ感がいい感じで絡み合ったもので、濃い旨味や渋味もありつつ、主役は優しい酸ですね、ただ刺激的ではなくて、濃厚ながらもグイグイイケてしまうバランスを保っています。
 後味はその酸で割と自然にかつしっかりと引き上げてくれます。

 新酒のフレッシュさとトレードオフで、素直に柔らかさと落ち着き、そして一種のまとまりを得た感じの芳醇旨酸酒でした。
 花陽浴同様、新酒と生熟どっちが良いかは好みの問題でしょうね~、やっぱり崩れない所は流石かと。
 今回の良いところは、温度帯を気にせずダラダラ飲める感じになってることだと思いました、一升瓶をどっかと横に置いてコップで飲むのも一興でしょう。
 何気に今回、飛露喜はいち早く「酸」を使いこなした強い生酒を世に出したというところが凄かったのではないかということを感じましたね、十四代とはそこが明らかに違うポイントかなあと。
 飛露喜、やっぱり良いお酒だなあとしみじみ感じた一本でした。

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名称:飛露喜 特別純米 無ろ過生原酒 29BY
蔵元情報:株式会社廣木酒造本店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年09月24日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米吟醸酒

家飲み記録 三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米吟醸酒

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 福島県田村郡三春町のお酒です、3種類の三本目ですね。

 SILKY DROPの他の2本は通販で買ったのですが、実はその時この純米吟醸は同梱しませんでした。(初飲み銘柄3本はリスキーだと思いまして…)
 で、その2本のあまりの旨さに純米吟醸を買わなかったことを嘆いていたところ、飲み仲間がわざわざ送ってくれました(他の素敵なお酒と合わせて)。
 いやあ持つべきものは嗜好が似ている日本酒友達ですねえ、あらためて感謝!
 
 裏ラベル上部の記載はやっぱり他の2本と同じ…
 面白いのはアルコール度がそれぞれ、純米:17度、特別純米:16度、純米吟醸:15度になっているところですね。
 蔵元の中では味わいを差別化させているっぽいので、やはりどうにかしてその違いを発信して欲しいなあ。

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 上立ち香は果実系の甘酸メイン、オリ的なお米の香りサブ、のフレッシュな香りが控えめに。
 含むと、非常に存在感がありつつも、一種の軽さも纏った甘酸旨味が上品な口当たりでスルスルと入ってきて、割その印象のままのバランスで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にみずみずしい梨・キウイ的な甘酸味にちょいメロン的な青さ甘さが伴う感じ、ただ苦味が見事に抑えられていて、低めの度数も相まって、いい意味でジュース的にガンガン飲めてしまいますね。
 後味は、やはりあくまで優しい苦味が引き取って、自然に引き上げてくれます。

 オリの濃度による甘酸旨味の存在感を実に勢いよく、自然に楽しませてくれるグビグビ系甘口酒でした。
 いやあ良いですねえ…甘味の存在感は三種の中で一番強いかな、それかむしろ他の味が抑えめなのかも。
 ただ度数が低いからか、どうしてもインパクトが薄れるのが、個人的には物足りない感じもあります、いやあ15度と16度の差って大きいですねえ。
 三春駒は自分の中で今後大注目の銘柄になりました。

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名称:三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米吟醸酒
蔵元情報:佐藤酒造株式会社
定価:2,000円(税抜)
お気に入り度:8.6/9.0

■3種類記念写真
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 3種の中では、私は特別純米が一番好きでした、次点は甲乙つけがたいですがコスパの観点から純米かな…
 ただ、これは純然たる好みの問題ですね、どれも非常にハイレベルな上で、若干の個性をつけている印象でした。
 いやあ旨かったなあ…、今年も絶対に買わねば。

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2020年08月09日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ特別純米酒

家飲み記録 三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ特別純米酒

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 福島県田村郡三春町のお酒です、SILKY DROP2本目。

 前回は純米、今回は「特別」純米です、ただ精米歩合は両方とも60%みたいですね。
 あらためて思いますが、日本酒の細かい商品の違いって本当に分かりにくいですねえ…、「特別」がついているかどうかなんて普通の消費者は気にしないでしょう。
 このお酒の場合裏ラベルの文言も全く同じなのでなおさら違いがわからないという…、なんともはや。
 酒屋さんが間に入って説明するのが理想なのでしょうが、通販だとあまりできないし、店頭でもそこまでできるところは限られるでしょう。
 こういう商品の場合、それぞれの味わいの特徴はやっぱりラベルにしっかり書くべきだと思いますねえ。
 (もちろん、当ブログの記事を参考にしてくれたら、私としては一番嬉しいのですが)

 ちなみに実際、私が通販を使ってでも購入しようと思ったのは「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの記事が決め手になっております。
 こちらも、遠心分離、一回火入れですね。

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 上立ち香は…ほとんど無いですね、おりっぽいフレッシュな雰囲気はあり。
 含むと、おりも相まって非常に存在感のある甘旨味が実に自然な口当たりで入ってきて、やはり柔らかみのある苦味と少々のガスで素晴らしいバランスでまとまりつつ、ゆっくりと染み入ってきます。
 味わいは、やはり純米同様梨やキウイを感じさせるみずみずしくも存在感のなる甘酸旨味が主役、苦味ももはや前向きなアクセントになっていて、オリの高濃度がありながらガンガン飲んでしまいますね。
 後味は、オリの存在感をデクレシェンド的に、素晴らしく自然に引き上げてくれます。

 濃厚さ、飲みやすさ、上品さ、飲み飽きなさ、矛盾しがちな要素を見事にまとめる、素晴らしいバランスの芳醇甘旨酒でした。
 純米と非常に似ているのですが、やはり後味がさらに自然になっている気がしますね、いやー旨い。
 柔らかさ・優しさと、飲みごたえ・インパクトの両立っぷりが凄いんですよ、「一回火入れ」かつ「濃厚なおりがらみ」であることが、完全に前向きな方向に働いていると言いますか…
 三春駒、購入に踏み切った自分を褒めてあげたくなるような一本でした。

■紹介:「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの同スペックの記事
http://pitarosake.blog.fc2.com/blog-entry-357.html

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名称:三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ特別純米酒
蔵元情報:佐藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:酒の櫻家(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年08月07日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米酒

家飲み記録 三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米酒

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 福島県田村郡三春町のお酒です、家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は飲み仲間や日本酒ブログ仲間の方々が評価していて、味わいの方向性が私向きっぽいこともあり非常に気になったので購入しました。
 ただ、取扱店が全然見つからなくてですね…、結局福島の小規模蔵に非常に強い感じの「酒の櫻家」さんからお取り寄せしております。
 見た目や名前は完全にモダンな感じですね~、この純米の他に、特別純米と純米吟醸の3種類が出ていました(結局全部飲んだ)。

 造り方としてはなんと言っても「遠心分離」にて絞っているところがポイントでしょう、獺祭も高級品に使っているような、機器代が非常にかかる代わりに香味が上がるやり方です。
 おりの濃さも特徴的ですね、ちなみに「おりざけ」でなく「おりさげ」で有る点にご注意ください。
 (どういう意味なんだろう…、遠心分離してから若干おりさげしてるのかしら)

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 上立ち香はオリ由来の米っぽさ混じりの、スッキリとした果実香がそこそこに。
 含むと、オリで濃度マシマシの甘旨味が実にフレッシュに、しかし滑らかな口当たりで入ってきて、あくまで柔らかい苦味で輪郭を整えつつ、最後まで濃度を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、洋梨やキウイを思わせる甘酸味に、お米・オリの旨味が合わさって、フルーティーかつ奥深く飲みごたえあり、そして何より全体的に優しいんですよ、これが遠心分離か…
 後味は、苦味が優しく引き取る形で引き上げていきます。

 兎にも角にも柔らか、かつしっかり飲みごたえのある、素晴らしいバランスの甘口おりがらみ酒でした。
 若干オリが濃すぎなのか、後味にちょっと苦味が残る感じがありますが、それ以外はほぼ完璧なバランスに思えました。
 遠心分離由来なのかキツさが皆無なのが素晴らしいですねえ~、でもこれは単に遠心分離だからといって出せるレベルではないでしょう、元のお酒の設計が優れていることの証左かと。
 三春駒、残り2本への期待をいや増してくれる一本でした。

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名称:三春駒 「SILKY DROP」 おりさげ純米酒
蔵元情報:佐藤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:酒の櫻家(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年08月05日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奈良萬 純米 無濾過生原酒 中垂れ

家飲み記録 奈良萬 純米 無濾過生原酒 中垂れ

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 福島県喜多方市のお酒です。
 何度も外飲みしてますし、ブログ開始前に家飲み経験もあるのですが、なんとブログの記事としては初登場でした。

 奈良萬は私の中では「いつでも買えるからなかなか買わない銘柄」の典型例ですね…、あまり新商品を出さない姿勢も相まって、すっかり間が空いてしまっていました。
 今回購入したのは、「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんが「おりがらみ」を殿堂入りにしていたのを見て、これは久々にちゃんとチェックしないとなあと思ったからです。
 が、実際には間違えて「中垂れ」を買ってしまいました…、私ともあろうものがこんな初歩的なミスを犯すとは…痛恨の極み。

 裏ラベルの情報は昔から貧弱ですねえ、酒屋のホームページをちょっと調べると、使用米は五百万石らしいです。
 ちなみに「中垂れ」は「中取り」と同じ意味ですね、絞ったお酒全体の中で、雑味が少なくて酒質が安定した部分を集めたものという認識で良いかと。

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 上立ち香はハッキリ甘くフレッシュな、皮混じりのメロン的な香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚かつフレッシュな甘旨味が力強い口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくる苦味と押し合いへし合いしながら、最後まで存在感を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは香りの印象通りの露骨にメロン(少々皮混じり)の青い甘味苦味が主役、ソーダ的なインパクトもあって非常に飲みごたえがありますね、それでいて
 後味は、苦味が引き取る形で力強くかつスッキリとキレてくれます。

 これぞメロン系無濾過生原酒!といった印象の、極めてインパクトのある甘旨味が魅力のお酒でした。
 なお、苦味が香り系ほど飲み疲れる感じじゃなくて、しっかり引き締め役に回っているのが良いですね、しっかり後味がキレるのもグッド。
 このお酒はあまり福島っぽくない気もしますね(勝手なイメージですが)、むしろメロン系代表と言いたいところ。
 奈良萬の安定感を感じた一本でした、そして次こそおりがらみを買いたいと思います。

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名称:奈良萬 純米 無濾過生原酒 中垂れ
蔵元情報:夢心酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 奈良萬 純米

2020年07月10日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

冩樂 純米吟醸 生酒 おりがらみ弐 R01BY

家飲み記録 冩樂 純米吟醸 生酒 おりがらみ弐 R01BY

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 福島県会津若松市のお酒です、ブログでの登場は4回目。

 冩樂はマニア間ではすっかり有名になった感がありますね。
 私も好きな銘柄ではあるのですが、入手困難とはまではいかないものの、若干売り切れが速くなったこともあって、前回おりがらみを飲んだ2016年から、約4年振りの家飲みとなりました。
 で、久しぶりとなると、ついつい無難なスペックを選んじゃうんですよねえ…、色々面白そうな新商品も出ているというのに。
 まあ、特に冩樂の場合、結構火入れが多くて生が少ない気がするので、どうしても選ぶスペックが偏るという事情もあったりします。

 精米歩合は前から変わらず50%、「弐」というのは第二ロットってことかしら。
 じわじわと値段が上がってきているような気もしますが…、まあこれは仕方ないところでしょう。

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 上立ち香はカルピスソーダ的な甘酸と、セメダインをそれぞれ感じる香りがそこそこに。
 含むと、実に存在感強い甘酸渋旨味が少々のガス感を伴いつつも割となめらかな口当たりで入ってきて、最後まで濃度を保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり福島酒らしい洋梨的な奥深い甘酸渋味が中心、オリ由来で非常に濃度は高いのですが、ガス感も相まってダレやクドさを感じさせないのが流石ですね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつ、割と柔らかく自然に引き上げます。

 福島酒らしさとおりがらみらしさをストレートかつバランス良く楽しませてくれる、芳醇フレッシュ旨渋酒でした。
 いやあ素直にレベル高い感じですね、結構賑やかな味わいのように思えるのですが、しっかりまとまっている印象。
 旨味に奥深さがあるのがやっぱり良くて、フレッシュフルーティー酒として「こういうのでいいんだよこういうので」と言いたくなる感じです。
 冩樂、貫禄が出てきたなあと思わせてくれる一本でした。

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名称:冩樂 純米吟醸 生酒 おりがらみ弐 R01BY
蔵元情報:宮泉銘醸株式会社
購入価格(税抜):1,688円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年07月08日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楽器正宗 本醸造 中取り 01BY

家飲みプチ記録 楽器正宗 本醸造 中取り 01BY

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 楽器正宗は出会ってから毎年飲んでますね、過去の感想は「楽器正宗」タグをご参照ください。
 特にこの本醸造は、純米派にオススメしたいアル添酒として筆頭に上がる、良バランスの超絶コスパ酒という認識です。
 定期的に味わいを追っていきたいのでセレクト。

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 上立ち香はなんとなくクリーム感のある甘く、ただスッキリさもある香りが控えめに。
 含むと、甘・旨・渋をそれぞれ感じる味わいが自然な口当たりで入ってきて、特に渋味によって最後まで存在感を保ったまま、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり洋梨や完熟マスカットを彷彿とさせる、渋味による奥深さを纏った甘酸味が主役、アルコール感は控えめながら、独得の飲み進めやすさがありますね。
 後味は、渋味の余韻を残しつつゆっくりと引き上げていきます。

 福島酒らしい奥深い甘味と旨味を、自然に味あわせてくれる、超絶コスパアル添酒でした。
 ただ、今回は若干渋味がくどいかも…(必要な要素ではあるのですが)、最初の一口が一番美味かった気がします。
 とは言え、やっぱり甘味が心地良いので、完全にお値段以上のクオリティではありますね、相変わらずコスパは最強クラス。
 楽器正宗、今後もちょくちょくやっていきたいと思いました。 

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名称:楽器正宗 本醸造 中取り 01BY
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,100円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年05月20日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

伊勢五ロ万 純米吟醸 生原酒

家飲み記録 伊勢五ロ万 純米吟醸 生原酒

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 福島県南会津郡南会津町のお酒です、同蔵のお酒の登場は5回目。

 このお酒は、裏ラベルにもある通り、「ロ万」の伊勢五本店PB(プライベートブランド)製品になります。
 ロ万については、私は以前に鈴傳のPB酒をいただいており極めて印象が良かったので、一升瓶購入に踏み切りました(多分一升瓶限定)
 両方とも生熟酒なのがポイントですね、やはり味わいの特徴を理解して売らないと、「生酒=フレッシュ」という認識の買い手の期待を裏切ることになるため、信頼できる酒屋さんにだけ出しているんじゃないかと想像します。

 ロ万なので当然「もち米四段仕込み」 という特殊な製法を用いています、まあ濃くて甘くなるイメージですね。
 BYは店頭で聞いた気がするのですが忘れました…、大事な情報なのでできればラベルに書いておいて欲しいなあ。

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 上立ち香は程よく熟した感じの、しかし意外とセメダインを感じるスッキリした香りが仄かに。
 含むと、丸い感じに熟した印象の濃厚な甘旨味がまろやかな口当たりで入ってきて、そこそこの酸味と、意外と強めの辛さでしっかりとダレを防ぎつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、果実というよりはお米のって感じの実に柔らかく存在感のある甘旨味が中心、熟感は程よい程度でしっかり味が乗っている印象、ただ酸辛が割と素直に残っていて、全体の印象はバランス系かも。
 後味はその酸辛がしっかり受け持つんですよね~、実に良くできていると

 程よい熟感、柔らかい甘旨味、そしてキツくない酸辛が見事に同居する、素晴らしいまとまりの芳醇甘辛酒でした。
 ちなみに私がここでいう辛さは後味を引き締める刺激を指しています、ただこのお酒の場合アルコール感が控えめなのがまた凄いですね、アル添的な引き締まりながら純米的に柔らかい。
 いやこれは凄いですわあ、やっぱり蔵元がしっかり生熟適性を判断した上で出してくれるお酒には、良いものが多いと思いますね。
 ロ万の株をまた上げてくれた一本でした。

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名称:伊勢五ロ万 純米吟醸 生原酒
蔵元情報:花泉酒造合名会社
購入価格(税抜):2,838円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年03月19日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大七 純米生もと 生原酒

家飲み記録 大七 純米生もと 生原酒 

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 福島県二本松市のお酒です。
 ブログでの登場はまだ二回目。

 色々な蔵のお酒を飲み、「積極的に東京に出てくる地酒大手蔵のお酒のレベルの高さ」を最近強く感じています。
 地酒大手という言い方が正しいか微妙ですが、月桂冠みたいな超大手ではなく、梵、勝山、真澄みたいな、ちょっと日本酒に詳しい人なら大体知っているぐらいの規模のところですね。
 この辺りの蔵は実力に加え、商品ラインナップと情報公開が充実しているので、自分のストライクに入るようなお酒を探しやすいのも良いんですよ、梵初雪戦勝政宗の生MIYASAKAのCOREなんかは、明らかに自分向けのスペックで、実際素晴らしく好みでした。
 自分の中では大七もそのカテゴリに入るのですが、前回はなぜか「CLASSIC(火入れ)」を買ってしまい、「ああ、生を買うんだった」とずっと後悔しておりました…
 今回思いがけず銀座の三越でこの生原酒を見つけたので、リベンジということで飛びついた次第です。

 スペックの記載は貧弱ですが、ポイントは「扁平精米」で69%まで米を削っているというところでしょう。
 最近かの新政が扁平精米を採用したそうですが、大七はその先駆者として、ホームページに詳細な解説ページを作るこだわりようです。(個人的には扁平精米と言えば「たかちよ」ですが)
 6月製造、9月開栓。

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 上立ち香はフレッシュかつ若干酸を感じる爽やか系の香りが控えめに。
 含むと、濃厚かつ柔らかい感じの甘酸味が芯がある感じで入ってきて、最後まで雑味無しで見事に纏まったままな感じで、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、純度の高いマスカット的甘旨味が中心にあって、渋味が寄り添って奥深さを添える感じ、フレッシュ感は強めながら苦味がバッチリ抑えられているのが素晴らしいですね~
 後味は、酸が力強く引き取る形でしっかりキレます。

 生酒らしい力強い甘旨味を、生もと的な酸味でしっかり包み込む、お手本のような芳醇旨口酒でした。
 乳酸味、特にバニラ感も若干あるかな~、とにかく濃厚ながらしっかりバランスが取れているのが流石。
 これぞ大手の本気生原酒だよなあ、まさに期待通りで、前回クラシックなんて自分の好みから外れたセレクトをしてしまったことが申し訳なくなります。
 私に好みが似ている方ならやっぱまずこの生原酒をオススメしますね。
 大七への注目度を上げていきたいと思わせてくれた一本でした。

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名称:大七 純米生もと 生原酒
蔵元情報:大七酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:三越(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月16日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

天明 瑞穂黄金86 無濾過生 30BY

家飲み記録 天明 瑞穂黄金86 無濾過生 30BY

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 福島県河沼郡会津坂下町のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目。

 以前同スペックの一回火入れ(28BY)を飲んでおり、その時の印象が良かったので、満を持して生酒をセレクトしました。
 裏ラベルにはやはりこのお酒に関する造り手の想いが記載されています…、が、ほぼ2年前のコピペなのはちょっと寂しいかも。
 新政や射美は、裏ラベルの文章が知名度を上げる切欠の一つにはなっていたと個人的には思うので、是非こういうメッセージはアップデートしていって欲しいところです。

 さて、スペックは変わらず、会津坂下町でしか栽培されていないという超レア米「瑞穂黄金」使用、精米歩合は86%とあまり削っていません。
 無濾過の生酒ではありますが、アルコール度16%ということで、おそらく加水はしているものと思われます、6月製造、7月開栓。

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 上立ち香は濃厚かつ心地よいマスカット系の果実香がそこそこに。
 含むと、フレッシュさを残した甘酸味がスルスルと入ってきて、若干の渋味が奥深さを与えつつ、最後までいい感じのバランスを保ちつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、透明感のあるマスカット風味の甘酸を感じるもので、セメダイン的な風味を伴ってカチッとした印象の存在感があり、かつ全体としては雑味を感じさせない良バランスのもの。
 後味は、酸味があくまで柔らかく引き取って、見事なまでにスッキリとキレます。

 カッチリとした、そして透明感のある甘酸旨味で、いくらでも飲めてしまいそうなバランス酒でした。
 後引けの素晴らしさは特筆すべきでしょうね~、含んだときの存在感からすると信じられないレベルかと。(加水が良い方向に働いている印象)
 タイプとしては私のストライクゾーンではないのですが、それでもこのお酒の完成度はわかりますね、基本的には、やっぱり人気がある蔵のお酒の出来って凄いですよ。
 900ml瓶なのでコスパも良好。
 天明の実力を改めて感じさせてくれた一本でした、今度は久しぶりに他のスペックもやろうかな。

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名称:天明 瑞穂黄金86 無濾過生 30BY
蔵元情報:曙酒造合資会社
購入価格(税抜):1,550円/900ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年12月24日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

豊久仁 純米 責め 生原酒

家飲み記録  豊久仁 純米 責め 生原酒

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福島県河沼郡会津坂下町(あいづばんげまち)のお酒です。
ブログでの登場は2回目ですね、今回も遠州屋酒店さんでの購入酒です。

これまた首都圏ではなかなか見ない銘柄ですね、前回いただいたときの印象が良かったこともあり、試飲させてもらった上でセレクトしました。
遠州屋酒店さんの素敵なところその②は、試飲できるお酒がとても多いことだと思います。
地酒は味のバリエーションが豊富なので選ぶ際試飲させてもらうに越したことはないのですが、種類が大量にあることもあり、お店にとってはなかなか試飲用に一本開けるというのも負担が大きいと思うんですよね。
それをあえてやってくれるというのは、非常にありがたいことだと思っております。

使用米は地元福島の酒米「夢の香」、農家と直接契約で調達しているパターンですね。
裏ラベルにはその旨がしっかりと記載されています、輸出とかも視野に入れて、いわゆるトレーサビリティをアピールできるこのやり方は、今後より増えていきそうに思えます。


 上立ち香は、セメダイン混じりの引き締まった果実香がそこそこに。
 含むと、落ち着いた、かつ程よく引き締まった印象の旨味が自然な口当たりで入ってきて、一瞬後に続く程よい渋味も相まって、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実に福島酒らしい梨的コクのある旨味が中心、甘味や酸味は控えめで苦味は僅少、せめなのに変な雑味は抑えられていて、本当にガンガン飲めてしまう感じ。
 後味は、渋味の余韻をほんのり残しつつ、自然な印象で引き上げてくれます。

 奥深い旨味の存在感を、純度の高い渋味がしっかり引き取る、力強いバランスの旨渋酒でした。
 私個人は甘味が物足りないのですが、バランスと引き締まり重視派の方ならより楽しめると思います。
 そしてコスパも良いんですよね、「せめ」は基本安めになりますが、粗くないのでお得感が高いです。
豊久仁、やはり蔵の実力を感じさせてくれる一本でした。


 ああでも、温度が上がると渋味が強く出るかな…
 冷やしてスルスルいくのが、個人的にはオススメ。

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名称:豊久仁 純米 責め 生原酒
蔵元情報:豊国酒造合資会社
購入価格(税抜):1,358円/720ml
購入した酒屋さん:遠州屋酒店(横浜)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 豊久仁 純米

2019年10月28日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

會津宮泉 純米酒 火入れ

家飲み記録 會津宮泉 純米酒 火入れ

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 福島県会津若松市のお酒です。
 銘柄としては初登場ですね。

 こちらを醸す宮泉銘醸は、首都圏では「冩樂」ブランドで知られていたと思います、この「會津宮泉」は古くからの地元銘柄ですね。
 私としては、宮泉の方が県外で知られ始めたのは、「SAKE COMPETITION 2018」にて、冩樂と宮泉が二部門トップという快挙を成し遂げてからだと認識しています。
 (この辺りはSAKETIMESに詳しい解説記事がありますね
 ただ、楽器正宗同様、こうなると地元銘柄と県外向け銘柄の違いというのが、買い手からしたら分かりにくいと思うんですよね…
 朝日鷹や泉川(十四代・飛露喜の地元銘柄)と違って、割とガンガン県外に売っているイメージがあるのでなおさらといいますか、若干なんだかなあという気がしております。

 さて、詳細スペックの記載はありませんが精米歩合は60と結構削っていて、ただお値段も1,300円とそこそこ。
 火入れ記載ですが要冷蔵なので一回火入れでしょうか、4月製造、6月開栓です。


 上立ち香はマスカット&バニラといった趣の、割と甘い香りがそこそこに。
 含むと、かなり濃厚で落ち着いた印象の甘旨味が力強く入ってきて、尻上がりに出てくる渋味で結構ギッチリ引き締められつつ、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、荒くなくかつ古臭くない絶妙の落ち着きのあるぶどう的甘味が中心にあって、若干の酸味と強めの渋味が引き締め役に回ります、全体的な印象は非常にまとまりが良い感じですね。
 後味は渋味をあくまで余韻で残しつつも、割と自然な引き上げ方。

 落ち着いていながらも濃厚で、かつモダンな雰囲気もある、しっかり甘くて飲み飽きしないお酒でした。
 この、甘渋な感じはやっぱり福島酒って感じがしますね、いやあ本当わかりやすいですよ。
 記事の最初では若干ディスりましたが、楽器正宗同様、福島酒のレベルが高い&福島民の舌が肥えている結果、地元銘柄がそのまま全国展開できちゃうんじゃないかしら、そんなことを思いました。
 會津宮泉、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

 ただ、温度上がってくると渋味とかがちょっとくどくなってくるかな…
 このあたりは晩酌酒としてはマイナスかもですね、今風のお酒同様しっかり冷やすのがオススメ。

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名称:會津宮泉 純米酒 火入れ
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年09月20日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

登龍(とりゅう) 特別純米 せめ 「華」 磨き50 生酒

家飲み記録 登龍(とりゅう) 特別純米 せめ 「華」 磨き50 生酒

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 福島県白河市のお酒です。
 外飲み、家飲み含め初めていただきます、小山商店購入酒2本目。

 こちらは在庫僅少の四合瓶酒用っぽい冷蔵庫で見付け、購入しました。
 私のようなマニアにとっては、小山商店さんはやっぱり楽しい場所でしたね~、まだまだ知らない銘柄が有るということをストレートに実感させてくれました。
 この登龍もその一つです。
 「龍」と名の付く銘柄は多々ありますが(黒龍、白龍、龍力、睡龍、長龍、etc…)、その中でも東京では入手しにくい部類に入るのではないでしょうか。
  なお蔵元ホームページによると、同蔵は他に「白陽」という銘柄も出しているようです。
 
 スペック情報はあまり記載がないですね、精米歩合50と比較的高精白ながら、特別純米表記の生酒。
 「せめ」というのは一つのポイントでしょうね、そのためかお値段は抑えめ。

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 上立ち香は落ち着いた印象のアップルティー(?)的香りがそこそこに。
 含むと、福島酒らしいコクのある旨味が結構な渋味を伴いつつ結構押しが強い感じで入ってきて、アルコール感による独特な引き締まりを感じさせながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんとなく蜜っぽい甘味と落ち着いた渋味がせめぎ合う、飲みごたえがしっかりありながらも、ついつい自然に飲み進めてしまう感じでバランスが取れたもの。
 後味は、渋味の余韻を少々口中に残しつつ、見事にキレます。

 福島酒の魅力をしっかり凝縮したような、奥深さとバランスを見事に両立させた感じの芳醇程々熟旨酒でした。
 責めっぽい重さも若干感じるものの、荒い感じがしないのが素晴らしいですね、こうなると中取りとかも飲んでみたいなあ。
 ちなみに常温ぐらいが甘味が出てきて私は好きですね、ただ冷やしたときの引き締まった感じもなかなか素敵。
 登竜、次はまた別のスペックも飲んでみたいと思いました。

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名称:登龍(とりゅう) 特別純米 せめ 「華」 磨き50 生酒
蔵元情報:合名会社大谷忠吉本店
購入価格(税抜):1,359円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店
お気に入り度:8.5/9.0

■お店の外観
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 流石に素敵な佇まいですよね…

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2019年08月19日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

生粋左馬(きっすいひだりうま) 純米吟醸

家飲み記録 生粋左馬(きっすいひだりうま) 純米吟醸


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 福島県白河市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は、はせがわ酒店さんが取り扱いを開始していたことと、飛ぶ鳥を落とす勢いの福島酒であることから、少し前から気になっていました。
 ちょっと調べたところ、蔵元はかなりの若手みたいですね、まあホームページを一見したところさもありなんという印象。
 「理系兄弟」なんていう銘柄も出しているらしいですし、やはり若手らしいアピールの仕方をしているように思えますね。

 地元福島の酒米「夢の香」を50%までと、かなり削った純米吟醸。
 このときは生が無かったのでやむなく火入れをセレクト、要冷蔵なので多分一回火入れでしょうか。
 裏ラベルには銘柄名の由来の記載もありますね、結構気になることが多いのでこれはありがたいところ。


 上立ち香は落ち着いたセメダインといった感じのスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、奥深さを称えた旨味が自然な口当たりで入ってきて、奥ゆかしい渋味と苦味で輪郭を整えつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、いやあ完全に福島酒的な、洋梨系のコクのある、甘味・渋味・苦味が一体となった旨味が最初から最後まで主役ですね、濃いというよりかは実にしっかりとした旨味という印象。
 後味は、渋味が引き取る形で割と自然に引き上げてくれます。

 程よく落ち着き、かつ奥深さのある旨味が魅力的な、しっかりとしたバランスを感じさせる芳醇旨味酒でした。
 いやあやっぱり福島酒って感じですね、ハイレベルでまとまっていると思います。
 味わいはむしろ若手らしくないというか、落ち着きを感じさせるなかなかいぶし銀な印象だったように思えます(古臭いわけではない)。
 生粋左馬、次は是非生もいただいてみたいと思いました。

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名称:生粋左馬(きっすいひだりうま) 純米吟醸
蔵元情報:有賀醸造合資会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年04月08日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

楽器正宗 純米酒 生詰 おりがらみ

家飲み記録 楽器正宗 純米酒 生詰 おりがらみ

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 福島県西白河郡矢吹町のお酒です。
 同銘柄の家飲みは2回目ですね。
 
 以前年間ベスト記事でも書きましたが、個人的感覚として、このお酒は2018年で最もマニア界隈でブレイクしたお酒なんじゃないかと思っています。
 twitter等でも本当に良い評判しか聞かないんですよね、実際多様化著しい地酒業界でこれほど広範に支持されるお酒は相当貴重だと思います。
 私としてはお酒ミライさんの闇鍋日本酒オフ会で、このお酒に結構早い段階で出会うことができたわけですが、そういうのはなんとなく誇らしいんですよね、いち早くこういうお酒を見出して持ってきてくれた方には改めて感謝したいところです。

 さて、スペックで特筆すべきはやはり「純米」ということでしょう。
 正直、ブランドコンセプト的に「安価な地元向けスペックの全国展開」みたいな感じだろうと思っていたので、アル添しないものを出してきたのは意外でした。
 別蔵の「会津宮泉」も似たような売り方に見えますが、既存県外向けブランドとの違いが若干わかりにくい気はしてしまいますね。

 後、そんなに発泡している雰囲気じゃないのになぜか穴開き栓です、ダレが怖いので急いで開栓しました。
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 上立ち香はフレッシュな酸を伴ったお米感と果実感の双方がある香りがそこそこに。
 含むと、新酒らしいインパクトのある甘旨味が独特の苦味を纏って入ってきて、最後までバッチリ濃厚さと引き締まりを保ったまま、勢いよく喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、砂糖混じりのグレープフルーツ的な甘苦酸が相まった、しっかりフレッシュかつ濃厚かつ、実に飲み飽きない印象のバランスの良いもの。
 後味は、苦味がバッチリ引き取って見事なまでにキレてくれます。

 多種の味わいの要素がしっかりと絡み合う、一種のまとまった世界を感じる甘酸苦味酒でした。
 苦味が本当にグレープフルーツ的で悪い感じがしないんですよね…、むしろ楽器としての個性を添えてくれる印象。
 先ほどコンセプトがわかりにくい的な話をしましたが、味わい的には純米でもやっぱ「らしさ」がありますね、良く出来てますわ…脱帽。
 楽器正宗、今後も超要注目かと思います。

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名称:楽器正宗 純米酒 生詰 おりがらみ
蔵元情報:合名会社大木代吉本店
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年01月25日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

穏 純米吟醸 しぼりたて生 29BY

家飲み記録 穏(おだやか) 純米吟醸 しぼりたて生 29BY

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 福島県郡山市のお酒です。
 前回の田村に引き続き、自然酒で知られる仁井田本家のお酒になります。

 こちらは以前にも一度家飲みしています、特徴は通常焼酎に使われる「白麹」を使っているところですね。
 白麹利用酒としては何といってもかの「亜麻猫」がありますし、田酒の白射美ホワイトなど、イロモノに留まらない個性派酒が結構出てきている印象があります。
 ちなみに、今検索して知ったのですが、かの「黄桜 呑」も一部白麹を使っているとか…、いつからなのかは分かりませんが、大手のチャレンジ精神て結構凄いよなあと思った一事でした。

 裏ラベルには「メロンのような上品な香り」とありますが、ラベルの見た目は完全にレモンですよね(笑)、さて実際はどちらでしょう(ちなみに購入先の店長さんは「完全にレモン」と言ってました)。
 1月製造、8月開栓なので、少なくとも半年以上生熟期間を経てからいただいています。

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 上立ち香は熟成を全く感じさせない、スッキリフレッシュな酸の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚な甘酸旨味が勢いよく入ってきて、若干の苦渋味とガス感も相まって、濃度を保ちつつもダレ感皆無なまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かにレモン感がある酸味を感じるのですが、甘味も負けない存在感があってバランスを取ってますね、レモネード酒とでも言うべきか…、そしてそこに苦渋味が伴うことで深みを加えている印象。
 後味は、やはり酸メインで引き取ってキレる感じですね。

 存在感のある甘酸っぱさと福島酒らしい深みのある渋味を、バランスの取れた形で素直に楽しませてくれるお酒でした。
 個人的には、田村より甘味が強いのが評価ポイントになりますね(単細胞)、白麹的な酸味と甘味が力強くせめぎ合うあたり、やはり亜麻猫とも近しいものを感じました。
 今回改めて思いましたが、自然酒、穏、田村のブランド分けは見事に表現できていると思います、根底にちゃんと共通するものがあるのもまた良いですね。
 仁井田本家のお酒は、今後も積極的に追いかけていきたいと思います。

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名称:穏 純米吟醸 しぼりたて生 29BY
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年12月05日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

田村 生もと純米吟醸 うすにごり生

家飲み記録 田村 生もと純米吟醸 うすにごり生

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 福島県郡山市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は7本目。

 こちらを醸す仁井田本家のお酒としては最近「にいだしぜんしゅ」とリニューアルされた(旧名:金寶自然酒)シリーズが知られていますね、他のブランドとしてこの「田村」と、他に「穏」があります。
 田村はその3つの中では、一番、所謂「辛口」に寄せた、キレを重視したお酒みたいですね。
 もともと仁井田本家のお酒は好きなのですが、最近飲んだにいだしぜんしゅも極めて印象が良く、これは他の2ブランドも最新状況を確認するかと思いセレクトした次第です(次回で「穏」も紹介します)。
 ちなみに私は、2014年に福島酒の試飲イベントに参加した際、仁井田本家のお酒が最も気に入って、3ブランドの飲み比べなんかもやっています。
 
 スペックは精米歩合60%ということで、しぜんしゅより削ってますね、値段も若干お高めの税抜1,900円。
 ラベルに、上槽日だけでなく「初添え日」の記載が有るのは非常に珍しいですね、なぜ書いたのだろう…
 ちなみに開栓は8月なので、数ヶ月寝かせた状態でいただきました。

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 上立ち香はほんのりセメダイン混じりのフレッシュなお米の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと酸を伴った凝縮感のある旨味が力強く入ってきて、最後までしっかりと輪郭を保ったまま、グググッと喉奥に入り込んできます。
 味わいは、グレープフルーツ的な甘酸苦がせめぎ合う味を感じるのですが、そこにお米的なコクが伴って、独特かつ実に引き締まった印象があります。
 後味は、苦酸が引き取る形でしっかりキレます。

 飲み応えとキレを独特なバランスで両立させている、辛口純米生として一つのあり方を見せてくれるようなお酒でした。
 辛口といっても、刺激的というよりは酸苦でしっかりキレあげる感じですね、味わい自体には一種の柔らかさも有るような。
 アル添辛口とも、石鎚みたいなフルーティー辛口とも違うのが実に面白いと思います、しぜんしゅが甘すぎるという方には是非オススメしたいところ。
 田村、甘口派の私でも十分に楽しませてくれました、次は「穏」をご紹介します。

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名称:田村 生もと純米吟醸 うすにごり生
精米歩合:60%
使用米:トヨニシキ
アルコール度:16.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仁井田本家
購入価格(税抜):1,900円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.4/9.0(値段も考慮に入れて)

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2018年12月03日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

名倉山 純米吟醸 生酒

家飲み記録 名倉山 純米吟醸 生酒

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 福島県会津若松市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 酒の勝鬨購入の初飲銘柄がまだまだ続きます。
 こちらも店頭で衝動買いしたわけですが、頭の中には「確かこれなんかの賞取ってたよなあ…」ぐらいの感覚はありました。
 実際後で調べてみると、同蔵別ブランドの「善き哉」がサケコンペ2018純米吟醸部門の4位に入ってましたね、それより上なのが常連の作と東洋美人だけなのでとても立派な結果かと。
 で、さらに今年に入って、海外の権威あるワインコンクールに新設された「サケ・セレクション」なるコンペでは、純米吟醸と純米がダブルでプラチナ賞を受賞してました、全体で617銘柄の出品があったそうですから、これは快挙というべきでしょう。
 (しかし、結果残したら翌日にでもホームページにでかでかと書きましょうよ…)
 ちなみにホームページの「こだわりの酒造り」を見ると、全体的に高精白だったり、搾りが佐瀬式だったり、パストライザーを導入していたり、確かに品質重視というのは見て取れますね。(マニアにしか伝わらない気もしますが…) 

 閑話休題、今回いただくのは…、うーんラベル上では精米歩合55%の生酒というぐらいしか分かりませんね…(と思ったら、日本名門酒会のところに商品紹介載ってました
 アルコール度は16度なので少し加水ありかな、ネーミング等にもインパクトは無いですし、どうにも地味な雰囲気。
 4月製造を8月開栓です。


 上立ち香はバニラっぽい割と個性的な香りが控えめに。
 含むと、深みのある旨味がゆっくりと入ってきて、ほんのりとした酸も手伝い、最後までしっかりとバランスを保ったまま、じんわりと染み入ってきます。
 味わいは、最近福島酒で良く感じる洋梨を煮詰めた感じの旨味が主役、ただ甘味は若干控えめで、柔らかい酸と裏方に徹した渋味が複雑味と飲み飽き無さを演出しますね、苦味が皆無なのも素敵。
 後味は、酸渋が引き取る感じではあるものの、あくまで自然な引き上げを見せてくれます。

 福島酒らしいコク、奥深さをストレートに感じさせつつ、なぜかガンガン飲みたくなる、ある種非常に個性的な芳醇爽やか酒でした。
 加水してあるとは思えないほどに飲み応えがありましたね、それでいて杯がどんどん進んでしまうのは、酸と玄妙な全体のバランスが為せる技でしょうか。
 いやあこれは良いですわ…、絶対他の商品も旨いはずだという蔵の実力を感じさせる味わい、東京では知られざる銘酒というべきでしょう。
 しかし、最近の福島酒のレベルはどうなっているんだろう、本当どれ飲んでもレベル高い印象です。
 名倉山、是非他のスペックも飲んでみたいと思いました。


 ちなみに記事の前半でホームページやらラベルやらをディスり気味なのは、「もっと知られてほしい!」と思ったことの反動です。
 こんなブログにまで日本酒情報を求めていらっしゃっている、熱心な日本酒ファンの読者の皆様方におかれましては、こういうお酒をこそ買ってみて欲しいですね。

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名称:名倉山 純米吟醸 生酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:+-0
蔵元情報:名倉山酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:酒の勝鬨(築地)
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月22日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

天明 瑞穂黄金86 無濾過一回火入

家飲み記録 天明 瑞穂黄金86 無濾過一回火入  

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 福島県河沼郡会津坂下町のお酒です。
 外では何度もいただいていますが、ブログでの登場はまだ2回目。

 天明は押しも押されぬ人気銘柄はありますが、個人的には以前家飲みした時の印象が実はあまり良く無くて、しばらく購入はしていませんでした。
 が、こちらの蔵との繋がりの深い居酒屋である池袋「あまてらす」及び大塚「串駒」では何度か特注品をいただいており、そちらは美味しかったんですよね。
 で、実は今回もあまてらすでこの瑞穂黄金を飲んで、「これは家でじっくりやりたいなあ…」と思って、セレクトした次第です。

 名前の通り、こちらのお酒は「瑞穂黄金」というお米を、精米歩合86%にとどめて醸した低精白酒になっています。
 瑞穂黄金は会津坂下町でしか栽培されていないという超レア米で、基本は食用のようです、それで低精白とは攻めたスペックですね。
 ちなみに珍しい五合瓶です、5月製造を7月開栓。
 どうやら生も出ていたようなのですが、私が買おうと思った時には基本火入れしか見当たりませんでした…
 このあたり日誌係さんはいち早く限定直汲みをゲットしていたようで、流石の一言ですわ。

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 上立ち香は、割とハッキリとしたアルコール香が控えめに。
 含むと、強めながらもどこか柔らかい酸味を伴った旨味が力強く入ってきて、最後までその酸を主役にしたままバランスを崩すことなく染み入ってきます。
 味わいは、伝統的な米の旨味が芯にありながらも、酸味によって軽さ・とっつきやすさを加え、かつ苦系の雑味がバッチリ抑えられているため、びっくりするぐらいスルスル飲んじゃいますね。
 後味は、やはり酸味が引き取って、精米歩合が信じられない純度のまま引き上げます。

 しっかりとした旨味が魅力的かつ、気負わずに飲める気安さも感じる、新世代のお米旨酸味系酒でした。
 ちなみにこの酸は果実と乳酸の間って感じの印象ですね、若干果汁入りのヤクルトとでも言いましょうか。
 それにしても、これ86は凄すぎじゃないかしら…、最近の低精白は全体的にレベル高いですが、これはその中でも出色の出来なんじゃないかと。
 瓶燗急冷一回火入れということで、火入れ臭さが皆無なのも個人的に好印象、かつコスパも素晴らしい。
 天明の実力をしっかり感じた一本でした、今後は注目度を上げていこうかなあ。

 開栓後は全然落ちず、素直に落ち着いてきますね。
 そして燗をつけると…、いやあさらに乳酸が出てきました、まさにホットヤクルト。

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名称:天明 瑞穂黄金86 無濾過一回火入
精米歩合:86%
使用米:瑞穂黄金
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:曙酒造合資会社
購入価格(税抜):1,500円/900ml
購入した酒屋さん:升本酒店(納戸町)
お気に入り度:8.5/9.0(変化&燗上がり&コスパも考慮に入れて)

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2018年11月14日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

会津娘 芳醇純米生酒

家飲み記録 会津娘 芳醇純米生酒

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 福島県会津若松市のお酒です。
 家飲み経験もあるのですが、ブログでは初登場。

 会津娘は私が日本酒飲み始めの時期に出会い、一貫して好印象をもっていました。
 が、近場に特約店が無い関係で長い間入手に至らず、過去の記録を見るに、最後に家飲みしたのは約5年前の2012年になっていました…
 そんな中、たまたま仕事で千葉市行く用事があり、帰りにエキナカの「IMADEYA」さんを覗いたところこのお酒があり、喜んで購入した次第です。

 スペックは五百万石精米歩合55%、名乗りは純米ですが結構削ってますね。
 裏ラベルに米の生産年や仕込み月の記載が有るのは珍しいと思います、情報としては参考になるので好印象。
 ちなみに4月頭に開栓しています。

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 上立ち香はセメダインと濃いめの果実香が混じったような香りがそこそこに。
 含むと、かなり濃厚な甘旨味が心地よく柔らかい口当たりで入ってきて、徐々に出てくる苦味で引き締まりを増しつつ、最後までじんわりと染み入って来ます。
 味わいは、派手さは無いもののしっかりと芯のあるお米と果実の中間的な甘旨味が主役、苦味は浮いた感じでなく一体化していて、全体としてなんともホッとするようなまとまりを感じさせてくれるもの。
 後味は、ほんのりと苦味を口中に残しつつ、自然に引き上げます。

 なんというか「純朴」という言葉が自然に浮かぶような、落ち着いて飲み進められる芳醇旨口酒でした。
 飲み進めるたびに、派手さの無さが長所になって染み入ってくるんですよ、かつオッサン的な古臭い感じではなく、生酒的なわかりやすい甘味の魅力もある。
 いやあ本当「会津娘」って銘柄名そのものの味わいなんですよね、擬人化(地元の幼馴染とか)が捗りそうと言いますか(笑)
 会津娘、5年ぶりの家飲みでも変わらない印象の、「らしさ」と安定感のあるお酒でした、次は早めにやりたいなあ。

 ちなみに開栓後数日経ったほうがまとまりが出てきたかも…
 やっぱり強い感じのお酒ですね、あえて開栓放置もありなんじゃないかしら。

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名称:会津娘 芳醇純米生酒
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:高橋庄作酒造店
購入価格(税抜):1,530円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 会津娘 純米

2018年07月18日 福島の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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