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飛鳥井 純米吟醸 無濾過生原酒 中取り

家飲み記録 飛鳥井 純米吟醸 無濾過生原酒 中取り

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 福井県丹生郡越前町、丹生(にゅう)酒造のお酒です。

 こちらのお酒は完全に初飲みですが、SNSではちらほら見かけて気になってはいました。
 それに加え「うえも商店」さんが新規取り扱いしたこと、日誌係さんの評価も良かったことから問答無用でお取り寄せしてしまいました…
 蔵元ホームページを見ると、取り扱い店が県内しか書いてなかったり、情報のアップデートが間に合っていない印象を受けますね。
 銘柄名の由来は「飛鳥井桜」という地元で有名な桜とのこと、なかなか格好良いと思います。

 使用米は五百万石、精米歩合は50%
 福井では五百万石が良く使われている印象がありますねえ、やはり発祥地新潟と気性が近いからでしょうか。

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 上立ち香はいわば麦系の穀物感のある香りが控えめに。
 含むと、濃厚ながらもしっかり引き締まった旨味が力強くも柔らかい口当たりで入ってきて、ほんのりと辛さの刺激を感じさせながら、最後までキリリと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、割りと香りの印象通りの若干ビール的風味のある旨味とほろ苦さが厳然たる主役、甘味は僅少で辛さがあるのに、旨味の濃度と雑味の無さでキツさが全く無いのが見事。
 後味は、辛さと苦味が必要十分に仕事をして、素晴らしいキレ。

 ビール的な穀物感のある風味が特徴的な、強い存在感がありながら杯の進む、非常にバランスの良いお酒でした。
 やっぱり白鷺の城とかそっち系の、良く言うと素晴らしいまとまり、悪く言うと地味、そんな感じの通好みな方向性に感じますね。
 酸味が皆無なところもいかにもって感じですね、流行り廃りに左右されず、自分が信じる旨酒を醸す、そんな蔵元のスタイルが伝わってくる味わいと言えるでしょう。
 飛鳥井、またこういうお酒が飲みたいときに是非セレクトしたいと思いました。

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購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:うえも商店(通販)
お気に入り度:8.45/9.0

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2022年08月10日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 干支ボトル「寅年」 純米大吟醸生原酒

家飲み記録 黒龍 干支ボトル寅年 純米大吟醸生原酒

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 福井県吉田郡永平寺町、黒龍酒造のお酒です。

 今年の正月酒を選ぶにあたり色々と通販サイト等を調べていたところ、この黒龍の干支ボトルが「生原酒」であることを初めて知りまして、反射的に発注してしまいました。
 実際意外だったんですよね、生はともかく原酒で出すんだなあと。
 いつも超コスパ酒「垂れ口(アル添)」でお世話になているので、たまには高級酒の売り上げにも貢献するかとセレクトした次第です。

 スペックは山田錦の精米歩合40%、お値段は720mlで5,000円。
 確か、私が昨年飲んだお酒のどれよりも高級だったような…

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 上立ち香は青りんご的的果実香にほんのりケミカル感が混じった実に爽やかな香りが、そこそこに。
 含むと、程々の苦味と一体化したような甘旨味が摩擦ゼロの口当たりで入ってきて、若干のトロミも感じさせる非常に濃い存在感を発揮しながら、胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、やはり青りんご的な風味がありつつ、高級ハイチュウ的な濃厚さのあるもので、フレッシュさよりは落ち着きを感じますね、苦味は強めながら甘さがあるのと浮いた感じがゼロなので、しっかりまとまっている印象。
 後味は、やはり苦味が引き取る形ながら、いかにも高級酒的な素晴らしい引き上げ。

 生原酒ならではの超濃厚さと、高級酒らしいまとまりと後引けの良さを見事に兼ね備えた、実に黒龍らしい新年酒でした。
 何気に、実はこの後風の森とか花陽浴とかも飲んだのですが、この黒龍の存在感が強すぎて若干物足りなく感じたぐらいでしたね、凄いものだと思います。
 まあお値段的にも味わい的にも普段飲み用と対極的なお酒と言えるでしょうね、元旦酒として申し分ないまとまりでした。
 黒龍、本当に安定感のある銘柄だと改めて思った一本でした。

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購入価格(税抜):5,000円/720ml
購入した酒屋さん:酒浪漫うちやま(通販)
お気に入り度:8.6(値段を考慮に入れても)/9.0

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2022年01月07日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

九頭龍 垂れ口 うすにごり生酒

家飲み記録 九頭龍 垂れ口 うすにごり生酒

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 福井県吉田郡永平寺町、黒龍酒造のお酒です。

 昨年までは「黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒」という名前で出ていたお酒ですね。
 黒龍の新酒としては定番で、ハッキリとファンもついていたお酒だと思うのですが、あえての名称変更のようです。
 理由は公式ホームページにも明記ないので謎ですが、個人的には「純米吟醸垂れ口との違いを分かりやすくするため」及び「黒龍としては異端な味わいなのでブランド整理のため」の二つの理由からではないかと想像します。

 実際、他の黒龍(貴醸酒除く)と比べるとは一線を画した味わいなので、あまり詳しくないお客目線からはわかりやすくなったのかも…。
 九頭龍は元々お燗向けブランドだったかと思いますが、最近は「自由」がコンセプトになってるっぽいですね、ブランディングは難しいなあ。

 あと、「本醸造」表記もなくなっているようですが、こちらも理由は不明です。

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 上立ち香は青く甘い、フレッシュ青りんごやメロン的果実香が気持ち強めに。
 含むと、やはりフレッシュかつ超濃厚な甘旨味が若干トロミを感じさせる口当たりで入ってきて、しかしアルコール感の下支えで不思議なほどにダレないままゆっくりと口中に染み込んできます。
 味わいはもう露骨にメロン的な青く甘い風味が、オリの濃度ブーストも相まって凄い存在感を見せてくれます、高アルコール的なインパクトや苦味もありつつ、辛さがまとめ役しっかりこなす見事なバランス。
 後味は、超高濃度が嘘のように、辛さが引き取って見事にキレます。

 極めて濃厚かつフレッシュな甘旨味を、アル添らしい辛さがガッツリ引き締める、明快コンセプトかつ繊細なバランス酒でした。
 いやあこれはまさに昨年までの黒龍垂れ口(本醸造)ですね、看板付け替えただけなので、今までのファンなら迷わず購入して問題無し!
 それにしても、フレッシュ甘旨路線でこの安定感は見事の一言ですねえ、大手地酒蔵としての面目躍如と言えるでしょう。
 九頭龍、黒龍と変わらぬ実力をビンビンに感じた一本でした。

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購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2021年12月29日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒 02BY

新年家飲み速報 梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒 02BY

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 福井県鯖江市のお酒です、ブログでの登場は4回目、かつ4年振りになりました。

 この初雪は、以前飲んだときの印象がすこぶる良かったため、今回新年酒の一本としてセレクトしています。
 見た目もあまり変わっていないですね、この時期にあえてのブルーボトルが目を引きます。
 新酒しぼりたての薄濁り酒に「初雪」、まさにドンピシャなネーミングですよねえ、わかりやすいというのは正義だと思います。
 ちなみに最近同じ「初雪」という名前で五百万石も出たみたいですね、そちらは未飲なのでいつか飲んでみたいところ。

 スペックも前から変わらず、精米歩合50%と35%のお酒(どちらも純米大吟醸)をブレンドしたものになっています。
 その生原酒としては、お値段も良心的と言えるでしょう。

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 上立ち香は意外にもあまり感じませんね…、フレッシュな雰囲気があるかしら。
 含むと、そこそこの苦味を伴った非常に濃厚な甘旨味がオリ的な滑らかさのある口当たりで入ってきて、最後までその甘苦でバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、フレッシュかつ青苦い果実の味わいに砂糖をまぶしたようなもので、オリの存在感も相まって飲みごたえはバッチリですね、苦味は強めながら飲み疲れ感は抑えられていますね。
 後味は、苦味の余韻をほんのりと残しつつ、わりと柔らかく引き上げていきます。

 フレッシュな甘さと青さと苦さをそれぞれ強めに感じる、薄濁りしぼりたてらしい芳醇フルーティー酒でした。
 キレの良さは良いのですが、ちょっと苦味が目立つかなあ、前回の感想だと苦味控えめとのことだったので、商品の方向性が変わったのか、ヴィンテージ的問題なのか…(若しくは私の体調か)。
 ハードルを上げすぎた感もありますが、お値段も考えるとちょっと物足りないですねえ、バランスが崩れるまではいかないまでも平凡に感じてしまいました。
 梵、また次に期待したいと思います。

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名称:梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒
蔵元情報:合資会社加藤吉平商店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 純米大吟醸

2021年01月10日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 02BY

家飲み記録 黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 02BY

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です、当ブログでも定番銘柄ですね。

 この本醸造垂れ口については、2年前に飲んで惚れ込んで以来、出荷直後に確保することにしております。
 〆張鶴しぼりたて同様、「アルコール添加」という技術がキモだとハッキリ感じるお酒だと思いますね。
 芳醇かつ荒々しい旨味をしっかり整え、お米の出来にあまり左右されず例年の味わいを再現し、安価かつ安定量を供給する、まさに大手実力蔵として蓄積してきた技術無くてはなし得ないことなのでしょう。
 (定番火入れでなく、酒質が安定しない「新酒生原酒」というのもポイントかと)

 黒龍はラベルは小さめですが商品紹介ページがしっかりしているので、詳細スペックやテイスティングコメントはそちらをご参照ください。
 日本酒度-7、味わいが「甘」「濃厚」に振り切っているのが素敵ですね。(辛口信仰の関係からか、イロモノ以外でそう書いてくれるお酒は本当に少ないんですよ…)

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 上立ち香は甘さと青さとアルコールを纏ったフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、極めて存在感の濃い甘旨味が、強めながらも浮いていないほろ苦さと一体になって力強い口当たりで入ってきて、最後まで甘苦のバランスを保ったまま、ゆっくりと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱりメロン的な青い甘旨味が主役、オリも相まった濃度が高さが魅力ですねえ、そしてそれを苦味と若干のアルコール的辛さがしっかりとかつやり過ぎずに引き締めるバランスが見事。
 後味は、甘味を苦辛が引き取る、王道の引き上げ方でキレ。

 非常に濃厚かつフレッシュな甘旨味を、苦辛との玄妙なバランスで楽しませてくれる、超絶コスパ酒でした。
 いやあ、アル添生原酒としてはやっぱりこのお酒は一種の到達点に至っていると思いますね、抜群の安定感。
 〆張鶴しぼりたて同様、「こうあるべき」という確固たるビジョンがあって、積み重ねられた技術でそこに限りなく寄せていっているようなお酒なんでしょう。
 黒龍の実力をまたもやバリバリに感じさせてくれた一本でした。

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名称:黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 02BY
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

■おまけ:実力派アル添酒2本記念撮影時ツイッター


 アル添信奉者の方々のRT協力も手伝い、私のアカウントでは非常に珍しく100いいね到達しました。
 アル添バンザイ!

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2020年11月27日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 貴醸酒

家飲み記録 黒龍 貴醸酒

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です、当ブログでも何度も登場してますね。

 泣く子も黙る黒龍ですね、今回は「貴醸酒」というかなり特殊な商品になっております。
 貴醸酒の詳細は省きますが、まあむっちゃ甘くなる製法と思って良いでしょう、バランスの良い黒龍がどうなるかが興味深いところ。
 なお、この黒龍の貴醸酒は「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」のすんさんが以前から激推ししているお酒としても気になっていました。
 が、つい最近まで一合瓶しか出ておらず、私としてはどうしてもコスパ面で二の足を踏んでいたのが実情です(一日で飲んじゃいますからねえ)。
 今回、満を持して四合瓶が出たので、飛びついた次第。

 スペック的には、アルコール度が12度とかなり低いのが気になるところ。
 お値段は税抜き2,000円、どうしても高価になりがちな貴醸酒の中では、かなり抑えてくれている印象です。 


 上立ち香は甘さがありつつ柑橘系の爽やかさも感じる香りがそこそこに。
 含むと、濃厚ながらもクドくない甘味が極めて柔らかい口当たりでトローリと入ってきて、不思議なほどにダレないまま、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、うーむ、何らかの果実を砂糖漬けにしたような実に濃厚かつ甘味主体のものなのですが、恐らく奥の奥に酸を秘めることでダレを防ぎ、かつ兎にも角にも純度が高く柔らかいところが非常に魅力的。
 後味は、濃厚さが嘘のように、自然にデクレシェンド的に引き上げます。

 濃厚な甘味を極めて柔らかく、かつ高純度で楽しませてくれる、異次元のまとまりの甘口酒でした。
 いや~凄い!やっぱり黒龍の技術力はとんでもないなあ…、本当にマイナス要素の排除の仕方が本当に見事。
 まあ貴醸酒なので量飲むと甘さや渋味が若干もたれては来ますが、それが些事に思える程度に魅力的にまとまった味わい。
 いわゆるデザート酒とか、ナイトキャップとしての役割は完璧に果たしてくれると、私は思いました。
 黒龍への信頼度がさらに高まった一本でした、流石の一言ですねえ。

■「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-301.html

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名称:黒龍 貴醸酒
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年07月23日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

一本義 柑潤系 純米吟醸 生酒

家飲み記録 一本義 柑潤系 純米吟醸 生酒

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 福井県勝山市のお酒です、当ブログでは以前一度限定銘柄の「伝心」をご紹介しています。

 「柑潤系」という言葉が目を引きますね、どうやら造語らしく、公式の商品紹介によると「あまうるおしけい」と読むとのこと。
 「辛爽系」という商品も出しているとのことで、どうやらペアみたいな位置付けになっているみたいですね。
 分かりやすくて面白いやり方だと思います、飲み比べもアリなのでしょうが、私としては問答無用で甘い方をセレクト。

 一目見てUVを完全カットしてくれそうな袋に入っているのも嬉しいですね。
 実はこういう袋は取っておくと、後で他のお酒を家熟させるときに便利だったりします。

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 上立ち香はバッチリ甘い感じのりんご的果実香が気持ち強めに。
 含むと、まさに芳醇な甘味を伴った旨味が少々のトロミを感じさせる口当たりで力強く入ってきて、時間差ででてくる苦味とにぎやかにバランスを取りつつ、ゆっくりと入り込んできます。
 味わいは、蜜たっぷりというかむしろ蜂蜜入りのような完熟リンゴ的甘旨味が主役、酸は少々、苦味はそこそこある程度であくまで脇役に徹してくれて、まさにかん潤という言葉を体現してくれますね。
 後味は、苦味が必要十分な仕事をしてダレずにキレてくれます。

 芳醇甘口酒として、まさにお手本のようなまとまりで、甘さの魅力をひたすら楽しませてくれるお酒でした。
 こういう風に、しっかりコンセプト通りに手堅く仕上げられるというのは蔵の実力の証左だと思っております。
 個人的にはこれに個性やまとまりがさらに加わってくれるとより好きになれそうですね~
 一本義、次はまた別スペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:一本義 柑潤系 純米吟醸 生酒
蔵元情報:株式会社一本義久保本店
購入価格(税抜):メモ忘れ/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年02月25日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 01BY

家飲み速報 黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 01BY

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 毎年飲むお酒は、感想のみを早めにアップしようと思います。
 過去の感想記事は「黒龍」タグをご参照ください。

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 おりはそんなに濃くはなく、まさに「うすにごり」という風情。

 上立ち香は完全にメロン系の、青くフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、実に濃厚かつインパクトのある甘旨味が、しかしまろやかさも感じさせる口当たりで入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で輪郭をしっかり保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり皮混じりのメロンジュースに砂糖を加えたような、甘さ、青さ、苦味が拮抗しつつもバランスを保つもので、存在感と柔らかさを見事に両立させているのが素敵。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、嫌らしさをしっかり抑えて見事にキレてくれます。

 極めて強い存在感のフレッシュな甘味を、柔らかく、そしてダレなく楽しませてくれる、超コスパ芳醇酒でした。
 正直苦味は結構あるので苦手な人も多いとも思います、が、私としてはこの甘味に、苦さを補うに余りある魅力を感じます。
 そしてコスパと、昨年と印象がほぼ被るという再現性に対する安心感、これは大きいですよ。
 こういうお酒が好きだと分かっている人が毎年楽しみにして購入し、その期待が裏切られることが無い、いやあ素晴らしいことかと。
 黒龍、やはり恐ろしいほどの実力派蔵であることを思い知らされた一本でした。

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名称:黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒 01BY
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年12月26日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

一乃谷 大吟醸 「完美」 斗瓶中取り 無濾過生原酒

家飲み記録 一乃谷 大吟醸 「完美」 斗瓶中取り 無濾過生原酒

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 福井県大野市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 以前に山田錦を40%まで磨いた超絶コスパ大吟醸「暁」をご紹介しました、実はその時に「次は完美も買っちゃおうかな…」と最後に書いてますので、今回は有言実行した形になりますね。
 で、このお酒、暁を超える山田錦の精米歩合35%になっております、しかも記載は無いものの特A地区の山田錦だとか…
 そしてお値段は一升瓶3,200円台と、もはや意味が分からない感じになっております。

 スペック的には完全に鑑評会出品クラスですからね…、500mlが5,000円ぐらいで売っているやつですよええ。
 当たり前ではありますが出荷量はかなり少ないようです、どういう風に採算をとっているのかは本当に謎ですね…

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 上立ち香はバニラ感のある甘くもスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、やはり上品な旨味が吟醸酒らしい青りんご的含み香をしっかり纏いつつ摩擦なしで入ってきて、程よい苦味で輪郭を整えつつ、最後までバランスを保ちつつ染み込んできます。
 味わいは、う~ん正に大吟醸の王道を往く感じですね、上品な青りんご的甘旨味を中心にしつつ、控えめな苦味と、ある程度感じるアルコール感でしっかりバランスをとっている印象。
 後味は、正に精米歩合を感じさせる極めて自然な引き上げ方ですね。

 とんがったところを丁寧に廃していったような、無濾過生原酒離れした上品かつスルスルと飲めるお酒でした。
 まあこれに加水火入すれば鑑評会系のお酒になるんだろうなあという雰囲気ですね、逆に無濾過生原酒であるがゆえの飲み応えはあるかと思います。
 ただ、私には過ぎたお酒かな~、経験不足ゆえに良さを正統に図れない感じではあります(もうちょっとやんちゃが好みですし)。
 一乃谷、この完美については、高級酒を飲み慣れた方に是非飲んでみて欲しいお酒だと思いました。

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名称:一乃谷 大吟醸 「完美」 斗瓶中取り 無濾過生原酒
蔵元情報:株式会社宇野酒造場
購入価格(税抜):3,220円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年06月23日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白龍 純米 初しぼり生原酒

家飲み記録 白龍 純米 初しぼり生原酒

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 未飲銘柄ということで衝動買いしました。
 多分散々言われているでしょうし若干失礼なことかもしれませんが、銘柄名からはどうしても「黒龍」を想起してしまいますね…、なんと同じ町内にあるらしいですし、由来で何か共通するものがあるのでしょうか。
 「ブラックドラゴンとホワイトドラゴンの飲み比べ」みたいなことをするのも面白いかもしれませんね。
 ちなみにこちらを醸す吉田酒造についてはSAKETIMESに紹介記事がありました、20代の蔵元女性杜氏ということで、今後も期待できそうな雰囲気を感じます。

 ラベルのスペック情報は貧弱ですね…、精米歩合70の生原酒でお値段は税抜1250円と良心的。
 11月製造の初しぼりですが、年明け1月に開栓しています。 

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 上立ち香はほんのりセメダイン混じりの酸が立った香りが控えめに。
 含むと、酸でしっかりと引き締まった感じの旨味が力強く入ってきて、青さも伴いつつ最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーんお米由来っぽい強い酸がとにかく中心ですね、若干の青さもあってフレッシュ感が強く、セメダイン系のケミカル感も手伝い、極めて硬度密度の高い印象。
 後味は、そのまんま酸が引き取って少々口がすぼまる感じでキレます。

 クリアな酸が最初から最後まで主役をはる、クイクイいってしまう感じの、軽さと飲みごたえを兼ね備えたお酒でした。
 いやあこれは個性ハッキリしてるなあ、甘味が僅少なので正直私のストライクゾーンからは外れるのですが、ハマる人は絶対に居るかと。
 日本酒はこういう多様性が良いんですよね~、やっぱり色々な銘柄を試すのは面白いっす。
 白龍、今後に期待すると共に、また別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:白龍 純米 初しぼり生原酒
蔵元情報:吉田酒造有限会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 白龍 純米

2019年05月08日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒

家飲み記録 黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 泣く子も黙る黒龍です、昨年は純吟の垂れ口をいただいています
 そのときにコメントで、「甘口派ならアル添の方がオススメ」という情報をもらったので、今年は忘れずに購入しました。
 このお酒の特徴はまずはなんと言ってもそのお値段でしょう、税抜き1,150円と、スーパーに売ってそうな額になってます。
 黒龍は最近「無二」で入札制度を導入したことが話題になっていましたが、同時に「いっちょらい」等の低価格ラインもしっかり維持してくれていることに凄く好感が持てますね、ありがたい限りです。

 五百万石を65%まで削った、アル添有りの生酒。
 ラベルに記載は見当たりませんでしたが、公式ホームページの商品紹介によると、本醸造クラスの原酒とのこと。
 この辺りを見ても実に良心的な値付けだと思いますね。


 上立ち香は甘いメロン&バナナ的な果実香が気持ち強めに。
 含むと、非常に濃厚な甘旨味がまろやかな口当たりでトロリと入ってきたかと思うと、時間差で出てくる苦味と辛さで力強く引き締められたまま、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは香りの印象通りのメロン&バナナのフレッシュな甘味が厳然たる主役、引き締め役の苦味は新酒らしさもありつつ浮いた感じはなく、アルコール的辛さも最小限で自分の仕事をしている感じ、全体として
 後味はそれでいて苦辛がバッチリひきとる感じでキレてくれます。

 極めて濃度の高いフレッシュかつトロリとした甘旨味と、程よい苦味や辛さがちゃんとバランスと保って一体化する、日本酒の玄妙さを魅せてくれるお酒でした。
 結構苦辛が立つので最初は若干ひるむ部分もあるのですが、飲み進めるとこれがクセになる感じといいますか…凄く上手くアル添しているんでしょうね。
 正直これを飲んで最初に頭に浮かんだのは「こんなん反則やん…」という言葉でした、この値段でこれを出されたら脱帽するしか無いです。
 あとこれが五百万石というのにもビックリ、やっぱりどの酒米でも造り方で甘味ってしっかり出せるんだなあと再認識しましたね。
 黒龍の実力をこれでもかと感じさせてくれた一本でした、【超】お気に入りに追加です。

 開栓後は若干ダレ感が出てきてちょっと下がる感じかな…
 と一瞬思ったのですが、飲み進めるとやっぱ良いです、ほんとこのバランスは凄い。

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名称:黒龍 垂れ口 本醸造 薄にごり生原酒
精米歩合:65%
使用米:五百万石
アルコール度:18%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,150円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年12月30日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 純吟 垂れ口

家飲み記録 黒龍 純吟 垂れ口

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 ブログでの登場は3回目。

 前回に引き続き、「IMADEYA千葉エキナカ店」での購入酒です。
 黒龍の季節限定生酒なわけですが、割とすぐに売り切れちゃうイメージがありますね、こんなお酒がエキナカで買えてしまうんですから凄い時代になったもんです。
 ちなみに同店では風の森の笊籬採りを見かけて驚愕したこともあります(昼に見て、夕方には売り切れてましたが)、近くにはかの「シマヤ酒店」もありますし、千葉市の日本酒党は本当に恵まれた環境にあるかと…
 羨ましい限りではあるのですが、実際に私が同じ環境になったら毎日覗いてしまうかもしれないので、それはそれで恐ろしい気がしてきました…

 さて、スペックは地元産五百万石の精米歩合55%、純米吟醸うすにごり生酒です。
 2月上旬出荷を4月中旬開栓。
 実は前回飲んだ「氷室オリジナル」が個人的には「うーん…」という感じだったので、今回リベンジも兼ねております。

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 上立ち香は結構濃厚な、草っぽいキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚な旨味が自然な口当たりでトロリと入ってきて、ほんのりとした苦味で輪郭を整えつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘さは控えめながら高密度のメロン的旨味が純然たる主役、フレッシュさや少々の苦味もありながら、ありがちなキツさが極限まで抑えられていて、とんでもなくバランス良いですね
 後味は、あくまでほんのりと苦味を口中に残しつつも、極めて自然に引き上げてくれます。

 存在感・深みをしっかりとたたえた旨味を、この上なく自然に・柔らかく楽しませてくれる、老舗の貫禄を感じさせてくれる芳醇フレッシュ旨酒でした。
 いやこのまとまり、完成度には脱帽ですわ…、単独でも食中でも良いですし、いくらでも飲みたくなる感じはほんと素敵…
 これより値段も高かった氷室とはなんだったのかと思ってしまいますね、これぞ「黒龍の新酒」として納得感があります。
 黒龍、垂れ口にはアル添本醸造バージョンもあるようなので、次はそれもやってみたいと思いました。

 開栓後は、ああ結構脆いかな…、結構露骨に苦味とか辛さが出てきてしまったような。
 それこそ氷室を思い出す感じですね、個人的には開栓直後の繊細なバランスが好きなので、早飲み推奨。

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紹介:お酒ミライ 日本酒レビューブログさんの同スペックの記事
http://www.osakemirai.com/archives/23801081.html
(比べてみると笑っちゃうぐらい感じ方が違ってますね。まあ美味しかったという部分は共通しているかと…)

名称:黒龍 純吟 垂れ口
精米歩合:55%
使用米:五百万石
アルコール度:18.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:IMADEYA千葉エキナカ店
お気に入り度:8.5/9.0(開栓後の変化も含め)

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2018年07月20日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

福千歳 山廃純米吟醸 生 シュール・リー製法 28BY

家飲み記録 福千歳 山廃純米吟醸 生 シュール・リー製法 28BY

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 福井県福井市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 未飲銘柄ということでセレクトしてみました。
 蔵元ホームページによると、山廃に強いこだわりを持っているとのことです、「福井の山廃蔵」と名乗っているあたり、相当強い思い入れが伺えますね。
 気になる製法について商品紹介から引用してしまうと、「Sur Lie(シュール・リー) とはフランス語で【澱の上】という意味で、ワイン醸造法の一つです。新酒を搾った後すぐにろ過をせず、オリ(酵母)と一緒に熟成させ日本酒に豊かな味わいを造り出す製法です。」とのこと。
 うーむ、澱引きのタイミングをずらしているということなのかな…、なんとなく日本酒では普通にやっていること(生熟おりがらみとか)のようにも聞こえますが、如何せん素人なので良く分かりません(逃げ)。

 使用米は「越の雫」という福井発祥の酒米です、東京ではあまり見ないですね。
 製造年月が去年の5月で、開けたのが1月なので、結構な生熟コンディションでいただいています。

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 上立ち香は完熟果実の甘酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、米由来とは思えないぐらいに果実的な甘酸味が、存在感を放ちつつも割りと軽い感じでスルスルと入ってきて、酸でしっかり輪郭を保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりどうしても白ワインを想起してしまう、透明感のある甘旨味が主役、ほんのりとした渋味や硬質なミネラル感(?)もあるのがさらにそれっぽいですね。
 後味は、酸がちゃんと引き取って、見事にキレます。

 日本酒離れした甘酸味と、不思議な軽さが魅力的な、オンリーワンの個性を持つお酒でした。
 いやあこれがお米から作られているというのは、本当に玄妙というか、日本酒という液体の素敵さを改めてしみじみ感じてしまいますね。
 何と言っても個性がありますし、相性によってはハマる人も多そうです、一度は飲んで見る価値があるお酒かと…
 福千歳、次はまた別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:福千歳 山廃純米吟醸 生 シュール・リー製法 28BY
精米歩合:60%
使用米:越の雫
アルコール度:16%
日本酒度:+1
蔵元情報:今西酒造株式会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:小山商店(人形町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2018年03月25日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

黒龍 吟醸原酒 「氷室オリジナル」

家飲み記録 黒龍 吟醸原酒 「氷室オリジナル」

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 福井県吉田郡永平寺町のお酒です。
 外飲み家飲みで結構な回数を飲んでおりますが、個別記事はなんとまだ二本目でした。
 
 このお酒は文京区千駄木の「伊勢五本店」さんのオリジナル商品のようです、天下の黒龍でこんなお酒を出せるのだから、蔵元との繋がりの深さを感じますね。
 実は以前に生原酒バージョンが出ていたようなのですが、その時は高速完売状態で買い逃してしまい、今回の火入れバージョンを待つこととなりました。
 ちなみに、生原酒については「しーたかの日本酒アーカイブ」さんが以前に記事にされています(「氷室」についての解説もあるので、興味があれば是非ご訪問を)。
 そちらではちょっと保存状態に難があったようで…、今回火入れになったのもそのあたりの事情があるんでしょうか。

 スペックは五百万石を55%まで磨いたアル添吟醸酒ということで、ここだけみると「いっちょらい」と同様の様です。
 ただ、原酒ですし、他にも違うところはあるんでしょうね、いっちょらいと比べるとお値段もお高め。 

 
 上立ち香は落ち着いた、しかし濃厚でクリーム感のあるお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、ガッツリと辛さ苦さを伴った極めて引き締まった旨味がグッと入り込んできて、最後までその印象を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、うーんメロンというよりはその皮を食べているような苦味と渋味、そしてアルコール的辛さが相まって非常にスパルタな感じがあります、ただバランスが崩れている感じはあまりないですね。
 後味は苦辛がガッツリ引き取ってキレます。

 細めの旨味に青さ苦さ辛さが絡みつく、引き締まりとキレに特化したようなインパクトのあるお酒でした。
 全体的にこのお酒はこういう風に作られたんだなあという納得感はありますね、ただ、コスパも含め個人的にはちょっとあまり魅力を感じませんでした。
 不遜にも言ってしまいますと、大黒龍が限定販売と銘打ってこの値段で売り出すには、ちょっとお粗末な完成度だなあと思ったというのが正直なところです、「良コスパ」かつ「落ち着きとまとまり」が魅力的ないつもの味を知っているだけに…
 何となく消化不良だったこともあり、黒龍については今期生酒もキープしました、いつかご紹介できるかと。

 開栓後は、開栓直後よりはキツさが和らいできたかな…、でもやっぱりスパルタは変わらず。
 ちょっと店頭売りを意識すぎて、引き締まりを重視しすぎた感があるお酒のような気がします。

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紹介:「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの類似スペック(生原酒)の記事
http://sakearchive.hatenablog.jp/entry/Kokuryuu-himuro-namagen

名称:黒龍 吟醸原酒 「氷室オリジナル」
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:18.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:黒龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 黒龍 吟醸

2018年03月17日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

早瀬浦 純米滓酒 浦底 生酒

本日の家飲み 早瀬浦 純米滓酒 浦底(うらぞこ) 生酒

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 福井県三方郡美浜町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはあったようななかったような…

 この銘柄については、どうやら蔵元ホームページも無いらしく、どうにも情報が出てきません。
 もともと店頭でよく見かけて気になっていたぐらいの認識で、衝動買いに近いのですが、ここまでネット情報が無いのも珍しいです。
 こういうときには結構口コミサイト「日本酒物語」は頼りになると思いますね、とにかく網羅的に銘柄が載っているので少しでも感想や情報が欲しい時はありがたいです。
 そしてそこの「福井の日本酒ランキング」では、早瀬浦は黒龍・梵・白岳仙に続いて4位に入っています、こういう「東京であまり見かけないけどこのランキングでは上位ランクイン」というパターンはほぼ、「地産地消」型の銘柄という印象がありますね。

 今回セレクトしたのはブルーボトルが爽やかなうすにごり酒「浦底」。
 裏ラベルには商品コンセプトの記載があります、純米スペックのタンクの底の部分のブレンド酒とのこと。
 日本酒度が+7と結構高めですね、昔から見かけていた気がするので、おそらく定番スペックかと思われます。

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 上立ち香はセメダイン的フレッシュさのある、若干クリーミーな香りがそこそこに。
 含むと、む!と思うくらい味がしなかったのですが、一瞬間を置いて中心から控えめな甘味と爽やかな酸が染み出してきて、自然な口当たりで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、澱のお米っぽい旨味と、甘酸味が絡み合って、きちんと旨味を感じさせつつも全体の印象はにごりを感じさせないスッキリ系のものですね。
 後味は酸と少々の苦味が引き取って爽やかにキレます。

 ブルーボトルのイメージ通りの、淡麗スッキリフレッシュにごり酒でした。
 うーむ、自分としてはもうちょっと濃い方が好きかなあ、やはり私は日本酒度+5以上のお酒はもの足りなく思えることが多いようです。
 まあもちろんこのあたりは好みかと…、所謂淡麗系が好きな方にもオススメできるにごり酒として貴重だと思います。
 早瀬浦、次はまた違うスペックも試してみたいと思いました。

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名称:早瀬浦 純米滓酒 浦底 生酒
精米歩合:55%
使用米:不明
アルコール度:17%
日本酒度:+7
蔵元情報:三宅彦右衛門酒造有限会社
購入価格(税抜):1,700円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 早瀬浦 純米

2017年07月26日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

一乃谷 大吟醸 「暁」 斗瓶中取り 無濾過生原酒

本日の家飲み 一乃谷 大吟醸 「暁」 斗瓶中取り 無濾過生原酒

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 福井県大野市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに確か初めていただきます。

 こちらは初飲み銘柄ではありますが、酒屋・居酒屋で度々見かけており、いつか飲もうとは思っておりました。
 で、今回も店頭で何気なくスペックをチェックしたのですが…、値段と見比べてびっくり仰天。
 山田錦の40、しかも斗瓶中取りの大吟醸と言えば鑑評会用に出してもおかしくないスペックですし、その上無濾過生原酒ときたら四合瓶でまあどんなに安くても3,000円近く、下手したら5,000円オーバーでもおかしくないでしょう。
 それが1,500円しないわけですからね…(しかも箱付き)

 一応店長さんに理由を聞いてみたのですが、コアな部分は分からないとか。
 ちなみに一乃谷には「完美」という、兵庫県産山田錦35%磨きの斗瓶中取り無濾過生原酒という最高級スペックで四合瓶約1,800円という破格のお値段で出してきているブランドもあります。
 このあたりどうやって採算をとっているのかは謎ですね…

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 上立ち香は意外にもバニラを感じる程々に落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、わりと個性的な甘旨味がやはり摩擦少なめで入ってきて、これまた独特な引き締まりを感じさせつつ、ゆっくりと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、マスカット的な甘酸旨味に塩っぱさのような独特の風味が絡みついて、何とも面白い感じの旨味の世界を創り出しますね、ただ雑味的なものは感じさせず、流石のキレイさですね。
 後味は酸辛を少々彷彿とさせつつ、自然に引き上げていきます。

 高精白酒にありがちな、画一的香り系大吟醸(いわゆるリンゴ味)で無く、しっかり味と個性があった上でキレイな味わいの美酒でした。
 ちゃんと口当たりがスペック相応に滑らかなところが素敵ですね、割と万人受けしそうな味わいかと思います。
 ちなみにアル添感はほとんど感じなかったです、言われてみればあるかもというレベル。
 実のところ、こういう明らかにスペックに見合わない値段がついているお酒は何だかんだで値段相応というか、訳あり的な味にとどまるものが多い印象を持っているのですが、このお酒については素直にお値段以上だと感じました。
 一乃谷、次は完美も買っちゃおうかな…

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名称:一乃谷 大吟醸 「暁」 斗瓶中取り 無濾過生原酒
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+4
蔵元情報:株式会社宇野酒造場
購入価格(税抜):1,481円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 一乃谷 大吟醸

2017年04月18日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒

本日の家飲み 梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒

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 福井県鯖江市のお酒です、通販まとめ買い5本目。
 ブログでの紹介は3回目ですね。

 この「梵」は全国的にも知られている銘柄ですね、ここでは「GOLD」「艶(つや)」を既に取り上げています。
 ここまでメジャーだと自分は割と敬遠する傾向にあるのですが、この「初雪」に関してはたまたま外飲みしたとき衝撃的に旨かったのでセレクトしてしまいました。
 (そういえばこれも艦これ銘柄ですね…、飲むとヒッキーになりそう。)

 一見よくあるしぼりたて・うすにごり生のお酒なのですが、特筆すべきは精米歩合50%と35%のお酒(どちらも純米大吟醸)をブレンドしたものであるということでしょう。
 35%といえば高級品ですからね…、ブレンド割合はわかりませんが、値段がちょっとお高いのもむべなるかなといったところ。
 ちなみにそのあたりの情報はラベルにギチギチと書いてあります、裏ラベルに書かないこのやり方は結構珍しいかも。

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 上立ち香はやはりうすにごりらしい、お米混じりの甘い香りがそこそこに。
 含むと、いやあ極めて濃厚かつ柔らかく上品な甘旨味がグーッと入ってきて、時間差で出てくるおりの苦味で輪郭を整えつつ、最後までバランス良く染みこんできます。
 旨味は柑橘系果実のフレッシュな甘酸を主役にしつつ、口当たりが嘘のように上品かつ優しいですね、苦味もあくまで寄り添う感じで、雑味は皆無。
 後味は高精白酒っぽく、自然に優しく引き上げていきます。

 うすにごりの濃厚さと、高精白の上品さ・透明さを絶妙なバランスで見事に一体化させたような、極めて完成度の高いお酒でした。
 しっかり甘旨く、苦味が控えめなところがいいですね…
 これは本当に私のストライクゾーンど真ん中です、もう少し安ければ完璧でしたが、それは高望みだろうという納得感のある上品さ。
 梵、やはり地酒激戦領域の一歩先を行く銘柄だと感じました。

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名称:梵 初雪 純米大吟醸 しぼりたて 生原酒
精米歩合:50%(35%もブレンド)
酒米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社加藤吉平商店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:酒専門店 知多繁(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年08月25日 福井の日本酒 トラックバック:1 コメント:2

常山 純米吟醸 無濾過生 氷温貯蔵

本日の家飲み 常山 純米吟醸 無濾過生 氷温貯蔵

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 福井県福井市のお酒です。
 ブログでは2回目の紹介になりますね。

 前回は一回火入れの純米吟醸でしたが、今回は無濾過の生酒です。
 今回も「生熟」がテーマのセレクトではあるのですが、個人的には「氷温貯蔵」というキーワードにも注目したいところです。
 実は自分は生熟酒の魅力を強烈に意識したのが「超超久の氷室貯蔵」だったこともあり、氷温熟成生酒の可能性を非常に強く感じているんですよね。
 このお酒のラベルにも「今まで蔵から出ることがなかった」と記載されているように、温度管理等様々な要因から今まで家飲みできなかった類のお酒を、普通に飲めるようになったのはつくづくありがたい限りです。
 
 スペック的には、山田錦と五百万石という2種類の米を使っています。
 これは割とありがちな組み合わせですね、割合からして麹米だけ山田錦のパターンかな…(確実ではないです)。
 BYはたぶん26。

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 上立ち香は甘くて濃い果実香がそこそこに。
 含むと、良い塩梅に熟した印象の濃厚な旨味が、若干のアルコール的な刺激で輪郭を保ちつつ、自然な印象でゆっくりと染みこんできます。
 旨味は、うーん極めて正統派といった印象のお米のコクが主役で、甘味を中心に裏方に回った苦味が仕事をして、重みをあまり感じさせないバランスの良い印象。
 後味はその苦味が最後まで裏方に徹して、自然な感じにキレます。

 正統派な旨味が素直に、かつ行き過ぎない程度に熟成した感じの、超ひやおろしと言いたくなるお酒でした。
 いわゆる熟成香が全く無く、落ち着いた旨味をストレートに感じられるため、万人にオススメできる完成度です。
 また一つ「生熟成(&氷温貯蔵)」の魅力をしみじみと感じられるお酒に出会えたのは嬉しい限り。
 常山、やはり実力を感じる蔵として、今後も注目したいと思います。

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名称:常山 純米吟醸 無濾過生 氷温貯蔵
精米歩合:55%
酒米:山田錦・五百万石
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:常山酒造合資会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 常山 純米吟醸

2015年12月20日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梵 艶 中取り純米大吟醸 長期氷温熟成酒

本日の家飲み 梵 艶(つや) 中取り純米大吟醸 長期氷温熟成酒

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 福井県鯖江市のお酒です。
 ブログでの紹介は二回目、外飲みでもちょくちょくいただいています。

 こちらのお酒は外飲み等でとても良い印象があったものの、一升瓶しか見かけたことがなかったため、今まで躊躇していました。
 今回酒屋さんに四合瓶が並んでいたのでセレクトした次第です、やっぱりどんな鉄板銘柄でも家飲み一升はハードル高いですよ…
 そして前回頂いたGOLD同様、この「艶」も氷温熟成酒です。
 しかも「長期」ということで、どうやら1年以上は熟成されているとのこと。
 
 氷温熟成は、蔵で保存するだけでもコストがかかるもの、しかもこのお酒は山田50の純米大吟醸中取りです。
 普通なら、えらい値段になっていてもおかしくないのですが…、実際素晴らしく良心的な値付けといえるでしょう。

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 上立ち香は非常に濃厚な感じで割と華やかな印象の吟醸香が、そこそこに。
 含むと、透明感のある旨味が摩擦ゼロで入ってきて、優しい苦味を伴いながらじんわりと染みこんできます。
 旨味は、ほどほどの熟感のある落ち着いた甘味と、なんとも良い塩梅のほろ苦さが拮抗して、独特の味わいの世界を創り出します。
 後味はその苦さを舌先にほんの少々残して自然にキレます。

 熟成まではいかない落ち着いた旨味、優しい苦味、そして何より極めて綺麗な雑味の無さが魅力の個性派旨酒でした。
 うーん、やはり貫禄を感じますね、梵の氷温熟成酒のクセのない味の乗りは凄いと思います。
 スルスル飲んでしまいましたが、燗も試してみるべきだった…
 梵、その実力は揺るぎないものであると改めて感じた一本でした。

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名称:梵 艶 中取り純米大吟醸 長期氷温熟成酒
精米歩合:50%
酒米:山田錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:合資会社加藤吉平商店
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米大吟醸

2015年08月05日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

常山 純米吟醸 ひとつ火 ~蔵の隠し酒~

本日の家飲み 常山 純米吟醸 ひとつ火 ~蔵の隠し酒~

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 福井県福井市のお酒です。
 家飲みは初めて、外でも…うーん確か初めてだったような。

 福井というと一般的にあまり酒どころという印象はない気がしますが、個人的には「黒龍」「梵」という全国に名を馳せる銘酒や、当ブログでも紹介している「白岳仙」「舞美人」「花垣」「越前岬」などなど新進気鋭銘柄がひしめいている地酒激戦区の一つという認識です。
 常山も前から名前は見ていましたが、扱っている酒屋さんと接点がなく、今回初調達となりました。

 今回いただくのは「蔵の隠し酒」だそうですが、ちょっと意地悪に考えると「隠し酒なら普通に売り出しているのはどうよ」という気もしますね、個人的にそういう煽りは大手酒造っぽくてあまり好きではないかも。
 ただ、ラベルのデザインは洒落ていますし、情報量もちゃんとあって、こちらは好印象。
 また「越の雫」という使用米は初めて見たような…、新潟ではなく福井発祥のお米らしいです。

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 上立ち香は落ち着いたお米の香りがそこそこに。
 含むと、透明感がある甘旨味がスッと入ってきて、味わいを強めながらじわじわと染みこんできます。
 旨味は程よく熟した感じの果実の旨味で、強めの甘味が主役かつ雑味が皆無の完成度の高い味わい。
 流石「火」を前面に出しているだけあり、旨味を落ち着かせ整えるという火入れの良い部分が出ているような…(思い込みかも)
 後味はほんの少々の辛さを舌に残し、優しくキレます。

 上品かつやさしく熟した甘旨味が魅力の、落ち着きのある旨酒でした。
 炎のような激しさとか、蛍火のような儚さよりも、暗く寒い冬の夜に燈火を見つけたときのような、そんな暖かさを個人的には感じました。
 常山、今度はまた他のスペックもいただいてみたいと思います。

 温度が上がってくると、ちょっと薬臭い感じのクセが出てくるかも。
 個人的には、ある程度冷やしていただくのがオススメです。

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名称:常山 純米吟醸 ひとつ火 ~蔵の隠し酒~
精米歩合:55%
酒米:越の雫
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:常山酒造合資会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
お気に入り度:8.1/9.0

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タグ: 常山 純米吟醸

2014年12月29日 福井の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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