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風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

家飲み記録 風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は色々なお米を使用していますが、比較的最近登場したこの愛山は、個人的にかなり好きなんですよね。
 今までは、純米大吟醸笊籬採り真中採りと、色々なバリエーションを飲んでいますが、結構浮き沈みというかブレ(?)的なものは感じるものの、基本的には好みのラインでした。
 完全に同スペックのものを飲んだのは3年前ですが、自分にとってはすっかり鉄板セレクトになった感があります。

 スペックはもう愛山利用の精米歩合80%というのがそのまま特徴でしょう。
 後はいつもの風の森という感じですね、最近裏ラベルに味わいがかなり細かく書いてあるのは素敵。

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 上立ち香はミネラル感と甘さ、そしてバニラが混じったような結構個性的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に押し出しの強い甘旨味がチリチリとしたガス感を伴って入ってきて、苦味渋味も結構強烈に感じさせつつ、ゆっくりと口どけていきます。
 味わいは、ぶどうジュース的な甘渋、強めのガス感、そこそこキツい苦味が非常に賑やかにせめぎ合う、無濾過生原酒以外ではありえない強烈な存在感があるもので、重さ・雑味を甘ガスの魅力でねじ伏せる系ですね。
 後味は、苦渋の余韻を残しつつも、濃厚さをちゃんと引き取ってキレてくれます。

 甘・ガス・苦・渋がそれぞれ思いっきり主張してバランスを保つ、ストロングスタイルの重量級芳醇系甘旨酒でした。
 いやあこれは結構好み分かれるとは思いますね、あえていうと栄光冨士的なバランスといいますか。
 そして私は大好きです…、この甘味の心地よさで全てを受け入れてしまうんですよね、
 ただ、賑やかではありますが、苦渋もダメな香り系みたいに浮いていないことは申し添えます。
 風の森、またもや、やっぱ好きやねんと思わせてくれた一本でした。

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名称:風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年10月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒

家飲み記録 賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒 

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 奈良県五條市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は4回目、また同銘柄は2回目の登場となります。

 前回(露葉風)の印象がすこぶる良かったので、ほぼ間髪入れずに別スペック(米違い)を発注しました。
 しかし、賀名生とは、地名由来の銘柄名ですが、結構インパクトはありますよね。
 Wikipediaには、南北朝時代に色々な事件があったようで、歴史的にも名を残している地名のようです(歴史マニアには常識なんでしょうか)
 奈良はこういうのがあるのが強みですよね~、むしろもっと前面に押し出してもいい気がします。

 スペックは、「吟のさと」を50%まで磨いたいかにも限定品的なもの。
 吟のさとで検索すると、「九州に適した栽培しやすい酒米」との情報が出てきますが、あえて奈良で栽培して、使用しているというのがなかなか面白い気がします。

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 上立ち香はなんとなくハーブを彷彿とさせる個性的な香りがそこそこに。
含むと、ガス感及びいわゆるミネラル感というやつをハッキリ感じる硬質な旨味が力強く入ってきて、口中でゆっくりと溶けていく感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり結構個性的な草的な含み香を纏った旨味が中心にありますね、ミネラル・凝縮感も特徴的で、甘味控えめながら飲みごたえバッチリ、ちびちび延々と飲めてしまう感じですね。
 後味は、ほんのちょっぴり苦渋の余韻を残しつつしっかり引き上げてくれます。

 ガスと密度と硬度をハッキリ感じる、濃厚ながら飲み飽きない超個性派ミネラル旨味酒でした。
 如何せん甘味がそれほどでもないので最初は物足りないかな~とも思ったのですが、飲み進めると満足感が増してきましたね。
 いやあやっぱり、「賀名生」に冠しては、完全に首都圏で勝負できるレベルの個性とまとまりがあると思いますね、今後是非売れて欲しいと思いました。
 賀名生、今後も追い続けていきます。

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名称:賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒
蔵元情報:五條酒造合名会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年10月16日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

家飲み記録 風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森の中で、「アルファ1」は「低アルコール」をコンセプトにしている商品ですが、今回いただくのはさらにその亜種というか、甘さ控え目の限定版になっています。
 ドライという表現は、個人的には辛口よりもわかりやすいというか、どういう味わいを志向しているかがハッキリしているので、個人的には良いと思いますね(というか「辛口」がぼんやりし過ぎ)。
 確か去年から出していたシリーズだと思うのですが、個人的にはやっぱり辛口系は後回しになりがちなのでスルーしておりました。
 しかし、各所の評判が良いのを聞いて(「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの感想とか)、結局居ても立ってもいられず調達に走った次第です。
 
 使用米は風の森が得意とする秋津穂、精米歩合は65%です。
 アルコール度は14度で、低アルドライというコンセプトなのに、あくまで無濾過生原酒というのが素敵ですね。

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 上立ち香は何となくバニラ感のある、上品な甘い感じの香りがそこそこに。
 含むと、確かに引き締まった、しかしほんのりと甘い旨味がチリチリとしたガス感を伴いつつ入ってきて、苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かにドライらしく甘味控えめなサイダーといった趣ですね、実に勢いよく、度数以上にスルスルと飲めてしまう危うさがあるかと思います。
 後味は、苦味とガスの働きで流石にスッキリとキレます。

 ”辛口の風の森”として非常に納得感のある、甘さ控えめのチリチリスルスル酒でした。
 私の感想からすると「薄いのでは」と誤解を与えてしまうかもしれませんが、日本酒らしさや飲み応えはしっかりある上で、いつもに比べるとスッキリと考えていただければと思いますね。
 コスパも含め、これなら最初の一杯としてビール等とも戦えると思いますよええ。(まあ入手難度が圧倒的に違うので、結局は代替品として勝負の場に立てないのですが…)
 風の森のチャレンジ精神を感じた一本でした。

紹介:「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの同スペックの記事

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名称:風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,130円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年10月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

賀名生(あのう) 純米大吟醸 露葉風 直汲み無濾過生原酒

家飲み記録 賀名生(あのう) 純米大吟醸 露葉風 直汲み無濾過生原酒

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 奈良県五條市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は3回目ですが、銘柄的には初登場。

 いやあ読めませんねこれは…、数ある地名由来のネーミングの中でも、屈指の難読銘柄なんじゃないでしょうか。
 こちらも日誌係さんの感想を見て購入しました…が、このお酒については「先を越された!」って思いの方が強かったりします(笑)
 同蔵は前から「五神」という銘柄を出しているのですが、今回は敢えて新規ブランドで勝負してきてるんですよね。
 気になってはいたのですが、「冷蔵庫の空きが無いなあ」とか思っていたら…う~ん敗北感が。(しかも記事掲載は半年遅れという体たらく…)
 やっぱりそういう新規有望銘柄は最初に紹介したいという欲望はあるんですよね~、日本酒ブログ書きとしての業とでも言いましょうか。
 
 スペック的には奈良県の酒米「露葉風」を50まで磨いた無濾過生原酒、しかも直汲みということで今風な雰囲気がありますね。
 製造が2018年12月、開栓2019年3月末なので、若干の生熟期間を経ています。

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 上立ち香は、凄く濃い感じのラムネとかの香りが控えめに。
 含むと、極めて高密度かつ硬度も備えた甘旨味が若干のガスを伴い力強く入ってきて、結構強めの渋味を伴うことで奥深く、かつ最後までキリリとした印象で喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、三ツ矢サイダー的な濃い甘旨味が中心にありつつ、いわゆるミネラル感と渋味がガッチリ絡みついて、全体の印象は非常にギッチリ引き締まっている感じ、
 後味も渋味を感じさせながら素晴らしいキレを魅せてくれます。

 しっかりと高密度で存在する甘旨味の魅力と、独特の硬質感を兼ね備えることで、絶妙なバランスを保つオンリーワンの酒質のお酒でした。
 あまりこういうのもなんですが、旨味自体は「当たりの風の森」って感じなんですよね、ただ渋味の強さが面白い個性と深み、そしてドンドン飲み進めてしまう感を加えてくれます。
 これは一種理想的な、食中でも単独でもイケるタイプのお酒でしょう。
 露葉風は結構クセの強い酒米という印象があるのですが、うまく使いこなしている感じなのも見事。
 正直に言ってしまうと五條酒造のお酒は今まであまり好みとは感じていなかったのですが、これはドンピシャって感じでしたね。
 賀名生、今後バッチリ注目していこうと思います。


 ああでも開栓後ガスが抜けたらちょっとダレというかクセが強くなってきたかな…
 含んだ直後は良いのですが後味にセメダイン的なケミカルさが残りますね、個人的には即飲みを推奨。

■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2705.html

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名称:賀名生(あのう) 純米大吟醸 露葉風 直汲み無濾過生原酒
蔵元情報:五條酒造合名会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年08月13日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 連続でのご紹介ですね。

 前回飲んだお酒と使用米等は同じですが、「真中採り」という点が異なります。
 これはいわゆる「中取り」ですね、要はしぼり方の違いで、より上品な味わいが予想されます。
 風の森は大体のシリーズで限定品として出してきてますね(お値段もちょっとお高く)。
 私は「しぼり華」を買うのが遅れたので、どうせならと思い、この真中採りが出るのを待ってから同時開栓で飲み比べと洒落込んだ次第です。

 ちなみに、どうやらこの愛山純大かららしいのですが、ビンの底に風の森のロゴマークがあります(瓶自体に刻まれている感じ)。
 これって瓶の製造会社に専用瓶を直接発注してるってことですよね…、風の森の、製造過程関係でのこだわりは物凄いものがあると思います。

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 上立ち香は甘く華やかな印象のベリー系果実香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚な甘酸旨味がトロっとした舌触りで入ってきて、ほんのりとした渋味をあくまで奥深くに感じさせつつ、最後まで柔らかい感じでじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、柔らかなバニラ感とベリー系の甘酸味が一体化した感じの、押し出し十分ながらトロミと落ち着きもあるような、割と玄妙なバランスを保つもので、渋味によって飲み飽きしない印象もありますね。
 後味は、渋味及びガスやアルコールの刺激が引き取って、しっかりとキレます。

 飲み応え抜群ながら、トロリとした柔らかさもある、日本酒特有の奥深い甘味の魅力をどストレートに伝えてくれるお酒でした。
 我ながら感想がわけわからないことになっていますが、矛盾するような複雑さを感じさせつつも魅力自体は非常にわかりやすいお酒だと思います。

 しぼり華と比べると、若干ガスが抜け上品さが増し、より落ち着いて柔らかくなったような印象がありますね。
 後、ちょっと熟成というか味乗りがしてきていたような…、同時開栓とはいえ、保存状態に差が有ったのかもしれません。
 どちらかというと真中採りの方が好みでしたが、それぞれに良さがありますし、値段も考えると甲乙つけがたいですね、どちらも旨い!

 非常に楽しい飲み比べでした、風の森は引き続き追っていきたいと思います。

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名称:風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):2,200円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:豪華かつ満足度の高い飲み比べでした…
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2019年08月09日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 押しも押されぬ当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 このスペックは今年初登場ですね、というか、チャレンジタンクとして今年1回限りの造りのようです(どうやら、来年以降も別のチャレンジをしていく予定らしい)。
 裏ラベルには味わい等の紹介の他、酒造りのそれぞれの段階について担当者名が記載されています、杜氏(製造責任者)の名前は良く載ってますが、ここまで細かいのは珍しいですね。
 実際こういう風に名前が残るのって嬉しいんじゃないかなあと思います、造り手のモチベーションアップのためには非常に良いことなんじゃないでしょうか。
  この辺り、やはり風の森蔵元の先進性を感じましたね。(まああべの「僕たちの酒」みたいに「顔」を残すという、よりエキセントリックなやり方をしているところもありますが…)

 スペックは高価な酒米である愛山を50%まで削った無濾過生原酒という豪華なもの。
 お値段はやはり若干お高めの税抜2,000円です、6月製造を7月末開栓でいただいています。
 (ちなみに初回出荷時に買い逃したので、別の要件で行った和歌山の酒屋さんでたまたま見かけた追加出荷分を購入しました)

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 上立ち香は甘い、バニラ、ベリーって感じの香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚かつ複雑さを纏った甘旨味がチリチリとした口当たりで力強く入ってきて、尻上がりで出てくる苦渋味で結構しっかり引き締まりつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、ほんの少々トロミを感じるぐらいに濃厚なベリー的な甘酸が中心、そこにガスでやはりクリームソーダ感(ベリー系)がありますね、ただ程よい苦渋味が日本酒らしい奥深さを添えている印象。
 後味は、やはり苦渋味が引き取って力強くキレる感じ。

 パンチの効いた甘酸味を素直かつ日本酒らしい奥深さで楽しませてくれる、活きのいいモダン酒でした。
 いやあやっぱり濃厚なんですが、むしろ飲み進める程に舌に馴染んでくる感じが非常に良いですね~
 値段がお高めとはいえ、レギュラー品に割って入れるぐらいの完成度はあると感じました。
 ただ、少々ケミカル感がある気もするので、それが苦手な方には合わないかも。
 次回はこのお酒と同時開栓で飲み比べた、似て非なるお酒をご紹介します。

■紹介:「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-307.html

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名称:風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:酒やの鍵本(和歌山)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年08月07日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百楽門 純米大吟醸 「万里」 生原酒 30BY

家飲み記録 百楽門 純米大吟醸 「万里」 生原酒 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 ブログでの登場はついに8回目。

 百楽門は以前から応援している銘柄です、喜峰鶴同様、うのかわ酒店さんからの取り寄せ時には毎回同梱を検討しています。
 ちなみにこの「万里」はブログ開始前にも飲んでいる思い出のスペックだったりします、露葉風利用というのが特徴。
 露葉風利用のお酒というとやはり風の森が有名だと思いますが、春鹿、みむろ杉、長龍などやはり奈良の蔵では結構使われているみたいですね。
 個人的には結構クセの強い個性的な味になりがちという印象があったりします(まあ奈良酒だからかもしれませんが…)。

 精米歩合は50%。
 相変わらずホームページは放置状態なので、裏ラベル記載情報が得られる情報のほぼ全てですね…

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 上立ち香はかなり濃厚な印象の青い果実的な香りがそこそこに。
 含むと、若干の青さとそこそこの甘味を纏った旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、若干の苦渋味がダレ防止と深みの役割を果たしつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、フレッシュ感というかみずみずしさのあるメロン系甘酸味が中心にあって、それをそこそこの渋味と少々の渋味が引き締める、割とスタンダードなもの。
 後味は、そのまま苦味を若干口中に残しつつ、しっかりとキレる感じ。

 新酒生酒らしい味わいの魅力を、ほどほどの濃度でストレートに感じさせてくれる甘酸酒でした。
 良く言えばみずみずしいのですが、悪くいうと若干水っぽいんですよね、そして個人的には昔のようにもうちょっと甘さが欲しい気はしました。
 ただまあこれはこれで、このバランスが好きな方も居ることでしょう、引き継ぎはしっかりされているんじゃないでしょうか。
 百楽門、今後より酒質を伸ばしていって欲しいと思いました。

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名称:百楽門 純米大吟醸 「万里」 生原酒 30BY
蔵元情報:葛城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年07月24日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

家飲みプチ記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

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 かなり特殊なスペックのお酒なので、興味があれば前回(ver.1)の記事も是非ご覧ください。
 なお、ver.2以降は、前バージョンのお酒(今回の場合はver.2)を仕込みに使っているそうです。

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 今回はまず冷酒でいただいてみました。

 上立ち香は程よく落ち着きつつもフレッシュさも残したような、セメダイン混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらも、内に秘めたガスによりどこかスッキリ感もある甘旨味が力強く入ってきて、若干枯れた熟感を裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーん洋梨の砂糖漬け(?)的な甘味が中心にあって、苦味は完全に裏方、熟感は紅茶的なニュアンスに留まっていて、全体としては極めて独特にバランスが取れている印象。
 後味は流石に若干甘味を口中に残すものの、しっかり自然に引き上げます。

 極めて高濃度の甘旨味と謎の飲み飽きなさを兼ね備える、超個性派芳醇甘旨スルスル酒でした。
 いやーこりゃあオンリーワンですよ…、ガス感がまた本当に良い仕事をしていますね、これはまさに風の森だからできることかと思います。
 一種の古酒感と貴醸酒感とガス感のハーモニー、こんな酒質の設計は正直天才の所業としか言いようがないかと…
 風の森蔵元の発想力の凄みを改めて思い知らされた一本でした、甘口派で未飲の方は何としてでも飲んでみてください。

 蔵元の想定通りぬる燗につけると素直に甘旨味マシマシ、口当たりが柔らかくなります。
 確かに個人的にはこちらが良いですね~、ただ冷やしても全然アリというか、シチュエーションによっても使い分けられるんじゃないかと。
 しかも冷めてくるとさらにスルスル飲める感じになるんですよ、まあ自然な流れなんですがこれはこれで素敵。

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

家飲みプチ記録 花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

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 濁酒に引き続き、超個性派奈良酒の紹介です、個人的には甘味寄り甘酸っぱ系変わり種日本酒の決定版というイメージ。
 前回の感想はこちら。

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 上立ち香は実に甘酸っぱい感じながら、なぜかウィスキー的な雰囲気もある香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘酸っぱ味が木香っぽい複雑味を纏って力強く入ってきて、唾液腺も刺激しつつも一種の柔らかさも感じさせながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、強くもキツくない酸味と、若干蜂蜜っぽい甘味と、枯れてない熟感と、木香的な奥深い渋味がそれぞれ激しく主張しあって絡み合うオンリーワンの世界観のあるもの。
 後味は、酸味がガッツリ仕事をして、濃厚さをしっかり引き上げます。

 完全に日本酒離れした印象の、そしてだからこそ日本酒の可能性を感じさせてくれる、超個性派複雑系甘酸酒でした。
 いやあ~これはほんと好み分かれるタイプですわ(そして私は大好き)、まさにオンリーワン。
 今回は木香を強く感じたのですが、これは木樽使ってるんですかね…、花巴は確かにオーク樽熟成あったはずですが、これがそうなのかは知らないんですよね。
 個人的には普通のお酒の樽香とかはあまり好きではないのですが、こういう甘味が負けないタイプのだと、素直に木の風味の奥深さを楽しめる気がします(満寿泉の貴醸酒とか)。
 花巴の確固たる個性の魅力を感じた一本でした、今度はまた別の変わり種もいただいてみたいですね。

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名称:花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年05月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

家飲みプチ記録 金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

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 個性派が揃う奈良酒の中でも異彩を放つ、「食べる」日本酒です。
 前回の感想はこちら。

 ちなみにこのお酒(の密閉栓)は極めて開栓が難しく、前回は盛大に吹きこぼしました。
 今回はその経験を活かし、瓶を念入りに洗った後、底にボウルを敷いて吹きこぼしを受け止めつつ開けるという荒業を駆使しています。
 その様子は下記ツイートの通り。

 



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 上立ち香はヨーグルト的な乳酸を感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、結構強烈な酸を纏った旨味が物理的にドロドロな口当たりでドドドと入ってきて、最後まで酸味でガッツリ引き締まりながら喉奥に流れ込んで来ます。
 味わいは、米粒から滲み出す旨味を感じさせつつ、正直キツいレベルの強烈な存在感を示す乳酸味が厳然たる主役、苦味渋味は皆無で、とにかく酸っぱい印象が残る感じですね。
 後味はその酸味がガッツリ引き取って引き上げていきます。

 お米的な旨味やオンリーワンの食感を感じさせつつ、最後には強烈な酸味の印象が残る酸っぱ酸っぱ酒でした。
 あれ、前こんなに酸っぱかったっけ…と若干呆然としましたね、やっぱりこういう製法だと安定しないのかなあ。
 これで甘味があれば面白い個性酒だったのに…、これなら穴開き栓の方が良かったのかしら、うーん難しいなあ…
 ちなみに開栓は凄く大変なんですけど、飲んだときはガス感は皆無なんですよ、面白いですよねえ。
 今の日本酒の製法が、酒質の安定においていかに進歩したものであるかを、逆説的に教えてくれた一本でした。

 ちなみになんとなく燗をつければおかゆみたいにたべやすくなるんじゃないかと思ってやってみたんですが…
 ぎゃーやっぱり酸っぱい…久々に飲み切るのが厳しいお酒でしたね。(ただ、合わせる食べ物によっては良い感じに飲む方法もあるかも)

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名称:金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓)
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:7.9/9.0

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2019年05月13日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山

家飲み記録 憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山

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 奈良県奈良市のお酒です。
 「たつみ清酒堂 東京」さんで購入した憲の、米違いの二本目になります。

 こちらを醸す奈良豊澤酒造のホームページを見ると、「現代の名工」に選ばれている藤沢忠治杜氏が造りを行っていることを売りにしているようです。
 現代の名工と言えば、かの農口杜氏や山影杜氏、引退してますが綾菊の国重杜氏など、錚々たる方々が選ばれています。
 そちらの方面から追う形で、「現代の名工が醸したお酒」を飲み比べて行くというのも面白いかもしれませんね。

 今回いただくのは愛山を55%まで削って醸した無濾過生原酒、スペックの割には良心的なお値段だと思います。
 店頭には前回の山田錦とこの愛山に加え、TYPE-2として雄町が並んでいたのですが、今回はスタンダードな山田錦と割安な愛山で飲み比べてみた次第です。
 8月製造、11月開栓。

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 上立ち香はベリー系(?)のちょっと甘を感じる香りが仄かに。
 含むと、なかなかに複雑な旨味が、しかし重すぎない感じで力強く入ってきて、割と華やかな含み香ともいい感じでバランスを保ったまま、割と息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋苦がしっかり一体となって絡み合ったような、若干イチゴ風味のあるフルーティーかつ奥深いもので、濃度・飲みごたえももバッチリ、かつ粗さも無くて複雑味ゆえの飲み飽きなさもありますね。
 後味は酸渋をあくまでほんのりと残しながら、実に自然に引き上げてくれます。

 愛山特有の複雑さの有る甘旨味を、素直かつ力強く楽しませてくれる、いい感じの生熟芳醇酒でした。
 山田錦と飲み比べて強く感じたのは、憲はお米の個性を引き出すのが上手いってことですね(若しくはしっかりお米のイメージ通りに仕上げてくるというべきか)。
 同蔵の3本を飲んだ限りでは、儀助よりも憲が、さらに山田錦よりも愛山がより好みでした。
 憲、次は是非飲み残した雄町もいただいてみたいと思います。

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名称:憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山
蔵元情報:奈良豊澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年04月04日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

憲(Ken) Blue 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦

家飲み記録 憲(Ken) Blue 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦

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 奈良県奈良市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めて…かと思いきや、以前同蔵の「儀助」という銘柄を飲んでました。

 こちらは銀座は歌舞伎座のすぐ近くに最近オープンした「たつみ清酒堂 東京」さんで購入しました。
 本店はさいたま市にあるようですね、最近首都圏の実力派地酒屋が東京の中心地に出店する事例が増えている気がします(私が众・Wを買った「いまでや」が代表格でしょうか)。
 この「憲」は同店プロデュースらしく強く推している印象で、店頭にも米違いで3種類生が置いてありました。
 私としても銘柄自体は未飲であり、興味が有ったので、飲み比べもできるように2本買ってみた次第です。(初飲みで3本は流石に厳しい…)
 
 まず紹介するのは山田錦利用、精米歩合55の無濾過生原酒。
 何といっても山田錦ですし、スタンダードな位置づけがこれなのかなと思いセレクトしました、

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 上立ち香は若干バニラ混じりの落ち着いた果実香がそこそこに。
 含むと、吟醸的な含み香を纏ったスッキリとした甘旨味がスルスルと入ってきて、ほどほどの苦味でキツくない程度に引き締められつつ、自然な感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、結構王道的な青りんご的甘旨味と香りが中心にあって、程よい酸味がフレッシュ感を与え、苦味と若干の辛さもあって、全体としては結構キリッとした印象ですね。
 後味は、ほんのりとした苦味の余韻を残しつつも、極めて自然にしっかりとキレます。

 王道的旨味を、程々の飲みごたえと、飲み飽きないバランス、そしてしっかりしたキレで味合わせてくれるお酒でした。
 全体のバランスが取れている上にスッキリしているので、一口目より飲み進めた後の方が良さがしみじみと感じられますね。
 なんとなく山田錦らしいといえばらしいような…(多分に思い込み)、無濾過生原酒としては万人にオススメできる感じだと思います。
 次回はもう一本買った憲をご紹介します。

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名称:憲(Ken) Blue 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦
蔵元情報:奈良豊澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 特別純米

2019年04月02日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

儀助 特別純米 無濾過生原酒

家飲み記録 儀助 特別純米 無濾過生原酒

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 奈良県奈良市のお酒です。
 完全初見銘柄ですね。

 こちらを醸す奈良豊澤酒造のホームページを見ると、通常銘柄は「豊祝」のようですね、そちら含めまったく知りませんでした。
 まあ登酒店さん取り扱い銘柄なら大丈夫だろうと衝動買いした次第です。
 裏ラベルには「究極の食中酒」を指向するという旨の記載がありますね、おそらくキレ重視ということなのでしょう。

 スペック的には山田錦の精米歩合60ということで、まあ王道的な印象。
 使用酵母もN2と明記されています、が、ググってもあまり出てこないぐらい酵母ですね…長野2号で合ってるのかな。
 (個人的にはN2と聞くとN2爆雷が思い浮かびますが…余談)
 7月購入10月開栓です。

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 上立ち香はフレッシュさを残した割とサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、中程度の濃度の素直な旨味がそこそこの勢いで入ってきて、若干遅れて出てくるほんのりとした苦味と少々の辛さでしっかりと引き締まったまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えながら実に存在感のある、渋柿的なキリリとした旨味が中心にあり、苦味も引き締まりを増すことに徹している印象、少々粉っぽさやケミカル感も感じます。
 後味は、ほんのりと苦味を残しつつも、割と自然に引き上げます。

 存在感がありつつもとにかくキリリとした旨味が特徴的な、芳醇旨辛酒でした。
 わかりやすいお酒ではありますね、いわゆる食中酒として目指すところはハッキリしているのかと。
 結構差別化が難しい方向だとは思いますが、好きな方は多いと思います。
 儀助、機会があればまた他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:儀助 特別純米 無濾過生原酒
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 儀助 特別純米

2019年01月24日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒

家飲み記録 広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です。
 銘柄的には初ですが、同蔵のお酒の紹介は2回目。
 
 以前には通常銘柄の長龍をいただいています、この「広陵蔵」は文字通り本社の蔵の所在地名が由来のようですね。
 裏ラベルによると、お米も広陵町産の「ヒノヒカリ」(飯米)を使用し、まさに「広陵町のお酒」になっているそうです。
 地元産の飯米で酒造りっていうのは、原材料の安定調達の面からはある意味究極の方策なんでしょうね。
 同じ奈良の風の森もその点は随分昔からやっていますし、なんとなく地域性があるように思えます。

 さて、精米歩合は60の無濾過生原酒。
 飯米使用だからか、お値段は税抜1,250円とかなり良心的です。
 2018年8月製造、10月開栓。

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 上立ち香はあまりしない感じですね、渋味の雰囲気が若干ある気もします。
 含むと、落ち着きながらもインパクトのある甘酸旨味がグググっと入ってきて、割と強めの渋味でギッチリと引き締められたまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘味はほどほどながらしっかりありつつ、酸味と渋味が若干優勢な印象で、あえて言うなら旨味マシマシの白ワイン的趣がありますね、割と飲み飽きない感じでスルスル飲めてしまう感じ。
 後味も酸渋が引き取る形で、見事に引き上げてくれます。

 無濾過生原酒らしい飲みごたえのある旨味と、一種白ワイン的な引き締まりを兼ね備えた、個性派スルスル酒でした。
 いわゆる食中酒として極めて完成度が高いですね、それでいて単体で飲んでも全然飲めるのが今風で素晴らしい。
 うーんこれは万人受けするんじゃないかな…、方向性的に私よりも相性が良い方は多いと想像します、コスパも非常に高。
 長龍酒造のお酒は今後も注目していきたいですね。

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名称:広陵蔵 特別純米酒 無濾過生原酒
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年01月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

倭姫(やまとひめ) 純米吟醸 無濾過生原酒

家飲み記録 倭姫(やまとひめ) 純米吟醸 無濾過生原酒

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 奈良県奈良市のお酒です。
 銘柄的には初見初飲みですが、同蔵のお酒としては4回目の家飲みだったりします。

 こちらを醸す今西清兵衛商店のお酒としては、代表銘柄である「春鹿」の方が圧倒的に有名でしょう・
 購入先の登酒店さんの商品紹介ページによると、この倭姫は「27BYから新たにスタートした、特約店限定流通ブランド」とのこと。
 個人的には、地場大手の特約店限定ブランドは期待してしまいますね、実力蔵の本気といいますか。
 具体的にはMIYASAKA(真澄)、花邑(両関)等が思い浮かびます。

 スペック的には五百万石を60%まで磨いた無濾過生原酒とのこと。
 ラベルにはブランド名通り古代の姫(巫女?)のイラストが。
 昔の三芳菊みたいな、こういうちょっと控えめに可愛いラベルは個人的には好きですね。


 上立ち香は割と引き締まった草っぽい香りがそこそこに。
 含むと、いい感じに味乗りした印象のバランスの良い旨味が、結構な辛さを伴いつつも自然な口当たりで入ってきて、徐々に強まる辛さで口中をピリピリとさせながらじわじわ入り込んできます。
 味わいは、お米由来って感じの、しかし甘味をしっかり伴った旨味が中心、伴う辛さは時間差で出てくる感じながら最終的には非常に強まってきますね。
 後味は完全にその辛さの働きで、ピリピリスパッとキレます。

 辛さとまろやかさを共に感じるのが面白い、一種のまとまりが魅力的な芳醇旨辛酒でした。
 私には若干辛さがスパルタに感じてしまいますが、このくらいのキレを求める人はいることでしょう。
 なにより、旨味が濃厚かつ柔らかいのが良いですわ…、ここまでギャップ、二面性が強いお酒は珍しいかも。
 倭姫、惹かれるものをしっかり見せてくれた一本でした、次はまた別スペックもいただいてみたいですね。

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名称:倭姫 純米吟醸 無濾過生原酒
精米歩合:60%
使用米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:株式会社今井清兵衛商店
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年01月17日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金嶽 しぼりたて 無濾過生原酒

家飲み記録 金嶽(きんがく) しぼりたて 無濾過生原酒 29BY

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 奈良県奈良市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに未経験です。

 登酒店さんでの通販注文品物色の際、未飲&完全初見銘柄&無濾過生原酒ということで、衝動的にオラァとポチりました。
 蔵元ホームページを見ると今風な感じで、「買える店&飲める店」のリストも有り、とても好印象。
 ちなみにご挨拶コーナーに銘柄由来解説があるのですが、それが非常に素敵なのでそのまま引用します。

>当蔵は清酒発祥の地 奈良の北東部 大和高原の山間にあります。
>山々に雲がたなびき、雲の間から光が差す時、
>黄金色に輝く遠岫は金の嶽を形成します。
>その様は、まさに【金嶽】なのです。

 今回いただくお酒についても、公式の商品紹介ページに載っていましたが、スペック的な情報は皆無ですね。
 ラベルにもろくに記載が無いので精米歩合すら分からないという…、残念ながらこっちについての情報公開度は最低レベルかと。
 特定名称の表記が無い普通酒のようです、割と珍しい五合瓶入りで税抜1,300円。
 しぼりたてながら、9月開栓なので若干熟したコンディションとなっています。


 上立ち香は甘いアルコール臭という感じのものがそこそこに。
 含むと、荒々しい印象の甘旨味がぐわっと入ってきて、ピリピリした辛さや謎の粉っぽさを伴い、口中を荒らしまわりながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、濃い目の洋ナシ系かなあといった甘旨味を感じさせつつ、結構なキツさのあるアルコール的辛さや若干の苦味の刺激で強引にダレ感を防いでいる印象。
 後味は、やはり辛さが力技で引き取っていきます。

 割と柔らかい今風の甘旨味を、強烈にアルコールの辛さが引き締める、独特のバランスを見せるお酒でした。
 いやあ最近アルコールの刺激に慣れたきた私ではありますが、ここまでくると流石に少しマイナスに感じるかも…、普通酒表記なだけにアル添量が多いのかしら。
 でもこれはこれで楽しいお酒ではあります、コスパも良いですし、飲み応えのある新酒らしいお酒として、気楽に飲める感がありますね。
 金嶽に限らず、倉本酒造の別のお酒も飲んでみたいと思わせてくれました。

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名称:金嶽 しぼりたて 無濾過生原酒
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:20%
日本酒度:不明
蔵元情報:倉本酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/900ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年01月09日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 風の森 ALPHA TYPE2 30BY

家飲み記録(新春簡易版) 風の森 風の森 ALPHA TYPE2 30BY

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 風の森の高級ラインとしては山田錦純大、氷結採りのTYPE4、そしてこのTYPE2が主なところかと思います。
 個人的にはこのTYPE2がコスパ的に自分に合っている気がするので、今回新年酒に追加した次第です、四合瓶で3,000円。
 まあ聞くところによるとワインの世界では「1万円以下でもいいのって結構ある」みたいなセリフが普通に成り立つようですし、それに比べれば慎ましいものでしょう。
 (日本酒なら5,000円出せば、出品酒クラス買えるっちゅーねん)

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 約2年前(28BY)の記事はこちら。

 上立ち香はやっぱりサイダーを彷彿とさせるガス混じりの甘い香りがそこそこに。
 含むと、ハッキリとした感じの甘味が強めのガス感を伴いつつも上品な口当たりで自然に入ってきて、その印象が最後まで続く感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、マスカット果汁入りのサイダーとでもいいますか、濃厚ながら見晴らしの良い甘酸味が中心にあり、苦味等の雑味は皆無、ガス感も手伝ってグイグイいってしまいそうな危険さを感じますね。
 後味は、高精白らしく甘味がデクレシェンド的に極めて自然に引き上げてくれます。

 純度と濃度の高い甘味が、実に口溶けが良い感じで自然に入ってくる、高精白らしい上品さと、らしからぬインパクトを兼ね備えたお酒でした。
 いやあこれはお値段以上だとは思いますね、しっかり狙い通り、風の森のハイクラスとして納得感があります。
 ただ今回、実は一人でじっくり飲んだのが開栓後3日ぐらいたってからなんですよ、ガスをちゃんと楽しめなかったな~
 以前に自分で「早飲み推奨」と言っていながら、それを守らなかったのは反省ですね…元旦一斉開栓にこだわりすぎた気がします。
 ともかく、安定感を感じた一本ではありました、風の森ファンなら抑えておくべきお酒かと…

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名称:風の森 ALPHA TYPE2 30BY
精米歩合:22%
使用米:秋津穂
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0(値段を考慮に入れても)

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2019年01月07日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

櫛羅 純米吟醸 山田錦 29BY

家飲み記録 櫛羅(くじら) 純米吟醸 山田錦 29BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 同蔵のお酒としては2回目の登場になります。

 同蔵元の別ブランドには「篠峯」があります、「櫛羅」は蔵の住所にもある通り地域名(大字)で、そこで自作したお米で醸したお酒に飲みつける限定ブランドとのこと。
 篠峯の方は、以前「生もと」をいただいていますが、その時はなんとなくクセを感じてあまり楽しめなかった記憶が残っています。
 が、実はブログ開設前(2012年)に、篠峯八反純吟生と櫛羅純米生を家飲みしており、その時の印象は良好でした。
 今回はその辺りの確認のため、通販時に同梱した次第です。

 スペックは櫛羅産山田錦を50まで削った中取り無濾過生原酒とまさに王道を逝くもの、お値段は税抜2,000と少々お高めながら割高ではないでしょう。
 4月製造ですが、まあダレることはない銘柄だろうと、7月末まで引っ張ってからの開栓でした。

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 上立ち香はスッキリとした酸を感じる柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの、ハッキリとした酸が中心にある芯のある旨味が力強く入ってきて、最後までキツさのない引き締まりを保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、酸・甘・旨がそれぞれ主張しながら、若干酸が優位を取る形でバッチリバランスが取れている、凝縮感と一種の透明感のあるもので、飲み応えはありながらグイグイ飲みたくなる印象のもの。
 後味は、やはり酸が爽やかに引き取って割と自然にキレます。

 最初から最後まで酸が主役を演じつつ、果実的な甘味としっかりと一体化して、実に自然な感じで旨味を楽しませてくれるハイレベルバランス酒でした。
 苦渋もあることはあるのですが、ヴェール越しというか、キツさがしっかり抑えられているのが見事ですね。
 当然のようにダレ感も皆無ですし、これは万人に強くオススメできるお酒と言えるでしょう、未飲の方は是非。
 櫛羅は篠峯と共に、今後も信頼できる銘柄として心にとどめておきたいと思います。

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名称:櫛羅 純米吟醸 山田錦 29BY
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:千代酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲み記録 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の6本目、トリになります。

 この雄町純吟笊籬採りは、私が殿堂入りとしている、風の森の中でもダントツに好きなスペックです。
 裏ラベルに記載されている「風の森シリーズの中で最もスウィートな設計」という言葉に偽りはないでしょう。
 花陽浴に代表されるフレッシュ甘口酒が好みであれば、すべからく飲むべきお酒だと思っております(笊籬採りがベストですが、普通のしぼり華でも十分かと)。

 なお、先日も書きましたが、こちらは甘口日本酒オフ会に私が持ち込んだお酒の1本でもあります。
 (2本買っておいて1本自分で飲み、1本持ち込み)

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 上立ち香はサイダーの香りを濃厚にした感じのものがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚でクリーミーな甘味を中心とした旨味がシュワシュワと入ってきて、若干裏に回った苦味と渋味で割とギッチリ引き締まりつつ、グワッと胃に流れ込んできます。
 味わいは、やはりクリームソーダ的な甘旨味が主役、そこに存在感のある、しかし柔らかめの苦渋が絡み、謎の甘しょっぱさも混じったような非常に賑やかかつ濃厚なもの。
 後味はほぼほぼ苦味が引き取る形で、力強くキレます。

 甘酸渋苦味がそれぞれ主張しつつも、やはり甘味がリーダーシップをとり、ガスでダレを防ぐ、オンリーワンのバランス酒でした。
 いやあやっぱりこの甘味の存在感は好きですね…、そしてこのガスの使いこなし感は流石の貫禄という雰囲気。
 ただ数年前の一升瓶時代と比べると、ちょっと軽い感じがするのと、苦味がちょっと立っちゃっている感じがマイナスに働いて、目が覚めるような旨さには思えなかったかも。

 やっぱり最近の風の森は全量四合瓶化に象徴されるように、軽めで万人向けの酒質を指向している気がしますね。
 それはマニアにとってはちょっと物足りない部分もありますが、仕方のないことなのかも…(個人的には笊籬採りだけでもあくまでマニア向けにして欲しいというのが本音ですが)。
 
 といいつつも、29BYの風の森を飲んで結局一番強く感じたのは「私はつくづく風の森が好きなんだなあ…」ということだったりします。
 多少の方針変更やロットのブレがあっても、その個性を形作る根底の部分がとことん好きなので、大体楽しめちゃうんですよね。
 そしてその経験を通じて「自分にあった個性のある銘柄を見つける」ことの重要性を再認識したような気がします。
 当ブログとしても、読者の皆様がそういう銘柄と出会う一助になることを目指したいと、改めて思いました。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
精米歩合:60%
使用米:雄町
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年11月08日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 簡易モード紹介記事の5本目。

 最近紹介した愛山80真中採りの笊籬採りバージョンという感じです。
 ただ、日本酒の場合原材料が同じでもロットやら搾り方やらでかなり味わいが変わってくるので、先入観は禁物と言えるでしょう。

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 上立ち香は甘さメインで、ガス・酸を伴ったフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、凝縮感のある甘酸味がチリチリしたガス感を伴って力強く入ってきて、少々唾液腺を刺激する酸で輪郭を保ちつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、チェリー?ベリー?な果実感のある甘酸味が中心にあって、割と強めの苦渋が絡みつき、若干賑やかな印象と粉っぽさも感じる極めて濃厚な旨味の世界を感じますね。
 後味は苦酸が引き取る形で、強引ながらもしっかりとキレます。

 甘酸苦渋が少々のガスを伴い、それぞれ激しく主張して独特のバランスを保つ、個性派暴れん坊芳醇酒でした。
 酸の存在で飲みにくさは意外とあまり無いのですが、甘さとガスがちょっと弱いのは寂しいかも…、愛山スペックは他のお米と比べ、やっぱりまだ安定感に欠けるというか、ロットごとの落差が激しい気がしますね、しかも最初のしぼり華が一番好印象だったのはちょっと寂しいというかなんというか。
 ただ、他のお酒と同時に飲むとやはり物凄い個性と存在感が有ることが改めてわかるんですよ…、そしてその個性は私の嗜好とぴったし合う。
 結果として多少のブレは合っても個人的には凄く楽しめてしまう感じです。

 次回は連続掲載のラスト、個人的にもっとも思い入れのある風の森をご紹介します。

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名称:風の森 愛山 純米 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
精米歩合:80%
使用米:愛山
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月07日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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