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稲乃花 白 無濾過生原酒

家飲み記録 稲乃花 白 無濾過生原酒

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 奈良県天理市、稲田酒造のお酒です。

 先日、登酒店さんからまとめてお取り寄せをした際、未飲銘柄ということでセレクトしました。
 蔵元ホームページははなかなかに手作り感があるもの。
 蔵紹介を見ると明治10年にかの天理教の御神酒を造り始めたのがルーツとのことで、日本酒と宗教が密接に結びついているということを改めて感じますね。
 
 今回いただくのはやけにモダンな見た目ですね、墨アーティスト「イマタニタカコ」氏の作品とのこと。
 アルコール度数が12~13度と低く、日本酒度-20、酸度5.3と、日本酒としては変わり種の甘酸っぱい系が約束されたような数値になっています。
 (本当は普通系のが良かったんですが、在庫が無かった…)


 上立ち香は思い切った露骨なセメダイン香ですね~
 含むと、やはり完全に日本酒離れした旨酸味が勢い良く入ってきて、唾液腺を刺激しながらじわりじわりと口中に染み込んできます。
 味わいは、白ワインを思わせる酸味が完全に主役、そこに若干の旨味と弱い甘味が絡まって少し柔らかもを演出、ちょっとケミカルな苦味的風味も面白いですね。
 後味は、酸と苦味がガッツリ引き取ってキレます。

 日本酒離れした強力な酸味が特徴的な、旨味を纏った白ワイン的な個性派濃厚酒でした。
 いやあ、日本酒としては変わり種ですが、なんとなくこっち系のお酒としては割とある方向性な気もしますね。
 結果として、こっち系の酸っぱ酒が好きな方にはオススメできると思います(私は苦手ですが)
 稲の花、次は別のスペックをいただきたいと思いました。

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購入価格(税抜):1,143円/500ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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2022年09月10日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梅の宿 純米 生 「アンフェインドサケ」

家飲み記録 梅の宿 純米 生 「アンフェインドサケ」

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 奈良県葛城市、梅乃宿酒造のお酒です。

 梅乃宿のラインナップの中で、「アンフィルタード・サケ」という商品は昔から知られている商品だと思います、
 何といっても「無濾過」というストレートなネーミングなので、私も一度飲んでみたいと思っていました。
 が、なかなかタイミングが合わず飲み損ねているうちに今回の商品に出会った次第です。
 なお、いつの間にやら「UNシリーズ」なる位置づけになっているみたいですね、これから色々と出てくるんでしょうか。

 裏ラベルに記載がある通り「アンフェインド」とは「心からの・真実の」という意味だそうです。
 アンフィルタードに比べると叙情的というか、いまいち意味合いがピンとこないような気もしますが、テイスティングコメントもあるので、そちらは参考になるかと。


 上立ち香は濃厚でほんのりセメダイン混じりの爽やかな果実香がそこそこに。
 含むと、実にバランスが良い印象の甘酸旨味が滑らかな口当たりで入ってきて、ガッツリと飲みごたえを感じさせつつも最後まで引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、あえていうとバナナ系の爽やかな甘酸味とオリ由来の実に濃い旨味が見事に一体化したもので、裏方に徹した苦味も含め、素晴らしいまとまり。
 後味は、苦味の働きながらも実に優しく引き上げます。

 オリ由来のお米の旨味とフレッシュ果実感が素晴らしく纏まった、スタンダードな魅力を最大限に感じさせてくれるお酒でした。
 これは良いなあ、なにかとんがった部分があるわけでは無いのですが、素直に濃厚で素直に旨い感じ。
 そして何気に、裏ラベルのコメントが実に的確なんですよね、ほぼほぼそのまんまの印象でしたし、伝統と革新というコンセプトもなんとなく分かります。
 梅乃宿、次こそアンフィルタードもいただきたいと思いました。

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購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(三ノ輪)
お気に入り度:8.5/9.0

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2022年08月30日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

櫛羅 純米吟醸 中取り 無濾過生原酒 ~KodamaTuning~ 30BY

家飲み記録 櫛羅 純米吟醸 中取り 無濾過生原酒 ~KodamaTuning~ 30BY

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 奈良県御所市、千代酒造のお酒です。

 結構続いた地酒屋こだまさんでの購入酒のトリを飾るに相応しい、店長が入魂して熟成させたこだまチューニング。
 以前には、私のアル添酒へのイメージを一変させてくれた、辰泉の本醸造生を頂いたことがあります。

 先に言ってしまうと今回も無茶苦茶旨かったんですよね~
 なんとなく日誌係さんみたいな言動になってしまいますが、こういうお酒・熟成テクが広く評価されて、高い値段で取引されるようになるのが本来健全というか成熟した市場なんだろうなあと思います。
 ただまあ私としては、そういう情報を持っている人間が美味しい思いをできる今の状況もありがたいというのが正直なところだったりしますね。
 読者の皆さんも是非当ブログの情報で美味しい思いをして欲しいところです。

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 上立ち香は熟した、しかし枯れてない感じの若干酸も感じる果実香がそこそこに。
 含むと、実に複雑な感じの旨渋味が、引き締まりと見晴らしの良さを添える凛とした酸を伴いつつ、力強くしかし自然な口当たりで入ってきて、最後まで存在感を保ちつつもスルスルと胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、紅茶的な素直な熟感がありつつ、ダレやクドさを全く感じさせない、旨味と酸味と渋味メイン、甘味サブという感じのバランスの良いもので、濃度の割に恐ろしく杯が進んでしまいますね。
 後味は、その複雑味や存在感が、全体のバランスと酸味の働きで極めてさばけの良い感じで引き上げていきます。

 程よく熟した紅茶的な渋味と蜜的な甘味、そして凛とした酸味がとんでもなくハイレベルにバランスを取る、いくらでも飲めてしまうお酒でした。
 いやあ素晴らしいですねえこれは、あまりこういうこと言うのもなんですが、アホみたいに日本酒飲んでるブロガーが一致して評価してるお酒ってそりゃ本物なわけですよ。
 さらに余計なことを言うと、プレ酒追うより大塚行った方が、よほど簡単に感動できるレベルのお酒に出会えると思います(試飲できるし)、メディアにはろくに出ない情報ですけど、せっかく今このブログ読んでるんだから、信用してくださいな。
 篠峯、そしてこだまチューニングの凄みを感じさせてくれた一本でした。

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購入価格(税抜):2,050円/720ml
購入した酒屋さん:地酒屋こだま(大塚)
お気に入り度:8.8/9.0

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2022年06月28日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE2 03BY

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE2 03BY

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 奈良県御所市、油長酒造のお酒です。

 今年の正月酒の1本ですが、当ブログ定番酒で流石に書くことも無くなってきたので、詳しくは過去記事をご参照のこと…
 実はもうちょっと高級な、「真中採り」も店頭に有ったのですが、リーデルのグラスがセット売りであり、うちに既にリーデルグラスが複数あることから見送りました。
 まあこちらも3,000円ですし十分高級酒と言えるでしょう。


 上立ち香は洋梨的果実香と若干のセメダイン感が絡み合いつつ、ハッキリと甘い香りが気持ち強めに。
 含むと、濃厚な甘味を主体としつつほんのりと渋味を纏った旨味が、チリチリとしたガス感を伴いつつも自然な口当たりで入ってきて、その印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やっぱり三ツ矢サイダーを彷彿とさせる風味がありつつ、苦味等の雑味をほぼ感じさせないもので、甘味を渋味が絶妙にコーティングする感じが流石のまとまり。
 後味は、渋味の余韻をほんのり感じさせつつ、見事なまでに綺麗にキレます。

 風の森らしい甘旨渋味を、非常に上品にまとめ上げた印象の、実に納得感が強い芳醇スルスル酒でした。
 結構出荷から時間が経っているのに、ある程度ガスの余韻が残っていて、それがまた良い仕事をしてる感があるのが「らしい」感じで良いですね。
 ただちょっと渋いかな~、このバランスがハマる方も多いと思いますが、個人的にはもっと甘いほうが好き。
 風の森、相変わらずで安心できた一本でした。

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購入価格(税抜):3,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5(値段を考慮に入れて)/9.0

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2022年01月15日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長龍 「四季咲 梅子黄(ばいしおう)」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町

家飲み記録 長龍 「四季咲 梅子黄(ばいしおう)」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です、同蔵のお酒の紹介は4回目。

 通常銘柄「長龍」の限定ブランドという位置付で、それぞれ二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」から名付けられている「四季咲」シリーズです。
 前回「桃始笑」を頂いた時の印象は良く、リピートを狙っていたのですが、当時は一升瓶限定でなかなか手が出ず…
 今年はありがたいことに四合瓶が出てくれて、本当は2,3本買って飲み比べしたかったのですが、残念ながらタイミング的にこれしか在庫がありませんでした、ままならないなあ…

 実は以前同蔵のネット見学の機会をいただいたこともあり、早めにお酒の紹介記事書きたいなあと思っていたのですが、あれよあれよと遅れてしまいこんな時期に…
 精米歩合は雄町、精米歩合は55%です。

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 上立ち香は実にフレッシュでスッキリとした柑橘系の果実香がそこそこに。
 含むと、まとまりの良い甘旨酸味が自然かつ勢いよく入ってきて、裏方に引き締め役の渋味を感じさせつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、みかんとかオレンジを思わせる柑橘系の甘酸味が主役、ただ旨味もしっかりあって軽いだけじゃない印象で、雑味はしっかり抑えられていて、ついつい飲んじゃうタイプですねえ。
 後味は、酸渋が仕事をして、見事にキレます。
 
 フルーティーながらもお米的な旨味もしっかりあるのが特徴的な、良バランスの芳醇旨酸酒でした。
 裏ラベル記載の矢印で、若干辛口寄りで若干濃醇寄りと示されているのに納得ですね。
 どちらかというと食中酒向けかとは思いますが、単体でグイグイやっちゃっても楽しいかと。
 長龍の安定感を感じさせてくれた一本でした。

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名称:長龍 「四季咲 梅子黄(ばいしおう)」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.45/9.0

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2021年12月21日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

猩々(しょうじょう) 「前鬼」 純米大吟醸 無濾過無加水生原酒 01BY

家飲み記録 猩々(しょうじょう) 「前鬼」 純米大吟醸 無濾過無加水生原酒 01BY

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 奈良県吉野町のお酒です、ブロクでの登場は2回目。

 いやあ「猩々 前鬼」って時点でオーラのある名前ですよねえ、両方ともメガテンに出てきそう(というか出てる)。
 しかも「ZENKI」という表記もあるし…、裏レベルには酒の話より前鬼解説があるし、なんか色々面白い気がします。
 ただ、蔵元ホームページはまあ実にスタンダードな感じですね(もうちょっと怪異色を出したら面白そうな)。
 とはいえ、今回いただくお酒含め、限定の無濾過生原酒もしっかり載せているのは素敵かと(それをしない蔵が多すぎる…)。

 スペックは兵庫県産山田錦の精米歩合50ということで、コンセプトよりクオリティ重視って感じですね。
 今回01BYが残っていたので、あえてそちらをセレクトしました、飲んだ時点で約1年半生熟です。

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 上立ち香は結構薬、草を感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、ほんの少々熟感を纏った旨渋味が割と軽やかな口当たりで入ってきて、ほんのりとした甘味や苦味も感じさせつつ、最後まで素直に胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、かなりわかりやすい紅茶感のある、ほどよい存在感の旨渋味が厳然たる主役、そこに甘さが優しさを添え、苦味そして辛さが引き締め役を演じる、全体としては非常に王道を往くまとまりですね。
 後味は、その引き締まった印象のまま、渋味の余韻をほんのり残しつつもスッパリとキレます。

 紅茶に砂糖をひとさじだけ入れたような、程よい生熟感を実に素直に楽しめる、引き締まりの良い 甘旨渋味酒でした。
 いやあ、奈良酒ということもあり個性派の味わいを想像していたのですが、なかなかどうして正統派という印象。
 ただまあ生熟自体がある意味マニアックなジャンルではあるのですが…、生熟酒に良い印象を持っていない人にこそ飲んでみて欲しい味わいですね。
 猩々、次はまた別スペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:猩々(しょうじょう) 「前鬼」 純米大吟醸 無濾過無加水生原酒 01BY
蔵元情報:北村酒造株式会社
購入価格(税抜):1,950円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年12月19日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百楽門 純米吟醸 中汲み生原酒 雄町 02BY

家飲み記録 百楽門 純米吟醸 中汲み生原酒 雄町 02BY

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 奈良県御所市のお酒です、ブログでの登場はついに9回目。

 実はこの百楽門は日本酒飲み始めから、もうかれこれ8年以上追っている銘柄だったりします。
 ただ数年前、杜氏さんが変わったというか、全杜氏が引退されて蔵元が自ら醸すスタイルになってから、やっぱりちょっと味が変わったなあという印象がありました。
 とはいえ、方向性自体は好みだということと、何より年々良くなっている印象があるので、継続的に代表的なスペックをいただいております。
 今回もその延長線上でのセレクトですね。
 
 スペックは雄町の精米歩合60ということでまあスタンダードな純米生ですね。
 5月製造、7月開栓なので、若干の生熟期間を経ています。


 上立ち香はフレッシュと落ち着きの中間地点という感じの、りんご系の果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚かつ素直な印象の甘旨味が若干のトロミを伴う口当たりで入ってきて、そこそこ華やかな香りと苦味を感じさせながら、じわじわと口中に染み込んできます。
 味わいは、蜜たっぷりの青りんごといった趣のスタンダードなもので、若干紅茶的生熟感や渋味は出てますが存在感もマシている印象、苦味もいかにも香り系ですが、味わいが濃いのでしっかりバランスは取れていますね。
 後味は、苦渋味がしっかり引き取る感じでキレるタイプ。

 高精白のフルーティー生原酒としてスタンダードで、素直に味乗りした印象の、ほど熟香り系芳醇甘旨渋苦酒でした。
 いやこれは個人的には好みですねえ、複雑ながらもまとまっているところと、割と低酸なところが素敵。
 これは正直なところかなり今後に期待できると思いました、この味が受け継がれるのは嬉しい限り。
 百楽門、引き続きファンとして追っていこうと思います。

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名称:百楽門 純米大吟醸 中汲み生原酒 29BY
蔵元情報:葛城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.45/9.0

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2021年12月12日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

梅乃宿 生もと純米奈良流五段仕込 無濾過生原酒 02BY

家飲み記録 梅乃宿 生もと純米奈良流五段仕込 無濾過生原酒 02BY

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 奈良県葛城市のお酒です、同蔵のブログ登場はこれで4回目。

 実はこのお酒は約4年前に飲んでいました、そしてそのことはすっかり忘れて発注してしまった次第です。
 いやあ流石に最近は結構前に飲んだお酒忘れてますねえ、しばらくはほぼ全部覚えてたんですが…
 そうなってくると、このブログでずっと記録を残しているということは大きいですね、今の自分の感想と比べるのもなかなかオツなものです。
 完全に話がそれましたが、このお酒については過去の私が真面目に書いているのでそちらをご参照くださいw

 スペック的には、精米歩合等は以前から変わっていませんが、アルコール度数が16度と原酒の割には抑えられてますね(前は18~19)
 実際度数が2違うと相当印象変わりますからね、その辺りの違いも意識しつついただきます。

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 上立ち香は見事にコーヒーリキュール的な、実に個性的な香りがそこそこに。
 含むと、極めて個性的な風味をまとった甘酸旨味が力強い口当たりで入ってきて、焦げ感も相まって複雑かつ奥深い印象を与えつつ、息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、蜂蜜的な甘さ、乳酸系の酸味、そしてコーヒー豆的な香ばしさのある熟感がそれぞれ強烈に主張しつつも力強くバランスを保つもので、単独でもりもり飲める系ですね。
 後味は、若干全体の余韻を残しつつも、酸味の働きであまりダレずに引き上げます。

 実に濃い甘味旨味熟感が極めて個性的な印象を与えつつ、意外と杯も進む、個性派芳醇バランス酒でした。
 酸味はなぜか梅っぽさもあるかも…と思ったところで銘柄名を思い出しました、この辺りは思い込みもあるでしょうが、やっぱりちょっと繋がりは有る気がしますね。
 前に飲んだときより、個人的にはまとまりというかこなれてきたというか、商品としての完成度がかなり上がったように思えます、このあたりは流石ですねえ。
 梅乃宿の、イロモノスペックを仕上げてくる実力を感じた一本でした。

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名称:梅乃宿 生もと純米 奈良流 五段仕込 無濾過生原酒 26BY
蔵元情報:梅乃宿酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2021年12月06日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

松の友「十一代」 純米吟醸 生原酒 直汲み

家飲み記録 松の友「十一代」 純米吟醸 生原酒 直汲み

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 奈良県五條市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 五條市のお酒といえば、当ブログでは以前に「賀名生(あのう)・五神」を紹介していますね。
 この松の友もそちら同様、同市の「うのかわ酒店」さんが深く関わって売り出しているお酒らしいです。
 いわゆる「復活蔵」で、昨年度30年振りに造りを再開したのだとか…
 蔵元ホームページもありますが、お酒の情報は最低限って感じですねえ、林業もやっているというのが奈良らしいと思ったり。
 
 スペック自体は山田錦利用、精米歩合60%とド王道ですね。
 この直汲みの「十一代」は完全にうのかわ酒店さん限定らしいです。

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 上立ち香は超絶濃厚フレッシュなメロン香がかなり強めに。
 含むと、実にインパクトの強く青い感じの甘苦味がオリの柔らかさも感じさせる口当たりで入ってきて、尻上がりに更に苦味が強まることでギッチリと引き締まりつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、メロン的な甘さを感じさせつつ、青い苦味が極めて強いため、なんとなくキュウリ的な独特な風味ですねえ、オリの旨味もありつつ、フレッシュ感と甘さとキリリ感がより印象に残ります。
 後味は、完全に苦味がしっかり引き取る感じ。

 生酒らしい甘味を、強烈ながら嫌らしくない苦味が引き締める、強いインパクトのあるフレッシュキリリ酒でした。
 これはわかりやすい個性ですねえ、青さと苦さ含めまさにフレッシュ感特化って感じ。
 露骨に苦いのですが、香り系にありがちなしつこい感じは抑えられているので、割と進む印象ですね。
 後なにか一つ、ウリが欲しい感じかな~、ただ復活直後としては十分な出来かと思います。
 松の友、今後が楽しみなお酒でした。

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名称:松の友「十一代」 純米吟醸 生原酒 直汲み
蔵元情報:株式会社山本本家
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2021年11月15日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 秋津穂807 試験醸造3 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 秋津穂807 試験醸造3 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 個人的に試験醸造一造り目の印象が面白かったので、今回もセレクトしてみました。
 早めに更新したのは、はっきり書いてしまうと、日本酒感想日誌さんの記事を見たからだったりします。
 まあ私から言うとさもありなんというか、そりゃあ好みの訳ないだろうとしか…
 そもそも私の認識としては一般論として、「試験醸造酒」なんてわざわざ自称しているお酒をセレクトするのは、変わり種好きのマニアかその銘柄の熱心なファンぐらいだろうと思っていたのですが、どうなんでしょうか。(少なくとも同蔵の以前の味わいとか、他の銘柄とかと比べるのに向いてないのは間違いないかと)
 ちなみに私が風の森をあまり飲まない人に勧めるなら、何といってもまず秋津穂65、高くて良いならアルファ2を選びますね。

 さて、お酒は最近明確に製品ラインナップとして位置付けられた807(精米歩合80、7号酵母)シリーズの新顔ですね。
 値段は同じ秋津穂米を使った定番スペックの純米65よりちょっとだけ高かったりします。(まあ65が安すぎなんでしょう)

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 上立ち香はセメダインに果実的甘さが絡んだような、フレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、やはりケミカル感を強く感じる、甘酸旨苦がそれぞれ主張するような味わいが、少々のガスを伴い力強くもキリッとした口当たりで入ってきて、ギリギリのバランスを保つ形でじわじわと染み込んできます。
 味わいは、全体的にガッツリセメダイン感がありつつも、フレッシュな酸とガス、そして皮入メロン的な甘苦味もそれぞれハッキリと主張して、実ににぎやかかつ個性的なまとまりを魅せてくれますね。
 後味は、ガス・酸に加えてなんとなく辛さを感じさせつつ、濃厚さをしっかり引き上げます。

 非常に強いケミカル感と、極めて賑やかな甘酸旨苦味が、オンリーワンの味わいの世界を演出する超芳醇フレッシュ酒でした。
 いやあこれは好き嫌い分かれると思いますねえ、一言でいうと足し算のお酒なので、引き算のお酒がが好みの方は間違っても選ばない方が良いでしょう。
 割と前回飲んだ印象の延長線上ではありますね、ある意味方向性を確立したのかしら。
 風の森、このスペックの今後も期待していきたいと思います。


紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3921.html

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名称:風の森 秋津穂807 試験醸造3 純米 無濾過無加水生酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年06月18日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 秋津穂657 扁平精米 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 秋津穂657 扁平精米 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、前回に引き続いてのご紹介。

 風の森の秋津穂純米(精米歩合65%)と言えば、まさに蔵を代表する、コスパと安定感抜群の定番酒だと思っております。
 (当ブログではその中取りバージョンの記事を8年前に書いてますね)
 今回はその「扁平精米」バージョンですね、個人的には扁平精米といえば「たかちよ」なんですが、一般的には「大七」がいちばん有名でしょう、最近ではかの新政も採用している注目技術かと。
 (ちなみに大七酒造のホームページに無茶苦茶詳しい解説があります、興味があればご一読を)

 最近の風の森は裏ラベルが充実しているので、他のスペック情報についてはそちらをご確認ください。
 気になるのは、味わい解説で「より複雑味のある味わい」とあるところですね、個人的には扁平精米だと味わいはキレイになるイメージなのですが…

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 上立ち香はいつもの風の森らしい濃いサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、そこそこ濃い目の甘渋味がわりとツルツルとした舌触りで勢いよく入ってきて、最後までその印象を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いつもの秋津穂らしいサイダー的風味ながら、甘さはほどほどでむしろ酸をメインに据えた、濃さの割には軽い印象のもので、キツくない渋味や苦味も手伝ってクイクイいっちゃいますね。
 後味は、苦味や渋味の余韻を残しつつも、しっかりとキレます。

 風の森らしからぬ酸味主体の味わいが特徴的な、濃厚ながらも自然に飲み進められるお酒でした。
 いわゆる飲みやすいお酒だとは思いますが、ちょっといつもと比べて薄っぺらい感じだったかなあ。
 ちなみにガス感は控えめでしたね、この味わいだとそれもちょっと寂しいところ。
 まあ、初めての扁平精米ということで、今後に期待!
 風の森の新しい試みに、今後も期待していこうと思います。

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名称:風の森 秋津穂657 扁平精米 純米 無濾過無加水生酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

■風の森ニューフェイス記念写真
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 今後の伸びしろがバリバリでありそうな二本でした!

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タグ: 風の森 純米

2021年01月17日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 秋津穂807 試験醸造 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 秋津穂807 試験醸造 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。

 こちらのお酒は、風の森を象徴するお米といえる飯米「秋津穂」を、精米歩合80%にとどめて醸したお酒です。
 風の森は山田錦等の酒造好適米では精米歩合80のお酒をずっと定番シリーズとして出してましたが、秋津穂ではこれが初めてなんですよね。
 それだけ低精白の飯米で醸すのは難しいということなのでしょう、裏ラベル解説文の「ついに」という三文字に万感の思いがこめられているのではないかと…

 「試験醸造」とある通り、まだ公式ホームページにも載っていない限定品のようです。
 (いつの間にかホームページが凄く充実してますね、一見の価値あり)
 ちなみに、とある情報筋によると近々第二弾が出るらしいですよ。

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 上立ち香は実にケミカルな感じの、インキやセメダイン的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に押し出しの強いフレッシュな甘渋味がぐわっと入ってきて、力強くバランスを保ちつつも、苦渋味が舌を刺激しながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、柑橘系の果実に砂糖を加えてから皮ごと齧ったような(?)、甘酸渋苦をそれぞれ強く感じるもの、いやあ飲みごたえ抜群ですねえ、正直苦渋は割とキツいのですが、それも含め独特の魅力がある感じ。
 後味は、賑やかな味わいの割には、酸苦の働きでしっかりとキレます。

 洗練されてきた最近の風の森とは一線を画する、五味がそれぞれワイルドな存在感を示す、超個性派芳醇フレッシュ酒でした。
 これは好き嫌い別れるでしょうね~、淡麗好きには濃すぎて飲めたもんじゃないかと。
 ただ、ガス感が控えめながらも後味がしつこくないのは特筆すべきかと…、硬水の風の森ならではバランスのとり方なんでしょうか。
 そして私はこの力強さ好きなんですよね~、店長さんはよくわかってらっしゃる。
 兎も角、風の森の可能性をあらためて感じた一本でした。

 ちなみに次回も風の森のニューフェイスをご紹介する予定です。

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名称:風の森 秋津穂807 試験醸造 純米 無濾過無加水生酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,250円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2021年01月15日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鷹長 純米酒 菩提もと 生酒 01BY

家飲みプチ記録 鷹長 純米酒 菩提もと 生酒 01BY

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 風の森に続いて、同蔵の別銘柄である鷹長をご紹介します。

 こちらは「菩提もと」という特殊な造り方をしているお酒です、裏ラベルにも解説がありますね。
 私としては2016年に同じ商品を頂いております。
 前回は日本酒度-25でしたが、今回は-30とさらにぶっとんだ数値であることが目を引くところ。

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 上立ち香は濃い感じの甘さを感じる独特な果実香がそこそこに。
 含むと、激烈に濃厚な甘酸味が、少々のガス感でダレ感を防ぎつつ、極めて力強い感じで入ってきて、裏方に渋味の複雑味を感じさせながら、最後まで存在感を保ちつつ染み込んできます。
 味わいは、洋梨系というか三○矢サイダーをガッツリ煮詰めたような濃度の甘酸味が主役ながら、ガスでフレッシュ感もしっかりあって、ダレを感じる前にインパクトで納得させられる感じ。
 後味は、ガスと渋味でギリギリしつこくないレベルで引き上げていきます。
 
 超絶濃度の甘酸味に、ガスの働きと全体の複雑味が彩りを添える、オンリーワンの世界を感じさせる芳醇旨口酒でした。
 実際この甘さは普通の製法ではなし得ないレベルだと思いますね~、具体的なところでは、同じ奈良の花巴水もと×水もととか、昇龍蓬莱の古式一段仕込みとか、白鷺の城の庭酒を思い出します。
 言ってしまえばイロモノとか変態系なのですが、一種のワイルドさ含め、こういうのは自分の好みにハマるとたまらないんですよね。
 最近刺激が足りないと感じている日本酒飲みに強くオススメ!
 鷹長、今後も「これが飲みたい!」というときの為にキープしておきたいと思いました。

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名称:鷹長 純米酒 菩提もと 生酒 01BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,472円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年10月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山807 純米 無濾過無加水生酒 01BY

家飲み記録 風の森 愛山807 純米 無濾過無加水生酒 01BY

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 続けての風の森です。

 以前は「愛山純米しぼり華」という名前で売られていたスペックですね。
 前回飲んだ時の感想はこちら。
 風の森の低精白スペックの中でも、私の印象・各所の評判共に上々で、ラインナップ刷新後にも生き残ったこともむべなるかなという印象があります。

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 上立ち香は甘くフレッシュな、あえて言えばベリー系の果実香が気持ち強めに。
 含むと、トロミすら感じさせるような濃厚な甘旨味がチリチリとしたガス感を伴って入ってきて、しっかりと抑えられた苦渋味に引き締まりと奥深さを与えられながら、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはりベリー系果実を思わせる、完全に甘味が中心のもの、酸味は寄り添う程度で、苦味はありつつ甘味が勝っていて、にぎやかながらも力強くバランスを保つ感じ。
 後味は、酸の働きなのか、これがまた不思議なほど自然かつ力強く引き上げてくれますね。

 賑やかな味わいを見事に収斂させている、風の森らしい直球勝負の甘旨フレッシュフルーティー酒でした。
 いやあやっぱりこのスペックは良いですね、雄町純吟亡き今、この愛山純米が一番「スウィートな設計」を引き継いでくれている印象があります。
 登場直後より安定してきた感じもありますし、新たな鉄板スペックとして認識しておこうと思います。
 風の森の愛山、今後もちょくちょくいただきたいと思いました。

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名称:風の森 愛山807 純米 無濾過無加水生酒 01BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月21日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

家飲みプチ記録  風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY

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 引き続き風の森のプチ感想です。
 今回は今は亡き(終売)のキヌヒカリ精米歩合45ですね。

 29BYの笊籬採りという、うのかわ酒店さんとっておきの一本だったりします。
 こういうお酒は「一人で開けるのは勿体無い」と、酒の会に持ち込むような殊勝な方が日本酒クラスタには多いイメージがあります、が、私は「人に飲ませるのは勿体無い」と一人で飲むタイプですね(ゲス顔)。

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 上立ち香はほんのりと熟感を纏った、でも爽やかさもある完熟果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて密度の高い甘旨味が滑らかな口当たりで入ってきて、チリチリとしたガス感や奥深い渋味と相まって個性的なバランスを保ちつつ、じんわりじんわりと染み込んできます。
 味わいは、洋梨の蜂蜜かけ的な非常に芳醇な甘旨味が主役、いわゆる熟成香は皆無でとにかく味乗りしているタイプですね、そしてガスと柔らかさと複雑味が面白いバランスで両立している印象。
 後味は、渋味の余韻を残す形ながら、ガスの爽やかも感じさせるキレ。

 見事なまでにしっかり味乗りした甘旨味を、ガスとバランスでダレずに楽しませてくれる、風の森ならではの芳醇生熟酒でした。
 いやあ、やっぱり風の森、特に笊籬採りは今でも熟成適正バリバリにありますねえ、数年レベルでも全然イケるなあ。
 やっぱりこのあたりは詰め方がポイントっぽい気がします、雑菌が入らないようにするためのこだわりは物凄いらしいので…
 本当はぬる燗あたりも良さそうだったのですが、冷酒~常温でウマすぎて無くなってしまいました。
 風の森の、無くなってしまったスペックに想いを馳せてしまう一本でした。

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名称:風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 29BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 露葉風50 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 30BY

家飲みプチ記録 風の森 露葉風50 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 30BY

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 今年も当ブログ常連銘柄は結構リピート飲みしているのですが、完全に記事ネタは切れているので、感想だけささっと上げていこうと思います。
 まずは風の森。

 今回は割と最近ラインナップに加わった、露葉風の純米大吟醸です。
 前回の感想はこちら。
 (ただ、前回は通常品、今回は笊籬採りという違いがあります)

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 上立ち香はフレッシュかつ濃い感じの、洋梨サイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュでチリチリとしたガス感をまとった甘旨渋味がインパクトある口当たりで入ってきて、最後まで渋味が引き締め役を果たしながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、渋味で割とキッチリとした、落ち着きとフレッシュさの両方を感じるようなサイダー的甘味が主役、ただ結構柔らかさも感じるような雰囲気もあり、素直に飲みごたえがある感じですね。
 後味は、渋味とガスがしっかり引き取って、力強くキレます。

 非常に強い存在感があり、フレッシュと落ち着き、ガスの刺激と柔らかさのような、相反する要素を内包するお酒でした。
 いやあ良いですね、風の森のラインナップの中でも、しっかり個性と完成度を放つスペックになったように思えます。
 風の森も露葉風を大事にしているんだろうなあと感じた一本でした。

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名称:風の森 露葉風50 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 笊籬採り 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,900円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年10月18日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 雄町407 真中採り 純米無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 雄町407 真中採り 純米無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。

 以前、風の森のラインナップの中で私がもっとも愛する雄町の純米吟醸(精米歩合60%)が、終売となってしまった嘆きをその「FINAL EDITION」の紹介記事で書きました。
 これからは風の森の雄町は低精白の「80」だけになる予定のようですが、今回いただいたのは、その通常のラインナップとは外れた限定品になります。
 コンセプトは裏ラベルにありますね「challenge edition」ということで、今回一回限りのスペックになるそうです。
 (本当はこういうお酒は発売直後に即紹介しないと意味がないですよね…反省)

 スペック情報もしっかり裏ラベルにありますね、今回はより詳しいスタッフ情報が書いてあるのも素敵。
 ちなみに「407」という数字の意味は、精米歩合40、7号酵母使用ということみたいです。
 今回は「真中採り」ということで、限定品の中の限定品という感じですね、そのため四合瓶2,200円と結構良いお値段。

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 上立ち香はちょっとミルキーな甘さを感じる果実香がそこそこに。
 含むと、ガスを纏った実に濃厚かつ押し出しの強い甘味が、しかし若干の柔らかさも感じさせる口当たりで入ってきて、徐々に強まる渋味で輪郭をキッチリ保ちつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、蜜たっぷりのベリー系(?)的な、非常に芳醇な甘味が主役、酸味は控えめで、少々の苦味と落ち着いた渋味が引き締め役ですね、結構にぎやかな印象ながら上品さというかまとまりが
 後味は、その味わいを苦味等でしっかり引き取って力強くキレます。

 しっかりスウィーティーで濃厚ながら、実に素直に飲める、甘い系風の森としてしっかりまとまったお酒でした。
 甘味にはミルキー感もあるかな…、甘さは露骨ながらも奥深い感じになっていることに風の森というか日本酒らしさを感じますね。
 いやあ、やっぱり雄町を磨いた風の森はオンリーワンの魅力がありますよほんと、今後も雄町純吟復活希望は叫び続けたいと思います。
 風の森、限定品も含め今後も追っていきたいですね。

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名称:風の森 雄町407 真中採り 純米無濾過無加水生酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):2,200円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年09月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

家飲み記録 長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です、同蔵のお酒の紹介は3回目。

 長龍はブログ「日本酒のカルテ」管理人のあろすさんが推している銘柄という印象がありますね。
 首都圏では取り扱い店をあまり見かけないのですが、私としては通販で良くお世話になる、奈良の「うのかわ酒店」や「登酒店」で取り扱いがあるので、結構身近な印象があったりします。
 今回いただくのは限定品である「四季咲」シリーズの一つです、他には「竹笋生(ちくじゅんしょう) 」とか「半夏生(はんげしょう)」という製品もあるとか。
 これは、所謂二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」(リンク先はWikipedia)から採っているみたいですね、奈良酒らしい素敵なネーミングかと。

 細かいスペックや味わい、そして商品コンセプトの記載が裏ラベルにあるのは素晴らしい!(写真参照)
 ただ、一升瓶限定というのはいかがなものか…
 私は前から言ってますが、要冷蔵のお酒を一升瓶限定で出すのは、個人に売る気が無いと思われてもしょうがないと思いますね。

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 上立ち香はクリーム感のあるおりっぽい香りが仄かに。
 含むと、しっかり味が乗った印象の甘旨味がトロリと入ってきて、割と華やかな含み香や苦味と一体となりながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、りんご、洋梨、キウイをそれぞれ感じるような濃厚ながらもみずみずしい感じの甘酸旨味が主役、含み香が強いので苦味もそれに伴って強めなのですが、旨味が負けていないのでイヤらしさは抑えられている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、不思議なほど自然に、かつしっかり引き上げてくれます。

 含み香の強さとそれに伴う苦味がありつつ、柔らかくも存在感のある甘味としっかりバランスを取る、万能系甘旨キレ酒でした。
 この濃厚さとトロリ感、そして奥深い甘旨味は非常に良いですね~個性の面でも十分戦えるレベル。
 それでいて後味のキレも素晴らしいレベルだからな~これは良いですよ。
 長龍、他の四季咲シリーズも是非飲みたいと思わせてくれる一本でした。

 ちなみに開栓後四合瓶に移し替えた後も全然バランスは崩れませんでした、そのあたりの強さも素晴らしいですね。
 上の方ではディスりましたが、保管さえできれば、一升瓶買いを強く推奨できるお酒だと思います。

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名称:長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年07月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

家飲み記録 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 前回に引き続いての風の森です、これまた特別な一本なので急いで更新。

 この雄町の精米歩合60%の商品は、私が風の森を飲み始めた当初からある定番品であり、最も好きなスペックでもありました。
 が、「FINAL EDITION」と銘打たれているように、なんと今回分の出荷で終売らしいです…
 裏ラベルにもありますが、そもそも「純米吟醸」自体をラインナップから外すらしいですね、蔵元ホームページの商品紹介を見ると、よりブランドコンセプトをハッキリさせるための整理という意味合いが強そうです。

 しかし、蔵元の想いは重々承知の上で、やっぱり私にとっては痛恨事ですね…、君子豹変して早めに復活させてくれないかなあ。
 もしくは「風の森シリーズの中で最もスウィートな設計」であるこのお酒の、代替的な商品を示して欲しいと切に希望しますね。
 現状甘さの強さだけでいうと「ALPHA TYPE5」とか「鷹長 菩提もと」とかはありますが、方向性が全然違いますしねえ、総合的には愛山純米が近いかしら…

 5月製造、6月開栓でいただいております。

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 上立ち香は、ガス混じりの割と硬質な香りが控えめに。
 含むと、実に濃厚な甘旨味がシュワシュワと入ってきて、一瞬後に出てくる苦味で割としっかり引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、インパクトの強いクリームソーダ的な甘旨味が厳然たる主役、苦味は結構強めですねえ、ただ「香りより味」なバランスで、全体としては賑やかな味わいをガスがまとめている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、力強くキレ上げます。

 クリームソーダを彷彿とさせる濃厚クリーミーな甘旨味を、ガスと苦味で引き取る力強いバランスのお酒でした。
 いやあやっぱり好きですねえ…、この甘味の個性とインパクトは替えが聞かないと思います…
 一応このお酒はもう一本買ってある上、笊籬採りも一本キープしてあるのですが、勿体無くてなかなか飲めそうにないです。
 風の森雄町純米吟醸、一ファンとしては復活を願い続けたいと思いました。

 ちなみにガスが抜けても苦味が引き続き引き締まり役をこなすので、ダレはしませんでした。
 このあたりはまさに風の森が最も得意とする設計なのでしょう、お見事。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 こちらは、恐らく今期限定の完全予約商品のお酒となっております、裏ラベルにもありますが、コロナを受けて発売したお酒ですね。
 コロナ禍については、各蔵の「アマビエラベル」や、東洋美人の格安酒「醇道一途」、黒龍の飲食店限定の小瓶「命保水」など、色々な商品が出てきていますが、このお酒もその一つということになります。
 まあ風の森の限定品ということで私としては当然即決予約・購入しておりました、予約限定なのでこれから入手は厳しいかもしれませんが、時世ものということで早めにご紹介します。
 (実は、しーたかさんが先に記事を書いているのを見て、あわてて書いていたり…)

 使用米は風の森を象徴する地元産の「秋津穂」、ただ精米歩合は60%ということで、他のレギュラー品とは微妙に変えてますね。
 当然のごとく無濾過無加水ですが、アルコール度数は15度と低め。

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 上立ち香はちょっとセメダイン混じりの硬質でスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、実に爽やかかつみずみずしい印象の甘酸味が強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、少々の渋味をが奥深さを添えつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、たしかに梨っぽい、実にみずみずしい印象のフレッシュな甘酸味が中心、ただ甘味はほどほどで、嫌味のない渋味が見事に飲み飽きなさを添えてくれますね、ガスも相まってとにかく永遠に飲めてしまう感じ。
 後味は、ほんのりと渋味の余韻を残しつつ、酸とガスで極めてスッキリとキレます。

 フレッシュかつ程よい濃度の甘旨味を、実に風の森らしい酸とガスで極めて勢いよく楽しませてくれるお酒でした。
 いやあこれは飲み進め易さ特化って感じですねえ、ただ薄くも軽くもないのが実に風の森らしい。
 じつは若干懺悔してしまうと、途中からポテチと合わせてしまったらやめられないとまらないでして…、結局一袋と2合ぐらい飲んでしまったような。
 これは普通に人気出る味わいだなあ、私もしーたかさん同様、一回きりでは勿体無い出来だと思いますね。
 風の森の安定感を感じた一本でした。
 
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■紹介:「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの同スペックの記事

名称:風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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