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長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

家飲み記録 長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり

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 奈良県北葛城郡広陵町のお酒です、同蔵のお酒の紹介は3回目。

 長龍はブログ「日本酒のカルテ」管理人のあろすさんが推している銘柄という印象がありますね。
 首都圏では取り扱い店をあまり見かけないのですが、私としては通販で良くお世話になる、奈良の「うのかわ酒店」や「登酒店」で取り扱いがあるので、結構身近な印象があったりします。
 今回いただくのは限定品である「四季咲」シリーズの一つです、他には「竹笋生(ちくじゅんしょう) 」とか「半夏生(はんげしょう)」という製品もあるとか。
 これは、所謂二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」(リンク先はWikipedia)から採っているみたいですね、奈良酒らしい素敵なネーミングかと。

 細かいスペックや味わい、そして商品コンセプトの記載が裏ラベルにあるのは素晴らしい!(写真参照)
 ただ、一升瓶限定というのはいかがなものか…
 私は前から言ってますが、要冷蔵のお酒を一升瓶限定で出すのは、個人に売る気が無いと思われてもしょうがないと思いますね。

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 上立ち香はクリーム感のあるおりっぽい香りが仄かに。
 含むと、しっかり味が乗った印象の甘旨味がトロリと入ってきて、割と華やかな含み香や苦味と一体となりながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、りんご、洋梨、キウイをそれぞれ感じるような濃厚ながらもみずみずしい感じの甘酸旨味が主役、含み香が強いので苦味もそれに伴って強めなのですが、旨味が負けていないのでイヤらしさは抑えられている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、不思議なほど自然に、かつしっかり引き上げてくれます。

 含み香の強さとそれに伴う苦味がありつつ、柔らかくも存在感のある甘味としっかりバランスを取る、万能系甘旨キレ酒でした。
 この濃厚さとトロリ感、そして奥深い甘旨味は非常に良いですね~個性の面でも十分戦えるレベル。
 それでいて後味のキレも素晴らしいレベルだからな~これは良いですよ。
 長龍、他の四季咲シリーズも是非飲みたいと思わせてくれる一本でした。

 ちなみに開栓後四合瓶に移し替えた後も全然バランスは崩れませんでした、そのあたりの強さも素晴らしいですね。
 上の方ではディスりましたが、保管さえできれば、一升瓶買いを強く推奨できるお酒だと思います。

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名称:長龍 「四季咲 桃始笑」 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町 うすにごり
蔵元情報:長龍酒造株式会社
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年07月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

家飲み記録 風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 前回に引き続いての風の森です、これまた特別な一本なので急いで更新。

 この雄町の精米歩合60%の商品は、私が風の森を飲み始めた当初からある定番品であり、最も好きなスペックでもありました。
 が、「FINAL EDITION」と銘打たれているように、なんと今回分の出荷で終売らしいです…
 裏ラベルにもありますが、そもそも「純米吟醸」自体をラインナップから外すらしいですね、蔵元ホームページの商品紹介を見ると、よりブランドコンセプトをハッキリさせるための整理という意味合いが強そうです。

 しかし、蔵元の想いは重々承知の上で、やっぱり私にとっては痛恨事ですね…、君子豹変して早めに復活させてくれないかなあ。
 もしくは「風の森シリーズの中で最もスウィートな設計」であるこのお酒の、代替的な商品を示して欲しいと切に希望しますね。
 現状甘さの強さだけでいうと「ALPHA TYPE5」とか「鷹長 菩提もと」とかはありますが、方向性が全然違いますしねえ、総合的には愛山純米が近いかしら…

 5月製造、6月開栓でいただいております。

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 上立ち香は、ガス混じりの割と硬質な香りが控えめに。
 含むと、実に濃厚な甘旨味がシュワシュワと入ってきて、一瞬後に出てくる苦味で割としっかり引き締められながら、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、インパクトの強いクリームソーダ的な甘旨味が厳然たる主役、苦味は結構強めですねえ、ただ「香りより味」なバランスで、全体としては賑やかな味わいをガスがまとめている印象。
 後味は、苦味の余韻を残しつつも、力強くキレ上げます。

 クリームソーダを彷彿とさせる濃厚クリーミーな甘旨味を、ガスと苦味で引き取る力強いバランスのお酒でした。
 いやあやっぱり好きですねえ…、この甘味の個性とインパクトは替えが聞かないと思います…
 一応このお酒はもう一本買ってある上、笊籬採りも一本キープしてあるのですが、勿体無くてなかなか飲めそうにないです。
 風の森雄町純米吟醸、一ファンとしては復活を願い続けたいと思いました。

 ちなみにガスが抜けても苦味が引き続き引き締まり役をこなすので、ダレはしませんでした。
 このあたりはまさに風の森が最も得意とする設計なのでしょう、お見事。

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名称:風の森 雄町 純米吟醸 無濾過無加水生酒 「FINAL EDITION」
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月29日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

家飲み記録 風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水生酒

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 こちらは、恐らく今期限定の完全予約商品のお酒となっております、裏ラベルにもありますが、コロナを受けて発売したお酒ですね。
 コロナ禍については、各蔵の「アマビエラベル」や、東洋美人の格安酒「醇道一途」、黒龍の飲食店限定の小瓶「命保水」など、色々な商品が出てきていますが、このお酒もその一つということになります。
 まあ風の森の限定品ということで私としては当然即決予約・購入しておりました、予約限定なのでこれから入手は厳しいかもしれませんが、時世ものということで早めにご紹介します。
 (実は、しーたかさんが先に記事を書いているのを見て、あわてて書いていたり…)

 使用米は風の森を象徴する地元産の「秋津穂」、ただ精米歩合は60%ということで、他のレギュラー品とは微妙に変えてますね。
 当然のごとく無濾過無加水ですが、アルコール度数は15度と低め。

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 上立ち香はちょっとセメダイン混じりの硬質でスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、実に爽やかかつみずみずしい印象の甘酸味が強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、少々の渋味をが奥深さを添えつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、たしかに梨っぽい、実にみずみずしい印象のフレッシュな甘酸味が中心、ただ甘味はほどほどで、嫌味のない渋味が見事に飲み飽きなさを添えてくれますね、ガスも相まってとにかく永遠に飲めてしまう感じ。
 後味は、ほんのりと渋味の余韻を残しつつ、酸とガスで極めてスッキリとキレます。

 フレッシュかつ程よい濃度の甘旨味を、実に風の森らしい酸とガスで極めて勢いよく楽しませてくれるお酒でした。
 いやあこれは飲み進め易さ特化って感じですねえ、ただ薄くも軽くもないのが実に風の森らしい。
 じつは若干懺悔してしまうと、途中からポテチと合わせてしまったらやめられないとまらないでして…、結局一袋と2合ぐらい飲んでしまったような。
 これは普通に人気出る味わいだなあ、私もしーたかさん同様、一回きりでは勿体無い出来だと思いますね。
 風の森の安定感を感じた一本でした。
 
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■紹介:「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの同スペックの記事

名称:風の森 「Come Again」 純米 無濾過無加水酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年06月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 01BY

家飲みプチ記録 金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 01BY

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 ここ最近毎年購入している「食べる日本酒」です。
 昨年はとんでもなく酸っぱくてで閉口したのですが、懲りずに今年も買ってしまいました。
 いやあ、開栓が大変なことも含め何となくクセになるお酒なんですよね~、密閉栓を買える店は結構限られると思いますが、一度は経験して欲しい一品だと思います。

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 今年も開栓直後は問答無用で噴き出しましたね~、しばらく瓶下にボウルを置いて受けて、落ち着いてからいただきます。

 上立ち香は酸と米を感じる独特な香りが控えめに。
含むと、かなり強めの酸味と、形の残った米由来の旨味がせめぎ合う感じで、ドロドロというどぶろく的口当たりで入ってきて、粒粒の噛みごたえの楽しさを感じさせてくれます。
 味わいは、結構押し出しの強い乳酸的酸味が液体にありつつ、固形の米から出てくる旨味と少々の甘味と溶け合う、オンリーワンの面白さのあるもので、
 後味は、物理的に米の残骸を残しつつも、やはり酸が力強く引き取る形でキレます。

 どぶろくを超える個性的食感がとにかく面白い、「食べる」芳醇旨酸酒でした。
 去年は酸っぱすぎでしたが、今年は旨味もそこそこ強いので、バランス取れてますね。
 ちなみに、開栓はすごく大変なんですけど、ガス感はすぐに抜けます、しかも底の方が固形多いので、最後らへんはほんともぐもぐ食べる感じ。
 ただ、強く主張したいのは、ダレ的なものは無いんですよ、やっぱりハマる人はハマる感じの個性とある種のまとまりはありますね~
 金鼓濁酒、色々な意味で「楽しい」お酒だと改めて思いました。

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名称:金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 01BY
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年05月23日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)

家飲みプチ記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)

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 前回のver.3も飲んでおりますが、割と早めにリピートしました。
 というのも、裏ラベルにあるとおり、今回から生酒になったらしいんですよ、生酒フリークとしては試さざるを得ない。 

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 上立ち香はほんのり熟した洋梨的な香りが仄かに。
 含むと、フレッシュさと一種の熟感が面白いバランスで一体化したような甘旨味が、最後まで勢いよく喉奥に流れ込んできます。
味わいは、全く古臭さのない熟感を纏っているのが特徴の、煮詰めた洋梨的な甘酸味が主役、苦味はあるのですが全体に溶け込んでいる感じなのが良いですね。
 後味はその熟風味の余韻を残しつつも、極めて自然にゆっくりと引き上げます。

 濃厚ながらクセのない、フレッシュかつ落ち着きがあり、奥深くも飲みやすい、様々な矛盾を内包しつつまとまっているお酒でした。
 燗専用という見た目で、味わいは明らかに冷燗両対応って感じですね、ラベル記載の35度にこだわらなくても、しっかり冷やそうが60度ぐらいに上げようが旨いっすわ。
 まあ蔵元推奨の飲み方を参考にしつつ、自分の好みの温度帯を探るのも面白いのではないでしょうか(個人的にはちょい冷やしたぐらいが好き)。
 なお、意外と前回からの違いは大きくは感じなかったです、恐らく、風の森の火入れの仕方が丁寧なのでしょうね。

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.4)
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE7

家飲み記録 風の森 ALPHA TYPE7

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 奈良県御所市のお酒です、当ブログ殿堂入り銘柄。
 面白かったので優先して速攻に記事にしてみました。

 上の写真で分かる通り、このお酒は箱入りの2本セット、そしてなんとビーカー同梱の商品となっております。

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 2本はそれぞれ「Full」と「Light」というタイプ違いのものになっています。
 この2つを、付属のビーカーを使って、色々な比率のブレンドで楽しんで欲しいという、日本酒としては前代未聞のコンセプトの商品なわけです。

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 そのあたりの説明はしっかりと同梱の解説ペーパーにも書いてありました。
 蔵元推奨のブレンド比率も書いてあったりして面白いですね。

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 とりあえず単品で飲んでみますと…
 ライトは確かにスッキリと甘さ控えめで、食中酒としては全然アリだけどちょっと物足りない軽いお酒って感じ。
 フルも大体解説通りですね、しっかり甘くてちょっと複雑味があるのを、ガスが引き取る濃醇系風の森の定番の雰囲気。
 いやあ確かに、同じ露葉風の精米歩合70%でも全然違いますねえ…

 それではいよいよ混ぜ混ぜしていただいていきます!

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 まずはフル1ライト2。
 いやあ、確かに明らかに単品よりバランス良くなった気がしますねえ、むしろフル単品より飲みごたえも増したような…
 ガスや酸味のすっきり感がしっかりありつつ、甘旨もあって、風の森の中でもかなり好きな部類であると感じました。

 で、フル2ライト1。
 う~む、旨いっすねえ…
 フルの味わいの見晴らしがよくなったとでもいいましょうか、甘さや存在感の強さはあまり変わらない印象のまま、飲みやすさやスッキリ感がマシマシって感じです。
 やっぱり私はこの比率が一番好きかなあ。
 
 ちなみに、一応1対1とか比率ちょろちょろと変えてみたのですが、酔いが回ることもあって途中からはあまり良くわからなくなってしまいました…
 温度が変わっていくというのも難しいポイントですね。
 正直唸りながら最適解を探そうとするより、ゆるい気分でいろいろな割合を試して、最後まで自分で味変できるお酒として楽しむのがオススメです(このあたりは人それぞれだとも思いますが)

 後、注意点としては、ビーカーは使う前に洗剤使ってしっかり洗ったほうが良いと思います。
 少し水洗いしただけだと、変な匂いが移っちゃう気がしまして…
 また、最近の風の森らしく、ガスが有ったほうが美味しいタイプかと思います。
 2本セットを、色々楽しみながら早めに飲みきっちゃうのが推奨ですね。

 ブレンドを楽しみつつ、バッチリ美味しく飲める、実に面白いチャレンジングセット酒でした。
 風の森、今後の新しい試みにも注目していきたいと思います!

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名称:風の森 ALPHA TYPE7
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):3,800円/720ml×2+ビーカー
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2020年05月12日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒

家飲み記録 南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒

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 奈良県吉野郡吉野町のお酒です、このお酒は初飲み。
 同蔵の他銘柄としては「花巴」が知られていますね、そちらはブログで何度か紹介しています。

 同蔵は私お気に入りの水もと×水もとを始め、色々と珍しい造りで超個性派酒を出しており、このお酒も例外ではありません。
 「精米歩合80%」の「山廃」に加え「酵母無添加」、さらに「四段仕込み」らしいです。
 細かい解説は省きますが、どの要素にもパワーを感じますねえ、まさにオーガニックな造りですし、味わいにも反映されていそうに思えます。

 見た目も趣ありますね~、裏ラベルによると職人による手漉き和紙だとか。
 個性派酒はどうやっても好みは分かれると思うので、500mlの小瓶なのはありがたいですね。 
 4月製造、10月開栓なので、若干生熟コンディションですが、まあそう簡単にヘタレるお酒ではないでしょう。

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 上立ち香は落ち着いた果実と米を両方感じる酸の香りが控えめに。
 含むと、酸、甘、旨をそれぞれハッキリと感じる、実に奥深い味わいが、トロミを感じさせるぐらいの濃度と柔らかさのある口当たりで入ってきて、息が長い感じでじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、まさに完熟という感じの蜂蜜的な高濃度の甘旨味が主役、しかし酸味も強くてダレた感じではないですね、甘酢っぱ系ながらヨーグルト的な風味もあって、一言では言い切れない複雑さで楽しませてくれます。
 後味は、甘味の余韻を残しつつもやはり酸がしっかり引き取ってくれます。

 トロピカルフルーツ的な甘酸味が、しっかり落ち着いて、かつ日本酒的な複雑さと奥深さを孕む、超個性派芳醇甘酸旨酒でした。
 いやあ、やっぱり花巴は面白いなあ…、変態酒という形容が正しいかはともかく、明らかに通常の日本酒の範疇を越えた味わいだと思います。
 やっぱり結構水もと×水もとに似ている印象ですね、こっちの方が純度は高いかもですが、コスパはあっちが上ですねえ。
 花巴、この個性は、未経験の方には是非一度体験して欲しいと思います。

 ちなみにガッチリ冷やすと酸が主役に出てきて、常温付近だと甘味が出るお酒だと思います。
 その辺り温度はかなり自由度が高いと思いますね、ただ500だと燗まで試す余裕が無かった…

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名称:南遷 山廃仕込み 有機純米酒 生酒
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税抜):1,360円/500ml
購入した酒屋さん:酒のサンワ(上野)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年04月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒

家飲み記録 大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒

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 奈良県香芝市のお酒です、当ブログでは以前一度ご紹介しています。
 また、同蔵の他銘柄には「金鼓」があります、そちらのにごり酒は何度も紹介してますね。

 いろいろと「肩書」の多いお酒だと思います、「山廃特別純米」だけでもなかなか厄介なのに、さらにずらずらと…
 個人的には、
 「四段仕込み」→「甘くて濃い」
 「無濾過」「原酒」→「濃い」
 「中取り」→「雑味が少な目」
 ぐらいの感覚を持ってますが、ハッキリ言って銘柄ごとの違いの方が多いのであまり気にしてません。
 それでいて「生」の一文字が自分にとっては何より重要だったり…、まあこの辺りの感覚は人それぞれでしょう。

 スペック情報はラベルに非常に詳しく記載が有ります、情報公開としては素晴らしいですね。
 特筆すべきは「酸度2.6前後」かと思います、普通ではない高さなので、酸っぱくなりそうですが…いかがでしょうか。

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 上立ち香は山廃らしい穀物っぽい酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはりしっかりとした酸味に甘味が絡みつくような濃厚な旨味がドドドと入ってきて、最後まで存在感を発揮する酸味が少々唾液腺を刺激しつつもしっかりと全体を引き締めつつ、じわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、果実的な甘酸味と、穀物的な旨酸の両方を兼ね備えた感じの極めて濃厚なもの、苦味等の雑味はしっかり追いやられている感じで、甘旨酸の魅力をしっかり楽しませてくれますね。
 後味は、当然のように酸が引き取って見事なキレ。

 どっしり系旨酸酒と果実系甘酢っぱ酒の中間を行くような、個性派芳醇旨口酒でした。
 甘・酸・旨が強烈に主張しつつバランスを取る、この個性は極めて奈良酒らしいですね~、そしてよく考えると大倉らしい木香を思わせる奥深さもあるような。
 また大倉はどうも合わないと感じていた自分でもこのお酒は楽しめました、相性が良い方ならもっとハマると思われます。
 大倉の懐の深さを感じた一本でした、今後もこういうお酒は追ってみたいですね。

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名称:大倉 山廃特別純米 麹四段仕込み 中取り無濾過生原酒
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年02月27日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 「油長酒造 創業300年記念酒」 純米大吟醸 無濾過無加水生酒

新年家飲み速報 風の森 「油長酒造 創業300年記念酒」 純米大吟醸 無濾過無加水生酒

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 記念酒というだけあって箱が豪華かつ凝っています、ブックレットも付いていたり。
 スペックは秋津穂の精米歩合30%の無濾過生原酒、アルファ2に近い雰囲気ですね。

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 上立ち香は風の森らしい果汁入りサイダー的な香りがそこそこに。
 含むと、割と硬質な、甘、渋、苦を感じる旨味が少々のガス感を伴い力強く入ってきて、苦味の働きメインで割とキッチリ引き締まり、若干の透明感を感じさせつつスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりいつもの秋津穂風の森的な、実に奥深い味わいの三ツ矢サイダー的なもので、甘味はほどほど、上品なバランスは素敵なのですが、ちょっと苦味と渋味が強いかな…
 後味は、やはり渋味の余韻をほんの少々残しつつも、実に自然かつしっかりキレます。

 飲みごたえのある奥深い旨味と、高精白らしい上品さ、風の森的な個性をしっかり兼ね備えたお酒でした。
 グラスで飲んだ一口目はなんじゃこりゃと思うぐらい苦かったのですが、空気に触れさせると落ち着いてきましたね。
 で、思い切って平盃に移し替えたら、なんとなくより良くなったような…、口当たりが優しくなります。
 しかしこれは「風の森は低価格ラインで十分問題」を実感してしまいますね、結構そういう意見聞きますし、今後蔵元がどう対処していくのか気になるところです。

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名称:風の森 「油長酒造 創業300年記念酒」 純米大吟醸 無濾過無加水生酒
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):5,000円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.3/9.0(値段を考えるとどうしても…)

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2020年01月05日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

家飲み記録 風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 言わずと知れた当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森は色々なお米を使用していますが、比較的最近登場したこの愛山は、個人的にかなり好きなんですよね。
 今までは、純米大吟醸笊籬採り真中採りと、色々なバリエーションを飲んでいますが、結構浮き沈みというかブレ(?)的なものは感じるものの、基本的には好みのラインでした。
 完全に同スペックのものを飲んだのは3年前ですが、自分にとってはすっかり鉄板セレクトになった感があります。

 スペックはもう愛山利用の精米歩合80%というのがそのまま特徴でしょう。
 後はいつもの風の森という感じですね、最近裏ラベルに味わいがかなり細かく書いてあるのは素敵。

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 上立ち香はミネラル感と甘さ、そしてバニラが混じったような結構個性的な香りがそこそこに。
 含むと、非常に押し出しの強い甘旨味がチリチリとしたガス感を伴って入ってきて、苦味渋味も結構強烈に感じさせつつ、ゆっくりと口どけていきます。
 味わいは、ぶどうジュース的な甘渋、強めのガス感、そこそこキツい苦味が非常に賑やかにせめぎ合う、無濾過生原酒以外ではありえない強烈な存在感があるもので、重さ・雑味を甘ガスの魅力でねじ伏せる系ですね。
 後味は、苦渋の余韻を残しつつも、濃厚さをちゃんと引き取ってキレてくれます。

 甘・ガス・苦・渋がそれぞれ思いっきり主張してバランスを保つ、ストロングスタイルの重量級芳醇系甘旨酒でした。
 いやあこれは結構好み分かれるとは思いますね、あえていうと栄光冨士的なバランスといいますか。
 そして私は大好きです…、この甘味の心地よさで全てを受け入れてしまうんですよね、
 ただ、賑やかではありますが、苦渋もダメな香り系みたいに浮いていないことは申し添えます。
 風の森、またもや、やっぱ好きやねんと思わせてくれた一本でした。

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名称:風の森 愛山80 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年10月22日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒

家飲み記録 賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒 

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 奈良県五條市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は4回目、また同銘柄は2回目の登場となります。

 前回(露葉風)の印象がすこぶる良かったので、ほぼ間髪入れずに別スペック(米違い)を発注しました。
 しかし、賀名生とは、地名由来の銘柄名ですが、結構インパクトはありますよね。
 Wikipediaには、南北朝時代に色々な事件があったようで、歴史的にも名を残している地名のようです(歴史マニアには常識なんでしょうか)
 奈良はこういうのがあるのが強みですよね~、むしろもっと前面に押し出してもいい気がします。

 スペックは、「吟のさと」を50%まで磨いたいかにも限定品的なもの。
 吟のさとで検索すると、「九州に適した栽培しやすい酒米」との情報が出てきますが、あえて奈良で栽培して、使用しているというのがなかなか面白い気がします。

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 上立ち香はなんとなくハーブを彷彿とさせる個性的な香りがそこそこに。
含むと、ガス感及びいわゆるミネラル感というやつをハッキリ感じる硬質な旨味が力強く入ってきて、口中でゆっくりと溶けていく感じで喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり結構個性的な草的な含み香を纏った旨味が中心にありますね、ミネラル・凝縮感も特徴的で、甘味控えめながら飲みごたえバッチリ、ちびちび延々と飲めてしまう感じですね。
 後味は、ほんのちょっぴり苦渋の余韻を残しつつしっかり引き上げてくれます。

 ガスと密度と硬度をハッキリ感じる、濃厚ながら飲み飽きない超個性派ミネラル旨味酒でした。
 如何せん甘味がそれほどでもないので最初は物足りないかな~とも思ったのですが、飲み進めると満足感が増してきましたね。
 いやあやっぱり、「賀名生」に冠しては、完全に首都圏で勝負できるレベルの個性とまとまりがあると思いますね、今後是非売れて欲しいと思いました。
 賀名生、今後も追い続けていきます。

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名称:賀名生(あのう) 純米大吟醸 吟のさと 直汲み無濾過生原酒
蔵元情報:五條酒造合名会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年10月16日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

家飲み記録 風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 当ブログ殿堂入り銘柄。

 風の森の中で、「アルファ1」は「低アルコール」をコンセプトにしている商品ですが、今回いただくのはさらにその亜種というか、甘さ控え目の限定版になっています。
 ドライという表現は、個人的には辛口よりもわかりやすいというか、どういう味わいを志向しているかがハッキリしているので、個人的には良いと思いますね(というか「辛口」がぼんやりし過ぎ)。
 確か去年から出していたシリーズだと思うのですが、個人的にはやっぱり辛口系は後回しになりがちなのでスルーしておりました。
 しかし、各所の評判が良いのを聞いて(「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの感想とか)、結局居ても立ってもいられず調達に走った次第です。
 
 使用米は風の森が得意とする秋津穂、精米歩合は65%です。
 アルコール度は14度で、低アルドライというコンセプトなのに、あくまで無濾過生原酒というのが素敵ですね。

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 上立ち香は何となくバニラ感のある、上品な甘い感じの香りがそこそこに。
 含むと、確かに引き締まった、しかしほんのりと甘い旨味がチリチリとしたガス感を伴いつつ入ってきて、苦味をあくまで裏方に感じさせつつ、最後までスルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、確かにドライらしく甘味控えめなサイダーといった趣ですね、実に勢いよく、度数以上にスルスルと飲めてしまう危うさがあるかと思います。
 後味は、苦味とガスの働きで流石にスッキリとキレます。

 ”辛口の風の森”として非常に納得感のある、甘さ控えめのチリチリスルスル酒でした。
 私の感想からすると「薄いのでは」と誤解を与えてしまうかもしれませんが、日本酒らしさや飲み応えはしっかりある上で、いつもに比べるとスッキリと考えていただければと思いますね。
 コスパも含め、これなら最初の一杯としてビール等とも戦えると思いますよええ。(まあ入手難度が圧倒的に違うので、結局は代替品として勝負の場に立てないのですが…)
 風の森のチャレンジ精神を感じた一本でした。

紹介:「日本酒とワインブログ。ときどき競馬」さんの同スペックの記事

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名称:風の森 風の森 ALPHA TYPE1 「DRY」 30BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,130円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2019年10月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

賀名生(あのう) 純米大吟醸 露葉風 直汲み無濾過生原酒

家飲み記録 賀名生(あのう) 純米大吟醸 露葉風 直汲み無濾過生原酒

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 奈良県五條市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は3回目ですが、銘柄的には初登場。

 いやあ読めませんねこれは…、数ある地名由来のネーミングの中でも、屈指の難読銘柄なんじゃないでしょうか。
 こちらも日誌係さんの感想を見て購入しました…が、このお酒については「先を越された!」って思いの方が強かったりします(笑)
 同蔵は前から「五神」という銘柄を出しているのですが、今回は敢えて新規ブランドで勝負してきてるんですよね。
 気になってはいたのですが、「冷蔵庫の空きが無いなあ」とか思っていたら…う~ん敗北感が。(しかも記事掲載は半年遅れという体たらく…)
 やっぱりそういう新規有望銘柄は最初に紹介したいという欲望はあるんですよね~、日本酒ブログ書きとしての業とでも言いましょうか。
 
 スペック的には奈良県の酒米「露葉風」を50まで磨いた無濾過生原酒、しかも直汲みということで今風な雰囲気がありますね。
 製造が2018年12月、開栓2019年3月末なので、若干の生熟期間を経ています。

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 上立ち香は、凄く濃い感じのラムネとかの香りが控えめに。
 含むと、極めて高密度かつ硬度も備えた甘旨味が若干のガスを伴い力強く入ってきて、結構強めの渋味を伴うことで奥深く、かつ最後までキリリとした印象で喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、三ツ矢サイダー的な濃い甘旨味が中心にありつつ、いわゆるミネラル感と渋味がガッチリ絡みついて、全体の印象は非常にギッチリ引き締まっている感じ、
 後味も渋味を感じさせながら素晴らしいキレを魅せてくれます。

 しっかりと高密度で存在する甘旨味の魅力と、独特の硬質感を兼ね備えることで、絶妙なバランスを保つオンリーワンの酒質のお酒でした。
 あまりこういうのもなんですが、旨味自体は「当たりの風の森」って感じなんですよね、ただ渋味の強さが面白い個性と深み、そしてドンドン飲み進めてしまう感を加えてくれます。
 これは一種理想的な、食中でも単独でもイケるタイプのお酒でしょう。
 露葉風は結構クセの強い酒米という印象があるのですが、うまく使いこなしている感じなのも見事。
 正直に言ってしまうと五條酒造のお酒は今まであまり好みとは感じていなかったのですが、これはドンピシャって感じでしたね。
 賀名生、今後バッチリ注目していこうと思います。


 ああでも開栓後ガスが抜けたらちょっとダレというかクセが強くなってきたかな…
 含んだ直後は良いのですが後味にセメダイン的なケミカルさが残りますね、個人的には即飲みを推奨。

■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2705.html

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名称:賀名生(あのう) 純米大吟醸 露葉風 直汲み無濾過生原酒
蔵元情報:五條酒造合名会社
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年08月13日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 連続でのご紹介ですね。

 前回飲んだお酒と使用米等は同じですが、「真中採り」という点が異なります。
 これはいわゆる「中取り」ですね、要はしぼり方の違いで、より上品な味わいが予想されます。
 風の森は大体のシリーズで限定品として出してきてますね(お値段もちょっとお高く)。
 私は「しぼり華」を買うのが遅れたので、どうせならと思い、この真中採りが出るのを待ってから同時開栓で飲み比べと洒落込んだ次第です。

 ちなみに、どうやらこの愛山純大かららしいのですが、ビンの底に風の森のロゴマークがあります(瓶自体に刻まれている感じ)。
 これって瓶の製造会社に専用瓶を直接発注してるってことですよね…、風の森の、製造過程関係でのこだわりは物凄いものがあると思います。

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 上立ち香は甘く華やかな印象のベリー系果実香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚な甘酸旨味がトロっとした舌触りで入ってきて、ほんのりとした渋味をあくまで奥深くに感じさせつつ、最後まで柔らかい感じでじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは、柔らかなバニラ感とベリー系の甘酸味が一体化した感じの、押し出し十分ながらトロミと落ち着きもあるような、割と玄妙なバランスを保つもので、渋味によって飲み飽きしない印象もありますね。
 後味は、渋味及びガスやアルコールの刺激が引き取って、しっかりとキレます。

 飲み応え抜群ながら、トロリとした柔らかさもある、日本酒特有の奥深い甘味の魅力をどストレートに伝えてくれるお酒でした。
 我ながら感想がわけわからないことになっていますが、矛盾するような複雑さを感じさせつつも魅力自体は非常にわかりやすいお酒だと思います。

 しぼり華と比べると、若干ガスが抜け上品さが増し、より落ち着いて柔らかくなったような印象がありますね。
 後、ちょっと熟成というか味乗りがしてきていたような…、同時開栓とはいえ、保存状態に差が有ったのかもしれません。
 どちらかというと真中採りの方が好みでしたが、それぞれに良さがありますし、値段も考えると甲乙つけがたいですね、どちらも旨い!

 非常に楽しい飲み比べでした、風の森は引き続き追っていきたいと思います。

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名称:風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 真中採り 2018BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):2,200円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:豪華かつ満足度の高い飲み比べでした…
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2019年08月09日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY

家飲み記録 風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 押しも押されぬ当ブログ殿堂入り銘柄の一つ。

 このスペックは今年初登場ですね、というか、チャレンジタンクとして今年1回限りの造りのようです(どうやら、来年以降も別のチャレンジをしていく予定らしい)。
 裏ラベルには味わい等の紹介の他、酒造りのそれぞれの段階について担当者名が記載されています、杜氏(製造責任者)の名前は良く載ってますが、ここまで細かいのは珍しいですね。
 実際こういう風に名前が残るのって嬉しいんじゃないかなあと思います、造り手のモチベーションアップのためには非常に良いことなんじゃないでしょうか。
  この辺り、やはり風の森蔵元の先進性を感じましたね。(まああべの「僕たちの酒」みたいに「顔」を残すという、よりエキセントリックなやり方をしているところもありますが…)

 スペックは高価な酒米である愛山を50%まで削った無濾過生原酒という豪華なもの。
 お値段はやはり若干お高めの税抜2,000円です、6月製造を7月末開栓でいただいています。
 (ちなみに初回出荷時に買い逃したので、別の要件で行った和歌山の酒屋さんでたまたま見かけた追加出荷分を購入しました)

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 上立ち香は甘い、バニラ、ベリーって感じの香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚かつ複雑さを纏った甘旨味がチリチリとした口当たりで力強く入ってきて、尻上がりで出てくる苦渋味で結構しっかり引き締まりつつ、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、ほんの少々トロミを感じるぐらいに濃厚なベリー的な甘酸が中心、そこにガスでやはりクリームソーダ感(ベリー系)がありますね、ただ程よい苦渋味が日本酒らしい奥深さを添えている印象。
 後味は、やはり苦渋味が引き取って力強くキレる感じ。

 パンチの効いた甘酸味を素直かつ日本酒らしい奥深さで楽しませてくれる、活きのいいモダン酒でした。
 いやあやっぱり濃厚なんですが、むしろ飲み進める程に舌に馴染んでくる感じが非常に良いですね~
 値段がお高めとはいえ、レギュラー品に割って入れるぐらいの完成度はあると感じました。
 ただ、少々ケミカル感がある気もするので、それが苦手な方には合わないかも。
 次回はこのお酒と同時開栓で飲み比べた、似て非なるお酒をご紹介します。

■紹介:「日本酒ブログ:酒と魚は生がいい!」さんの同スペックの記事
http://sakepana.blog.fc2.com/blog-entry-307.html

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名称:風の森 愛山 純米大吟醸 無濾過無加水生酒 しぼり華 2018BY
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):2,000円/720ml
購入した酒屋さん:酒やの鍵本(和歌山)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年08月07日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

百楽門 純米大吟醸 「万里」 生原酒 30BY

家飲み記録 百楽門 純米大吟醸 「万里」 生原酒 30BY

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 奈良県御所市のお酒です。
 ブログでの登場はついに8回目。

 百楽門は以前から応援している銘柄です、喜峰鶴同様、うのかわ酒店さんからの取り寄せ時には毎回同梱を検討しています。
 ちなみにこの「万里」はブログ開始前にも飲んでいる思い出のスペックだったりします、露葉風利用というのが特徴。
 露葉風利用のお酒というとやはり風の森が有名だと思いますが、春鹿、みむろ杉、長龍などやはり奈良の蔵では結構使われているみたいですね。
 個人的には結構クセの強い個性的な味になりがちという印象があったりします(まあ奈良酒だからかもしれませんが…)。

 精米歩合は50%。
 相変わらずホームページは放置状態なので、裏ラベル記載情報が得られる情報のほぼ全てですね…

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 上立ち香はかなり濃厚な印象の青い果実的な香りがそこそこに。
 含むと、若干の青さとそこそこの甘味を纏った旨味が割と自然な口当たりで入ってきて、若干の苦渋味がダレ防止と深みの役割を果たしつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、フレッシュ感というかみずみずしさのあるメロン系甘酸味が中心にあって、それをそこそこの渋味と少々の渋味が引き締める、割とスタンダードなもの。
 後味は、そのまま苦味を若干口中に残しつつ、しっかりとキレる感じ。

 新酒生酒らしい味わいの魅力を、ほどほどの濃度でストレートに感じさせてくれる甘酸酒でした。
 良く言えばみずみずしいのですが、悪くいうと若干水っぽいんですよね、そして個人的には昔のようにもうちょっと甘さが欲しい気はしました。
 ただまあこれはこれで、このバランスが好きな方も居ることでしょう、引き継ぎはしっかりされているんじゃないでしょうか。
 百楽門、今後より酒質を伸ばしていって欲しいと思いました。

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名称:百楽門 純米大吟醸 「万里」 生原酒 30BY
蔵元情報:葛城酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年07月24日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

家飲みプチ記録 風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)

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 かなり特殊なスペックのお酒なので、興味があれば前回(ver.1)の記事も是非ご覧ください。
 なお、ver.2以降は、前バージョンのお酒(今回の場合はver.2)を仕込みに使っているそうです。

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 今回はまず冷酒でいただいてみました。

 上立ち香は程よく落ち着きつつもフレッシュさも残したような、セメダイン混じりの果実香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらも、内に秘めたガスによりどこかスッキリ感もある甘旨味が力強く入ってきて、若干枯れた熟感を裏方に感じさせつつ、最後まで存在感を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、うーん洋梨の砂糖漬け(?)的な甘味が中心にあって、苦味は完全に裏方、熟感は紅茶的なニュアンスに留まっていて、全体としては極めて独特にバランスが取れている印象。
 後味は流石に若干甘味を口中に残すものの、しっかり自然に引き上げます。

 極めて高濃度の甘旨味と謎の飲み飽きなさを兼ね備える、超個性派芳醇甘旨スルスル酒でした。
 いやーこりゃあオンリーワンですよ…、ガス感がまた本当に良い仕事をしていますね、これはまさに風の森だからできることかと思います。
 一種の古酒感と貴醸酒感とガス感のハーモニー、こんな酒質の設計は正直天才の所業としか言いようがないかと…
 風の森蔵元の発想力の凄みを改めて思い知らされた一本でした、甘口派で未飲の方は何としてでも飲んでみてください。

 蔵元の想定通りぬる燗につけると素直に甘旨味マシマシ、口当たりが柔らかくなります。
 確かに個人的にはこちらが良いですね~、ただ冷やしても全然アリというか、シチュエーションによっても使い分けられるんじゃないかと。
 しかも冷めてくるとさらにスルスル飲める感じになるんですよ、まあ自然な流れなんですがこれはこれで素敵。

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名称:風の森 ALPHA TYPE5 (ver.3)
蔵元情報:油長酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.7/9.0

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2019年05月20日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

家飲みプチ記録 花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY

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 濁酒に引き続き、超個性派奈良酒の紹介です、個人的には甘味寄り甘酸っぱ系変わり種日本酒の決定版というイメージ。
 前回の感想はこちら。

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 上立ち香は実に甘酸っぱい感じながら、なぜかウィスキー的な雰囲気もある香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘酸っぱ味が木香っぽい複雑味を纏って力強く入ってきて、唾液腺も刺激しつつも一種の柔らかさも感じさせながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、強くもキツくない酸味と、若干蜂蜜っぽい甘味と、枯れてない熟感と、木香的な奥深い渋味がそれぞれ激しく主張しあって絡み合うオンリーワンの世界観のあるもの。
 後味は、酸味がガッツリ仕事をして、濃厚さをしっかり引き上げます。

 完全に日本酒離れした印象の、そしてだからこそ日本酒の可能性を感じさせてくれる、超個性派複雑系甘酸酒でした。
 いやあ~これはほんと好み分かれるタイプですわ(そして私は大好き)、まさにオンリーワン。
 今回は木香を強く感じたのですが、これは木樽使ってるんですかね…、花巴は確かにオーク樽熟成あったはずですが、これがそうなのかは知らないんですよね。
 個人的には普通のお酒の樽香とかはあまり好きではないのですが、こういう甘味が負けないタイプのだと、素直に木の風味の奥深さを楽しめる気がします(満寿泉の貴醸酒とか)。
 花巴の確固たる個性の魅力を感じた一本でした、今度はまた別の変わり種もいただいてみたいですね。

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名称:花巴 水もと×水もと 無濾過生原酒 30BY
蔵元情報:美吉野醸造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年05月14日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

家飲みプチ記録 金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓) 30BY

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 個性派が揃う奈良酒の中でも異彩を放つ、「食べる」日本酒です。
 前回の感想はこちら。

 ちなみにこのお酒(の密閉栓)は極めて開栓が難しく、前回は盛大に吹きこぼしました。
 今回はその経験を活かし、瓶を念入りに洗った後、底にボウルを敷いて吹きこぼしを受け止めつつ開けるという荒業を駆使しています。
 その様子は下記ツイートの通り。

 



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 上立ち香はヨーグルト的な乳酸を感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、結構強烈な酸を纏った旨味が物理的にドロドロな口当たりでドドドと入ってきて、最後まで酸味でガッツリ引き締まりながら喉奥に流れ込んで来ます。
 味わいは、米粒から滲み出す旨味を感じさせつつ、正直キツいレベルの強烈な存在感を示す乳酸味が厳然たる主役、苦味渋味は皆無で、とにかく酸っぱい印象が残る感じですね。
 後味はその酸味がガッツリ引き取って引き上げていきます。

 お米的な旨味やオンリーワンの食感を感じさせつつ、最後には強烈な酸味の印象が残る酸っぱ酸っぱ酒でした。
 あれ、前こんなに酸っぱかったっけ…と若干呆然としましたね、やっぱりこういう製法だと安定しないのかなあ。
 これで甘味があれば面白い個性酒だったのに…、これなら穴開き栓の方が良かったのかしら、うーん難しいなあ…
 ちなみに開栓は凄く大変なんですけど、飲んだときはガス感は皆無なんですよ、面白いですよねえ。
 今の日本酒の製法が、酒質の安定においていかに進歩したものであるかを、逆説的に教えてくれた一本でした。

 ちなみになんとなく燗をつければおかゆみたいにたべやすくなるんじゃないかと思ってやってみたんですが…
 ぎゃーやっぱり酸っぱい…久々に飲み切るのが厳しいお酒でしたね。(ただ、合わせる食べ物によっては良い感じに飲む方法もあるかも)

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名称:金鼓 水もと仕込み 濁酒 生(密閉栓)
蔵元情報:株式会社大倉本家
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店(通販)
お気に入り度:7.9/9.0

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2019年05月13日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山

家飲み記録 憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山

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 奈良県奈良市のお酒です。
 「たつみ清酒堂 東京」さんで購入した憲の、米違いの二本目になります。

 こちらを醸す奈良豊澤酒造のホームページを見ると、「現代の名工」に選ばれている藤沢忠治杜氏が造りを行っていることを売りにしているようです。
 現代の名工と言えば、かの農口杜氏や山影杜氏、引退してますが綾菊の国重杜氏など、錚々たる方々が選ばれています。
 そちらの方面から追う形で、「現代の名工が醸したお酒」を飲み比べて行くというのも面白いかもしれませんね。

 今回いただくのは愛山を55%まで削って醸した無濾過生原酒、スペックの割には良心的なお値段だと思います。
 店頭には前回の山田錦とこの愛山に加え、TYPE-2として雄町が並んでいたのですが、今回はスタンダードな山田錦と割安な愛山で飲み比べてみた次第です。
 8月製造、11月開栓。

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 上立ち香はベリー系(?)のちょっと甘を感じる香りが仄かに。
 含むと、なかなかに複雑な旨味が、しかし重すぎない感じで力強く入ってきて、割と華やかな含み香ともいい感じでバランスを保ったまま、割と息の長い感じで染み込んできます。
 味わいは、甘酸渋苦がしっかり一体となって絡み合ったような、若干イチゴ風味のあるフルーティーかつ奥深いもので、濃度・飲みごたえももバッチリ、かつ粗さも無くて複雑味ゆえの飲み飽きなさもありますね。
 後味は酸渋をあくまでほんのりと残しながら、実に自然に引き上げてくれます。

 愛山特有の複雑さの有る甘旨味を、素直かつ力強く楽しませてくれる、いい感じの生熟芳醇酒でした。
 山田錦と飲み比べて強く感じたのは、憲はお米の個性を引き出すのが上手いってことですね(若しくはしっかりお米のイメージ通りに仕上げてくるというべきか)。
 同蔵の3本を飲んだ限りでは、儀助よりも憲が、さらに山田錦よりも愛山がより好みでした。
 憲、次は是非飲み残した雄町もいただいてみたいと思います。

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名称:憲(Ken) Blue TYPE-3 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山
蔵元情報:奈良豊澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:たつみ清酒堂 東京(銀座)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年04月04日 奈良の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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