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香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」

家飲み記録 香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」

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 兵庫県美方郡香美町のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲み経験は有ったような無かったような…(呆)

 香住鶴は、以前コメントでもご紹介いただいたりして気になってはいたのですが、なかなか自分好みのスペックに出会えずいたところ、今回思いがけず無濾過生原酒に行き当たり喜んで購入した次第です。
 蔵元ホームページによると、全量生もとor山廃での造りらしいですね、こういうこだわりを前面に出すのは素敵だと思います。
 また、海外含む各コンテストの受賞歴を掲載していたり、英語版のホームページを用意していたり、何となく海外重視の雰囲気。
 そして特約店一覧があるのも素晴らしい!日本酒蔵ホームページとして理想的な情報量でしょう。

 今回いただくのは、兵庫県産山田錦を55%まで磨いた山廃無濾過生原酒、お値段はかなり良心的ですね、5月製造、7月開栓。
 「沁福」っていうのは読めないなあ…多分限定品名だと思うのですが、ググっても情報があまり出てこないんですよね。
 そんな中、ろっくさんが既に記事を上げているのには、流石だなあと思わされました。

 上立ち香は結構青い感じの果実的な爽やかな香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた、しかし青さも残したような甘酸味が自然な口当たりで入ってきて、ほんのりとした渋味が奥深さを添えつつ、割と引き締まった印象のままじわじわ染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えめのメロン的な青い旨味を中心に感じますね、ダレ感は皆無で、更にキツさや苦味も抑えられていて、旨味の存在感の割にはグイグイ飲めるタイプですね。
 後味は、苦味の余韻を仄かに残しつつ、酸が引き取る形で見事にキレます。

 飲みごたえがありつつもスルスル飲める、後引けの心地よいバランス系旨酸酒でした。
 銘柄的には何となくお米系の辛口酒のイメージがあったのですが、なかなかどうしてこの生酒は私のような生偏愛派でも楽しませてくれますね。
 やっぱりポイントは酸だなあ、乳酸っぽさはあまりないのですが、どこか柔らかさがあって、かつ極めて良い感じの後引けを演出していますね。
 ちなみに食中酒としても非常に万能感あると思います、甘さが少ないってこと以外は非の打ち所がない感じですね…好み問わず是非皆さんに飲んでみてほしいです。
 香住鶴、実力を感じる一本でした、次は燗向けも買ってみようかしら。

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名称:香住鶴 山廃 吟醸純米 むろか生原酒 「沁福(しんふく)」
蔵元情報:香住鶴株式会社
購入価格(税抜):1,643円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年12月13日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

竹泉 純米生酒 自然栽培米 兵庫錦 2017BY

家飲み記録 竹泉 純米生酒 自然栽培米 兵庫錦 2017BY

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 兵庫県朝来市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 「兵庫錦」という、割と最近開発された酒米を使っているのが特徴の一つだと思います。
 ググると「山田錦と西海134号の交配種に山田錦を掛けたもの。」らしいです、個人的には「75%山田錦やんけ!」とツッコミを入れたくなってしまいました(笑)
 名前の通り、現状ほぼ兵庫の蔵元で使われているみたいですね、当ブログでも以前紹介した、龍力のドラゴンラベルがこのお米を使用しています。
 また、自然米というのもポイントでしょうね、経験上やっぱり味わいのクオリティの信頼性も上がる印象。
 
 精米歩合は70%にとどめています、この辺りは磨きすぎない方が個性出しやすいんでしょう。
 製造年月は2018年5月ですが、開栓は2019年5月なので、1年以上生熟期間を経たコンディションでいただいています。 


 上立ち香は濃いセメダイン系のキリッとした香りがそこそこに。
 含むと、引き締まりと柔らかさを両立させたような不思議な旨酸味がヌルっと入ってきて、割とそのままバランスを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、柑橘系果実的な甘酸味が素直に落ち着いたような風味が中心にありますね、ただ主役は酸で甘味はあくまで脇役、苦味等の雑味はしっかり抑えられていて、ゆるゆると延々と飲めてしまう感じ。
 後味はやはり酸がしっかり、しかし自然に引き上げさせます。

 マイナス要素をしっかり廃している印象の、万能さを感じるバランス系完熟旨酸酒でした。
 ラベルには「瑞々しく」って書いてありましたが、流石に一年生熟なので私が飲んだところではしっかり落ち着いた系に思えましたね、ただ老ねとかのマイナス要素は皆無。
 ちなみにたまたまサンマ食べながら飲んだのですが、相性バッチリでした、やはり酸がしっかりしているので、油系の料理とは相性抜群の食中酒でもあります。
 竹泉の実力を感じた一本でした。

 そして燗をつけると、甘味が出てくるとともにピリピリする辛さが凄く増えました。
 これも良いですね~、完全に冷酒燗酒両対応なお酒かと思います。

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名称:竹泉 純米生酒 自然栽培米 兵庫錦 2017BY
蔵元情報:田治米合名会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:うのかわ酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 竹泉 純米

2019年10月12日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

播州一献 純米生原酒

家飲み記録 播州一献 純米生原酒

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 兵庫県宍栗市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらを醸す山陽杯酒造で、2018年11月にかなりの規模の火事が有ったのは記憶に新しいところです(はせがわ酒店さんのホームページに写真付きの記事がありました)。
 不幸中の幸いで、人的被害がなく、醸造関連の設備にもあまり影響がなかったとのことでしたが、それでも大変な苦労の中出荷されたであろう、30BYの新酒が今回のお酒になります。
 こういうときは一人の酒飲みとして「飲んで応援」するというのがやっぱり良いと思うんですよね、皆ハッピーということで。
 (ちなみに火事直後外飲みもしています

 さて、スペックはラベルに非常に詳細な記載が有ります、これ系のラベルはマニア心をくすぐりますね(凱陣とか亀泉cel-24とか)。
 また、肩掛けラベルには現状のお知らせと「感謝」の記載、こういうのは素敵ですね。

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 上立ち香は結構濃厚な印象の、セメダイン混じりのフレッシュな香りが控えめに。
 含むと、しっかりと酸が効いた引き締まった旨味が力強く入ってきて、ほんのりとした程度の苦渋味も相まって、最後までキリリとした印象のままゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、甘さ控えめのフレッシュな芳醇辛口といった趣の旨味が主役、苦渋味が浮いた感じではないので、旨味をじっくりと楽しめる印象ですね。
 後味は、酸メインで引き取る形で見事なまでにキレます。

 フレッシュな酸によるキレが心地よい、実に新酒らしい今風の芳醇辛口酒でした。
 やっぱり以前飲んだ「ののさん」に比べると甘さ控えめですね、酸も相まって日本酒度+-0とは思えないレベルの引き締まりがあります。
 個人的ストライクゾーンからは外れますが、たまにこういうキレ酒も飲みたくなります、地酒の多様性万歳。
 播州一献、逆境をバネに躍進されることを祈りたいと思いました。

 開栓後数日経つと、口当たりが丸くなりますね。
 なんか甘味もハッキリ出てきましたし、これはこっちのほうが断然良いなあ、即飲みは損なお酒かも。

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名称:播州一献 純米生原酒
蔵元情報:山陽杯酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 播州一献 純米

2019年04月28日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

瑞穂 黒松剣菱

家飲み記録 瑞穂 黒松剣菱

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 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 一回はしっかりやっておくべきだろうと思い購入しました、もはや私のような人間が語るべきことはないであろう大剣菱です。
 ということでまずは蔵元ホームページをみることを推奨しますね、歴史や信念について等、実に読み応えがあります。
 そしてもう一つ、「あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!超」 さんの蔵見学レポートが無茶苦茶面白いので激オススメ!剣菱に興味がある方は必読と言えるかと…
 
 今回セレクトしたのは瑞穂、理由は単純にいつも私が飲んでいる値段帯の商品がこれだったからです、精米歩合や特定名称の記載は見事に無し。(ただアル添はしてないみたいですね)
 意外だったのが、裏ラベルに「できるだけお早めにお飲みください」との記述が有った事ですね、てっきり自家熟成上等かと思っていました…
 そんなわけで1年近く、部屋の片隅で遮光した状態で放置してからの開栓です、すみません。

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 流石に良い色をしています、まさに黄金色。
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 上立ち香は完全に熟々と言った感じのカラメルの香りが強めに。
 含むと、やはりガッツリ熟成香を纏った野太い、しかし粗さを感じさせないまとまりの旨味が力強く入ってきて、奥にあるほろ苦さと辛さでしっかり輪郭を保ちつつ息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、仄かな甘味を纏ったカラメル的風味の旨味が厳然たる主役、苦味はそこそこあるのですが旨味の力強さで相対的に脇役になっている感じですね、
 後味は見事なまでに時間差で出てくる辛さが引き取る、一種理想的な引き上げ方でキレます。

 いわゆる熟成酒的な香りを纏いつつも、全然枯れた感じのしない、極めて力強い旨味というものを感じさせてくれるお酒でした。
 無濾過生原酒とは全く違った「濃さ」を感じましたね、フレッシュさ皆無かつ柔らかい口当たりがありつつ、熟成香が若干クセっぽい印象。
 ただ、熟成に関しては私が勝手に常温熟成させてしまっているので何とも言えない部分も…、まあ凄く適当に飲んでもしっかり魅力的なお酒だということでもあります。
 剣菱の「イズム」をまざまざと目の当たりにした一本でした。

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名称:瑞穂 黒松剣菱
蔵元情報:剣菱酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:新川屋佐々木酒店(人形町)
お気に入り度:8.3/9.0

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2019年03月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

大黒正宗 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 大黒正宗 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY 

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 兵庫県神戸市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは大阪出張みやげです、例によって(何と4年連続)お邪魔した「浅野日本酒店」さんで購入。
 実は同時に前にいただいたきよつるのあらばしりも買ったのですが、帰りの車内で1本空けてしまいました…ので、感想記事はこの1本だけになります。
 蔵元ホームページを見る限り、こちらもほぼ地元向けに出荷されてるっぽいですね。
 生原酒という好みのスペックで、試飲した際のインパクトのある味わいに惹かれてセレクト。

 スペックは兵庫の酒米「夢錦」を60まで削った無濾過生原酒。
 製造年月2018/9の29BYで、11月末開栓なので、1年近く生熟期間を経たものになっています。

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 上立ち香はアルコール混じりの杏?的甘酸を感じる香りがそこそこに。
 含むと、やはり押しの強い引き締まった旨味がガツンという感じで入ってくるのですが、あまりキツい感じではなくあくまで筋肉質な感じを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、甘味は控えめながらほんのりと存在し、一体となった酸苦渋を感じさせるインパクトが強いもので、アルコールというよりは酸由来の辛さが全体の筋肉質な印象を創り出しています。
 後味はその辛さが引き取る形でやはり力強くキレる感じ。

 酸がしっかり引き締める系の旨味が強烈なインパクトで入ってくる、色々な意味で力強さをビンビンに感じる芳醇旨辛酒でした。
 何気に甘味もあるので、キツさが浮かない感じなのが良いですね、やっぱ甘味は大事ですわ(個人的見解)
 後は、酸の働きで生熟が良い方向に向かっているところもグッド、これは数年レベルで寝かせても大丈夫なタイプじゃないかしら。
 大黒正宗、次は是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:大黒正宗 純米吟醸 無濾過生原酒 29BY
蔵元情報:株式会社安福又四郎商店
購入価格(税抜):1,620円/720ml
購入した酒屋さん:浅野日本酒店(大阪)
お気に入り度:8.4/9.0


■おまけギャラリー①:天満宮「日本酒 福」さんでの飲み記録

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 ネットで情報収集して訪問したのですが、大当たりのお店でしたね。
 店長さんの日本酒愛(特に燗酒に対する)が伝わってきて、ついつい勧められるままに(珍しく古酒系も)飲んでしまいました。
 これまた出張時としては飲み過ぎましたが…

■おまけギャラリー②:車内飲み記録

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 カップを入手し損ねたので「エビアンの空きボトルに入れたら飲み易いじゃ~ん、ウヒラウヒラ」とバカスカ飲んでたら四合瓶一本空けてしまいました…
 しかもその後熟睡して駅員さんに東京駅で起こされるわ、慌てて出たら車内に忘れ物するわで酷い醜態を晒すことに…
 流石に猛省いたしました。

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2019年03月06日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:3

龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

家飲み記録 龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 当ブログでの登場は3回目ですね、高島屋日本酒まつり購入酒の6本目。

 こちらは蔵元ブースでがっつり試飲させていただいた上で購入しました。
 ふらふら歩いてた私に声かけで呼び込んだ上、それぞれ解説しつつ、かの「米のささやき」(たしか生もあったような)を含む高級酒を含んだ5種類ぐらい飲ませてくれたんですよね。
 いやあ、あそこまで気持ち良く試飲させてくれるとやっぱり楽しいですね~
 今回は未飲銘柄中心に買っていたのですが、その御礼と、実際旨かったことがあって今回セレクトしました。(後、いつもファンの方にコメント貰っていて、興味が強まっていたということもあったり…)
 
 スペック的には特A地区山田錦利用、精米歩合65の無濾過生原酒と、かなり豪華なもの。
 お値段1,800円はむしろ良心的でしょうね。
 確か29BYで、一年近く蔵元で氷温熟成されたものだったかと、10月蔵出しで、実は12/31の大晦日にいただきました。

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 上立ち香は濃厚かつ落ち着いた印象の完熟果実的な香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと味乗りした感じの甘旨味が実に力強く入ってきて、時間差で出てくる強めの苦味でギッチリと引き締められつつ、息が長い感じで染み込んできます。
 味わいは、完熟マスカットを若干煮詰めたような非常に濃厚な甘旨味が中心にありますね、苦味は結構ギリギリと来るのですが浮いた感じではなく、それだけに引き締まりが凄いですね。
 後味はその苦味がガッツリ引き取る形ながら、完璧といえるぐらいに見事にキレてくれます。

 濃厚かつ落ち着いた甘味と、存在感のある苦味が、不思議な感じのバランスでしっかりと一体化する、個性派芳醇キレ良し酒でした。
 いやあ良いですね、こういう生熟も有りなんだなあ…、世界観のあるお酒だという気がします。
 「コクがあるのにキレがある」というフレーズは、ドライ系ビールよりこういう日本酒にこそ合うのではないか、そんなことも飲みながら頭に浮かびました。
 龍力、改めて今後注目度を上げていこうと思います。

 ちなみに今回年始を挟んだので、三分の一ぐらいを一週間近く空けてから飲んだのですが、カケラも劣化してませんでしたね。
 いやあこれは強いお酒ですわ…、本当実力派だと感じました。

■紹介:「日本酒ブログ(由紀の酒)」さんの同スペック(BY違い)の記事
https://www.sakeblog.info/tatsurikitokubetsujunmaiyamadanishikimurokanamagensyu/

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名称:龍力(たつりき) 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 氷温貯蔵
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:高島屋日本橋店(日本酒まつり)
お気に入り度:8.6/9.0(値段を考慮に入れても)

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2019年02月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

奥播磨 純米 夢錦 活性すくい汲み にごり酒生

家飲み記録 奥播磨 純米 夢錦 活性すくい汲み にごり酒生

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの登場は4回目。

 こちらは「活性すくい汲み」ということで、おりがガッツリ絡んだ発泡系の生酒になります。
 注意書きもあるということで念のため風呂場で開栓したのですが、留め金を外した瞬間「ポン!」と勢いよく栓が飛び、実はその時に驚いて指先を切ってしまいました…
 栓が飛んだだけで中身は全然噴き出さなかったので、落ち着いていれば大丈夫だったのですが、いやあ実際やると慌ててしまうものですね。
 最近安全性の高いプラスチックの留め具を使い始めている蔵(獺祭、風の森、真澄等)が増えてきている理由を実感した出来事でした。
 
 兵庫の酒米「夢錦」を55%まで削っているので、特別純米や純米吟醸を名乗れるはずのスペックですね。
 おりの積もりっぷりがある種の美しさを感じさせますね…やはり雪のようと言うべきか。
 製造年月7月で7月開栓です。

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 上立ち香はガスメインで若干セメダインと果実感もある香りが控えめに。
 含むと、実に硬質な印象ながら甘味も纏っている旨味がググっと入ってきて、強いシュワシュワ感と苦味で最初から最後までカッチリと輪郭を保ちつつ、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、洋梨やマスカット的な甘酸味を感じるものの、非常に硬質といいますか、引き締まりが凄いですね、ガス感も相まって飲みごたえと飲み進め易さをガッツリ両立させている印象。
 後味は、ガス感と苦酸が引き取ってスパッと完璧にキレます。

 存在感のある旨味を、ほどほどの甘味を添えつつ、シュワシュワかつキリリと流し込んでくれる個性派芳醇発泡にごり酒でした。
 奥播磨にはなんというか、「ダレ感」の対義語的なものを感じるんですよね、単に引き締まっているというのを超えて、味わいの凝縮感によるしっかりとした飲み応えが非常に魅力的。
 分かりやすい甘味はほどほどなので、初心者向けというよりはある程度日本酒慣れした方によりオススメできる銘柄です。
 奥播磨、今後もちょくちょくいただいていきたいと思いました。

 冷やしすぎると、硬すぎると言うか苦渋が勝ってしまうので、思い切って常温付近まで上げちゃっても良いかも。
 当たり前の様に開栓後もダレないので、気楽にチビチビ飲める、キレの良いにごり酒として、晩酌時に頼れる存在になってくれました。

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名称:奥播磨 純米 夢錦 活性すくい汲み にごり酒生
精米歩合:55%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):3,394円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年11月12日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

白鷹 しぼりたて原酒 蔵出し完全生

家飲み記録 白鷹 しぼりたて原酒 蔵出し完全生

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 兵庫県西宮市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 白鷹には雰囲気的に「泣く子も黙る灘の大手酒」というイメージ(白鶴に似てるからか?)がありましたが、少なくとも東京ではあまり見ないですし、売上規模も含めると中堅蔵という認識の方が近いようですね。
 個人的には、日本酒コラム「日本酒津々浦々」さんの特選本醸造黒松の記事がずっと記憶に残っており、いつか飲んでみたいなあと思ってはおりました。(8年前の記事も執念深く覚えている私)
 先日、ふらっと立ち寄ってみた神楽坂近くの升本酒店さんにこの生酒があり、これ幸いと購入した次第です。

 ラベルに特定名称の記載は無さそうですね、精米歩合も不明、アル添有の生原酒。
 1月製造を7月購入7月開栓なので、実は買った時点で全然「しぼりたて」ではなかったり…、ただちゃんと冷蔵保存されていたはず、むしろ「生熟」カテゴリに入るコンディションですね。

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 上立ち香は、アルコール感と意外にもバナナ的な香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘旨味がガツンと入ってきて、やはり強めのアルコール感と苦味でギッチリ引き締まりながら、舌と喉を刺激しつつ染み込んできます。
 味わいは、若干粘度を感じるぐらいに濃厚な、バナナ的な甘味強めの旨味が中心にあって、その強烈な存在感を本醸造的な苦味と辛さでやはり強烈に引き締め、面白いぐらいに絶妙なバランスを保ってくれますね。
 後味には流石に甘さや苦味が若干口中に残るものの、嫌らしくない程度にしっかり引き上げます。

 甘旨苦辛がそれぞれ主張しながら、危うくも絶妙なバランスを保ち、「日本酒は高精白純米だけじゃないんだぜ」と語りかけてくるような、超芳醇酒でした。
 しかも実はこれ税抜きで1,000円切るんですよ、とんでもないコスパだと思います。
 いやあ、また素晴らしいアル添酒に出会ってしまったなあ…、そして老舗の実力についても改めて思い知らされてしまいました。
 こういうお酒を飲むと、私のような人間は壊れたスピーカーのごとく「全国の蔵元様、もっと生酒の出荷を増やしてください!」と何度でも言いたくなってしまいますね。
 白鷹、イメージにとらわれず、今後も注目していきたいと思います。

 開栓後二日目にして、若干落ち着いた感じになりますね、辛さが引いて苦甘という不思議な感触。
 その後数日経っても変わらない印象かな、うーん独特な変化だなあ。

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名称:白鷹 しぼりたて原酒 蔵出し完全生
精米歩合:不明
使用米:不明
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:白鷹株式会社
購入価格(税抜):970円/720ml
購入した酒屋さん:升本酒店(納戸町)
お気に入り度:8.5/9.0

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2018年11月01日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

大関 ワンカップ 純米にごり酒

家飲み記録 大関 ワンカップ 純米にごり酒 

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 兵庫県西宮市のお酒です。
 家飲み・外飲み共に多分初めていただきます(昔気付かないうちに飲んでたかも)、にごり酒特集の11本(?)目、最後になります。
 
 所謂ナショナルブランドの日本酒を紹介するのは、当ブログでは初めてなんじゃないでしょうか。
 実はこのお酒、一時期Twitter及び日本酒ブログ界隈で話題になっていたんですよね、今回折角にごり酒を特集したので数ヶ月遅れで乗ってみました。
 
 パッと検索しただけでも、下のお三方の記事が出てきますね、しかもほぼ高評価。
 ・「お酒ミライ 日本酒レビューブログ」さんの記事 (多分震源地(笑))
 ・「しーたかの日本酒アーカイブ」さんの記事
 ・「長野県内外の美味しい“いっぽん(日本酒)”記録帳」さんの記事

 ちなみに私の大手酒に対するスタンスとしては、「特に否定的ではないけど、他に飲みたいお酒が多過ぎて手が回らない」という感じです。
 また、この辺りについてはかの「地酒屋こだま」さんの昔のブログに、とても共感できる記事があるのでリンクしておきます。
地酒屋こだま TAKE’s ROOM「たまには大手の酒を呑んでみる。【上善如水/大関 上撰 辛丹波荒事】」
 大手メーカーの技術の高さを認めつつ、あくまで「美味しさの向こうに造り手の顔が見える地酒」を応援していくというスタンスは、一飲み手の立場からもとても素敵だなあと思いますね。

 閑話休題、スペックについては商品紹介ページをご覧ください
 日本酒度-33、アルコール度数11%という辺りはかなり特徴的と言えるでしょう、なお火入れ有り。
 ちなみに近所のローソンで2本買いました、9月製造で4月購入・開栓でしたので、常温棚に半年以上陳列という過酷な環境を経ているお酒になります。

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 上立ち香はやはり火入れ&アルコール的な香りが気持ち強めに。
含むと、意外にもスッキリとしていて程々の濃度の旨味がトロリと、ただ若干粉っぽさを伴って入ってきて、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、驚くほどクセ(火入れ感&アルコール感)が抑えられた印象で飲むヨーグルト的な風味を伴った米の旨味が主役、苦渋も皆無ながら、そもそも味の濃度がちょっと薄い感じですね。
 後味は粉を口中に残しつつ、味自体は見事に引き上げます。

 にごり酒らしい旨味を残しつつ、マイナスになり得る味を丁寧に排していったような、まろやか軽やかにごり酒でした。
 いやあ正直商品イメージと真逆な上品さがありますね。
 ただ、私にとっては軽い≒「薄い(濃いの反対&厚いの反対)」という印象をハッキリ感じたお酒でもありました、これは明らかにいつも飲んでるお酒とのギャップという形で出ています。
 口に含んだ時に、味自体は出ているものの、地酒らしい複雑味や奥深さはやはり欠けていると感じました。

 といいつつ、裏を返せばコンビニで買える飲みやすさと日本酒らしさを両立させたお酒ともいえます。
 この保管状況で全く劣化を感じさせないというのも、見事としか言いようがないですね。
 コスパ・入手性を含めれば素晴らしい商品でしょう、これなら気楽な晩酌酒としてチューハイ等と勝負できるかも。
 今後菊水ふなぐちと共に、地酒が飲めない状況での切り札として覚えておこうと思います。


 折角説明書きもあったので2本目はレンジ燗にしてみると、完全に甘酒的な香りになりましたね。
 飲むと、甘味が増してなんか面白い味わいになりますが、ちょっとアルコール感が表に出てきちゃうかな。
 これは冷やして飲んだほうが、長所をストレートに楽しめる気がします。

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名称:大関 ワンカップ 純米にごり酒
精米歩合:78%
使用米:不明
アルコール度:11%
日本酒度:-33
蔵元情報:大関株式会社
購入価格(税抜):236円/180ml
購入した酒屋さん:近所のローソン
お気に入り度:8.2/9.0

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2018年04月22日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:6

金鵄盛典 純米吟醸 生原酒

本日の家飲み 金鵄盛典(きんしせいてん) 純米吟醸 生原酒

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 兵庫県加古川市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらのお酒は、先日紹介した富久長と同時に、最近オープンした「鈴木酒販 小売部 神田店」で購入したお酒です。
 同店は元々三ノ輪に本店があり、前から立ち飲みスペース(角打ち)併設形態で営業していたのですが、それが神田(個人的には秋葉原のすぐ隣という印象)に進出してきた感じです。
 私は三ノ輪にも一回行ったことがあるのですが、日本酒の品揃えは本物であり場所だけがネックと思っていたので、神田店オープンは非常に嬉しい出来事でした。
 秋葉原電気街から万世橋渡ってすぐのところなので、日本酒に興味のあるオタク諸氏には是非一度訪ねて欲しいスポットです。
 (ちなみにかの「ねとらぼ」にもオープン時の記事が載ってました

 今回いただくのは全くノーマークの銘柄で、まさに新店舗初訪問での初めての出会いの結果としてのセレクトでした。
 なんか良く分からないデザイン(失礼)ラベルの限定品のようですが、蔵元ホームページに記載が無いので詳細は不明。
 スペック的には山田錦50%磨きの生原酒、ある意味激戦区ですね。
 そこで個性を発揮できるか、楽しみにしつついただきます。


 上立ち香はセメダイン混じりのキリリとした香りがそこそこに。
 含むと、新酒らしい苦渋を纏った旨味が硬質な感じでグッと入ってきて、じわりじわりと最後まで引き締まったまま口中全体から染み込んできます。
 味わいは、甘味仄かでセメダイン的な苦味を纏った旨味が主役なのですが、嫌らしい感じは全く無く、むしろクセになるような飲み飽きなさがありますね。
 後味はほろ苦い感じを口中に残しつつしっかりとキレます。

 いわゆる食中酒としても仕事をしてくれそうな、個性的なまとまりのあるキリリ系フレッシュ酒でした。
 甘味があまりないのに、全然物足りない感じは無いのが素晴らしく、どんどん飲み進んでしまいますね、全体の完成度は非常に高いと思います。
 前回の瑞鷹同様、いぶし銀的な魅力と言いましょうか、最近流行りの「山田錦50」のメインストリーム(派手な香系)とは一線を画した魅力のあるお酒だと感じました。
 金鵄盛典、次はまた別スペックもいただいてみたいと思います。

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名称:金鵄盛典 純米吟醸 生原酒
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:+3
蔵元情報:合名会社岡田本家
購入価格(税抜):1,520円/720ml
購入した酒屋さん:鈴木酒販(神田)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年08月05日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

播州一献 純米吟醸 「ののさん」 生

本日の家飲み 播州一献 純米吟醸 「ののさん」 生

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 兵庫県宍粟市(しそうし)のお酒です、よ、読めない…
 外飲み経験は何度かありますが、家飲みは確か始めて。

 聞きなれない言葉「ののさん」については裏レベルに解説がありますね。
 「観音様」という意味で、お酒自体は「観音様のように大らかで柔らかい酒質」であるとのこと。
 兵庫酒自体は「灘の男酒」に代表されるように辛口酒の印象が強く、播州一献自体も「超辛口」なる製品があるぐらいに、辛口で売られているお酒かと思います。
 個人的には優しいお酒が好きなので、ほぼ別ブラントとして方向性が違うことをはっきりアピールしてくれている、この「ののさん」をセレクトしました。

 ちなみに同蔵のホームページの商品紹介には、ののさんはおろか生酒系ラインナップの記載はろくにありません。
 また、取り扱い店コーナーがあるのは良いなあと思ったら、兵庫県内の記載だけでがっくり。
 商品展開に情報公開が追いついていない地酒蔵の典型的パターンですね、いろいろ事情はあるとは思いますが、数年間その状態を放置するのは、個人的には甘えた姿勢だと感じてしまいます。

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 上立ち香は程よく熟した甘い感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、確かに柔らかい印象で程よい濃度の甘旨味が柔らかい酸を伴って自然な口当たりで入ってきますが、時間差でほんのりとした苦味と渋味が出てきて、わりとキリリとしたまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、いかにも旨味系という感じの、含み香控えめかつ濃い目の濃度の洋梨(?)的な果実の甘酸旨味が厳然たる主役で、苦渋は裏方であるために全体の印象はあくまで柔らか。
 後味は酸と苦味が引き取ってバッチリキレます。

 裏ラベルの記載通りの印象の、柔らかくもキレのある、しっかりとした旨味が魅力のお酒でした。
 今どきのお酒が好きな人から、キレ重視の人まで、幅広いターゲットに支持されそうな味わいですね。
 だからこそ、蔵元からの情報発信もしっかりやってほしいなあと改めて思いました。
 播州一献、今後も注目していきたいです。

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名称:播州一献 純米吟醸 「ののさん」 生
精米歩合: 麹米:58% 掛米:60%
使用米: 山田錦:20% 兵庫夢錦:58%
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:山陽盃酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年05月23日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦

本日の家飲み 奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は3回目となりました。

 引き続き、「秋の生酒」の紹介となります、大典白菊のひやおろし同様、蔵元で寝かした上ではっきりと「秋酒」として売り出されていますね。(こちらはひやおろしの表記は無し)
 前回は若干ひやおろしディスの趣が強い記事になってしまいましたが、個人的にはむしろ秋の生熟酒の魅力を強く主張したいというのがメインの想いだったりします。
 その立場からは、蔵元さんがこういうはっきりとした形で出してくれるのは心強いというか、我が意を得たりというか、とにかくうれしいものを感じますね。
 そんな想いもあって、見かけ次第速攻でセレクトした次第です。
 
 スペック的には、地元の酒米「兵庫夢錦」を利用していること、山廃の生であることあたりがポイントでしょうか。(ちなみに別商品で山田錦を使ったものもあるらしい)
 「播秋」とは「播州」と「晩秋」をかけたのかな…、ただ出荷は9月の初秋なので、単に「播州の秋」という意味合いかも。

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 上立ち香はいかにもな、力強く熟した、アルコール混じりのお米っぽい香りがそこそこに。
 含むと、非常に良い具合に熟した芯のある旨味がググっと入ってきて、ワンテンポ遅れて出て来る辛さにしっかりと引き締められながら、最後まで存在感を保ったまま染みこんできます。
 味わいは、甘さはそこそこながら、まろやかさと引き締まりを見事に両立した力強い旨味がとにかく心地よく、複雑な味を雑味と感じさせない完成度がありますね。
 後味はまさに辛口という感じで力強くキレます。

 芳醇辛口を地で行きつつ、古臭さ・クセを感じさせない、見事に生熟成の魅力を伝えてくれるお酒でした。
 いやあ…、これは旨いっすねえ…、辛口酒に一歩引く私でもこの芳醇な旨味には完全に悩殺されてしまいました。
 生熟が上手くいった辛口酒は、その辛さが若干丸くなった感じがして、より万人向けになるように思えます。
 奥播磨、引き続き注目していきたいと思いました。

 当然のように燗を付けてみると…、うーんなんというか非常に素直な感じで燗酒らしくなりますね。
 甘味酸味マシマシで強烈ではあるのですが、荒くはない。
 いやあ旨いっす。

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名称:奥播磨 山廃純米生 「播秋」 兵庫夢錦
精米歩合:55%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,521円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2016年12月01日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

壱 純米吟醸 生もと

本日の家飲み 壱 純米吟醸 生もと

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 兵庫県神戸市の、いわゆる灘のお酒です、通販まとめ買い4本目。
 同蔵のお酒の紹介は2回目ですね、詳しくは後述。

 こちらを醸す神戸酒心館は、以前に紹介したノーベル賞晩餐会への提供酒「福寿」を醸す蔵でもあります。
 というかこの「壱」が特約店限定ブランドみたいですね、蔵元ホームページにも紹介コーナーがあり、取扱い店の一覧も載っています(素晴らしい!)。
 コンセプトは「最上の食中酒」とのことですが、「食事を邪魔しない」みたいに卑屈にならず、相乗効果を楽しんで欲しいという意図が伝わる感じなところがまた好印象ですね。
 
 スペックは兵庫の酒米夢錦を60%まで削った純米吟醸で、生もと造りなところがポイントでしょう。
 ブルーボトルに極太印字のラベルと、見た目にもインパクトがありますね。


 上立ち香はなんとなくウイスキー等蒸留酒を思い出す、穏やかなアルコール的な香りがほのかに。
 含むと、生もと系らしい乳酸っぽさをともなった旨味がゆっくりと入ってきて、最後までバランスを保ちながらじわじわと染みこんできます。
 味わいは、やはり乳酸的な旨味が主役ながら、ありがちな古臭さや引っ掛かりは無く、とにかく落ち着いて、優しく、透明感を感じさせるほどの上品さがあります。
 後味は酸味が自然に引き取ってキレます。

 とにかくバランスが良く、生もとの優しい部分だけを抽出したような、一種独特の魅力を持つ旨酒でした。
 やっぱりこの蔵は実力派だなあ…、まさに狙い通りの優しい食中酒ですね。
 神戸酒心館のお酒は、今後も注目していこうと思いました。

 なお、せっかくの生もとなので燗を付けてみると…、うーん意外にもやはり優しさを保っていますね。
 ただ、面白いことに印象は男酒というか、旨味が引き締まった印象になって、いくらでも飲めてしまいそうになりました。
 うーむ、やはり良い意味で一筋縄ではいかないお酒ですね。

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名称:壱 純米吟醸 生もと
精米歩合:60%
酒米:兵庫夢錦
アルコール度:15%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社神戸酒心館
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:酒専門店 知多繁(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年08月23日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒 紺ラベル

本日の家飲み 都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒 紺ラベル

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 兵庫県南あわじ市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒が淡路島産であることや、「日がさ雨がさ」さんが推していたことなどは前回に書きました
 相変わらず私の行きつけの酒屋さんに取扱いがなく、またしばらく離れていたのですが、今回は日暮里の「山内屋」さんで出会い購入しました。
 同店は私の酒屋新規開拓の一環で訪ねたのですが、いかにも厳選された品揃えで、やっぱり地酒屋めぐりは楽しいなあと思わせてくれるようなお店でしたね。
 
 スペック的には、最近個人的に注目している山廃の無濾過生原酒というのがポイント。
 前回は白系のラベルでしたが、今回は紺ラベルです。


 上立ち香は濃厚な山廃らしい乳酸系の香りがそこそこに。
 含むと、奥深い印象の旨味が舌触りなめらかに入ってきて、遅れて出てくるアルコールの辛さ的刺激と若干の渋みで引き締まりつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、やはり山廃っぽい乳酸味と甘味が併存する旨味が主役、そして濃厚かつ辛さも感じるのにキツさが無いのが見事ですね、とてもまとまりのあるお酒だと思います。
 後味はその辛さと渋みで力強くキレます。

 クセの無い、山廃らしい魅力をストレートに感じられる、今時の山廃無濾過生原酒でした。
 玉川、菊鷹、日輪田などなど、今風で魅力的な山廃酒を醸す蔵は多々ありますが、都美人も間違いなくそのトップグループに入っていると思いますね。
 都美人、今後も注目していきたいです。

 なお、燗を付けると…、うおっ無茶苦茶濃厚になりましたね、舌触りは相変わらずなめらかで、甘さと辛さマシマシ。
 いやあこれは良いです、かなり温度上げても対応する力強さもありますね。
 ちなみに燗冷ましになってくると戻ってきちゃう感じがするので、できればキープしつつちびちびやるのがベストかも。

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名称:都美人 山廃特別純米 無濾過生原酒 紺ラベル
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:+4
蔵元情報:都美人酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:山内屋(日暮里)
お気に入り度:8.5(燗上がりも考慮に入れて)/9.0

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2016年07月16日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

千代田蔵 特別純米生原酒 無濾過 直汲み

本日の家飲み 千代田蔵 特別純米生原酒 無濾過 直汲み

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 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す太田酒造の本社は滋賀県草津市にあるのですが、会社として灘に蔵を持っていて、このお酒はそこで醸されたお酒ということのようです。
 会社紹介ページを見ると、「ワインから日本酒・焼酎まで手掛ける日本一小さな総合酒類メーカーです」とのこと。
 通常銘柄は江戸城の築城でしられる太田道灌由来の「道灌」ですね、草津・灘・江戸と色々な年に由来があるのが面白いと思います。

 今回いただくのはその蔵の名前を冠した限定品。
 大手酒造ってこういうネーミング良くしますよね、「白壁蔵」とか「嘉宝蔵」とか。
 工場製品的なイメージからの脱却と、いまだ強い灘ブランドの利用という面が強いと想像します。
 スペック的には、五百万石60磨きの無濾過生原酒、お値段含め最近のスタンダードスペックという印象。

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 上立ち香は若干熟感の混じる濃厚な吟醸香がそこそこに。
 含むと、やはり熟した感じで濃厚そのものの甘旨味がトロリと入ってきて、舌先に若干のアルコール的ピリピリを感じさせながら、ググっと入り込んできます。
 味わいは、完熟した感じのカラメル的な甘味が主役で酸味は抑えめ、苦味が裏方っぽくも存在感を発揮して、複雑でダレを防いでいますね。
 後味はその苦味と甘味が相殺してキレる感じ。

 極めて濃度の高いカラメル的甘味を、謎のバランス感で素直に楽しませてくれる完熟甘旨酒でした。
 これが五百万石の新酒直汲みとはとても思えないですね…、こういうお酒は自分の理解の範疇外としか言えないかも。
 ただ個人的には好きですこれ、個性と甘味とダレ無い感じが併存している時点で文句ない感じ。
 千代田蔵、道灌とともに今後注視していきたいと思いました。

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名称:千代田蔵 特別純米生原酒 無濾過 直汲み
精米歩合:60%
酒米:五百万石
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:太田酒造株式会社 千代田蔵
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2016年06月13日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦

本日の家飲み 純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦

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 兵庫県加西市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは酒屋さんの店頭で初めて出会ったお酒です。
 数年通っているお店でも、見たことのない銘柄を突然発見することは良くありますね、それは新規取り扱いだったり蔵の新ブランドだったりするのですが、そういうお酒は優先して買ってしまいます。
 その場合、どちらでもほとんど失敗は無いですね…、やはり信頼できる酒屋さんを見つけることは、充実した日本酒家飲みライフに一番大事なことだとつくづく思います。

 スペックは、兵庫の酒米「兵庫夢錦」を使っているところがポイントでしょうか、龍力ドラゴン黒で使っていた「兵庫錦」とはどうやら別っぽいです、うーむ混乱する。
 おりがらみということで、瓶底にはうっすらとおりが積もっています、混ぜると、ひっかからない程度ににごる感じ。

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 上立ち香はおりがらみらしい、米とガス感混じりのフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、ジューシーな甘旨味が力強く入ってきて、おりの苦味に引き締められつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは、今時のおりがらみ生のお手本のような、フレッシュな甘酸味が主役を演じつつ苦味でダレを防ぐタイプ。
 後味は酸苦味でしっかりとキレます。

 奇を衒う感じではなく、直球勝負で新酒おりがらみの良さを感じさせてくれる、まとまりのあるお酒でした。
 いやあ日本酒のおりがらみ生ってやっぱ良いですね、「にごり酒」というものに先入観のある一般の人に是非一度飲んでみて欲しいです。
 純青、今後の動きを注視して行きたいと思いました。

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名称:純青 純米 おりがらみ生原酒 兵庫夢錦
精米歩合:65%
使用米:兵庫夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:富久錦株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純青 純米

2016年03月15日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

龍力 純米吟醸 ドラゴン黒

本日の家飲み 龍力 純米吟醸 ドラゴン黒

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は「神力米」使用ということを前面に押し出したラベルでしたが、今回いただくのは、若干コミカルなドラゴンが描かれた「ドラゴン黒」ラベル。
 龍力を始め、「黒龍」「睡龍」「長龍」や「辰泉」、はたまた「龍神丸」や「臥龍梅」などなど、ぱっと思いつくだけでも、「龍」が絡む日本酒銘柄は数多くありますね。
 私は今年の干支「申」ラベルの日本酒まとめや、去年の「羊」ラベルの日本酒まとめを作成していますが、辰年なら数倍の数が出てきそうな気がします。(残念ながら、次は2024年なので結構先ですが…)

 閑話休題、今回いただくお酒は、蔵元の商品紹介ホームページによると、「新たなる米へのチャレンジ」ということで、兵庫県が新開発したお米である「兵庫錦」を使用しているところがポイントのようです。
 ただ、ラベルにそこらへんの記載が全くないのは寂しいですね…、神力ではあれほど気合が入った文章があったというのに。
 精米歩合は60、おそらく加水火入れ有りでしょう。


 上立ち香はほぼ感じず、ほんの少々お米っぽい香り。
 含むと、落ち着いて引き締まった印象の旨味がスルリと入ってきて、酸を伴う辛さでしっかりと輪郭を保ちながら、舌を刺激しつつ徐々に染みこんできます。
 旨味は、落ち着いたお米の旨味という感じの味わいが主役で、兎に角筋肉質で甘さはほぼ皆無、ただ雑味や古臭さも感じない、とても純度の高い旨味ですね。
 後味は酸辛で文句無しにしっかりキレます。

 まさに男酒!という感じのスレンダーな旨味がありつつ、今時のお酒らしいキレイさのあるお酒でした。
 食中酒として非常に優秀な味わいですね、甘口好きな自分でも、このお酒の完成度はビンビンに感じます。
 龍力、今後さらに存在感を増していく銘柄だろうと確信しました。

 開栓後数日たつと、結構旨味が開いてきたような。
 これはそう簡単には劣化しない、外飲みで真価を発揮するお酒かもしれません。
 しかし、燗をつけ忘れたのは痛恨事でした…

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名称:龍力 純米吟醸 ドラゴン黒
精米歩合:60%
使用米:兵庫錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社本田商店
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 龍力 純米吟醸

2016年02月24日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

太陽 純米吟醸 「たれくち」 無濾過生原酒

本日の家飲み 太陽 純米吟醸 「たれくち」 無濾過生原酒

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 兵庫県明石市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め確か初めていただきます。

 「地酒屋こだま」さん銘柄が続きます、この「太陽」も、正直他の酒屋さんでは見かけたことが無いですね…
 商品紹介ページには各スペックの紹介に加え、銘柄への熱い思いなどが語られており、読み応えがあります。
 ここでは詳しく触れませんが、色々とありながらもしっかりとお酒造りを続けられていることは素晴らしいことだと思いますね、蔵元さんとそれを支えてきた皆さんには頭が下がる思いです。

 スペック的には、これまた一夏超えた無濾過生原酒。
 ラベルはなんというかにぎやかですね…、個人的にはこういう銘柄名がわかりにくいラベルは、いかがなものかと思ってしまいますが。
 使用米等の情報もあまり記載はありません。

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 上立ち香は濃厚な感じの果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な旨味の塊がググッと入ってきて、甘味のベールでキツさを覆いつつ、力強く入り込んできます。
 旨味は直球勝負のアミノ酸旨味!という感じで、甘酸味とアルコール感がそこに複雑さと個性を加えます、全体的な印象は野太いながらもバランスとれた味わいという感じ。
 後味は酸とアルコールが仕事をしてびっくりするほど自然にキレます。

 濃厚芳醇で、どっしりとしながら最後には重さをあまり残さない、それぞれの要素が豪快にバランスを保ったようなお酒でした。
 これもまた一つのワールドを感じさせるお酒ですね…、流行に流されない確かな個性があると思います。
 また、おそらく一夏を越すことで、それがよりストレートに出てきているような気がします。
 太陽、今後他のスペックも試していきたいと思いました。

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名称:太陽 純米吟醸 「たれくち」 無濾過生原酒
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:18~19%
日本酒度:不明
蔵元情報:太陽酒造株式会社
購入価格(税抜):1,528/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年12月29日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

仙介 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒

本日の家飲み 仙介 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒

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 兵庫県神戸市東灘区のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あり。

 こちらのお酒は、以前ブログで紹介した「琥泉」と同じ泉酒造さんが醸したお酒になります。
 その記事でも書いた通り、ブランドの違いは、麹米に兵庫県産山田錦を使ったものが「仙介」、そうでないものが「琥泉」とのこと。
 使用米でブランド名を変えるというのは結構珍しいですね…、それだけこだわりがあるということなのでしょう。

 というわけで、スペック的には、麹米に山田錦、掛米に五百万石を用いている、一夏超えた無濾過生原酒です。
 例によって「こだま」さんでの購入なので、詳細は商品紹介ページを見てもらった方が手っ取り早いかも…

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 上立ち香はメロン的な果実香が気持ち強めに。
 含むと、いかにも濃厚芳醇、かつ少々の青臭さを感じる甘旨味が力強く入ってきて、その青い苦味で引き締められながら染みこんできます。
 旨味はやっぱりメロン的ですね、直球の甘味に青い苦味が絡みついて、極めて濃厚かつある種のまとまりを感じる味わい。
 後味はその苦味が引取り、見事に引き上げます。

 極めて濃厚な果実の甘旨味をストレートに感じさせつつ、ウィークポイントを感じさせない完成度の高いお酒でした。
 青めなフレッシュ感と、一夏越えてのってきた甘旨味が拮抗して、いい感じのバランスにまとまっている印象を受けました。
 仙介は琥泉とともに、激戦区である甘旨無濾過生原酒の中でも、一歩抜け出た実力を感じる銘柄だと感じました。

 温度が上がってくると、濃い分やはりちょっと甘ダレ感がある気がします。
 ある程度冷やしていただくほうが、個人的にはオススメ。
 でも、開栓後すぐには味落ちしないかな…、旨味の芯が力強い印象。

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名称:仙介 特別純米 しぼりたて 無濾過生原酒
精米歩合:65%
酒米: 麹:山田錦 掛:五百万石
アルコール度:17~18%
日本酒度:+3
蔵元情報:泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年12月25日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」

本日の家飲み 奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月(みやませいげつ)」

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 兵庫県姫路市のお酒です。
 ブログでの紹介は2回目ですね。

 前回は低精白の山廃というある種とがったスペックのお酒をいただきましたが、今回は55%まで磨いた純米吟醸の生ということで、割とスタンダードなスペックです。
 それにしてもインパクトのあるラベルですね、月をモチーフにした銘柄は結構ありますが、その中でもストレートで印象深いラベルだと思います。
 ちなみに「霽月」とは、デジタル大辞林では「雨が上がったあとの月。転じて、曇りがなくさっぱりとした心境。」という意味とのこと。

 使用米は、麹米が山田錦、掛米が夢錦。
 夢錦はこちらではあまり見ないお米ですね、兵庫県で開発された酒米らしいです。

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 上立ち香はアルコール混じりで落ち着いた吟醸香が仄かに。
 含むと、きりりとした印象の旨味がぐっと入ってきて、キツくない苦酸に引き締められながら喉奥に流れ込んできます。
 旨味は、割としっかりした甘味と苦味が拮抗する形の存在感のある味わいですが、全体的には引き締まった印象で、ぐいぐいいけます。
 後味はその苦味がそこそこの仕事をして、芳醇な味わいをしっかり引き上げます。

 優しい甘味とキリリとした苦旨味が共存する、奥深い味わいのお酒でした。
 甘さも確かにあるのですが、甘いお酒が苦手な人でもイケそうですね、ある意味万人向けのような。
 この味わいの引き締まりこそが奥播磨のコアなのかなあ、そんな思いを抱く味わいでした。
 奥播磨、引き続き注目していこうと思います。

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名称:奥播磨 純米吟醸 生 「深山霽月」
精米歩合:55%
酒米: 麹:山田錦 掛:夢錦
アルコール度:17~18%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社下村酒造店
購入価格(税抜):1,626円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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2015年11月26日 兵庫の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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