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亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 うすにごり 01BY

家飲み記録 亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 うすにごり 01BY

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 高知県土佐市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 亀泉の人気商品であるCEL24のうすにごりバージョンです。
 一見単に「うすにごり」と名前に付いただけですが、前回CEL24を飲んだときにちらと書いた通り、このお酒は通常個人向けには出回らず、特定の居酒屋でしか飲めない超限定品だったりします。
 
 が、蔵元さんのツイートで、今季限定で出回るという情報が出たため、それを見て興奮し10分ぐらいでお取り寄せ発注した次第です。


 私としては、約6年前に串駒で飲んで以来家飲みしたい一本だったので、まさに念願かなったという感じですね。

 ちなみにその時、このお酒を個人売りできない理由の一つに「非常に噴き出しやすいから」ということがあると話を聞いた覚えがあります。
 で、折角なので今回開栓動画を撮ってみた様子がこちら。

 いやあ、レマコム出庫直後でこれですよ、噴き出しはしませんでしたが、栓は止めていた部品ごと天井に激突!
 これは危険物ですねえ…、ただ、前似たような状況で手を切ったことがあるので、栓を止める部品がプラスチックなのは非常にありがたかったです。

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 上立ち香はまさに完熟パイン系の甘酸っぱい香りがそこそこに。
 含むと、インパクト抜群ながらも意外と抑えも効いた印象の甘酸味がシュワシュワと入ってきて、オリ由来の苦味を纏っていい感じに輪郭を整えつつ、ゆっくりと口中に広がります。
 味わいは、やはりパイン系のハッキリした甘酸味を中心にしつつ、ガスの刺激やオリの苦味の奥深さが一体化した感じのもので、全体として見事にバランスが取れていて、無限に飲める感じ。
 後味は、酸味と苦味によるものと思うのですが、これがまた不思議なほど自然に引き上げてくれます。

 甘味、酸味、苦味、ガス感、フレッシュ感、そしてオリ由来の米的旨味が繊細かつ力強くハーモニーを奏でる芳醇超絶バランス酒でした。
 いやあ素晴らしい、普通のCEL-24と比べても、酸味が酸っぱいまでいかなくて上品というか、バランス良い気がするんですよねえ…。(何か特別なことやってたり、良いタンクを選んでたり、裏に「別誂」的な秘密がある気がします。)
 それぞれの要素が主張しつつも一種の抑えも効いていて、ほんとマイナス要素が無いです。
 銘酒居酒屋でこのお酒が最初の一杯として出てくる理由が改めてわかりましたね、食前食中としても万能で、他のお酒とも喧嘩しないでしょう。
 正直、このお酒があるときは毎日若干二日酔い気味なぐらいに飲み過ぎてしまいました。

 亀泉、そしてCEL-24に対するイメージを超絶に上げてくれた一本でした。
 蔵元様、今季限定と言わず、なんとか来年も個人向けに出してください…、何卒何卒…

 ちなみにガスが抜けても全然ダレないんですよねえ。
 なんというか、ガスに頼らない甘酸苦のバランスがしっかり有った上でのシュワシュワ感なのでしょう。
 一升瓶、飲み切りに寂寥感を覚える程に、最後まで楽しませていただきました。(二升目購入検討中)

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■紹介「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
https://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-3490.html

名称:亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 うすにごり 01BY
蔵元情報:亀泉酒造株式会社
購入価格(税抜):3,318円/1,800ml
購入した酒屋さん:山崎酒店(高知)
お気に入り度:8.9/9.0

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2020年07月06日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟 30BY

家飲みプチ記録 土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟 30BY

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 神楽坂の「ぼっちりや」さんでしか買えない超限定スペックの生熟酒です。 
 一昨年購入して物凄く好みだったのですが、昨年買い逃したので今回はガッツリ入荷チェックして購入しました。

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 上立ち香は落ち着きつつも良い感じのセメダインを纏ってスッキリとした果実香が気持ち強めに。
 含むと、いい感じに味乗りしてきた印象の甘旨味が、しっかり裏方に回った酸味と苦味で、最後まで見事に輪郭を保ちつつ喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、生熟でしか出せない落ち着きと押し出しの強さ、そしてある程度の柔らかさを兼ね備えた甘旨味が中心、苦味酸味は全体に溶け込んでいる感じながらダレをしっかり防いでくれている印象ですね。
 後味は、濃厚さを見事にに引き取って、バッチリキレます。

 熟成香を押さえつつ実に素直に味乗りした、生熟の真骨頂を感じさせてくれる芳醇甘旨酒でした。
 生熟酒なのに杯を重ねる程に良くなってくるんですよ…、脇役に徹した酸苦の仕事なんでしょうが、それのバランス本当に凄い。
 やっぱ旨いわこれは…、ぼっちりやさんで一時期しか買えない、一升瓶限定品ということで入手へのハードルは激高ですが、お店のFBに毎年入荷情報は出ているようなので、興味があったら是非お試しください。
 土佐しらぎく、超実力派銘柄として今後も注目していきたいと思いました。

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名称:土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟 30BY
購入価格(税抜):3,200円/1,800ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.7/9.0

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2020年05月18日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

無手無冠(むてむか) 純米生原酒

家飲み記録 無手無冠(むてむか) 純米生原酒

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です、ブログでの登場は2回目。
 
 銀座日本酒巡りのラストを飾るこちらは、アンテナショップの中でも日本酒の品揃えでは他の追随を許さない「まるごと高知」での購入酒になります。
 地酒満載の冷蔵庫が5台ぐらい並んでいるのはいつ見ても圧巻ですね、加えて有料試飲や、小瓶での販売が充実しているのも地酒ファンには魅力的かと。
 いやあ実際東京でも、ここと神楽坂の「ぼっちりや」さんを抑えていれば、相当な範囲の土佐酒をカバーできると思います。
 
 さてこの無手無冠ですが、前に買ったものとはラベルが違っていて、モダンな雰囲気になってますね。
 前回は非常に個性的な甘辛酒で非常に好みだったのですが、さて今回はいかがでしょうか。

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 上立ち香は酸を感じるスッキリとした果実香がそこそこに。
 含むと、酸苦味を伴ったキリリとした、しかし若干まろみもある旨味が力強く入ってきて、最後の最後で辛さを感じさせつつ胃の中に流れ込んできます。
 味わいは、草っぽく柔らかいケミカル感を纏った酸味(?)を中心に感じますね、甘味は僅少ながらお米的な旨味もかなり強く、芳醇辛口系の生酒特有の感じで、飲み飽きなさと飲みごたえを両立させている感じのもの。
 後味は、酸、苦、辛がそれぞれ主張して、見事に力強くキレます。

 しっかりとした旨味を、生酒的な苦味やケミカル感による引き締まりでガッチリ切る、個性派生辛酒でした。
 正直、この前飲んだときはもっと甘味があった気がするので、今回の味わいには若干肩透かし感がありますね。
 (というか、多分この前のが特別で、こっちが本来の無手無冠の味なんでしょう)
 ただ、フレッシュさを残した、いわゆる芳醇辛口酒としては非常に高い完成度だと思います、そっち系が好きな方にはオススメ。
 無手無冠、次はまた甘さのあるやつを狙いたいと思いました。

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名称:無手無冠(むてむか) 純米生原酒
蔵元情報:株式会社無手無冠
購入価格(税抜):1,385円/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:銀座巡り購入酒記念写真
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 もともとは信濃鶴買いに行っただけなのに…

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タグ: 無手無冠 純米

2020年03月17日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

美潮 純米吟醸 雄町 2018

家飲み記録 美潮 純米吟醸 雄町 2018

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 高知県安芸郡芸西村(あきぐんげいせいむら)のお酒です、同蔵のお酒のブログでの登場は3回目。
 こちらも「ぼっちりや」さんでの購入です。

 「土佐しらぎく」を醸す蔵の限定銘柄ですね、外飲み経験は何度もあったりします。
 全体的にハイレベルと感じる土佐酒ですが、個人的に特に好みに合う銘柄を列挙すると、安芸虎、桂月、文佳人、そして土佐しらぎくが真っ先に浮かびますね。
 これらは、キレの良さが特長の土佐酒のなかでも旨味甘味がしっかりしている印象(特に生酒)があります、私と好みが似ている方々には是非オススメしたいところ。

 今回いただく「美潮」は、蔵元ホームページによると、「2014年からスタートした新ブランド」で、「”蜜を思わせる様な上品な甘さ”をコンセプトにした純米吟醸シリーズ」とのこと。
 甘口好きとしては期待してしまいますねえ、雄町の精米歩合50%で、恐らく火入れはしているのかな。
 2018BYの7月製造ということは、ある程度蔵元で寝かせていたのかなあ、なお開栓は8月です。

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 上立ち香は落ち着いた甘い感じの果実香がそこそこに。
 含むと、極めて濃厚な甘味に柔らかい感じの酸味が伴った感じの甘味が少々トロミを感じさせる口当たりで入ってきて、少々の苦味でしっかりと引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、まさに蜜たっぷりといった趣の、完熟りんごや桃的な甘酸味が純然たる主役、苦味はありますがあくまで甘味が優勢なのでキツさが抑えられているのが素敵に思えます。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ、落ち着いた酸が引き取って柔らかく引き上げます。

 蜜たっぷりの完熟果実的甘酸味を、柔らかく素直に感じさせてくれるバランス系芳醇甘口酒でした。
 いやあまさにコンセプト通りって感じですね、どちらかというと、個性よりも完成度で勝負するタイプに思えます。
 以前飲んだ「あらばしり生」は、実にあらばしり生っぽいフレッシュさ・荒々しさが有ったので、この辺りはそれぞれの商品ごとに狙ってしっかり仕上げているんだろうと、そんなことを感じました。
 美潮、土佐しらぎく同様、蔵の実力を感じさせてくれるお酒でした、引き続き追っていく所存です。

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名称:美潮 純米吟醸 雄町 2018
蔵元情報:有限会社仙頭酒造場
購入価格(税抜):1,750円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月28日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐鶴 しぼりたて新酒 氷点下生貯蔵 上等酒 蔵酒生

家飲み記録 土佐鶴 しぼりたて新酒 氷点下生貯蔵 上等酒 蔵酒生

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 高知県安芸郡安田町のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 引き続きぼっちりやさん購入酒です、未飲銘柄の生酒だったので購入しました…、と思いきや、買ってから「生貯蔵酒」であることに気付いてがっくり…
 火入れ殺菌無しの生酒と、出荷前一回火入れの生貯蔵酒では、お酒の風味に極めて大きな違いがあるというのが私の認識です。
 確かに、生貯蔵の言葉はバッチリありますし、良く見たら「生酒を加熱処理」とまで書いてあるので、、一番でかい「蔵出生」の表記に引っ張られ過ぎた私の不注意ですね。
 が、私が常々抱いている「生詰・生貯蔵というわかりにくい表記なんて死滅してしまえばいいのに…」という思いをまた一段と強めた一事ではありました。
 (そうすれば、意識低い系居酒屋で生酒を頼んだら生貯蔵酒が出てくるみたいな悲劇もなくなるはず)

 閑話休題、今回のお酒はアル添有、糖類添加は無し、おそらく加水ありの普通酒ですね、ラベルでの記載は貧弱ですが、立派なホームページにしっかり商品紹介が載っていました。
 お値段は税抜885円と、私がいつも飲んでる価格帯の半額ぐらいになっています。

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 上立ち香はアルコールに砂糖的な甘さが混じったような香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた印象の甘旨味が若干ヌルりとした感じで入ってきて、苦味やアルコール感を奥の方に感じさせつつ、スルスルと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、若干古臭さ、モッタリ感を感じるものの、変な雑味を感じさせない、優しい甘味と必要十分な仕事をするアルコールの辛さが相まって、とにかく自然に飲めてしまうものですね。
 後味は、苦味の余韻をほんのりと残しつつも、しっかりと引き上げます。

 程よい濃度の甘味とアルコールの引き締まりで実にスルスルと飲めてしまう、お手本のような晩酌酒でした。
 う~む、やはり表記については釈然としないものが残りますが、今まで飲んできた生貯蔵酒の中では群を抜く勢いで旨かったとも思います、コスパ含め晩酌酒としては完璧ともいえる完成度じゃないかしら…
 間接的に、いかに高知の人たちが日ごろ旨い酒を飲んでいるかを伝えてくれる一本でしたね。
 土佐鶴、いつか別のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:土佐鶴 しぼりたて新酒 氷点下生貯蔵 上等酒 蔵酒生
蔵元情報:土佐鶴酒造株式会社
購入価格(税抜):885円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年01月26日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

安芸虎 純米吟醸 「素(そ)」 うすにごり生

家飲み記録 安芸虎 純米吟醸 「素(そ)」 うすにごり生

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 高知県安芸市のお酒です、前回に引き続いての紹介になりますね。

 このお酒ではまず使用酵母の「かんかん丸」というのが気になりました、他では全く聞いたことがない、しかもよくわからん名前なので…
 で、グーグル先生に聞いてみると、高知県文化生活スポーツ部文化振興課が出しているらしい文化誌「とさぶし」の「香る日本酒特集」なるページが出てきました。
 それによるとやはりこの蔵元が開発した酵母らしいですね、IT業界から転職してきた社員が既存の高知酵母を混ぜたものだとか…、なかなか面白い経緯だと思います。
 なおこの、「香る日本酒特集」、CEL24等他の高知酵母や高知の酒事情などにも触れており、日本酒マニアには非常に読み応えのあるもになってます、一読を強くオススメ。

 使用米は吟の夢、精米歩合は50とかなり削っていますね。
 アルコール度数は14と(日本酒にしては)低めで、日本酒度も-8.0とやはり低くなっています。

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 上立ち香はガスと柑橘系果実的な香りが混じり合ったものがそこそこに。
 含むと、やはり甘酸っぱい印象の旨味がかなり強めのガス感を伴ってシュワシュワと入ってきて、最後まで雑味を感じさせないバランスのまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさに夏に飲みたい感じのスッキリ感の強い甘酸味が中心ですね、ただおり由来や日本酒らしい飲みごたえもしっかりとあって、やっぱり口中でじっくりと楽しみ倒せるのが素敵。
 後味は、やはり酸とガスが引き取って極めてスッキリキリリと引き上げてくれます。

 甘酸っぱ系微発泡ながら、本格派日本酒的な味わい深さもある、今風個性派酒でした。
 いわゆるビールやチューハイと夏に戦えるのはこういうお酒なのかな~、コスパも良いですし、是非一度は代わりに飲んでみて欲しいですね。
 さはさりながら、アルコール度数は14なので、そういうお酒同様グイグイやっちゃたら死ぬでしょう…、やっぱり日本酒らしくじっくり楽しむのが良いかと思います。
 安芸虎の懐の広さを感じた一本でした。

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名称:安芸虎 純米吟醸 「素(そ)」 うすにごり生
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,390円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.4/9.0

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2020年01月24日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒

家飲み記録 安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒

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 高知県安芸市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は4回目。

 CEL24飲み比べとして前回紹介した桂月は、神楽坂の高知酒専門店「ぼっちりや」(立ち飲み、名産品も有り)さんで購入しました。
 その際、他の高知酒も同時に購入したので続けて紹介していきます。

 トップバッターはこの安芸虎、私としては4年ほど前に限定酒「潦(にわたづみ)」を飲んで以来の推し銘柄です。
 蔵元ホームページは相変わらず手作り感溢れる感じですが、実はFacebook見ると割と最新情報載ってますね、小規模蔵ならそっち(SNS)優先の方が手間がかからず良いのかも。
 それを見ると、結構海外イベント参加が多く、最近の流れに乗っている印象を受けました。

 ラベルは虎の絵が格好良いですが、スペック情報は貧弱ですね、精米歩合は60%です。
 アルコール度数16度ということは、加水有なのかな…(詳細不明)、6月購入、8月開栓。


 上立ち香は酸を感じる爽やかな果実香が仄かに。
 含むと、実に濃厚かつみずみずしい甘酸味が割と勢いよく入ってきて、伴う渋味が複雑味を添えつつ、最後まで勢いと存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、実にフレッシュなマスカット的な甘酸味が厳然たる主役ですね、甘も酸もしっかり主張するのですがバランスが良いので透明感があります、渋味も強めながらも浮いた感じはせず、ついスルスル飲んでしまう感じ。
 後味は、酸メイン、渋味サブで素晴らしくキレてくれます。

 存在感のある甘味を感じさせつつ、素晴らしくみずみずしい、ガンガン飲めてしまうフルーティー酒でした。
 いやあ良いですよこれは、若干加水感的な薄さもあるのですが、それが気になるのは私のような原酒マニアだけでしょう。
 いい意味での飲み易さや軽さと飲み応えをしっかり両立させていますね、多分絞ってからはある程度時間が経っていると思うのですが、熟感や重さが不思議に皆無なのも特徴的。
 安芸虎の実力を改めて感じさせてくれた一本でした、実は次回も安芸虎(今度は変わり種)をご紹介します。

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名称:安芸虎 純米吟醸 たれくち 生酒
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,430円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月22日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒

家飲み記録 桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒

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 高知県土佐郡土佐町のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 桂月前回飲んだ純米大吟醸生の印象がすこぶる良く、個人的には土佐酒の中でも大注目銘柄です。
 そこがCEL24酵母を使ったこのお酒を出してきており、しかも亀泉と同時期だったため、一発飲み比べと洒落こもうと購入しました。
 ちなみに、ちょうど最近日本酒ブログ「日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)」さんが、CEL24使用酒を飲み比べた記事を載せていましたね。
 そちらによると、亀泉、桂月以外に、豊能梅、久礼も出してきているとのこと。
 飲み比べの感想は面白いので、興味があれば是非そちらの記事も読んでみるのをオススメします。

 使用米は高知の酒米「吟の夢」、精米歩合は50%でギリギリ純米大吟醸ですね、当然生酒。
 亀泉と違って日本酒度とかの記載が無いのは寂しいですね…、と思ったら蔵元ホームページの商品紹介にありました。
 日本酒度-4、酸度1.4とのことなので、亀泉に比べると随分大人しい数値になってます。

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 上立ち香はやっぱりパイン的なトロピカル香が強めに。
 含むと、香りの印象通りの甘酸味が強いインパクトで入ってきますが、あまり尖ったところがなく結構上品な印象、スルスルと喉奥に流れ込んでくる感じですね。
 味わいは、まさにパインジュースという雰囲気の甘酸味が厳然たる主役、苦渋は完全に奥の方に引っ込んで、透明感すら感じさせるバランスの良さが特筆すべきかと。
 後味は、酸がしっかり仕事をしつつ、割と自然に引き上げていきます。

 極めて存在感の強い甘酸味がありつつ、日本酒らしい複雑さと上品な透明感も感じさせる、個性とバランスを兼ね備えたお酒でした。
 いやあこれは花陽浴、それもちょっと昔の味が濃い時代を彷彿させる味わいでしたね、超自分好み。
 いきなりこのクオリティで出してきたということも含め、今回の飲み比べでは、個人的には桂月に軍配を上げたいと思います(出来不出来ではなく好みの問題)
 桂月は山廃とかも出しているらしいので、今後色々と試していきたいですね。

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名称:桂月 CEL24 純米大吟醸 50 生酒
蔵元情報:土佐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,550円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年01月20日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY

家飲み記録 亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY

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 高知県土佐市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 個性がハッキリし過ぎている「甘酸っぱ系日本酒」として年々存在感を増しているお酒だと思います。
 私は6年前にも家飲みをしているのですが、そのときはりんご酢的な「酸っぱさ」が苦手に感じてしまいました。
 が、その後外飲みで数回飲んで、印象が変わってきたので今回改めてセレクトした次第です。
 この場合、自分の好みが変わったのか、お酒の味わいが変わったのかわからないのが、日本酒の難しいところですね…
 (ちなみに本当は、特定の居酒屋でしか飲めない「うすにごり」が、苦味やガス感と相まって非常に良いと思ってます。どうにか一般売りしてくれないかなあ)

 スペック的には相変わらずの日本酒度-15、そしてアルコール度14%とぶっ飛んだ数値。
 そしてその数値のインパクトを前面に押し出した、マニア受けするラベルも健在ですね。
 (最近出た、火入れ版のラベルは随分洒落た感じに変わってましたが)


 上立ち香は熟れたパイン的な甘さを強く感じるトロピカル香が気持ち強めに。
 含むと、濃厚で甘酸っぱい感じの旨味が強いインパクトで入ってきて、最初から最後まで酸が引き締め役をしっかりこなしつつ、唾液腺を刺激しながら染み込んできます。
 味わいは、結構熟れた感じのパイン的甘酸味が厳然たる主役、濃度も高めでまさにアルコール入り濃縮還元パインジュースといった趣ですね、酸に少々お酢的なクセっぽさもありつつ、苦味等の変な雑味はしっかり抑えられている印象。
 後味は酸がガッツリ仕事をして濃厚さを引き取る形で引き上げていきます。

 非常にインパクトのある甘酸味を素直に楽しませてくれる、日本酒離れしたパイン系超個性酒でした。
 いや~これがお米からできてるとは思えないですよ本当、日本酒の可能性を感じさせてくれるという意味では最強クラスでしょう。
 ただ、昔ほどではないのですが、ちょっとお酢的な酸味の押し出しが自分には強すぎる感はあるかも(三芳菊的といいますか)。
 実は今回もう一本CEL-24酵母利用のお酒を買い、飲み比べてますので、次回はそちらを紹介します。

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名称:亀泉 純米吟醸生原酒 「CEL-24」 30BY
蔵元情報:亀泉酒造株式会社
購入価格(税抜):1,551円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 亀泉 純米吟醸

2020年01月18日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

桂月 純米大吟醸50 吟の夢 しぼりたて生原酒

家飲み記録 桂月 純米大吟醸50 吟の夢 しぼりたて生原酒

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 高知県土佐郡土佐町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 桂月は一昨年神楽坂の「ぼっちりや」で見かけ、「飲んだこと無いし、今度買おうかな」みたいに軽く思った記憶があります。
 その時は頭の片隅に残る程度だったのですが、その後一年余りの間に、蔵元ホームページで誇らしげに掲載されている通り、IWCとkura masterという有力海外日本酒品評会でかなり凄い成績を収めているのを見て、「これは早めにやらないと」と考えを改めました。
 う~ん、本気を出すと凄い地方の実力蔵がまた出てきたという感じでしょうか…、こういう銘柄を見出せるのが海外コンペの良いところですね。
 ちなみに、今回は日本屋さんで見かけたので、例によってガッツリ試飲の上セレクト。

 吟の夢は高知県の酒米ですね、以前飲んだ酔鯨が使っていた「高育54号」と同品種(品種登録後の名称)です。
 何気にラベルの雰囲気がモダンですね、銘柄のロゴも良い感じ。
 
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 上立ち香はちょっとバニラ感もあるフレッシュな果実香がそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュかつ濃厚な甘酸旨味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、あくまで奥の方に苦味を感じさせつつ、最後まで存在感を保ったままじわりじわりと染み込んできます。
 味わいは酸があって果実的(青りんご?)なのですが、甘味に綿菓子のようなふわふわ感があって独特の柔らかさがあるのが良いですね~、酸が引き締まりを受け持っているので、苦味は味に奥行きを与える役割に徹している印象。
 後味は、酸苦が引き取っているのでしょうが、あたかも甘味が溶けていくように自然に引き上げてくれます。

 存在感と優しさを兼ね備えた甘味を、フレッシュな酸と控えめな苦味で包み込む、極めてバランスの良い甘酸酒でした。
 そういえば雑味も皆無なんですよね、自分好みな上に完成度高いっすわ…、そして甘味一辺倒でないので万人受けもすると思いますね。
 最近やった文佳人も良かったし、やっぱり高知酒凄いなあ…共通するのは果実感とキレっていう印象でしょうか、勢いのある福島酒同様全体的にハイレベルだと感じます。
 桂月、どうやら他に山廃やcell24酵母利用のお酒なんかも有るみたいなので、近いうちに是非やりたいと思いました。 

 なお、開栓後は数日で普通に下がる印象でした…、甘みが引っ込んで渋みが出てくる感じ。
 個人的にはハッキリと即飲み推奨かなあ、体調のせいかもしれませんが。

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名称:桂月 純米大吟醸50 吟の夢 しぼりたて生原酒
蔵元情報:土佐酒造株式会社
購入価格(税抜):1,650円/720ml
購入した酒屋さん:日本屋(柏)
お気に入り度:8.6/9.0

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2019年07月14日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

文佳人 リズール 特別純米 おりがらみ生

家飲み記録 文佳人 リズール 特別純米 おりがらみ生

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 高知県香美市(かみし)のお酒です。
 当ブログでは、文佳人の登場は2回目ですが、同蔵の「鏡野」が既に3回出てますので、合わせると結構な頻度で飲んでます。

 例によって尾久の伊勢元酒店さんで購入しました、奥様イチオシって感じでしたね(思えば玉櫻とろとろにごりもそうだった)。
 ラベルには「リズール」という言葉の解説があります、ググると一般読者に対する「精読者」という訳もあるそうな。
 確かにこれはバッチリお酒の世界でもハマる概念ですねえ、致酔性を求める飲み手とガッツリ味にこだわる飲み手は明らかに別物でしょう(別に優劣の話でなく)。
 ちなみに日本酒の場合は割と簡単に見分けられます、飲むときに香りをじっくり嗅いでたり、含んでから口をモグモグさせてたらほぼ後者と言えるでしょう。

 閑話休題、スペック情報はラベルにあまり書いてないですね、精米歩合は55%。
 写真の通り、おりはうっすらレベルですね、吹きこぼれるようなこともありませんでした。

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 上立ち香は少々セメダイン混じりの、フレッシュかつ爽やかな果実の香りがそこそこに。
 含むと、若干ガス混じりの甘酸味がシュワシュワと勢いよく入ってきて、少々の渋味が奥行きを与えつつ、最後まで軽さと引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、まさにマスカット風味の三ツ矢サイダー(?)的な、実に爽やかな甘酸味が主役、甘味はそこそこながら味わいの存在感はしっかりある感じで、渋味もクセ無く見事に飲みごたえを添えてくれます。
 後味は、酸がメインな感じであくまで爽やかにキレてくれます。

 しっかりと甘さが有りながら、ガス、酸、渋とのバランスでまったく重さを感じさせない、極めて完成度の高いフレッシュジューシー酒でした。
 高知酒の魅力を凝縮したような味わいだと個人的には思いますね、そして風の森を彷彿とさせる硬質さも感じます、いやあこれ好きですわ…、コスパも良いですし文句なしにオススメ。
 ただ、そこそこにセメダイン感はあるので、それが苦手な人にだけは注意ですね。
 文佳人、定番品の安定感と凄みを見せてくれた一本でした。

 ガスが抜けると不思議に苦味が出てきますが、バランスは崩れません。
 いやあ強いなあ…、まあ伊勢元酒店さん扱い銘柄は、ほぼ例外なく開栓後激つよですね、素晴らしい。

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名称:文佳人 リズール 特別純米 おりがらみ生
蔵元情報:株式会社アリサワ
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけ:外で飲んだ夏純吟(おばけラベル)がこれまた旨かったです。
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 しっかり甘くて、かつ爽やかで…
 私の中では数少ない「好きな夏酒」に追加しておこうかと。

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2019年07月07日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY

家飲み記録 霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です。
 銘柄的には初飲み。

 こちらを醸す文本酒造のお酒としては、以前「日乃出桃太郎」をいただいています、というか同蔵であることに買ってから気づきました…
 ちなみにこちらは銀座のアンテナショップ「まるごと高知」での購入酒です。
 実は众以降紹介してきたお酒は、会社午後休をを取って、「いまでや」→「たつみ清酒堂」→「まるごと高知」→「いきいき富山館」と巡って買って来たものだったりします。
 本当は「銀座君嶋屋」「むらからまちから館」でも買いたいお酒が有ったのですが、その時は4店で四合瓶を10本も買ってしまったので断念…
 いやあ実際他にもアンテナショップが密集してますし、あの界隈は地酒購入先としてはとんでもなく熱いことになっているかと。

 閑話休題、今回いただくのは精米歩合60、本醸造クラスの生酒になります。
 製造が29年12月で、買った時には半年以上立っていたので「しぼりたて」とは言い難いですね…、そして開栓は11月と、完全に生熟コンディション。


 上立ち香はうーんなんだろう、杏?的なちょっと酸を感じる落ち着いた香りがそこそこに。
 含むと、結構透明感のある旨味がスルスルと入ってきて、ほんのりとした辛さと最後までしっかりバランスを保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、落ち着いた酸と旨味で存在感と軽さを両立させている印象のもので、熟成は若干の紅茶感を添えている感じ、甘味は控えめで、なんか全体としてはアップルティー(アルコール入り)を彷彿とさせるかも。
 後味は、酸辛が請け負っていつつも、割と自然に引き上げてくれます。

 高アルコール度を感じさせる辛さと、感じさせない軽さが実に微妙なバランスでせめぎ合う、実に個性的な芳醇スッキリ酒でした。
 何気に熟成適正強そうなところも良いですね、実際熟感がまったくマイナスに出てないんですよ、ダレ皆無かつ落ち着いた旨味が魅力的。
 これは私のような甘味偏重派でない方々に是非飲んでみて欲しいですね、かなり面白い仕上がりのお酒だと思います。
 霧の里、桃太郎含め、また飲んでみたいお酒だと思いました。

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名称:霧の里 本醸造酒 しぼりたて生原酒 29BY
蔵元情報:明利酒類株式会社
購入価格(税抜):1,500円ぐらい(レシート紛失…)/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:銀ぶら購入酒記念写真
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 少なくとも今回は、「たつみ清酒堂」さんで買ったお酒がどれもハイレベルだったのが印象深いです。
 同店は他銘柄も素晴らしいセレクトしていますし(田光とか)、射美の抽選販売とかもやっているようなので、銀座に行った際には立ち寄ってみることを強くオススメします。

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タグ: 霧の里 本醸造

2019年04月14日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

日乃出桃太郎 純米大吟醸 中取り

家飲み記録 日乃出桃太郎 純米大吟醸 中取り

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 随分間が空いてしまいましたが、実は土佐しらぎく生熟と同時に、神楽坂のぼっちりやさんで買ったお酒です。
 名前だけは知っていましたが、まあほぼ衝動買いに近い感じですね。
 本当は生が欲しかったのですが、純米大吟醸は火入れしかなかったのでこちらをセレクトしました。
 店長さん曰く、蔵元に冷蔵設備が無い場合は新酒の時期以外に生酒というのはなかなか難しいとのこと…

 しかし、この銘柄名だとどう考えても岡山の酒に思えてしまいますよね、蔵元ホームページによると昭和41年に公募で選ばれた名前で、「若者からお年寄りまで、幅広く親しまれる酒でありたいという願いも込められている。」そうですが…
 少なくとも県外向けには、それ用のブランド考案した方が良いんじゃないかしら。(余計なお世話ですが)
 スペックは地元産の酒米吟の夢を50%まで削った、中取り純米大吟醸火入れになります、5月出荷を7月開栓。

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 上立ち香は結構熟感のある杏?的な香りがかなり強めに。
 含むと、やはり程よく熟した印象の甘旨味が素直な口当たりで入ってきて、裏方にほんのりとした渋味と酸味を感じさせつつ、最後までいい感じにダレずに染み込んできます。
 味わいは、所謂吟醸酒的なりんごor洋梨の風味がいい感じに味乗りしつつ、かつ枯れたような紅茶感を伴う、上手く熟した感じの純米大吟醸という印象。
 後味は、ほんの少々の渋味の余韻を口中に残しつつ、あくまで自然に引き上げます。

 完成度の高い吟醸酒が、程よい熟感を素直にまとった感じの、飲み頃火入れ高精白酒でした。
 味乗りといい感じのキレをちゃんと両立させているのが素敵ですね、言い換えると、飲みごたえが本当ガッツリありながら全く飲み飽きない感じ。
 そしてこうなると「生」が飲んでみたいなあ…(馬鹿の一つ覚え)
 桃太郎、次は新酒の時期に生を狙ってみたいと思いました。

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名称:日乃出桃太郎 純米大吟醸 中取り
精米歩合:50%
使用米:吟の夢
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:文本酒造株式会社
購入価格(税抜):1,580円/720ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年10月28日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY

家飲み記録 鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY

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 高知県香美市(かみし)のお酒です。
 同蔵の他ブランド「文佳人」も併せると、結構な回数家飲みしていますね。

 こちらは前いただいた「純米おりがらみ」同様、伊勢元酒店さんで購入しました。
 同店の店長さんはとにかく「おり」が絡んだお酒が好きらしく、色々な蔵に、おり引き前のお酒を瓶詰してもらっているそうです。
 このお酒もその一つなのですが、まず驚愕すべきはそのお値段。
 何と山田錦の精米歩合40%無濾過生原酒で税抜一升3,000円ポッキリ!多少知識がある人なら目ん玉が飛び出るレベルですね。
 もちろんスペックだけで味は分かりませんが、銘柄も信頼できるわけですし、これは買っちゃいますわ…

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 そして見てくださいこのおりの量を!
 いやあ穢れの無い白という感じですね、美しい…
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 上立ち香は…あれ意外にもガスの薄い香りしか感じないような。(開栓直後だからかも)
 含むと、準スパーリング的な強さのガス感を伴った旨味がシュワシュワと入ってきて、時間差でおり由来のクリーミーさも徐々に出てくる、かつてない印象の口当たりな感じ。
 味わいは、クリアな酸が全体を引き締めながらも、おり由来の米の旨味、ほんのりと上品な甘味も感じる、甘さ控えめのカルピスソーダといった趣。
 後味は高知酒らしく、力強くもキツさのない見事なキレを見せてくれます。

 開栓直後は明らかに固いって感じですね、硬度的にガチガチなお酒のような雰囲気。
 ちなみに上澄みだけだと辛さ・スッキリさが割とハッキリ立って、個人的には物足りないのですが、好きな人は好きでしょう。

 で、開栓後日が経つごとに予想通りどんどん良くなってきました。
 ある意味素直な方向で、高精白らしい上品さとオリのミルキーさが非常に良い感じで両立してくれますね。
 例によって冷やし過ぎない方が良い感じで、割と適当に飲める上品なお酒という貴重なカテゴリーに入るお酒かと思います。

 アリサワ蔵および高知酒への信頼をまた一層高めてくれた一本でした、今後も定期的にやりたいところです。

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名称:鏡野 純米大吟醸 限定おり酒 無濾過生原酒 29BY
精米歩合:40%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:+5
蔵元情報:株式会社アリサワ
購入価格(税抜):3,000円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2018年10月05日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟

家飲み記録 土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟

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 高知県安芸郡芸西村(あきぐんげいせいむら)のお酒です。
 ブログでの登場は…、意外にもまだ2回目でした、外飲み回数は多分2ケタいってるかと。

 コメントでいただいた情報を元に初来訪した、神楽坂「ぼっちりや」さんで購入しました、このスペックはそこの女性店長さんが蔵に希望して特別に寝かしてもらっているものだそうです。
 店頭で冷蔵庫を睨んでいると、その店長さんがかなり積極的に突っ込んだ説明をしてくれて、普段は避けがちな一升瓶の購入に踏み切った次第です(まあそもそも生熟好きですしね)。
 で、その時の会話の流れで「銀座の高知のアンテナショップってお酒充実してますよね~」みたいな話題を私から振ったところ、店長さんより「私そこの立ち上げスタッフの一人ですよ」という驚きの返答が。
 いやあ納得感ありますね、ああいうお店ができるのには、絶対裏に土佐酒が好きで好きでたまらない人が居たんだろうという気がしていましたが、目の前の店長さんからはまさにその「土佐酒愛」がビンビンに伝わってきていました。

 さて、スペック的には高知の酒米「吟の夢」を55まで削った純米吟醸生。
 「一年囲い」の名の通り、蔵元で1年生熟させているそうです、28BYということになるかと。
 
 ちなみにこのお酒の感想を既に「日本酒感想日誌」さんが上げてらっしゃいます(かなりの高評価)。
 いやあ一店舗しか扱ってないのに偶然って凄いなあと思ったのですが、どうやら私のtwitter情報を参考にしていただいたようで…、流石のアンテナの高さと行動力というべきでしょう。
 で、まさか先を越されると思っていなかった私は、泡を食って記事を仕上げておる次第です。

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 上立ち香はセメダイン混じりの柑橘系果実といった、熟成感をほぼ感じさせない香りがそこそこに。
 含むと、がっつりと味が乗った印象の甘旨味が力強く入ってきて、そこに尻上がりに強まる辛さが絡まることでバッチリ引き締まりつつ、最終的にはキリリと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、非常に濃厚かつまろやかな、あえて言えばメロンクリーム的な甘旨味が最初に来るのですが、時間さで出てくるアルコール臭くない辛さがダレ感を完璧に抑えてくれます、なお雑味やカラメル的熟成香は皆無。
 後味はその辛さが濃厚さを嘘のように引き取って、バッチリキレます。

 生熟の最適解の一つを示してくれた感のある、ストレートに味が乗った甘旨味と、不思議なまでの飲み飽きなさを両立させた、極めて高次元の「土佐酒らしさ」を感じさせてくれたお酒でした。
 後味は一瞬私にはスパルタ過ぎるかなという感もあったのですが、でも杯が進んでしまうということは、やはりこれが最適バランスなのでしょう。
 以前安芸虎でも感じましたが、土佐酒の「辛さ」はしっかりと「甘旨味」と両立してくれる印象があって、日本酒は単に「甘口」「辛口」で語りきれるものでは無いということを実感として教えてくれますね。
 後、今回結構セメダインを感じたので新酒だと結構硬かったんじゃないかしら、こういう強いお酒を年単位で生熟させるセンス、いやあ本物だと思いましたね。
 土佐しらぎくの実力を再認識させるとともに、新たな側面も感じさせてくれた一本でした、来年もやろうかな…


 ちなみにこのお酒、開栓後三日目でも開けるときに栓が「ポンッ」と飛びました。
 どころか、四合瓶に移した最後の一杯分でも、ちょっと温度上げてから空けたら「プシュー」といい音が。
 昔(一升瓶)の風の森を思い出しますね…、いやあこれほど強いお酒は滅多に出会えないかと。
 (なお、飲んだ時のガス感自体はそんなに強くないです)

紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2421.html

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名称:土佐しらぎく 一年囲い 純米吟醸 吟の夢 生熟
精米歩合:55%
酒米:吟の夢
アルコール度:15~16%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社仙頭酒造場
購入価格(税抜):3,240円/1,800ml
購入した酒屋さん:ぼっちりや(神楽坂)
お気に入り度:8.7/9.0

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2018年07月12日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

文佳人 純米吟醸 山田錦 生酒

家飲み記録 文佳人(ぶんかじん) 純米吟醸 山田錦 生酒

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 高知県香美市(かみし)のお酒です。
 同蔵のお酒のブログ登場は3回目ですね、詳しくは後述。
 出張みやげ酒シリーズの3本目になります。

 こちらは大阪出張時に「浅野日本酒店」さんで購入しています、名古屋に続き昨年と同じお店ですね、同店には三年連続でお邪魔しております。
 文佳人は銘柄的には割と東京でも見るのですが、今回二つの理由でセレクトしました。
 理由の一つ目はこのお酒を醸す(株)アリサワのお酒としては、限定品の「鏡野」を二回ブログで紹介していながら、メインの「文佳人」がまだだったということ。
 もう一つは、実は購入前日に大阪駅近くの「旬彩ダイニング 一歩」さん(ネットで下調べした上で、選びました)での一人飲みで、同銘柄のひやおろしをいただいた印象がとても良かったことです。
 
 スペック的には、山田錦の50磨きの生酒という本来はかなり贅沢なもの。
 お値段は1,800と少々お高めですが、まあむしろ適正価格という感じでしょう。


 上立ち香はマスカットソーダ的な爽やかな香りがそこそこに。
 含むと、割りと香りの印象通りのスッキリとした甘旨味がガスと共にチリチリと入ってきて、結構存在感のある苦味を纏ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、みずみずしい果実の甘酸味が中心にあって、ガス感が今風の飲み進め易さを添え、苦味が引き締まりと若干の嫌味を加えてしまう感じ。
 後味は苦味を少々口中に残しつつ、ガスもあって良い感じにキレます。

 しっかりとした甘旨味をガスと苦味がガッチリ引き締める、チリチリキリリ系芳醇酒でした。
 私が最近土佐酒にハマっている理由なのですが、甘旨味が本当に自分好みなんですよね…、やっぱり共通する魅力を感じます。
 ただ、これに関してはちょっと苦味が気になるなあ…、例の28BY特有の嫌な感じがなければより素晴らしかったかと。
 文佳人、いつかまた改めていただいてみたいと思いました。

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名称:文佳人 純米吟醸 山田錦 生酒
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社アリサワ
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:浅野日本酒店(大阪)
お気に入り度:8.4/9.0

おまけ:「旬彩ダイニング 一歩」さんでの一人飲み記録

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 お酒は全国からちゃんと美味しいやつを選んでいる印象。
 一人鍋が嬉しかったなあ…、素敵なお店でした!

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2018年02月15日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

安芸虎 純米酒 生酒

本日の家飲み 安芸虎 純米酒 生酒

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 高知県安芸市のお酒です。
 前回と同銘柄であり、「まるごと高知」購入酒のトリになります。

 高知酒は良く単に「辛口」とまとめられがちですが、今回まとめ飲みして思ったことは、結構前に土佐しらぎくの記事でも書いていますが、単なる辛口というより「最初にフワっと果実的な甘さが広がり」つつ、「後味が見事にスパッとキレる」ような、落差の激しいお酒に良く出会うなあということです。
 そして、私自身の尺度では正直「キレ」はそんなに重視しないのですが、この「甘さ」の方向性が本当に自分に合っているんですよ…今回しみじみ思いました。
 もちろん全ての高知銘柄に当てはまるわけではありませんが、経験上では相当な割合で出会っているので、やはりこれは大事にすべきでしょう、長野同様県ごとお気に入りに追加って感じですね。

 閑話休題、こちらはおそらくレギュラースペックであろう純米生の小瓶(300ml)入りです。
 ググってもあまり情報が無く、ラベル記載以上の詳細は不明ですね…
 単純に四合瓶換算しても1,000円程度と、お値段は非常にリーズナブル。
 

 上立ち香はほんのりと熟しつつもフレッシュさも残る、柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、極めて濃厚ながらダレ感皆無の甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、酸でしっかりと輪郭を保ち、最後までバランスを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程よく熟した柑橘系果実といった趣の甘酸が主役、かつ苦渋はあまり感じず、素直にその芳醇な旨味を楽しめます。
 後味はほんのりと辛さを感じさせつつ、見事なキレ。

 奇をてらわない、かつ完成度の高い、芳醇フレッシュ甘旨酒でした。
 これまたまさに自分との相性抜群ですね…、小瓶なのがとても物足りなく感じました。
 それでこのお値段というのは素晴らしい!旅行先とかで見つけたら即買いしてしまいそうです。
 土佐酒の中でも、安芸虎に関しては銘柄ごと「【超】お気に入りに追加!」ですね。

名称:安芸虎 純米酒 生酒
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:15.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):430円/300ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.6/9.0

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■今回まとめ買い記念写真。「まるごと高知」さんには近いうちにまた行きたい!
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2017年11月18日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

安芸虎 雄町 純米大吟醸 生酒

本日の家飲み 安芸虎 雄町 純米大吟醸 生酒

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 高知県安芸市のお酒です。
 家飲み経験については後述。

 「まるごと高知」での購入酒が続きます、同蔵のお酒については、以前に潦(にわたづみ)という限定品をいただいていますね
 そのお酒は記憶に残るレベルで印象が良く、いつかじっくりやろうと心に決めていたのですが、いつの間にやら2年経ってました…。
 手作り感あふれる蔵元ホームページは情報的にかなり不足していると思わざるを得ませんが、銘柄はかの「はせがわ酒店」で取り扱いがあるので、入手自体は難しくないと思います。

 今回セレクトしたのは雄町50磨きの純米大吟醸、虎にしては可愛らしいラベルですね、なお雄町は今期初挑戦らしいです。
 あまり飲んだことの無い蔵元の場合、基本的に新商品は避けるのですが、「まあ雄町好きだしいいか」と適当に選んでしまいました。
 お値段は少々高めですが、まあスペックを考えれば相応か、むしろ割安でしょう。

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 上立ち香はバニラ・マスカットを感じるフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、割りと酸も効いている濃厚な甘旨味が自然な口当たりで入ってきて、裏に程よい渋味による複雑さを想起させつつ、最後まで濃度を保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはりマスカット的な瑞々しさのある甘酸が主役で、透明感も感じさせるまとまりがありますね、そこに渋味があくまで裏方で奥深さを添え、苦味はしっかりと奥にしまいこまれている感じ。
 後味は、それまでの濃厚な味わいの世界が嘘のように自然かつ力強くキレます。

 雄町の生らしい、存在感のあるみずみずしい甘旨味を、高濃度高純度、かつ継続的に楽しませてくれる、新商品とは思えない完成度のお酒でした。
 高精白らしい上品さがありつつ、(特に28BYに)ありがちな苦味等のマイナス面が無いところが非常に素晴らしい!
 さらには高知酒らしくキレも良いんですよ、無手無冠と比べるとこちらの方が優しいというか自然な引き上げ方ですが。
 安芸虎、実はもう一本買ってあるので次回ご紹介します。

 ちなみに、冷やしても味わいの存在感が保たれること、温度が上がると少し渋味が表に出てくることから、個人的にはしっかり目に冷やして飲むのがオススメです。

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名称:安芸虎 雄町 純米大吟醸 生酒
精米歩合:50%
使用米:雄町
アルコール度:15.5%
日本酒度:+1
蔵元情報:有限会社有光酒造場
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年11月16日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

藤娘 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 藤娘 純米吟醸 生酒 

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 高知県四万十市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらも銀座「まるごと高知」での購入酒です、他のお店では見かけたことはないですね。
 購入動機は、「日本酒のカルテ」のあろすさんに、確かツイッターでオススメされたからです。
 私の場合、自分が知らない銘柄をオススメされると、若干の悔しさも手伝って(笑)早めに購入に走る傾向にあります。
 初飲みということもあり、珍しく300ml入りを選んでみました。

 こちらの小瓶入り生酒は、蔵元ホームページに商品紹介もあるレギュラー商品のようですね。
 そちらによるとお米は高知県産の酒米「土佐錦」使用で、日本酒度は+5、酸度は1.6とのこと。
 数値だけみると「淡麗辛口」に当たりそうな感じですが、さていかがでしょうか。

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 上立ち香は酸の立つフレッシュな柑橘系果実の香りがそこそこに。
 含むと、酸味を中心とした旨味がスルスルと入ってきて、ほどほどの濃度を保ちつつ、最初から最後まで勢い良く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはり柑橘系の酸味が厳然たる主役で、甘味は添える程度、苦味は無く、夏酒的な加水感と飲みやすさがありますね。
 後味も酸が引き取る形で、スッキリとキレます。

 最初から最後まで酸が仕事をして、かつほどほどの濃度を保っていることから、度数以上にガンガンイケてしまうお酒でした。
 ちょっと一本調子な感じなのと、個人的にはやっぱり甘味が足りないのが残念…
 ちなみにこれを買った直後、あろすさんが全く同じスペックの感想を上げていて、それによるとかなり以前とギャップのある味わいだったとのこと。
 特に「甘味が抑えめ」になっていたという部分は大きいですね、私の場合それを露骨に感じてしまいました。
 藤娘、次はしっかり甘味が出ているものも飲んでみたいです。

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紹介:「日本酒のカルテ」さんの同スペックの記事
http://blog.livedoor.jp/sakechart/archives/2952509.html

名称:藤娘 純米吟醸 生酒
精米歩合:60%
使用米:土佐錦
アルコール度:15%
日本酒度:+5
蔵元情報:藤娘酒造株式会社
購入価格(税抜):420円/300ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 藤娘 純米吟醸

2017年11月14日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

無手無冠 純米酒 生の酒

本日の家飲み 無手無冠(むてむか) 純米酒 生の酒 

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 高知県高岡郡四万十町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらは、銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」で購入したお酒です。
 個人的には、銀座~新橋近辺のアンテナショップ密集地というのは、日本酒購入においても極めて有用というか、穴場だと思っております。
 何といっても、首都圏にろくな販売チャネルを持っていない銘柄がちょくちょく売っているのが大きいですね、岡山アンテナショップの「桃の里」なんかはその典型でしょう。
 まあ基本的に冷蔵スペースが小さく生酒があまり置いていないというのはネックではあるのですが…
 なお「まるごと高知」に関しては例外的に地酒屋並みのスペースがあり、有料試飲も充実しているので特にオススメできるかと。

 何本かまとめ買いした中でトップバッターのこのお酒は、栗焼酎「ダバダ火振り」などでも知られる「株式会社 無手無冠」が醸したものになります。
 ラベルでも強く主張しているように、契約農家によるお米の栽培には相当力を入れているようですね、蔵元ホームページによると、有機肥料の原料にに栗焼酎の搾りかすも使っているとか…なかなか面白い相乗効果かと。
 商品ラインナップ上は「辛口」を謳ったものが多いようですが、私としては当然それらを避けて(笑)、セレクトしてみました。

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 上立ち香はマスカットの雰囲気のあるアルコールの香りがそこそこに。
 含むと、非常に濃厚かつ引き締まった印象の甘酸味が力強く入ってきたかと思うと、強烈な辛さが尻上がりにやってきて、全てを押し流す形で喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、やはりマスカット感のある甘味がしっかりとあるのですが、酸がガッツリと仕事ををしているのに加え、辛さ、ただ単なるアルコール感で無く純米的な柔らかさも有る辛さによって、「芳醇辛口」のド真ん中を征くような完成度がありますね。
 後味はその辛さが見事に引き取って、力強くキレます。

 最初に感じる甘旨味の存在感が非常に強いながら、後味は辛口そのもののキレを見せる、フルーツ系芳醇辛口でした。
 やっぱりこの「時間差」という概念は日本酒においては非常に重要ですね、単体で飲むだけで凄く楽しいんですよええ。
 これで18度はヤバイなあ…、轟沈一直線な感じでスイスイ飲めてしまうまとまりもあります。
 いやこれは良い!コスパも文句ないレベルですし、少なくともこのスペックについては辛口派から甘口派まで一度は試してみてほしいですね。
 無手無冠、自分の中で「超要注目銘柄」にランクインです。

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名称:無手無冠 純米酒 生の酒
精米歩合: 麹米:55% 掛米:70%
使用米:不明
アルコール度:18~19%
日本酒度:不明
蔵元情報:株式会社無手無冠
購入価格(税抜):1,324円/720ml
購入した酒屋さん:まるごと高知(銀座)
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年11月12日 高知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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