梅津の生もと 生原酒 玉栄 26BY

本日の家飲み 梅津の生もと 生原酒 玉栄 26BY

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 鳥取県東伯郡北栄町のお酒です。
 外飲みは確か経験あったかと思いますが、家飲みは初めて。

 日本酒をグループ分けする方法はいくつもありますが(例:薫爽醇熟)、個人的には一つの分け方として「早飲み推奨のお酒」と「熟成上等のお酒」というグルーピングも割と有りなんじゃないかと思います(もちろん厳密に分割できるものじゃないですが)。
 当ブログとしては、今まで圧倒的に前者を中心に紹介してきましたが、昨年生熟酒を一つの重点テーマとして取り上げ自分としても十分楽しめた経験を経て、今期は後者の系統として知られる銘柄も試していこうと思っています。
 少々予告してしまうと、秋鹿、杜の蔵、睡龍、日置桜、蛇形、益荒男、竹鶴などを既に購入済みです(一部は熟成無しの新酒)、感想記事はゆっくり上げていきますのでお楽しみに…

 というわけでまずはこちら、梅津の生もと(うめづのきもと)です、なんか初っ端からラスボスが出てきた感じになってしまいました(笑)
 「どっしり系生もと」として定評のある銘柄という印象です、もう佇まいからしてオーラありますね。
 使用米は玉栄の60、26BYということで、2年以上の熟成を経た生熟酒になります、アルコール度数はガッツリ20度。
 
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 上立ち香は酸と熟感とアルコールが混ざった感じの香りがそこそこに。
 含むと、カラメル感のある熟した旨味が力強い酸を纏ってグワッと入ってきて、唾液腺を刺激しながら最初から最後まで強烈な存在感を示しつつゆっくりと流れ込んできます。
 味わいは、やはりパワフルな酸味が純然たる主役ですね、それと熟した旨味が絡み合ってカラメル・レーズン的な奥深い風味を演出しますが、意外にもあまり重くはなく飲み飽きない印象。
 後味も、酸味がガッと引き取って、力強くキレます。

 かなりの熟感と、強烈な酸味、そして非常に野太い旨味がしっかり共存している、力強い芳醇旨酸酒でした。
 思いっきり力強いを連呼してしまいましたが、やはりある意味想像どおりの、生もとのパワーを感じさせるようなお酒でしたね。
 いわゆるフルーティー系とは一線を画した味わいなので、もしかしたら日本酒飲み始めの頃では拒否反応が出ていたかも…、私としては最近ようやくこういうお酒も楽しめるようになった気がします。
 梅津の生もと、次はまた他のスペックも試してみたいと思いました。

 そして、これなら熱めに燗するのが鉄板だろうとやってみたところ…、ぎゃー辛い!
 正確には旨辛甘酸がそれぞれ激しく主張して、非常に面白い味わいになりますね、甘味も割と存在感が出てきます。
 ちなみに香りは完全にレーズンになります、そして燗冷ましでも甘味は減退しません、いやあ面白いなあ。

 そして、折角だからと開栓後ちょっとだけ残して二週間ほど放置してみましたが、これがまた全然崩れませんね。
 むしろ酸が柔らかくなってとても良いです、もうちょっと残しておけばよかったと思うレベル。
 今後こういうお酒についての家飲み経験値も蓄積していって、より良い飲み方ができるようになりたいと思った今日この頃でした。

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名称:梅津の生もと 無濾過生原酒 玉栄 26BY
精米歩合:60%
使用米:玉栄
アルコール度:20%
日本酒度:不明
蔵元情報:梅津酒造有限会社
購入価格(税抜):1,571円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(奈良・通販)
お気に入り度:8.5/9.0(燗上がり、変化も考慮に入れて)

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2017年07月14日 鳥取の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

此君 純米 無濾過生原酒 25BY

本日の家飲み 此君(しくん) 純米 無濾過生原酒 25BY

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 鳥取県倉吉市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 最近わりと各所のブログなどで見る気がする銘柄です、こちらも「地酒屋こだま」さんで試飲させてもらい、セレクトしました。
 私は1ブロガーではありますが、ある意味それ以上に熱心な日本酒ブログの読み手でもあります(まあ単にミーハーなだけなんですが…)。
 ただ、結局ブログの感想を見ても、自分の好みかどうかなんてほとんどわからないので(自己否定)、初挑戦銘柄でさらに各種スペックが揃っている時なんかは、試飲は本当に助かります。
 
 実際お店にはかなりの種類が並んでいたのですが(参考:商品紹介ページ)、現在生熟がマイブームということもあり1年以上熟成されたこちらを購入。
 数値的には、日本酒度+12で酸度2.1と、超辛口の範疇に入るお酒です、甘口派の自分としては普通敬遠してしまいそうなレベルですね。

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 上立ち香は落ち着いているけどスッキリした印象の香りが仄かに。
 含むと、キリリとした、かついい感じに味が乗っている旨味が、若干の辛さを伴い鋭角的に染みこんできます。
 旨味は、非常に引き締まった旨味が主役で甘味はほぼ感じず、しかし純度の高い旨味はしっかり感じる印象で、全体的には非常に筋肉質でコシの強い味わいの世界。
 後味は辛さで素晴らしいキレ。

 極めて引き締まった辛口酒ながら、薄さやキツさを感じさせない旨味の世界を魅せてくれる個性派酒でした。
 なんというか、非常に直球勝負な旨味なのですが、独自な世界も感じるんですよ…、表現が難しい。
 正直露骨に甘口派の私が、紛うことなき辛口酒でこれだけ楽しめるという時点で凄いことかもしれません。
 此君、辛口派から甘口派まで、一度は飲んでみてほしい銘柄だと思いました。

 燗を付けると…、うおぐっと濃厚になりますね、隠れていた甘味も感じるような…
 いやあこれは良いです、この辛さキリリ感と芳醇旨味を両立させる感じは正直初めて味わうかも。
 そして少し温度が下がってくると、柔らかさも出てきて…いやあ奥深いお酒でした。

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名称:此君 純米 無濾過生原酒 25BY
精米歩合:70%
酒米:山田錦
アルコール度:18~18.5%
日本酒度:+12
蔵元情報:高田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400/720ml
お気に入り度:8.5/9.0(燗上がりを考慮に入れて)

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2015年12月27日 鳥取の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

こなき純米 純米吟醸 無濾過原酒 生 中取り 山田錦

本日の家飲み こなき純米 純米吟醸 無濾過原酒 生 中取り 山田錦

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 鳥取県境港市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに一回は飲んでいたような。

 こちらを醸す千代むすび酒造の通常銘柄はその名の通り「千代むすび」です。
 そしてこの「こなき純米」は見た目の通り、「ゲゲゲの鬼太郎」とのコラボ酒。
 蔵元所在地の境港市は「さかなと鬼太郎のまち」ということで、「水木しげるロード」を始め鬼太郎による町おこしが有名です。
 こちらのお酒も水木プロのシールが貼ってありますし、現地の土産屋や通販でもガンガン売っているらしく、本格的なコラボレーションといえるでしょう。

 お酒の梱包もやけに丁寧ですね、こなきじじいの和紙ラベルが袋の内外両方に貼ってあるのは、ちょっと勿体無く感じてしまうくらい。
 なお今回のスペックは山田錦の50磨きの無濾過生原酒、しかも中取りとガッチガチです。
 袋入りなのは色々なお店で売られるのを意識しているのでしょうか…、私は普通にふくはら酒店さんで購入。

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 上立ち香は濃い目で甘さ混じりの吟醸香(?)が仄かに。
 含むと、非常に透明感の高くかつ濃厚な甘旨味がグッと入ってきて、裏方に徹した苦味により輪郭を保ちながら、ゆっくりと染み通ってきます。
 旨味はいわゆる完熟リンゴ的なスタンダードな甘味が主役ですが、兎に角味わいがキレイで全体のまとまりの良さが素晴らしい。
 後味はようやく少しだけ表に出てきた苦味が自然に引き取ってキレます。

 しっかりとした甘味がありながら、全体のバランスと完成度、透明感をとても心地よく楽しめるお酒でした。
 これは直球勝負で旨いお酒ですね…こなきじじいもニッコリなんじゃないでしょうか。
 千代むすびは吟醸系のお酒もばっちり高レベルでした、今後さらに注目したいと思います。

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名称:こなき純米 純米吟醸 無濾過原酒 生 中取り 山田錦
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:千代むすび酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
お気に入り度:8.7/9.0

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2015年05月09日 鳥取の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

鷹勇 純米しぼりたて無濾過生酒

本日の家飲み 鷹勇(たかいさみ) 純米しぼりたて無濾過生酒

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 今回は鳥取県のお酒です。
 お気づきかもしれませんが、私はこっそりブログ掲載銘柄で47都道府県コンプリートを目指してまして、まだ飲んでいないところのお酒を優先してセレクトしていたりします。

 そして鷹勇は初めていただく銘柄です、鳥取県では最大手みたいですね。
 酒屋さんの紹介によると、熟成させた商品をメインとする蔵元さんで、新酒しぼりたては結構珍しいとのこと。
 桃川同様、銘柄名より「純米しぼりたて」の文言がでかでかと書いてあるラベルですが、裏ラベルの記載は大手らしくなく(?)詳細で、好感が持てます。

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 上立ち香は少し甘さ混じりのアルコール臭が少々。
 含むと、落ち着いた感じながら濃厚な甘旨味がじわじわと来ます。
 内容はマスカット系の強い甘みが主役で、どっしり濃厚といった印象です。
 苦渋味は抑え目で、とにかく米の甘味をじっくりと味わえるお酒ですね。
 後味もその甘味で、キレはまずまず。

 クセのない甘味をじっくり味わえる無濾過生原酒らしいお酒でした。
 いわゆるフルーティー系のお酒ではないですが、これも美味しいです。
 精米歩合や味わいからみて、コストパフォーマンスもかなり良いかと。
 次はメイン路線の熟成系スペックも飲んでみたいと思います。

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名称:鷹勇 純米しぼりたて無濾過生酒
製法情報:無濾過生酒
精米歩合:50% (山田錦60%・玉栄40%)
酒米:山田錦・玉栄
アルコール度:17~18%
酵母:協会9号
日本酒度:+4
蔵元情報:大谷酒造株式会社(鳥取県東伯郡琴浦町)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込):1,333円/720ml
お気に入り度:7.7/9.0

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タグ: 鷹勇 純米

2013年04月06日 鳥取の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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