町田酒造 純米吟醸55 雄町 限定にごり

家飲み記録 町田酒造 純米吟醸55 雄町 限定にごり

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 群馬県前橋市のお酒です。
 外飲みは相当回数ありますが、ブログでの紹介はまだ2回目ですね、にごり酒特集の10本目。

 町田酒造については前回もにごり酒の紹介だったので、なぜか二連続にごりになってしまいました。(ただ、前回は五百万石、今回は雄町とスペックには違いがあります)
 新酒の時期に何となく目を引く感じなんですよね、「にごり」の肩ラベルもインパクトがあるかと。
 銘柄的としては、既に地酒最前線で確固たる地位を気付いている銘柄という印象が有ります、酒質も安定していて信頼がおけるイメージ。
 ただ、蔵元ホームページの最終更新日が2015年12月21日で止まっちゃってるのは何とも残念かなあ、情報提供サボって良いことはないと思うのですが…

 さて、今回いただくのは雄町米を55%まで磨いている、にごり酒としては結構豪華なスペックのもの。
 たしかにごりでない通常バージョンも出てたと思うので、同タンクの搾り・詰め方違いなのでしょう。
 密閉栓の上、3月出荷の3月開栓なので、活きの良い味わいを期待したいところ。

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 にごり度はそこそこながら、ちょろちょろ原型をとどめたお米が浮いていますね、風情があります。
 密閉栓ですが、注意書き通り開けたら今回は特に吹き出しませんでしたね。

 上立ち香はやはりおり由来のフレッシュなお米の香りがそこそこに。
 含むと、しっかりと引き締まった印象の甘旨味がシュワシュワとした口当たりで入ってきて、最後まで密度を保ったまま染み入って来ます。
 味わいは、実にフレッシュかつ爽やかなマスカット的甘酸味が主役で、おり由来のキツさのない苦味が全体をしっかりと引き締めつつ凝縮感を加えている感じ。
 後味は、苦味だけでなく酸味も手伝い、やはり爽やかにキレます。

 発泡系にごりの王道を往く、フレッシュさとおり由来の苦旨味が魅力的な、シュワシュワ系爽やか酒でした。
 やっぱり町田酒造には安定感がありますね、奇を衒ったようなインパクトはありませんが、万人に勧められるバランスとキレの良さがあります。
 個人的には、こういうお酒を乾杯酒で出してくれる居酒屋には絶大な信頼を寄せてしまいますね、ビールの代替品としてもう少し浸透してほしい…
 町田酒造、今後もここぞというときにセレクトしたいと思いました。

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名称:町田酒造 純米吟醸55 雄町 限定にごり
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:-2
蔵元情報:株式会社町田酒造店
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:鈴傳
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年04月20日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

結人 純米吟醸 無濾過中取り生酒 五百万石

本日の家飲み 結人(むすびと) 純米吟醸 無濾過中取り生酒 五百万石

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 群馬県前橋市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね。

 前回飲んだのが私にしては珍しく火入れだったので、今回は生をセレクトしました。
 ちなみにその時蔵元ホームページをチェックして、「10年も放置するぐらいだった削除した方がマシ」とかなりキツいことを書いたのですが、今見たら大きく「準備中です」と書かれたページだけが残っていました…
 若干申し訳ない気持ちもありますが、間違ったことは言っていないつもりですので「だが私は謝らない」。
 (なお、もうちょっと頑張って探したところ、Facebookページとかブログ的なものも見つかったのですが、位置づけが不明なのでリンクはやめておきます)

 今回いただくのは五百万石の精米歩合55%と基本前回と同スペックの生酒版、ただ中取りというところに若干特別感がありますね。
 8月出荷の10月開栓なので、少々熟成期間を経た上での感想になります。

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 上立ち香はかなり熟した印象の香りが仄かに。
 含むと、キリリとした旨味が勢い良く入ってきて、酸苦の働きで程々の広がりを保ったまま、最後まで高速度で喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程よく熟した、甘さ控えめで柔らかな酸を纏った旨味が主役、濃度もほどほどで、裏方の苦味や時間差で出て来る辛さも相まって、全体としては引き締まった印象を受けますね。
 後味は苦酸のニュアンスを残しつつ、辛さでしっかりとキレます。

 スッキリとしつつもキツさがちゃんと抑えられている、良い意味で一歩引いた感じが心地よいお酒でした。
 インパクトよりも全体のバランスを重視したタイプの味わいですね、その上でしっかりとまとまっていると思います。
 いわゆる飲み飽きない系のお酒として、ぴったりハマる人・シチュエーションは多いことでしょう。
 結人、まだまだ広く知られて良い銘柄だと改めて感じました。
 

 開栓後は、若干甘味が増して個人的には非常に良いです。
 もともとバランスの良い味わいなので、この辺りは自分の好みで、飲み頃を探りつつ飲むのが良いでしょう。

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名称:結人 純米吟醸 無濾過中取り生酒 五百万石
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:15~16%
日本酒度:+-0
蔵元情報:柳澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 結人 純米吟醸

2018年01月06日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

土田 山廃 純米吟醸 無濾過原酒

本日の家飲み 土田 山廃 純米吟醸 無濾過原酒

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 群馬県利根郡川場村のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す土田酒造の他銘柄には「譽國光(ほまれくにみつ)」があります、そちらの方は結構有名なんじゃないでしょうか。
 逆にこの「土田」ブランドのお酒は、今回通販サイトを物色して初めて出会いました、まあほぼ事前情報もないままでの衝動買いですね。
 ちなみに商品名でググるとかの「KURAND」の商品紹介ページが出てきました、恐らく首都圏、特に若年層向けに新規にブランドを作ったパターンでしょうね。

 そちらのページによると、使用米は青森の酒米「華吹雪」を使っているようです。
 一回火入れの山廃原酒ながら、アルコール度数が15度と低めなのは特筆すべきでしょう。
 また裏ラベルには簡単な商品紹介文がありますね、 「この強健なる酸味と旨みを、歯ぐきで味わいたい。」というフレーズはなかなかな面白いと思いました。

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 上立ち香は落ち着いた、アルコール混じりの乳酸飲料的香りが控えめに。
 含むと、インパクトのある酸を纏った旨味がガツンと入ってきて、最後まで酸が優勢でキッチリと引き締まりつつ、最後まで存在 感を保ったまま染み入ってきます。
 味わいは、甘さは控えめ、乳酸飲料的酸味が常に主役を演じますが、芯にはアミノ酸的な旨味がガッツリあって、奥にはキツさの無い仄かな苦味が複雑さを加える感じ。
 後味は酸が引き取る形で割りと優しく引き上げます。

 山廃らしい力強さを感じる旨味がありつつ、飲みにくさの無い、独自のバランスを感じる芳醇旨酸酒でした。
 事前情報が無い上に火入れだったので、正直なところあまり期待していなかったのですが(失礼!)、これはかなり満足度高かったです。
 いわゆるモダン系の山廃になると思うのですが、軽い感じではなく非常に飲み応えがあるのがよいですね、後味の優しさも◎。
 また度数の低さ含め洋食とのマッチングを強く意識していて、そしてそれが成功しているように感じます。
 土田酒造のお酒は、今後譽國光も含め注目していきたいと思いました。

 燗をつけると…、お、やっぱり甘味が出ますね、
 高温度だと辛さも強烈ですが、冷めてくると甘さだけ強調される感じで、個人的にはより好みの感じになりました。
 恐らく裏ラベルのとおり、ぬる燗が推奨温度帯かと思います。

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名称:土田 山廃 純米吟醸 無濾過原酒
精米歩合: 麹:50% 掛:60%
使用米:華吹雪
アルコール度:15%
日本酒度:-2
蔵元情報:土田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,620円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2018年01月04日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

大盃 純米大吟醸50 脱気処理生酒

本日の家飲み 大盃(おおさかずき) 純米大吟醸50 脱気処理生酒

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 群馬県高崎市のお酒です。
 同蔵のお酒の紹介は3回目ですね。

 こちらを醸す牧野酒造のお酒は今までに、「玉苗を使った純吟」と「限定ブランドの馥露しずく」 を紹介しています。(ちなみにブログ開始前に「馥露酣」も一本やってます)
 今回のお酒の特徴は、「脱気処理」を謳っているところでしょうね、裏ラベルの解説には「瓶詰め時に生酒中の溶存酸素を取り除くことで参加による劣化を最小限に抑えています」とあります。
 現在「日本酒 脱気処理」でググってみても、このお酒しか出てこない状況なので、あまり一般的ではない品質管理法かと思われます。(他だと出羽桜がやっているみたい)
 ぱっと見あまり実績が無く、結構大掛かりな設備が必要そうに見えるこの処理をあえて行うチャレンジングな姿勢、地場の大手だからできることだとは思いますが、個人的には素晴らしいと思いますね。

 スペック的には美山錦の50磨き、ギリギリ純米大吟醸ですね(笑)
 ラベルは以前より今風になっていますが、色的に写真写りが悪いのが残念かも…

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 上立ち香は落ち着いた吟醸香というか、ちょっと草っぽい青さもある香りがそこそこに。
 含むと、程よく熟した旨味がトロリとした口当たりで入ってきて、ほんのりとした苦味で輪郭を保ちつつ、じんわりと染み込んできます。
 味わいは、リンゴ系吟醸酒の残滓を感じさせつつも、素直に熟した感じで苦味の嫌らしさは影を潜め、落ち着いた甘旨味を素直に楽しませてくれるもの。
 後味はほのかな苦味を残しつつ、しっかりとキレます。

 高精白酒に有りがちな嫌らしさが熟成で程よく丸くなったような、香がありつつ飲み飽きしない系の、まとまりのあるお酒でした。
 私からするともうちょっと主張する部分が有ってほしいような気がしますが、こういうお酒は万人受けするでしょうね。
 地場に根付いたお酒として納得感があると思います。
 とは言え、同蔵のお酒を4本飲んだところでは、やっぱり「馥露酣」「馥露しずく」の路線の方が自分に合っているように思えました、次はまたそちらをセレクトしようと思います。

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名称:大盃 純米大吟醸50 脱気処理生酒
精米歩合:50%
使用米:美山錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:牧野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,600円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年12月29日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

谷川岳 純米吟醸 生原酒 ひやおろしPREMIUM 「二夏越え」

本日の家飲み 谷川岳 純米吟醸 生原酒 ひやおろしPREMIUM 「二夏越え」 

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 群馬県利根郡川場村のお酒です。
 ブログでの登場は二回目ですね。

 こちらは「水芭蕉」で知られる永井酒造のお酒です、外飲みでは圧倒的にそちらを見ることが多いのですが、家飲みでは前回の一意専心に続き、たまたま谷川岳ブランドが連続しましたね。
 そしてこのお酒こそ、自分にとって今年の秋酒のナンバーワンだったりします、というわけで、

 まるめち的秋酒アプローチその④…「ズバリ「二夏越え」のお酒を選ぶ」

 そもそも「ひやおろし」自体が、火入れを一回にとどめたお酒に蔵の中の冷暗所で一夏を越えさせたタイミングという「熟成」を本質にしているわけですが、冷蔵技術が発達した今、その蔵出しタイミングに必然性は無くなっているんじゃないかなと思います。
 その状態で8月ぐらいから未熟成のお酒をガンガン出荷するみたいなことをやってたら、「ひやおろし」が愛される商品になるとはとても思えないんですよね。
 
 そんな中、こちらは「二夏越え(27BY)」の「生原酒」という冷蔵保管コストのかかる商品を、あえてひやおろしPREMIUMという挑戦的な名を付けて秋季に送り出してきているわけです、その心意気や良し。
 私はこのお酒以外にも「誠鏡」の二夏越えや、かの「地酒屋こだま」さんがあえて秋酒として出している二夏越えのお酒を飲んだ経験があるのですが、どれもしっかり「飲み頃」を意識した感じの、心地よい熟成感を楽しめるお酒でした。
 というわけで、ついついひやおろしディスに寄ってしまった今回の秋酒特集ですが、この④については前向きな意味で、声を大にしてオススメしておきたいと思います。

 スペック的には精米歩合60の約1年半熟成の生原酒、日本酒度+8は結構高めですね。
 保存コストはかかっているはずですが、税抜1,400を切る良心的な価格です。

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 上立ち香は、熟成感は意外と控えめで、甘さをほんのりと纏ったスッキリした香りが控えめに。
 含むと、芯のしっかりした旨味が柔らかな口当たりでスルスルと入ってきて、裏には渋み、そしてキツくない苦味も感じさせつつ、最後まで勢いを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、結構香り系の吟醸の面影を感じさせつつ、熟成香は皆無で、極めて素直に旨味が乗り、苦味が柔らかくなり、バッチリ飲みごたえと飲みやすさを両立させている印象。
 後味は、苦味が引き取る形ながら、非常に自然に引き上げていきます。

 生熟成の長所をひたすら磨き上げ、後ろ向きのクセを丁寧に廃していったような、まさに「超ひやおろし」という言葉が似合うお酒でした。
 実際吟醸的な苦味もあるのですが、それが本当に角が取れた感じなんですよね、そして旨味は生熟的な存在感がガッチリ。
 いやあこのお酒がこのお値段というのはヤバいですよ、現状生熟成のお酒については各蔵がテスト的にコスト度外視で出してきている印象がありますが、これはまさにそんな感じですね。
 こういう日本酒をセレクトするのは、マニアだけに許された、無茶苦茶贅沢な楽しみだと思いますよ…本当。
 谷川岳および「二夏越え」に対する印象をググっと上げてくれた一本でした、来年も是非出して欲しいと強く願います。

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名称:谷川岳 純米吟醸 生原酒 ひやおろしPREMIUM 「二夏越え」 
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:17度
日本酒度:+8
蔵元情報:永井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.7/9.0

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2017年12月27日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 28BY

本日の家飲み 咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 28BY

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です。
 前回に続いての紹介となります。

 前回ブログ右側→のお気に入り銘柄について触れましたが、本当は他にもここに書きたい銘柄は大量にあったりします。
 寿喜心、百楽門、美寿々、超超久なんかはその筆頭グループですね、やっぱり首都圏であまり見ないお酒をこそ積極的に紹介していきたいという思いが、日本酒ブログ管理人としては大きいです。
 日誌係さんも最近の記事で似たようなことを書かれてましたが、やっぱり十四代而今花陽浴田酒飛露喜新政の繰り返しみたいな日本酒の選び方って、そりゃ美味しいだろうけどもったいないと思うんですよ。
 折角日本酒セレクトショップに通うぐらいのマニアになったのなら、自分に合う銘柄を探す楽しみを是非知ってもらいたいですね、ピッタリハマったときの感動ったらないですよええ。
 そして、当ブログがその一助にでもなれれば、そんな嬉しいことはないというものです。

 …また紹介するお酒と関係ない話題になってしまいましたが、蔵元ホームページも無いし、どうにもネタを探せなかったのでご勘弁を…
 スペックは、昨年同様、前回飲んだピンクラベルから精米歩合が3%だけ増えた、美山錦の58の純吟直汲み生原酒です。
 なお、こちらを空けたのは10月なので、前回からさらに一ヶ月ほど経っております。
 
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 上立ち香は心地よく熟したマスカットの香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いた印象の深みのある旨味が力強くかつ自然に入ってきて、ほどほど渋味で硬質な印象を添えつつ、最後までバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、完熟洋梨の甘旨味に渋味が奥行きを与えている感じの、複雑さがありながらぐいぐいイケてしまうタイプのもので、雑味の無さ、ガスの残滓がその飲み進め易さをさらに加速させます。
 後味は、ほんのりとした苦渋を舌先に残しつつ、力強くキレます。

 甘旨味を芯にしつつ、嫌らしくない苦渋を高密度に纏うことで、濃厚さと飲み飽き無さを見事に両立させたお酒でした。
 いやあ、こちらはあまり苦味が立っていなくて、とても美味しく飲めました、どこに違いがあるのかは分からないのですが…
 昨年と全く同じ2スペックを今回買ったわけですが、昨年同様こちらのあらばしりじゃない方が好みでしたね。
 咲耶美、29BYは是非とも新酒を買いたいと思わせてくれた一本でした。

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名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 28BY
精米歩合:58%
使用米:美山錦
アルコール度:15~16%
日本酒度:-2
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年12月17日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:8

咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり酒 生原酒 28BY

本日の家飲み 咲耶美(さくやび) 純米吟醸 直汲み荒ばしり酒 生原酒 28BY

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です。
 ブログでの登場は3回目ですね。

 咲耶美は昨年出会った銘柄なのですが、まさに自分の好みドンピシャな酒質で、強烈に印象に刻まれることになりました。
 そのインパクトは、まだ2本しか飲んでいないのにブログ右側→のプロフィール欄のお気に入り銘柄に(桃の里、井の頭と同列で)追加してしまうほどのものがありました。
 まあその2銘柄と並べるのはちょっと早かったかもしれませんが、都内であまり買えないこともあり、応援の意味もこめておるところです。
 28BYも購入しようと心に決めていたのですが、現状通販しか手段が無く、家の冷蔵庫の空きとの兼ね合いで結局飲んだのは9月になってしまいました…

 ちなみに昨年同様2本同時購入で、先に開けたのがこのピンクラベルになります。
 スペック的にはほぼ昨年同様の美山錦の精米歩合55ですが、製造年月が8月になっているため、恐らく蔵元で数か月生熟成を経ているのが大きな違いでしょう。

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 上立ち香はかなり熟した印象の洋梨っぽい香りがそこそこに。
 含むと、落ち着いた甘旨味がグッと入ってきますが、すぐに強めの苦味がやってきて、ガッチリ引き締められた印象のまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、好ましくバランスの取れた完熟果実の甘味が芯にありつつ、うーむ兎にも角にも苦味がキツいですね…、ただ完全にバランスが崩れているまではいかず、一種の飲み飽きなさを与えている側面もあるような。
 後味は、やはり苦味を舌先に残す形でしっかりとキレます。

 良い感じの甘旨味の魅力を、強めの苦味が減退させてしまう、28BYの象徴のようなお酒でした。
 例によってこの苦味は去年は無かったんですよねえ…、いやあここまでハッキリ感じてしまうとは…(自分の思い込みもあるかもですが)
 また、直汲み荒ばしり的なガス・荒々しさは皆無でしたね、このお酒としてはその辺りも魅力だったので、その意味でも少々残念。
 とりあえず、同時に買ったもう一本に望みをつなぐ今日この頃でした。

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名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み荒ばしり酒 生原酒 28BY
精米歩合:55%
使用米:美山錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+2
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年12月15日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

聖 純米吟醸 山田錦 槽場直詰 生

本日の家飲み 聖(ひじり) 純米吟醸 山田錦 槽場直詰 生

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 群馬県渋川市のお酒です。
 外飲み経験は確かあったとおもいますが、家飲みは初めて。

 こちらのお酒は前からちょくちょくネット等で情報を見かけており、目を付けてはいました。
 しかし、蔵元ホームページがここ2年ほど「臨時休業のお知らせ」ぐらいしか更新が無く、当然特約店一覧も無いお粗末な状況だったこともあり、相当期間出会いを逃しておりました。
 この度、千葉市の有名地酒屋「シマヤ酒店」さんの冷蔵庫でようやく発見できたため、即決で購入した次第です。
 最近は、「SAKE COMPETITION 2017」の純米吟醸部門の10位入賞、そしてはせがわ酒店取り扱いになっていることもあって、勢いに乗っている銘柄という印象も受けますね。

 今回いただくのは山田錦50磨きの無濾過生原酒という王道を往くスペック、割合お値段は良心的だと思います。
 上槽日が2月で開栓したのが6月と、ちょっと間が開いた状態での感想ということにご留意ください。

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 上立ち香はスッキリとした印象の洋梨的な香りがそこそこに。
 含むと、バランスの良い印象の甘旨味が力強く入ってきて、徐々に出てくる苦味でキッチリと輪郭を保ちつつ、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、山田錦の50磨きというのが非常に納得感のある、青リンゴ的旨味が若干熟した感じの、香り高いリンゴ系甘旨味と苦味がせめぎ合う典型的なもの。
 後味はちょっと苦味を口中に残しつつも、自然にキレます。

 全体として今風、流行りのポイントをしっかり押さえている、典型的ながらも味と香りのバランスがとれた吟醸酒でした。
 苦味が強いのは若干気になりましたが、これは多分28BY特有のものかな…
 特に山田錦の高精白はこの傾向が強いんですよね、どうせなら隣にならんでいた渡舟の方が面白かったかも…
 ともかく、聖はまた他のスペックも試してみたいと思いました。

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名称:聖 純米吟醸 山田錦 槽場直詰 生
精米歩合:50%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:聖酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:シマヤ酒店(千葉)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米吟醸

2017年09月02日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

巖 特別純米 しぼりたて生酒 華吹雪

本日の家飲み 巖(いわお) 特別純米 しぼりたて生酒 華吹雪

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前回いただいたお酒(美山錦+五百万石)がかなり好みだったためセレクトしました、青森酒以外では珍しい、酒米「華吹雪」を使ったお酒です。
 ところで、皆さんは酒米(酒造好適米)というと、何種類ぐらいが思いつくでしょうか。
 私はこの前バーっと書き出してみたところ、大体50種類になりました。(ちなみに「高木酒造シリーズ」「八反シリーズ」あたりで数は稼げますね、どうでもいい話ですが(笑))
 その後Wikipediaで答え合わせしたら知ってる米が結構漏れていたので、もう少し頑張れば60ぐらいは思いついたかもしれません。
 ちなみに、酒米でないけど酒造りに使われている品種も10ぐらいは浮かびます、そして逆に、酒造好適米と思いこんでいた「亀の尾」「松山三井」が一般米だったことにはびっくりしましたね。
 まあ一人遊びとしては結構面白かったです、マニアなら一度試してみてはいかがでしょう。

 完全に銘柄から話がずれましたね、巖に関してはモウカンさんのところで知った、「一途で不器用な男:巌 高井幹人──偏差値エリート4人の酒づくり」という、男性向け雑誌の記事が印象に残っています。
 慶大商学部から京大文学部に転学したとか…、これだけで高学歴なだけでなく変人の匂いもしますね(笑)、ご興味があればご一読をオススメします。
 (よくみたら「いっぽん!!」の原作者さんの記事ですね、流石)


 上立ち香はセメダインメインの硬質かつフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、香りの印象通りの硬質な旨味が、程よい甘味と苦渋味と一体となって、独特の引き締まりを保ちつつじわじわと染み込んできます。
 味わいは、なんというかやはり銘柄のイメージ通りの男らしいというか、ガツンと来ながらキレは良く、かつ旨味の芯の周辺に今風の甘味もしっかりと具備している独特のもの。
 後味は、苦渋味をうっすらと口中に残しつつ、力強くキレます。

 味わいのインパクト、心地良い甘味がありながら、全体の印象はあくまで引き締まり硬質な、様々な魅力を内包した男酒でした。
 いやあやっぱりレベル高いですね巖、凡百に埋もれないまとまりと個性を両立させた酒質だと思います。
 そしてなんとなくまだまだ「これから」の伸びしろも感じますね、素直に洗練させていけば、そのまま人気銘柄になりそうな予感。
 巖、今後要注目の銘柄の一つだと思います。

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名称:巖 特別純米酒 701号 本生
精米歩合:55%
使用米:華吹雪
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:高井株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(奈良・通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2017年07月10日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 

本日の家飲み 咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒 

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です。
 前回に続いての紹介ですね。

 このお酒、自分としては銘柄名に惹かれたという部分も結構大きいです、「コノハナサクヤヒメ」が大元のネタでしょうか。
 (オタ的には「さくや」だと某メイド長、「咲耶」だと某12人の妹のお色気担当をまず思い出しますね)
 さらに、醸しているのは「貴娘酒造」、通常銘柄はそのまま「貴娘(きむすめ)」だそうです。
 うーむ、若干違う漢字が浮かんでしまいますねえ…(おっさん並感)、ちなみに酒造組合ホームページによると、「明治の中頃・女の子の誕生を祝い「誰からも愛され貴ばれる子に育ってほしい」との願いをこめ銘名した。」とのこと。
 ちなみに単に萌えっぽいから惹かれたのではございません、男酒より女酒の方が好きな自分としては、こういうイメージも実はかなり当てになるわけです。

 スペック的には、前回同様の美山錦利用で、精米歩合はちょっとだけ(3%)増えた58%、この微妙な違いにこだわりがあるんでしょうか。
 また今回は「原酒」の表示がありますね、度数はこれまたほとんど変わらないのですが、前回は加水していたのでしょうか…詳細は謎です。

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 上立ち香は個性的な、濃厚な果実系の香りがそこそこに。
 含むと、インパクトのある甘旨味がググっと入ってきて、少々のガス感と柔らかな酸苦味で輪郭を整えつつ、力強く染みこんできます。
 味わいは、洋梨?っぽい甘酸にほろ苦さが絡みつく複雑かつ個性的なもので、ガスのキレと相まって濃厚ながら飲み飽きない旨味の世界を創り出しています。
 後味は、苦酸が仕事をしつつ、仄かな苦味を舌先に残してキレていきます。

 心地よい甘さ、芳醇さ、複雑さ、個性、キレ、その他諸々の要素がしっかり詰まっていながらしっかりバランスが取れている、出色の芳醇フレッシュ酒でした。
 いやーこれは旨いっす!惚れ込むレベルですね、私の日本酒ブログ読解力は確かでした。
 今回2本いただき、自分の中では完全にお気に入り銘柄になりました、これだけ「いいの見つけた!」とはっきり確信したのは寿喜心以来かも。
 問題は入手経路なので、咲耶美には是非首都圏にどんどん売り込んで欲しいと切に願います。

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名称:咲耶美 純米吟醸 直汲み生原酒
精米歩合:58%
酒米:美山錦
アルコール度:17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.7/9.0

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2016年06月27日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

咲耶美 純米吟醸 生原酒 直汲み 荒ばしり

本日の家飲み 咲耶美(さくやび) 純米吟醸 生原酒 直汲み 荒ばしり

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 群馬県吾妻郡中之条町のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 さて、ついに今回通販したメインの理由である、どうしても一度飲んでみたかった銘柄の紹介となりました。
 気になっていた理由は、実は少々前にギャザリーに記載しています
 私は日本酒ブログ管理者であると同時に日本酒ブログマニア(笑)でもあるので、界隈で評価が高いとどうしても飲みたくなってしまうんですよね…
 このお酒については、近場では全く取扱い店が見つからず、ググってようやく見つかった仲沢酒店さんへの通販に踏み切った次第です。
 
 ラベルは薄いピンク&濃いピンクという、銘柄名と合ったとても女性っぽいデザイン。
 スペック的には美山錦利用というのがポイントでしょうか、群馬県であえて美山錦をセレクトするところに、個人的にはこだわりを感じますね。
 あとは「直汲み 荒ばしり」ということで、ガス感にも期待。

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 上立ち香はリンゴ的なスタンダードでフレッシュな吟醸香がそこそこに。
 含むと、これまたフレッシュでクセのない旨甘味が、強めのガス感を伴い、シュワシュワと喉奥に流れ込んできます。
 味わいはやはりド直球の新酒生酒といった趣で、青リンゴ的なフレッシュな甘旨味が主役、青さも感じますがキツくはなく、雑味も皆無で完成度が高い感じ。
 後味は裏方に徹した苦味とガスが引き取ってスッキリとキレます。

 直球勝負で今風の、フレッシュフルーティーかつ全くクセや偏りのない、どんどん飲める芳醇甘旨酒でした。
 なんだかんだで、こういうお酒は青さが目立ってしまったり、甘さでダレたりすることも多いのですが、このお酒は見事な完成度です。
 存在感がありながら、「たおやかさ」も感じるような、名前通りのお酒だったと思います。
 実は今回もう一本咲耶美を購入したので、次回はそちらをご紹介します。

 ちなみに二日目以降はガスが抜けてきて、また違った味わいの世界です。
 ただ、ダレ感は無く、風の森がごとく、一本で二度美味しい感じですね、これも素晴らしい。

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【参考】「日本酒感想日誌」さんの同スペックの感想
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1287.html

名称:咲耶美 純米吟醸 生原酒 直汲み 荒ばしり
精米歩合:55%
酒米:美山錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:+-0
蔵元情報:貴娘酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年06月25日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

結人 純米吟醸 無濾過五百万石 壱回火入れ

本日の家飲み 結人(むすびと) 純米吟醸 無濾過五百万石 壱回火入れ

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 群馬県前橋市のお酒です。
 家飲みは初めて、外飲みはたしかどこかであったような…

 この結人は結構早い段階で首都圏で知られるようになっていた銘柄という認識ですね、地元銘柄は桂川。
 で、情報を調べようとしてググったところ蔵元ホームページらしきところはあったのですが…、最終更新が10年前…
 これはダメですね、これなら削除したほうがよほどマシです、公開情報管理もまともにできないという恥をさらし続けているようなものかと。
 コンテンツは「甘口にコダワル」とか気になるものもあるんですけどね…、更新する人員がいないなら更新の必要が無いように、色々とやりかたもあるでしょうに…。
 本当、こういうところがお粗末な蔵元が多いことに、個人的には歯がゆさを感じてしまいます。
 
 今回いただくのは五百万石を55まで削った純米吟醸、本当は生が欲しかったのですが、在庫の関係で火入れです。
 ラベルの方はしっかり情報掲載されていますね、個人的には一回火入れと明記しているところが特に好印象。

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 上立ち香は洋梨?っぽい結構個性的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり火入れっぽい熟感のある香りを伴う濃厚な旨味がググっと入ってきて、裏方にアルコール的刺激の辛さを感じさせつつ、引き締まったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、程よく熟した感じの果実の旨味が主役で、辛さとのバランスがしっかりと取れていることで、いくらでも飲めそうな飲み飽き無さがあります。
 後味は舌先に若干のピリピリ感を感じさせつつ、しっかりとキレます。

 甘さと辛さ・熟成感・濃度に中庸の魅力を感じさせる、意外に珍しいタイプのお酒でした。
 味わいに文句はないと思うので、あとは情報発信をなんとかして欲しいところです
 ともあれ、結人、次は生をいただいてみたいと思いました。

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名称:結人 純米吟醸 無濾過五百万石 壱回火入れ
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:15~16%
日本酒度:+1
蔵元情報:柳澤酒造株式会社
購入価格(税抜):1,340円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.2/9.0

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タグ: 結人 純米吟醸

2016年06月17日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

馥露しずく 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 馥露しずく(ふくろしずく) 純米吟醸 生酒

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 群馬県高崎市のお酒です。
 前回紹介した「大盃」と同じ蔵(牧野酒造)が醸しています。

 このお酒、特約店限定品にはよくあることですが、蔵元ホームページの製品紹介には影も形もありません。
 少し調べるに、そもそも大盃の限定品として「馥露酣(ふくろかん)」というお酒があり、さらにそれの袋吊りバージョンがこの馥露しずくらしいです、限定品の限定品ということで、数は相当限られているようです。
 こういう酒蔵の技術を注ぎ込んだ銘柄について蔵元自身がアピールしないのはどうなんだろうとも思うのですが、実際は入手ルートが限られる(少なくとも地元スーパーとかには置けない)のを考えると、全体の規模が大きいほど情報公開の仕方は難しいのでしょうね。
 ただ、特約店一覧は欲しいなあ…

 さて、裏ラベルにはマニア向けらしく、細かいスペックの記載がありました。
 使用米が書いていないのはちょっと残念ですね、あと値段はちょっとお高め。

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 上立ち香は青い果実と言った感じの吟醸香がそこそこに。
 含むと、口あたりの優しい濃厚な甘旨味がブワッと入ってきて、裏方に徹した苦味でしっかりと輪郭を整えつつ、じわじわと染みこんできます。
 味わいは洋梨的な、複雑さを感じさせつつ甘酸苦のバランスがしっかりと取れているもので、かつ袋吊りらしく雑味皆無で刺激抑えめ。
 それでいて後味は苦味酸が仕事をしてバッチリキレます。

 ふくろしずく、というネーミングに心の底から納得できる、バランスと芳醇さ、そして複雑さを見事に両立させた旨酒でした。
 袋吊り・中取り等と謳っているお酒は数ありますが、なかなかこのレベルの完成度のお酒には出会えません、もう少し安ければお気に入りだったと思います。
 牧野酒造のお酒は、また機会があればいただいてみたいですね。

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名称:馥露しずく 純米吟醸 生酒
精米歩合:50%
酒米:不明
アルコール度:16.7%
日本酒度:+5
蔵元情報:牧野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.4/9.0

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2016年06月11日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

大盃 純米中汲み 生原酒 吾妻玉苗

本日の家飲み 大盃(おおさかずき) 純米中汲み 生原酒 吾妻玉苗

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 群馬県高崎市のお酒です。
 随分と昔に、家飲みの経験はあり。

 今回、どうしても欲しい銘柄があり、初めて利用する「仲沢酒店」さんの通販でお酒を発注したのですが、送料無料につられてなんと四合瓶10本まとめ買いしてしまいました。
 そして冷蔵庫が大変なことに…、日本酒専用のがやっぱり欲しいですねえ。
 なお、お店の銘柄の品揃えは非常に充実しており、無理せず選べた、というかむしろ買いたいものを絞ったぐらいの感じでしたね。
 日本酒通販サイトとして、穴場といっては恐縮ですが、間違いなくオススメできるかと思います。

 さて、今回いただくのは、東京ではあまり見ませんが、しっかりと地産地消をしている印象の銘柄です。
 蔵元ホームページによると、創業は元禄三年(1690年)、群馬県最古の酒蔵とのこと。
 60磨きの中汲みという割と贅沢なスペックながら、純米を名乗るあたりなかなかニクいですね。

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 上立ち香は濃い感じのセメダインっぽい香りがそこそこに。
 含むと、いかにも生酒という雰囲気の極めて濃厚かつ青さのある旨味がググッと入ってきて、それらしい苦味としっかり拮抗しながら、ゆっくりと染みこんできます。
 味わいは、甘味に青さが絡みつく典型的なメロン的旨味が主役ながら、濃度が極めて高くかつ荒さが抑えられて、飲み飽きない奥深さがあります。
 後味は苦味が引き取って力強く自然にキレます。

 青さを前向きに感じられる、濃厚フレッシュ甘旨酒でした。
 いろいろな味わいがせめぎあいつつ、やっぱり中汲みらしく荒さが抑えられているのが素敵です。
 実はもう1本同蔵のお酒をいただきましたので、次はそちらを紹介します。

 温度が上がると青さがむわっとする感じがありますね。
 これはしっかり冷やしていただくのがオススメ。

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名称:大盃 純米中汲み 生原酒 吾妻玉苗
精米歩合:60%
酒米:玉苗
アルコール度:17%
日本酒度:不明
蔵元情報:牧野酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:仲沢酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 大盃 純米

2016年06月09日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

分福 純米 生原酒 氷温二年貯蔵

本日の家飲み 分福 純米 生原酒 氷温二年貯蔵 

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 群馬県館林市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め確か初めていただきます。

 今期日本酒を飲む上で、マイテーマの一つが「生熟」であり、それは以前にいただいた「超超久」のくせの無い濃密な旨さに衝撃を受けたことが理由でした。
 そして今回いただくお酒は、その超超久と同様、蔵元で複数年氷温貯蔵された生酒になります、世に熟成日本酒はそこそこ見かけますが、長期「生」熟成酒はコスト含めリスクが高いからか、やっぱり貴重ですね。
 マニアなら自分の冷蔵庫で自家熟成と洒落こむべきなのかもしれませんが、やはり設備投資コストや、ダメにしてしまうリスクを考えると、熟成推奨なら蔵元でやって欲しいなあというのが個人的な感覚です。

 ちなみにこの「分福」、蔵元ホームページによると、やはりあの「分福茶釜」にちなんだネーミングとのこと。
 しかし館林のお寺に伝わるお話しだったんですね…、知りませんでした。
 今回いただくスペックとしては60磨きの生原酒で、使用米の品種は不明。
 1400円というお値段は、二年冷蔵保管するコストを考えれば、良心的といえるでしょう。

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 上立ち香は熟感のある米の香りがそこそこに。
 含むと、非常に独特な熟感のある超濃厚な旨味が塊で入ってきて、若干の苦辛さに締め付けられながら自然に染みこんできます。
 旨味はまさに熟しきった果実という感じの甘さが主役なのですが、特筆すべきは後ろ向きの老ね感が全くないことですね、とても素直に熟感を楽しめます。
 後味はキツくない程度の苦辛を舌の上に残しつつ、しっかりとキレます。

 氷温複数年熟成の可能性をひしひしと感じさせてくれる、クセのない完熟旨酒でした。
 うーん、やっぱりこの旨味の乗りは魅力です、熟成香が苦手な人にこそ、この氷温生熟成のお酒は飲んで欲しいですね。
 また、このお酒については後味のキレも特長ですね、程よい引き締まりかたです。
 分福、今後他のスペックも試していきたいと思いました。

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名称:分福 純米 生原酒 氷温二年貯蔵
精米歩合:60%
使用米:不明
アルコール度:18%
日本酒度:+5
蔵元情報:分福酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2016年01月29日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

谷川岳「一意専心」 純米大吟醸

本日の家飲み 谷川岳「一意専心」 純米大吟醸

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 群馬県利根郡川場村のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 「利根郡川場村」とは、いかにも名水が出そうな地名ですね、私は柏出身で利根川が馴染み深いので、特にそういう印象が強いです。
 こちらを醸す永井酒造さんには谷川岳以外にも、「水芭蕉」という銘柄がありますね、というか首都圏では断然こちらの方が知られているでしょう。
 そして、このお酒には「一意専心」というサブタイトル(?)もついていますが、これは現在見習いの杜氏さんが、現杜氏の監督の元で醸したお酒ということから、特殊性を示すとともに想いをこめたネーミングのようです。

 ラベルには「製造責任者」と「醸造責任者」ということで、お二人の名前が明記されています。
 そして裏ラベルには杜氏さんのコメントがあります、こういう「顔が見える」感じのラベルは良いですね。
 スペック的には最近スタンダードな印象の50磨き(酒屋さんHPによると美山錦利用の一回火入れ)の純米大吟醸、その経緯からか値段はお安め。

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 上立ち香はバランスの良い典型的な吟醸香が割と強めに。
 含むと、非常に上品でフルーティー、かつふくよかな甘旨味がスルリと入ってきて、強めの含み香と若干の苦味を振りまきつつ、喉奥に流れ込んできます。
 旨味は純大らしい透明感のある華やかな果実の甘味が主役で、酸辛抑えめ、
 後味もそれらしく自然に引き上げていきます。

 いかにもフレッシュフルーティーといった趣の、お値段以上の純米大吟醸でした。
 やはり華やかな分、若干飲み飽きる感もありますが、味わいの芯がしっかりしている上に旨味がとにかく魅力的で、多少の粗が気にならなくなるようなバランスのように思えますね、これが若さか…。
 後、火入れっぽさを全然感じないところも個人的には◎
 谷川岳は、水芭蕉と共に、今後さらに注目していきたいと思います。

 想像できたことでしたが、開栓後はかなりの速さで味わいが減退します。
 これは早めに飲みきってしまうほうがよいでしょう、そういう意味でも典型的なフルーティー酒でした。

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名称:谷川岳「一意専心」 純米大吟醸
精米歩合:50%
酒米:美山錦
アルコール度:15%
日本酒度:+4
蔵元情報:永井酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.4/9.0(口開け一杯目は8.7ぐらいに感じました)

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2015年12月23日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

巖 特別純米酒 701号 本生

本日の家飲み 巖(いわお) 特別純米酒 701号 本生 

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 家飲み、外飲みともに経験あり。

 「巖」、名前といい、ラベルの字体の雰囲気といい、極めて男臭い力強さを感じますね。
 私は二年くらい前に家飲み経験があるのですが、その時の印象は「筋肉質な味わいの、名前通りの男酒」というものでした。
 実際、名は体を表すお酒は多いと思いますね…、蔵元さんも当然わかったうえでのネーミングなのでしょう。
 ただ、個人的にははっきり言って女酒の方が好みなので単純に好みの問題でしばらく買いませんでした、が、今回なんとなく久しぶりにセレクトしてみた次第です。

 スペックやもろもろの情報については大き目な裏ラベルにびっしりと書かれています。
 もろみ日数や粕歩合など中々マニアックなデータに加え(ちなみに701号というのは酵母の種類)、蔵元の想い、スペックの解説まで記載がありますね。
 この情報発信の姿勢は本当、素晴らしいの一言だと思います。

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 上立ち香は爽やかな甘さを感じるセメダインがそこそこに。
 含むと、フレッシュでバランスの良い印象の旨味がグッと入ってきて、少々の苦味でキリリとしたまま染みこんできます。
 旨味は、うーん洋梨的な程良い甘味と酸味が存在感を出しつつ、フレッシュさと苦味でキッチリ飲み飽き無さもある完成度の高い味わい。
 後味は、バランスの良さを保ったまま自然にキレていきます。

 濃度の高い甘旨味がありながら、不思議なほどに引き締まった印象のある奥深い味わいのお酒でした。
 うーむ、キリリとした感じは保ちながら、前に飲んだ時より格段に私好みになっているような…。
 これがスペックの違いによるものか、酒質の向上によるものかはまだわかりませんが、とりあえず旨い!と思ったのは確か。
 コスパも文句なしですし、巌は今後注目度を上げていきたいと思います。

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名称:巖 特別純米酒 701号 本生
精米歩合:55%
使用米: 美山錦81%:五百万石19%
アルコール度:17~18%
日本酒度:+1
蔵元情報:高井株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.5/9.0

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2015年07月19日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生

本日の家飲み 流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 今年すでに一本いただいているので当ブログでの紹介は2回目ですね。

 こちらのお酒は、その名の通りうっすらとピンク色をしています。
 しかもそれは「協会赤色清酒酵母」という酵母の働きで生じる色素によるもので、着色料等の添加は一切ないというところが大きなポイントでしょう。
 雰囲気的にもどぎつさがなく、いかにも自然なやさしさのある色味になっています。
 (しかし、「るか」で「ももいろ」とか、偶然にしてもあまりにも巡音さんを想起してしまいますね…。たぶん現状騒いでいるのは私だけだとは思いますが、やっぱりザクみたいに「キャラクター関連銘柄」として話題になっても良いような)

 裏ラベルのスペックを見ると、やはり日本酒度-16、酸度2.5というのが目を引きますね。
 wikipediaによると「協会赤色清酒酵母」自体が女性層等の開拓を視野に入れた甘口のお酒を志向して開発されたらしいので、このお酒もその方向に合わせたのだと思います。

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 上立ち香はうすにごりらしくガス混じりでスッキリとしたお米の香りがほどほどに。
 含むと、個性的な旨酸味が若干のガス感と共に入ってきて、唾液線を刺激しながら染みこんできます。
 旨味はフレッシュで果実感のある酸味が主役で、甘さをしっかり引き締めて爽やかな印象を形作ります。
 後味はその酸味がちょっと酸っぱい感じで引取ります。

 見た目のイロモノ感や数値の強烈さとは違った印象の、バランスの良い甘酸っぱ酒でした。
 個人的好みからは、もう少し酸っぱいと一気に苦手になる恐れがあるのですが、うまく踏みとどまっている感じ。
 これは良いですね~、うすにごりの苦味とかも仕事していて、結構奥深い味わいだと思います。
 流輝は個人的にどんどん印象が良くなっています、これから一層注目していきたいと思いました。

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名称:流輝 ももいろ 純米吟醸 舟搾り無濾過生
精米歩合:60%
酒米:不明
アルコール度:15%
日本酒度:-16
蔵元情報:松屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 流輝 純米吟醸

2015年05月14日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

流輝 純米吟醸 舟絞り無ろ過 生 山田錦

本日の家飲み 流輝 (るか) 純米吟醸 舟絞り無ろ過 生

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 群馬県藤岡市のお酒です。
 外では何度かいただいていますが、家飲みは初めて。

 なかなかインパクトのある銘柄名だと思います。
 裏ラベルに「自分の子供のように育ってほしいと願いを込め名づけました」とありますが、これだけだと意味が通じないような…。
 少し補足すると、以前お酒のイベントで聞いた蔵元さんのお話では、「流輝」というのはもともとお子さんにつけようと思っていた名前なのだそうです。
 だから、その名前をお酒につけることが、子供に対するように丹精込めて育てるということに繋がるわけです。

 ちなみにその際にどうしても気になって「ボーカロイドってご存知ですか?」と聞いてしまいました。
 結局ご存知ないとのことだったので、某巡音さんとは無関係のようです。
 せっかく同名なのでそこらへん少し話そうかなとも思ったのですが…、痛いオタになりそうだったので止めておきました(汗)

 スペックは山田錦の60、スタンダードな純米吟醸無濾過生ですね。
 ラベルがピンク文字なので、個人的にはそこからも巡音さんを思い出してしまいます。

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 上立ち香は甘さ、フレッシュさが混じったアルコール臭がそこそこに。
 含むと、しっかりとした印象で、フルーティーな甘旨味が多少の苦味を伴いつつ力強く染みこんできます。
 旨味は蜜たっぷりのリンゴといった、甘酸がそれぞれ強く主張するタイプの味わい。
 ただ、後で少しアルコールのキツさのようなものも感じますね、尻上がりに荒々しさが出てきます。
 後味はそのアルコール感と苦味でキレます。

 荒さやキツさを感じさせつつ、それ以上に魅力的な旨甘味のある若々しいお酒でした。
 実は以前外飲みをした際はその荒さが目立って良い印象ではなかったのですが、今回は長所が上回っているように受け取れました。
 スペックの違いによるものかもしれませんが、酒質がまさに向上中なのかもしれません。
 流輝は今後も追っていこうと思います。

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名称:流輝 純米吟醸 舟絞り無ろ過 生 山田錦
精米歩合:60%
酒米:山田錦
アルコール度:15.9%
日本酒度:不明
蔵元情報:松屋酒造株式会社
購入価格(税抜):1,350円/720ml
お気に入り度:8.0/9.0

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タグ: 流輝 純米吟醸

2014年08月01日 群馬の日本酒 トラックバック:1 コメント:0

町田酒造 特別純米55 生酒 限定にごり

本日の家飲み 町田酒造 特別純米55 生酒 限定にごり

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(今回開封前に撮り忘れて、既に残り少しの時の写真になってしまいました)

 地元銘柄として清りょうを醸す、群馬県・町田酒造店のお酒です。
 しかし凄い銘柄名ですよね、裏をかいているというか、その発想はなかったというか。
 ただ、単なる「町田」みたいな名称と比べると明らかにインパクトがあるので、ネーミングとしては大成功のように思えます。
 
 ちなみに今回、家飲みでは初めて開栓時にふきこぼしてしまいました…。
 被害は少なかったのですが、注意書きをちゃんと読むべきでした、本当にイキがいいにごりです。
 見た目的にも完全に白濁しています。

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 上立ち香はにごりらしく、米の香り混じりの炭酸ガスといった感じ。
 含むと、かなりのガス感とともに、濃厚な旨味が広がります。
 旨味は基本にごりっぽい米の旨味なのですが、甘さを含めた五味のバランスが良く、正統派な味わいといった印象です。
 これだけ濃厚ながら粉っぽさや甘ダレた感じを与えない処、完成度高いですね。
 後味は若干苦味が残る感じながら、にごりを感じさせないスッキリさ。

 どちらかと言うとスッキリ系ですが、同時に濃厚な旨味もあるにごり酒です。
 このスペックは通常の特別純米を限定でにごりにしたものだと思うのですが、もともとのお酒の完成度を感じさせつつ、にごりのガス感と濃厚な旨味がうまく加えられた一品でした。
 ちなみに個人的には、初日より開栓からちょっと経ってからの、微炭酸といった趣のほうが好みかな。

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名称:町田酒造 特別純米55 生酒 限定にごり
製法情報:無濾過生原酒 にごり酒
精米歩合:55%
酒米:五百万石
アルコール度:16~17%
酵母:不明
日本酒度:+2
蔵元情報:株式会社町田酒造店(群馬県前橋市)
製造年月:2012/12(24BY)
購入価格(税込):1,365円/720ml
お気に入り度:7.9/9.0

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2013年02月22日 群馬の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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