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楽の世 山廃純米 無濾過生原酒

家飲み記録 楽の世 山廃純米 無濾過生原酒

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 愛知県江南市のお酒です、家飲み外飲み含め初めていただきます。

 こちらの銘柄はネット上で最近ちらほらと名前を見る様になった印象です。
 来歴については「地酒屋こだま」さんの銘柄紹介が詳しいですね、以前長野の蔵で「今錦」を造っていた伊沢氏が、移籍後の蔵で現在造っている銘柄とのこと。
 ネット上の評判及び酒屋さんのコメントでは、「とにかく濃い」という感じのものが多く、芳醇酒好きな自分としては前から気になっていました。
 で、例によって日誌係さんに先を越され、歯噛みしながら購入した次第です。

 裏ラベルのスペック情報は貧弱ですね…
 山廃であること、「四段仕込」という、まあとにかく味が濃くなる製法を使っていることが特徴だと思います。

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 上立ち香はクリーム感のある濃い、アルコールも強く感じる香りがそこそこに。
 含むと、甘、旨、酸がそれぞれハッキリと主張する味の塊が若干のトロミを伴って入ってきて、尻上がりに強まる酸とアルコールの刺激で強力に締め上げられつつ、ドドドと喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、濃く、甘く、かつ酸味と辛さもバリバリで感じる超インパクトの旨味って感じですね、まさに力技でバランスを取るタイプ、思いっきり濃いのに酸のパワフルさがダレを防いでいますね。
 後味は蒸留酒的なアルコールの余韻を残しつつ、酸と辛さでガッツリキレます。

 兎にも角にも濃厚で、かつ強烈なインパクトの味わいを素直に楽しませてくれる、超絶個性派酸味酒でした。
 このお酒を飲んで思い出したのは、個人的には「克正」ですね、比べるとこちらのほうが甘味が強い分とっつきやすいかも。
 芳醇好きの私ですら、このレベルのインパクトのお酒には滅多に出会えないなあ、栄光冨士みたいな濃さとはまた違う、菊姫とか蛇形とか、そっち系の野太い酸による濃さがあると思います。
 当然、そう簡単にヘタれないと思うので、夏とか秋に飲む生酒として選ぶのも良さそうですね。
 楽の世、早めに他のスペックもいただいてみたいと思いました。

■紹介:「ろっくのブログ」さんの同スペック(BY違い)の記事
https://ameblo.jp/melonsword/entry-12491978821.html

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名称:楽の世 山廃純米 無濾過生原酒
蔵元情報:丸井合名会社
購入価格(税抜):1500円くらい(メモ忘れ…)/720ml
購入した酒屋さん:伊勢元酒店(尾久)
お気に入り度:8.5/9.0

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2020年08月19日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:4

白老 純米酒 若水65% 槽場直汲み生原酒

家飲み記録 白老 純米酒 若水65% 槽場直汲み生原酒

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 愛知県常滑市のお酒です、ブログでの登場は2回目ですね。

 こちらは名古屋出張時、駅近くの「岡田屋」さんで購入しました、以前には同店で購入した虎変を紹介していますね。
 出張時、あまり時間がないときにはやはり駅近くが便利なんですよね~、私は大体毎年出張先が決まっているので、最近はどこを訪ねるかの候補も固まってきました。
 で、そういう時は東京で売ってない銘柄(の生酒)を選ぶのがセオリーなのですが、今回はタイミング的にあまり生酒が無かったのでこちらのセレクトになりました。
 白老は以前飲んだ印象も良かったですし、じわじわと固定ファンも増えている実力派銘柄という認識です。

 お米についての情報含め、結構しっかり裏ラベルに情報があるのは嬉しいですね。
 蔵元ホームページもちゃんと更新されてますし、情報発信をしっかりしている印象です。

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 上立ち香は、かなり甘さ控えめのメロン的とセメダインを感じる、スッキリとした香りが仄かに。
 含むと、高密度かつ硬質な、そこそこの酸渋を纏った旨味が力強く入ってきて、少々のガス感を感じさせつつ、最後までその引き締まりを保ったまま、じわじわと染み込んできます。
 味わいは、実にフレッシュかつ酸渋の働きで非常にカッチリとした感じながら、ほんのりとしたメロン的甘さもある、単独・食中両対応な感じのもの、まあ苦味も若干あるので全体的に濃厚かつ引き締まってますね。
 後味は、やはり苦味が引き取る形で、力強くキレます。

 色々な意味で「硬い」味わいが特徴的な、ほんのり甘さのキリリ系フレッシュ酒でした。
 如何せん甘さ控えめなので私の好みからは若干離れますが、イヤな苦み等はしっかり押さえられているので、完成度は高いと思います。
 また、開栓後はじわじわと甘味が乗ってきた気がしますね、相変わらず引き締まりは凄いので、甘口好きならじわじわ飲んだ方が良いかも…、そして生熟適正も高そうな予感。
 白老は今後も追っていきたいと思いました。

 今年度出張時購入酒は取りあえず弾切れ、次からはいつも通りに戻ります。

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名称:白老 純米酒 若水65% 槽場直汲み生原酒
蔵元情報:金虎酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:岡田屋(名古屋)
お気に入り度:8.4/9.0

■おまけギャラリー①:帰りの車内飲み

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 確か駅ビルの百貨店で買いました、直飲みでグビグビ。

■おまけギャラリー②:「リカーワールド21 シバタ」さんで買った初亀

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 なんか感想記事がどっか行っちゃったので、写真だけ載せときます…

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タグ: 白老 純米

2020年06月25日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

星泉 無濾過生原酒 No.8

家飲み記録 星泉 無濾過生原酒 No.8 

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 愛知県知多郡阿久比町のお酒です、同蔵のお酒の登場は4回目。
 
 最初に飲んだひらがなの「ほしいずみ」が無茶苦茶好みだったため、長期的に追っているお酒です。
 で、商品ラインナップの中に、それぞれ違う酵母を使ったシリーズがありまして、今まで9号、7号と買ってきているので、これは8号も買わねばなるまいとセレクトした次第です。
 8号使用のお酒はかなり珍しいと思いますね、当ブログでの過去の紹介酒でも、多分菊鷹のハミングバードだけだったかと

 裏ラベルには詳細なスペックの記載がありますね、実は購入時あまり意識していなかったのですが、アルコール添加ありです。
 そのためかお値段は抑えられていて、無濾過生原酒ながら四合で1,200円(税抜)となっています。

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 上立ち香は若干セメダイン感もある、実に青い漢字の香りがそこそこに。
 含むと、割と荒々しくガッツリ青い感じの甘旨味がガガガっと入ってきて、舌先にチリチリした刺激と、全体にほろ苦さを感じさせつつゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、皮が多めに混じったメロン的な、青い感じの甘苦の果実的なもので、非常にインパクトが強いですね、熟感は皆無でケミカル感があって、むしろこれから数年寝かせてみたい感じ。
 後味は、苦味の余韻を残しつつ、割と自然に引き上げてくれます。

 割と強烈な青さや苦味を感じさせつつ、甘味も相まって賑やかな印象を与えてくる良コスパ芳醇酒でした。
 いやあこれはまた意外というか、かなり好みが分かれる印象の味わいでしたね、これが酵母の特性なのかな…
 こうなると、「らしさ」がどこにあるのか気になってきてしまいます、色々な酵母使いつつ、個性を確立するのは相当難易度高いことなんじゃないかしら。
 星泉、次はどれを試そうかなあ…、日本酒ブログを巡って情報収集したいと思います。

 ちなみに開栓後数日経つと、全体のまとまりが出てきて、辛さっぽいキレも増したような。
 これはやはり熟成向けなのでは…、う~む、日本酒の難しさを感じてしまうなあ。

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名称:星泉 無濾過生原酒 No.8
蔵元情報:丸一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,200円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2020年05月31日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊鷹 ~Hummingbird~ 純米 無濾過生原酒 30BY

家飲み記録 菊鷹 ~Hummingbird~ 純米 無濾過生酒 30BY

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 愛知県稲沢市のお酒です、ブログでの登場は3回目。

 最近、造り手の山本克明杜氏が移籍したことが話題になっている菊鷹です。
 (このあたりについてはSAKETIMESに記事が載っていました
 移籍先で醸した「光栄菊」はマニア間では早速話題になっていますね、概ね好評ですし流石の実力という感じでしょう。

 ちなみに私はブログ始める前に同氏が菊鷹の前に造りに関わっていた「天野酒」も飲んだことがあります(マウント)。
 その時の感想メモには…「上立ち香は微か。含むとスッキリだけどしっかりとしたフルーツ系の甘旨味。無濾過生原酒の良さをバッチリ引き出したお手本のような旨酒。クセもなく完成度高し。」との記載が。
 恐らくそれぞれの銘柄で味わいは変遷しているのでしょうが、安定してハイレベルであることが伺えますね。

 さて、スペックは裏ラベルに分かりやすく記載があるのでそちらを参照してください。
 個人的には、速醸酒母であること、アルコール度数が15度と低めであることがポイントかと思います。

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 上立ち香は酸、甘さ、セメダインをそれぞれ感じるスッキリとした香りがそこそこに。
 含むと、キリリとした酸を伴ったバランスの良い旨味が力強く入ってきて、少々のケミカルな風味や苦味も相まって最後までしっかり引き締まりながら、息の長い感じで染み込んできます。
 味わい自体は、ケミカル風味な酸の存在が中心ながら、甘味を纏った旨味もしっかりあって、力強くせめぎ合う形でバランスを取る感じ、とにかくコシというか芯が強いのが特徴的ですね。
 後味は、浮いたところのない苦酸味がしっかり引き取って、力強くキレます。

 甘酸苦がそれぞれしっかり主張する、極めて密度の高く飲み飽きしない独特のバランス酒でした。
 セメダイン的な含み香は苦手な人もいるとは思いますが好きな人も多いと思います、後結構甘味がしっかりあるのが個人的には嬉しいですね。
 アルコール度数が低めでも、薄い感じがせず、むしろしっかりした味わいなのも流石ですねえ。
 光栄菊への期待を高めてくれる一本でした。
 (ちなみに菊鷹はもう一本買ってあり、常温熟成中だったりします)

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名称:菊鷹 ~Hummingbird~ 純米 無濾過生酒 30BY
蔵元情報:藤一酒造株式会社
購入価格(税抜):2,600円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.6/9.0

■おまけギャラリー:天野酒家飲み時
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天野酒単品の写真を取り忘れたらしい…、2012年の写真になります。

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2020年03月21日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

二兎 純米 山田錦六十五 生原酒

家飲み記録 二兎 純米 山田錦六十五 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は4回目と、結構ハイペースですね。

 二兎は以前に山田錦五十五を飲んでいますね、今回は折角なので微妙に違うスペックをセレクトしてみました。
 二兎も順調に評価されてきている印象ですね~これまた日誌係さんの慧眼に感服。
 何だかんだで人気が出る銘柄というのは、基本的にはその味わいに納得感があると思います。
 あえて一言で言ってしまうと、「個性とまとまり」を兼ね備えたお酒が多いんですよね、正に二兎を追っているお酒という感じ。

 スペックは名前の通り山田錦の精米歩合65%です。
 11月購入で12月開栓なので、ほぼ新酒即飲みですね。

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 上立ち香は実にフレッシュでクセの無い洋梨的?な果実香がそこそこに。
 含むと、濃厚かつ若干硬質な印象の甘旨味がストレートな感じで入ってきて、若干の苦味と個性的なスースーする感じで最後まで軽さを維持したまま、喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さはそこそこながら高密度のフレッシュな旨味が中心にあって、そこにミント的な風味が伴うことで特有の飲み進めやすさを演出します、味わいがしっかりありつつどこか軽さがあるんですよね。
 後味は、その軽い感じのまま、苦味が引き取って見事なまでにしっかりキレます。

 フレッシュでミンティーという極めて個性的な風味を芯に持った、オンリーワンの芳醇スルスル酒でした。
 引き締まり方の硬質な感じはミネラル感とも言えるかも…、う~ん改めて日本酒の多様さを感じますねえ。
 私のような甘味偏重派より、全体のバランスを重視する方にオススメといえるかも(あるいは蒸留酒もイケる方)。
 二兎の確固たる個性を感じた一本でした、次はまた別スペックもいただいてみたいと思います

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名称:二兎 純米 山田錦六十五 生原酒
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,459円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 二兎 純米

2019年04月30日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY

家飲み記録 菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY

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 愛知県稲沢市のお酒です。
 ブログでの登場は以外にもまだ2回目。

 菊鷹は山本杜氏の移籍以来確実に固定ファンを増やしている印象ですね、私も好きですし外飲みでは良くいただくのですが、如何せん一升瓶しかない関係で家飲み回数は中々増えません。
 個人的に菊鷹には山廃のイメージがあるのですが、今回は速醸です、特筆すべきは酵母に「協会8号」を使っていることかと思います。
 この酵母についてはWikipediaによると、「やや高温性で、酸多く濃醇酒向きとされた。淡麗辛口ブームが始まったころ、1978年(昭和53年)に時代の流れに合わないということで発売中止となり~」との記載が。
 私の様なアンチ淡麗辛口派(笑)からすると激おこ案件ですね…、ただ今の時代には方向性的に合ってるんじゃないでしょうか。

 他のスペックとしては、麹米に富山県山田錦、掛米に兵庫県夢錦使用というなんとなくこだわりを感じる組み合わせが目を引きます、精米歩合は65%。
 29BY、3月製造を10月に買って開栓しています、たぶん瓶詰保存後秋越えた辺りを狙って出荷って感じかなあ。
 
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 上立ち香は結構ハッキリとしたアルコール香に乳酸的な香りが混じったものがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立った旨味が力強く入ってきて、唾液腺を少々刺激しつつも、そこそこの熟感や甘味の柔らかさも伴って、独特のバランスを保ったままじわじわと染み込んできます。
 味わいは、ほんのりとした甘味を酸がしっかり引き締める、果実感とケミカル感の両方を感じる押しの強い旨味が主役、渋味は若干あって複雑さを添えていますね。
 後味は完全に酸が受け持って素晴らしくキレます。

 少々熟感もありながら、まだまだ伸びそうな気配も強く感じる、速醸でも菊鷹の強さは健在といった趣の芳醇旨酸酒でした。
 基本的に杯を重ねて、温度が上がってきてから伸びるタイプですね~、甘味と酸味がいい感じに融合してくる感じ。
 これは一升瓶を適当に横においてちびちびやるスタイルが合うかと思いました。
 しかし、こういうお酒を飲むと、8号酵母はもっと広まってもいいんじゃないかと素朴に思ってしまいますね(使う側からすると色々あるのでしょうが…)
 菊鷹の安定した実力を感じた一本でした、次はまた別スペックをいただいてみたいと思います。

 なお四合瓶に移しつつも、常温保存でやっても全くダレません、蛇形とかそっち系の生酒ですね。
 しかしこういう超力強いお酒と、吟醸的な繊細なお酒って、完全に別カテゴリの魅力が有りますよねえ、日本酒の多様性って凄い。

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名称:菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒 秋あがり 29BY
蔵元情報:藤市酒造株式会社
購入価格(税抜):2,900円/1,800ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年04月16日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

家飲み記録 众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 こちらを醸す柴田酒造場には、「考の司」という銘柄もあるそうです、が、目立つのはやっぱりこっちの众ですよね。
 生もと・山廃系のお酒が众と名付けられるようです、この辺りの由来やこだわりに関しては、蔵元ホームページの銘柄紹介に実にしっかり書いてあるので、興味があればそちらをご参照ください。
 やっぱり、地酒蔵が県外でお酒を売ろうとするなら、この蔵みたいにホームページを充実させるのって重要だと思うんですよね…、銘柄にまつわるストーリーや想いを積極的に出してくれると買い手側としてありがたいです。

 で、裏ラベルの情報も実に豊富ですし、杜氏の名前入りメッセージがあるのも良いですね~(実際新政が売れた理由の一つですしね)
 この情報公開の仕方は、まさに地酒蔵の範となるべき姿勢だと言えると、私は思います。
 そのコメントを見る限り、山廃であることに加え、「蒸米四段」という極めて特徴的な造りをしているところがポイントかと。

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 上立ち香は濃厚な感じのレーズンっぽい個性的な香りが控えめに。
 含むと、極めて濃厚かつ複雑な印象の旨味が割と柔らかい口当たりで入ってきて、苦味・酸味・渋味と絡み合いつつ、最後まで存在感を保ったまま染み込んできます。
 味わいは、うーむ甘さと渋さと酸とオイル感のあるレーズンクリーム的な旨味を中心に感じつつ、アルコール的辛さやほんのりとした苦味もある、兎にも角にも複雑、ただそれでいてまとまりもある極めて個性的な世界観を感じるもの。
 後味は、酸辛がメインの働きで、少々苦渋の余韻を残しつつも、わりとしっかり引き上げます。

 非常に賑やかな味わいながら、一つの味わいの世界がしっかり構築されている、オンリーワンの芳醇旨口酒でした。
 いやあ芳醇酒ばっかり買っている私でさえ、これほど存在感のある味わいのお酒には滅多に出会えないですよ。
 製法も相当個性的のようですし、どんな好みの方でも一度は飲んでみるべき銘柄と言えるんじゃないでしょうか。
 众、次は是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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名称:众(ぎん) 山廃70 純米無濾過生原酒
蔵元情報:合資会社柴田酒造場
購入価格(税抜):1,530円/720ml
購入した酒屋さん:いまでや銀座(GINZA SIX)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 山廃 純米

2019年03月26日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

虎変(こへん) 特別純米

家飲み記録 虎変(こへん) 特別純米

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 愛知県名古屋市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます、名古屋出張時購入酒の2本目(ラスト)。

 こちらは名古屋駅近くの「岡田屋」さんで購入しました。
 同店の冷蔵庫はどちらかというと地元より全国の銘酒が揃っているタイプだったのですが、常温棚に初見のこのお酒があったのでセレクトしました。
 金虎酒造のお酒は、昔日本酒物語で高評価だったのを見たことがあり、割と最近日本酒感想日誌さんも取り上げられていたので、一度飲んで見たかったんですよね。
 
 スペックは愛知が誇る酒米「夢吟香」利用で精米歩合は55%、要冷蔵ではないので多分二回火入れですね。
 私は常温棚のお酒は滅多に買わないのですが、未飲銘柄目当てでセレクトしてしまいました…、反省。
 製造年月は2018/11ですが、28BYなので、一年以上の熟成を経ていると思われます、2019年の2月に開栓。

 上立ち香は若干ハーブ的な、ちょっとケミカル感もある香りが仄かに。
 含むと、やはり落ち着いた旨味が若干の薬臭さを纏いながら自然な感じで入ってきて、尻上がりに強まる辛さでしっかりと引き締まりながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、確かにふくよかな旨味といった趣の、落ち着いた甘味が中心にあるのですが、どうもこの薬っぽい風味が足を引っ張りますね、苦味は控えめで、それ以外は違和感なく美味しい。
 後味は、あくまで落ち着いた辛さが引き取って、しっかりかつある程度柔らかくキレてくれます。

 バランスの良い優しい甘み旨味に、薬orケミカルな風味がからみつく、どうにも惜しい旨辛酒でした。
 いやあなんなんだろうなあ、この出張先で購入したお酒(特に火入れ)に特有のクセっぽい風味は…気にならない人は気にならないんだと思います、ただ自分にとっては完全にオフフレーバーなんですよね、そして今風銘柄では滅多に出会わない。
 恐らく特定の化学物質由来なんだろうなあ…、こうなると少しそっち方面の勉強もしたほうが良いのかしら。
 虎変を初め、金虎酒造のお酒は次は絶対に生をいただこうと思いました。

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名称:虎変(こへん) 特別純米
蔵元情報:金虎酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:岡田屋(名古屋)
お気に入り度:8.2/9.0

■おまけギャラリー①:岡田屋さん外観
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梱包等非常に丁寧にしていただきました、素敵なお店です。

■おまけギャラリー②:恒例の車内プチ宴会
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四合瓶一本は飲み過ぎなので、300mlを2本に。(大して変わらない)
しかし、やっぱり水色瓶は香りに違和感があることが多いなあ…

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タグ: 虎変 特別純米

2019年03月10日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

醸し人九平次 うすにごり 生

家飲み記録 醸し人九平次 うすにごり 生

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 愛知県名古屋市のお酒です。
 かなり飲んでいる印象ですが、ブログでの登場はなんと二回目、やはり外で飲める銘柄は後回しになりがちですね。
 
 こちらのお酒は、通常品としては長らく生酒を販売していなかった萬乗醸造が、7年振りに復活させた商品らしいです。
  (ちなみに私は以前九平次の生酒自体は飲んだことありました(記事下写真))
 完全予約制という地酒では極めて珍しい販売形態をとったこともあって話題性も抜群、追加受注するぐらいに売れ行きは好調だった様子。
 もちろん「乗るしかない、このビッグウェーブに」と受付開始直後に予約いたしました。

 理由はわかりませんが、精米歩合等の情報は非公開で、特定名称の記載もありません。
 お値段は税抜1,800とそこそこお高め、以前は「件の山田」っていうお値打ちの商品もあったんですけどね…

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 上立ち香はマスカット(?)的なフレッシュでみずみずしい香りがそこそこに。
 含むと、やはりフレッシュ感を強く感じる甘酸旨味がほどほどの重さで入ってきて、ほんのりと裏方に苦味を感じさせつつ、最後まで引き締まりを保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、少々のガスと強めの酸味の働きでキリリとした印象の旨味が主役、甘味はかなり控えめかつ、濃度としても一歩引いた感じで、食中酒的な雰囲気がありますね。
 後味は、やはりガス・酸・苦味の働きが相まってしっかりキレます。

 生酒らしいフレッシュさはガッツリありつつ、マイナス要素が丁寧に除かれた、ハイレベルのまとまりのあるお酒でした。
 流石の完成度ですが、濃いやつ(無濾過生原酒)ばっかり飲んでいる私からすると、個性・インパクト・コスパの点で物足りないかな…
 狙い通りなんでしょうがちょっと水っぽいというか薄い感じなんですよね、生酒とはいえやはり食中酒志向という雰囲気、やはり白ワイン的な味を指向しているのかしら。
 九平次、やっぱり件の山田復活させてほしいなあ…

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■紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-2756.html
 (同記事中の裏ラベルに関するコメントに「辛辣ゥ!」と吹いてしまいました…必見。)

名称:醸し人九平次 うすにごり 生
蔵元情報:株式会社萬乗醸造
購入価格(税抜):1,800円/720ml
購入した酒屋さん:矢島酒店
お気に入り度:8.3/9.0

■おまけギャラリー:過去フォルダに残っていた件の山田の生(前列左から4番目)
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 実はこの写真、私の一番最初の家飲み日本酒記念写真だったりします(2012年)。
 いやあ我ながら良いセレクトしてますねえ(笑)、ハッキリいって先輩ブログの皆様のおかげなんですよ。
 なんだかんだで日本酒ブログは情報源として極めて有用だと思います、うちに限らず、もっと見られて欲しいなあ。

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2019年03月01日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 No.7 うすにごり

家飲み記録 星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 No.7 うすにごり

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 愛知県知多郡阿久比町のお酒です。
 同蔵のお酒の登場は3回目。

 日本酒感想日誌さんで知って以来一目置いている銘柄です、前回同様、登酒店さんに発注機会があったので同梱してみました。
 今回いただくのはクラシックな酵母を利用している漢字ラベルシリーズです、七号酵母ですね。
 真澄発祥の七号酵母ですが、個人的にはなんといっても風の森の印象が強いところです。
 まあ私の場合それぞれの酵母になんとなくの味わいのイメージはあれど、飲む前にあまり先入観は持たない様に心がけています。(ラベルには詳細に書いてくれた方が嬉しいですけどね)
 
 使用米は愛知の酒米「夢吟香」、精米歩合は60です。
 4月製造で9月開栓なので、結構寝ていますね、まあこの星泉に限らず、購入先の登酒店さんの取り扱い銘柄はどれもそう簡単にはダレないと思うので、安心して引っ張ってます。

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 上立ち香は爽やかな印象の柑橘系果実的な香りがそこそこに。
 含むと、バランスが良い印象の甘酸味が自然な口当たりで入ってきて、キツさのない苦味を伴いつつ、最後まで見事にまとまりを保ったまま、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、洋梨的な甘酸旨味が主役の、スタンダードながら非常に飲みごたえのあるフレッシュ果実系のもので、全体的な完成度が高いですね、インパクトとバランスをしっかり両立させている印象。
 後味は、酸味とほんのりとした苦味が引き取って、割と自然に引き上げてくれます。

 濃厚な甘旨味に酸苦がいい感じで絡みつく、非常に高密度かつバランスの良い複雑系芳醇旨味酒でした。
 甘味に芯を感じるのがなんとなく7号系って感じなんですよね、華やかというより質実剛健という印象といいますか。
 生熟なのにフレッシュ感をしっかり残していて、私にとってちょうど飲み頃になっていたのもプラスだったのかも。
 ほしいずみ、やはり今後もしっかり追っていきたい銘柄だと思いました。

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名称:星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 No.7 うすにごり
精米歩合:60%
使用米:夢吟香
アルコール度:17%
日本酒度:+1.0
蔵元情報:丸一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.5/9.0

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2019年01月11日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

萬歳 純米 磨き六割 火入

家飲み記録 萬歳 純米 磨き六割 火入

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 同蔵のお酒は経験ありですが、銘柄的には初登場。

 こちらを醸す丸石醸造のお酒としては、以前に「二兎」の山田錦雄町をご紹介しています。
 今回いただくのは、銘柄名にもなっている「萬歳」という、いわゆる復活米で醸したお酒になります。
 こちらに関してはわざわざ蔵元が特設の紹介ページを作成しており、かなり詳細な情報公開をしているので興味があれば是非ご参照ください。(素晴らしいことに特約店一覧もちゃんとあります)
 二兎は東京でももうかなり知られていると思いますが、あえて別ブランドにするあたりにもこだわりを感じられますね。

 さて、スペックは名前の通り萬歳米を60%までと結構削っています、ただあえての純米表記。
 火入れ(回数不明)でしたが、店頭で試飲させてもらって印象が悪くなかったのでセレクトしました。

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 上立ち香はほんのりセメダイン的な、爽やかな香りが控え目に。
 含むと、落ち付きながらも割りとインパクトのある旨味がググっと入ってきて、強めの酸でしっかり引き締まりつつ、最後まで存在感を保ったまま喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、煮詰めたマスカット的(?)甘味を纏った旨味が中心にありながらも、荒くない酸辛がそこに寄り添うことで、1種のまとまりとインパクトを両立させている印象。
 後味は、やはり酸辛が力強く引き取って、バッチリキレます。

 濃厚な甘味のインパクトと、後味の一種筋肉質とも言える引き締まりが不思議なほどに一体化している、独自性の高い芳醇甘辛酒でした。
 火入れということで生酒的キツさ粗さは抑えられているんですが、とにかく押し出しが強いのが面白いですね。
 二兎とは印象がかなり異なりますし別ブランドというのも納得です、情報公開含め色々としっかりした蔵だなあという印象を受けましたね。
 萬歳、二兎と共に今後も注目していきたいと思いました。

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名称:萬歳 純米 磨き六割 火入
精米歩合:60%
使用米:萬歳
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,343円/720ml
購入した酒屋さん:伊勢五本店(千駄木)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 萬歳 二兎 純米

2018年12月29日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

米宗 純米 生原酒 ふなくち手汲酒

家飲み記録 米宗 純米 生原酒 ふなくち手汲酒

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 愛知県愛西市のお酒です。
 ブログでの登場は2回目。

 前回は名古屋出張の際に初めて出会った銘柄だったため買いました、今回は千駄木の伊勢五本店さんの店頭に並んでいるのを見かけ、「お、新規取り扱いかな」と思い購入した次第です。
 で、情報を求めて蔵元ホームページ(https://yamahai.co.jp/)でこのお酒を探してみました、で、見た目的にはこれかなあと思うんですが、「若水使用 精米歩合65%」という表記とちょっとズレるんですよね…、詳細は謎です。

 生原酒で、アルコール度数が19とかなり高め、珍しい器械瓶を使って、「厳封」としているところがちょっと面白いですね。
 多分山廃だと思うんですが、ラベルに記載が見当たらないところは気になるところです(もしかしてどこかで肩ラベル剥がれた?)。
 前回の感触を含め、強そうな印象を受けたので、あえて三ヶ月ほど家で寝かせてから開栓しました。

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 上立ち香は酸を感じるスッキリした香りが仄かに。
 含むと、やはり酸の効いた引き締まった旨味がググっと入ってきて、最後までその酸が唾液腺を刺激しつつ存在感を主張して、勢いを増して喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、甘さ控えめでお米由来っぽい旨味が中心にあり、苦渋を初めとする雑味は皆無で、酸が引き締まりと共に複雑味も与えている感じ、全体としては実に筋肉質な印象。
 後味は、その酸が引き取る形で見事にキレます。

 純度の高い旨味を酸がバッチリ引き締める、極めて芯の強いキリリ系辛口酒でした。
 うーむ、この形容は今日日いかがなものかと思うのですが、つい「男酒」という言葉が脳裏に浮かぶ感じ。
 こういうお酒は油っぽい食べ物とか肉料理とかにバッチリ合うんですよね、現代日本における食中酒としては淡麗辛口以上に汎用性は高いかと…
 米宗、実に個性がハッキリしているお酒だと思います、今後も要注目ですね。

 燗をつけると…、お、ついに甘味が出てきたかな。
 正確に言うとあくまで主役が旨味なんですが、個人的にはこちらも好き。

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名称:米宗 純米 生原酒 ふなくち手汲酒
精米歩合:65%
使用米:若水
アルコール度:19%
日本酒度:不明
蔵元情報:青木酒造株式会社
購入価格(税抜):レシート紛失…/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.4/9.0

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タグ: 米宗 純米

2018年08月01日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

生道井 吟雫 純米吟醸 生酒 28BY

家飲み記録 生道井(いくじい) 吟雫 純米吟醸 生酒 28BY

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 愛知県知多郡東浦町のお酒です。
 名古屋出張時の購入酒の二本目になります。

 同蔵のお酒については、衣が浦のひやおろし生道井の杜氏厳選BLENDと、2回ブログに登場済みなのですが、なぜか両方とも火入れをセレクトしてしまい、自分としては若干消化不良気味でした。
 今回、再び酒泉洞堀一さんを訪ね、ようやく生酒に巡り合えたので、購入した次第です。
 ただ、これが一升瓶しかなくてですね…、こんなこともあろうかと持参したリュックに入れて、ひいひい言いながら担いで帰ってきました。

 スペック的には、中部~近畿でよくみる酒米の若水を60%まで磨いた純米吟醸生、袋吊りというところがポイントでしょう。
 製造年月は2月になっていますが、購入したのは10月、開栓11月なので、一夏越えた生熟コンディションになります。
 ちなみに正確にはこのお酒、「生道井」って表記はラベルになかったりします、確か酒屋さんの店頭にはあったんですが。
 衣が浦の記事でも書きましたが、相変わらずブランドの売り方に問題がある蔵だなあと思ってしまいました。(まあ、地元売りがほとんどらしいですし、そのあたり興味がないのでしょうね)

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 肩はかなり大きい開栓注意の警告チラシがかかってましたが、実際はジュワーぐらい。
 まあ時間経ってますからね…、こんなもんかも。

 上立ち香はおり由来のセメダイン的な香りと、チョコ的なニュアンスがせめぎ合う感じの香りが控えめに。
 含むと、落ち着いたようで青さの残滓も残したような旨味がまろやかな口当たりで入ってきて、最後まで存在感を保ったままじんわりと染み込んできます。
 味わいは、やはり熟感を伴った甘旨味と、セメダインの引き締まり及び苦味が入り混じって複雑な印象、かつ少々焦げたような感じもありますが、全体としては面白い感じにまとまっていて、お酒のそもそもの出来の良さを感じさせます。
 後味は、袋吊り的な柔らかな引き上げ方ながら、最後はしっかりとキレます。

 甘味と苦味、熟感と青さ、まろやかさとキリリ感、矛盾した要素がこれでもかとひしめき合う、オンリーワンの生酒でした。
 一種の賑やかさがあるのですが、それでいて袋吊りらしいまとまりも感じられるのが素敵ですね。
 いやあやっぱり私は断然生派ですわ、年中生出荷の蔵がもっと増えてくれることを切に願います、後一升瓶限定はやめてくれるとありがたい…
 ともかく、生道井については、また別の生スペックも是非いただいてみたいと思いました。

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名称:生道井 吟雫 純米吟醸 生酒 28BY
精米歩合:60%
使用米:若水
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:原田酒造合資会社
購入価格(税抜):3,800円/1,800ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.5/9.0

・おまけ:帰りの新幹線車内での記念写真。重かった…
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2018年02月13日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 前回に引き続き、二度目の家飲み。

 前回、このお酒が急に表舞台に出てきたことについて、若干「蔵の営業力が凄いんじゃないの~」みたいなニュアンスのことを記事前半で書いてしまいました。
 が、実際に飲んでみると、実力が各酒屋さんに評価されたんだなあということを納得させられてしまいました。
 これは前から思っているのですが、やっぱり地場の中堅蔵が本気を出すと(特に新ブランド立ち上げて)相当高レベルのものが出来てくるんですよね。
 「旦」とか「花邑」なんかは正に典型的でしょう、今後も中堅蔵と小さな蔵との仁義なき戦いは激化していきそうな気がします。

 さて、今回は雄町の48の純米大吟醸生原酒、雄町をここまで削るのは結構珍しいと思います。
 細かい話ですが、裏ラベルが山田錦は「五十五」記載で、今回は「48」なのが地味に気になりますね、書分けの意味はあるのだろうか…

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 上立ち香は結構酸の立つ、オレンジ的なフレッシュな香りがそこそこに。
 含むと、若干トロミ感じるほどに濃厚な甘酸旨味が力強く入ってきて、その濃い味わいを酸でしっかりと引き締めながら、最後まで存在感を放ちながらじわじわと染み込んできます。
 味わいは、やはり甘味がしっかりとしたオレンジ的な、酸の働きで透明感を、若干の苦味で引き締まりを添える非常にバランスの良いもの。
 後味は苦酸に加えて辛さまで出てきて、最初の印象とは別次元にガッツリキレます。

 柑橘系果実の甘酸を主役にしつつ、キレの良さが非常に印象に残る、完成度の高い芳醇甘旨酒でした。
 このお酒にも好ましい「透明感」と「軽さ」はありますね、ただ私としては山田錦の方がその個性がハッキリしていたように思えます。
 それにしても二本とも旨かったなあ、最近では基峰鶴と同様の個人的超当たり銘柄でした。
 とにかく、二兎は今後要注目銘柄だと確信した飲み比べでした。

 開栓後も酸が支える形になりますが、ちょっと甘味が引っ込む感じかな…
 若干最初はガスもあったようで、個人的には開栓直後が一番好きです。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1840.html

名称:二兎 純米大吟醸 雄町48 生原酒
精米歩合:55%
使用米:雄町
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,686円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.5/9.0

 飲み比べ記念写真。いやあ良い買い物だった。
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2017年09月06日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

本日の家飲み 二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒

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 愛知県岡崎市のお酒です。
 家飲み、外飲み共に初めていただきます。

 この二兎は、ほしいずみ、白老に続く日誌係さんイチオシ愛知酒という認識があり、セレクトしてみました(しかも信頼の2本同時買い)。
 日誌係さんの記事によると、ブランド的には28BYがまだ二造り目のようですね。
 ただその割には都内の地酒屋さんで既に結構見るようになっている気がします…と思ったら、蔵元ホームページにしっかりリストが載ってました(素晴らしい!)、いやあそれにしても錚々たるメンツですね。
 こういう登場即スターダムみたいな勢いで出てくる銘柄っていうのは何が要因なんでしょう、やっぱり営業力かしら…、実際蔵元は元々「徳川家康」みたいな土産酒とか結構売り出していたみたいですし。

 とは言え、営業力だけかどうかは飲めばわかるでしょう。
 スペックは表記のとおり山田の55、裏ラベルの「甘みと酸のバランスを求めた弾ける味わい」という紹介には惹かれるものがあります。

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 上立ち香はとろんと濃厚な熟したリンゴ的な果実の香りがそこそこに。
 含むと、濃厚さと透明感を両立させた印象の甘旨味がスルスルと入ってきて、尻上がりに出てくる苦味で引き締められながら、ゆっくりと染み込んできます。
 味わいは、やはり香りの印象どおりの蜜たっぷりのリンゴ的な甘旨味が主役、酸味は程よい感じで透明感を演出し、全体的に非常に高次元でバランスを保っている印象。
 後味は酸苦の余韻を残しつつ、自然に引き上げていきます。

 透明感と軽さがありつつ、決して物足りなくはない、個性と完成度を併せ持ったお酒でした。
 悪い意味ではなく水っぽいというか、原酒とは思えないレベルの、所謂「飲みやすさ」を感じましたね。
 ボキャ貧の私には酸苦としか表現できない味があるのですが、香系にありがちな嫌らしさがなく、むしろ爽やかさを演出してくれる感じになっているかと。
 こりゃ「営業力」がどうたらとか嫌味なことを考えてしまった自分を申し訳なく感じてしまいますね、酒屋さんの目利きも確かだと納得させられてしまう味わいでした。
 二兎、同時買いしたもう一本の方にも期待が高まります。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペック(BY違い)の記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1089.html

名称:二兎 純米吟醸 山田錦五十五 生原酒
精米歩合:55%
使用米:山田錦
アルコール度:16%
日本酒度:不明
蔵元情報:丸石醸造株式会社
購入価格(税抜):1,528円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年09月04日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 Prototype9

本日の家飲み 星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 Prototype9

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 愛知県知多郡阿久比町のお酒です。
 同蔵のお酒のブログ登場は二回目ですね。

 ほしいずみはブログ「日本酒感想日誌」さんのイチオシ銘柄ということで、昨年ひらがなラベルの純米おりがらみをいただきました
 その時の印象はすこぶる良く、今回通販にて購入機会があったので同梱した次第です。
 今回はラベルが漢字記載ですが、これは購入先の登酒店さんの商品紹介コーナーによると、「クラシックな酵母を使用したシリーズということで、ラベルは昔使用されていたラベルをベースにしたレトロラベルとなっています。」とのこと。
 本当はもうちょっと情報が欲しかったのですが、蔵元ホームページの更新が約8年前で止まっているという壊滅的な状態なので諦めました…

 ただ、裏ラベルの記載が丁寧なのは良いですね、酸度・アミノ酸度まで明記されているのはレアかと。
 使用米は最近白老でも出会った愛知県の酒米「夢吟香」で、60まで削っています。

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 上立ち香は意外にも抑えめなキリリとしたアルコール混じりの香りが仄かに。
 含むと、中程度の濃度のキリリとした甘酸旨味がスルスルと入ってきて、最後まで引き締まりを保ったままじんわりと染み込んできます。
 味わいは、甘味寄りの柑橘系果実の甘酸が芯にあるもので、とにかく旨味の存在感と酸による引き締まりのバランスが良く、どんどん飲めてしまうような軽さもあります。
 後味は少々の苦味をほんのりと残しながら、スッキリとキレます。

 全体的に中庸を行く印象の、スイスイ飲めるバランス系甘酸酒でした。
 これはこれで良いお酒だと思うのですが、前回飲んだ印象とはかけ離れていますね、そして個人的にはそれは残念。
 日誌係さんから28BYの純米はイマイチだったという情報もあり、この印象の違いがスペックによるものかBYによるものかは判断が難しいところです。
 ともかく、ほしいずみは、次はまたひらがなラベルをいただいてみようと思います。

 常温の方が甘味が出てきて個人的には好きです。
 が、冷やしてスッキリいただくのがふさわしいお酒のような気も…、迷うところですね。

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名称:星泉 純米吟醸 無濾過生原酒 Prototype9
精米歩合:60%
使用米:夢吟香
アルコール度:17%
日本酒度:-0.5
蔵元情報:丸一酒造株式会社
購入価格(税抜):1,400円/720ml
購入した酒屋さん:登酒店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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2017年07月16日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

白老 夢吟香 純米吟醸 槽場直汲み生原酒 「For Suvivor Vol.2」

本日の家飲み 白老 夢吟香 純米吟醸 槽場直汲み生原酒 「For Suvivor Vol.2」

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 愛知県常滑市のお酒です。
 ブログでの登場は初めてですね、外飲み経験は結構前に(確か)一度あります。

 こちらもブログ「日本酒感想日誌」さん推し銘柄ということで、素直にセレクトしました。
 丁度同スペックの記事も上げられているので、銘柄情報とかはそちらを是非ご参照ください(サボリ)。
 ただ、実は数年前にも池袋「もり山」で外飲みしたことがあったりします、女将さんが名古屋出身ということもあり、流石愛知酒へのアンテナは高いですね。
 愛知酒は「金虎」とか「众」とか、気になっている銘柄がまだまだあるので、今後重点的に攻めたいと思っています。

 裏ラベルにも記載ありますが、愛知県で2010年に誕生した「夢吟香(ゆめぎんが)」という酒米を用いているところがポイントかな。
 しかしこの酒米、ネーミング的に「吟ぎんが」とか「夢の香」と若干混同しそうな気もしますね、まあそんなこと思うのはマニアだけかもしれませんが…(笑)

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 注ぐと、おお直汲みらしく細かい泡がグラスにびっしりですね。

 上立ち香はスッキリフレッシュな柑橘系果実の香りが気持ち強めに。
 含むと、香りの印象よりふくよかな甘旨味が、しかし酸味とガスを伴うことでキリリさ(?)を両立させつつ、最後まで硬質な印象を保ちながら喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、無茶苦茶味わいが奥深い三○矢サイダーといった趣の、濃厚な甘旨味とグイグイ飲み進めてしまう魅力を兼ね備えたもので、全体的なバランスも高次元でとれている印象。
 後はガスとほんの少々の苦味が、優しく引き取ります。

 非常に完成度の高い、ガスが良い方向で働いている飲み飽きない系の芳醇フレッシュ甘旨生酒でした。
 あまりこういうことを言うのも何ですが…、風の森的なガス感と力強さを感じるお酒ですね、私のどストライクゾーン。
 ガス感は強すぎると味が飛んでしまう面もあり、なかなか難しいところもある要素だと思うのですが、このお酒はバッチリ使いこなしてましたね。
 白老、是非他のスペックもいただいてみたいと思いました。

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紹介:「日本酒感想日誌」さんの同スペックの記事
http://osakasj.blog.fc2.com/blog-entry-1744.html

名称:白老 夢吟香 純米吟醸 槽場直汲み生原酒 「For Suvivor Vol.2」
精米歩合:55%
酒米:夢吟香
アルコール度:16~17%
日本酒度:+4
蔵元:澤田酒造株式会社
購入価格(税抜):1,500円/720ml
購入した酒屋さん:ふくはら酒店
お気に入り度:8.6/9.0

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2017年07月02日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

洞 純米吟醸 生酒

本日の家飲み 洞(ほら) 純米吟醸 生酒

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 愛知県西尾市のお酒です。
 同蔵のお酒は以前にも紹介しています(詳しくは後述)、名古屋出張での購入酒の2本目。

 このお酒の購入先である「酒泉洞堀一」さんは、知る人ぞ知る…というかマニア間では常識レベルのお店なのではないでしょうか。
 ネット通販が非常に充実している上、而今・鍋島・花陽浴・射美などなど、綺羅星のごとき取り扱い銘柄で、検索すると真っ先に出てくるんですよね、私も以前に通販を利用したことがあります。
 他にも日本酒マンガ「実在ゲキウマ地酒日記」に登場していたりと、全国レベルでの話題に事欠かないお店であるため、今回出張帰りに聖地巡礼気分でお邪魔してきました。

 店舗外観
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 駅からもそこそこ離れた住宅街の中に突然現れるお店に、ちょっと驚きましたね。

 で、今回いただくお酒はその酒泉洞堀一さんのPB(プライベートブランド)品になります、詳しくは商品紹介ページをご参照ください
 蔵元の山崎合資会社の地元銘柄は「尊皇」だそうですが、全国的には「奥」「山崎醸」の蔵と言った方が断然通りが良いでしょう。 当ブログでは山崎醸の春かすみを以前に紹介しています

 「洞」は火入れと生の2バージョンあるようですが、当然のように生酒をセレクト。
 使用米である「夢吟香(ゆめぎんが)」については初めて見ましたね、かなり最近開発された愛知県の酒造好適米のようです。

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 上立ち香は青さを残したバナナ系の香りが仄かに。
 含むと、落ち着いた旨味が少々のほろ苦さと共にじんわりと入ってきて、最後までその苦味で引き締まったまま、非常に息が長く染み入ってきます。
 味わいはまさにバナナ系の旨味が主役で、甘味控えめかつ非常に芯がしっかりしていて、ほどほどの酸味と独特の苦味が複雑さを添え、なんというか玄人好みの雰囲気です。
 後味はその酸苦が引き取って、力強くキレます。

 いぶし銀という言葉がまず浮かぶような、非常に落ち着いた雰囲気の、まさに「味吟醸」という言葉が似合うお酒でした。
 うーん、PBでバリバリミーハー系でなくこういうお酒を選ぶことに、なんというか信念を感じますね…、結構意外かも。
 でも、本当飲み進めるほどに魅力は増していくタイプのお酒であることは確かです。
 山崎合資のお酒は、今後も色々と試していきたいと思いました。

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名称:洞 純米吟醸 生酒
精米歩合:60%
使用米:夢吟香
アルコール度:15.5%
日本酒度:不明
蔵元情報:山崎合資会社
購入価格(税抜):1,450円/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 純米吟醸

2017年01月16日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:2

米宗 仕込18号 純米酒 無濾過生原酒

本日の家飲み 米宗(こめそう) 仕込18号 純米酒 無濾過生原酒

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 愛知県愛西市のお酒です。
 家飲み、外飲み含め初めていただきます。

 唐突ですが、私は仕事の関係でここ数年、毎年数回地方出張をしています。
 その時は当然(?)現地のお酒を買って帰るわけで、昨年も、仙台大阪高松福岡出張の際に購入したお酒をパラパラとご紹介してきました。
 今年は、ブログ更新の遅れにより丁度その出張時購入酒の記事が溜まっている状態でして、折角なので一気に連載で紹介していこうと思います。
 (4ヶ所11本分と、当ブログとしては長期連載になる予定です、乞うご期待)

 最初にご紹介するこのお酒は、名古屋出張時にかの「酒泉洞堀一」さんにて購入したお酒です(同店については次回書く予定)。
 初見銘柄につき、店頭でスペックとラベルの雰囲気のみでセレクトしました。

 まあラベルに惹かれた理由は一目瞭然でしょう、たまに見かける、マニア向けの詳細スペックをびっしり記載したタイプのものです。
 各数値は写真をご参照ください、特筆すべきは酸度2.5という部分でしょうね、詳しくは割愛しますが2.0超えは相当高い数値であり、酸味が強いことを否応なく想起させるものかと思います。
 また、山廃にも力を入れているようで、わざわざ「速醸もと」という記載があるのも面白い気がします。(蔵元ホームページのアドレスがhttp://yamahai.co.jp/なんですよね、いち早くドメイン取得したあたり中々やり手かと)

 ちなみにこのお酒、我慢できずに帰りの新幹線車内で開け、紙コップで飲み始めてしまいました…
 我ながら若干イカれた所業だとは思いますが、ビールやカップ酒に妥協するより満足度は高かったかと。
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 上立ち香は酸とアルコールを感じる個性的な香りがそこそこに。
 含むと、やはり酸の立つ濃厚な旨味がググっと入ってきて、最後まで引き締まったまま、力強く喉奥に流れ込んできます。
 味わいは、酸が主役の辛口酒と言った趣ながら、いい感じで熟した旨味も存在感があり、濃厚かつ飲み飽きないタイプの世界を創り出します。
 後味は酸でしっかりとキレますね。

 力強く芯のある旨味と、かなり強めの酸味がせめぎ合う、程よく熟した芳醇辛口酒でした。
 生熟によって味わいが向上したように感じましたね、これ新酒のときは相当酸がきつかったんじゃないかしら。
 もちろん勝手な想像に過ぎないのですが、何となく熟成で角が取れて飲み頃になった系のお酒っぽく感じた次第です。
 そのあたりを確認するためにも、米宗はまた他のスペックもいただいてみたいですね。

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名称:米宗 仕込18号 純米酒 無濾過生原酒
精米歩合: 麹米:70% 掛米:60%
使用米: 麹米:山田錦 掛米:若水
アルコール度:18.3%
日本酒度:+6
蔵元情報:青木酒造株式会社
購入価格(税抜):1,300円/720ml
購入した酒屋さん:酒泉洞堀一(名古屋)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 米宗 純米

2017年01月14日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

義侠 純米生原酒 特別栽培米 山田錦 27BY

本日の家飲み 義侠 純米生原酒 特別栽培米 山田錦 27BY

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 愛知県愛西市(あいさいし)のお酒です。
 ブログでの登場は2回目ですね、ましだやさん購入酒の5本目。
 
 義侠は使用するお米に非常にこだわりのある蔵元というイメージがあります。
 前回紹介したのは南砺産の五百万石を利用したお酒でしたが、今回は王道の兵庫県東条産特A山田錦ですね。
 わざわざ「特別栽培米」と銘打ち「無除草剤 ボカシ肥」と明記するところにもそういう雰囲気を感じます。
 「ボカシ肥」というのはあまり耳慣れない言葉ですが、ググったところ、どうやら発酵を経た有機肥料のことみたいですね、最初から最後まで微生物のお世話になっている感じ。

 パッケージはいつもの通り新聞紙包装でいかにも「寝かせてOK」という雰囲気を感じますが、製造年月は2月なので、生熟成としてはほどほどといったところでしょう。
 「それ以上の生熟成は自己責任でやってちょうだい」ということかもしれませんが、私は冷蔵庫の都合もあり、何より失敗するのが怖いのでさっさと飲んでしまいます(実際に飲んだのは9月)。

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 上立ち香はセメダインをほのかに感じる洋梨(?)っぽい香りがそこそこに。
 含むと、独特かつ濃厚な甘旨味がヌルリと入ってきて、尻上がりに強まるピリピリした辛さで輪郭をギッチリと保ちつつ、最後まで高濃度なままガッツリと染み入ってきます。
 味わいは甘旨味と酸辛がせめぎ合う、濃厚ながら筋肉質な印象で、杯を重ねるごとに評価が上がっていくタイプの奥深さがあります。
 後味は辛さがギッチリと引き取って力強くキレます。

 極めて引き締まった旨味を直球ストレートで楽しめる、見事なまでの男酒でした。
 義侠もやっぱり確固たるスタイルというものを確立している銘柄の一つですね、まさに名は体を表すというか。
 女酒が好きな自分もこの男らしさには惹かれるものがあると言わざるを得ません。
 義侠、次こそは熟成系をいただいてみたいですね。

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名称:義侠 純米生原酒 特別栽培米 山田錦 27BY
精米歩合:60%
使用米:山田錦
アルコール度:16~17%
日本酒度:不明
蔵元情報:山忠本家酒造株式会社
購入価格(税抜):1,667円/720ml
購入した酒屋さん:増田屋本店(通販)
お気に入り度:8.3/9.0

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タグ: 義侠 純米

2016年11月07日 愛知の日本酒 トラックバック:0 コメント:0

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